JPS6216951B2 - - Google Patents

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JPS6216951B2
JPS6216951B2 JP51008821A JP882176A JPS6216951B2 JP S6216951 B2 JPS6216951 B2 JP S6216951B2 JP 51008821 A JP51008821 A JP 51008821A JP 882176 A JP882176 A JP 882176A JP S6216951 B2 JPS6216951 B2 JP S6216951B2
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JP
Japan
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isocytidine
pseudo
alkali metal
acid addition
anomer
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JP51008821A
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JPS5219683A (en
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Aroshiusu Watanabe Kyoshi
Kuwan Chu Chun
Jei Fuotsukusu Jatsuku
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SUROON KETARINGU INST FUOO KYANSAA RISAACHI
Original Assignee
SUROON KETARINGU INST FUOO KYANSAA RISAACHI
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Publication date
Application filed by SUROON KETARINGU INST FUOO KYANSAA RISAACHI filed Critical SUROON KETARINGU INST FUOO KYANSAA RISAACHI
Publication of JPS5219683A publication Critical patent/JPS5219683A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
    • C07D405/04Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • A61P35/02Antineoplastic agents specific for leukemia

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規化合物プソイド−イソシチジンお
よびその酸付加塩ならびにその製造法およびその
製造に有用な中間体に関する。 本発明新規化合物プソイド−イソシチジン、好
ましくはそのベータ−アノマーは活性な増殖抑制
および抗白血病剤である。 プソイド−イソシチジンは既知の2・3−O−
低級アルキリデン−5−O−トリチル−D−リボ
フラノースから出発して多段階方法により容易に
得られる。好ましい出発物質は2・3−O−イソ
プロピリデン−5−O−トリチル−D−リボフラ
ノースである。 最初の反応段階は前記リボフラノース出発物質
を(カルブ−低級アルコキシ−メチレン)トリフ
エニルフオスフオランでアルキル化して低級アル
キル−2−(2・3−O−低級アルキリデン−5
−O−トリチル−D−リボフラノシル)−アセテ
ートを得る。このアルキル化反応はアセトニトリ
ルのような不活性、極性有機溶媒中で高温、好ま
しくは反応混合物の還流温度で行うのがよい。ア
ルキル化試剤の低級アルコキシ基の好ましい具体
例はエトキシであつて、得られる中間体はエチル
エステル、すなわちエチル−2−(2・3−O−
イソプロピリデン−5−O−トリチル−D−リボ
フラノシル)−アセテートである。 上記中間体を次いで低級アルキルホルメートと
水素化アルカリ金属とで少量の低級アルカノール
