JPS62145980A

JPS62145980A - Ｖｔｒ

Info

Publication number: JPS62145980A
Application number: JP60287301A
Authority: JP
Inventors: Hajime Inoue; 肇井上
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1985-12-20
Filing date: 1985-12-20
Publication date: 1987-06-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明はＶＴＲに関する。

〔発明の概要〕

この発明は、ヘリカルスキャン型のＶＴＲにおいて、記
録時、映像信号を時間軸伸張してから記録し、再生時、
再生された映像信号を時間軸圧縮してもとの映像信号を
得ることにより、その特性を改善したものである。

〔従来の技術〕

８ミリビデオにおいては、通常の映像信号を記録するエ
リアの他に、オプションでＰＣＭ音声を記録するエリア
が、第９図に示すようなフォーマットに決められている
。

すなわち、映像信号の１フイールドが斜めの１本の磁気
トラック（３ｖ）として磁気テープ（２）に順次記録さ
れるとともに、音声信号が、１フィールド期間ごとに約
１／６に時間軸圧縮されてＰＣＭ信号とされ、このＰＣ
Ｍ信号が、トラック（３ｖ）に先行し、かつ、トラック
（３ｖ）に連続するトラック（３Ｐ）としてテープ（２
）のオーバースキャン区間に記録される。

したがって、８ミリビデオにおいては、回転磁気ヘッド
装置は、第１０図に示すように構成されている。

すなわち、１対の回転磁気ヘッド（ＩＡ）　、　（ＩＢ
）が、互いに１８０°の角間隔を有してフレーム周波数
で回転させられるとともに、その回転周面に対してテー
プ（２）が約２１０°の角範囲にわたって斜めに所定の
速度で走行させられる。そして、ヘッド（ＩＡ）。

（ＩＢ）に、所定のフォーマットとされた映像信号と、
ＰＣＭ音声信号とが、所定のタイミングで供給され、ヘ
ッド（ＬＡ）　、　（ＩＢ）の回転の初めの３０゛の走
査期間にＰＣＭ音声信号がトラック（３Ｐ）として記録
され、残る１８０°の走査期間に映像信号がトラック（
３ｖ）として記録される。

（文献；「テレビジョン学会誌Ｊ　１９８５年４月号）
〔発明が解決しようとする問題点〕この発明は、上述のような８ミリビデオにおいて、通常
よりも高品位に映像信号を記録再生できるようにしよう
とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

このため、この発明においては、記録時、映像信号を時
間軸伸張してその１フイールドをトラック（３Ｐ）と（
３ｖ）とに記録し、再生時、再生された映像信号を時間
軸圧縮してもとの映像信号を得るようにしたものである
。

〔作用〕

ＶＴＲの記録再生帯域幅が広がり、映像信号が通常より
も高品位に記録再生される。

〔実施例〕

第１図は記録系を示し、ヘッド（ＩＡ）　、　（ＩＢ）
およびテープ（２）は上述の関係とされているもので、
したがって、ヘッド（１八）は第３図Ａに示すように、
奇数フィールド期間Ｔａと、この期間Ｔａに先行する偶
数フィールド期間Ｔｂの終わりの約１／６フイールド期
間ΔＴにテープ（２）を走査し、ヘッド（ＩＢ）は同図
Ｂに示すように、期間Ｔｂと、この期間Ｔｂに先行する
期間Ｔａの終わりの期間ΔＴにテープ（２）を走査する
ようにされている。

そして、カラー映像信号Ｓｃが入力端子（１１）を通じ
て時間軸伸張回路（１２Ａ）　、　（１２Ｂ）に供給さ
れ、伸張回路（１２Ａ）からは同図Ｃ，Ｄに示すように
期間Ｔａの信号Ｓｃが、期間（ΔＴ　＋Ｔｂ）に時間軸
伸張された信号Ｓａとして取り出され、伸張回路（１２
Ｂ）からは同図Ｆ、Ｇに示すように期間Ｔｂの信号Ｓｃ
が、期間（ΔＴ　＋Ｔａ）に時間軸伸張された信号ｓｂ
として取り出される。

