JPS62170770A - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は広い仝燃比幅で燃料を供給することができる燃
料供給装置に関するものであり。

主に自動車エンジンの燃料供給に利用される。

エンジンの運転状態を検出してフィードバック方式によ
り空燃比を制御する技術は広く知られており、吸入空気
量に応じて燃料の基本供給量を設定し、これに運転性能
、燃料経済性、排気対策などを考慮してエンジンの運転
状態に対応した補正を加えて所定の空燃比とするもので
ある。空輸比は燃料および空気の少なくともいずれかを
パルス波形の駆動信号により駆動される制御弁で制御し
、駆動信号はエンジンの運転状態が入力されその情報に
基いて最適の条件を計算する電子式の制御ユニットから
出力されるのが普通である。

ここで、高出力域を除く運転域において理論空燃比制御
を行なって排気規制に対応させ。

その場合トランスミッションがトップまたはオーバトッ
プのときは排気規制と燃料経済性とを両立させる範囲で
稀薄空燃比とするように制御マツプを作ることや、或い
は高出力域を除く運転域においてエンジンの成る吸入負
圧以上または回転速度以下では理論空燃比制御を行なう
がそれ以外では稀薄空燃比とするように制御マツプを作
ることが考えられている。

これらの制御マツプに基く空燃比制御を実行するにあた
って、一般には燃料通路に制御弁を宵する補正燃料通路
を並列設置し、制御弁を制御ユニットからの駆動信号で
開閉駆動するように構成しており、制御弁を小さいデユ
ーティ比で開閉させろかまたは閉弁状態とすることによ
って稀薄空燃比とする。このため、排気規１ケ１］を犠
牲にして燃料経済性を向上するため更に稀薄の空燃比と
するときは、制御弁によろ空燃比ｌ１ｉｌ制御幅を太き
（する必要があり制御弁に広範囲σ）制御幅を要求する
こととなるので理論空燃比ｍｌ制御時における動作安定
性がよ（ないという問題を生じる。

本発明は前述の問題点を解決し、制御弁の負担を軽減し
て広い空燃比幅の制御を安定よ（行なうことができる燃
料供給装置を提供することを目的としている。

本発明に係るエンジンの熱料供給装置は。

最稀薄空燃比を作る燃料通路に二つの補正燃料通路が並
列設置され、第一の補正燃料通路は電子式の制御ユニッ
トから送られる。鳴動信号で開閉される電磁駆動の制御
弁を有し、第二の補正燃料通路は選択的に作用させられ
るエンジンの吸入管圧力で開閉される負圧駆動の開閉弁
を有している。

本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図は液化ガスを燃料とするエンジンに本発明を実施
した１硝合を示しており、耐圧容器１に充填されたＬＰ
Ｇのような液体燃料はベーパライザ２によって大気圧程
度に減圧ガス化され、基本流量を設定するジェット３を
有する燃料通路４を通って吸気糸５の混合器６のベンチ
ュリ７に開口したノズル８から吸気路９に吸出され、空
気と混合して吸気マニホルド１１よりエンジン１２に供
給される。排気は排気糸１３の酸素センサ１４によって
酸素濃度が測定され１次で三元触媒コンバータ１５を経
て大気中に放出される。

燃料通路４のジェット３よりも上流側から二つの補正燃
料通路１６．１７が分岐して設けられており、第一の補
正燃料通路１６は電磁駆動の制御弁１８を有していると
ともに前記ノズル８に連通している。第二の補正燃料通
路１７は補正ジェット１９および負圧駆動の開閉弁２０
を順に有しているとともにジェット３の下流側において
燃料通路４に合流している。

制御弁１８は電子式の制御ユニット２１から送られる駆
動信号によって開閉されるものであり、酸素センサ１４
の出力電圧のほかに、トランスミッション位置、エンジ
ン回転速Ｗ−エンジン温度、吸入空気混既、吸入空気量
、絞り弁位誼更には吸入空気圧力、イグニツションスイ
ッチ、ブレーキなどエンジンの運転状態を検知するセン
サの出力電圧が制御ユニット２１に入力され、これらの
情報に幕いて制御弁１８を所定のデユーティ比で開閉す
る駆動信号を発し、或いは開弁状態または閉弁状態に保
持させる。

