JPS62159839A - 自動変速機のシフト弁制御系故障対策装置 - Google Patents

自動変速機のシフト弁制御系故障対策装置

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JPS62159839A
JPS62159839A JP61000154A JP15486A JPS62159839A JP S62159839 A JPS62159839 A JP S62159839A JP 61000154 A JP61000154 A JP 61000154A JP 15486 A JP15486 A JP 15486A JP S62159839 A JPS62159839 A JP S62159839A
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valve
port
speed
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Kazuhiko Sugano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機のエンジンブレーキ制御装置に関す
るものである。
(従来の技術) 自動変速機は各種摩擦要素(クラッチ、ブレーキ、ワン
ウェイクラッチ等)の選択作動により動力伝達経路を切
換えて自動変速するように構成する。そして、この動力
伝達中上記ワンウェイクラッチは回転メンバの反力要素
として機能し、その作動により回転メンバからの反力を
受止めて当該動力伝達を可能にする。
従って、惰性走行中回転メンバにに逆駆動トルクが向か
う時、ワンウェイクラッチは空転し、この逆駆動トルク
をエンジンに伝え得ないため、ショックやガタ打ち音の
発生をなくし得るものの、エンジンブレーキを得られな
くする。
これがため、上記ワンウェイクラッチに対し並列にエン
ジンブレーキ用摩擦要素を設け、これを適宜作動させて
エンジンブレーキが効くよう対策するのが普通である。
一方、自動変速機は今日制御の高精度化及び制御系の簡
易化を目的として電子制御される傾向にあり、本願出願
人も先に特願昭60−199316号に記載の如き電子
制御式自動変速機を開発した。この場合、マニュアル弁
の前進自動変速レンジにおいて、電子制御される或るシ
フト弁の特定状態で、同じく電子制御される別のシフト
弁の状態に応じ第1速又は第2速の低速段を選択し、上
記酸るシフト弁の他状態で、上記別のシフト弁の状態に
応じ第3速又は第4速の中高速段を選択するよう構成し
ており、又マニュアル弁の低速段エンジンブレーキレン
ジにおいては、上記酸るシフト弁が上記特定状態に電子
制御されると共に、前記エンジンブレーキ用摩擦要素が
マニュアル弁からの低速段エンジンブレーキレンジ圧に
より作動されることで、低速段でのエンジンブレーキが
得られるようにしている。
〈発明が解決しようとする問題点) しかしかかる構成では、マニュアル弁の低速段エンジン
ブレーキレンジにおいて上記酸るシフト弁を上記特定状
態にする電子制御系、例えばマニュアル弁の低速段エン
ジンブレーキレンジを検知するインヒビタスイッチや、
上記酸るシフト弁を上記特定状態にする電磁弁や、これ
らを結ぶコンピュータに異常をきたし、上記酸るシフト
弁を上記特定状態にし得なくなった場合、低速段が得ら
れ7、中高速段でのエンジンブレーキ状態となってエン
ジンプレーキネ足の事態を生ずる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる故障時も確実に低速段が1昇られるよ
う対策したもので、前記型式の自動変速機において、マ
ニュアル弁からの低速段エンジンブレーキレンジ圧を前
記酸るシフト弁に導いてこれを前記特定状態に保つ低速
段保持回路を設けた構成に特徴づけられる。
(作 用) 上記酸るシフト弁は電子制御により状態を決定され、そ
の特定状態で自動変速機は低速段を選択する。エンジン
ブレーキを所望してマニュアル弁を低速段エンジンブレ
ーキレンジにすると、上記酸るシフト弁は上記特定状態
に電子制御され、マニュアル弁からの低速段エンジンブ
レーキレンジ圧はエンジンブレーキ用摩擦要素を作動さ
せる。
従って、自動変速機は低速段でのエンジンブレーキを効
かせることができる。
他方、マニュアル弁からの低速段エンジンブレーキレン
ジ圧は低速段保持回路を経て上記酸るシフト弁にも達し
、これを上記特定状態に保つ。従って、このシフト弁の
電子制御系が故障して該シフト弁を特定状態となし得な
くなっても、このシフト弁の特定状態は低速段エンジン
ブレーキレンジ圧により達成されることとなり、当該レ
ンジで低速段を保持し得てこの低速段でのエンジンブレ
ーキを確実に確保することができる。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づき本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明エンジンブレーキ制御装置を適用した自
動変速機の動力伝達列を示し、この動力伝達列はエンジ
ン出力軸1からの回転を人力軸2に伝達するトルクコン
バータ3、第1遊星歯車組4、第2遊星歯車組5、出力
軸6、及び後述の各種摩擦要素により構成する。
トルクコンバータ3はエンジン出力軸1により駆動され
、オイルポンプ0/Pの駆動にも用いられるポンプイン
ペラ3P、このポンプインペラにより内部作動流体を介
して流体駆動され、動力を人力軸2に伝達するタービン
ランナ3T、及びワンウェイクラッチ7を介して固定軸
上に置かれ、タービンランナ3Tへのトルクを増大する
ステータ3sで構成し、これにロックアツプクラッチ3
Lを付加した通常のロックアツプトルクコンバータとす
る。そしてこのトルクコンバータ3はレリーズ室3Rか
ら作動流体の供給を受け、アプライ室3Aより作動流体
を排除される間、ロックアツプクラッチ3Lを釈放され
てエンジン動力をポンプインペラ3P及びタービンラン
ナ3Tを介しくコンバーク状態で)人力軸2にトルク増
大しつつ伝達し、逆にアプライ室3Aから作動流体の供
給を受け、レリーズ室3Rより作動流体を排除される間
、ロックアツプクラッチ3Lを締結されてエンジン動力
をそのままこのロックアツプクラッチを介しくロックア
ツプ状態で)入力軸2に伝達するものとする。なお、後
者の口ツクアップ状態では、レリーズ室3Rからの作動
流体排除圧を減することにより、ロックアツプトルクコ
ンバータ3のスリップ(ポンプインペラ3P及びタービ
ンランナ3Tの相対回転)を任意に制御(スリップ制御
)することができる。
第1遊星歯車組4はサンギヤ4S、 IJソングャ4R
これらに噛合するピニオン4P及びピニオン4Pを回転
自在に支持するキャリア4Cよりなる通常の単純遊星歯
車組とし、第2遊星歯車組5もサンギヤ5S、リングギ
ヤ5R,ピニオン5P及びキャリア5Cよりなる単純遊
星歯車組とする。
次に前記の各種摩擦要素を説明する。キャリア4Cはハ
イクラッチH/Cを介して人力軸2に適宜結合可能とし
、サンギヤ4SはバンドブレーキB/Bにより適宜固定
可能とする他、リバースクラッチR/Cにより人力軸2
に適宜結合可能とする。キャリア4Cは更にエンジンブ
レーキ用摩擦要素としての多板式のローリバースブレー
キLR/Bにより適宜固定可能にすると共に、ローワン
ウェイクラッチLO/Cを介して逆転(エンジンと逆方
向の回転)を阻止する。リングギヤ4Rはキャリア5C
に一体結合して出力軸6に駆動結合し、サンギヤ5Sを
人力軸2に結合する。リングギヤ5Rはオーバーランク
ラッチOR/Cを介して適宜キャリア4Cに結合可能と
する他、フォワードワンウェイクラッチFO/C及びフ
ォワードクラッチF/Cを介してキャリア4Cに相関さ
せる。
フォワードワンウェイクラッチFD/Cはフォワードク
ラッチF/Cの結合状態でリングギヤ5Rを逆転方向(
エンジン回転と逆の方向)においてキャリア4Cに結合
させるものとする。
ハイクラッチH/C,リバースクラッチR/C,ローリ
バースブレーキしR/B、  オーバーランクラッチO
R/C及びフォワードクラッチF/Cは夫々、油圧の供
給により作動されて前記の適宜結合及び固定を行なうも
のであるが、バンドブレーキB/Bは特に第3図の構成
とする。即ち、役付ピストン8及びピストン9をハウジ
ング10内に摺動自在に嵌合して2速サーボアプライ室
2S/A、 3速サーボレリーズ室3S/R及び4速サ
ーボアプライ室43/Aを設定する。
両ピストン8.9間にばね11を縮設してこれらを相互
に図示の如く最も離間した位置に抑止すると共に、この
相対位置を保って両ピストン8.9をばね12で非作動
位置に弾支する。かかる構成において、2速サーボアプ
ライ室2S/Aに2速選択圧P2が供給されると、ピス
トン8はピストン9をともなって図中左行し、ブレーキ
バンド13の締付けによりハンドブレーキB/Bは作動
する。この状態で3速サーボレリーズ室3S/Rにも3
速選択圧P3が供給されると、受圧面積の大小関係によ
ってピストン8は図中右行され、ブレーキバンド13の
弛緩によりバンドブレーキB/Bは非作動となる。その
後4速サーボアプライ室4S/Aにも4速選択圧P4が
供給されると、ピストン9が単独で図中左行され、ブレ
ーキバンド13の締付けによりバンドブレーキB/Bは
作動する。
第2図の動力伝達列は、摩擦要素B/B、 H/C,F
/C。
OR/C,LR/B、 R/Cを次表に示す如く種々の
組合せで作動させることにより、摩擦要素FD/C,L
O/Cの適宜作動と相俟って、遊星歯車組4.5を構成
する要素の回転状態を変え、これにより人力軸2の回転
速度に対する出力軸60回転速度を変えることができ、
次表に示す通りに前進4速後退1速の変速段を得ること
ができる。なお、次表中Δ印が作動(油圧流入)を示す
が、Δ印はエンジンブレーキが必要な時に作動させるべ
き摩擦要素を示す・そして、△印の如くオーバーランク
ラッチOR/Cが作動されている間、これに並置したフ
ォワードワンウェイクラッチFD/Cは非作動となり、
ローリバースブレーキしR/Bが作動している間これに
並置したローワンウェイクラッチしO/Cが非作動にな
ること勿論である。
第1図は上記動力伝達列を変速制御するための油圧回路
に本発明エンジンブレーキ制御装置を設けてを示し、こ
の油圧回路はプレッシャレギュレータ弁20、プレッシ
ャモディファイア弁22、デユーティソレノイド24、
パイロット弁26、トルクコンバータレギュレータ弁2
8、ロックアツプコントロール弁30、シャトル弁32
、デユーティソレノイド34、マニュアル弁36、第1
シフト弁38、第2シフト弁40、第1シフトソレノイ
ド42、第2シフトソレノイド44、フォワードクラッ
チ圧アキュムレータ46.3−2 タイミング弁48.
