JPS62151271A - T形鋼の製造方法 - Google Patents
T形鋼の製造方法Info
- Publication number
- JPS62151271A JPS62151271A JP29569685A JP29569685A JPS62151271A JP S62151271 A JPS62151271 A JP S62151271A JP 29569685 A JP29569685 A JP 29569685A JP 29569685 A JP29569685 A JP 29569685A JP S62151271 A JPS62151271 A JP S62151271A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は軽量ロールI4形鋼を用いて、ガス熔断機に
より、H形鋼を半裁し、軽量T形鋼を製造する方法に関
するものである。
より、H形鋼を半裁し、軽量T形鋼を製造する方法に関
するものである。
「従来の技術」
軽量T形鋼(ウェブ厚3.2顛、フランジ厚4.5龍)
を製造する方法としては、特殊な手段として。
を製造する方法としては、特殊な手段として。
特開昭58−135704号に示される圧延装置列の中
に切刃ロールを組入れ、その切断によって製造する方法
を上述のウェブ厚、フランジ厚のものに適用することも
考えられるが、この手段では、大量生産には好都合だが
少量生産では圧延能率の大巾低下をきたすし、又設備費
も嵩むので一般的ではない。
に切刃ロールを組入れ、その切断によって製造する方法
を上述のウェブ厚、フランジ厚のものに適用することも
考えられるが、この手段では、大量生産には好都合だが
少量生産では圧延能率の大巾低下をきたすし、又設備費
も嵩むので一般的ではない。
一般的な手段として採用されているのは。
i)板厚3.2n+、および4.5+uのものを所定寸
法に切断し、溶接をしてT形状とする。
法に切断し、溶接をしてT形状とする。
ii)軽IH形S14 <ウェブとフランジを溶接にて
I(形状を作り上げた形鋼)のウェブ面をガス熔断機に
より半裁しT形状とする。
I(形状を作り上げた形鋼)のウェブ面をガス熔断機に
より半裁しT形状とする。
とした方法である。
ところが近年軽量H形鋼をユニバーサルミルにより製造
されるよう、になり、軽量ロールH形鋼として市場に出
退るようになってきた。
されるよう、になり、軽量ロールH形鋼として市場に出
退るようになってきた。
しかして、上記ii)の手段がより一層採り易すくなっ
た。
た。
ところで、一般の■1形鋼を用いてT形鋼を作る場合、
第4図に示す方法が普通である。すなわち。
第4図に示す方法が普通である。すなわち。
I(形tvt tを切断架台2にクランプ3で固定して
おき、自動ガス切断機4にてウェブ面1aを切断し。
おき、自動ガス切断機4にてウェブ面1aを切断し。
T形鋼とする方法である。
尚3図中5は該クランプ3に対向して固設の基準台、6
は該自動ガス切断機4走行用のレール。
は該自動ガス切断機4走行用のレール。
4aは自動ガス切断機4の切断バーナーである。
「発明が解決しようとする問題点」
しかるに、軽量ロールH形鋼を一般のH形鋼と同様に、
第4図の方法にてウェブ面をガス溶断機にて切断すると
次のような問題が発生する。
第4図の方法にてウェブ面をガス溶断機にて切断すると
次のような問題が発生する。
すなわち1通常のロールH形鋼と軽量ロールH形鋼では
残留の応力分布の大きさ、形が異なり軽量ロールH形鋼
を半裁した後のT形鋼8の形状は第5図すに示すように
一般H形鋼を半裁してなるa図に示されるT形鋼7とは
逆のX形状となり。
残留の応力分布の大きさ、形が異なり軽量ロールH形鋼
を半裁した後のT形鋼8の形状は第5図すに示すように
一般H形鋼を半裁してなるa図に示されるT形鋼7とは
逆のX形状となり。
切断後のローラー矯正が困難(1)!送ローラよりスト
レートナ−へ噛込ませることが出来ない。T形鋼7の如
く、0形状の場合は差し支えはない。)である。
レートナ−へ噛込ませることが出来ない。T形鋼7の如
く、0形状の場合は差し支えはない。)である。
これは、軽量ロールI]形鋼の代表的な板厚はフンシi
h 4.5mm、 ウエフ゛部3.2mmであり、ユニ
バーサルミルにて圧延された製品はウェブ強圧下と冷却
時のフランジ、ウェブの冷却速度差により第6図に示す
通りの残留応力が生じ、フランジ部には引張り、ウェブ
部には圧縮の残留応力が働いているため、T形鋼に切断
した場合、第7図に示すようにX状の変形へと発展する
ためである。
h 4.5mm、 ウエフ゛部3.2mmであり、ユニ
バーサルミルにて圧延された製品はウェブ強圧下と冷却
時のフランジ、ウェブの冷却速度差により第6図に示す
通りの残留応力が生じ、フランジ部には引張り、ウェブ
部には圧縮の残留応力が働いているため、T形鋼に切断
した場合、第7図に示すようにX状の変形へと発展する
ためである。
さらに、第4図の方法にてクランプをすることにより、
切断時X状に変形しようとする作用をクランプ装置で両
側より拘束されることにより、第8図に示すウェブのバ
ックリング8a現象へと発展する。
切断時X状に変形しようとする作用をクランプ装置で両
