JPS6052954A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号と音声信号とを記録する磁気記録装
置に関する。

従来例の構成とその問題点 現在磁気テープに映像信号とγ？声倍信号を記録する装
荷としては、一般にＶ　Ｔ　Ｒ（ｖｉｄｅｏ　ｔａｐｅ
ｒｅｃｏｒｄｅｒ　）と呼かれているものが実用化され
ている。第１図にその概略図を示すが、映像信号は１８
Ｑ度で相対した２つのビデオヘッド２１Ａ。

２１Ｂを回転させ、磁気テープ２２上に斜めに記録され
る。一方、音声信号は固定されたオーディオヘッド２３
によりテープの走行方向にす＝アに記録される。第２図
にこのようにして記録されたテープ上のパターンを示し
、２４は映像信号、２６は音声信号である。

しかし、近年録画時間の長時間化に伴い、テープ速度が
遅くなってくると、固定ヘッドで音声信号を記録する方
法では音質が劣化してくるため、音質を向上させる方法
として音声信号を一担ディジタル信号に変換する方法が
考えられた。しかし音声信号をディジタル信号に変換す
ると周波数帯域が高くなり、従来の固定ヘッド方式では
記録が不可能になる。そこで音声のディジタル信号も映
像信号と同じくビデオヘッドで記録する必要がある。そ
のため第３図に示すように従来よりも巻付は角度を大き
くした方法が考えられた。第４図に記録時のタイミング
を示すが、映像信号は従来通り１フイールド毎に交互に
ヘッド２１Ａ、ヘッド２１Ｂで記録される。一方音声デ
ィジタル信号は１フイールド毎に圧縮され、巻付は角度
が大きく々っだ部分で、ヘッド２１Ａが映像信号を記録
している時はヘッド２１Ｂで、反対にヘッド２１Ｂが映
像信号を記録している時はヘッド２１Ａで記録される。

この時のテープ上での記録パターンを第６図に示すと、
２４が映像信号、２６が音声ディジタル信号である。

そして、再生時の場合であるが、同じようにヘッド２１
Ａが映像信号を再生している時はヘッド２１Ｂで反対に
ヘッド２１Ｂが映像信号を再生している時はヘッド２１
Ａで音声ディジタル信号を再生する。

次に映像信号を再生しながら音声信号を記録するアフタ
ーレコーディングと呼ばれている場合を考えると、第６
図に示すようなタイミングになる。

即ち映像信号は再生モードで、音声ディジタル信号の期
間だけ記録モードに変わる。この時の信号の流れを第７
図に示す。

記録する音声ディジタル信号は音声、映像切換えスイッ
チ１を通り、ヘッド切換えスイッチ２でヘッド２１Ａ（
ｌｌｌｌＶｃ選択され、録再切換えスイッチ３を通り、
ヘッド２１Ａにより記録される。一方この時ヘッド２１
Ｂは、録再切換えスイッチ４により再生モードになって
おり、へ・ノド切換えスイッチ５でヘッド２１Ｂを選択
し、音声、映像信号が再生されている。そしてヘッド切
換えスイッチ２と５、録再切換えスイ・ノチ３と４は１
フイールド毎に切換えを行なっている。

ここで、ヘッド２１Ａおよび２１Ｂは回転しているため
にヘッドとの信号のやりとりはロータリートランス７等
を用いている。

しかし、このアフターレコーディング時においては、第
６図からもわかるように音声ディジタル信号を記録して
いる時は常に反対側のヘッドで映像信号を再生している
。そして、ヘッドからの再生信号は記録信号に比べて非
常に小さい。このため、記録信号が再生信号に影響を与
える。特にロータリートランス７の所ではへラド２１Ａ
とヘッド２１Ｂとが接近しており、記録側からの信号の
飛び込みが大きく、再生信号に与える影響は太きく、映
像信号にノイズとなって現われる。これは音声ディジタ
ル信号を再生しながら、映像信号を記録する場合も同じ
であり、大きな問題点であったＯ 発明の目的 本発明は上記の問題点を解決し、記録信号が再生信号に
影響を与えないように構成した磁気記録再生装置を提供
するものである。

発明の構成 本発明は、映像信号と音声ディジタル信号とを共に１フ
イールド毎に圧縮を行い、１フイールド内に映像信号と
音声ディジタル信号とを記録するように構成し、記録信
号が再生信号に影響しないようにしだものである。