4−2リレー弁50.4−2 シーフェンス弁52、I
  レンジ減圧弁54、シャトル弁56 、オーバーラ
ンクラッチコントロール弁58、第3シフトソレノイド
60、オーバーランクラッチ減圧弁62.2速サーボア
プライ圧アキユムレーク64、サーボチャージャ弁65
.3速サーボレリーズ圧アキユムレータ66.4速サー
ボアプライ圧アキユムレータ68、及びアキュムレータ
コントロール弁70を主たる構成要素とし、これらを前
記のトルクコンバーク3、フォワードクラッチF/C。
ハイクラッチH/C、バンドブレーキB/B 、リバー
スクラッチR/C、ローリバースブレーキLR/B 、
オーバーランクラッチOR/C,及びオイルポンプ0/
Pに対し図示の如くに接続して構成する。
プレッシャレギュレータ弁20はばね20&により図中
左半部位置に弾支されたスプール20b及び該スプール
の図中下端面に突当てたプラグ20cを具え、基本的に
はオイルポンプ0/Pが回路71への吐出オイルをばね
20aのばね力で決まる或る圧力に調圧するも、プラグ
20cによりスプール20bが図中上向きの力を付加さ
れる時その分上記の圧力を上昇させて所定のライン圧に
するものである。この目的のためプレッシャレギュレー
タ弁20は、ダンピングオリフィス72を経て回路71
内の圧力をスプール20bの受圧面20dに受け、これ
でスプール20bを下向きに付勢されるよう構成し、ス
プール20bのストローク位置に応じ開閉されるポート
20〜20hを設ける。ポート20eは回路71に接続
し、スプール2Qbが図中左半部位置から下降するにつ
れポート20h、 2Ofに通ずるよう配置する。ポー
ト2Ofはスプール20bが図中左半部位置から下降す
るにつれ、ドレンボートとしたポート20gとの連通が
減じられ、これとの連通を断たれる時点でポー)20e
に連通され始めるよう配置する。そしてポート20fを
途中にブリード73が存在する回路74を経てオイルポ
ンプO/Pの容量制御アクチュエータ75に接続する。
オイルポンプO/Pは前記の如くエンジン駆動される可
変容量ベーンポンプとし、偏心量をアクチュエータ75
に向かう圧力が或る値以上になる時減じられて容量が小
さくなるものとする。プレッシャレギュレータ弁20の
プラグ20cはその図中下端面に回路76からのモディ
ファイア圧を受けると共に、受圧面20i に回路77
からの後退選択圧を受け、これら圧力に応じた図中上向
きの力をスプール20bに付加するものとする。
プレッシャレギュレータ弁20は常態で図中左半e  
部状態となり、ここでオイルポンプ07Pからオイルが
吐出されると、このオイルは回路71に流入する。スプ
ール20bの左半部位置で回路71のオイルは一切ドレ
ンされず、圧力上昇する。この圧力はオリフィス72を
経て受圧面20dに作用し、スプール20bをばね20
aに抗して押下げ、ボー) 20eをポート20hに通
ずる。これにより上記の圧力はポート20hより一部ド
レンされて低下し、スプール20bがばね20aにより
押戻される。かかる作用の繰返しによりプレッシャレギ
二レーク#20は基本的には回路71内の圧力(以下ラ
イン圧という)をばね20aのばね力に対応した値とす
る。ところで、プラグ20Cには回路76からのモディ
ファイア圧による上向きの力が作用してプラグ20Cが
図中右半部状態の如くスプール20bに当接し、この上
向き力かばね20aを助勢するようスプール20bに及
び、又モディファイア圧が後述のように後退選択時以外
で発生し、エンジン負荷(エンジン出力トルク)に比例
して高くなることから、上記のライン圧は後退選択時以
外でエンジン負荷の増大に応じ高くなる。
後退選択時プラグ20Cには上記モディファイア圧に代
え回路77からの後退選択圧(ライン圧と同じ値)によ
る上向き力が作用し、これがスプール20bに及ぶため
、ライン圧は後退選択時所望の一定値となる。オイルポ
ンプ0/Pが或る回転数以上(エンジンが或る回転数以
上)になると、それにともなって増大するオイル吐出量
が過多となり、回路71内の圧力が調圧値以上となる。
この圧力はスプール20bを図中右半部の調圧位置より
更に下降させ、ポート2Ofをポート20eに通じ、ド
レンポート20gから遮断する。これによりポート20
eのオイルが一部ポート20f及びブリード73より排
除されるが、回路74内にフィードバック圧を発生する
。このフィードバック圧はオイルポンプ0/Pの回転数
が高くなるにつれ上昇し、アクチュエータ75を介して
オイルポンプO/Pの偏心量(容量)を低下させる。か
くて、オイルポンプO/Pは回転数が或る値以上の間、
吐出量が一定となるよう容最制御され、オイルの必要以
上の吐出によってエンジンの動力損失が大きくなるのを
防止する。
上記のように回路71に発生したライン圧をライン圧回
路78によりパイロット弁26、マニュフル弁36、及
び3速サーボレリーズ圧アキユムレーク66に供給する
と共に、回路96によりフォワードクラッチ圧アキュム
レータ46に供給する。
パイロット弁26はばね26aにより図中上半部位置に
弾支されるスプール26bを具え、ばね26aから遠い
スプール26bの端面を室26Cに臨ませ、パイロット
弁26には更にドレンポート26dを設けると共に、ス
トレーナS/Tを有するパイロット圧回路79を持続す
る。そして、スプール26bに連通孔26eを設け、パ
イロット圧回路79の圧力を室26Cに導ひき、図中右
行するにつれ、回路79を回路78からドレンポート2
6dに切換接続するものとする。
パイロット弁26は常態で図中上半部状態となり、ここ
で回路78からライン圧を供給されると、回路79の圧
力を上昇させる。回路79の圧力は連通孔26eにより
室26cに達し、スプール26bを図中右行させ、スプ
ール26bは下半部図示の調圧位置を越えるところで、
回路79を回路78から遮断すると同時にドレンポート
26d に通じる。この時回路79の圧力は低下され、
この圧力低下によりスプール26bがばね26aにより
押戻されると再び回路79の圧力が上昇する。かくてパ
イロット弁26は回路78からのライン圧をばね26a
のばね力で決まる一定値に減圧し、パイロット圧として
回路79に出力することができる。
このパイロット圧は回路79によりプレッシャモディフ
ァイア弁22、デユーティソレノイド24.34、ロッ
クアツプコントロール弁30、シャトル弁32、第1、
第2、第3シフトソレノイド42.44.60、シャト
ル弁56に供給する。
デユーティソレノイド24はコイル24a、スプリング
24d及びプランジャ24bよりなり、オリフィス80
を介してパイロット圧回路79に接続した回路81を、
コイル24aのON (通電)時ドレンポート24Cと
連通ずるものとする。このデユーティソノノイド24は
図示せざるコンピュータによりコイル24aを一定周期
でON、 OFFされると共に、該一定周期に対するO
N時間の比率(ディーティ比)を制御されて、回路81
内にデユーティ比に応じた制御圧を発生させる。デユー
ティ比は後退選択時以外でエンジン負荷(例えばエンジ
ンスロットル開度)の増大に応じて小さくし、これによ
り上記の制御圧をエンジン負荷の増大につれ高くなす。
又、後退選択時デユーティ比は100%として、上記の
制御圧を0とする。
プレッシャモディファイア弁22はばね22a及び回路
81からの制御圧により図中下向きに付勢されるスプー
ル22bを具え、プレッシャモディファイア弁22には
更に前記の回路76を接続する出カポ−)22C、パイ
ロット圧回路79を接続する人力ポート22d、及びド
レンボート22eを設け、ばね22&から遠いスプール
22tlの端面が臨む室22fに回路76を接続する。
そしてスプール22bの図中左半部位置で丁度ボート2
2Cがポート22d、22eから遮断されるようこれら
ポートを配置する。
プレッシャモディファイア弁22は、ばね22aによる
ばね力及び回路81からの制御圧による力を夫々スプー
ル22bに図中下向きに受け、室22fに達したポー)
 22Cからの出力圧による力をスプール22hに図中
上向きに受け、これら力がバランスする位置にスプール
22bをストロークさせる。ポート22Cからの出力圧
が上記下向き方向の力に見合わず不十分である場合、ス
プール22bは左半部図示の調圧位置を越えて下降する
。この時ポート22Cはポート22dに通じ、回路79
からのパイロット圧の補充を受けて出力圧を上昇される
。逆に、この出力圧が上記下向き方向の力に見合わす高
過ぎる場合スプール22bは図中右半部位置方向へ上昇
する。この時ポート22cはドレンポート22eに通じ
、出力圧を低下される。かかる作用の繰返しにより、プ
レッシャモディファイア弁22はポート22Cからの出
力圧をばね22aのばね力及び回路81からの制御圧に
よる力の相位に対応した値に調圧し、これをモディファ
イア圧として回路76よりプレッシャレギュレータ弁2
0のプラグ20cに供給する。ところで、制御圧が前記
の如く後退選択時以外エンジン負荷の増大につれ高くな
るものであり、後退選択時0であることから、この制御
圧をばね22aのばね力だけ増幅した値となるモディフ
