JPS62160156A - 塗装用スプレ−ガン - Google Patents
塗装用スプレ−ガンInfo
- Publication number
- JPS62160156A JPS62160156A JP29748085A JP29748085A JPS62160156A JP S62160156 A JPS62160156 A JP S62160156A JP 29748085 A JP29748085 A JP 29748085A JP 29748085 A JP29748085 A JP 29748085A JP S62160156 A JPS62160156 A JP S62160156A
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- Japan
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- spray
- shaped
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、オリフィス型平吹き噴液ノズルから噴出する
扇形状噴霧に対し、周辺から空気流を供給して塗装に好
適な扇形状噴霧流を生成するようにしたスプレーガンに
関するものである。
扇形状噴霧に対し、周辺から空気流を供給して塗装に好
適な扇形状噴霧流を生成するようにしたスプレーガンに
関するものである。
（従来技術の問題点）
オリフィス型平吹き噴液ノズルからの扇形状噴霧にその
周辺から空気流を添加するようにした噴霧製蓋は種々発
表されているが、その代表的なものとして、実開昭５７
−９０７６２公報に記載されたものおよび特開昭５０−
５３４３０公報に記載されたものがある。
周辺から空気流を添加するようにした噴霧製蓋は種々発
表されているが、その代表的なものとして、実開昭５７
−９０７６２公報に記載されたものおよび特開昭５０−
５３４３０公報に記載されたものがある。
実開昭５７−９０７６２公報に記載された先行技術は、
ドーム状凹穴と溝との交叉により形成されるリップ状の
噴気ノズルを平吹き噴液ノズルに冠せかける状態のもと
に設け、以って扇形状空気流中において噴液ノズルから
噴出する扇形状噴霧を共通平面上に噴出して霧化の向上
およびミスト飛散の防止等を実現するようにしたもので
あるが、霧化効果、テール発生防止効果。
ドーム状凹穴と溝との交叉により形成されるリップ状の
噴気ノズルを平吹き噴液ノズルに冠せかける状態のもと
に設け、以って扇形状空気流中において噴液ノズルから
噴出する扇形状噴霧を共通平面上に噴出して霧化の向上
およびミスト飛散の防止等を実現するようにしたもので
あるが、霧化効果、テール発生防止効果。
ミスト飛散防止効果、噴霧流の乱調防止効果等が認めら
れるものの、特にテールが発生し易い粘着性の高い塗料
、塗膜に斑紋が生じ易いメタリック塗料等の仕上げ塗装
には充分満足できるものではなかった。
れるものの、特にテールが発生し易い粘着性の高い塗料
、塗膜に斑紋が生じ易いメタリック塗料等の仕上げ塗装
には充分満足できるものではなかった。
また特開昭５０−５３４３０公報に記載された先行技術
は、平吹き噴液ノズルから噴出する扇形状噴霧の後方か
ら前方へ漸次狭縮する中空円錐形空気流を供給するほか
、前記扇形状噴霧の両側に斜め前向きの空気流を供給す
るようにし、これにより霧化効果、テール防止効果、ミ
スト飛散防止効果等を企図したものであるが、中空円錐
状空気膜のバランスの保持および両側からの空気流のバ
ランスの保持が難かしいため、扇形状空気流に部分的に
濃淡が生じて条状のもとに揺動する乱調現象が起り易く
、塗装むらが生じる原因となる重大欠陥がある。
は、平吹き噴液ノズルから噴出する扇形状噴霧の後方か
ら前方へ漸次狭縮する中空円錐形空気流を供給するほか
、前記扇形状噴霧の両側に斜め前向きの空気流を供給す
るようにし、これにより霧化効果、テール防止効果、ミ
スト飛散防止効果等を企図したものであるが、中空円錐
状空気膜のバランスの保持および両側からの空気流のバ
ランスの保持が難かしいため、扇形状空気流に部分的に
濃淡が生じて条状のもとに揺動する乱調現象が起り易く
、塗装むらが生じる原因となる重大欠陥がある。
（本発明の目的）
本発明は、霧化効果、テール発生防止効果。
ミスト飛散防止効果、噴霧流の乱調防止効果等を一層向
