JPH088849Y2 - 荷物用送り状 - Google Patents
荷物用送り状Info
- Publication number
- JPH088849Y2 JPH088849Y2 JP2703190U JP2703190U JPH088849Y2 JP H088849 Y2 JPH088849 Y2 JP H088849Y2 JP 2703190 U JP2703190 U JP 2703190U JP 2703190 U JP2703190 U JP 2703190U JP H088849 Y2 JPH088849 Y2 JP H088849Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- invoice
- fragrance
- sheet
- luggage
- sender
- Prior art date
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、宅配便や小包等に貼り付けられる荷物用送
り状に関するものである。
り状に関するものである。
第4図はこの種の従来の荷物用送り状8を示す斜視図
である。
である。
同図に示すように従来の荷物用送り状8は、送り先や
送り主の住所や氏名等を記載する複数枚の紙シート82,8
3,84,85の上に透明な樹脂製の保護フィルム81を取り付
けて構成されていた。
送り主の住所や氏名等を記載する複数枚の紙シート82,8
3,84,85の上に透明な樹脂製の保護フィルム81を取り付
けて構成されていた。
そしてこの紙シート82,83,84,85に送り先の住所等の
必要な事項を記載した後に、紙シート82のみを残して他
の紙シート83,84,85を取り除き、しかる後にこの紙シー
ト82を荷物の上に載置するとともにその上から保護フィ
ルム81を被せる。ここで保護フィルム81の下面の所定部
分には接着層が形成されているので、紙シート82はこの
保護フィルム81にその上面を保護された状態で荷物に固
定されるものである。
必要な事項を記載した後に、紙シート82のみを残して他
の紙シート83,84,85を取り除き、しかる後にこの紙シー
ト82を荷物の上に載置するとともにその上から保護フィ
ルム81を被せる。ここで保護フィルム81の下面の所定部
分には接着層が形成されているので、紙シート82はこの
保護フィルム81にその上面を保護された状態で荷物に固
定されるものである。
このように従来の荷物用送り状8は、紙シート82を合
成樹脂製の保護フィルム81で覆う構造としたため、紙シ
ート82が痛みにくく、しかも紙シート82に表示した住所
等は読み易い。
成樹脂製の保護フィルム81で覆う構造としたため、紙シ
ート82が痛みにくく、しかも紙シート82に表示した住所
等は読み易い。
しかしながらこの種の従来の荷物用送り状8は極めて
機能的に構成されているため、この荷物用送り状8によ
っては何ら送り主の暖かい真心を伝えることはできな
い。 そこで本願考案者は、この荷物が受取人に届いた
ときに、前記送り状から心地好い香りが発散すれば、該
受取人は心地好い気持ちとなり、この荷物の中身を確認
する以前に、送り主の暖かい真心を受取人に伝えられる
ことに着目して、そのような荷物用送り状を開発した。
機能的に構成されているため、この荷物用送り状8によ
っては何ら送り主の暖かい真心を伝えることはできな
い。 そこで本願考案者は、この荷物が受取人に届いた
ときに、前記送り状から心地好い香りが発散すれば、該
受取人は心地好い気持ちとなり、この荷物の中身を確認
する以前に、送り主の暖かい真心を受取人に伝えられる
ことに着目して、そのような荷物用送り状を開発した。
即ち本考案の目的は、荷物が受取人に届いたときに効
果的に送り状から心地好い香りが発散できる荷物用送り
状を提供することにある。
果的に送り状から心地好い香りが発散できる荷物用送り
状を提供することにある。
上記問題点を解決するため本考案は、少なくとも送り
先の住所と氏名及び送り主の住所と氏名を記載する欄を
設けたシートの上に合成樹脂製の透明な保護フィルムを
貼り付ける構造の荷物用送り状において、前記保護フィ
ルム上面の少なくとも前記送り主の氏名を記載する欄に
対応する部分に、不透明なフィルムの下面に芳香性を有
する香料層を設けた芳香シートを剥離可能に貼り付けて
構成した。
先の住所と氏名及び送り主の住所と氏名を記載する欄を
設けたシートの上に合成樹脂製の透明な保護フィルムを
貼り付ける構造の荷物用送り状において、前記保護フィ
ルム上面の少なくとも前記送り主の氏名を記載する欄に
対応する部分に、不透明なフィルムの下面に芳香性を有
する香料層を設けた芳香シートを剥離可能に貼り付けて
構成した。
上記の如く本考案は、芳香シートを送り主の少なくと
も氏名を覆う部分に貼り付けたので、この芳香シートは
受取人によって必ず剥がされ、これによって芳香シート
下面の香料層から芳香が発散する。
も氏名を覆う部分に貼り付けたので、この芳香シートは
受取人によって必ず剥がされ、これによって芳香シート
下面の香料層から芳香が発散する。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案にかかる荷物用送り状1を示す斜視図