そして、これら信号Ｓａ、　Ｓｂが記録処理回路（１３
Ａ）。

（１３Ｂ）に供給されて８ミリビデオと同様に処理され
、すなわち、同図り、Ｇに示すように、信号Ｓａ。

ｓｂ中の輝度信号が団信号に変換されるとともに、ｔｉ
ｌｌ送色信号がそのＦ旧言号の低域側に周波数変換され
、この低域変換された搬送色信号とＦＭ信号との加算信
号Ｓｍ、Ｓｎとされ、この信号Ｓｍ、Ｓｎが記録アンフ
“（１４八）＋　（１４Ｂ）を通じてへ・ソド（ＩＢ）
　、　（ＬＡ）にそれぞれ供給される。

したがって、信号Ｓｍ、Ｓｎは、第４図に示すように、
その１フイールドが、トラック（３Ｐ）と（３ｖ）とに
等しい２１０°の角度に対応した長さのトラック（３）
として記録される。

一方、第２図は再生系を示し、ヘッド（１Δ）、　（Ｉ
Ｂ）およびテープ（２）が記録時と同じ関係とされ、し
たがって、ヘッド（ＩＢ）　、　（ＩＡ）からは第３図
り、　Ｇに示すように信号Ｓｍ、Ｓｎが取り出される。

そして、この信号Ｓｍ、Ｓｎが再生アンプ（２１Δ）＋
　（２１Ｂ）を通じて再生処理回路（２２Ａ）　、　（
２２Ｂ）に供給されて同図り。

Ｇに示すように信号Ｓｍ、Ｓｎが取り出され、この信号
Ｓｍ、Ｓｎが時間軸圧縮回路（２３Ａ）、　（２３Ｂ）
に供給されて同図Ｅ、Ｈに示すようにもとの時間軸長の
信号Ｓｃ、Ｓｃに時間軸圧縮され、この信号Ｓｃ、Ｓｃ
がスイッチ回路（２４）に供給されて連続したもとのカ
ラー映像信号Ｓｃとされ、この信号Ｓｃが出力端子（２
５）に取り出される。

こうして、この発明によれば、カラー映像信号Ｓｃが記
録再生されるが、この場合、特にこの発明によれば、記
録時、そのカラー映像信号Ｓｃを約７／６倍に時間軸伸
張して記録し、再生時、記録時とは逆の処理によりもと
のカラー映像信号Ｓｃを得ているので、カラー映像信号
Ｓｃから見た記録再生の帯域幅が広がり、したがって、
それだけ高品位の記録再生ができる。

しかも、その場合、処理回路（１３Ａ）　、　（１３Ｂ
）および（２２Ａ）　、　（２２Ｂ）や回転磁気ヘッド
装置などは、通常の８ミリビデオのものを使用でき、あ
るいは兼用でき、簡単であるとともに、コストアップが
少ない。さらに、ソフトハウスでのダンピング防止にも
なる。

第５図は、時間軸伸張回路（１２Ａ）の−例を示し、（
３９）は各種のタイミング信号ないし制御信号の形成回
路で、これらの信号はそれぞれの回路に供給される。

そして、信号Ｓｃが、端子（３１）を通じてローパスフ
ィルタ（３２）に供給されて高域制限されてがらＡ／Ｄ
コンバータ（３３）に供給されてデジタル信号Ｓｄとさ
れ、コノ信号ＳｄがＲＡＭ（３４１）　、　（３４２）
　ニ供給されるとともに、ＲＡＭ（３４１）には第６図
Ａに示すように、期間（Ｔａ−ΔＴ）にアドレス信号Ａ
ＤＲＳおよび書き込み信号ＷＩ？Ｔが供給され、したが
って、この期間（Ｔａ−ΔＴ）に信号ＳｄがＲＡＭ（３
４１）に書き込まれ、ＲＡＭ　（３４２）には、同図Ｂ
に示すように、期間Ｔａにおける期間ΔＴに信号ΔＤＲ
Ｓ、ＷＲＴが供給されて、この期間ΔＴの信号ＳｄがＲ
ＡＭ　（３４２）に書き込まれる。