上するばかりでなく、これら諸効果を損なうことなく噴
霧の扁平化を向上して広範囲の塗装を能率よ〈実施する
ことができるスプレーガンを提供することを目的とする
ものである。
上するばかりでなく、これら諸効果を損なうことなく噴
霧の扁平化を向上して広範囲の塗装を能率よ〈実施する
ことができるスプレーガンを提供することを目的とする
ものである。
（本発明の特徴）
本発明は、上記目的を達成するため、ドーム状凹穴の先
端に扇形状噴霧の円形化作用がある噴気口を設けた噴気
ノズル部材を扇形状噴霧の形成に適応するオリフィス型
平吹き噴液ノズルに冠せかける状態のもとに同一軸線関
係に設け、かつ別に前記扇形状噴霧の基端寄りの端縁に
近い画部分において互いに衝突することにより斜め前向
きでかつ外向きの扇形空気流を形成する噴気ノズルを設
け、以って平吹き噴液ノズルから噴出する扇形状噴霧を
円形化空気流により円形化傾向のもとに推進させつつ、
斜め前向きでかつ外向きの一対の扇形空気流により外向
きに誘引して扇形状噴霧の噴霧角を広角化するようにし
たことを特徴とするものである。
端に扇形状噴霧の円形化作用がある噴気口を設けた噴気
ノズル部材を扇形状噴霧の形成に適応するオリフィス型
平吹き噴液ノズルに冠せかける状態のもとに同一軸線関
係に設け、かつ別に前記扇形状噴霧の基端寄りの端縁に
近い画部分において互いに衝突することにより斜め前向
きでかつ外向きの扇形空気流を形成する噴気ノズルを設
け、以って平吹き噴液ノズルから噴出する扇形状噴霧を
円形化空気流により円形化傾向のもとに推進させつつ、
斜め前向きでかつ外向きの一対の扇形空気流により外向
きに誘引して扇形状噴霧の噴霧角を広角化するようにし
たことを特徴とするものである。
（実施例）
以下、本発明の塗装用スプレーガンを図面に示す実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
第１図ないし第３図に示すように、スプレーガン本体１
の先端寄りの中心部に弁座２を固着すると共に、この弁
座２に対応する針弁３を進退自在に対設し、針弁３が貫
通しているスプレーガン本体１における塗料供給路４の
後方から圧送される塗料を針弁３の後退により弁座２が
ら前方へ送給することができるようにし、かっこのスプ
レーガン本体１の前端には、先端にオリフィス型平吹き
噴液ノズル５を固着したホルダー６をバッキング７の介
在のもとに対設する“と共に、このホルダー６の外周側
にはリップ状噴気口による噴気ノズル８がある噴気ノズ
ル部材９を同一軸線関係のｔま、そのリップ状噴気口か
らの扇形状空気流と平吹き噴液ノズル５がらの扇形状噴
霧とが縦横関係の直交状態に噴出するように嵌合して、
ナラ） １０によりスプレーガン本体１に取り付け、か
つボルダ−６およびスプレーガン本体１にはそれぞれ前
記噴気ノズル８に連通ずるように通気路１１および１２
を設けて、後方から供給される加圧空気を両道気路１２
および１１から噴気ノズル８に供給しつつ、噴気ノズル
８かも扇形状空気流を噴出させ、この扇形状空気流によ
り前記平吹き噴液ノズル５からの扇形状噴霧をその長円
断面が円形化する傾向のもとに推進させ、更に噴気ノズ
ル部材９には、前記噴気ノズル８から適度に離れた両側
において、前記扇形状塗料噴霧面に対向するように突出
部１３．１３を設けると共に、この両突出部１３には前
記噴液ノズル５から噴出する扇形状噴霧の基端寄りの両
端縁部近くに向う扁平化用噴気ノズル１４．１４を設け
るのであって、この噴気ノズル１４は僅かに斜め前向き
でしかも隣接ノズル１４とは前方へ漸次拡開する方向に
設け、かつこれら噴気ノズル１４．１４に連通ずる゛通
気路１５．１５を後向きに設けるほか、スプレーガン本
体ｌには通気路１５に連通ずる通気路１６を設けて、後
方から供給される加圧空気を通気路１６．１５から噴気
ノズル１４．１４ニ供給シつつ、この噴気ノズル１４か
らの空気流を斜め前方で対向空気流と前記扇形状噴霧の
基端寄りの両端縁部に近い外側において衝突させた後、
合流により扁平化して斜め前向きの外方へ推進するよう
にし、これにより円形化傾向の扇形状噴霧を外向きに誘
引して扇形角を広角化するようにしてなるのである。
の先端寄りの中心部に弁座２を固着すると共に、この弁
座２に対応する針弁３を進退自在に対設し、針弁３が貫
通しているスプレーガン本体１における塗料供給路４の
後方から圧送される塗料を針弁３の後退により弁座２が
