JPS62171804A - 仕分け援助装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、商品流通過程において多品種多量の商品を
発注者別に仕分は作業する際の作業効率の改善に寄与す
る仕分は援助装置１こ関する。

（発明の背景および問題点） 小売店への商品の供給１よ、通常は商品供給者から卸し
業者を経由して行なわれるが、これを商品供給者あるい
は商品の種類毎に別個に行うと不経済であるので、特定
の地域毎に配送所を設置し、その地域内に在る各小売店
に対応する量及び品目の商品をこの配送所にまとめて搬
送し、ここで初めて個々の小売店あてに必要な商品を必
要な数だけ仕分けしてから配送するということが行なわ
れている。

ところが、こうした仕分は作業はその行程の大部分が人
手に依存しており、しかも作業手順が発注者や商品の種
類毎に系統立てられていないため、配送の対象となる小
売店がスーパーマーケットのように多種類の商品を取り
扱っている場合にはなかなか容易ではなく、仕分は個数
や仕分は先の間違いといった不都合が頻繁に起こる。

この点を明らかにするために従来行なわれてきた一般的
な仕分は作業及び配送所の様子について説明すると、配
送所には特定のあるいは不特定多数の商品供給元から搬
送されてきた多品種多量の商品が保管される商品倉庫と
、その配送所が担当する個々の店舗に対応した多数のコ
ンテナ（仕分は箱）が配置される仕分は作業場とが設け
られている。

仕分は作業にあたっては、作業者に商品の種類と店舗名
、及び店舗毎の発注数を記入した台帳が渡される一方、
作業者毎に割り当てられた店舗に対応する幾つかのコン
テナが作業場の床上に適当に配置される。

仕分は作業は、例えば５店舗への仕分けを対象として２
人１組みで行い、１人が台帳を参照しながら他の１人に
指示をすると、指示を受けた者はその指示通りの種類及
び数量の商品を商品倉庫から運搬してきては所定のコン
テナに収納するという作業を、台帳に記載されたすべて
の商品及び店舗について仕分けが完了するまで繰り返す
。

ここで問題となるのは、上述の通り仕分は作業の要点と
なる品種や品数の指示及び確認を作業者が行っているこ
とであり、また仕分は作業の手順に関しては作業者の判
断ないし裁量に任されている部分が多いことである。換
言すれば、仕分けの作業手順が系統立てられておらず、
このために例えばコンテナの配置にしても作業の都度適
当に決めることになるので作業者に熟練及び記憶力が要
求されることになる。そして、このように作業の要領を
覚えなければならないうえに伝票を参照しながらの作業
となるので、熟練者であっても発注数に対する仕分は数
の過不足や仕分は先の錯誤といった誤りを犯しやすいの
である。さらに、倉庫とコンテナとの開を作業者が往復
して仕分けを行うので、仕分けに長時間を要して能率が
非常に悪い。

本発明はこうした問題点に着目してなされたもので、仕
分は作業の簡略化と誤りの排除、及び仕分は時間の短縮
を目的としている。

（発明の構成） 上記目的を達成するために本発明では、複数の商品収納
部と、この商品収納部毎に商品の個数を表示する個数表
示装置とを有する仕分は槻と、この仕分は棚あたりの所
定商品の総数を表示する総数表示装置と、仕分は棚の近
傍に配設した商品搬送装置と、仕分け棚毎に商品名もし
くは仕分は先等の仕分は目標を入力する目標入力装置と
、前記目標入力に基づいて仕分け棚毎に所定の商品数を
前記各表示装置に出力する制御装置とを備えた仕分は援
助装置を構成する。

（作用） 上記構成において、仕分は棚の個々の商品収納部は、店
舗等にあたる仕分は先または仕分けすべき商品の種類等
に対応する。

いま、商品収納部を仕分は先に対応させるものとすると
、商品の種類に応じた仕分は棚単位での商品の総数と、
同じくその仕分は棚に割り当てた店舗毎の仕分は個数と
が得られるように制御装置のシステム構成をしておけば
、作業者が仕分は目標としての商品の種類を目標入力装
置を介して入力することにより、制御装置は前記総数と
仕分は個数とを出力して、それぞれ総数表示装置と個数
表示装置とに表示させる。

総数表示装置は仕分は棚単位で仕分けすべき商品の総数
を表示するので、仕分けの準備としてとりあえず確保し
ておくべき商品の総数が容易にわかる。また、仕分は棚
の商品収納部の個数つまり店舗毎の仕分は個数は商品収
納部に対応した個数表示装置が個々に表示するので、仕
分は先毎に必要な数の商品を確実に仕分けできる。

すなわち、仕分は作業者は自らが仕分は先と収納部との
対応関係や仕分は個数を管理する必要がなく、従って非
熟練者であっても正確な仕分けをすることができる。ま
た、同様の理由から、作業者−人あたりに数十箇所の仕
分は先を受は持たせることが可能になる。