ァイア圧も後退選択時以外でエンジン負荷の増大につれ
高くなり、後退選択時0となり、プレツシヤレギニレ−
り弁20による前記のライン圧制御を可能にする。
トルクコンバータレギ二し−ク弁28はばね28aによ
り図中右半部位置に弾支されるスプール28bを具え、
該スプールが図中右半部位置及び図中左手部位置間でス
トロークする間ポート28Cをポート28dに通じさせ
、スプール28bが図中左半部位置より上昇するにつれ
ポート28Cをポート28dに対して連通度を減少、ポ
ート28eに対して一通度を増大させるものとする。ス
プール28bのストロークを制御するために、ばね28
aから遠いスプール端面が臨む室28Fをスプール28
bに設けた連通孔28gによりポート28Cに通じさせ
る。そして、ポート28Cはレリーフ弁82を介して所
定の潤滑部に通じさせると共に、回路83によりロック
アツプコントロール弁30に接続し、ポート28dは回
路84によりプレッシャレギュレータ弁20のポート2
0hに接続し、ポート28eは回路85によりロックア
ツプコントロール弁30に接続する。回路85は途中に
オリフィス86を有し、該オリフィス及びポート2gC
間をオリフィス87を介して回路83に接続すると共に
回路88によりオイルクーラ89及び所定の潤滑部90
に通じさせる。そして、回路88より分岐する回路10
3 もロックアツプコントロール弁30に接続する。
トルクコンバークレギュレータ弁28は常態で図中右半
部状態となり、ここでプレッシャレギュレータ弁20の
ポート20hからオイルが回路84を経て供給されると
、このオイルは回路83より後述の如くにしてトルクコ
ンバータ3に向かう。そして、トルクコンバークへの供
給圧が発生すると、このトルク占ンバータ供給圧は連通
孔28gを経て室28fに達し、スプール23bをばね
28aに抗して図中上昇させる。トルクコンバータ供給
圧の上昇でスプール28bが図中左手部位置より上昇す
る時、ポート28eが開き、トルクコンバーク供給圧を
一部このポート28e及び回路88を経て排除すること
により、トルクコンバータ供給圧をばね28aのばね力
で決まる値に調圧する。回路88から排除されたオイル
はオイルクーラ89で冷却された後、潤滑部90に向か
う。なお、トルクコンバータレギュレータ弁28の上記
調圧作用によってもトルクコンバータ供給圧が上記の値
を越える場合、レリーフ弁82が開き、圧力過剰分を対
応する潤滑部に逃がしてトルクコンバータ3の変形を防
止する。
ロックアツプコントロール弁30Lkスプール30a 
 ″及びプラグ30bを同軸に突合せて構成し、スプー
ル30aが右半部図示の限界位置の時回路83をトルク
コンバークレリーズ室3Rからの回路91に通じさせる
と共に回路103を回路85に通じさせ、スプール30
aが図中左半部位置に下降する時回路83を回路85に
通じさせ、スプール3Qaが更に下降する時回路91を
ドレンポート30Cに通じさせるものとする。かかるス
プール30aのストロークを制御するために、プラグ3
0bから遠いスプール30aの端面を室30dに臨ませ
、スプール30aから遠いプラグ30bの端面が臨む室
30eにオリフィス92を経て回路91の圧力を導ひく
ようにする。なお、トルクコンバータアプライ室3Aか
らの回路93は、オリフィス86よりロックアツプコン
トロール弁30に近い箇所において回路85に接続する
。又、プラグ30bには更に回路79からのパイロット
圧をオリフィス94を介して作用させることにより図中
下向きの力を付与し続け、これによりスプール30aの
脈動を防止する。
ロックアツプコントロール弁30は室30dに供給する
圧力によりスプール30aをストローク制御され、この
圧力が十分高い間スプール30aは図中右半部位置を保
つ。この時回路83からのオイルはトルクコンバータレ
ギュレータ弁28による調圧下で回路91、レリーズ室
3R,アプライ室3A、回路93゜85、103に通流
し、回路88より排除される。かくてトルクコンバータ
3はコンバータ状態で動力伝達を行なう。室30d内の
圧力を低下させるにつれ、スプール30aはオリフィス
92.94からの圧力によりプラグ30bを介して図中
下降され、図中左半部位置より更に下降したところで、
回路83からの調圧オイルは回路85.93、アプライ
室3A、レリーズ室3R1回路91、ドレンポート30
Cへと流れるようになり、トルクコンバータ3は室30
d内の圧力低下につれスリップが減少するようなスリッ
プ制御状態で動力伝達を行なう。この状態より室30d
内の圧力を更に低下させると、スプール30aの更なる
下降により回路91はドレンポート30cに完全に連通
されてレリーズ室3Rの圧力をOにし、トルクコンバー
タ3はロックアツプ状態で動力伝達を行なう。なお、か
かるスリップ制限状態及びロックアツプ状態で、オイル
の一部がオリフィス86.87を経てオイルクーラ89
に向かい、これによりオイルの冷却を補償する。
シマトル弁32はロックアツプコントロール弁30をス
トローク制御する室30dへの圧力を決定するもので、
ばね32aにより図中下半部位置に弾支されたスプール
32bを具え、このスプールを室32c内の圧力により
適宜図中上半部位置に切換える。
そしてシー?)ル弁32は、スプール32bが図中下半
部位置の詩宗30dからの回路95をパイロット圧回路
79に通じさせ、スプール32bが図中上半部位置の時
回路95を回路97に通じさせるものとする。
デユーティソレノイド34はコイル34a及びばね34
dで閉位置に弾支されたプランジャ34bよりなり、オ
リフィス98を介してパイロット圧回路79に接続した
回路97を、コイル34aのON (通電)時ドレンポ
ート34cに通じさせるものとする。このデユーティソ
レノイド34は図示せざるコンピュータによりコイル3
4aを一定周期でON、 OFF制御されると共に、該
一定周期に対するON時間の比率(ディーティ比)を制
御されて回路97内にデユーティ比に応じた制御圧を発
生させる。シャトル弁32が図中上半部状態で回路97
の制御圧がロックアツプコントロール弁30のストロー
ク制御に供される場合ソレノイド34のデユーティ比は
次のようにして決定する。即ちトルクコンバータ3のト
ルク増大殿能及びトルク変動吸収機能が絶対的に必要な
エンジンの高負荷、低回転のもとでは、デユーティ比を
0%とし、これにより回路97の制御圧を元圧である回
路79のパイロット圧と同じにする。この時制御圧は室
30dにおいてスプール30aを図中右半部位置に保持
し、トルクコンバータ3を上記要求にかなうようコンバ
ータ状態に保つ。トルクコンバータ3の上記両機能の要
求度が低くなるにつれ、デユーティ比を増大させて制御
圧を低下し、これによりロックアツプコントロール弁3
0を介してトルクコンバータ3を要求にマツチしたスリ
ップ制御状態で機能させ、トルクコンバータ3の上記側
 。
機能が不要なエンジンの低負荷、高回転のもとでは、デ
ユーティ比を100%とし、これにより制御圧をOとし
てロックアツプコントロール弁30を介しトルクコンバ
ータ3を要求通りロックアツプ状態に保つ。
なお、シャトル弁32が図中下半部状態の時、室30d
に回路79からのパイロット圧が供給され、ロックアツ
プコントロール弁30を図中右半部状態に保ってトルク
コンバーク3を常時コンバータ状態で機能させる。
マニュアル弁36は、運転者のセレクト操作により駐車
(P)レンジ、後退(R)レンジ、中立(N)レンジ、
前進自動変速(0)レンジ、前進第2速エンジンブレー
キ(II)レンジ、前進第1速エンジンブレーキ(I)
レンジにストロークされるスプール36aを具え、該ス
プールの選択レンジに応じライン回路78を次表の如く
にポー)3611)、36I[、36I。
36Rに通じさせるものとする。なお、この表中O印が
ライン圧回路78に通じるポートを示し、無印はドレン
されているポートを示す。
第1シフト弁38ばばね38aにより図中左半部位置に
弾支されたスプール38bを具え、このスプールは室3
8cへの圧力供給時図中右半部位置に切換えられるもの
とする。そして第1 シフト弁38は、スプール38b
が左半部位置の時ポート38dをドレンポート38已に
、ポート38fをポート38gに、ポート38hをポー
ト38] に夫々通じさせ、スプール38bが図中右半
部位置の時ポート38dをポート38Jに、ポート38
fをポート38kに、ポート38hをポート38βに夫
々通じさせるものとする。
第2シフト弁40は本発明における或るシフト弁に相当
するもので、これはばね40aにより図中左半部位置に
弾支されたスプール40bを具え、このスプールは室4
0Cへの圧力供給時、又はスプール40bの受圧面40
βに後述のルンジ(低速段エンジンブレーキ)圧を作用
させる時、図中右半部位置になるものとする。そして第
2シフト弁40は、スプール40bが図中左半部位置の
時ポート40dをドレンポート40eに、ポート40f
をポート40gに、ポート40hをオリフィス付ドレン
ポート401 に夫々通じさせ、スプール40bが図中
右半部位置の時ポート40dをポート40J に、ポー
ト40fをドレンポート40eに、ポート40hをポー
