JP2859128B2 - セーフティグリップ付浴槽 - Google Patents
セーフティグリップ付浴槽Info
- Publication number
- JP2859128B2 JP2859128B2 JP6073922A JP7392294A JP2859128B2 JP 2859128 B2 JP2859128 B2 JP 2859128B2 JP 6073922 A JP6073922 A JP 6073922A JP 7392294 A JP7392294 A JP 7392294A JP 2859128 B2 JP2859128 B2 JP 2859128B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety grip
- bathtub
- safety
- grip
- light
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はセーフティグリップ付
浴槽に関する。
浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】内側面
にセーフティグリップが突出状に設けられて成る浴槽が
従来公知である。
にセーフティグリップが突出状に設けられて成る浴槽が
従来公知である。
【0003】このセーフティグリップを備えた浴槽は、
特に老人や身体障害者にとって利便性が高く、また安全
性も高い利点があるが、浴室が暗かったりすると、特に
弱視や色弱の人にとってセーフティグリップの存在や位
置が分りづらいことがあり、セーフティグリップの使用
に当って使い易さの点で必ずしも十分でなく、またセー
フティグリップの存在や位置が分りづらい場合に誤って
身体の一部をセーフティグリップに突き当ててしまう恐
れがある問題があった。
特に老人や身体障害者にとって利便性が高く、また安全
性も高い利点があるが、浴室が暗かったりすると、特に
弱視や色弱の人にとってセーフティグリップの存在や位
置が分りづらいことがあり、セーフティグリップの使用
に当って使い易さの点で必ずしも十分でなく、またセー
フティグリップの存在や位置が分りづらい場合に誤って
身体の一部をセーフティグリップに突き当ててしまう恐
れがある問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、浴槽内面に透光性のセーフティグリップを突
出状に設けるとともに、該セーフティグリップの内部に
光を照射する光源を備えた光照射装置を該浴槽に配設
し、該セーフティグリップは、該光照射装置からの光を
該セーフティグリップ内部に投入させる開口を該光源側
に有する中空構造となしたことを特徴とする(請求項
1)。
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、浴槽内面に透光性のセーフティグリップを突
出状に設けるとともに、該セーフティグリップの内部に
光を照射する光源を備えた光照射装置を該浴槽に配設
し、該セーフティグリップは、該光照射装置からの光を
該セーフティグリップ内部に投入させる開口を該光源側
に有する中空構造となしたことを特徴とする(請求項
1)。
【0005】本願の更に別の発明は、浴槽内面にセーフ
ティグリップを突出状に設けるとともに、該セーフティ
グリップの外部から見える面に螢光膜を形成したことを
特徴とする(請求項2)。
ティグリップを突出状に設けるとともに、該セーフティ
グリップの外部から見える面に螢光膜を形成したことを
特徴とする(請求項2)。
【0006】
【作用及び発明の効果】請求項1の発明によれば、光照
射装置による光照射によって浴槽内側面から突出した状
態のセーフティグリップを光らせることができる。
射装置による光照射によって浴槽内側面から突出した状
態のセーフティグリップを光らせることができる。
【0007】従って弱視の人等にとってもセーフティグ
リップが分り易いものとなり、使い勝手が良好となると
ともに、誤って身体を突出状のセーフティグリップに強
く当ててしまうといったことを防ぐことができる。また
突出状のセーフティグリップは、光の効果によって美観
が良好となり、浴槽を引き立たせる利点もある。
リップが分り易いものとなり、使い勝手が良好となると
ともに、誤って身体を突出状のセーフティグリップに強
く当ててしまうといったことを防ぐことができる。また
突出状のセーフティグリップは、光の効果によって美観
が良好となり、浴槽を引き立たせる利点もある。
【0008】本発明では、セーフティグリップを中空構
造とした上、光源からの光を内部に導く開口を形成して
おり、かかる本発明によればセーフティグリップの内部
の奥部まで光照射装置からの光を導入することができ、
セーフティグリップ全体を光らせることができ、セーフ
ティグリップをより見易く且つ分り易いものとすること
ができる。
造とした上、光源からの光を内部に導く開口を形成して
おり、かかる本発明によればセーフティグリップの内部
の奥部まで光照射装置からの光を導入することができ、
