JPS62174516A - 自動車用エンジンの動弁装置 - Google Patents

自動車用エンジンの動弁装置

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Publication number
JPS62174516A
JPS62174516A JP61017271A JP1727186A JPS62174516A JP S62174516 A JPS62174516 A JP S62174516A JP 61017271 A JP61017271 A JP 61017271A JP 1727186 A JP1727186 A JP 1727186A JP S62174516 A JPS62174516 A JP S62174516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spline
sleeve
slipper
valve
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61017271A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Ishii
石井 徳雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP61017271A priority Critical patent/JPS62174516A/ja
Priority to US07/006,501 priority patent/US4724802A/en
Priority to DE19873702376 priority patent/DE3702376A1/de
Priority to GB8701720A priority patent/GB2186025B/en
Publication of JPS62174516A publication Critical patent/JPS62174516A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/18Rocking arms or levers
    • F01L1/181Centre pivot rocking arms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0005Deactivating valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ロッカアームとカムに転接するスリッパとを
別々に用意し、一方を他方に係合することで両者の連動
を図り、離脱することでロッカアームの動作を停止し、
対応する吸気弁あるいは排気弁を休止させることができ
る自動車用エンジンの動弁装置に関するものである。
【従来の技術l この種の動弁装置としては、例えば実開昭57−193
905号公報、実開昭58−22 /1.02号公報、
実開昭58−98407号公報等に記載のものが知られ
ている。 その一般的な構成は、第11図ないし第14図にみられ
る通りである。ここでは、ロッカシャフトaにスリーブ
bを嵌合し、上記スリーブbに形成されたスプラインX
に対してスプライン1fltyを係脱させるロッカアー
ムCが用意されている。そして上記スプラインXには、
カムシャフト(図示せず)に設けたカム(図示Uず)に
摺接するスリッパdが、そのスプライン満y′をスプラ
インXに1矢合した状態で設けられている。そして上記
スリッパイ1にはランプCが形成されている。イして係
脱される係合部1は、上記スリーブh自体に形成されて
いる。上記スリーブbは、油圧によりロッカシャフトa
の軸方向に動作されるようになっている。 また戻りは別に用意したスプリング(図示せず)で行な
われる。 そしてカムがスリッパdを押し上げる時、スリーブbが
軸方向に動作されるようになっている。 従って、スリーブbがスリッパdに係止している状態(
第11図参照)では、油圧がスリーブbに働いても右側
への移動は阻止される。しかし、カムがリフトしてスリ
ッパdが揺動すると、スリーブl〕とスリッパdとの係
止状態が解除され(第12図参照)、油圧でスリーブわ
が右側へ移動するが、ロッカアームCのスプライン溝y
とスリッパdのスプライン溝y′とは一致していないの
で、スプラインXはスプラインvP1yには入り込まな
いから、ロッカアームCはいまだにフリーである。次に
