JPS62122618A - 浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、風呂装置における浴槽内に光ファイバーによ
って光を発することによって、入浴者に楽しい入浴空間
をつくりだし、心身のやすらぎと健康を提供できる機能
をもった浴槽に関するものである。

従来の技術 近年、浴槽はその材質の多様化等により色彩や形状面に
おいても多種多様になってきている。また、風呂システ
ムとしてみても、気泡や水流によるマツサージ等の機能
によりたいへん利用者にとって付価機能が高くなってき
ている。しかし、こ２　ページ れらの機能の中には視覚に訴えるような浴槽に発光体を
備えてるといったものはなく、浴室の照明の入射光の反
射を利用するにとどまっている。

以下、従来の浴槽の一例を第２図にもとづいて説明をす
る。

第２図は、従来の浴槽のうち現在一般住宅設備において
多く用いられている樹脂成型浴槽の一例を示したもので
、１は浴槽の内面、２は浴槽の外面、３は補強用のガラ
ス繊維、４は樹脂層を示す。

以上のような浴槽における視覚への対応について説明す
る。

このような浴槽においてもっとも一般的におこなわれて
いるのは、樹脂が着色しやすいという性質を利用して、
樹脂層４の内面１側の部分の樹脂に着色をおこない、さ
まざまな色彩の浴槽を作りあげていく方法である。

発明が解決しようとする問題点 しかし、この方法では樹脂の表面が劣化してくると汚れ
がついて色調や色のそのものが変化したり、まだらにな
ることがある。また、一度浴槽を３　ベー／ 設置すると色は固定されているために変化をさせるには
浴槽をとりかえなければならない。さらに、浴室の照明
によって照らされた浴槽をみているため照明が暗くなる
とその色がわかりずらくなるというような問題点をもつ
ものであった。

上記、従来の構成においては一度設置した浴槽は、それ
自体が発色、変色という作用をしないため同じ色のまま
であり、入浴者に対して積極的な視覚的対応をおこなえ
ないという問題点があった。

本発明は上記の問題点に鑑み、浴槽が自ら発色作用をお
こなうことによって積極的に入浴者に対して楽しい入浴
空間をつくりだし、心身のやすらぎと健康を提供するこ
とを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明では、樹脂製等の浴
槽に、その内面に向かい発光面をもつように光ファイバ
ーを設け、さらに光ファイバーの入光面を光コントロー
ル装置に接続したものである。

作　　用 上記構成によれば、浴槽内面に発光面をもつ光ファイバ
ーの一本一本は浴槽の構造体中を通って光コントロール
装置に接続されているために、光コントロール装置にお
いて光ファイバー一本ごとの入射光の色彩と色調をコン
トロールすることによって、浴槽内の発光面一つ一つの
色彩と色調をコントロールでき、浴槽内に様々な色彩と
色調で色模様を表わすことができるものである。このと
き、浴槽内の湯温によって色彩等を変化させれば入浴者
に対して適温を知らせる能力となる。また、入浴者の好
みの色彩や精神面に安らぎをあたえるような色調変化を
おこなえば、入浴者に快適な入浴空間を提供できる能力
をもつ浴槽となるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図にもとづいて説明する
。なおこの第１図において、従来例で示した第２図と同
一部品については同一符号を付してその詳細な説明は省
略し、第２図と異なる点のみを説明する。第１図におい
て、５は浴槽１０を５　ページ 形成する合成樹脂等の構造体４の中に埋設した多数の光
ファイバー、６は多数の光ファイバー５の端面が臨んで
形成される浴槽内面１側の発光面であり、７は各光ファ
イバー５に光ケーブル５ａを介して接続した光コントロ
ール装置であり、ここでは浴槽１０に取りつけた例であ
る。８は浴槽内の湯温を測定する温度センサーで、浴槽
１０の下部内面に位置する。９は温度センサ８と光コン
トロール装置７を接続するセンサーケーブルである。

前記光ファイバー５は発光面６を樹脂層等の構造体４よ
り浴槽内面１に出し、他端の入光面までのファイバ一部
分は構造体４の中間層を光コントロール装置７に入光面
を入れるように配置されている。

上記構成において、動作を説明する。浴槽内に注湯され
ると温度センサー８によって光コントロール装置７は湯
温を検知し、入浴者があらかじめ設定しておいた入浴温
度になると適温を示す色を各光フテイバ−５の発光面６
より発光させ、その色調を湯温か変化した場合は変える
ことによって６　ページ 入浴者に湯温を色で知らせることができる。また、光コ
ントロール装置に入浴者を心理的にリラックスさせる色
彩や色調のパターンをいくつか組み合せて順次発光させ
ることにより入浴中の心身の疲労回復の促進となる。さ
らに、複数の人間が順に入浴した場合に日本式の風呂で
は、浴槽内の湯があか等により汚れてくるがこれは浴槽
内面１についた汚れを室内の光の反射光によってみるた
めであるが、浴槽の内面１の発光面６から発光させると
あか程度の汚れでは光が十分に透過するが、その上に色
彩の変化を加えると目にはみえない状態とすることがで
きるので、あとからの入浴者に対する不快感をとりはら
うことが可能となる。このように非常に入浴者に対しメ
リットの大きい浴槽を構成することが本発明によって可
能となるのである。

なお、上記実施例では浴槽を形成する構造体４の中に各
光ファイバー５を設けたが、例えば別個の構造体中に各
光ファイバーを設け、この構造体を浴槽１０の底面に設
置し、光ケーブル５ａで接７ベーノ゛ 続した光コントロール装置７により光を制御するように
してもよいことはもちろんである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、浴槽の中に光ファイバー
を設け、この光ファイバーに光コントロール装置を接続
することで、従来にない浴槽円からの発光ということが
可能となり、入浴者に対して光による楽しい入浴空間の
提供という精神面にも、肉体面にも通づる大きな利益を
生むこととなるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す浴槽の断面図、第２図
は従来の浴槽の断面図である。 ５・・・・・光ファイバー、６・・・・発光面、７・・
・・・・光コントロール装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名７−
−−九コントローノＶ芳、徽 ４　３　　？

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴槽内に向かい発光面をもつように光ファイバーを有し
   、この光ファイバーに光調整用の光コントロール装置を
   接続した浴槽。