セーフティグリップ全体を光らせることができ、セーフ
ティグリップをより見易く且つ分り易いものとすること
ができる。
【0009】請求項2の発明は請求項1とは別の手段で
セーフティグリップを光らせるようにしたもの、即ち螢
光膜の作用でセーフティグリップを光らせるようにした
もので、本発明によってもセーフティグリップを見易い
ものとすることができ且つ美観を良好とすることができ
る。
セーフティグリップを光らせるようにしたもの、即ち螢
光膜の作用でセーフティグリップを光らせるようにした
もので、本発明によってもセーフティグリップを見易い
ものとすることができ且つ美観を良好とすることができ
る。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において10は浴槽で、長手方向中間の
所定位置において内側面12に一対のセーフティグリッ
プ14が互いに対向する状態で設けられている。
説明する。図2において10は浴槽で、長手方向中間の
所定位置において内側面12に一対のセーフティグリッ
プ14が互いに対向する状態で設けられている。
【0011】図1において、セーフティグリップ14は
全体として所定厚みのほぼ扁平な板状をなしており、浴
槽内側面12より突出する状態で基端が同内側面に取り
付けられている。
全体として所定厚みのほぼ扁平な板状をなしており、浴
槽内側面12より突出する状態で基端が同内側面に取り
付けられている。
【0012】このセーフティグリップ14は、図1
(B)に示しているように表面の肉厚の薄いゲルコート
層18と、その下側の肉厚の厚いFRP層20との積層
構造を成しており、全体が透光性とされている。尚FR
P層20にはガラスフレークが分散状態で含有されてい
る。
(B)に示しているように表面の肉厚の薄いゲルコート
層18と、その下側の肉厚の厚いFRP層20との積層
構造を成しており、全体が透光性とされている。尚FR
P層20にはガラスフレークが分散状態で含有されてい
る。
【0013】セーフティグリップ14は内部が中空構造
とされており、その肉厚が全体的にほぼ等しい肉厚とさ
れている。このセーフティグリップ14は中空部30の
基端側、つまり浴槽内側面12への取付側端が開口形状
とされており、この開口が浴槽側壁22に形成した開口
に一致する状態で内側面12に取り付けられている。
とされており、その肉厚が全体的にほぼ等しい肉厚とさ
れている。このセーフティグリップ14は中空部30の
基端側、つまり浴槽内側面12への取付側端が開口形状
とされており、この開口が浴槽側壁22に形成した開口
に一致する状態で内側面12に取り付けられている。
【0014】一方浴槽10の側壁22の外側には、図1
(A)に示しているようにセーフティグリップ14の開
口及び浴槽側壁22の開口に対応する位置において、光
源24とそのケーシング26とを含む光照射装置28が
配設されており、この光照射装置28からの光がセーフ
ティグリップ14の中空部30に投入されるようになっ
ている。
(A)に示しているようにセーフティグリップ14の開
口及び浴槽側壁22の開口に対応する位置において、光
源24とそのケーシング26とを含む光照射装置28が
配設されており、この光照射装置28からの光がセーフ
ティグリップ14の中空部30に投入されるようになっ
ている。
【0015】本例にあっては、光照射装置28からの光
照射によってセーフティグリップ14を光らせることが
できる。従って弱視等の目の弱い人であっても、また暗
い浴室の中にあっても容易にセーフティグリップ14の
存在や位置を認識することができる。
照射によってセーフティグリップ14を光らせることが
できる。従って弱視等の目の弱い人であっても、また暗
い浴室の中にあっても容易にセーフティグリップ14の
存在や位置を認識することができる。
【0016】このためセーフティグリップ14が使い易
いものとなるとともに、このセーフティグリップ14に
身体を強く当ててしまうといった危険を回避することが
できる。またセーフティグリップ14が光ることによっ
てその美観も良好となり、ひいては浴槽10の美観も向
上する。
いものとなるとともに、このセーフティグリップ14に
身体を強く当ててしまうといった危険を回避することが
できる。またセーフティグリップ14が光ることによっ
てその美観も良好となり、ひいては浴槽10の美観も向
上する。
【0017】本例のセーフティグリップ14の場合、内
部が中空構造とされているため、光照射装置28からの
光をセーフティグリップ14の奥部(先端側の部分)ま
で導くことができるとともに、全体に亘ってその肉厚が
ほぼ均等な肉厚とされているため、セーフティグリップ
14を全体的に且つ均等に光らせることができる。
部が中空構造とされているため、光照射装置28からの
光をセーフティグリップ14の奥部(先端側の部分)ま
で導くことができるとともに、全体に亘ってその肉厚が
ほぼ均等な肉厚とされているため、セーフティグリップ
14を全体的に且つ均等に光らせることができる。
【0018】次に図3は本発明の他の実施例を示したも
のである。この例において、セーフティグリップ32は