、カムがベース円に戻り、スリッパdがそれにより戻り
動作すると、スプライン溝yとy−とは一致し、スプラ
インXはスプラインmVと Y′へと入り込み、スリッ
パdとロッカアームCとを連結する(第13図参照)。 このようにして、第11図のようなバルブ停止状態から
、第13図のようなバルブ動作状態へと切換えることが
できる。 【発明が解決しようとする問題点l このように、従来の装置では、バルブが停止状態から動
作状態に切換わる時には、スプラインによってカムとの
同期機能を果すことができるが、油圧が解除されると、
直らにスプラインXをスプライン溝yから扱は出させる
ことになり、(戻りスプリングの働きで)、動作状態か
ら停止状態への切換えが、カムの動作に同期しない。従
って、上記スプラインX、スプライン溝y 、y′に無
理がかかり破損させるおそれがある。 本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、バルブ
の動作状態から停止状態への切換えにもカムに対する同
Ill能が働くようにして、スプライン嵌合動作に無理
がかからないようにし、破損を逃れるようにした自動車
用エンジンの動弁装置を提供することを目的とするもの
である。 【問題点を解決するための手段】 この目的のため、本発明は、ロッカシャフトにスリーブ
を嵌合し、上記スリーブに形成したスプラインに対して
係脱されるロッカアームを具備し、上記スプラインには
カムシャフトに設けたカムに摺接するスリッパが設
【プられている動弁装置において、上記スリッパにはランプが形成され、上記ランプをガイドとして動作するストッパが、バルブ停止状態および動作状態に対応して、上記スリーブあるいはこれを押圧制御する操作子にそれぞれ設けた係合部を選択して係脱自在に係合するように配設される構成になっている。 【作   用】
上記構成に塁づき、本発明は、バルブを停止状態から動
作状態へと切換えるのは勿論のこと、動作状態から停止
状態へと切換える場合にも、スプラインの嵌合が外れる
時!1111が定まっていて油圧操作には追随しないか
ら、7Jムとの同期機能が、いずれの切換えでも実現で
きることになり、スプラインの嵌合動作に無理がかから
ない。
【実 施 例】
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図の実施例
に基づいて具体的に説明する。図において符号1は、ロ
ッカシャフトホルダ2.9およびキャップ13により支
持されたロッカシャフトであり、上記ロッカシャフト1
には、回転自在かつ軸方向摺動自在にスリーブ8が嵌装
しである。このスリーブ8にはスプライン8aが切って
あって、バルブを作動させるロッカアーム3と、カム(
図示せず)でリフト動作されるスリッパ4とにそれぞれ
設はたスプライン1M3aおよび4aに対して円仙自在
に嵌合し、またスプライン溝38については係脱自在に
係合できるようになっており、このスプライン8aの係
脱で、ロッカアーム3とスリッパ4との連結1分離がで
きるようになっている。上記スリッパ4には、ランプ5
が一体に形成してあり、カムがリフトする時にこのラン
プ5でストッパ7を、ロッカシャフト1の軸方向と直交
する方向に動作さ1!るようになっている。上記ストッ
パ7は、ロッカシャフトホルダ9により支承され、ま/
ζスプリング6によりランプ5に弾接されている。そし
て上記ストッパ7は、上記スリーブ8を押圧制御する操
作子(ここでは油圧ピストン)に設けた2つの係合部1
1a 、 11bに対して係合できるようになっている
。なお上記操作子11は、スプリング10でドレーン側
に弾持され、またスリーブ8も、スプリング14でドレ
ーン側に弾持されている。 上記のような構成では、バルブが停止した状態〈第2図
参照)において、スプライン8aは、スリッパ4のスプ
ライン溝4aに摺動自在に係合しているが、ロッカアー
ム3のスプライン溝3aには係合していないので、スリ
ッパ4がカムでリフト動作しても、この動きはロッカア
ーム3に伝わらない。 すなわちバルブが停止状態に維持される。そしてバルブ
を停止状態から動作状態に切換えるために、油圧を油圧
路12を介して上記操作子11に加えても、ストッパ7
は係合部11aに係合していて動作せず、スリーブ8も
そのままである。 次に、カムがリフトすると同時にランプ5でストッパ7
が押し上げられるので、ストッパ7が係合部11aより
抜は出す。これで油圧が上記操作子11を動かし、スリ