ト40kに夫々通じさせるものとする。
第1及び第2シフト弁38.40のスプール位置は夫々
第1シフトソレノイド42及び第2シフトソレノイド4
4により電子制御するようにし、これらシフトンレノイ
ドは夫々コイル42a、 44a及びプランジャ42b
、 44bスプリング42d、 44dで構成する。第
1シフトソレノイド42は、オリフィス99を介してパ
イロット圧回路79に接続され、室38cに至る回路1
00を、コイル42aのON (通電)時ドレンポート
42Cから遮断して回路100内の制御圧を元圧である
パイロット圧と同じ値にし、これにより第1/フト弁3
8を図中右半部状態に切換えるものとする。又第2シフ
トツレ/イド44は、オリフィス101を介してパイロ
ット圧回路79に接続され、室’t Ocに至る向路1
02を、コイル44aのON (通電)時ドレンポー)
 44cから遮断して回路102内の制御圧を元圧のパ
イロット圧と同じ値にし、これにより第2シフト弁40
を図中右半部状態に切換えるものとする。
これらシフトソレノイド42. 44のON、 OFF
の組合せ、従ってシフト弁38.40の状態の組合せに
より前進第1速乃至第4速を得ることができ、これを表
にまとめると次の如くである。
第3表 なお、この表中O印はシフト弁の図中右半部状態、x印
はシフト弁の図中左半部状態を夫々示し、又シフトソレ
ノイド42.44のON、 OFFは図示せざるコンピ
ュータが予め定めた変速パターンを基に車速及びエンジ
ン負荷から好適変速段を判別し、この変速段に対応する
よう決定するものとする。
フォワードクラッチ圧アキュムレータ46は役付ピスト
ン46aをばね46bにより図中右半部位置に弾圧して
構成し、役付ピストンの両端間に画成された室46Cを
大気開放とし、役付ピストンの小径端面及び大径端面を
夫々密閉室46d、 46eに臨ませる。室46d は
回路96により回路71に接続し、ライン圧をアキュム
レーク背圧として室46dに供給する。又室46eは回
路104によりフォワードクラッチF/Cに接続する。
フォワードクラッチF/Cは回路106によりマニュア
ル弁36のポート360に接続し、この回路106中に
フォワードクラッチF/Cに向かう油圧に対してのみ絞
り効果を発揮するワンウェイオリフィス107を挿入す
る。
3−2タイミング弁48ばばね48aにより図中左半部
位置に弾支されたスプール48bを具え、このスプール
位置でポート48C及びオリフィス48f付のポート4
8d間を連通し、室48e内の圧力が高く、スプール4
8bが図中右半部位置になる時ポート48C,486間
を遮断するものとする。
4−2リレー弁50はばね50aにより図中左半部位置
に弾支されたスプール50bを具え、このスプール位置
でポート50Cをオリフィス付ドレンポート50dに通
じ、室50e内に圧力が供給されてスプール50bが図
中右半部位置になる時ポー) 50Cをポート50f 
に通ずるものとする。
4−2シークエンス弁52はばね52aにより図中右半
部位置に弾支されるスプール52bを具え、このスプー
ル位置でポート52Cをオリフィス付ドレンポー) 5
2d に通じ、室52e内の圧力が高くてスプール52
bが図中左半部位置になる時ポート52Cをポート52
f に通ずるものとする。
■レンジ減圧弁54はばね54aで図中右半部位置に向
は付勢されたスプール54bを具え、このスプール位置
で相互に連通するポー)54c、 54dを設けると共
に、スプール54bが図示左半部位置に上昇してポート
54dを閉じ終える時ポート54Cに通じ始めるドレン
ポート54eを設ける。ばね54aから遠いスプール5
4bの端面が臨む室54fをオリフィス108を介して
ポート54cに接続する。かくて■レンジ減圧弁54は
常態で図中右半部状態となり、ここでポート54dに圧
力が供給されるとポート54Cより圧力が出力される。
この出力圧はオリフィス108を経てスプール54bの
図中下端面に作用し、出力圧が高まるにつれスプール5
4bを図中上昇させる。スプール54bが図中左半部位
置以上上昇する時、ポート54Cはドレンポート54e
に通じて、ポート54cからの出力圧を低下させる。こ
の出力圧低下によりスプール54bが図中左半部位置以
上下降すると、ポート54Cはポート54dに通じ、ボ
ー)54Cからの出力圧を上昇させる。かかる作用の繰
返しによりポート54cからの出力圧はばね54aのば
ね力で決まる一定値に減圧される。
シャトル弁56はばね56aにより図中左半部位置に弾
支されたスプール56bを具え、このスプールは室56
gへの圧力供給がある時この位置に保持されるが、室5
6gへの圧力供給がない間はポート56cからの圧力に
よる図中上向きの力が或る値以上の時図中右半部位置に
ストロークされる。図中左半部位置でポート56dを第
3シフトソレノイド60がらの回路109 に通じさせ
ると共に、ポート56eをドレンポート56fに通じ、
図中右半部位置でポート56dヲハイロツト圧回路79
に、ポート56eヲ回路109 に通じるものとする。
第3シフトソレノイド60はコイル60a及びプランジ
ャ60b、スプリング60dで構成し、オリフィス11
0を介してパイロット圧回路79に接続した回路109
を、コイル60aのON (通電)時ドレンポート60
Cから遮断して、回路109内の制御圧を元圧であるパ
イロット圧と同じ値になすものとする。なお、第3シフ
トソレノイド60のON、 OFFは図示せざるコンピ
ュータにより後述の如くに決定する。
オーバーランクラッチコントロール弁58はばね58a
により図中左半部位置に弾支されたスプール58bを具
え、このスプールは室58cへの圧力供給時図中右半部
位置に切換わり、この圧力をすくす時又は反対側の室5
8iへの圧力供給時図中左半部位置になるものとする。
又スプール58bは図中左半部位置でポート58dをド
レンポート58eに、又ボー) 58fをポート58g
に夫々通じ、図中右半部位置でポート58dをポート5
8h に、又ポート58fをドレンポート58eに通じ
るものとする。
オーバーランクラッチ減圧弁62はばね62aにより図
中左半部位置に弾支されたスプール62bを具え、この
スプールには更にポート62cからの圧力がある時これ
により図中下向きの力を付加してスプール62bをこの
位置に保持する。ポート62cからの圧力流入がない間
、ポート62dに圧力が供給されると、この圧力はボー
) 62eからの出力圧を高める。この出力圧は室62
[にフィードバックされ、ばね62aのばね力に対応し
た1直になるところでスプール62bを図中右半部位置
にしてボー) 62d。
626間を断つと共に、ポート62eをドレンポート6
2gに通じ、オーバーランクラッチ減圧弁62はポート
62eからの出力圧をばね62aのばね力で決まる一定
値に減圧するものとする。
2速サーボアプライ圧アキユムレータ64は役付ピスト
ン64aをばね64bにより図中左半部位置に弾支して
構成し、役付ピストン64aの両端間に画成された室6
4Cを大気開放とし、役付ピストンの小径端面及び大径
端面を夫々密閉室64d、 64eに臨ませる。
サーボチャージャ弁65はばね65aにより図中右半部
位置に弾支されたスプール65bを具え、このスプール
はポート65cからの圧力を室65d内に受ける時図中
左半部位置にされ、加えてボー1−65eからも圧力供
給がある時このスプール位置を保持するものとする。そ
して、スプール65bの図中右半部位置でボー) 65
f、 65g間を遮断し、図中左半部%J置でこれらポ
ート間を開通するものとし、ポート65f及び65e間
を相互に接続する。
3速サーボレリーズ圧アキユムレーク66は役付ピスト
ン66aをばね66bにより図中左半部位置に弾支して
構成し、役付ピストンの両端間に画成された室66Cを
前記のライン圧回路78に接続し、役付ピストンの小径
端面をドレン室66dに、又大径端面を密閉室66eに
寓ませる。
4速サーボアプライ圧アキユムレータ68は、役付ピス
トン68aをばね68bにより図中左半部位置に弾支し
て構成し、役付ピストンの両端間に密閉室68cを画成
すると共に、役付ピストンの小径端面及び大径端面を夫
々密閉室68d、 68eに臨ませる。
アキュムレータコントロール弁70はばね70aにより
図中左半部位置に弾支されたスプール70bを具え、ば
ね70aから遠いスプール70bの端面が臨む室70c
に回路81の制御圧を導びく。スプール70bは図中左
半部位置で出力ポードア0dをドレンポート70eに通
じ、室70cへの制御圧が高くなってスプール70bが
図中右半部位置以上に上昇する時ボート70dを回路1
06から分岐した回路105に切換接続するものとする
。そして、出カポ−) 70dを回路111によりアキ
ュムレータ室64d、 68Cに接続すると共にばね7
0aを収納した室70Fにも接続する。
かくてアキュムレータコントロール弁70は後A選択時
以外室70cへの制御圧により適宜スプール70bを図
中右半部位置以上に上昇される。これにより、フォワー
ドクラッチF/Cの作動中(前記第1表の通り前進走行
中)であれば、回路105へのフォワードクラッチ圧(