ら前方へ送給することができるようにし、かっこのスプ
レーガン本体１の前端には、先端にオリフィス型平吹き
噴液ノズル５を固着したホルダー６をバッキング７の介
在のもとに対設する“と共に、このホルダー６の外周側
にはリップ状噴気口による噴気ノズル８がある噴気ノズ
ル部材９を同一軸線関係のｔま、そのリップ状噴気口か
らの扇形状空気流と平吹き噴液ノズル５がらの扇形状噴
霧とが縦横関係の直交状態に噴出するように嵌合して、
ナラ） １０によりスプレーガン本体１に取り付け、か
つボルダ−６およびスプレーガン本体１にはそれぞれ前
記噴気ノズル８に連通ずるように通気路１１および１２
を設けて、後方から供給される加圧空気を両道気路１２
および１１から噴気ノズル８に供給しつつ、噴気ノズル
８かも扇形状空気流を噴出させ、この扇形状空気流によ
り前記平吹き噴液ノズル５からの扇形状噴霧をその長円
断面が円形化する傾向のもとに推進させ、更に噴気ノズ
ル部材９には、前記噴気ノズル８から適度に離れた両側
において、前記扇形状塗料噴霧面に対向するように突出
部１３．１３を設けると共に、この両突出部１３には前
記噴液ノズル５から噴出する扇形状噴霧の基端寄りの両
端縁部近くに向う扁平化用噴気ノズル１４．１４を設け
るのであって、この噴気ノズル１４は僅かに斜め前向き
でしかも隣接ノズル１４とは前方へ漸次拡開する方向に
設け、かつこれら噴気ノズル１４．１４に連通ずる゛通
気路１５．１５を後向きに設けるほか、スプレーガン本
体ｌには通気路１５に連通ずる通気路１６を設けて、後
方から供給される加圧空気を通気路１６．１５から噴気
ノズル１４．１４ニ供給シつつ、この噴気ノズル１４か
らの空気流を斜め前方で対向空気流と前記扇形状噴霧の
基端寄りの両端縁部に近い外側において衝突させた後、
合流により扁平化して斜め前向きの外方へ推進するよう
にし、これにより円形化傾向の扇形状噴霧を外向きに誘
引して扇形角を広角化するようにしてなるのである。
以上のほか、噴霧を更に扁平化して扇形角度を広角化す
るためには、前記突出部１３における噴気ノズル１４．
１４の中間に斜め前向きでかつ前記噴液ノズル５の軸線
に向う扁平化用噴気ノズル１７および１８を前後に適度
の間隔が保持された状態のもとに設けると共に、これら
両噴気ノズル１７．１８と前記通気路１６とに連通ずる
通気路１９を設けて扇形状噴霧の基端寄りの中央部に向
う空気流を噴出するようにするのがよく、なおこの噴気
ノズル１７と１８とはその噴出空気流が噴霧に衝触する
以前に互いに鋭角関係に衝触して扁平流を形成するよう
にし、前記扇形状噴霧の側面に斜め後方から沿うように
供給するのが望ましい。
るためには、前記突出部１３における噴気ノズル１４．
１４の中間に斜め前向きでかつ前記噴液ノズル５の軸線
に向う扁平化用噴気ノズル１７および１８を前後に適度
の間隔が保持された状態のもとに設けると共に、これら
両噴気ノズル１７．１８と前記通気路１６とに連通ずる
通気路１９を設けて扇形状噴霧の基端寄りの中央部に向
う空気流を噴出するようにするのがよく、なおこの噴気
ノズル１７と１８とはその噴出空気流が噴霧に衝触する
以前に互いに鋭角関係に衝触して扁平流を形成するよう
にし、前記扇形状噴霧の側面に斜め後方から沿うように
供給するのが望ましい。
なお、本発明に対して静電塗装方法を併用することによ
り、霧化の向上、塗着効率の向上を実現することができ
るのであって、第１図ないし第３図の実施例においては
、スプレーガン本体１および噴気ノズル部材９を貫通す
る導電線２０および２１を途中の接触部の介在のもとに
設けてその導電線２１の先端を針状電極２２として噴気
ノズル部材９における一方の突出部１３の先端寄り部分
から斜め内向きに突出させて扇形状噴霧の基端面に近く
配置し、この電極２２に対し高圧電源ｎから安全用高抵
抗２４および両溝電線２０．２１を経て高電圧を印加す
ることにより、扇形状噴霧に高圧電荷を荷電するように
構成する。
り、霧化の向上、塗着効率の向上を実現することができ
るのであって、第１図ないし第３図の実施例においては
、スプレーガン本体１および噴気ノズル部材９を貫通す
る導電線２０および２１を途中の接触部の介在のもとに
設けてその導電線２１の先端を針状電極２２として噴気
ノズル部材９における一方の突出部１３の先端寄り部分
から斜め内向きに突出させて扇形状噴霧の基端面に近く
配置し、この電極２２に対し高圧電源ｎから安全用高抵