ーブ8を右方向に動作するが、スリッパ4はカムでリフ
トされていてスプライン溝48と38とが一致しないた
め、スプライン88はスプライン溝38には入り込まな
い(第3図参照)。 そしてスリッパ4がカムのベース円に接する時期には、
スプライン溝3aと4aとが一致してスプライン8aが
スプライン溝3aに入り込み、スリッパ4とロッカアー
ム3とを′a結する。従って、カムによりスリッパ4が
リフトされる時、ロッカアーム3も同時にリフト動作さ
れ、バルブを動作状態にすることができる。このときス
トッパ7は、スリッパ4のリフトにあわせて上下動し、
第4図のように係合部11b 1.:嵌入したり、そこ
から脱出したりしている。 またバルブを、動作状態から停止状態に切換えるには、
操作子11に対する油圧をリリースする。 このとき第4図の状態であれば、ストッパ7の働きで操
作子11の動作は封じられ、スリーブ8が動作できない
から、スリッパ4が少なくとも1度カムによってリフト
されるまで、操作子11は左側には戻らない。そしてス
トッパ7が係合部11bから店番ノ出す詩に、第5図の
ようにスプリング10の働きで操作子11が左側に戻る
。しかしこの状態では、スリッパ4とロッカアーム3と
の間にはリフトによる剪断力が作用しているので、この
摩擦抵抗でスリーブ8は左側へは戻らない。スリッパ4
がカムのベース円に接する段階(カムリフトがなくなる
〉では、上記の剪断力は消えるのでスリーブ8がスプリ
ング14の働きで左側に戻り、スプライン8aとスプラ
イン溝3aどの係合を解除する。そして再び第2図の状
態になる。 なお、上記実施例では、スリーブ8と操作子11とを別
体で構成したが、これらを一体物で構成してもよい。 また、第6図ないし第9図にみられる実施例のように、
スリーブ8と操作子11とを別体に構成するが、係合部
11aはスリーブ8側に、係合部11btit操作子1
1側に設けるという構成にしでもよ(、その制御動作は
、第2図ないし第5図にみられる実施例と同様である。 また、第10図にみられる実施例では、上記他の実施例
の複列の構成を、ロッカシャフト1上に対称的に設けた
場合を示している。 【考案の効果] 本発明は、以上詳述したようになり、バルブを停止状態
から動作状態へと切換える場合は勿論のこと、動作状態
から停止状態へと切換える場合にも、スプラインの嵌合
が外れる時期が定まっていて油圧操作には追随しないか
ら、カムとの開明機能が、いずれの切換えでも実現でき
ることになり、スプラインの嵌合動作に無理がかからな
いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図ないし
第5図は動作切換の状態を示す縦断側面図、第6図ない
し第9図は別の実施例の動作切換えの状態を示す縦断側
面図、第10図は更に別の実施例の動作切換えの状態を
示す@X断側面図、第11図は従来の装置による構成図
、第12および第13図は動作切換の状態を示す縦断側
面図、第14図は従来の装置の正面図である。 1・・・ロッカシャフト、2・・・ホルダ、3・・・ロ
ッカアーム、3a・・・スプライン溝、4・・・スリッ
パ、4a・・・スプライン溝、5・・・ランプ、6・・
・スプリング、7・・・ストッパ、8・・・スリーブ、
8a・・・スプライン、9・・・ホルダ、110・・・
スプリング、11・・・操作子、11a。 1111・・・係合部、12・・・油圧路、13・・・
キャップ、14・・・スプリング。 特許出願人    富士重工業株式会社代理人 弁理士
  小 橋 信 浮 量  弁理士  村 井   進 第1図 第2図 第3図 第4図 第5ズ 第6図 第7図 第8図 *grM 810図 第77図    第12図    第73図第74図 手続補正書(自発) 昭和62年 1月 9日 特許庁長官 黒  1) 明  雄殿 昭和61年特 許 願第017271号2、発明の名称 自動車用エンジンの動弁装置 3、補正をする者 事件との関係  特  許  出願人 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 4、代理人 5、補正の対象 (1)明細用全文 (2)  図面の第3図、第4図、第5図、第7図。 第8図、第9図、第10図、第11図、第12図。 第13図 6、補正の内容 (1)  明細書全文を別紙のとおり補正する。 (2)  図面の第3図、第4図、第5図、第7図。 第8図、第9図、第10図、第11図、第12図。 第13図を別紙のとおり補正する。 (補正)  明    細    1!f1、発明の名
