JPS62150310A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

Info

Publication number
JPS62150310A
JPS62150310A JP29603485A JP29603485A JPS62150310A JP S62150310 A JPS62150310 A JP S62150310A JP 29603485 A JP29603485 A JP 29603485A JP 29603485 A JP29603485 A JP 29603485A JP S62150310 A JPS62150310 A JP S62150310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
shift
calculation
focus detection
shift position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29603485A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Ishida
石田 徳治
Masataka Hamada
正隆 浜田
Toshihiko Karasaki
敏彦 唐崎
Toshio Norita
寿夫 糊田
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP29603485A priority Critical patent/JPS62150310A/ja
Publication of JPS62150310A publication Critical patent/JPS62150310A/ja
Priority to US07/160,581 priority patent/US4862204A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカメラの撮影レンズを通過した被写体光を受光
することにより撮影レンズのピント状態を検出して焦点
検出を行なう焦点検出装置に関する。
(従来技術) 光軸に対して互いに対称な関係にある撮影レンズの第1
と第2の領域のそれぞれを通過した被写体光束をそれぞ
れ再結像させて二つの像をつくり、この二つの像の相互
位置関係を求めて、結像位置の予定焦点位置からのずれ
量およびその方向(結像位置が予定焦点位置の前側か後
側か(即ち前ピンか後ピンか)を得るようにした焦点検
出装置が既に提案されている。このような焦点検出装置
の光学系は、第14図に示すような構成となっており、
この光学系は撮影レンズ(2)の後方の予定焦点面(4
)あるいはこの面からさらに後方の位置にコンデンサレ
ンズ(6)を有し、さらにその後方に再結像レンズ(8
)、(10)を有し、各再結像レンズ(8)、(10)
の結像面には、例えばCODを受光素子として有するイ
メージセンサ(12)、(14)を配しである。各イメ
ージセンサ(12)、 (’14)上の像は、第15図
に示すように、ピントを合わすべき物体の像(9)、(
l l)が予定焦点面より前方に結像するいわゆる前ピ
ンの場合、光軸(1)に近くなって互いに近づき、反対
に後ピンの場合、夫々先軸(1)から遠くなる。ピント
が合った場合、二つの像(9)、(11)の互いに対応
し合う二点の間隔は、ピント検出装置の光学系の構成に
よって規定される特定の距離となる。したがって、原理
的には2つの像の互いに対応し合う二点の間の間隔を検
出すればピント状態が分かることになる。
この種の焦点検出光学系を内蔵したカメラの自動焦点調
節装置においては、CODイメージセンナによる被写体
光量の積分、CODイメージセンサ出力を用いたピント
状態検出演算(デフォーカス量演算)、デフォーカス量
に応じたレンズ駆動。
合焦位置での停止(シャッターレリーズ・・・シャツタ
釦が押された場合)というシーケンスをマイクロコンピ
ュータよりなる制御回路によってプログラムコントロー
ルしている。
そして、この自動焦点調節装置は、被写体像が合焦近傍
にきた場合にも、連続的に上記のシーケンシャルな自動
焦点調節コントロールを行ない、合焦位置を最終的に正
確に設定することができるように連続的な自動焦点調節
(AP)を実行する。
(発明の解決すべき問題点) 焦点検出を行なう場合、イメージセンサ(12)。
(14)上の像の間隔を検出しなければならない。
そこで、イメージセンサ(12)、 (14)上の2つ
の光分布について相関を求める。両イメージセンサ(1
2)、 (14)を構成する受光素子の位置を相対的に
ずらして、最良相関の得られるシフト位置(即ち2つの
像の間隔)を求める。
ところで、この相関演算は、広い範囲で位置を相対的に
ずらして行うため、かなりの時間が必要である。このた
め自動焦点調節装置の応答性や被写体追従性が悪くなる
といった問題がある。
いま、被写体の追従性について考えるに、上記のような
自動焦点調節装置で、被写体がカメラに向かって接近し
てくる場合や遠ざかっていく場合等、1回の測距によっ
てデフォーカス量を検出し、このデフォーカス量に基づ
いて撮影レンズを合焦位置に移動させたときには、その
間に被写体が動いているため、実際には被写体のピント
があった状態ではなくなっている。
第16図にその様子を示す。横軸を時間軸とし、縦軸上
にはフィルム面上でのデフォーカス量をとっである。図
中、曲線Qは被写体が一定速度で接近してきたときにフ
ィルム面上でデフォーカス量が増加する度合を示し、直
線mは撮影レンズが像を結ぼうとしている位置を追跡し
ていったものである。時間軸の「積」は、CODの積分
時間を表わし、「演」は、デフォーカス量の演算時間を
表わす。被写体は演算時間の間にら接近してくるので、
演算結果に基づいてレンズを駆動しても、レンズ停止時