ライン圧)が回路111 に出力され、この回路111
内の圧力が上記制御圧に対応した値になるところで、ス
プール70bは図中右半部位置に弾支される。これがた
め回路111の圧力は制御圧に対応した値に調圧される
が、制御圧が前記の如く後退選択時以外エンジン負荷(
エンジン出力トルク)の増大に応じて高くなるため、回
路111からアキュムレータ64.68の室64d、 
68cにアキュムレータ背圧として供給される圧力もエ
ンジン出力トルクの増大に応じ高くなる。なお、後退選
択時は制御圧が0のため、回路111へは圧力が出力さ
れない。
次に油圧回路網を補足説明するに、マニュアル弁36の
ポート360からフォワードクラッチF/Cに延在する
回路106は途中を第1シフト弁38のポート38g及
び第2シフト弁40のポート40gに接続すると共に、
回路106より分岐した回路112を経てシャトル弁5
6のポート56C及びオーバーランクラッチコントロー
ル弁58のポート58gにも接続する。
第1シフト弁38のポート38f は回路113 によ
り4−2リレー弁50のポート50fに接続すると共に
、ワンウェイオリフィス114を介してアキ二ムレータ
室64e及び2速サーボアプライ室2S/Aに接続し、
ポー)50f は回路115によりシャトル弁32の室
32Cにも接続する。更に第1シフト弁38のポート3
8hは回路116により4−2リレー弁50の室50e
及びオーバーランクラッチコントロール弁58のポート
58hに接続し、4−2  リレー弁50のポート50
Cは回路117により第2シフト弁40のポート40k
に接続する。
第1シフト弁38のポート38に、 38βを第2シフ
ト弁40のポート40f と共に回路118によりハイ
クラッチ]1/Cに接続し、その途中に一対の相互に逆
向き配置としたワンウェイオリフィス119. 120
を挿入する。これらオリフィスとハイクラッチH/Cと
の間において回路118より分岐した回路121はワン
ウェイオリフィス122を介して3速サーボレリーズ室
3S/R及びアキュムレータ室66eに接続し、ワンウ
ェイオリフィス122をバイパスする回路123中にポ
ー)48c、 48dを接続して3−2タイミング弁4
8をこの回路123中に挿入する。ワンウェイオリフィ
ス122及び3速サ一ボレリーズ室3S/R間において
回路121より分岐する回路124を4−2 シーフェ
ンス弁52のm52eに接続し、4−2 シーフェンス
弁52のポー) 52c、 52fを夫々第1シフト弁
38のポート38i及び第2シフト弁40のポー)40
hに接続する。又、ワンウェイオリフィス114をバイ
パスするよう回路113 にサーボチャージャ弁65の
ボード65f、 65gを接続し、ポート65Cは回路
118に接続する。
第1シフト弁38のポート38J を回路125により
第2シフト弁40のポート40dに接続し、ポート38
dを回路126によりシャトルボール127の一方の人
口ボートに接続する。シャトルボール127の他方の人
口ポートは回路128により一方で前記の回路77と共
にマニュアル弁36のポー) 36Rに接続し、他方で
ワンウェイオリフィス129を介してリバースクラッチ
R/C及びアキュムレータ室68d に接続し、シャト
ルボール127の出口ポートは回路130によりローリ
バースブレーキLR/Bに接続する。第2シフト弁40
のポート40] は本発明における低速段保持回路とし
ての回路131により■レンジ減圧弁54のポート54
C及び室54[に接続し、■レンジ減圧弁54のポート
54dを回路132によりマニュアル弁36のポート3
6Iに接続する。
ンヤトル弁56のポート56eは回路133 により3
−2タイミング弁48の室48eに接続し、ポート56
dは回路134によりオーバーランクラッチコントロー
ル弁58の室58Cに接続する。オーバーランクラブチ
コントロール弁58のポート58dは回路135により
ワンウェイオリフィス136を介してアキュムレータ室
68e及び4速サーボアプライ室4S/Aに接続し、室
58j は回路150により回路132に接続する。
そしてオーバーランクラッチコントロール弁58のポー
ト58fは回路137によりオーバーランクラッチ減圧
弁62のポー) 62dに接続し、該減圧弁62のポー
ト62eを回路138 によりオーバーランクラッチO
R/Cに接続し、回路137.138間にチェックバル
ブ139を設ける。オーバーランクラッチ減圧弁62(
Dホー)62cは回路140によりマニュアル弁36の
ポート36■及びシャトル弁56の室56gに接続する
上記油圧回路の作用を次に説明する。
プレッシャレギュレータ弁20、プレッシャモディファ
イア弁22及びデユーティソレノイド24は前記した作
用により後退選択時以外オイルポンプO/Pからのオイ
ルをエンジン出力トルクに比例して高くなるライン圧に
調圧し、後退選択時オイルポンプO/Pからのオイルを
一定1直にし、これを回路78゜96に出力している。
回路78へのライン圧はパイロット弁26、マニュアル
弁36、uびアキュムレータ66に達し、アキュムレー
タ66は図中右半部状態にされている。又、回路96へ
のライン圧はアキュムレータ46に達し、これを図中右
半部状態にしている。アキュムレータコントロール弁7
0は、フォワードクラッチF/Cが作動される前進変速
段選択中前記作用により回路111を経てエンジン出力
トルクに比例したアキュムレータ背圧をアキュムレータ
64.68の室64d、 68Cに供給し、これらアキ
ュムレータを夫々図中右半部状態にしている。なお、後
退選択時アキュムレータコントロール弁70は前記の如
くアキュムレータ背圧を0とし、アキュムレータ64.
68を図中左半部状態にしている。又、く悩ロット弁2
6は前記作用により常時一定のパイロット圧を回路79
に出力する。
P、Nレンジ 運転者が走行を希望せずマニュアル弁36をP又はNレ
ンジにしている場合、マニュアル弁ボート36D、 3
6 II、36I及び36Rの全てが前記第2表の通り
ドレンポートとなり、これらポートからライン圧が出力
されることはないので、これらポートからのライン圧を
元圧として作動されるフォワードクラッチF/C,ハイ
クラッチH/C,バンドブレーキB/B。
リバースクラッチR/C,ローリバースブレーキLR/
B及びオーバーランクラッチOR/Cは全て非作動に保
たれ、第2図の動力伝達列を動力伝達不能な中立状態に
しておくことができる。
Dレンジ 前進走行を希望してマニュアル弁36をDレンジにした
状態では、以下の如(に自動変速が行なわれる。
(第1速) 即チ、マニュアル弁36はDレンジにおいて前記第2表
の如くポート36Dに回路78からのライン圧を出力す
る。ポート36Dからのライン圧はDレンジ圧として回
路106により第1シフト弁38のポー)38g 、第
2シフト弁40のポー)40g、及びフォワードクラッ
チF/Cに供給されると共に、回路112によりシャト
ル弁56のポート56G及びオーバーランクラッチコン
トロール弁58のポート58gに供給される。
一方、Dレンジにした停車状態では、コンピュータが第
1シフトソレノイド42及び第2シフトソレノイド44
を共にONシ、第1シフト弁38及び第2シフト弁11
0は共に図中右半部状態にある。このためハイクラッチ
H/Cは回路118よりポート4Ofを経てドレンポー
ト40eに通じ非作動となる。又2速ザーボアプライ室
2S/Aが回路113よりポート38f。
38k、回路118、ポート40fを経てドレンポート
40eに通じ、3速サーボレリーズ室3S/Rが回路1
21゜118、ポート40fを経てドレンポート40e
に通じ、4速サーボアプライ室4S/Aが以下の如く同
じドレンポート40eに通じるため、バンドブレーキB
/Bも非作動となる。即ち、一定エンジン出力トルク以
上の間は、これに比例して高いポート56CからのDレ
ンジ圧(ライン圧)がシャトル弁56を図中右半部状態
にして回路134からオーバーランクラッチコントロー
ル弁58に回路79のパイロット圧を供給し、この弁5
8を図中右半部状態にする。又、エンジン出力トルクが
一定以下でシャトル弁56が図中左半部状態の間も後述
のエンジンブレーキ要求操作がなければ、この時回路1
09から回路134を経てオーバーランクラッチコント
ロール弁58に向かう制御圧をコンピュータが第3シフ
トソレノイド60のONにより上記パイロット圧と同じ
値にし、オーバーランクラッチコントロール弁58を図
中右半部状態にする。よってこの時、4速サーボアプラ
イ圧4S/Aが回路135、ポート5gd、 5gh 
、回路116、ポート38h 、 38β、回路118
、ポー1−4Ofを経て上記の通りドレンポート40e
に通じることとなる。
更に、リバースクラッチR/Cは回路128を経てポー
ト36Rよりトンされ、非作動状態であり、ローリバー
スブレーキLR/Bも以下の如くにドレンされて非作動
状態である。即ち、ローリバースブレーキLR/Bへの
回路130に係わるシャトルボール127に通じた一方
の入口回路128が上述あ如くドレンされ、他方の回路
126も、これにポー)38cl 、 38.i、回路
125、ポート4Qd 、 40j 、回路131を経