称  自動車用エンジンの動弁装置2、特許請求の範囲 ロッカシャフトにスリーブを嵌合し、上記スリ°   
−ブに形成したスプラインに対して係脱されるロッカア
ームを具備し、上記スプラインにはカムシャフトに設け
たカムに虐接するスリッパが設けられている動弁装置に
おいて、 上記スリッパにはランプが形成され、 上記ランプをガイドとして動作するストッパが、バルブ
停止状態および動作状態に対応して、上記スリーブある
いはこれを押圧制御する操作子にそれぞれ設けた係合部
を選択して係脱自在に係合するように配設されているこ
とを特徴とする自動車用エンジンの動弁装置。 3、発明の詳細な説明
【産業上の利用分野】
本発明は、ロッカアームとカムに転接するスリッパとを
別々に用意し、一方を他方に係合することで両者の連動
を図り、jIlt脱することでロッカアームの動作を停
止し、対応する吸気弁あるいは排気弁を休止させること
ができる自動車用エンジンの動弁装置に関するものであ
る。
【従来の技術】
この種の動弁装置としては、例えば実開昭57−193
905号公報9丈間昭58−22402号公報、実開昭
58−98407号公報等に記載のものが知られている
。 その一般的な構成は、第11図ないし第14図にみられ
る通りである。ここでは、ロッカシャフトaにスリーブ
bを嵌合し、上記スリー1bに形成されたスプラインX
に対してスプライン溝yを係脱させるロッカアームCが
用意されている。そして上記スプラインXには、カムシ
ャフト(図示せず)に設けたカム(図示せず)に摺接す
るスリッパdが、そのスプライン溝y′をスプラインX
に嵌合した状態で設番ブられている。そして上記スリッ
パdにはランプeが形成されている。そして係11殺さ
れる係合部iは、上記スリーブb自体に形成されている
。上記スリーブbは、油圧によりロツカシャフトaの軸
方向に動作されるようになっている。 また戻りは別に用意したスプリング(図示せず)で行な
われる。 そしてカムがスリッパdを押し上げる時、スリーブbが
軸方向に動作されるようになっている。 従って、スリーブbがスリッパdに係止している状態〈
第11図参照)では、油圧がスリーブbに働いても右側
への移動は阻止される。しかし、カムがリフトしてスリ
ッパdが揺動すると、スリーブbとスリッパdとの係止
状態が解除され(第12図参照〉、油圧でスリーブわが
右側へ移動するが、ロッカアームCのスプライン溝yと
スリッパdのスプライン溝y′とは一致していないので
、スプラインXはスプライン溝yには入り込まないから
、ロッカアームCはいまだにフリーである。次に、カム
がベース円に戻り、スリッパdがそれにより戻り動作す
ると、スプライン溝yとY′とは一致し、スプラインX
はスプライン1%yと Y′へと入り込み、スリッパd
とロッカアームCとを連結する(第13図参照)。 このようにして、第11図のようなバルブ停止状態から
、第13図のようなバルブ動作状態へと切換えることが
できる。
【発明が解決しようとする問題点】
このように、従来の装置では、バルブが停止状態から動
作状態に切換ねる時には、スプラインによってカムとの
同期機能を果すことができるが、油圧が解除されると、
直ちにスプラインXをスプライン溝yから扱は出させる
ことになり、(戻りスプリングの働きで)、動作状態か
ら停止状態への切換えが、カムの動作に同期しない。従
って、上記スプラインX、スプライン溝y 、Y′に無
理がかかり破損させるおそれがある。 本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、バルブ
の動作状態から停止状態への切換えにもカムに対する同
期機能が働くようにして、スプライン嵌合動作に無理が
かからないようにし、破九を逃れるようにした自動車用
エンジンの動弁装置を提供することを目的とするもので
ある。 【問題点を解決するための手段1 この目的のため、本発明は、ロッカシャフトにスリ゛−
ブを嵌合し、上記スリーブに形成したスプラインに対し
て係脱されるロッカアームを具備し、上記スプラインに
はカムシャフトに設けたカムに摺接するスリッパが設け
られている動弁装置において、上記スリッパにはランプ
が形成され、上記ランプをガイドとして動作するストッ
パが、バルブ停止状態および動作状態に対応して、上記
スリーブあるいはこれを押圧制御する操作子にそれぞれ
設けた係合部を選択して係脱自在に係合するように配設