さらに、仕分けすべ外商品は搬送装置を介して上記仕分
は棚及び作業者の近傍に送られてくるので、仕分は作業
者が商品受は取りのために仕分は場所から離れる必要が
なく、従って移動量および時間が節約され、上述した通
り仕分は作業自体が簡単であることと併せて、作業能率
が大幅に向上する。

これに対して、商品収納部を商品の種類に対応させた場
合、仕分は先に応じた仕分は棚単位での各種の商品の総
数と、同じくその仕分は棚に割り当てた商品毎の仕分は
個数とが得られるように制御装置のシステム構成をして
おけば、作業者が仕分は目標としての仕分は先を目標入
力装置を介して入力することにより、制御装置は前記総
数と仕分は個数とを出力して、それぞれ総数表示装置と
個数表示装置とに表示させることになる。一方、この場
合、商品収納部には予め必要個数の商品を収納しておく
。これにより、仕分は作業者は商品収納部からその対応
する個数表示装置に表示された個数だけ商品を取り出し
てコンテナ等の搬送容器に移すという作業を商品の種類
つまり収納部毎に繰り返すだけで所定仕分は先への仕分
けをすることかで外る。従って、この場合も仕分は作業
は容易であり、その能率及び精度が向上する。

なお、仕分は先等の仕分はデータの管理、および個数表
示制御を行う制御装置は、マイクロコンピュータなどか
らなる既存の情報処理手段で構成することができ、それ
故に本発明は上述の通り同一の機器構成下で柔軟な使用
法を設定できる。

次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

（実施例） 第１図ないし第３図において、１は仕分は棚、２（２Ａ
、２Ｂ）は搬送装置にあたるコンベア、３は総数表示装
置、４は目標入力装置にあたるバーコードリーグ、５は
制御装置である。

仕分は棚１は、第４図に示したように正面を向いた縦長
の表示パネル部１１を挟んで２個の棚本体１２が連接し
、左右の棚本体１２に各々４段に配設された棚板１３を
介して都合８暗所の商品収納部１４が画成されている。

表示パネル部１１は、各商品収納部１４の側方に位置し
て個数表示装置としてのＬＥＤ１５を有し、さらに各Ｌ
ＥＤ１５の下方に位置して仕分は売名等を記入した札が
収装される透明なポケット１６が設けられている。

コンベア２は、第３図に示したように仕分は作業場の中
央に位置する中央コンベア２Ａと、その両側に枝分かれ
状に適宜の間隔を空けて配設された複数の補助コンベア
２Ｂとからなり、それぞれ品物を載せたバケットないし
コンテナを作業者が手動で送る方式のいわゆる７リーロ
ーラコンベアである。

補助コンベア２Ｂは端部のものを除いて２列−組であり
、背中合わせにされた仕分は棚１が各組の開の床上に設
置され、それぞれの仕分けａｌとこれに面した１列の補
助コンベア２Ｂとの間に作業部署Ａ　、Ｂ　、Ｃ・・・
Ｘ、Ｙ、Ｚが形成される。なお、この場合仕分は棚１は
一つの作業部署あたり横方向に３台が連結されており、
従って１部署につき都合２４箇所の仕分は先等が当てら
れる。

総数表示装置３は、各部署Ａ−Ｚにつき１基が設けられ
る。この装置表示装置３は中央コンベア２Ａ側の端部に
位置するように仕分は棚本体１１の上面に設置されてお
り、ケース数、ピース数、合計数を表示するための３個
の総数表示用ＬＥＤ３１〜３３が正面向きに設けられて
いる。なお、ピースは商品の最小小売単位であり、卸し
取引の便宜上いくつかのと−スをまとめて１単位とした
ものがケースである。また、合計数は１ケースあたりの
ピース数にケース数を未じた上でピース数（端数）を加
えたものである。

この総数表示装置３はまた、バーコードリーグ４を介し
て読み取った商品コードを次に述べる制御装置５に送る
とともに、これによって制御装置５から返されてきた仕
分はデータ信号を受けとって各ＬＥＤ１５．３１〜３３
を駆動する入出力制御部としての機能を併有しでいる。

なお、バーコードリーダ４は総数表示装置３の中央コン
ベア２Ａ側の側面から回動自由なアーム４１を介して吊
り下げられている。

上記仕分はデータ信号を総数表示装置３に付与する制御
装置５は、例えば第５図のように構成される。図中５１
は中央処理部にあたるパーソナルコンピュータなどから
なる主制御装置、５２は仕分は先や品目等の仕分はデー
タを記憶する記憶部としてのハードディスク装置、５３
はオフコン等を介して予め別途作成された小単位の仕分
はデータをハードディスク装置５２に取り込むための７
０ツピーデイスク装置、５４は主制御装置５１と総数表
示装置３とを結ぶ通信ケーブルである。