て通じた■ レンジ減圧弁54がマニュアル弁ポート3
6■からの圧力供給を受けていないため図中右半部状態
であってポート361 よりドレンされているため、ロ
ーリバースブレーキLR/Bは上述の通り非作動状態で
ある。次にオーバーランクラッチOR/Cは、オーバー
ランクラッチコントロール弁58が前記の如く図中右半
部状態であるため、回路138よりチェックバルブ13
9、ポート58fを経てドレンポート58eに通じ、非
作動状態である。
従って、摩擦要素は回路106からのDレンジ圧により
フォワードクラッチF/Cのみが作動されることとなり
、前記第1表のの如くフォワードワンウェイクラッチF
D/Cの作動と相俟って自動変速殿は第1速選択状態と
なる。しかして、この時トルクコンバータ3が以下の如
(コンバータ状態にされるため、第1速の選択と錐も停
車を保つことができる。又、フォワードクラッチF/C
の作動油圧がワンウェイオリフィス107により絞られ
ると共に、アキュムレータピストン46aをばね46b
及び室46d内のアキ二ムレーク背圧に抗して押しのけ
つつ上昇されるため、この上昇がゆるやかに行われ、フ
ォワードクラッチF/Cの作動進行がゆるやかなものと
なってN又はPレンジからDレンジにした時のセレクト
ショックを緩和することができる。
そして、前記の如く2速サーボアプライ室2S、/Aに
向かう回路113内に圧力がないため、この回路に回路
115を経て室32Gを接続されたシャトル弁32は図
中下半部状態である。従ってこのシャトル弁32は回路
95より室30d に回路79からのパイロット圧を供
給し、ロックアツプコントロール弁30を図中右半部状
態に保ってトルクコンバータ3をコンバータ状態にする
。これがため第1速でも車両を停止させておくことがで
きるし、アクセルペダルの踏込みによりエンジン出力ト
ルクを増大することで車両を発進させることができる。
(第2速) その後車速が上昇する等して第2速を選択すべき運転状
態になると、コンピュータは前記第3表の如く第1シフ
トソレノイド42をOFFに切換えて、第1シフト弁3
8を図中左半部状態に切換え力。これにより第1シフト
弁38は回路126をドレンポート38eに通じさせて
引続きドレンし、回路116をポー)38h 、 38
i 及び4−2 シーフェンス弁52(この弁は今3速
サーボレリーズ室3S/Hに圧力が供給されないから図
中右半部状態)のポー) 52cを経てドレンポート5
2dに通じさせることにより引続きドレンする。しかし
、第1シフト弁38は回路113を回路106に通じ、
回路113を経て2速サーボアプライ室2SハにもDレ
ンジ圧を供給するようになり、バンドブレーキB/Bを
作動させ、フォワードクラッチF/Cの作動保持及びフ
ォワードワンウェイクラッチFO/Cの作動と相俟って
自動変速機は前記第1表から明らかなように第2速選択
状態となる。
しかして第1速時サーボチャージャ弁65が図中右半部
状態であるため、回路113にDレンジ圧が導びかれて
も、この圧力がサーボチャージャ弁65を図中左半部状
態にすることはなく、以下の変速ショック緩和作用に支
障をきたすことはない。
この第1速から第2速へのアップシフト変速時、2速サ
ーボアプライ室2S/Aへの油圧はワンウェイオリフィ
ス114により絞られ、前記の如く図中右半部位置にあ
るアキュムレータピストン64aを押動しつつ徐々に上
昇するため、バンドブレーキB/Bの作動がゆるやかに
進行し、当該変速時のショックを緩和することができる
。そして、アキュムレータピストン64aにかかる室6
4d内の背圧が前記の通りエンジン出力トルクに比例し
たものであることによって、上記の変速ショック軽減効
果を確実に達成することができる。
なお、当該第2速だけでなく第3速、第4速選択時も前
記第1表から明らかなように2速サーボアプライ室2S
/AにはDレンジ圧が供給されるため、この圧力を回路
115 により皇32Cに供給されるシャトル弁32は
第2速乃至第4速選択中図中上半部状態を保持する。こ
れにより、第2速乃至第4速選択中ロックアツプコント
ロール弁30はその室30dに回路97の制御圧を供給
され、この制御圧をコンピュータによりデユーティソレ
ノイド34を介し前記の如く決定することで、ロックア
ップコントロ−ル弁30は前記作用によりトルクコンバ
ータ3を運転条件にマツチするようコンバータ状態、ス
リップ制御状態又はロックアツプ状態にすることができ
る。
(第3速) その後第3速を選択すべき運転状態になると、コンピュ
ータは前記第3表の如く第2シフトソレノイド44をも
OFF して第2シフト弁40を図中左半部状態にする
。これにより、ポート40g に達していたDレンジ圧
がポー)40f、回路118を経てワンウェイオリフィ
ス120を素通りし、その後ワンウェイオリフィス11
9により絞られてハイクラッチH/Cに供給され、これ
を作動させる。そしてこの時、回路118の圧力は室6
5dに達してサーボチャージャ弁65を図中左半部状態
にし、ワンウェイオリフィス114をバイパスするポー
ト65f、 65g間を連通させ、この状態をポー) 
65f、 65eを経由する回路113からのDレンジ
圧に保持する。他方、この圧力は回路118より分岐し
た回路121を経てワンウェイオリフィス122を素通
りし、3速サーボレリーズ室3S/Rにも蓮し、バンド
ブレーキB/Bを非作動にする。この非作動時第3図か
ら明らかなようにピストン8は図中右行して2速サーボ
アプライ室2S/Aを容積減少させるが、これにともな
う油流がワンウェイオリフィス114を素通りし得るた
め、又サーボチャージャ弁65が上記の通りポー トロ
5f、 65g間を連通しているため、バンドブレーキ
B/Bの当該作動にストレスを生ずることはない。3速
サーボレリーズ室3S/Rへの圧カバ4−2 ’/−ク
エンス弁52の室52eに対し、この弁を図中左半部状
態にしてポート52cをポート52fに通じさせるも、
第2シフト弁40がこのポート52fをドレンポート4
0i に通じるため、回路116は引続きドレンされる
。従って、ハイクラッチH/Cの作動、バンドブレーキ
B/Bが非作動に切換わることとなり、自動変速機は前
記第1表から明らかな通りフォワードワンウェイクラッ
チFO/Cの作動と相撲って第3速を選択することがで
きる。
なお、この第2速から第3速へのアップシフト変速に当
り、ハイクラッチH/C及び3速サーボレリーズ室3S
/Rへの圧力がワンウェイオリフィス119により絞ら
れ、前記の如く図中右半部状態のアキュムレータピスト
ン66aを、室66C内のライン圧に抗して押しのけつ
つ上昇するため、当該変速時のショックを防止すること
ができる。
(第4速) その後第4速を選択すべき運転状態になると、コンピュ
ータは前記第3表の如く第1シフトソレノイド42をO
Nに切換えて第1シフト弁38を図中右半部状態に切換
える。これにより第1シフト弁38は2速サーボアプラ
イ室2S/Aへの回路113をDレンジ圧回路106か
ら遮断するも、ポート38kにおいて回路118に通じ
、2速サーボアプライ室2S/Aへ引続きDレンジ圧を
供給すると共に、回路126をドレンポート38eから
遮断するも、ポート38Jにおいて回路125に通じ、
これを経てドレンポート40eに通ずることで、回路1
26を引続きドレンする。第1シフト弁38は更にポー
ト38h 、 38βを介し回路116を回路118に
通じ、回路118 +’ 116、ポート58h 、 
58d 、回路135、ワンウェイオリフィス136を
経てDレンジ圧を4速サーボアツプライ室4S/Aに供
給することで、バンドブレーキB/Bを作動状態に切換
え、フォワードクラッチF/C、ハイクラッチH/Cの
作動保持と相撲って前記第1表の如く自動変速機を第4
速選択状態にするくことができる。
なお、この第3速から第4速へのアップシフト変速に当
り、4速サーボアプライ室4S/Aへの4速選択圧(最
高速段選択圧)はワンウェイオリフィス136により絞
られ、前記の如く図中右半部状態のアキュムレータピス
トン68aを室68c内の背圧に抗して押しのけつつ徐
々に上昇するため、当該変速時のショックを防止するこ
とができる。そしてアキュムレータピストン68aにか
がる室68c内の背圧が前記の通りエンジン出力トルク
に比例したものであることによって、上記の変速ショッ
ク軽減効果を確実に達成することができる。
(4→3ダウンシフト変速) 第4速選択中第3速を選択すべき運転状態になると、コ
ンピュータは前記第3表がら明らがなように第1シフト
ソレノイド42をOFF して第1シフト弁38を図中
左半部状態に切換える。これにより、前記第3速選択時
と同じ状態となり、4速サーボアプライ室4S/Aの圧
力がワンウェイオリフィス136を素通りして速やかに
ドレンポート401より排除され、第3速へのダウンシ
フト変速を行なうことができる。
(4−2ダウンシフト変速) 第4速選択中第2速を選択すべき運転状態になると、コ
ンピュータは前記第3表から明らかなように第1シフト
ソレノイド42をOFF して第1シフト弁38を図中
左半部状態に切換えると共に、第2シフトソレノイド?