を含有する無水エーテル中でホルミル化して低級
アルキル−2−ホルミル−2−(2・3−O−低
級アルキリデン−5−O−トリチル−D−リボフ
ラノシル)−アセテートアルカリ金属エノレート
を得る。反応は室温で15〜24時間行うのが好まし
い。ホルメート試剤に利用される低級アルキルは
また選択した低級アルカノールに反影される。か
くして好ましい具体例としてはエチルホルメート
がホルミル化剤として用いられ、エタノールが低
級アルカノールとして用いられる。水素化ナトリ
ウムが本発明で選ばれる水素化アルカリである。
このようにして製造した好ましい中間体は、エチ
ル−2−ホルミル−2−(2・3−O−イソプロ
ピリデン−5−O−トリチル−D−リボフラノシ
ル)−アセテートナトリウムエノレートである。 粗製の形で利用し得る前記アルカリ金属エノレ
ートを次いでグアニジン、好ましくは酸付加塩す
なわち塩酸塩と低級アルカノール性アルカリ金属
低級アルコキシドのような塩基の存在下、高温好
ましくは反応混合物の還流温度で反応させて5−
(2・3−O−低級アルキリデン−5−O−トリ
チル−D−リボフラノシル)−イソシチジンを最
初にアルフア−アノマー形に製造する。副産物の
除去はカラムクロマトグラフイーたとえばシリカ
ゲル上で容易に達成することができる。得られる
シロツプ状の粗生成物は還流低級アルカノール、
好ましくはメタノールで処理してアルフア−アノ
マーを純粋な形で晶出させることができる。しか
しながら、粗製シロツプをそれが所望のベータ−
アノマーを含有しているので更に変換に利用する
のが好ましい。 上記製造段階の好ましい具体例は、用いる低級
アルカノール性アルカリ金属低級アルコキシドは
エタノール性ナトリウムエトキシドである。 上記反応段階からの粗製アルフア−ベータ混合
アノマーを次いで低級アルカノール性鉱酸たとえ
ば10%メタノール性塩化水素で15〜25℃好ましく
は室温で処理して低級アルキリデンおよびトリチ
ル保護基を開裂させる。この反応混合物から沈澱
する生成物はプソイド−イソシチジン(ベータ−
アノマー)である。アルフア−アノマーは液に
見出され、溶媒を蒸発させて単離した後、前述の
低級アルカノール性鉱酸処理を用いてベータ−ア
ノマーに異性化することができる。生成物プソイ
ド−イソシチジンは鉱酸付加塩として得られ、溶
液から結晶する。 あるいはまた、上記低級アルキル−2−ホルミ
ル−2−(2・3−O−低級アルキリデン−5−
O−トリチル−D−リボフラノシル)−アセテー
トアルカリ金属エノレートをジアゾ−低級アルカ
ンたとえばジアゾメタンと15〜25℃、好ましくは
室温で、エーテル好ましくはエチルエーテルのよ
うな不活性有機溶媒中で反応させる。生成物低級
アルキル−2−低級アルコキシメチリデン−2−
(2・3−O−低級アルキリデン−5−O−トリ
チル−D−リボフラノシル)−アセテートを次い
で上記のグアニジンと反応させ本発明のプソイド
−イソシチジンを製造することができる。 プソイド−イソシチジンは有機および無機酸の
両方と酸付加塩を生成する。好ましい酸付加塩は
医薬として許容される酸付加塩である。医薬とし
て許容されない酸付加塩はこの技術分野でよく知
られているイオン交換技術によつて医薬として許
容される酸付加塩に変換することができる。医薬
として許容される酸付加塩の例は、塩酸塩、臭素
酸塩、硫酸塩、燐酸塩、クエン酸塩、コハク酸
塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、p−ト
ルエンスルホン酸塩などを包含する。 プソイド−イソシチジンおよびその酸付加塩は
有用な治療剤であつて、経腸または非経口投与に
適した有機または無機不活性担体たとえば水、ゼ
ラチン、アラビアゴム、乳糖、デンプン、ステア
リン酸マグネシウム、タルク、植物油、ポリアル
キレングリコール、石油ゼリーなどのような適合
した薬学的担体と共にこれらを含有する薬剤の形
で用いられる。薬剤は固形(たとえば、錠剤、糖
剤、坐剤またはカプセル剤として)または液の形
(たとえば溶液、懸濁液または乳濁液として)に
製剤することができる。薬剤は滅菌されおよび/
あるいは保存剤、安定剤、湿潤剤または乳化剤、
浸透圧を変える塩または緩衝剤のような補薬を含
有することができる。このような薬剤はまた他の
治療剤を含有することができる。 本発明化合物および特にプソイド−イソシチジ
ンのベータ−アノマーおよびその塩は、増殖抑制
剤、抗白血病剤および抗ヴイルス剤としての有用