される構成になっている。 (作  用1 上記構成に基づき、本発明は、バルブを停止状態から動
作状態へと切換えるのは勿論のこと、動作状態から停止
状態へと切換える場合にも、スプラインの嵌合が外れる
時期が定まっていて油圧操作には追随しないから、カム
との同期機能が、いずれの切換えでも実現できることに
なり、スプラインの嵌合動作に無理がかからない。 【実 施 例] 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図の実施例
に基づいて具体的に説明する。図において符号1は、ロ
ッカシャフトホルダ2.9およびキャップ13により支
持されたロッカシャフトであり、上記ロッカシャフト1
には、回転自在かつ軸方向摺動自在にスリーブ8が嵌装
しである。このスリーブ8にはスプライン8aが切って
あって、バルブを作動させるロッカアーム3と、カム(
図示せず)でリフト動作されるスリッパ4とにそれぞれ
設けたスプライン溝3aおよび4aに対して活動自在に
嵌合し、またスプライン溝38については係脱自在に係
合できるようになっており、このスプライン113aの
係脱で、ロッカアーム3とスリッパ4どの連結1分離が
できるようになっている。上記スリッパ4には、ランプ
5が一体に形成してあり、カムがリフトする時にこのラ
ンプ5でストッパ7を、ロッカシャフト1の軸方向と直
交する方向に動作さVるようになっている。上記ストッ
パ7は、ロッカシャフトホルダ9により支承され、また
スプリング6によりランプ5に弾接されてしくる。そし
て上記ストッパ7は、上記スリーブ8を押圧制御する操
作子(ここでは油圧ピストン)に設けた2つの係合部1
1a 、 11bに対して係合できるようになっている
。なお上記操作子11は、スプリング10でドレーン側
に弾持され、またスリーブ8も、スプリング14でドレ
ーン側に弾持されている。また、符号12は操作子11
を動作さぼる油圧が供給される油圧路、符号13はロツ
カシャフトホルダタに液密に固定され、ロッカシャフト
1を液密に摺動するキャップである。 上記のような構成では、バルブが停止した状態(第2図
参照)において、スプライン8aは、スリッパ4のスプ
ライン溝4aに摺動自在に係合しているが、ロッカアー
ム3のスプライン溝38には係合していないので、スリ
ッパ4がカムでリフト動作しても、この動きはロッカア
ーム3に伝わらない。 すなわちバルブが停止状態に維持される。そしてバルブ
を停止状態から動作状態に切換えるために、油圧を油圧
路12を介して上記操作子11に加えても、ストッパ7
は係合部11aに係合していて動作せず、スリーブ8も
そのままである。 次に、カムがリフトすると同時にランプ5でストッパ7
が押し上げられるので、ストッパ7が係合部11aより
抜番ノ出す。これで油圧が上記操作子11を動かし、ス
リーブ8を右方向に動作するが、スリッパ4はカムでリ
フトされていてスプライン溝4aと38とが一致しない
ため、スプライン8aはスプライン溝38には入り込ま
ない(第3図参照)。 そしてスリッパ4がカムのベース円に接する時期には、
スプラインi3aと48とが一致してスプライン8aが
スプライン溝3aに入り込み、スリッパ4とロッカアー
ム3とを連結する。従って、カムによりスリッパ4がリ
フトされる時、ロッカアーム3も同時にリフト動作され
、バルブを動作状態にすることができる。このときスト
ッパ1は、スリッパ4のリフトにあわせて上下動し、第
4図のように係合部11bに■大したり、そこから脱出
したりしている。 またバルブを、動作状態から停止状態に切換え ・るに
は、操作子11に対する油圧をリリースする。 このとき第4図の状態であれば、ストッパ1の働きで操
作子11の動作は封じられ、スリーブ8が動作できない
から、スリッパ4が少なくとも1度カムによってリフト
されるまで、操作子11は左側には戻らない。そしてス
トッパ7が係合部11bから抜は出す時に、第5図のよ
うにスプリング10の働きで操作子11が左側に戻る。 しかしこの状態では、スリッパ4とロッカアーム3との
間にはリフトによる剪断力が作用しているので、このa
m抵抗でスリーブ8は左側へは戻らない。スリッパ4が
カムのベース円に接づ゛る段階(カムリフトがなくなる
)では、上記の剪断力は消えるのでスリーブ8がスプリ
ング14の働きで左側に戻り、スプライン8aとスプラ
イン溝3aとの係合を解除する。そして再び第2図の状
態になる。 なお、上記実施例では、スリーブ8と操作子11とを別