には、すてに被写体は移動している。被写体が接近する
につれ、デフォーカス量はどんどん大きくなり、すぐに
被写界深度から出て、ピントがはA゛゛れてしまう。
したがって、デフォーカス量の演算時間をできるだけ短
くする必要がある。
特開昭59−126517号公報には、イメージセンサ
の検出ゾーンを3つのブロックにわけ、それぞれのブロ
ックについて全領域をシフトし、夫々のブロックでの最
良相関位置を求め、夫々の最良相関位置のうちで最ら相
関度の高い値を採用する方式か提案されている。しかし
ながら、この方式は、結局のところ、1回の焦点検出毎
に全相関範囲にわたって計算することになり、有効な時
間短縮か得られない。
また、特開昭56−75607号公報には、2回目以後
の焦点検出においてシフト量は1回目の焦点検出におけ
るシフト量より大きくならないので、最大シフト量を1
回目のシフト量を用いて調節する方式が提案されている
が、シフト量が大きい場合には、やはり広い範囲にわた
って演算を行わなければならないので、演算に時間を要
するうえ、シフト量を1回毎に変化させなければならな
いので、制御が複雑となる。また、焦点検出が不能にな
った場合に対応できず、連続した自動焦点調節ができな
くなるおそれがある。
本発明の目的は、焦点検出における相関演算に要する時
間を短縮できる焦点検出装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る焦点検出装置は、光軸に対して互いに対称
な関係にある撮影レンズの第1と第2の領域のそれぞれ
を通過した被写体光束をそれぞれ再結像させて二つの像
を第1、第2の光電変換素子アレイ上に形成し、これら
の第1、第2の光電変換素子アレイからの照度分布を示
す信号から両像の相互位置関係を求めることにより撮影
レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出装置において
、第11第2の光電変換素子アレイからの照度分布を表
わす信号から両光電変換素子アレイの位置を相対的にシ
フトさせて最良相関が得られるシフト位置を求める演算
手段と、この演算手段の演算にもとづく焦点検出が可能
な場合かどうかを判定し、焦点検出が可能な場合、上記
演算手段による次回の焦点状態の検出における演算での
上記信号の相対シフトのためのシフト域を制限させるシ
フト域制限手段と、このシフト域制限手段によるシフト
域の制限下での上記演算手段の演算にもとづく焦点検出
か可能な場合かどうかを判定し、焦点検出が不能な場合
、このシフト域制限手段によるシフト域の制限を中止さ
せるシフト域制限中止手段とを設けたことを特徴とする
この焦点検出装置において、上記のシフト域制御手段は
、上記の演算手段の今回の演算により求められた最良相
関を与えるシフト位置が後ピン側にあるとき、次回の演
算のシフト域を、そのシフト位置と、合焦時におけるシ
フト位置よりも所定若干量前ピン側のシフト位置との間
の範囲に制限し、他方、演算手段の今回の演算により求
められた最良相関を与えるシフト位置が前ピン側にある
とき、次回の演算のシフト域を、そのシフト位置と、合
焦時におけるシフト位置よりも所定若干量後ピン側のシ
フト位置との間の範囲に制限するように構成してもよい
また、この焦点検出装置において、上記のシフト域制限
手段は、演算におけるシフト域を合焦時におけるシフト
位置を中心とする所定幅のシフト域に制限するように構
成してもよい。
(作 用) 自動焦点調節装置の焦点検出においては、一度広い範囲
の中で最良相関位置を見つけたずと、この位置の信号に
応じてレンズは合焦位置に駆動されるので、次にも今回
と同じように広い範囲を走査しなくても予想できる範囲
だけを走査すれば、はとんどの被写体では最良相関位置
を求めることができ、時間短縮になる。また、一旦合焦
と判断された場合にも、次の演算では全領域でなく合焦
位置前後をシフトして演算するだけで充分である。
そこで、シフト域制限手段により次回の相関演算におけ
るシフト域を制限し、演算時間を短縮する。また、焦点
検出が不可能であれば、シフト域の制限を中止する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付の図面を参照しながら以下
の順序で具体的に説明する。
a:焦点検出制御回路の構成 り:自動焦点調節のフロー C:デフォーカス量検出 (a)焦点検出制御回路の構成 本発明に係る焦点検出制御回路全体のブロック図を第2
図に示す。光電変換回路(20)には、第1(+2)お
よび第2(14’)の光電変換素子アレイであるCCD
イメージセンサが設けられ、第3図に示すように、それ
ぞれ基準部(L)および参照部(R)となづけられる。
マイクロコンピュータにより構成される制御回路(30
)は、焦点検出モードスイッチ(図示せず)がオンのと
き、図示しないシャツタレリーズボタンの一段押しで焦
点検出の動作を開始する。
まず、制御回路(30)から光電変換回路(20)に設
けられた。第1(12)および第2(14)の光電変換
素子アレイとしてのCCDイメージセンサにパルス状の
積分クリア信号ICG5が出力され、これにより光電変
換回路(20)のCCDイメージセンサの各画素が初期
状態にリセットされると共に、CCDイメージセンサに
内蔵された輝度モニタ回路(図示せず)の出力AGCO
Sが電源電圧レベルにセットされるiまた、制御回路(
30)はこれと同時に“High”レベルのシフトパル
ス発生許可信号S HE Nを出力する。そして、積分
クリア信号ICG5が消えると同時に、光電変換回路(
20)のCCDイメージセンサ内の各画素では光電流の
積分が開始され、同時に光電変換回路(20)の輝度モ
ニタ回路の出力AGCO8が被写体輝度に応じた速度で
低下し始めるが、光電変換回路(20)に内蔵された基
