JPS62119334A - 個別形空気調和機の換気量調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ピル等の空調に供せられる個別形空気調和機
の換気調節装置に関するものである。

従来の技術 従来、ビルの外壁の内側に据付けられる個別空気調和機
は、室外ユニット部と全熱交換ユニ７）部と室内ユニッ
ト部とより構成され、前記全熱変株ユニット部として区
画する両側の仕切板の一方に室内空気の排気用ダンパー
と、外気取入れ用の吸気用ダンパーとを設けている。こ
れら排気用ダンパーと吸気用ダンパーは、通常開か閉の
二位置に切替えられるダンパーモータを使用し、冷房・
暖房運転時は前記のダンパーを開にして、同時吸排を行
なって換気を行ない、停止時は前記ダンパーを閉とする
ものであった。

発明が解決しようとする問題点 この様に従来のダンパー開閉装置は冷暖房運転時におい
て、各ダンパーが開となり換気が行なわれるが、外気温
度の高い時（冷房時）、外気温度の低い時（暖房時）は
吸気する外気の負荷が大きくなり、冷暖房効果が著るし
く低下することになる。即ち、取入れられた外気が空気
調和機にょって加熱又は冷却された室内空気と常に一定
の体積比で混合される為、暖房時に外気温度が著しく低
い場合、吹出し温度が低下し暖房効果が悪くなり冷房時
外気温度が著しく高い場合、吹出し温度が上昇し冷房効
果が悪くなるという問題点があった。

本発明はこの様な問題点を解決するもので、外気温度が
冷房時においては高い場合、暖房時においては低い場合
、換気量を調節して冷暖房効果の低下を防止する事を目
的とする。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、全熱交換ユニッ
ト部の一側に設けた室外ユニット部と、他側に設けた室
内ユニット部と、前記各ユニット部の間に位置した第１
仕切板および第２仕切板と、前記第１仕切板および第２
仕切板の何れか一方の仕切板に設けた吸気口と、この吸
気口に設けた吸気用ダンパーと、前記他方の仕切板に設
けた排気口と、この排気口に設けた排気用ダンパーとを
有し、前記吸気用ダンパーと排気用ダンパーには各々ス
テッピングモータを接続し、前記室内ユニット部の室内
吹出口に設けた吹出温度検出用のセンサーによって前記
ステッピングモータを制御する制御部とを設けたもので
ある。

作　　　用 この構成により、室内吹出口に設けた吹出温度検出用の
センサーによって、吹出温度を検出し、制御部で判定し
た信号を各々のステッピングモータに送り、段階的にダ
ンパーの開度を調整し、換気量を調節することになる。

実施例 以下、本発明による一実施例をＷＪ１図に従って説明す
る。外壁１の内側に据付けられた個別形空気調和機の本
体２は室外熱交換器３と室外送風機４とを備えた室外ユ
ニット部８と、全熱交換器６を備えた全熱交換ユニット
部７と、室内熱交換器８、室内送風機９とを備えた室内
ユニット部１０とよりなる。前記全熱交換器６の両側に
は第１仕切板１１と第２仕切板１２とを備えると共に、
全熱交換器らの中央部に吸気用及び排気用に区画する中
央仕切板１３を設けている。前記第２仕切板１２にはダ
クト１４で外気取入口１４ａに連通ずるように第１仕切
板１２の上方に設けた吸気用のステッピングモータ１５
によって開閉する両翼のダンパー１６を備え、同じく第
２仕切板１２の上方に排気用のステッピングモータ１７
によって開閉する両翼のダンパー１８とを備えている。

前記室内ユニット部１０に設けた室内への吹出口１９に
は室内への吹出温度を感知するセンサー２ｏを設け、制
御部２１に接続している。また、前記各々のステッピン
グモータ１６．１７は制御部２１に接続し、この制御部
２１では前記センサー２０によって検出した吹出温度を
判別し、その結果を信号として各々のステッピングモー
タ１５，１了へ送る。各々リスチッピングモータ１５．
１７は、制御部２１の信号に応じて段階的に駆動し、各
々の両翼ダンパー１６．１５の開閉度を調節する。