抗２４および両溝電線２０．２１を経て高電圧を印加す
ることにより、扇形状噴霧に高圧電荷を荷電するように
構成する。
また、第４図に示す実施例は、前記第１図ないし第３図
における実施例に記載の針状電極２２に代えて噴液ノズ
ル５自体を導電性の超硬合金製として電極に充当し、そ
の先端を尖鋭に形成するほか、ホルダー６を金属製にし
てこのホルダー６に対し導電線２１の先端寄り部を接触
させるようにし、その他の構成は前記実施例におけると
実質的に均等である関係上、同一部分に同一符号を付し
て説明は省略する。
における実施例に記載の針状電極２２に代えて噴液ノズ
ル５自体を導電性の超硬合金製として電極に充当し、そ
の先端を尖鋭に形成するほか、ホルダー６を金属製にし
てこのホルダー６に対し導電線２１の先端寄り部を接触
させるようにし、その他の構成は前記実施例におけると
実質的に均等である関係上、同一部分に同一符号を付し
て説明は省略する。
前記噴気ノズル部材９に設けるリップ状噴気口としては
、第１図ないし第３図のように前端寄りの中央にドーム
状凹穴２５を後方開放状態に設けると共に、前端には谷
底に丸味がある７字状溝２６を前記ドーム状凹穴２５と
適度の深さに交叉させ、かつこの外方から同一軸線のも
とに円錐状座繰りを施すことにより内側両部に円弧状切
欠部２７．２７を設けるようにするのが望ましく、また
噴霧の円形化による効果を向上するためには、前記噴気
口における切欠部２７の外方に斜め内向きの噴気口２８
を設けてもよく、あるいは第５図および第６図のように
、噴気ノズル８として、ドーム状凹穴２５を後方開放状
態に設けると共に、前端には谷底に丸味がある７字状溝
２６．２６を相互に直交したまま、前記ドーム状凹穴２
５と適度の深さに交叉させてもよく、これにより扇形状
空気流が中央において交叉した断面十文字状の空気流を
噴出させつつ、その一方の扇形状空気流により扇形状噴
霧の中央平面部を両側方へ誘引すると同時に、他方の扇
形状空気流によりテールの発生防止並びに噴霧飛散防止
等の作用を発揮させるようにしてなるのである。
、第１図ないし第３図のように前端寄りの中央にドーム
状凹穴２５を後方開放状態に設けると共に、前端には谷
底に丸味がある７字状溝２６を前記ドーム状凹穴２５と
適度の深さに交叉させ、かつこの外方から同一軸線のも
とに円錐状座繰りを施すことにより内側両部に円弧状切
欠部２７．２７を設けるようにするのが望ましく、また
噴霧の円形化による効果を向上するためには、前記噴気
口における切欠部２７の外方に斜め内向きの噴気口２８
を設けてもよく、あるいは第５図および第６図のように
、噴気ノズル８として、ドーム状凹穴２５を後方開放状
態に設けると共に、前端には谷底に丸味がある７字状溝
２６．２６を相互に直交したまま、前記ドーム状凹穴２
５と適度の深さに交叉させてもよく、これにより扇形状
空気流が中央において交叉した断面十文字状の空気流を
噴出させつつ、その一方の扇形状空気流により扇形状噴
霧の中央平面部を両側方へ誘引すると同時に、他方の扇
形状空気流によりテールの発生防止並びに噴霧飛散防止
等の作用を発揮させるようにしてなるのである。
以上の構成のもとに、使用に当っては、塗料の供給圧力
を数〜１５０ ｋｇ、イボとし、また空気の供給圧力を
数ｋｇ／ｃｒｄないしそれ以下に選定するのであり、そ
れらの供給圧の選定により低粘度から高粘度までの広範
囲の塗料および他の種々の性状の塗料に適応させること
ができるのである。
を数〜１５０ ｋｇ、イボとし、また空気の供給圧力を
数ｋｇ／ｃｒｄないしそれ以下に選定するのであり、そ
れらの供給圧の選定により低粘度から高粘度までの広範
囲の塗料および他の種々の性状の塗料に適応させること
ができるのである。
（効 果）
本発明は、以上説明したように、ドーム状凹穴の前端に
設けた円形化作用を有する噴気ノズルからの空気流によ
りドーム状凹穴内に設けた平吹き噴液ノズルからの扇形
状噴霧を推進過程において適度に円形化し、すなわち扇
形状噴霧と中央において直交状態に噴出する空気流は噴
霧の扁平面部を両（ｔｉｌｌ方へ誘引すると同時に、噴
霧の端縁寄り画部分から噴出する空気流は噴霧の端縁を
中心方向へ押し込むことになり、このようにして一旦円
形化傾向にした後、更に扁平化用噴気ノズルから外方へ
誘引作用がある空気流により扇形状噴霧を広角化するよ
うにした結果、霧化効果、ミスト飛散防止効果を損なう