準信号発生回路からの基準信号出力DO8は一定の基準
レベルに保たれる。
利得制御回路(32)はAGCOSをDOSと比較し、
所定時間(焦点検出時にはI OOm5ec)内に八〇
〇〇S7’7<DOSに対してどの程度低下するかによ
って、利得可変の差動アンプ(26)の利得を制御する
。又、利得制御回路(32)は、積分クリア信号I C
GSの消滅後、所定時間内にAGCOSがDOSに対し
て所定レベル以上低下したことを検出すると、その時“
High”レベルの1’1NT(i号を出力する。この
TINT信号はアンド回路(AN)及びオア回路(Or
()を通ってシフトパルス発生回路(34)に人力され
、これに応答してこの回’M(”4A)かニシフトパル
スS T−1が出力されるにのシフトパルスSHが光電
変換回路(20)に人力されると、CCDイメージセン
サ(12)、 (14)の各画素による光電流積分が終
わり、この積分値に応じた電荷が各画素から光電変換回
路(20)内のシフトレジスタの対応するセルに並列的
に転送される。
一方、制御回路(30)からのクロックパルスCLにも
とづいて、転送パルス発生回路(36)からは位相が1
80°ずれた2つのセンサー駆動パルスφ1.φ2が出
力され、光電変換回路(20)に人力される。光電変換
回路(20)のCCDイメージセンサ(1′2.)、 
(14)は、これらのセンサ駆動パルスφ1.φ2のう
ち、φ1の立上りと同期してCODシフトレジスタ(1
2)、 (14)の各画素の電荷を1つずつ端から直列
的に排出し、両像信号を形成するO8信号が順次出力さ
れる。このO8信号は対応する画素への入射強度が低い
程高い電圧となっており、減算回路(22)がこれを上
述の基準信号DO9から差し引いて、(DOS−O8)
を画素信号として出力する。尚、債分クリア信号ICG
の消滅後TINT信号が出力されずに所定時間が経過す
ると、制御回路(30)は“lligh”レベルのシフ
トパルス発生指令信号SHMを出力ずろ。し1こがって
、積分クリア信号ICGの消滅役所定時間経過しても利
得制御回路(32)から“1−righ″レベルのi”
 I N T信号が出力されない場合は、このシフトパ
ルス発生指令信号SHMに応答して、シフトパルス発生
回路(34)がシフトパルスS Hを発生ずる。
一方、上述の動作において、制御回路(30)は光電変
換回路(20)のCODイメージセンサの第7番目から
第!0番目までの画素に対応する画素信号が出力される
ときに、サンプルホールド信号S/Hを出力する。CC
,Dイメージセンサのこの部分は暗出力成分を除去する
目的でアルミマスクが施され、CODイメージセンサの
受光画素としては遮光状態になっている部分である。一
方、サンプルホールド信号によって、ピークホールド回
路(24)は光電変換回路(20)のCODイメージセ
ンサのアルミマスク部に対応する出力O8とDO8との
差を保持し、以降この差出力VPと画素信号DO9’ 
 とが利得可変アンプ(26)に入力される。そして、
利得可変アンプ(26)は、画素信号とその差出力の差
を+11得制御回路(32)により、制御された利得で
もって増幅し、その増幅出力DO8”がA/D変換器(
28)によってA/D変換された後、画素信号データと
して制御回路(31)に取込まれる。A/D変換回路(
28)のA/D変換は8ビツトで行なわれるが、制御回
路(30)へは上位、下位の4ビツトずつ転送される。
この後、制御回路(30)は、この画素信号データを内
部のメモリに順次保存するが、CODイメージセンサの
全画素に対応するデータの保存が完了すると、そのデー
タを以下に説明する所定のプログラムに従って処理して
、デフォーカス量及びその方向を算出し、表示回路(3
8)にそれらを表示させると共に、一方ではレンズ駆動
装置(40)をデフォーカス量及びその方向に応じて駆
動し、撮影レンズ(2)の自動焦点調節を行う。
(b)自動焦点調整フロー 第4図は、上述の制御回路(30)の制御する自動焦点
調整の動作のフローを示す。不図示の電源スィッチをO
Nさせると、カメラに電源が供給される。すると第4図
のフローがスタートし、ステップ#lのAPスイッチ判
別フローでAPスイッチがONされるのを待っている。
APスイッチがONされると、#2(以下ステップを略
する)で制御回路(+1)はC0D(20)に電荷蓄積
を行なわせる。これが終了すると、Data Dump
フロー(#3)で、C0D(20)の出力を映像信号(
OS)として順次出力させる。この映像信号(O8)は
減算回路(22)で減算されて画素信号となるが、この
画素信号は被写体に応じた利得で増幅された後、さらに
A/D変換回路(28)でA/D変換されてデジタル値
となる。制御回路(30)は、このデータと前記の利得
のデータとを受ける。次に、#4で、画素信号のうちの
低周波の信号成分をとりのぞくへに、得られた画素信号
から差分データを作成しなおす。次に#5で、得られた
画素信号の差分データを用いてC0D(20)の基Q部
(シ)と参照部(R)の相関計算を行い、#6で最も相
関度の高い参照部の領域を算出する。さらに、#7でよ
り精度の高い像間隔ズレ量を求める為に補間計算を行い
、#8で像間隔ズレfiPを算出する。#9では得られ
た像間隔ズレff1Pが信頼性の高いものであるか否か
を判断する。
次に、#9で焦点検出が可能か否かを判定する。
この判定は、たとえば、(1)最良相関値をコントラス
トで正規化した値が所定レベル以上であるか、(ii)
基準部と参照部のCCD上の照度分布のコントラストが
所定値以下であるか、(iii )基準部と参照部のC
CD上の照度分布のピーク値が所定値以下であるか、の
いずれか1つ又は2つ以上の条件を満たすときに、焦点
検出不能と判定する。#9で検出不能と判断されれば、
#10でLO−C0N  5CANが終了しているか否
かが判断される。