なお、第１仕切板１１には空気が流通する第１開ロ部２
３．第２開ロ部２４．第３開口部２５をそれぞれ設けて
いる。２６は室内空気の吸込口である。

上記構成において、仮に各々のダンノζ−１６゜１８が
全開（点線）していると、吸気する時の空気流路は、ダ
クト１４の外気取入口１４ａから流入した外気は、吸気
用のダンパー１６を経て、矢印Ａの様に全熱交換器６を
通り、第１仕切板１１の第１開口部２３を通り吹出口１
９から室内へ吸気される。一方室内からの排気は矢印Ｂ
に示す様に室内吸込口２６より流入した室内空気が第１
仕切板１１の下方に設けられた第３開口部２５より室内
ユニット部１ｏに流入し、この室内空気の一部が矢印Ｃ
の様に第２開口部２６を通って全熱交換器６を経て、排
気用の両翼ダンパー１８を通り、室外ユニット部より室
外へ排気される。これらの吸排気冷暖房中は常に換気さ
れているものであるが、仮に冷房時においては外気温度
が著るしく上昇した時、暖房時においては外気温度が著
るしく低下した時の外気の影響による室内の冷暖房負荷
が増大した場合は、センサー２０によって吹出温度とし
て感知し、制御部２１で設定された温度との比較検出を
行ない、信号を前記の各々のステノピングモータ１５．
１７に送り、両翼ダン／＜−１６，１７の開度を全開か
ら全閉迄段階的に動作させ、吸排気量を適切な量に調節
制御する。

この場合、吸気用のステッピングモータ１５と排気用の
ステッピングモータ１７は同時に開度を調節する様にし
たが、各々別途に開度を調節しても同様の効果が得られ
る。また、本実施例では第２仕切板１２に各々のステッ
ピングモータ付ダンパーを設けたが、これは第１仕切板
１１に設けても同じ効果が得られる。なおセンサー２ｏ
は吹出温度の検出としたが、外気温度の検出、あるいは
室内吸込空気、室内熱交換器の温度等を検出してもよい
。

発明の効果 以上の様に本発明によれば、室外ユニット部と、室内ユ
ニット部と、全熱交換ユニット部と、全熱交換ユニット
部の両側の仕切板に、吸気用、排気用のステッピングモ
ータ付ダンパーとを設け、前記各々のステッピングモ〜
りに接続し、室内ユニット部の吹出口に備えた吹田温度
検出用のセンサ一によって制御する制御部を設けて、冷
暖房運転中に換気による外気負荷が増大した時、前記セ
ンサーと制御部を介して、前記ステッピングモータを動
作せしめ、開閉度を段階的に制御し換気量を制御するこ
とにより、冷暖房効果の低下を防ぐ効果を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例による個別形空気調和機の換気量
調節装置の断面図である。 ５・・・・・・室外ユニット部、了・・・・・・全熱交
換ユニット部、１０・・・・・・室内ユニット部、１１
・・・・・・第１仕切板、１２・・・・・・第２仕切板
、１５，１了・・・・・・ステッピングモータ、１６．
１８・・・・・・両翼ダンバー、１９・・・・・・吹出
口、２０・・・・・・センサー、２１・・・・・・制御
部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 全熱交換ユニットの一側に設けた室外ユニット部と、他
   側に設けた室内ユニット部と、前記各ユニット部の間に
   位置した第１仕切板および第２仕切板と、前記第１仕切
   板および第２仕切板の何れか一方の仕切板に設けた吸気
   口と、この吸気口に設けた吸気用ダンパーと、前記他方
   の仕切板に設けた排気口と、この排気口に設けた排気用
   ダンパーとを有し、前記吸気用ダンパーと排気用ダンパ
   ーには各々ステッピングモータを接続し、前記室内ユニ
   ット部の室内吹出口に設けた吹出温度検出用のセンサー
   によって前記ステッピングモータを調節し換気量を制御
   する制御部を有してなる個別形空気調和機の換気量調節
   装置。