JPS62136851A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS62136851A
JPS62136851A JP27814385A JP27814385A JPS62136851A JP S62136851 A JPS62136851 A JP S62136851A JP 27814385 A JP27814385 A JP 27814385A JP 27814385 A JP27814385 A JP 27814385A JP S62136851 A JPS62136851 A JP S62136851A
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JP
Japan
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type
layer
element isolation
substrate
epitaxial layer
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JP27814385A
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English (en)
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Shigeru Komatsu
茂 小松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は半導体装置に関し、特に高耐圧特性が要求され
るバイポーラ型半導体装置に係る。
〔発明の技術的背景〕
バイポーラ型半導体装置のPN接合による素子分離技術
には、基板側とエピタキシャル層表面側からの両方向拡
散により素子分離領域を形成する技術が知られており、
この技術では第2図に示すような構造が得られる。第2
図において、例えばp型シリコン基板1とn型エピタキ
シャル層4と  。
の境界部にはn+型埋込み領域2及びp型埋込み素子分
離領域3がそれぞれ選択的に形成され、エピタキシャル
層4表面側からはp型素子分離領域5が面記埋込み素子
弁l領域3と一体となるように形成されている。
この技術を用いれば、素子分離領域を形成するための拡
散時間が短くてすみ、しかも素子弁si域の横方向への
広がりを抑制できるという長所があるため、広く採用さ
れている。
〔背景技術の問題点〕
上述した従来の素子分離技術を用いた場合の問角点を第
3図(a)〜(C)に示す製造方法を参照しながら詳細
に説明する。
まず、p型シリコン基板1表面にn+型埋込み@2及び
p型埋込み素子分離領域3をそれぞれ選択的に形成する
。前記n+型埋込み層2は、寄生トランジスタの影響を
小さくし、コレクタシリーズ抵抗を低減する目的で形成
される。なお、特に高出力トランジスタや高速動作を要
求されるトランジスタでは、コレクタシリーズ抵抗を低
くするために、n+型埋込み層2の不純物としてはシリ
コンとの固溶濃度が高いAsが用いられる(第3図(a
)図示)。
次に、基板1表面にn型エピタキシャル114を形成す
ると、n+型埋込み層2及びp型埋込み素子分離領域3
からそれぞれこれらの領域が形成されていない基板1の
ial+i!へ不純物の飛散(オートドーピング)が生
じる。このオートドーピングが生じた領域がp型となる
か、n型となるかは、n+型埋込み領域2とp型埋込み
素子分離領域3との面積の比率等によって決まるが、通
常p型埋込み素子分離領域3の面積が広いので、オート
ドーピング@11はp型となる。例えば、比抵抗6〜9
Ω・crtrのp型シリコン基板1にAs11度101
9〜1021/cm3のn+型埋込み層2と811度1
018〜1019/cm3のp型埋込み素子分離領域3
とを形成し、厚さ10〜14岬、層抵抗3〜4Ω・cr
ttのn型エピタキシャル層4を形成した場合、基板1
及びp型埋込み素子分離領域3上にp型のオートドーピ
ング層11が形成される(同図(b)図示。図中の矢印
はオートドーピングの様子を示す)。
次いで、エピタキシャル素子4表面側からボロンを拡散
することにより、p型素子分m領域5及びベース領域あ
るいは抵抗として用いられるp型拡散層12を形成する
。これにより、前記p型埋込み素子分離領域3とp型素
子分離領域5とが一体化した素子分離領域が形成される
。この際、p型オートドーピング層11の不純物も上方
へ拡散する。なお、図示しないが、オートドーピング層
11は当然基板1側へも拡がっている(同図<C)図示
)。
上記のような不純物の拡散を説明するために、第3図(
C)のVT −VI ”線に沿う不純物の濃度プロファ
イルを第6図(a)及び(b)に示す。なお、第6図(
a)はエピタキシャル層形成直後(第3図(b)図示の
状態に対応する)、第6図(b)は素子分離領域形成後
(第3図(C)図示の状態に対応する)の濃度ブロフ?