LO−CON  5CANとは、ピントズレ世が大きす
ぎて測距を行いピントズレ量が測距可能範囲に入ってき
た時に求められる測距値つまり像間隔ズレ1によってレ
ンズを合焦位置へ制御する為の走査である。#lOです
でにLOGON  5CANが終了していたら、#12
で不図示のL O−CONの表示を行い、再び#2のC
OD積分フローへ戻る。LO−CON  5CANが終
了していない場合は、#11でL OCON  S C
ANを開始して再び#2のCOD積分フローへ戻る。
#9で検出可能と判断されると、#13で像間隔ズレ虫
をデフォーカス量(ピントズレff1)PFに変換し、
また、#14で像間隔ズレffkPをP LASTとす
る。さらに#15でレンズを回転させるレンズ駆動量に
変換する。次に#16で、求められたデフォーカスff
1PFあるいはレンズ駆動量が合焦範囲に入っているか
否かの判断を行う。合焦状態と判断されれば、#17で
不図示の合焦表示が行なわれる。合焦状態でないと判断
されると、#17で#15で得られたレンズ駆動量に応
じてレンズが駆動され、2回目のCCD積分#2°へ移
る。
以下、同様な測距演算をしてこのループをくりかえす。
なお、この一連のフローについては、特開昭59−12
6517号公報で詳しく説明しているので、以下、本発
明に特に関連する部分についてのみ、詳しく説明する。
(c)デフォーカス量検出 第1図は、第4図の#l〜#9までの詳しい実施例を示
すフローチャートであり、CODの基準部(L)を3つ
のブロックに分割してそれぞれ像間隔ズレ量を算出し、
その値の中で相関の高いと判断した位置を合焦からのズ
レ位置として採用し、レンズ駆動を行うものである。
なお、ここで行うデフォーカス量演算の原理は、零廓出
願人が特開昭59−126517号公報や同60−49
14号公報において詳細に開示しているので、以下では
具体的処理について述べる。
具体的フローの説明に移る前に、CODイメージセンサ
の構成を説明する。第3図に示すように、CODイメー
ジセンサは、中間の分離帯を間にして、画素Q1〜Q4
Qからなる基準部りと画素r1〜r4gからなる参照部
Rとに区分される。基準部りは、画素121〜e、。ま
での第1ブロツク■9画素1211〜Q3aまでの第2
ブロツク■1画素Q、、−12.。までの第3ブロツク
■というように互いにオーバーラツプさせてブロック分
けされる。参照部Rと基準部りにそれぞれ結像した2つ
の像の間隔は、ピントが合った場合、所定の距離し、に
なる。基準部Rの所定の位置の所定の数の連続する画素
領域の被写体データを参照部Rの同じ数の連続する画素
領域と比較し、相関が最も高くなった画素領域の位置か
ら像間隔ズレ量(デフォーカス量)が求まる。
相関演算は、基準部りの中央にある第2ブロツク■を基
準としてまず行い、相関演算の結果、有効な最小値が見
出せない場合には、第1ブロツク■。
第3ブロツク■の順で基準を変更して相関演算を実行す
る。この場合、第5図および第6図に示すように、各ブ
ロックについて検出する像間隔ずれ量は、参照部Rで一
部でオーバーラツプして求められるようになっている。
この相関演算において、本実施例では、基91部I7及
び参照部Rのそれぞれの画素のデータCk (k−1〜
40)、 rk(k= l〜4 B)をそのまま用いず
、差分データQsk=Qk−Qk−4−4(k = I
〜36)。
rsk=rk−rk−4−4(k = 1〜44)を用
いて、低周波のばらつきの影響を低減している。各ブロ
ックII、[、[11において、それぞれ基準としてI
JSk+10゜128に、 C8k+20(k= 1〜
16)を用い、相関値Ht(i2)。
■]1(σ)、 Hl(12)は、それぞれ次の式で求
められる。
トit(+>)=  Σ 1I2sk+10  −rs
k+Q l   (12=6〜22)k=1 H、(12) =Σ1f2sk−rsk−t[l   
 (C=0〜1g)k=1 H3(C)−Σ1csk+20  ’Sk+(21(Q
=lO〜28)k=1 そして、最も相関の高い位置QMv、12M+、QM3
は、それぞれ、最も低い相関値を生じるQから決定され
る。すなわち、 1−L(12Mt)=Min(1−1t(6)、”・、
1−1t(22))1−1  、(12M、)=Min
(H、(0)、−、H、(l  8  ))■]3(ρ
MJ=Min(1(:+(10)、−、)−13(2B
))なお、こうして求めた(2Mi(i= I、2また
は3)を基にしてその萌後でのデータも用いて補間計算
を行い、さらに正確に両像間隔X M i(+−1,2
または3)を求める。すなわち、 H+ ((2M +  1 )≧H1(f2 M i+
 l )のときHi(QM i−1)< Hi(f2M
 i+ 1 )のときくc−1>第1実施例 本実施例の特長は、相関演算の時間を短縮する、 ため
に、前回束められた最大相関位置を基にして、参照部R
の参照位置を定めるパラメータQの最大シフト位置Qm
aXと最小シフト位置(!minとを制限することにあ
る。すなわち、 (1)前回第2ブロツクで最大相関が求まった場合は、
今回も第2ブロツクを使うが、その際(1)前回後ピン
であれば、 最大シフト位置を前回最大相関位置とし、最小シフト位
置を合焦位置よりもlピッチ分だけ前ピンの位置とする
(II)前回前ピンであれば 最大シフト位置を合焦位置よりら1ピツチrこけ後ピン
の(装置とし、最小ノット位1ηを前回最大相関位置と
する。
(II)前回第1ブロツクで最大相関か求まった場合(
後ピン)は、今回ら第2ブロツクをまず使い、最大シフ
ト位置を第2ブロツクの後ピン側限界とし、 最小シフト位置を合焦位置よりも1ピツチだけ前ピンの
位置とする。
これで、検出不能なら、第1ブロツクで検出する。
(I[I)前回第3ブロツクで最大相関位置が求まった
場合(前ピン)は、今回も第2ブロツクをまず使い、最
大シフト位置を合焦位置よりもlピッチだけ後ピンの位