性を示す価値ある治療剤である。 すなわちプソイド−イソシチジン(ベータ−ア
ノマー)は白血病L5178Y細胞に対する試験管内
試験において0.8μg/mlで50%の増殖抑制を示
し、一方既知の抗白血病剤5−アザシチジンは同
じ試験で50%の増殖抑制を達成するには1.0μ
g/mlを要する。 更に他の白血病細胞株との試験管内試験での結
果を下記第1表に要約する。
【表】 活性はまたアラビノシルシトシン耐性マウス白
血病P815/ARA−Cに対するマウスでの生体内
試験でプソイド−イソシチジン(ベータ−アノマ
ー)に対して証明される。毎日プソイド−イソシ
チジン60mg/Kgipの4日間の投薬で平均22.8日生
存した。対照マウスとの比較では生存は平均9.3
日であり毎日5−アザシチジン5mg/Kgの4日間
投薬で処置したマウスは平均生存19.5日であつ
た。 同じ結果がプソイド−イソシチジンで白血病
L1210/Mtx(毎日40mg/Kg×10で平均生存14.7
日に対して対照では平均生存8.3日)およびマウ
ス白血病L1210/0(40mgqd×5dで平均生存21.1
日に対し対照では平均生存9.5日)で観察され
た。 プソイド−イソシチジン(ベータ−アノマー)
投与単位形の製剤は約250〜2000mg、好ましくは
非経口法による投与に対しては本化合物の500〜
1000mgを含有するのが好ましい。 ここに用いた「低級アルキリデン」なる語はそ
の基の1つの炭素原子を経て水素原子以外の2つ
の原子に共有的に結合しており、C1〜C7、好ま
しくはC2〜C4の直鎖または分枝鎖の飽和炭化水
素基を意味する。適当な低級アルキリデンはエチ
リデン、イソプロピリデンおよびi−ブチリデン
を包含する。イソプロピリデン基が好ましい低級
アルキリデンである。 ここに用いた「低級アルコキシ」なる語は低級
アルキルがC1〜C7、好ましくはC1〜C4の直鎖ま
たは分枝鎖の飽和炭化水素基である低級アルキル
オキシ基を包含することを意味する。適当な低級
アルコキシ基はメトキシ、エトキシ、t−ブトキ
シなどを包含する。エトキシが好ましい低級アル
コキシ基である。同様に、低級アルキル基はメチ
ル、エチル、i−プロピル、n−ブチル、n−ヘ
キシルなどを包含する。「アルカリ金属」なる語
はリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム
およびセシウムを包含することを意味する。ナト
リウムが好ましいアルカリ金属である。「低級ア
ルカノール」なる語はC1〜C7アルコール、好ま
しくはC1〜C4を有するアルコール、たとえばメ
タノール、エタノール、イソプロパノール、n−
ブタノール、n−ヘキサノールなどを包含するこ
とを意味する。 次に実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例 1 2・3−O−イソプロピリデン−5−O−トリ
チル−D−リボフラノース(43.2g、0.1モル)
と(カルベトキシメチレン)トリフエニルフオス
フオラン(37.3g0.11モル)を乾燥アセトニトリ
ル(500ml、4Aモレキユラ−シーブで乾燥)に溶
解し、この溶液を還流下に4時間加熱する。溶媒
を減圧下に除去し、残渣をエーテル(約500ml)
に溶解する。この溶液を氷浴中で冷却するとトリ
フエニルフオスフインオキシドが沈澱し、これを
過して除き液を蒸発乾固する。この方法を3
回繰返しトリフエニルフオスフインオキシドの大
部分を除去する。粗生成物エチル−2−(2・3
−O−イソプロピリデン−5−O−トリチル−D
−リボフラノシル)−アセテートの収量は45gで
ある。この粗製物質は更に変換するのに適してい
るが、所望により溶出剤としてベンゼン−エーテ
ル(10:1)を用いてシリカゲルカラムクロマト
グラフイーによつて更に精製することができる。 実施例 2 エチルホルメート(10g、K2CO3上で蒸留)、
エチル2−(2・3−O−イソプロピリデン−5
−O−トリチル−D−リボフラノシル)−アセテ
ート(50.2g、0.1モル)、無水エーテル(100
ml、LiAlH4上で蒸留)および無水エタノール
(8ml)の混合物をNaH(5g、0.1モル、鉱油中
50%)の2ml無水エタノールを含有する無水エー
テル(約150ml)中の懸濁液に約1時間で滴加す
る。(エーテル中の出発物質およびエチルホルメ
ートの混合物を加える直前にエタノール2mlを無
水エーテル約150mlに加える)。この混合物を室温