である。
である。
同図に示すようにこの荷物用送り状1は、複数枚の紙
シート3,4,5,6の左側辺上に、合成樹脂製の透明な保護
フィルム2を貼り付け、さらに該保護フィルム2上の所
定部分に合成樹脂製の芳香シート7を貼り付けることに
よって構成されている。
シート3,4,5,6の左側辺上に、合成樹脂製の透明な保護
フィルム2を貼り付け、さらに該保護フィルム2上の所
定部分に合成樹脂製の芳香シート7を貼り付けることに
よって構成されている。
以下各構成部品について説明する。
複数枚の紙シート3,4,5,6の内、紙シート3は、保護
フィルム2と共に荷物に貼り付けられるシートであり、
その上面には、少なくとも送り先住所氏名欄3aと送り主
住所氏名欄3bが設けられている。
フィルム2と共に荷物に貼り付けられるシートであり、
その上面には、少なくとも送り先住所氏名欄3aと送り主
住所氏名欄3bが設けられている。
また紙シート4は送り主の控えとなる紙シートであ
り、紙シート5はこの荷物の取扱い者が使用する業者用
の紙シートであり、紙シート6はこの荷物を配達する配
達人用の紙シートである(なお通常はもっと多くの紙シ
ートを重ね合わせて使用するが、ここでは説明の都合上
4枚としている)。
り、紙シート5はこの荷物の取扱い者が使用する業者用
の紙シートであり、紙シート6はこの荷物を配達する配
達人用の紙シートである(なお通常はもっと多くの紙シ
ートを重ね合わせて使用するが、ここでは説明の都合上
4枚としている)。
次に保護フィルム2は合成樹脂製の薄い透明フィルム
で構成され、その下面の所定部分には前記紙シート3と
ともにこの保護フィルム2を荷物に貼り付けるための接
着層が形成されている。
で構成され、その下面の所定部分には前記紙シート3と
ともにこの保護フィルム2を荷物に貼り付けるための接
着層が形成されている。
一方芳香シート7は、前記紙シート3上に設けた送り
主住所氏名欄3bの欄の大きさと略同一の大きさに構成さ
れたフィルムの下面に芳香を発散する香料層を設け、さ
らに該香料層の下面にこの芳香シート7を前記保護フィ
ルム2上に剥離可能に貼り付けるための接着層を設けて
構成されている。
主住所氏名欄3bの欄の大きさと略同一の大きさに構成さ
れたフィルムの下面に芳香を発散する香料層を設け、さ
らに該香料層の下面にこの芳香シート7を前記保護フィ
ルム2上に剥離可能に貼り付けるための接着層を設けて
構成されている。
この芳香シート7を構成するフィルムは、不透明な材
質であり、且つ香料層から発散される芳香(匂い)を封
じ込められる材質で構成されている。
質であり、且つ香料層から発散される芳香(匂い)を封
じ込められる材質で構成されている。
ここでこの芳香シート7の上面には『このシールをお
剥がし下さい。贈り主のお名前が素晴らしい香りととも
に現れます』等の案内文が印刷されている。
剥がし下さい。贈り主のお名前が素晴らしい香りととも
に現れます』等の案内文が印刷されている。
また香料層は、例えば前記フィルムの下面に香料を塗
布して構成したり、香料を含浸したフィルムを貼り付け
て構成したりする。
布して構成したり、香料を含浸したフィルムを貼り付け
て構成したりする。
なおこの香料層は前記フィルムの下面に設けられるも
のであれば、とのような材質・構造のものであってもよ
い。
のであれば、とのような材質・構造のものであってもよ
い。
次にこの荷物用送り状1の作成方法について説明す
る。
る。
まず紙シート3,4,5,6の左端辺部分の上に保護フィル
ム2裏面の接着層を貼り付け、従来の荷物用送り状を構
成する。
ム2裏面の接着層を貼り付け、従来の荷物用送り状を構
成する。
次に前記芳香シート7は前記保護フィルム2上の前記
送り主住所氏名欄3bに対応する部分に貼り付ける。これ
によって本考案にかかる荷物用送り状1が完成する。
送り主住所氏名欄3bに対応する部分に貼り付ける。これ
によって本考案にかかる荷物用送り状1が完成する。
次にこの荷物用送り状1の使用方法について説明す
る。
る。
まずこの紙シート3,4,5,6に送り先の住所氏名や送り
主の住所氏名を記載する。
主の住所氏名を記載する。
次に紙シート3のみを残して他の紙シート4,5,6を取
り除き、しかる後に第2図に示すようにこの荷物用送り
状1を荷物10の上に貼り付ける。
り除き、しかる後に第2図に示すようにこの荷物用送り
状1を荷物10の上に貼り付ける。
ここで芳香シート7を構成するフィルムは不透明なの
で、この状態では送り主の欄を見ることはできない。
で、この状態では送り主の欄を見ることはできない。
そしてこの状態でこの荷物は受取人に届けられるが、
この荷物10を受け取った受取人は、このまでは送り主が
誰なのか確認できないので懐疑心をつのらせ、誰からの
贈り物であるかを必ず知りたがる。しかもこの芳香シー
ト7の上にはこれを剥がすように指示した案内文が書か
れているので、該受取人は荷物の中身を確認する前に必
ず芳香シート7が剥がす。
この荷物10を受け取った受取人は、このまでは送り主が
誰なのか確認できないので懐疑心をつのらせ、誰からの
贈り物であるかを必ず知りたがる。しかもこの芳香シー