イルをそれぞれ示す。
第6図(a)に示すように、エピタキシャル層4形成時
に基板1とエピタキシャル層4との境界部にはオートド
ーピング層11が形成され、tlでエピタキシャル層4
のヒ素濃度とオートドーピング層11のボロン濃度とが
等しくなっている。
そして、素子分離領域形成後にはオートドーピング層1
1のボロンが拡散し、オートドーピング層11のエピタ
キシャル層4側へのせり上がり(基板−エピタキシャル
層境界からtl−までの距離)は3〜4−となる。
ところで、p型拡散1!i12とp型素子分離領域5間
の耐圧はこれらの領域の横方向への広がりとマスク合わ
せ余裕とを考慮して両者の間を所定用離隔てることによ
り設計され、p型拡散1i!12と基板1間の縦方向の
耐圧もエピタキシャル層4の厚さと不純物濃度により設
計されている。例えば、要求される耐圧が高い場合、上
述したように厚さが10〜14.、と厚く、不純物濃度
の低いエピタキシャルl114を形成する。ところが、
上述したようにオードドーピング層11のエピタキシャ
ル層4側へのせり上がりが3〜4IIIIlにもなると
、p型拡散層12とオートドーピング−11との距離が
非常に短くなり、所定の耐圧が得られなくなる。
例えば、前記のような仕様で形成されたエピタキシャル
層内に形成されたnpnバイポーラトランジスタと、p
型埋込み素子分離領域を形成しない以外は同一の仕様で
形成されたものとを比較すると、Vcgo 耐圧特性は
前者が後者よりも約20〜40V低下する場合がある。
このような問題を解消するために例えば第4図に示すよ
うに、p型埋込み素子分離[3=を小さな領域に分割し
てその全面積を小さくしてボロンのオートドーピング量
を少なくすることが考えられる。しかし、このような構
造にすると、微細パターン形成技術が必要となるうえ、
素子分離領域の抵抗値が増加して動作時に電位勾配が生
じる等の欠点がある。
また、第5図に示すように、p型シリコン基板1表面に
n+型埋込み層2及びp型埋込み素子分離領域3を形成
した後、厚さ2〜3IR1比抵抗1〜1.5Ω・αの高
濃度n型エピタキシャル層21及び当初設定した濃度の
n型エピタキシャル@22を形成し、更にp型素子分離
領1i15を形成する2ステツプエピタキシヤル法も知
られている。
上記2層のエピタキシャル層21.22は連続的に形成
するのが経済的であるが、低濃度のn型エピタキシャル
層22の濃度制(財)が困難となるため、通常2段工程
で形成されている。
しかし、第5図の■−■−線に沿う不純物の濃度プロフ
ァイルを示す第7図(a) (エピタキシャル層形成後
)及び同図(b) (素子分離領域形成後)かられかる
ように、素子弁1ull域形成のための熱工程を受けて
もオートドーピング層のせり上がり(第7図(b)ので
2−で示す)は抑制できるものの、エピタキシャル層2
1.22の階段状の不純物分布がくずれてエピタキシャ
ル@22内に形成されるベース領域等の拡散層の直下の
ヒ素濃度が上昇してしまう。このため、ベース−基板間
の耐圧は向上するが、■、Vo9゜の耐圧BO 低下が著しくなる。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであ
り、オートドーピング層のせり上がりに起因する耐圧低
下を防止し得る半導体装置を提供しようとするものであ
る。
〔発明の概要〕
本発明の半導体装Uは、第1導電型の半導体基板と、該
基板上に形成された第2導電型のエピタキシャル層と、
前記基板とエピタキシャル層との境界部に形成された第
2導電型の埋込み層とを有し、基板側及びエピタキシャ
ル層表面側からの不純物拡散により第1導電型の素子分
離領域が形成された半導体装置において、前記第2導電
型の埋込み層と第1導電型の素子分離領域との間の基板
とエピタキシャル層との境界部に第2導電型の不純物領
域を形成したことを特徴とするものである。
このような半導体装置によれば、第2導電型の埋込み層
と第1導電型の素子分離領域との間の基板とエピタキシ
ャル層との境界部に、第1導電型の素子分離領域から第
1導電型の不純物がオートドープされても、第2導電型
の不純物領域が形成されているので、オートドープされ
る不純物濃度を補償することができる。したがって、オ
ートドーピング層のせり上がりに起因する耐圧低下を防
止することができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図(a)〜(f)を参照し
て説明する。
まず、比抵抗6〜9Ω・1のp型シリコン基板21表面
の一部に選択的にヒ素を拡散して表面温度約5x101
9/cm3、拡散深さ3〜4譚のn+型埋込み層32を
形成する。このn+型埋込み層32は寄生トランジスタ
の影響を小さくし、かつトランジスタのコレクタシリー
ズ抵抗を低減するために形成される。(第1図(a)図
示)。
次に、素子分離領域予定部に選択的に83G (ボロン
シリケートガラス)膜を拡散源としてボロンを拡散する
か又はボロンをイオン注入した後、アニールすることに
より表面のボロン濃度が1018〜10” 9./ct
s3、拡散深さ2〜3譚のp型埋込み素子分離領域33
を形成する(同図1)図示)。つづいて、基板表面に膜
厚200〜500人の熱酸化摸34を形成した後、この
熱酸化lll34を通してAs+を加速エネルギー50
keV、ドーズ量1Q i L 〜1Q l 2 cr
t+ 4の条件でイオン注入し、イオン注入層35を形
成する(同図(C)図示)。ツツイテ、900〜1oO
O′Cで熱処理してイオン注入層35のヒ素を活性化し
て、n+型埋込み層32とp型埋込み素子分離領域33
との間の基板31表面にn型拡散層36を形成する(同