置とし、 最小シフト位置を第2ブロツクの前ピン側限界とする。
これで検出不能なら第1ブロツクで検出する。
さらに検出不能なら第3ブロツクで検出する。
シフト範囲が徐々に狭くなっていくので、より演算速度
の短縮化が可能となる。
以下、第1図のフローチャートにより、デフォーカス最
検出について具体的に説明する。
APスイッチがONされると、#1.#2.#3を通っ
て、#21.#22で基準部り及び参照部Rの画素デー
タQk、rkから、3つおきの差分データhk、 rs
kが作成される。この目的は、測距光学系の誤差要因等
による画素データに発生する低周波のバラツキ要素の影
響を低減するものである。
次に、#23.#24で第2ブロツク(合焦から+8ピ
ンチにわたる範囲の基準部)と参照部の相関計算を行い
、最も相関度の高い参照部内の領域の位置を示す12M
2を算出する。#25で#23゜#24の相関計算が信
頼性の高いものつまり検出可能であるか否かの判別を行
う。検出可能と判別されれば、#26.#27で補間計
算を行い、12M2とその前後f2M2±1の画素デー
タから精度の高い被写体像位置X M tを求め、像間
隔ズレ% P 2を算出する。そして第4図の#13へ
移ってゆきずれピッチP2からデフォーカスff1PF
を求める。
一方、#25で検出不能になっている場合は、#31へ
進み、今度は第1ブロツクの演算に入る。
ここではずれピッチにして一4ピッチから+14ピツチ
の範囲の相関計算を行う。そして#32で、最も相関度
の高い参照部内の領域の位置を示すQM、を算出する。
そして#33で、今求めた相関計算が信頼性の高いもの
であるかの判別をする。
相関度が高く信頼性があり検出可能ということであれば
、#34へ進み捕間計算をし、#35て像間隔のずれピ
・ユチP1を計算し、第2ブロツクと同様で#13へと
進む。
#33で相関計算の信頼性が低く検出不能と判断されて
いる場合は#41へ進み第3ブロツクの演算に入る。こ
こではずれピッチにして一トドピッチから+4ピンチま
での範囲で相関計算を行う。
以下他ブロックと同様に、#42て最大相関位置&M3
を算出し、#43で検出可能かどうかの判別をし、検出
可能てあれば#44で補間計算を行い、#45て像間隔
のずれピッチP3を計算し、#13へと進んでゆく。一
方、#43で検出不能であると判別されれば、これは第
1、第2)第3ブロツクでの相関計算においてすべて検
出不能であっノこということになるので、第4図の#1
0へ進み、ローコントラスト時の処理ルーチンに入る。
ところで検出可能ということで#13(第4図)へ進ん
1こ場合の処理ルーチンでは、デフォーカス量(#13
.#I4)とレンズ駆動量(#15)を求め、合焦でな
い場合は#17よりレンズ駆動を開始する。本ンステム
では、レンズ駆動中でも測距演算を繰り返すというタイ
プである。#17で駆動を開始すれば、#2°から始ま
る第2回目の測距演算に入る。
この#2°から#9°までの詳細を示したフローチャー
トが第7図である。#2゛ てはCCD積分#3°では
データの取り出しを行う。#80. #81ては画素デ
ータの相関前処理すなわち差分データ(!sk、 rs
kを作っておく。#82から#90は、前回の測距演算
で求めたずれピッチを基にして今回の相関計算の範囲を
決めている所である。前回求めたずれピッチというのは
第4図で言うと#8で求めfこPである。第2ブロツク
についての範囲制限であるので、第2ブロツクの最大ズ
レ虫カバー=8のチェックをする。まず、#82でP 
LASTが+8よりも大か小かの判別をし、大であれば
、相関最大限界として参照部画素位置で表わした(!m
axを22としておく。小であれば、#83でPLAS
Tが正か負かすなわち後ピンか前ピンかの判断をし、正
であれば、#88で’2maxをP+14で決める。
すなわち、前回後ピンであったなら、次の相関計算の最
大限界は、前回の後ピン位置であるということである。
#89では、逆に、最小限界を決め、12m1n−13
と決める。これは、合焦位置より1ピツチだけ前ピンと
いうことになる。具体例は後はど第8図を用いて説明す
る。
一方、#83でP LASTが負であれば前ピンである
ということで、#84でP LASTが最小限界として
emin= 6と決める。P LASTが−8よりも大
であれば、相関最小限界は前回の結果の関数とじてCm
1n= P + 14となる。そして最大限界は、#8
7て合焦位置より61ピツチ後ピンのQrnaX” ’
 5と決めておく。以上のようにして次の相関演算の検
出範囲が決まる。このCm1nと12maxを用いて、
#91では第2ブロツクでこの範囲の相関演算を行う。
#92では、12m1nから’2maXの間での相関の
中で最大相関を求め、#25゛ で検出可能かどうかの
判別をし、可能であれば、#26°で補間計算を行い、
#27°で合焦からのずれピッチP。
を求め、再び第4図の#13へ進んでいく。以下、=2
゛ からのフローをピントが合うまで繰り返すことにな
る。この第2回目の測距演算から相関検出範囲を制限し
ているので、AF駆動中の演算時間はかなり短縮され、
追随性能の向上に大きく貢献する。
#25°で検出不能てあれば、#31°から#35゛ま
ては、第1ブロツク#4ビから#・15°までは第3ブ
ロツクの相関計算を行う。この第1、第3フロツクでは
特に制限をつけていないで全範囲の計算を行う。しかし
、第1、第3ブロツクも第2ブロツクと同様に相関計算
検出範囲を前回の演算結果に従って制限をつけてもよい
次に、第8図を用いて、第1の実施例の演算例を述べる
。図の数直線は、合焦位置からのずれピッチを表したも
のであり、下の数値は士ずれピッチ、上の数値は参照部
画素上でのシフト位置である。
まず■は、最初の合焦演算の結果、前ピンで一5ピッチ
のずれが生じていたとする(今回最大相関位置)。この