開閉弁２０はダイヤフラム２２．負圧室２３．開弁ばね
２４からなろ１駆動部２５によって開閉されるものであ
り、吸気系５の絞り弁１０よりも下流側に発生する吸入
管圧力または大気圧が電磁駆動の切間弁２６によって選
択的に負圧室２３に導入されるようになっており、切換
弁２６は１ｆｉｌＪ御ユニツト２１から送られる駆動信
号によって切換え動作される。

ここで、第２図のように高出力の領域Ｃを除く運転域を
理論空燃比で運転する領域Ａとし、その場合トランスミ
ッションがトップまたはオーバトップのとぎは第３図の
ように前記領域Ａを稀薄空燃比で運転する領域Ｂとする
ように制御マツプを作った場合について説明する。

領域Ａでは切換弁２６を大気側に開放して開弁ばね２４
０作用により開閉弁２０を開弁状態に維持し、験料通路
４と第二の補正燃料通路１７とによって燃料な常時供給
するとともに、制御弁１８す所定のデユーティ比で開閉
し第一の補正・燃料通路１６によって制御された燃料を
供給することによって理論空燃比制御を行なわせろ。ま
た、領域Ｃでは開閉弁２０な開弁状態に維持するととも
に、制御弁１８す犬ぎいデユーティ比で開閉するかまた
は開弁状態に保持して出力空燃比とする。

トップまたはオーバトップのときは領域Ｂにおいて切換
弁２６を吸気糸５に接続して吸入管圧力により開閉弁２
０を閉弁状態に維持し。

制御弁１８を小さいデユーティ比で開閉するかまたは閉
弁状態に保持して稀薄または最稀薄空燃比とする。この
領域Ｂで加速運転が行なわれろとぎは吸入管圧力が低下
するので開弁ばね２４のばね力が打ち勝ったとき開閉弁
２０が開弁して領域Ｂよりも高濃度の空燃比となる領域
りに移行する。ここで、急加速のとき或いは高出力域近
くまで７１０速するときは切換弁２６を大気側に開放し
て開閉弁２０を開弁させてもよいが、第一の補正燃料通
路１６から燃料が殆んど或いは全く供給されないので空
燃比は理論空燃比よりも稀薄である。

更に、第４図のように高出力の領域Ｃを除く運転域にお
いてエンジン１２の成る吸入負圧以上または回転速度以
下な埋濤空燃比で運転する領域Ｅとするとともにそれ以
外を稀薄空燃比で運転する領域Ｆとするように制御マツ
プな作った場合、領域Ｅでは第２図の領域Ａと同一の燃
料制御を行ない、領域Ｆでは第３図の領域ＢまたはＤと
同じ燃料制御を行なわせるのである。

尚、エンジン、吸入空気の低温時に制御弁１８のデユー
ティ比を変更し必要な燃料増量を行なうなどの補正が行
なわれろことは言うまでもない。また、二つの補正燃料
通路１．６．１７は燃料通路４から分岐させることなく
独立させて設けても差支えない。更に１本発明はＬＰＧ
のような気体燃料に限らず、液体撚［？気化器方式また
は噴射方式によって供給するものにも適用される。

本発明によると、二つの補正燃料通路を燃料通路に並列
設置し、制御ユニットから送られる駆動信号で開閉する
制御弁を第一の補正燃料通路に設けるとともに吸入管圧
力で選択的に開閉する開閉弁を第二の補正燃料通路に設
けたので、燃料通路により燃料の基本流量を設定すると
ともに単独で或いは第二の補正燃料通路と協働して稀薄
空燃比制御を行なうことができ、且つ第一の補正燃料通
路によって理論空燃比制御や出力空燃比制御な行なうこ
とができろのである。このため、電磁駆動の制御弁の負
担な軽減して広い空燃比幅の制御を安定よく行なりこと
ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の配置図、第２図。 第３図、第４図は制御マツプ図である。 ４・・・・・・燃料通路、５・・・・・・吸気系、１２
・・・・・・エンジン、１３・・・・・・排気系、１６
・・・・・・第一の補正燃料通路、１７・・・・・・第
二の補正燃料通路、１８・・・・・・制御弁、２０・・
・・・・開閉弁、２１・・・・・・制御ユニット。 ２６・・・・・・切換弁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 最稀薄空燃比を作る燃料通路に二つの補正 燃料通路が並列設置され、第一の補正燃料通路は電子式
   の制御ユニットから送られる駆動信号で開閉される電磁
   駆動の制御弁を有し、第二の補正燃料通路は選択的に作
   用させられるエンジンの吸入管圧力で開閉される負圧駆
   動の開閉弁を有していることを特徴とするエンジンの燃
   料供給装置。