実施例の説明 第８図に本発明の一実施例のブロック図を示す。

１１は映像信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換
器、１２．１３は１フィールド分の映像ディジタル信号
を記録するメモ１ハ　１４は映像ディジタル信号をアナ
ログ信号に変換するＤ／人変換器、１５は音声信号をデ
ィジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器、１６．１７ば１
フィールド分の音声ディジタル信号を記録するメモリ、
１８は映像信号と音声ディジタル信号とを切換えるスイ
ッチである。

次に第９図に示すタイミングチャートを用いながら説明
を行う。映像信号は一担Ａ／Ｄ変換器１１に入力されデ
ィジタル信号に変換される。そして１フイールド毎に交
互にメモリ１２とメモリ１３に記録される。そしてメモ
リ１２およびメモリ１３に記録された映像ディジタル信
号は、それぞれ記録した次のフィールドで読み出される
。この時メモリから読み出すクロック信号の周波数を記
録時の１．２倍にすると、読み出された映像ディジタル
信号は元の信号の１．２倍に圧縮されたことになり、時
間でいえば１フイールドの信号が５／６フイールドにな
るわけである。そして、メモリ１２とメモリ１３から交
互に読み出された映像ディジタル信号はＤ／Ａ変換器１
４でアナログ信号にもどされる。

一方音声信号も同様の方法でＡ／Ｄ変換器１５でディジ
タル信号に変換したのち、１フイールド毎に交互にメモ
リ１６とメモリ１７に記録される。

そしてそれぞれ次のフィールドで読み出されるわけであ
るが、読み出しクロック信号の周波数を記録時の６倍に
すると、読み出された音声ディジタル信号は元の信号の
６倍に圧縮され、１フィールド分の信号が１／６フイー
ルドの期間になる。そこでスイッチ１８で映像信号と音
声ディジタル信号とを切換えることにより、テープに記
録される信号は１フイールド内の１５／６に映像信号が
・　１／／６に音声ディジタル信号が含１れた信号とな
る。その結果、従来のＶＴＲと同じ１８０度の巻付は角
の′−！まで、映像信号と音声ディジタル信号を記録す
ることが出来アフレコ時においても、第１０図に示すよ
うに音声ディジタル信号２６′の記録期間と映像信号２
４′の再生期間とが重なることがなくなり、記録信号の
再生信号への影響という問題も解決される。

発明の効果 本発明によれば音声の品質向上のためディジタル化した
音声ディジタル信号を従来のＶＴＲと同じ走行系を用い
て記録するととが可能であり、またアフタレコーディン
グのような映像信号を再生しながら音声ディジタル信号
を記録する場合、また反対に音声ディジタル信号を再生
しながら映像信号を記録する場合でも互いに記録中の信
号が再生中の信号に影響を与えることがなく、再生ノイ
ズを大幅例低減できる優れた磁気記録再生装置を提供で
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のＶＴＲの構成図、第２図はその記録テー
プフォーマットを示す図、第３図は音声をディジタル化
した場合のＶＴＲの構成図、第４図はその時のヘッドの
タイミング図、第５図はその記録テープフォーマットを
示す図、第６図はアフターレコーディング時のヘッドの
タイミング図第７図はその時の信号の流れを示す構成図
、第８図は本発明の一実施例のブロック図、第９図はそ
のタイミングを示す図、第１ｏ図は本発明のアフタレコ
ーディング時のヘッドのタイミングを示す図である。 １１．１５・・・・・・Ａ／Ｄ変換器、１２，１３，１
６゜１了・・・・・メモリ、１４・−・・・ＤＡ変換器
、１８・・・・・切換えスイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ２（ｓ 第２図 ｓ 第３図 第４図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １フイールドずつ交互に磁気テープ上に記録する少なく
   とも２つの回転する磁気ヘッドと、映像信号をディジタ
   ル信号に変換する手段と、前記映像ディジタル信号を１
   フイールド毎にメモリ回路を用いて圧縮する手段と、前
   記メモリ回路からの圧縮された映像ディジタル信号をア
   ナログの映像信号に変換する手段と、音声信号をディジ
   タル信号に変換する手段と、前記音声ディジタル信号を
   １フイールド毎にメモリ回路を用いて圧縮する手段とを
   有し、１フイールド内に前記圧縮された映像信号と音声
   ディジタル信号を記録することを特徴とする磁気記録再
   生装置。