さらに、１２４Ｍ（３４１）には、同図Ｃに示すように
、期間Ｔａの期間ΔＴの開始時点から、信号ＡＤＲ５，
ＷＲＴの６／７の周波数で、かつ、これらの信号に等し
いサイクル数だけアドレス信号ＭＤＩ？Ｓおよび読み出
し信号ＲＤが供給されて期間（Ｔａ−６丁）の信号Ｓｄ
の時間軸伸張された信号Ｓｔが取り出されるとともに、
ＲＡＭ　（３４２）には、同図りに示すように、期間Ｔ
ｂの終わりの７／６ΔＴの期間に、信号ＡＤＲ５，ＲＤ
が供給されて期間ΔＴの信号Ｓｄの時間軸伸張された信
号Ｓｔが取り出される。

そして、これらＲＡＭ（３４１）　、　（３４２）から
の信号ｓｔ、ｓｔがスイッチ回路（３５）に供給されて
同図Ｅに示すように期間（ΔＴ　十Ｔｂ）の信号Ｓｔと
され、この信号ＳｔがＤ／Ａコンバータ（３６）に供給
されて７／６倍に時間軸伸張された映像信号Ｓ＋＋＋と
され、この信号Ｓｍがローパスフィルタ（３７）を通じ
て端子（３８）に取り出される。

なお、伸張回路（１２Ｂ）も同様に構成できるが、この
とき、コンバータ（３３）は兼用できる。また、圧縮回
路（２３Ａ）　、　（２３Ｂ）についても、同様に構成
できる。

第７図は、伸張回路（１２Ａ）が、Ｉ？ＡＭ　（３４１
）　、　（３４２）に代わってＦＩＦＯ（４１）により
構成された場合であり、この場合には、ＦＩＦＯ（４１
）に対して第８図に示すように書き込みおよび読み出し
が行われる。

なお、上述において、音声信号は、記録時、ＦＭ信号に
変換し、１フィールド期間ごとに、信号Ｓｍ。

Ｓｎに交互に加算して周波数多重化し、再生時、記録時
と逆の処理により再生すればよ（、その場合、その音声
信号についても同様に時間軸伸張および時間軸圧縮を行
えば、音声信号についても高品位の記録再生ができる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、記録時、そのカラー映像信号Ｓｃを
約７／６倍に時間軸伸張して記録し、再生時、記録時と
は逆の処理によりもとのカラー映像信号Ｓｃを得ている
ので、カラー映像信号Ｓｃから見た記録再生の帯域幅が
広がり、したがって、それだけ高品位の記録再生ができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はこの発明の一例の系統図、第３図〜第
１０図はその説明のための図である。（１２Ａ）　、　（１２１１）は時間軸伸張回路、（１
３Ａ）　、　（１３Ｂ）は記録処理回路、（２２Ａ）　
、　（２２Ｂ）は再生処理回路、（２３Ａ）　、　（２
３Ｂ）は時間軸圧縮回路である。

Claims

【特許請求の範囲】２つの回転磁気ヘッドが互いに１８０°の角間隔を有し
てフレーム周波数で回転させられ、上記回転磁気ヘッドの回転周面に対して１８０°より大
きく、かつ、３６０°よりも小さな角範囲にわたって磁
気テープが斜めに走行され、記録時、映像信号が、上記磁気テープの走行している角
範囲と１８０°との比率に対応した時間軸長に時間軸伸
張され、この時間軸伸張された映像信号が上記回転磁気ヘッドに
供給されて１フィールド期間ごとに、上記磁気テープの
走行している角範囲に対応した長さで、かつ、斜めの１
本の磁気トラックとして上記磁気テープに順次記録され
、再生時、上記回転磁気ヘッドにより上記磁気テープから
上記時間軸伸張されている映像信号が再生され、この再生された映像信号が上記時間軸伸張に対応した比
率で時間軸圧縮されてもとの映像信号が取り出されるよ
うにしたＶＴＲ。