i4をONLで第2シフト弁40を図中右半部状態に切
換える。第1シフト弁38の切換えにより2速サーボア
プライ室2S/八への回路113は回路118から回路
106への接続を変更されて引続き2速サーボアプライ
室2S/Aへ圧力を供給する。
又第2シフト弁40の切換えにより回路118はDレン
ジ圧回路106から遮断され、ドレンポート40eに通
ずる。これがため、ハイクラッチH/Cの作動圧はワン
ウェイオリフィス119を素通りし、ワンウェイオリフ
ィス120 により絞られながら回路118よりドレン
ポート40eより排除され、3速サーボレリーズ室3S
/R内の圧力もワンウェイオリフィス122により絞ら
れた後同様の経路で排除される。
ところで3速サーボレリーズ室3S/Hの圧力を回路1
24により導びかれてこれに応動する4−2シークエン
ス弁52は当該圧力が抜ける迄は図中左半部状態を保ち
、ポー1−38i 、 38hを経て回路116に通じ
たポート52Cをドレンポート52dから遮断してポー
ト52r に通じ続ける。これがため、回路116に通
じた4速サーボアプライ室4S/A内の圧力は排除され
ず、3速サーボレリーズ室3S/Rの圧力が抜は終る迄
保持される。この間4速サーボアプライ室4S/A内の
圧力は回路116を経て4−2リレー弁50に供給され
、この弁を図中右半部状態に保持する。従って、2速サ
ーボアプライ室2S/Aへの回路113内の圧力はポー
ト5Qf 、 50C、回路117、ポー HOk 、
 40h 、 52f 、 52c 、 38i 、 
38h及び回路116、ポート513h 、 58d 
、回路135を経て4速サーボアプライ室4S/A内を
保圧する。
3速サーボレリーズ室3S/R内の圧力が抜けると、4
−2シークエンス弁52が図中右半部状態になってポー
ト52cをドレンポート52dに通じ、回路116に通
じた4速サーボアプライ室4S/A内の圧力をドレンポ
ート52dより排除する。この排除により4−2リレー
弁50は図中左半部状態となって、回路117の圧力を
ドレンポー) 50dより排除する。かくて当該変速に
当り、4速サーボアプライ室4S/A内の圧力は、3速
サーボレリーズ室3S/R及びハイクラッチH/C内の
圧力が抜けた後に排除されることとなり、前者の圧力が
後者の圧力より先に抜けて4→3→2と変速されるのを
防止し、確実に4−2変速することができる。
(3→2ダウンシフト変速) 前記第3速選択状態において第2速を選択すべき運転状
態になると、コンピュータは前記第3表から明らかなよ
うに第2シフトソレノイド44をONして第2シフト弁
40を図中右半部状態に切換える。
この切換えによりポート40hがドレンポート401か
らポート40にへと接続されても、第3速で回路116
(4速サーボアプライ室4S/A)が無圧状態で4−2
リレー弁50を図中左半部状態となし、回路117をド
レンポート50dに通じているため、ポート52fがド
レンポートとなり、4−2シークエンス弁52は状態の
如何にかかわらず4速サーボアプライ室4Sハを無圧状
態に保つ。
一方、第2シフト弁40の上記切換えは回路118をし
てドレンポート40eに通じさせ、ハイクラチH/C及
び3速サーボレリーズ室3S/R内の圧力を4−2変速
時につき前述した経路を経て排除する。
従って、第3速から第2速へのダウンシフト変速が得ら
れるが、この際3速サーボレリーズ室3S/Rの圧力が
以下の如くエンジンの運転状態に対し所定のタイミング
で排除されるた狛、スムーズな変速が可能となる。
即ち、エンジン出力トルクが一定以下の場合、これに応
じた低いポート56cからのDレンジ圧(ライン圧)が
シャトル弁56を図中左半部状態にし、3−2タイミン
グ弁48の室48eが回路133およびポート56eを
経てドレンポート56r に通ずるため、3−2タイミ
ング弁48は図中左半部状態となる。従ってこの低エン
ジン出力トルクのもとでは、3速サーボレリーズ室3S
/Rの圧力がワンウェイオリフィス122の他に、オリ
フィス48fをへても抜かれて、その抜は速度が速い。
エンジン出力トルクが一定以上の場合、これに応じた高
いポート56CからのDレンジ圧(ライン圧)がシャト
ル弁56を図中右半部状態にし、3−2・タイミング弁
48は回路109からの制御圧により状態変化される。
コンピュータは第3シフトソレノイド60をこのエンジ
ン出力トルクのもとてかつ所定の車速以上でONにし、
制御圧を元圧であるパイロット圧と同じ値にする。従っ
て3−2タイミング弁48は図中右半部状態となり、3
速サーボレリーズ室3S/Rの圧力の抜は速度をワンウ
ェイオリフィス122のみによる低速とする。
かかる3速サーボレリーズ室3 S/Rの排圧で/<ン
ドブレードB/Bは、ピストン8が2速サーボアプライ
室2 S/A内の圧力により第3図中左行されることに
よって作動されるが、この間2速サーボアプライ室2 
S/Aの容積増大にともなう油流はサーボチャージャ弁
65の第1図中左半面状態(ワンウェイオリフィス11
4のバイパス状態)によってストレスなく行われ、バン
ドブレーキB/Bの上記作動に遅れが生じ、これが滑る
ことでエンジンの空吹けが生ずるのを防止することがで
きる。
(2→1ダウンシフト変速) 第2速選択状態において第1速を選択すべき運転状態に
なると、コンピュータは前記第3表から明らかな如く第
1シフトソレノイド42をONシて第1シフト弁38を
図中右半部状態に切換える。これにより2速サーボアプ
ライ室23/八への回6113はDレンジ圧回路106
から遮断され、ボー)38f。
38kを経て回路118に通じる。ところで回路118
が第2シフト弁40によりドレンポート40eに接続さ
れているため、2速サーボアプライ室2S/Aの圧力は
ワンウェイオリフィス114を素通りし、速やかに排除
され第2速から第1速へのダウンシフト変速を得ること
ができる。
(オーバードライブ禁止) 運転者が第4速(オーバードライブ)へのアップシフト
変速を希望せず、第3速でのエンジンブレーキ走行を希
望して、運転席の図示せざるOD禁止スイッチを投入す
ると、これからの信号を受けてコンピュータは第1及び
第2シフトソレノイド42、44を運転状態に応じ前記
第3表に示す組合せに沿って、但し第4速が選択される
ことのないようON、 OFF制御する。かくて、自動
変速機は前記Dレンジでの作用と同じ作用により第1速
乃至第3速間で変速を行なうことができる。
そして、第3速ではコンピュータが第3シフトソレノイ
ド60をOFFシ、回路109への制御圧をOにしてい
る。ここでエンジン出力トルクが小さく(エンジンブレ
ーキが必要な状態)、これに応じた低いポート56Cか
らのDレンジ圧(ライン圧)がシャトル弁56を図中右
半部状態にし得ず、図中右半部状態にしていれば、上述
の如く0にされている回路109の制御圧が回路134
よりオーバーランクラッチコントロール弁58に達して
もこの弁を図中左半部状態にする。これがため、回路1
12からのDレンジ圧が回路137及びオーバーランク
ラッチ減圧弁62を経てオーバーラングラッチOR/C
に供給され、これを作動することにより前記第1表から
明らかな如く第3速でのエンジンブレーキ走行を可能に
する。このエンジンブレーキ走行中オーバーランクラッ
チ減圧弁62は、マニュアル弁ポー)36I[から圧力
が出ていないため前記調圧作用により、オーバーランク
ラッチOR/[:の作動油圧を減じ、その容量を要求に
マツチさせてエンジンブレーキショックを減する。なお
、エンジン出力トルクが大きくエンジンブレーキが不要
な状態では、シャトル弁56がポート56Cからの高い
Dレンジ圧により図中右半部状態となり、オーバーラン
クラッチコントロール弁58を回路79からのパイロッ
ト圧により図中右半部状態にしてオーバーランクラッチ
OR/Cを作動せず、エンジンブレーキがきかない状態
にする。この時オーバーランクラッチOR/Cの圧力は
チェックバルブ139を経てドレンポート58eより速
やかに排除され、その抜は遅れを生ずるこ出はない。
■レンジ 運転者が第2速でのエンジンブレーキ走行を希望する等
して、マニュアル弁36を■レンジにすると、このマニ
ュアル弁は前記第2表の通りポート36Dだけでなくポ
ート36Hからも回路7Bのライン圧を出力する。ポー
ト36Dからは前記したDレンジの場合と同様の経路を
たどって圧力供給がなされ、コンピュータが第1.第2
シフトソレノイド42、44を前記第3表に沿って第1
速又は第2速が得られるようON、 OFFすることに
より、自動変速機を第1速及び第2速間で変速させるこ
とができる。
マニュアル弁ポート36■からの圧力(■レンジ圧)は
、回路140を経てオーバーランクラッチ減圧弁62の
ポー) 62cに達し、この弁を図中左半部状態にする
。回路140からの■レンジ圧は更にシャトル弁56の
室56gに達し、この弁を図中左半部状態にロックする
。シャトル弁56のかかる状態においては、オーバーラ
ンクラッチコントロール弁58の室58cに回路110
の制御圧が供給され、この制御圧をコンピュータは第2
速選択中第3シフトソレノイド60のOFFを介して0
となし、オーバーランクラッチコントロール弁58を図
中左半部状態にしている。かくて、回路112からのD
レンジ圧が回路137、オーバーランクラッチ減圧弁6
2及び回路138を経てオーバーランクラッチ0RIC
に供給され、これを作動することになり、第2速でのエ
ンジンブレーキ走行が可能である。
なお、この時オーバークランラッチ減圧弁62は上記の
通りロック状態のため減圧作用を行なわず、オーバーラ
ンクラッチOR/Cの容量を要求に見合うよう大きくし
て、該オーバーランクラッチOR/Cの滑りによりエン
ジンブレーキの効きが悪くなるのを防止することができ
る。
しかして第1速選択中コンピュータは第3シフトソレノ
イド60を[lNして上記の制御圧を元圧であるパイロ
ット圧と同じ値にし、オーバーランクラッチコントロー
ル弁58を図中右半部状態となす。
これによりオーバーランクラッチOR/Cの圧力はチェ
ックバルブ139.ポート58fを経てドレンポート5
8eより排除され、オーバーランクラッチOR/Cは非