で一夜撹拌する。溶媒および過剰のエチルホルメ
ートを減圧下に室温(25℃)で蒸発させて除去す
る。粗エチル−2−ホルミル−2−(2・3−O
−イソプロピリデン−5−O−トリチル−D−リ
ボフラノシル)−アセテートナトリウムエノレー
ト55.2gからなる残渣は更に精製せずに次の段階
に直接使用する。 実施例 3 実施例2で得られたナトリウムエノレート
(55.2g、粗製)を水(500ml)に懸濁させ、この
懸濁液を80%HOACで中和し、次いでエーテル
(500ml×2)で抽出する。エーテル抽出液を水洗
し、乾燥(Na2SO4)し、エーテルを20℃以下で殆
んど乾燥するまで蒸発させる。残渣にジアゾメタ
ン(エーテル200ml中のN−メチル−N′−ニトロ
ソ−N−ニトロソグアニジン25gから発生させ
る)を加える。この混合物を室温で一夜放置し、
次いで蒸発させて粗生成物エチル−2−メトキシ
メチリデン−2−(2・3−O−イソプロピリデ
ン−5−O−トリチル−D−リボフラノシル)−
アセテートからなる褐色シロツプを得る。 実施例 4 グアニジンHCl(15.0g)をエタノール性ナト
リウムエトキシド(Na 4.6gを無水エタノール
200mlに溶解して製造)に加え、混合物を室温で
10分間撹拌し、次いでこの混合物を実施例2で製
造した粗製エノレート55.2gの無水エタノール
(100ml)溶液に加える。反応混合物を還流下に24
時間加熱し、氷浴中で冷却し、注意してINHClで
中和する(PH6.8〜7)。1NHClを加えている間
に、少量の生成物が沈澱する。水を加えて完全に
沈澱させる。上澄液を傾瀉し残渣の褐色シロツプ
をベンゼン(約100ml)に溶解し、乾燥
(Na2SO4)し、溶出剤としてベンゼン−エーテル
(30:1)を用いてシリカゲルG(約700g)のカ
ラムでクロマトグラフイーしすべての不明の副生
成物を除去する。1の画分を集め、各画分を薄
層クロマトグラフイーでチエツクをする。最後
に、カラムをベンゼン−MeOH(19:1)で洗浄
する。溶媒を蒸発させた後に得られる粗製シロツ
プ(約7g)をメタノールに取り、混合物を10分
間還流させる。結晶が生成しはじめる。(注意:
突沸!!)。冷却後、結晶(2.7g)を別し5−
(2・3−O−イソプロピリデン−5−O−トリ
チル−D−リボフラノシル)−イソシトシンを分
析的に純粋な形でアルフア−アノマーとして得
る。 融点251〜253℃ 微量分析(C31H31N3O5)。 計算値:C、70.86;H、5.90;N、8.00、実測
値:C、70.85;H、5.81;N、7.78。 UV λmax(エタノール)291mm (PH12)277mm (PH1)259mm。 実施例 5 5−(2・3−O−イソプロピリデン−5−O
−トリチル−D−リボフラノシル)−イソシトシ
ン混合アノマーからなる組製シロツプ(約7g)
を10%メタノール性塩化水素50mlに溶解し、この
混合物を室温で一夜撹拌する。沈澱する結晶(プ
ソイド−イソシチジン・HCl760mg)を過し
液(アルフア−アノマーを含有)を蒸発乾固す
る。残渣(エタノールと共蒸発を数回行つて痕跡
の水を除去した後)を10%メタノール性塩化水素
30mlに溶解する。その後2週間の間にプソイド−
イソシチジン・HCl430mgが晶出する。 ベータ−アノマー・HCl: 融点215〜216℃(分解)。 〔α〕25 +120(0.1、水)。 UV λmax(PH1)262(ε7800) (PH7)288(ε5700) (PH12)277(ε7340)。 pKa3.72±0.05および8.97±0.05。 アルフア−アノマー・HCl: 融点182〜183℃(分解)。 〔α〕25 −164(0.1、水)。 UV λmax(PH1)262(ε7470) (PH7)290(ε3890)および270(3980) (PH12)277(ε7170) pKa3.92±0.05および9.12±0.05。 元素分析(C9H14ClN3O5) 計算値:C、38.64;H、5.02;N、15.02;
Cl、12.70、実測値:C、38.81;H、5.12;N、
14.88;Cl、12.91。 元素分析(C9H14ClN3O5) 計算値:C、38.74;H、5.10;N、14.91;
Cl、12.82。 実施例 6 実施例4および5に類似して、実施例3の生成
物エチル−2−メトキシメチリデン−2−(2・
3−O−イソプロピリデン−5−O−トリチル−
D−リボフラノシル)アセテートはプソイド−イ