側より拘束されることにより、第8図に示すウェブのバ
ックリング8a現象へと発展する。
このように、切断された後、ウェブ面が波状にバンクリ
ング8aを起したものは矯正にて直すことが不可能で事
実上製品化出来ない。
ング8aを起したものは矯正にて直すことが不可能で事
実上製品化出来ない。
「問題点を解決するための手段」、「作用」本発明は叙
上の事情に鑑みなされたもので、その要旨とするところ
は、軽量ロールH形鋼をガスなどの溶断にて半裁するこ
とによりT形鋼を製造するに際し、?g断位置を予じめ
熱しておき、溶断していくか、若しくは予熱と共に片側
フランジ部のみを固定した状態で溶断していくとして、
半裁後得られる軽量T形鋼を曲がりがほとんど無いか又
はあっても矯正可能側への曲がりになるとした点にある
。
上の事情に鑑みなされたもので、その要旨とするところ
は、軽量ロールH形鋼をガスなどの溶断にて半裁するこ
とによりT形鋼を製造するに際し、?g断位置を予じめ
熱しておき、溶断していくか、若しくは予熱と共に片側
フランジ部のみを固定した状態で溶断していくとして、
半裁後得られる軽量T形鋼を曲がりがほとんど無いか又
はあっても矯正可能側への曲がりになるとした点にある
。
すなわち、第1図、第2図は本発明の実施態様を示し1
第1図は自動ガス切断機4に先行予熱バーナー9を取付
け、切断バーナー4aに先行して切断部を予熱して行く
とした態様を示す。図中loは軽量ロールH形鋼である
。この先行予熱バーナー9にて予熱することにより、切
断後の熱的収縮量を大きくさすことができる。
第1図は自動ガス切断機4に先行予熱バーナー9を取付
け、切断バーナー4aに先行して切断部を予熱して行く
とした態様を示す。図中loは軽量ロールH形鋼である
。この先行予熱バーナー9にて予熱することにより、切
断後の熱的収縮量を大きくさすことができる。
このように、切断部の入熱を多くとり、切断後の熱的収
縮口を多くさせることにより、ウェブの圧縮残留応力を
減少或いは引張り側へと逆転させ14ることが出来る。
縮口を多くさせることにより、ウェブの圧縮残留応力を
減少或いは引張り側へと逆転させ14ることが出来る。
さらに、この現象を顕著に発揮さすため、切断部を切断
後急冷ざすとなお好結果が得られる。
後急冷ざすとなお好結果が得られる。
この結果、既述の第6図に示すウェブ部の残留応力は改
善されて、減少或いは引張側へ変じ、半裁後のT形鋼は
X形状にならなくなる。
善されて、減少或いは引張側へ変じ、半裁後のT形鋼は
X形状にならなくなる。
第2図は、叙上の予熱要領を、既述の第4図の両側拘束
のもとで実行した場合には既述した如くバンクリング現
象が発生ずることに対処したもので1通常第4図に示す
通り、被切断機を両側より固定して切断して行くが、軽
量ロール■1形鋼10の場合1図に示す通り片側フラン
ジ部を固定し、一方側のフランジ部はフリーにする。
のもとで実行した場合には既述した如くバンクリング現
象が発生ずることに対処したもので1通常第4図に示す
通り、被切断機を両側より固定して切断して行くが、軽
量ロール■1形鋼10の場合1図に示す通り片側フラン
ジ部を固定し、一方側のフランジ部はフリーにする。
つまり、基準台5に片側フランジを上部フランジ固定具
1)並びに下部フランジクランプ12で固定し、切断時
に生ずる変形を拘束することなく切断して行く。
1)並びに下部フランジクランプ12で固定し、切断時
に生ずる変形を拘束することなく切断して行く。
切断時に生ずる変形を完全にフリーにして切tiJiす
れば、第8図のようなバンクリングが発生しないが、こ
れでは切断部の真直精度が保証されない。
れば、第8図のようなバンクリングが発生しないが、こ
れでは切断部の真直精度が保証されない。
切断時の変形を拘束することなく、さらに切断部の■直
性を保つためには図に示す片側クランプ方法が有効であ
る。
性を保つためには図に示す片側クランプ方法が有効であ
る。
「実施例」
Ll! 200X 100X 3.2X 4.5のサ
イズの軽潰ロールH形鋼を本方法にて25本切断した時
の結果を第3図に示す。
イズの軽潰ロールH形鋼を本方法にて25本切断した時
の結果を第3図に示す。
この結果、ウェブ面のパックリングは全く発生せず、さ
らに変形方向はO形状となり、そのほとんどが切断後矯
正の必要がない好結果が得られた。
らに変形方向はO形状となり、そのほとんどが切断後矯
正の必要がない好結果が得られた。
「発明の効果」
上記のように9本発明の方法によれば、軽量ロールH形
鋼を、ガス等によって溶断半裁後得られた軽iT形鋼の
曲がりは、はとんどないか、あっても矯正可能側への曲
がりで矯正すれば、真直な軽口T形鋼の装造を可能なら
しめる効果71<ある。
鋼を、ガス等によって溶断半裁後得られた軽iT形鋼の
曲がりは、はとんどないか、あっても矯正可能側への曲
がりで矯正すれば、真直な軽口T形鋼の装造を可能なら
しめる効果71<ある。
さらに、少額の設備投資で達成出来る効果もある。
第1図、第2図は本発明方法の軽量ロールH形鋼に於け
る切断要領説明図、第3図は本発明切断結果を示すT形
鋼の反り度合寸法分布を示す図表。 第4図は一般のI(形鋼の溶断要領説明図、第5図a、
bは第4図要領にて溶断半裁した場合の通常のロールH