表面の透光性のゲルコート層36と、ガラスフレークを
分散含有させたFRP材から成る中実の内部層38との
積層構造とされており、且つ外部から見える内部層38
の表面が螢光塗料の膜40にて全体的に被覆されてい
る。
のである。この例において、セーフティグリップ32は
表面の透光性のゲルコート層36と、ガラスフレークを
分散含有させたFRP材から成る中実の内部層38との
積層構造とされており、且つ外部から見える内部層38
の表面が螢光塗料の膜40にて全体的に被覆されてい
る。
【0019】本例においても螢光膜40の作用でセーフ
ティグリップ32が光ったものとなり、その存在,位置
を明確に認識することができるとともに、セーフティグ
リップ32、ひいては浴槽10の美観が良好なものとな
る。
ティグリップ32が光ったものとなり、その存在,位置
を明確に認識することができるとともに、セーフティグ
リップ32、ひいては浴槽10の美観が良好なものとな
る。
【0020】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明においてはセーフティグリ
ップの最表面に螢光塗料を吹き付けることによって螢光
膜を形成するといったことも可能である等、その主旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可
能である。
くまで一例示であり、本発明においてはセーフティグリ
ップの最表面に螢光塗料を吹き付けることによって螢光
膜を形成するといったことも可能である等、その主旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるセーフティグリップ付
浴槽の要部断面構造及びセーフティグリップの断面構造
を示す図である。
浴槽の要部断面構造及びセーフティグリップの断面構造
を示す図である。
【図2】図1の浴槽の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例におけるセーフティグリッ
プの断面構造を示す図である。
プの断面構造を示す図である。
【符号の説明】 10 浴槽 14,32 セーフティグリップ 24 光源 28 光照射装置 30 中空部 40 蛍光膜
Claims (2)
- 【請求項1】 浴槽内面に透光性のセーフティグリップ
を突出状に設けるとともに、該セーフティグリップの内
部に光を照射する光源を備えた光照射装置を該浴槽に配
設し、該セーフティグリップは、該光照射装置からの光
を該セーフティグリップ内部に投入させる開口を該光源
側に有する中空構造となしたことを特徴とするセーフテ
ィグリップ付浴槽。 - 【請求項2】 浴槽内面にセーフティグリップを突出状
に設けるとともに、該セーフティグリップの外部から見
える面に螢光膜を形成したことを特徴とするセーフティ
グリップ付浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073922A JP2859128B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | セーフティグリップ付浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073922A JP2859128B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | セーフティグリップ付浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07255622A JPH07255622A (ja) | 1995-10-09 |
JP2859128B2 true JP2859128B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13532138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6073922A Expired - Fee Related JP2859128B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | セーフティグリップ付浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2859128B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP6073922A patent/JP2859128B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07255622A (ja) | 1995-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081204 Year of fee payment: 10 |
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