ト7の上にはこれを剥がすように指示した案内文が書か
れているので、該受取人は荷物の中身を確認する前に必
ず芳香シート7が剥がす。
これによって第3図に示すように送り主住所氏名欄3b
が見えるようになって送り主が確認できる。従って前記
受取人の懐疑心は一転して安心感,安堵感に変わり、送
り主の暖かい真心が感動的に伝えられる。
が見えるようになって送り主が確認できる。従って前記
受取人の懐疑心は一転して安心感,安堵感に変わり、送
り主の暖かい真心が感動的に伝えられる。
またこのとき芳香シート7の裏面側の香料層が露出し
て、該香料層から芳香性の香りが発散するので、荷物の
受取人にさらに心地好い感動を与えることとなるのであ
る。
て、該香料層から芳香性の香りが発散するので、荷物の
受取人にさらに心地好い感動を与えることとなるのであ
る。
なお上記実施例においては芳香シート7は送り主住所
氏名欄の全面を覆うように貼り付けたが、本考案はこれ
に限られず、送り主の氏名のみを覆うように構成しても
よい。
氏名欄の全面を覆うように貼り付けたが、本考案はこれ
に限られず、送り主の氏名のみを覆うように構成しても
よい。
以上詳細に説明したように本考案にかかる荷物用送り
状によれば、この荷物が受取人に届いたときに、前記送
り状から容易且つ効果的に心地好い香りが発散できると
いう優れた効果を有する。
状によれば、この荷物が受取人に届いたときに、前記送
り状から容易且つ効果的に心地好い香りが発散できると
いう優れた効果を有する。
また本考案によれば芳香シート7を送り主少なくとも
氏名を記載した部分の上を覆うように貼り付けたので、
この芳香シート7は受取人によって必ず剥がされ、従っ
て必ず芳香を発散できるという優れた効果をも有する。
氏名を記載した部分の上を覆うように貼り付けたので、
この芳香シート7は受取人によって必ず剥がされ、従っ
て必ず芳香を発散できるという優れた効果をも有する。
第1図は本考案にかかる荷物用送り状1を示す斜視図、
第2図は荷物10上に荷物用送り状1を貼り付けた状態を
示す図、第3図はこの荷物用送り状1から芳香シート7
を剥がす状態を示す図、第4図は従来の荷物用送り状8
を示す斜視図である。 図中、1…荷物用送り状、2…保護フィルム、3,4,5,6
…紙シート、3a…送り先住所氏名欄、3b…送り主住所氏
名欄、7…芳香シート、である。
第2図は荷物10上に荷物用送り状1を貼り付けた状態を
示す図、第3図はこの荷物用送り状1から芳香シート7
を剥がす状態を示す図、第4図は従来の荷物用送り状8
を示す斜視図である。 図中、1…荷物用送り状、2…保護フィルム、3,4,5,6
…紙シート、3a…送り先住所氏名欄、3b…送り主住所氏
名欄、7…芳香シート、である。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも送り先の住所と氏名及び送り主
の住所と氏名を記載する欄を設けたシートの上に合成樹
脂製の透明な保護フィルムを貼り付ける構造の荷物用送
り状において、 前記保護フィルム上面の少なくとも前記送り主の氏名を
記載する欄に対応する部分に、不透明なフィルムの下面
に芳香性を有する香料層を設けた芳香シートを剥離可能
に貼り付けたことを特徴とする荷物用送り状。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2703190U JPH088849Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 荷物用送り状 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2703190U JPH088849Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 荷物用送り状 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116969U JPH03116969U (ja) | 1991-12-03 |
JPH088849Y2 true JPH088849Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31529905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2703190U Expired - Lifetime JPH088849Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 荷物用送り状 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088849Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP2703190U patent/JPH088849Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03116969U (ja) | 1991-12-03 |
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