JPS6215158Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は香奠、祝金用の水引をかけた包紙に関
する。

（従来の技術） 周知の如く従来、斯かる香奠、或は祝金用の水
引をかけた包紙に、香奠、或は祝金を入れて持参
する場合は受取る側も多忙であり、出席者の個々
の確認が困難な為に、名刺と共に手渡したり、或
は水引内に名刺を挿入挾持せしめた状態で贈るの
が通例である。

（考案が解決しようとする問題点） しかしながら上記の従来の受渡し方法では名刺
が包紙から離脱したり或は紛失して確認しにくい
事態が生じる問題点を有していた。本考案は上記
の問題点を解決し、香奠、祝金用の水引をかけた
包紙に覆紙を剥がすのみで名刺が簡単に離脱しな
いように確実に添着出来、名刺を添着したその
まゝの状態で相手に贈る事が出来、受取つた側も
名刺が離脱することなく安心して取扱い処理を迅
速に行なえる便利な香奠、祝金用の水引をかけた
包紙を提供する目的で考案されたものである。

（問題点を解決するための手段） 上記の問題点を解決すべく研究の結果、包袋の
表面の名刺を添着するのに適した位置に、覆紙を
表面の接着面に設けた両面接着テープ３を貼着す
ることにより問題点を解決したものである。

以下本考案を示す図面に基づいて説明すると、
１は、水引２をかけた包袋である。３は表面の接
着面に覆紙を設けた両面接着テープで包袋１の表
面の名刺を添着するのに適した所望の位置に貼着
する。

（考案の効果） 本考案は上記の構成なる故に、香奠、或は祝金
を贈る人は両面接着テープ３の表面に設けた覆紙
を剥がし、その上に名刺４を第３図に示す如く添
着すると、名刺４は包紙１にいとも簡単に添着出
来、離脱することがなく贈り側もそのまゝの状態
で体裁よく差出すことが出来、受取側も目に付き
易い位置に名刺が確実に付着し、離脱、紛失の懸
念が無い為安心して迅速な取扱い処理が出来る誠
に実用的価値ある考案である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本考案の実施の一例を示す
正面図である。第３図は名刺を添着した状態の使
用態様の一例を示す正面図である。 １……包袋、２……水引、３……両面接着テー
プ、４……名刺。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 香奠、祝金用の水引２をかけた包紙１の表面の
   名刺を添着するのに適した所望の位置に、表面の
   接着面に剥がすことの出来る覆紙を設けた両面接
   着テープ３を貼着して成る香奠、祝金用の水引を
   かけた包紙。