図(d)図示)。
次いで、前記熱酸化膜34を除去した後、基板31上に
比抵抗3〜4Ω・α、厚さ10〜14譚のn型エピタキ
シャル層37を形成する(同図(e)図示)。つづいて
、p型埋込み素子分離領域33上方のエピタキシャル層
37表面側からボロンを拡散させてp型素子分離領域3
8を形成するとともに、p型埋込み素子分離領域33が
らボロンを拡散させることにより両者を一体化した素子
分離領域を形成する。つづいて、エピタキシャル層37
表面にベース領域あるいは抵抗として用いられるn型拡
散層39を形成する(同図(f)図示)。
第1図(f)の■−■−線に沿う不純物の濃度プロファ
イルを第8図(a)(エピタキシャル層形成後)及び同
図(b)(素子分離領域形成後)に示す。
第8図(a)に示すように、エピタキシャル層37形成
後、p型埋込み素子分離領域からのボロンのオートドー
ピングがみられるが、n型拡散層36が形成されている
のでボロンのオートドーピング量を補償することができ
る。すなわち、同図(b)に示すように素子分離領域形
成後はオートドーピング層のエピタキシャル層37側へ
のせり上がりはみられない。このため、ベース−基板間
の耐圧を維持することができる。また、n型拡散層36
のヒ素がエピタキシャル層37の不純物分布を大きく変
化させることはないので、トランジスタのVcao 、
Vcgo  耐圧を但下させることもない。
実際に、第6図(b)に示す不純物分布を有する従来の
ウェハと、第8図(b)に示す不純物分布を有する実施
例のウェハに、それぞれ要求耐圧40V以上のトランジ
スタを作りこんで、基板−ベース領域間の耐圧を測定し
た。その結果、従来技術を用いた場合には、第9図(a
)に示すように、耐圧が低く、動作規格(40V)を満
たさない製品が生じたのに対し、上記実施例のウェハを
用いた場合には、耐圧が高く、動作規格を充分に超えて
いる。
なお、上記実施例ではn型不純物としてヒ素を用いたが
、これに限らずアンチモンを用いてもよい。また、第1
図(C)の工程では基板31表面に熱酸化膜34を形成
したが、代りに多結晶シリコン膜を用い、イオン注入工
程の後、酸化膜に変換して除去してもよい。
更に、以上の説明ではn型シリコン基板上にn型エピタ
キシャル層を形成した場合について述べたが、本発明は
n型シリコン基板上にp型エピタキシャル層を形成する
場合にも適用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明の半導体装置によれば、オート
ドーピング層のエピタキシャル層側へのせり上がりを防
止することができ、耐圧を大幅に向上できる等顕著な効
果を秦するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(f)は本発明の実施例における半導体
装置を得るための製造方法を示す断面図、第2図は両方
向分離技術を用いて作製されたウェハの断面図、第3図
(a)〜(C)は従来の素子分離方法を示す断面図、第
4図は従来の他の方法を用いて作製されたウェハの断面
図、第5図は従来の更に他の方法を用いて作製されたウ
ェハの断面図、第6図(a)及び(b)はそれぞれ第3
図(C)のVl−Vl ”線に沿うエピタキシャル層形
成後及び素子分離領域形成後の不純物の濃度プロファイ
ルを示す図、第7図(a)及び(b)はそれぞれ第5図
の■−■′線に沿うエピタキシャル層形成後及び素子分
離領域形成後の不純物の濃度プロファイルを示す図、第
8図(a)及び(b)はそれぞれ第1図(f)の■−■
−線に沿うエピタキシャル層形成後及び素子分離領域形
成後の不純物の濃度プロファイルを示す図、第9図(a
)は従来のウェハを用いて製造されたバイポーラトラン
ジスタの基板−ベース耐圧の特性図、第9図(b)は本
発明の実施例におけるウェハを用いて製造されたバイポ
ーラトランジスタの基板−べ−ス耐圧の特性図である。 31・・・p型シリコン基板、32・・・n+型埋込み
層、33・・・p型埋込み素子分離領域、34・・・熱
酸化膿、35・・・イオン注入層、36・・・n型拡散
層、37・・・n型エピタキシャル層、38・・・p型
素子分離領域、39・・・n型拡散層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 ■′ 第3図 第4図 題 第5図 (a) 落款−へ゛−ス間拘主万(V) (b) 帛6 第 7 第8 レ ト (b)  弓 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基板と、該基板上に形成され
    た第2導電型のエピタキシャル層と、前記基板とエピタ
    キシャル層との境界部に形成された第2導電型の埋込み
    層とを有し、基板側及びエピタキシャル層表面側からの
    不純物拡散により第1導電型の素子分離領域が形成され
    た半導体装置において、前記第2導電型の埋込み層と第
    1導電型の素子分離領域との間の基板とエピタキシャル
    層との境界部に第2導電型の不純物領域を形成したこと
    を特徴とする半導体装置。
  2. (2)第1導電型の半導体基板がp型シリコン基板であ
    り、第2導電型の不純物領域に導入される不純物がAs
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    導体装置。
JP27814385A 1985-12-11 1985-12-11 半導体装置 Pending JPS62136851A (ja)

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