作動となるため、Dレンジ第1速の場合と同じ状態とな
る。
■レンジ 運転者が第1速(低速段)でのエンジンブレーキ走行を
希望して、マニュアル弁36をIレンジ(低速段エンジ
ンブレーキレンジ)にすると、このマニュアル弁は前記
第2表の通りポート361)。
36■、36Iに回路78のライン圧を出力する。ポー
ト36Dからは前記したDレンジの場合と同様の経路を
たどって圧力供給がなされ、コンピュータが第1、第2
シフトソレノイド42.44を前記第3表に沿って第1
速又は第2速が得られるようI]N、 (]FFするこ
とにより自動変速機を第1速及び第2速間て変速させる
ことができる。ここで、■レンジにもかかわらず第2速
を選択することがあるのは、走行中■レンジにしてエン
ジンが車輪から逆駆動された時、高車速域でエンジンの
過回転を生ずることがあり、これを防止するためで、か
かる状態のもとでは一旦第2速にし、その後エンジンの
過回転を生じないようになった車速で第1速となすよう
にする。
マニュアル弁ポート36■からの圧力は前記した■レン
ジの場合と同じくシャトル弁56及びオーバーランクラ
ッチ減圧弁62を夫々図中左半部状態に保持し、オーバ
ーランクラッチコントロール弁58を回路109からの
制御圧により状態変化させる。
ところでこの制御圧をコンピュータは当該■レンジで第
3シフトソレノイド60のOFFを介して0とし、オー
バーランクラッチコントロール弁58を図中左半部状態
に保持してオーバーランクラッチOR/Cを作動し続け
る。
マニュアル弁ポート36Iからの圧力(低速段エンジン
ブレーキレンジ圧)は回路132を経て■レンジ減圧弁
54に達し、この弁は前記作用により回路132からの
圧力を一定値に減圧して回路131に出力する。ところ
で第2シフト弁40は第1速か第2速かにかかわらず前
記第3表の如く図中右半部状態に電子制御されており、
回路131の圧力を回路125に出力する。他方、第1
シフト弁38は第2速時前記第3表の通り図中左半部状
態であり、回路125の圧力をカットすると共に回路1
26をドレンポート38e に通じる。かくてローリバ
ースブレーキLR/Bへの回路130はシャトルボール
125及び回路125を経てドレンポート38eに通じ
、ローリバースブレーキLR/Bが非作動である。従っ
て、オーバーランクラッチOR/Cの作動により第2速
でのエンジンブレーキ走行を可能にする。
第1速でもエンジンの過回転を生じない車速になったと
ころで前記の通り第1速となるが、この第1速では第1
シフト弁38が図中右半部状態であり、回路125を回
路126に通じ、回路125に達してした圧力を回路1
°26.シャトルボール1271回路130を経てロー
リバースブレーキLR/Bに供給してこれを作動させる
。かくて、前記の通りオーバーランクラッチOR/Cが
作動されていることとも相撲って第1速でのエンジンブ
レーキ走行を可能にする。
なお、第1速、第2速でのエンジンブレーキ走行中、オ
ーバーランクラッチ減圧弁62は前記の通り図中左半部
状態にロックされているため、減圧作用を行なわず、オ
ーバーランクラッチOR/Cの作動圧(容量)を要求に
見合うよう高く保ち、該オーバーランクラッチOR/C
の滑りによりエンジンブレーキの効きが悪くなるのを防
止できる。又第1速でのエンジンブレーキ走行中、ロー
リバースブレーキLR/Bに向かう圧力がルンジ減圧弁
54の減圧作用により所定値に減圧されるため、該ロー
リバースブレーキの容量を要求に見合うようなものとな
してエンジンブレーキショックが生ずるのを防止できる
ところで、回路131からのIレンジ圧は第2シフト弁
40のスプール受圧面4Hに作用してスプール40tl
を図中右半部状態に保持する用をなす。従って、第2シ
フト弁40の電子制御系、つまり第2シフトソレノイド
44の電子制御系が故障し、このシフト弁40を図中右
半部状態にし得なくなっても、このシフト弁状態をIレ
ンジ圧により確保でき、上記の作用により対応変速段で
のエンジンブレーキを確実に得ることができる。
又回路131のルンジ圧は回路150を経て室58iに
達し、オーバーランクラッチコントロール弁58を図中
左半部状態に保持する用をなす。従って、この弁58の
電子制御系、つまり第3シフトソレノイド60の電子制
御系が故障して弁58を図中左半部状態にし得なくなっ
ても、この状態をルンジ圧により確保してオーバーラン
クラッチOR/Cを作動可能とし、上記作用により対応
変速段でのエンジンブレーキを確実に得ることができる
Rレンジ 運転者が後退走行を希望して、マニュアル弁36をRレ
ンジにすると、このマニュアル弁は前記第2表の如くポ
ート36Rのみに回路78のライン圧を出力する。ポー
ト36Rからの圧力(後退選択圧)は回路128を経て
ワンウェイオリフィス129により絞られた後リバース
クラッチR/Cに供給されてこれを作動すると同時に、
アキュムレータ68の室68dにも達する。一方、回路
128に出力された圧力はシャトルボール127を押し
つつ回路130を経てローリバースブレーキLR/Bに
供給され、これも作動させる。かくて自動変速機は前記
第1表から明らかなように後退段を選択することができ
る。
なおこの時、リバースクラッチR/Cへの圧力はワンウ
ェイオリフィス129により絞られた後、アキュムレー
タ68の役付ピストン68a<このピストンハマニュア
ル弁36をRレンジにすると同時に前記の如く図中左半
部位置にされている)を図中下方へ押しのけつつ、徐々
に上昇するため、該リバースクラッチR/Cの作動進行
を所定の速度で行なうことができ、P又はNレンジから
Rレンジへの切換時におけるセレクトショックを軽減す
ることができる。
後退走行を中止すべくマニュアル弁36をRレンジから
他のレンジに切換えると、ポート36Rがドレンポート
となり、リバースクラッチR/Cの圧力が排除されるこ
ととなるが、この時該圧力の抜けはワンウェイオリフィ
ス129を素通りして速やかに行なわれ、ローリバース
ブレーキしR/Bの非作動遅れを生ずることはない。
(発明の効果) かくして本発明エンジンブレーキ制御装置は上述の如く
、電子制御される或るシフト弁(第2シフト弁40)の
特定状態(第1図中右半部状態)で低速段(第1速又は
第2速)を選択可能で、マニュアル弁(36)の低速段
エンジンブレーキレンジ(図示例では第1速エンジンブ
レーキレンジ■)においては、上記酸るシフト弁が上記
特定状態に電子制御されると共に、エンジンブレーキ用
摩擦要素(ローリハースブレーキLR/B)がマニュア
ル弁(36)からの低速段エンジンブレーキレンジ圧(
■レンジ圧)により作動されることで、低速段でのエン
ジンブレーキが得られるようにした自動変速機において
、 低速段エンジンブレーキレンジ圧を上記酸るシフト弁に
導びいてこれを上記特定状態に保つ低速段保持回路(1
31)を設けた構成になるから、上記シフト弁の電子制
御系が故障してこれを上記特定状態にし得なくなっても
(低速段を選択し得なくなっても)、この特定状態を低
速段保持回路で導びかれる低速段エンジンブレーキレン
ジ圧により得ることができ、当該故障時も低速段の選択
が確実になって、低速段でのエンジンブレーキを補償す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明エンジンブレーキ制御装置を具えた自動
変速機の変速制御油圧回路図、第2図は同自動変速機の
動力伝達列を示す骨子図、 第3図はこの動力伝達列におけるバンドブレーキの断面
図である。 1・・・エンジン出力軸  2・・・入力軸3・・・ト
ルクコンバータ 4・・・第1遊星歯車組5・・・第2
遊星歯車組  6・・・出力軸H/C・・・ハイクラッ
チ  B/B・・・バンドブレーキR/C・・・リバー
スクラッチ しR/B・・・ローリバースブレーキ(エンジンブレー
キ用摩擦要素) LO/C・・・ローワンウェイクラッチOR/C・・・
オーバーランクラッチ F/C・・・フォワードクラッチ FD/C・・・フォワードワンウェイクラッチ0/P・
・・オイルポンプ 20・・・プレッシャレギュレータ弁 22・・・プレッシャモディファイア弁24、34・・
・デユーティソレノイド26・・・パイロット弁 28・・・トルクコンバータレギュレーク弁30・・・
ロックアツプコントロール弁32・・・ンヤトル弁36
・・・マニュアル弁361 、、、、、 Iレンジ圧(
低速段エンジンブレーキレンジ圧)出力ポート 38・・・第1シフト弁 40・・・第2シフト弁(或るシフト弁)42・・・第
1シフトソレノイド 44・・・第2シフトソレノイド 46・・・フォワードクラッチ圧アキニムレータ48・
・・3−2タイミング弁 50・・・4−2リレー弁5
2・・・4−2シークエンス弁 54・・・■レンジ減圧弁  56・・・シャトル弁5
8・・・オーバーランクラッチコントロール弁60・・
・第3シフトソレノイド 62・・・オーバーランクラッチ減圧弁64・・・2速
サーボアプライ圧アキユムレータ65  サーボチャー
ジャ弁 66・・・3速サーボレリーズ圧アキユムレータ68・
・・4速サーボアプライ圧アキユムレータ70・・・ア
キニムレータコントロール弁131  低速段保持回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子制御される或るシフト弁の特定状態で低速段を
    選択可能で、マニュアル弁の低速段エンジンブレーキレ
    ンジにおいては、前記或るシフト弁が前記特定状態に電
    子制御されると共に、エンジンブレーキ用摩擦要素が前
    記マニュアル弁からの低速段エンジンブレーキレンジ圧
    により作動されることで、低速段でのエンジンブレーキ
    が得られるようにした自動変速機において、 前記低速段エンジンブレーキレンジ圧を前記或るシフト
    弁に導いてこのシフト弁を前記特定状態に保つ低速段保
    持回路を設けてなることを特徴とする自動変速機のエン
    ジンブレーキ制御装置。
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