JP3198406B2 - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP3198406B2
JP3198406B2 JP31292796A JP31292796A JP3198406B2 JP 3198406 B2 JP3198406 B2 JP 3198406B2 JP 31292796 A JP31292796 A JP 31292796A JP 31292796 A JP31292796 A JP 31292796A JP 3198406 B2 JP3198406 B2 JP 3198406B2
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一義 湯口
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Sekisui House Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複層階に跨がる吹
き抜け空間が設けられた住宅に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平5−51971号
公報等に記載されているように、複層階に跨がる吹き抜
け空間が設けられた2階建て、もしくは3階建て住宅が
知られている。このような複層階に跨がる吹き抜け空間
は玄関ホール等に利用されており、住宅内に解放感を求
めることかできて好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の、複層階に跨がる吹き抜け空間は、開放感がある
ものの変化に乏しく、開放感を得るに止まるものであっ
た。
【0004】本発明は、このような従来の複層階に跨が
る吹き抜け空間が設けられた住宅における問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、従
来の問題点を解決し、複層階に跨がる吹き抜け空間を開
放感を得るに止まらず、吹き抜け空間を更に積極的に利
用するようにした住宅を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明住宅は、複層階に跨がる吹き
抜け空間が設けられた住宅において、吹き抜け空間内に
複層階に跨がる水槽が設けられ、水槽には透明壁が設け
られ、水槽の下方から空気泡が噴出されるようになって
いることを特徴とするものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明住宅は、請求項
1記載の住宅において、水槽が電灯により照明されてい
ることを特徴とするものである。
【0007】本発明は、2階建て住宅に適用されてもよ
く、3階建て以上の住宅に適用されてもよい。本発明が
2階建て住宅に適用される場合には、吹き抜け空間は1
階層と2階層に跨がって設けられればよく、本発明が3
階建て以上の住宅に適用される場合には、吹き抜け空間
は1階層と2階層に跨がって設けられるか、或いは、2
階層から3階層以上の全階層に跨がって設けられるか、
或いは、2階層から3階層以上の階層の途中の複層階に
跨がって設けられるか、或いは、1階層から3階層以上
の全階層に跨がって設けられていてもよい。
【0008】本発明が2階建て住宅に適用される場合に
は、1階層と2階層に跨がって設けられた吹き抜け空間
における水槽の高さをできるだけ高くするために、水槽
は1階の下方から2階の上方に亘って設けられていれば
よい。
【0009】本発明が3階建て以上の住宅に適用される
場合であって、1階層と2階層に跨がって吹き抜け空間
が設けられている場合には、叙上のように、1階層と2
階層に跨がって設けられた吹き抜け空間における水槽の
高さをできるだけ高くするために、水槽は1階の下方か
ら2階の上方に亘って設けられていればよい。
【0010】又、本発明が3階建て住宅に適用される場
合であって、2階層と3階層以上の全階層に跨がって吹
き抜け空間が設けられている場合や2階層から3階層以
上の階層の途中の複階層に跨がって吹き抜け空間が設け
られている場合には、経済的観点から考慮して水槽は適
宜の複階層に跨がって設けられていればよい。
【0011】本発明が3階建て住宅に適用される場合で
あって、1階層から3階層以上の全階層に跨がって吹き
抜け空間が設けられている場合にも、経済的観点から考
慮して水槽は適宜の複階層に跨がって設けられていれば
よい。
【0012】本発明において、水槽は全周壁が透明壁で
構成されていてもよく、周壁の一部が透明壁で構成され
ていてもよい。透明壁はガラス製でもよく、アクリル樹
脂製でもよく、透明壁は、着色されていてもよく、無着
色でもよい。
【0013】請求項2記載の本発明において、電灯は水
槽内に設けられていてもよく、水槽外に設けられていて
もよい。
【0014】〔作用〕上記目的を達成するために、請求
項1記載の本発明住宅においては、複層階に跨がる吹き
抜け空間が設けられた住宅において、吹き抜け空間内に
複層階に跨がる水槽が設けられ、水槽には透明壁が設け
られ、水槽の下方から空気泡が噴出されるようになって
いるので、水槽の下方から空気泡を噴出すれば、空気泡
は水槽内を上昇し、これを下方(下層階)から、或いは
側方(上層階)から眺めることができる。
【0015】又、請求項2記載の本発明住宅において
は、水槽が電灯により照明されているので、水槽がライ
トアップされ、水槽内の空気泡が輝く。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明を2階建て住
宅に実施した住宅の一例の1階のレイアウトを示す平面
図である。
【0017】図1において、Aは本発明住宅、11は本
発明住宅Aの1階に設けられた玄関ホール、111は玄
関ホール11に隣接して設けられた玄関土間、112は
玄関出入口、12は玄関ホール11の後方に設けられた
和室、13は和室12の後方に設けられた寝室、14は
台所、15は台所14に隣接して設けられた食堂、16