体で構成したが、これらを一体物で構成してもよい。 また、第6図ないし第9図にみられる実施例のように、
スリーブ8と操作子11とを別体に構成するが、係合部
11aはスリーブ8側に、係合部11bは操作子11側
に設けるという構成にしてもよく、その制御動作は、第
2図ないし第5図にみられる実施例と同様である。 また、第10図にみられる実施例では、上記他の実施例
の複列の構成を、ロッカシャフト1上に対称的に設けた
場合を示している。 【考案の効果1 本発明は、以上詳述したようになり、バルブを停止状態
から動作状態へと切換える場合は勿論のこと、動作状態
から停止状態へと切換える場合にも、スプラインの嵌合
が外れる時期が定まっていて油圧操作には追随しないか
ら、カムとの同期機能が、いずれの切換えでも実現でき
ることになり、スプラインの嵌合動作に無理がかからな
いという利点がある。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図ないし
第5図は動作切換の状態を示づ゛縦断側面図、第6図な
いし第9図は別の実施例の動作切換えの状態を示す縦断
側面図、第10図は更に別の実施例−の動作切換えの状
態を示す縦断側面図、第11図は従来の装置による構成
図、第12および第13図は動作切換の状態を示す縦断
側面図、第14図は従来の装置の正面図である。 1・・・ロッカシャフト、2・・・ホルダ、3・・・ロ
ッカアーム、3a・・・スプライン溝、4・・・スリッ
パ、4a・・・スプライン溝、5・・・ランプ、6・・
・スプリング、1・・・ストッパ、8・・・スリーブ、
8a・・・スプライン、9・・・ホルダ、10・・・ス
プリング、11・・・操作子、11a。 11])・・・係合部、12・・・油圧路、13・・・
キャップ、14・・・スプリング。 特許出願人    富士重工業株式会社代理人 弁理士
  小 橋 信 浮 量  弁理士  村 井   進 第3図 第7図 第4図 第5図 第8図 II9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ロッカシャフトにスリーブを嵌合し、上記スリーブに形
    成したスプラインに対して係脱されるロッカアームを具
    備し、上記スプラインにはカムシャフトに設けたカムに
    摺接するスリッパが設けられている動弁装置において、 上記スリッパにはランプが形成され、 上記ランプをガイドとして動作するストッパが、バルブ
    停止状態および動作状態に対応して、上記スリーブある
    いはこれを押圧制御する操作子にそれぞれ設けた係合部
    を選択して係脱自在に係合するように配設されているこ
    とを特徴とする自動車用エンジンの動弁装置。
JP61017271A 1986-01-29 1986-01-29 自動車用エンジンの動弁装置 Pending JPS62174516A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61017271A JPS62174516A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 自動車用エンジンの動弁装置
US07/006,501 US4724802A (en) 1986-01-29 1987-01-21 Valve mechanism for an automotive engine
DE19873702376 DE3702376A1 (de) 1986-01-29 1987-01-27 Ventilmechanismus fuer einen kraftfahrzeugmotor
GB8701720A GB2186025B (en) 1986-01-29 1987-01-27 Valve mechanism for an automotive engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61017271A JPS62174516A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 自動車用エンジンの動弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62174516A true JPS62174516A (ja) 1987-07-31

Family

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