ことなく、テールの発生防止効果並びに噴霧流の乱調防
止効果を著しく向上すると同時に、均斉な霧化が実現す
るのであって、これによりむらのない均斉な塗膜を容易
に形成することができ、殊に塗膜上に微妙な斑紋の生じ
易いメタリック塗料を使用する場合においても、斑紋を
生じさせることなく仕上げ塗装をすることができるので
あり、また上記諸効果を奏しつつ中央部が減量する中抜
は現象を起すことなく扇形状噴霧を広角化することがで
きるから、塗装作業の能率化を実現することができるの
である。
設けた円形化作用を有する噴気ノズルからの空気流によ
りドーム状凹穴内に設けた平吹き噴液ノズルからの扇形
状噴霧を推進過程において適度に円形化し、すなわち扇
形状噴霧と中央において直交状態に噴出する空気流は噴
霧の扁平面部を両（ｔｉｌｌ方へ誘引すると同時に、噴
霧の端縁寄り画部分から噴出する空気流は噴霧の端縁を
中心方向へ押し込むことになり、このようにして一旦円
形化傾向にした後、更に扁平化用噴気ノズルから外方へ
誘引作用がある空気流により扇形状噴霧を広角化するよ
うにした結果、霧化効果、ミスト飛散防止効果を損なう
ことなく、テールの発生防止効果並びに噴霧流の乱調防
止効果を著しく向上すると同時に、均斉な霧化が実現す
るのであって、これによりむらのない均斉な塗膜を容易
に形成することができ、殊に塗膜上に微妙な斑紋の生じ
易いメタリック塗料を使用する場合においても、斑紋を
生じさせることなく仕上げ塗装をすることができるので
あり、また上記諸効果を奏しつつ中央部が減量する中抜
は現象を起すことなく扇形状噴霧を広角化することがで
きるから、塗装作業の能率化を実現することができるの
である。
第１図ないし第３図は、一実施例における本発明の塗装
用スプレーガンの要部を示すものであって、第１図は縦
断側面図、第２図は一部破断正面図、第３図は横断平面
図、第４図は他の実施例における要部だけの横断平面図
、また第５図および第６図はそれぞれ更に他の実施例に
おける噴気ノズルだけの縦断側面図および正面図である
。 ５・・・平吹き噴液ノズル ８・・・噴気ノズル ９・・・・噴気ノズル部材 １４・・・扁平化用噴気ノズル ２５・・働ドーム状凹穴
用スプレーガンの要部を示すものであって、第１図は縦
断側面図、第２図は一部破断正面図、第３図は横断平面
図、第４図は他の実施例における要部だけの横断平面図
、また第５図および第６図はそれぞれ更に他の実施例に
おける噴気ノズルだけの縦断側面図および正面図である
。 ５・・・平吹き噴液ノズル ８・・・噴気ノズル ９・・・・噴気ノズル部材 １４・・・扁平化用噴気ノズル ２５・・働ドーム状凹穴
Claims (1)
- 噴気ノズル部材の前端寄りの中央にドーム状凹穴を形成
すると共に、このドーム状凹穴の前端に扇形状噴霧の円
形化作用がある噴気口を設けて噴気ノズルを形成し、か
つこの噴気ノズル部材をオリフィス型平吹き噴液ノズル
に同一軸線のもとに冠せかけたまま、扇形状噴霧が噴気
ノズルによる空気流により円形化する傾向のもとに配設
し、かつ別に前記扇形状噴霧の基端寄りの端縁に近い両
部分において互いに衝突することにより斜め前向きでし
かも外向きの扇形空気流を形成するための扁平化用噴気
ノズルを僅かに斜め前向きでかつ隣接の扁平化用噴気ノ
ズルとは前方へ漸次拡開する方向に設けてなる塗装用ス
プレーガン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29748085A JPH0688005B2 (ja) | 1985-12-30 | 1985-12-30 | 塗装用スプレ−ガン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29748085A JPH0688005B2 (ja) | 1985-12-30 | 1985-12-30 | 塗装用スプレ−ガン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62160156A true JPS62160156A (ja) | 1987-07-16 |