時の次の測距演算の相関位置の検出範囲は、−5ピツチ
から+1ピンチのずれ範囲すなわち(!min、Qma
xはそれぞれ9と15ということになって1りるわけで
ある(従来例では、6と22)。レンズ移動中はこの範
囲だけで演算するということになる。移動中の演算はく
りかえされるので、この範囲は次々と狭くなってくるこ
とになる。■は最初の演算の結果が後ピンで〒8ピッチ
のずれが生じていた場合の例である。この時は次のレン
ズを多動中の測距演算の相関位置の検出範囲は−lピッ
チから+8ピツチまでということになる。ずなわら、(
!mi++!: (!maxはそれぞれ13と22とい
うことになる(従来例では−8と8)。
本実施例を用いると、≠フォーカス量の演算に要する時
間が短くなる。したがって、第9図に示すように、被写
体が移動している場合にレンズ2が被写体に比較的追随
でき、被写界深度内に入り、ピントが合いやすい。
<c−2>第2実施例 次にデフォーカス量演算の変形例を説明する。
本実施例では、各ブロック[、U、ITIが互いに重な
っていることを利用して、相関演算におけるシフトの範
囲を狭める。すなわち、曲回最大相関が求まれば、第2
ブロツクの合焦付近の+3ピツヂの範囲を用い、最大シ
フト位置QmaXを合焦位置より3ピツチだけ後ピンの
位置とし、最小シフト位置(!minを合焦位置より3
ピツチ前ピンの位置とする(第8図■参照)。
第8図■に示すように、前回の演算の結果がいくらのず
れ量であっても次の相関位置検出範囲は、図のように一
3ピッチから+3ピツヂまでとする。12゜in%(1
maxはそれぞれ11と17ということである。この(
直は、APソステムのレンズ駆動スピードによって決め
ればよいので、−3〜+3ピンチは、−4〜+4ピツチ
でら又他の値でらよい。
そして、検出不能であれば、第1ブロツク、第3ブロツ
クの順で相関を求める。これは、第11第3ブロツクが
+3ピツヂ外れた第2ブロツクの残余部分とオーバーラ
ツプしているから可能であり、たとえばオーバーラツプ
が+4ピツヂ外れた位置からであれば、最大シフト位置
QmaX”4、最小シフト位置12m1n  4となる
前回の演事による最良相関を与えるシフト位置のいかん
にかかわらず、次回のシフト域を合焦時におけるシフト
位置を中心とする所定幅のシフト域に制限するので、演
算が簡単になる。。
第1O図に、本実施例のフローを示す。このフローは、
第4図における#2゛から#9゛の部分を示したもので
ある。#2°から#81までは第7図と同様である。次
に(minと12IIIaXの範囲は採用するAPシス
テムによって固有に採用されるので、ごこては11〜1
7とした。ずれピッチにして一3〜+3ピッチである。
#101での相関計算で12=11〜17の範囲で相関
をとり、#I02で最大相関位置QM2を求め、#25
”で検出不能か否かの判定をして、検出可能なら#26
”、#27”でずれピッチP2を求め、第4図の#13
へ進んで行く。以下、<C−1>の実施例と同様である
。#25”で検出不能となっていればやはり第1実施例
と同様に#3ビから#35”で第1ブロツク、#4ビか
ら#45”までで第3ブロツクの計算を行い、第4図の
#13又は#10へと進んでいく。
<c−3>収差補正 次に、相関計算における光学系の収差補正の例を示す。
本実施例の特長は、焦点検出光学系の持つ収差の影響を
軽減させる為の補正を行うフローチャートである。実際
のフローチャートの説明を行う前に第11図に1例を示
す焦点検出光学系の持つ収差について説明する。第14
図に示す光学系でコンデンサレンズ(6)と再結像レン
ズ(8)、(10)を球面レンズで構成すれば図に示す
ように、測距エリアつまり基準部の端の部分にのみコン
トラストが存在する場合は、かなりの収差が発生ずる。
つまりコントラストが全体に分布せず、一部に偏ってい
る場合はレンズのピント状態が等しくても基準部のこの
部分にコントラストが存在するかによりCCD上の像間
隔値が変化し、したがって焦点検出演算によって求めら
れるデフォーカス量も変動してしまう。この現象は特に
コンデンサレンズ(8)の影響が強い。これを非球面レ
ンズで構成すれば第11図の点線に示すように収差は大
幅に改仰されるが、完全になくすことは困難であり、コ
スト面、製造面かららむづかしい。
本実施例では第3図のように基準部の第1、第3ブロツ
クを使用する場合は基1<全体の中央部ではなく左右に
偏った領域を使用ずろので、収差の影響を無視できない
。そこで、第1、第3ブロツクを使用する場合は、収差
の補正を行うものである。すなわち、第1ブロツクを使
用する場合は、#35.#35’の代わりに、 P + ←XM+ −4+ a とし、第3ブロツクを使用する場合は、#45゜=・1
5′の代わりに P3←xM3−24士す とする。ここに、a、bは、収差に対応して定めろ定数
である。第3図に示すように基め部の中央に対して対称
に第1、第3ブロツクを設定すれば通常a=bとなるが
非対称にすればaf−bとなる。
〈C〜4〉変形例 上で説明した<c−1>の(I[[)や<c−2>にお
いて、検出不能の場合に第1、第3ブロツクで順次検出
を行うことは、検出速度を上げるためには好適ではない
。すなわち、前回が前ピンであれば、レンズ移動によっ
ても今回−気に後ピン相当の第1ブロツクで最大相関が
求まるとは一般に考えにくい。したがって、この場合、
第2ブロツクで検出不能であれば、第3ブロツクを使用
すればよい筈である。
第12図の第1実施例の変形例では、#30のステップ
で、PLASTが0より大か小かを判別し、大(後ピン
)であれば、#31°へ進み第1ブロツクでの相関検出
演算を行うが、小(前ピン)であれば、−気に#41°
へ進み、第3ブロツクでの相関演算を行う。
但し、PLAST>Oで第1ブロツクでの相関検出演算
に進んだ後に焦点検出不能(#33°でY)のときは、