ハードディスク装置５２に記録される仕分はデータは、
商品コードに基づいて仕分は先毎の品数を検索する場合
は、その商品の１作業部署あたりのケース数、ピース数
、合計数及び仕分は先毎の２４個の仕分は数を１単位と
して、これを商品の種類毎に部署の数だけ用意した内容
となる。なお、ある仕分け＠１の個々の商品収納部１４
と仕分は先との対応関係は予め定められていることは言
うまでもない。

次に、上記制御装置５の動作内容と仕分は援助装置とし
ての作用を仕分は作業の手順に沿って説明する。

仕分は作業に当たっては、まず制御装置５を起動し、上
述のようにしてハードディスク装置５２へと予め作成し
ておいた７０ツピーフアイル上の商品データを転送して
おいてから作業態勢に入る。

また、仕分は作業場には作業部署Ａ−Ｚの各部署あて１
名の作業者を配置する一方、中央コンベア２Ａの送り口
２１（第２図参照）付近に、予め種類別に所定個数の商
品を載せた商品コンテナ２２を用意するとともにコンテ
ナを送り出すための人員を配置する。

このようにして作業準備を完了したのち、次に上記商品
コンテナ２２を、送り口２１から中央コンベア２Ａに乗
せ、各作業部署Ａ−Ｚに向けて逐次送り出す。このとき
、送り出す商品の種類及び順序は任意である。

各作業部署Ａ−Ｚにて待機していた作業者は、手もとに
流れてきた商品コンテナ２２またはその商品に付された
商品コードをバーコードリーダ４を使用して制御装置５
に読み込ませる。

このとき、商品コードはまず総数表示装置３に認識され
、所定の信号コードに変換されたのち通信＃Ｘ５４を介
して主制御装置５１に出力される。

主制御装置５１は、作業開始と同時−二各部署Ａ〜Ｚか
らの信号入力の有無を監視しており、上述のようにして
何れかの部署から商品コードの信号が入力するとその入
力ボート番号等に基づいてどの部署からの信号かを判別
するとともに商品コードを読み込み、該当する部署及び
商品コードの仕分はデータをハードディスク装置５２の
記憶データから検索する。

この検索から得られた仕分はデータは、当初の信号コー
ドを発した総数表示装置３へと通信線５４を介して折返
し伝送される。

１単位の仕分はデータの内容は、既述したように作業部
署毎の商品の総数（ケース数、ピース数、合計数）と当
該作業部署に割り当てられた仕分は先毎の商品数であり
、その入力に基づいて総数表示装置３は総数表示用のＬ
ＥＤ３１，３２．３３にそれぞれ商品のケース数、ピー
ス数、合計数を表示させるとともに、仕分は棚１の各収
納部１４に仕分は先毎の商品数を表示させる。なお、ピ
ースのみの態様で供給される商品の場合、ケース数の表
示はゼロであり、ピース数がそのまま合計数となる。

このようにして、商品コードの読み取りに応じて商品の
総数と仕分は個数とが速やかに表示されるので、次に作
業者は総数表示装置３を見ながら表示通りの個数の商品
を商品コンテナ２２から取り出し、これを補助コンベア
２Ｂに乗せた作業用コンテナ２３に移したのち商品コン
テナ２２を次の部署へと送る。この場合、商品の単純な
合計数だけでなく、ケース数とピース数が併せて表示さ
れるので、作業者は正しい個数の商品をより容易にかつ
間違いなく確保することができる。

次に、作業者はその担当する仕分は棚１の商品収納部１
４に、当該収納部１４に対応する個数表示用ＬＥＤ１５
に表示された個数だけ作業用コンテナ２３から商品を取
り出しては収納するという作業を、仕分は棚１の端から
個々の商品収納部１４毎しこ行ってゆく。この場合、商
品を直接商品収納部１４に収納するのではなく、予め各
商品収納部１４に載置しておいたパケット（図示せず）
に収納するようにする。

この、個々の商品収納部１４への仕分けのとき、個数表
示用ＬＥＤ１５が表示パネル部１１の収納部１４に対応
した位置に設けられていることから、商品の仕分は先及
び個数の誤りが確実に回Ｍされるとともに、仕分は後の
確認作業が容易になり、実際上は確認を行う必要がなく
なる。

このようにして、ある商品について各商品収納部１４へ
の仕分けを終了したら、作業者は次に送られてきた商品
コンテナ２２の他の商品につき上記と同様の手順により
仕分けをするという作業を全商品ｌこついて繰り返し、
これにより仕分は作業が完了する。なお、総数表示装置
３及び制御装置５は仕分は棚１の総数表示並びに個数表
示を商品コードを読み取るたびに消去し、新たに読み取
った商品コードに基づく表示に更新する。