ソシチジン塩酸塩に変換される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プソイド−イソシチジンおよびその酸付加
    塩。 2 プソイド−イソシチジンベータ−アノマーで
    ある特許請求の範囲第1項記載のプソイド−イソ
    シチジンおよびその酸付加塩。 3 プソイド−イソシチジンベータ−アノマー塩
    酸塩である特許請求の範囲第1項記載のプソイド
    −イソシチジンおよびその酸付加塩。 4 プソイド−イソシチジンアルフア−アノマー
    である特許請求の範囲第1項記載のプソイド−イ
    ソシチジンおよびその酸付加塩。 5 プソイド−イソシチジンアルフア−アノマー
    を低級アルカノール性鉱酸と反応させ、鉱酸付加
    塩としてプソイド−イソシチジンベータ−アノマ
    ーを溶液から結晶させることを特徴とするプソイ
    ド−イソシチジンベータ−アノマーの製造法。 6 低級アルカノール性鉱酸がメタノール性塩化
    水素である特許請求の範囲第5項記載の製造法。 7 (A) 2・3−O−低級アルキリデン−5−ト
    リチル−D−リボフラノースを(カルブ低級ア
    ルコキシメチレン)トリフエニルフオスフオラ
    ンと高温で反応させて低級アルキル−2−
    (2・3−O−低級アルキリデン−5−O−ト
    リチル−D−リボフラノシル)−アセテートを
    製し; (B) (A)からの生成物を低級アルキルホルメートと
    水素化アルカリ金属の存在下に反応させるか、
    または反応させた後さらにジアゾ低級アルカン
    と反応させて低級アルキル−2−(アルカリ金
    属エノレート化ホルミルまたは低級アルコキシ
    メチリデン)−2−(2・3−O−低級アルキリ
    デン−5−O−トリチル−D−リボフラノシ
    ル)−アセテートを製造し; (C) (B)からの生成物をグアニジンまたはその酸付
    加塩と低級アルカノール性アルカリ金属低級ア
    ルコキシドの存在下に反応させることの組合わ
    せからなるプソイド−イソシチジンの製造法。 8 水素化アルカリ金属が水素化ナトリウム、低
    級アルカノール性アルカリ金属低級アルコキシド
    がエタノール性ナトリウムエトキシド、低級アル
    キリデン基がイソプロピリデン、低級アルキル基
    がエチル、低級アルコキシ基がエトキシおよびア
    ルカリ金属エノレートがナトリウムエノレートで
    ある特許請求の範囲第7項記載の製造法。
JP51008821A 1975-08-07 1976-01-28 Pseudooisocytidine and acid additive and preparation method thereof and useful intermediates for manufacture Granted JPS5219683A (en)

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US05/602,692 US4074042A (en) 1975-08-07 1975-08-07 Pseudo-isocytidine

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JPS5219683A JPS5219683A (en) 1977-02-15
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ID=24412396

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JP51008821A Granted JPS5219683A (en) 1975-08-07 1976-01-28 Pseudooisocytidine and acid additive and preparation method thereof and useful intermediates for manufacture

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DE (1) DE2601755C2 (ja)
GB (1) GB1477993A (ja)

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