やはり#4ビヘ進んで第3ブロツクでの相関検出演算を
行うが、これは、被写体が急激に動いて後ピン状態から
一気に前ピン状態になる場合もない訳ではなく、一応第
3ブロックでの相関検出演算も行う価値があるからであ
る。これとは逆に、#30でPLAST<0で#41’
、#42゜へ進み、#43゛ で検出不能となった場合
に、そのまま#lOへ進むのではなく、一旦#31゛ 
へ戻り、その後#33°で検出不能のときに、#lOへ
進むようにしてもよい。尚、#33°から#41“へ、
あるいは#43°から#lO°へのフローは必ずしも必
要でない。
第13図の第2実施例の変形例でも、#33”での判定
後のフローは、第12図と同様である。
尚、第12図の場合、 PLAST>0の判別に代えて
、PLAST>8又はPLAST<−8を判別し、P 
LAST> 8のときは#31° へ、P LAST<
 −8のときは、#41°へ進むようにし、いずれにも
該当しないときは、#31゛からの第1ブロツクでの相
関検出演算、#41° からの第3ブロツクでの相関検
出演算を順次行うか、あるいは割切って、直接#lOへ
進むようにしてもよい。
(発明の効果) 次回の演算において、シフト域が制限されるfこめ、全
シフト域でのシフトを行なわせろ場合に比べ、演算時間
が短縮され、被写体に対する追随性か向上する。
また、制限され1こシフト域での演算では焦点検出不能
となる場合、シフト域の制限を中止してシフト域を広げ
るfコめ、被写体が動いている場合で乙、((戯検出不
能となる恐れか少なくなり、自動焦点調節を行う場合、
連続して自動焦点調節が可能となる。
たとえば、次回のシフト域を、今回のシフト位置が前ピ
ン側であるか後ピン側であるかにより、そのシフト位置
と合焦位置から若干量後ピン側又は前ピン側の位置の間
に制限できる。これにより、シフト範囲が徐々に狭くな
っていくので、演算時間がより短縮できる。
所定量以上の前ピン又は後ピンの場合でも、シフト域制
限により演算時間の短縮が可能である。
もし、これにより制限されたシフト範囲で焦点検出不能
な場合は制限が中止されるので何ら問題はない。
また、次回のシフト域を合焦位置におけるシフト位置を
中心とする所定の範囲内に制限するようにすると、演算
が簡単になる。この方式は、基準部を複数のブロックに
分割して相関演算を行う場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、焦点検出のフローヂャートである。 第2図は、自動焦点調節回路のブロック図であ第3図は
、光電変換素子アレイの画素配列を示す図である。 第4図は、自動焦点調節のフローチャートである。 第5図は、CODの基準部と参照部のブロックを示す図
表である。 第6図は、参照部の各ブロックを示す図表である。 第7図は、焦点検出のフローチャートである。 第8図は、次回検出範囲の設定の例を示す図である。 第9図は、デフォーカス量の変化を示すグラフである。 第10図は、焦点検出のフローチャートである。 第11図は、焦点検出光学系の収差を示すグラフである
。 第12図と第13図は、それぞれ、焦点検出のフローチ
ャートである。 第14図は、焦点検出光学系の図である。 第15図は、焦点検出にお:する2つの像の位11′7
゜を示ず図である。 第16図は、デフ、!−カスー遺の変化を示すグラフで
ある。 l・・・被写体光束、    2・・・撮影レンズ、9
.11・・・ 2つの像、 12.14・・・光電変換素子アレイ。 特許出願人  ミノルタカメラ味式会社代  理  人
 弁理士 前出 葆ほか2名〉ヤ→〈肩)トさ欠−代べ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光軸に対して互いに対称な関係にある撮影レンズ
    の第1と第2の領域のそれぞれを通過した被写体光束を
    それぞれ再結像させて二つの像を第1、第2の光電変換
    素子アレイ上に形成し、これらの第1、第2の光電変換
    素子アレイからの照度分布を示す信号から両像の相互位
    置関係を求めることにより撮影レンズの焦点調節状態を
    検出する焦点検出装置において、 第1、第2の光電変換素子アレイからの照度分布を表わ
    す信号から両光電変換素子アレイの位置を相対的にシフ
    トさせて最良相関が得られるシフト位置を求める演算手
    段と、 この演算手段の演算にもとづく焦点検出が可能な場合か
    どうかを判定し、焦点検出が可能な場合、上記演算手段
    による次回の焦点状態の検出における演算での上記信号
    の相対的シフトのためのシフト域を制限させるシフト域
    制限手段と、 このシフト域制限手段によるシフト域の制限下での上記
    演算手段の演算にもとづく焦点検出が可能な場合かどう
    かを判定し、焦点検出が不能な場合、このシフト域制限
    手段によるシフト域の制限を中止させるシフト域制限中
    止手段とを設けたことを特徴とする焦点検出装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載された焦点検出装置
    において、 上記のシフト域制限手段は、上記の演算手段の今回の演
    算により求められた最良相関を与えるシフト位置が後ピ
    ン側にあるとき、次回の演算のシフト域を、そのシフト
    位置と、合焦時におけるシフト位置よりも所定若干量前
    ピン側のシフト位置との間の範囲に制限し、他方、演算
    手段の今回の演算により求められた最良相関を与えるシ
    フト位置が前ピン側にあるとき、次回の演算のシフト域
    を、そのシフト位置と、合焦時におけるシフト位置より
    も所定若干量後ピン側のシフト位置との間の範囲に制限
    するように構成されていることを特徴とする焦点検出装