は食堂15の後方に設けられた居間、10は居間16と
和室12との間に設けられたホール、17は居間16の
後方に設けられた洗面室、18は洗面室17に隣接して
設けられた浴室、19は浴室18に隣接して設けられた
トイレ、Sは2階への階段である。
【0018】図2は、本発明住宅Aの2階のレイアウト
を示す平面図である。図2において、20は1階のホー
ル10の上方に設けられた吹き抜け空間、21は子供部
屋、22は子供部屋21の後方に設けられた2階ホー
ル、23は2階ホール22の後方に設けられた他の子供
部屋、24は2階寝室、25は2階寝室24の後方に設
けられた2階居間、251は2階寝室24及び2階居間
25に隣接して設けられたバルコニー、26は2階居間
25に隣接して設けられトイレ兼用浴室である。
【0019】図3は本発明住宅Aの断面図であり、図3
に示すように、吹き抜け空間20は1階のホール10か
ら2階の屋根裏にまで通じている。201は透明アクリ
ル樹脂製の有底半円筒形水槽であり、水槽201は吹き
抜け空間20内において2階の天井付近の高さから1階
のホール10の床付近に設けられている。202は水槽
201の下方に設けられた支持台であり、図1に示すよ
うに、支持台202は1階のホール10の床に設けられ
ている。図3において、27は吹き抜け空間20の上方
に設けられた天窓である。
【0020】水槽201の上端には図4に示すように蓋
203が設けられ、蓋203には透孔204が設けられ
ている。水槽201の下端には排水栓205が設けら
れ、排水栓205を開くことにより水槽201内の水を
排水できるようになっている。水槽201の下方の左右
から噴気ノズル206が水槽201内に突出して設けら
れ、噴気ノズル206には送気管207の一端が接続さ
れ、送気管207の他端は図示しないエアポンプに接続
され、噴気ノズル206から噴出される空気により水槽
201内に泡が発生するようになっている。208は水
槽201の両側に設けられた照明用電灯である。
【0021】図1〜3に示す本発明住宅Aにおいては、
吹き抜け空間20には透明な水槽201が設けられ、水
槽201の下方から空気泡が噴出され、空気泡は水槽2
01内を上昇し、水槽201の左右から電灯208によ
り照明されているので、水槽201がライトアップさ
れ、吹き抜け空間20に変化を持たすことができる。
【0022】図5に示すように、水槽201は、2階の
居間25の窓252からも眺めることができる。
【0023】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更は本発明に含まれる。
【0024】例えば、図示の実施の形態のように、半円
筒状の水槽201を吹き抜け空間20の隅部に設ける代
わりに円筒状の水槽を吹き抜け空間20の中央に設け、
この円筒状水槽をその周囲から眺められるようにしても
よい。
【0025】又、図示の実施の形態のように、水槽内に
噴気ノズルを突出させて設ける代わりに無機質粒子を固
めて無機質粒子間に多数の噴気口を設けた空気泡発生手
段を水槽内に設けるようにしてもよい。又、水槽内には
熱帯魚等の生物を入れて飼育するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】 請求項1記載の本発明住宅において
は、水槽の下方から空気泡を噴出させると、空気泡は水
槽内を上昇し、これを下方(下層階)から、或いは、側
(上層階)から眺めることができるので、吹き抜け空
間に変化を持たすことができる。
【0027】又、請求項2記載の本発明住宅において
は、水槽が電灯により照明されているので、水槽がライ
トアップされ、水槽内を上昇する空気孔が輝いて見え、
吹き抜け空間に一層変化を持たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明住宅の一例の1階レイアウトを示す平面
図。
【図2】図1に示す本発明住宅の2階レイアウトを示す
平面図。
【図3】図1、2に示す本発明住宅の断面図。
【図4】図1〜3に示す本発明住宅に使用される水槽の
断面図。
【図5】図1、2に示す本発明住宅の1階の中央ホール
から上方を見た透視図。
【符号の説明】
A 本発明住宅 S 階段 11 玄関ホール 12 和室 13 寝室 14 台所 15 食堂 16 居間 17 洗面室 18 浴室 19 トイレ 20 吹き抜け空間 201 水槽 202 支持台 203 蓋 204 透孔 205 排水栓 206 噴気ノズル 207 送気管 208 照明用電灯 21、23 子供部屋 22 2階ホール 24 2階寝室 25 2階居間 251 バルコニー 252 窓 26 トイレ兼用浴室
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−122370(JP,A) 特開 平8−72498(JP,A) 特開 平9−32315(JP,A) 特開 平9−142095(JP,A) 実開 平6−86999(JP,U) 実開 昭63−76154(JP,U) 実公 平8−3609(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B44C 5/00 E04H 1/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複層階に跨がる吹き抜け空間が設けられ
    た住宅において、吹き抜け空間内に複層階に跨がる水槽
    が設けられ、水槽には透明壁が設けられ、水槽の下方か
    ら空気泡が噴出されるようになっていることを特徴とす
    る住宅。
  2. 【請求項2】 水槽が電灯により照明されていることを
    特徴とする請求項1記載の住宅。
JP31292796A 1996-11-07 1996-11-07 住 宅 Expired - Fee Related JP3198406B2 (ja)

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