| JPH0688005B2 JPH0688005B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=17847043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29748085A Expired - Lifetime JPH0688005B2 (ja) | 1985-12-30 | 1985-12-30 | 塗装用スプレ−ガン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688005B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62204871A (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-09 | Meiji Kikai Seisakusho:Kk | スプレ−ガンのノズル |
| US5435491A (en) * | 1993-04-21 | 1995-07-25 | Alloy Kohki Co., Ltd. | Air mixed type spray apparatus |
| JPH09220499A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Anest Iwata Corp | エアスプレーガンの空気キャップ |
| JP2007021449A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Anest Iwata Corp | スプレーガンのエア霧化空気キャップ |
| CN107666966A (zh) * | 2015-05-22 | 2018-02-06 | 萨塔有限两合公司 | 用于喷枪的喷嘴装置 |
| US10702879B2 (en) | 2014-07-31 | 2020-07-07 | Sata Gmbh & Co. Kg | Spray gun manufacturing method, spray gun, spray gun body and cover |
| US10835911B2 (en) | 2016-08-19 | 2020-11-17 | Sata Gmbh & Co. Kg | Trigger for a spray gun and spray gun having same |
| JP2021531974A (ja) * | 2018-07-24 | 2021-11-25 | カーライル フルイド テクノロジーズ（ユーケー）リミティド | スプレーガンノズル |
| US11801521B2 (en) | 2018-08-01 | 2023-10-31 | Sata Gmbh & Co. Kg | Main body for a spray gun, spray guns, spray gun set, method for producing a main body for a spray gun and method for converting a spray gun |
| US11826771B2 (en) | 2018-08-01 | 2023-11-28 | Sata Gmbh & Co. Kg | Set of nozzles for a spray gun, spray gun system, method for embodying a nozzle module, method for selecting a nozzle module from a set of nozzles for a paint job, selection system and computer program product |
| US11865558B2 (en) | 2018-08-01 | 2024-01-09 | Sata Gmbh & Co. Kg | Nozzle for a spray gun, nozzle set for a spray gun, spray guns and methods for producing a nozzle for a spray gun |
-
1985
- 1985-12-30 JP JP29748085A patent/JPH0688005B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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