    置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項に記載された焦点検出装置
    において、 上記のシフト域制限手段による範囲の制限は、上記の演
    算手段の今回の演算により求められた最良相関を与える
    シフト位置が所定量以上後ピン側にあるかあるいは前ピ
    ン側にあるときに行われるように構成されている焦点検
    出装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項に記載された焦点検出装置
    において、 上記のシフト域制限手段は、演算におけるシフト域を合
    焦時におけるシフト位置を中心とする所定幅のシフト域
    に制限するように構成されていることを特徴とする焦点
    検出装置。
JP29603485A 1985-12-25 1985-12-25 焦点検出装置 Pending JPS62150310A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29603485A JPS62150310A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 焦点検出装置
US07/160,581 US4862204A (en) 1985-12-25 1988-02-26 Focus detection device and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29603485A JPS62150310A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 焦点検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62150310A true JPS62150310A (ja) 1987-07-04

Family

ID=17828249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29603485A Pending JPS62150310A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 焦点検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62150310A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0815604A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Olympus Optical Co Ltd 焦点検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5675607A (en) * 1979-11-26 1981-06-22 Ricoh Co Ltd Automatic focus detecting device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5675607A (en) * 1979-11-26 1981-06-22 Ricoh Co Ltd Automatic focus detecting device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0815604A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Olympus Optical Co Ltd 焦点検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4716434A (en) Focus condition detecting device
JPS62103615A (ja) 焦点検出装置
US7940323B2 (en) Image-pickup apparatus and control method thereof
JP5744556B2 (ja) 撮像素子および撮像装置
US8111981B2 (en) Focus detection apparatus and focus detection method
US4835562A (en) Focus condition detecting device
JPS63246712A (ja) 焦点検出装置
US11375101B2 (en) Image capturing apparatus, control method thereof, and storage medium
JP3574157B2 (ja) 自動焦点調節カメラ
JP3097129B2 (ja) 焦点検出装置及びカメラの自動焦点調節装置
JP4641502B2 (ja) 焦点検出装置および光学機器
JPS62150310A (ja) 焦点検出装置
JPS62125311A (ja) 自動焦点調節装置
JPS62187829A (ja) カメラの自動焦点検出装置
JP2001318304A (ja) 焦点検出装置
JPH04261508A (ja) ピント検出用光電変換素子
JPS62148910A (ja) 焦点検出装置
JP5065466B2 (ja) 焦点検出装置および光学機器
JP6660036B2 (ja) 焦点検出装置及び撮像装置
JPH0772764B2 (ja) 焦点検出装置
JP2569438B2 (ja) 焦点検出装置
JP2851899B2 (ja) 自動焦点調節装置
JP2006154240A (ja) カメラの焦点検出装置
JPH11118476A (ja) 測距装置
JP2004101455A (ja) 光センサ回路