形鋼と軽量ロール■]形鋼の夫々のT形鋼の成形状を示
した図、第6図は軽量ロールH形鋼残留応力分布図、第
7図は従来の方法で軽量ロールH形鋼を溶断した場合の
T形鋼の反り度合寸法分布を示す図表、第8図は第4図
の要領にて溶断した場合に生じるウェブのバンクリング
現象の説明図である。 1・・・H形鋼、 la・・・ウェブ面、2・・・切断
架台、3・・・クランプ、4・・・自動ガス切断機r
4a・・・切断ノ\−ナー、5・・・基準台、6・・・
レール、7・・・T形鋼、8・・・T形&’FA、 8
a・・・バックリング現象、9・・・先行予熱−バーナ
ー、10・・・軽量ロールI(形鋼、1)・・・上部フ
ランジ固定具、12・・・下部フランジクランプ。 2 +Z a、 b。
る切断要領説明図、第3図は本発明切断結果を示すT形
鋼の反り度合寸法分布を示す図表。 第4図は一般のI(形鋼の溶断要領説明図、第5図a、
bは第4図要領にて溶断半裁した場合の通常のロールH
形鋼と軽量ロール■]形鋼の夫々のT形鋼の成形状を示
した図、第6図は軽量ロールH形鋼残留応力分布図、第
7図は従来の方法で軽量ロールH形鋼を溶断した場合の
T形鋼の反り度合寸法分布を示す図表、第8図は第4図
の要領にて溶断した場合に生じるウェブのバンクリング
現象の説明図である。 1・・・H形鋼、 la・・・ウェブ面、2・・・切断
架台、3・・・クランプ、4・・・自動ガス切断機r
4a・・・切断ノ\−ナー、5・・・基準台、6・・・
レール、7・・・T形鋼、8・・・T形&’FA、 8
a・・・バックリング現象、9・・・先行予熱−バーナ
ー、10・・・軽量ロールI(形鋼、1)・・・上部フ
ランジ固定具、12・・・下部フランジクランプ。 2 +Z a、 b。
Claims (2)
- (1)軽量ロールH形鋼をガスなどの溶断にて半裁する
ことによりT形鋼の製造するに際し、溶断位置を予め熱
しておき溶断していくことを特徴とする軽量ロールH形
鋼を用いての軽量T形鋼の製造方法。 - (2)軽量ロールH形鋼をガスなどの溶断にて半裁する
ことによりT形鋼を製造するに際し、溶断位置を予じめ
熱しておくと共に片側フランジ部のみを固定した状態で
溶断していくことを特徴とする軽量ロールH形鋼を用い
ての軽量T形鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29569685A JPS62151271A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | T形鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29569685A JPS62151271A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | T形鋼の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62151271A true JPS62151271A (ja) | 1987-07-06 |
Family
ID=17823980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29569685A Pending JPS62151271A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | T形鋼の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62151271A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007000902A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Air Water Inc | 圧延鋼材のガス切断方法 |
CN102581426A (zh) * | 2012-03-16 | 2012-07-18 | 华北水利水电学院 | 双向连杆自定心式h型钢火焰切割工具 |
CN112404594A (zh) * | 2020-11-04 | 2021-02-26 | 上海柏楚电子科技股份有限公司 | 工字钢的切割方法与构件 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29569685A patent/JPS62151271A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007000902A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Air Water Inc | 圧延鋼材のガス切断方法 |
CN102581426A (zh) * | 2012-03-16 | 2012-07-18 | 华北水利水电学院 | 双向连杆自定心式h型钢火焰切割工具 |
CN112404594A (zh) * | 2020-11-04 | 2021-02-26 | 上海柏楚电子科技股份有限公司 | 工字钢的切割方法与构件 |
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