ところで、こうして仕分けを完了したのち、各商品収納
部１４に収納された商品は、予め仕分けａｌのポケット
１６に多数収めておいた店舗名等の仕分は売名を記した
札を仕分は用バケツｔに付した上で配送部署２４へと送
ることになるのであるが、この搬送作業を効率よく行う
ために、第２図または第３図に想像線で示したように補
助コンベア２Ｂの下方に第２の補助コンベア２Ｃを配設
するとともに、中央コンベア２Ａと平行に両側に配送用
コンベア２Ｄを設けるとよい。つまり、仕分は済みの商
品パケットを仕分け４１Ｉ１１の商品収納部１４かち取
り出し、前記コンベア２Ｃ及び２Ｄを介して配送部署２
４へとまとめるのであり、これにより配送準備段階での
作業効率も改善される。

なお、このとき商品パケットには仕分は先の札を付しで
あるので配送準備の段階で仕分は先の間違いを起こすよ
うなことは無い。

（発明の効果） 以上を要するに本発明によれば、複数の商品収納部を有
する仕分は棚を設けるとともに、仕分は商品を搬送する
搬送手段を仕分は棚の近傍に配設し、作業者が仕分は棚
付近の作業部署のみにて仕分は作業をすれば済むように
したので、作業者の無駄な動きが排除されて移動量が減
少する。また、仕分は棚には個々の商品収納部に対応し
て仕分は個数を表示する個数表示装置と、仕分は棚単位
での商品の総数を表示する総数表示装置とを設け、それ
ぞれの表示数値から作業者が容易に仕分は個数ないし仕
分は先を認識しうるようｌこしたので、前記移動量の減
少と併せて仕分は作業に要する時間及び人員を大幅に節
約できる。

また、本発明は仕分け棚毎の商品収納部の位置と仕分は
先との対応関係、もしくは仕分は先と仕分は個数との対
応関係等を管理する制御装置と、商品の種類ないし仕分
は先等の仕分は目標を入力する入力装置とを設けて、前
記目標の入力に応じて仕分は棚の総数表示装置と個数表
示装置とに作業者が仕分けすべき商品の個数を表示する
ので、作業者の錯誤等により仕分は先や個数を誤る恐れ
が無く、従って仕分は作業の精度及び能率が着しく向上
する。

さらに、上述の通り仕分は先や個数の関係を作業者が管
理する必要は無いので、作業者の記憶力や要領によって
仕分は作業の精度及び能率が左右されず、換言すれば非
熟練者であっても容易に仕分は作業に携わることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図と第３図は
同じ（平面図と正面図である。第４図は前記実施例の仕
分は棚の斜視図、第５図は同しく制御装置の概略構成図
である。 １・・・仕分は棚、　　　　　２　Ａ、２　Ｂ・・・コ
ンベア、３・・・総数表示装置、　　　４・・・バーコ
ードリーグ、５・・・制御装置、　　　　１１・・・表
示パネル部、１２・・・棚本体、　　　　　１３・・・
棚板、１４・・・商品収納部、　　　１５・・・個数表
示用Ｌ　Ｅ　Ｄ、２２・・・商品コンテナ、　　２３・
・・作業用コンテナ、３１．３２，３３・・・総数表示
用ＬＥＤ。 ５１・・・主制御装置、　５２・・・ハードディスク装
置、５３・・・７０ツピーデイスク装置、　　５４・・
・通信線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の商品収納部と、この商品収納部毎に商品の個
   数を表示する個数表示装置とを有する仕分け棚と、この
   仕分け棚あたりの所定商品の総数を表示する総数表示装
   置と、仕分け棚の近傍に配設した商品搬送装置と、仕分
   け棚毎に商品名もしくは仕分け先等の仕分け目標を入力
   する目標入力装置と、前記目標入力に基づいて仕分け棚
   毎に所定の商品数を前記各表示装置に出力する制御装置
   とを備えた仕分け援助装置。 ２、制御装置は、仕分け先毎の商品の種類及び各商品の
   個数等からなる仕分けデータを記憶した記憶部と、目標
   入力装置からの仕分け目標の入力に応じて前記仕分けデ
   ータに基づき商品の仕分け棚あたりの総数と仕分け先毎
   の商品数とを検索する中央処理部と、目標入力装置から
   の信号を前記中央処理部に入力するとともに、総数表示
   装置と個数表示装置とに各々前記検索総数と個数とを出
   力する入出力制御部とを有することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の仕分け援助装置。 ３、総数表示装置は、仕分け棚毎の商品のケース数を表
   示するケース数表示部と、同じくピース数を表示するピ
   ース数表示部と、これらの合計を表示する総数表示部と
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項または
   第２項に記載の仕分け援助装置。