JPS62113085A - 球体検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は球体検出装置νｔに関し、詳しくはパチンコ球
のような球体を検出するためにホール素子を用いた球体
検出装置に関する。

［従来技術］ 例えばパチンコ機においては、球払い出し部等で球数を
カランＩ・するためパチンコ球を検出する必要があり、
そのための検出装置としては、マイクロスイッチを用い
て球を機械的に検出する装置や、投光部と受光部を備え
た光センサあるいはコイルを使用した磁気センサによっ
て検出する装置が知られている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来のマイクロスイッチを用いた検出装
置は、球体との機械的接触によって検出することから耐
久性に問題があり、光センサを用いた場合は、投光部と
受光部の間に球体以外の光遮断物（はこり、ごみ等）が
侵入すると誤動作を生ずるという問題がある。一方、コ
イルを使用した磁気センサを用いた場合には、パチンコ
機の内部等に発生する静電気による影響をなくすため、
コイルを含む磁気センサユニットの他に磁気シールドを
設ける必要があり、スペースが限られている場所では取
付けが困難で、球体を検出すべき任意の位置に設置でき
ないという問題があった。

本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたものであり、
検出素子としてホール素子を使用することで機械的接触
や光センサによる検出の問題点を除去すると共に、磁気
的な検出の場合に必要な磁気シールドを検出部と一体に
結合することで、全体としてコンパクトで任、ａ、の位
置に取り伺けることができる球体検出装置をＪＪ、！供
することを目的とする。

［問題点を解決するためのｒ１Ｍ］ 上記の目的達成のため１本発り１の球体検出装置は、略
り字状に形成した強磁性体の角部付近に磁石を配置する
と共に、この磁石による磁界内に磁性体で作られた球体
が位置した時に生ずる磁束密度の変化で起電力を発生ず
る位置にホール素子を配置したものである。

［実施例］ 以下、添付図面に示す実施例について説明する。

第１図は本発明によるパチンコ球検出装置の斜視図であ
り、検出装置は円筒状に形成された球通過部１の外側に
設置されている。このパチンコ球検出装置１０は、鉄等
の強磁性体から成る板部材１１を略り字状に形成し、そ
の角部には磁石１２を固着すると共に、Ｌ字状部材１１
の下部すなわち略水平に延びた部分１１ａのＬ方には、
非磁性体材料で作られた基板１３を適当な支持部材１４
によって所定の高さに固定し、この基板１３の上面には
、ホール素子および増幅回路を同一チップ］二に集積し
たホールＩＣｌ３を、上下方向の磁界が加えられた時ホ
ール効果による起電力が発生するように位置決めして固
着したものである。

ホールＩＣｌ３には、第２図に示すように、定電圧Ｖを
印加する電源回路と、図面と垂直な方向（第１図では」
−下方向）に磁界を加えることでホールＩＣｌ３から発
生する増幅起電力を入力するコンパレータ回路１６とが
接続されており、コンパレータ回路１６ｔ±、ホールＩ
Ｃｌ３の起電力が所定の基準値以」−でなければ出力せ
ず、その起電力が基準値以−Ｆの場合に一定の出力すな
わち検出信号を発生するように構成されている。

次に、第１図の実施例によるパチンコ球検出の原理を第
３図によって説明する。

まず、磁石１２による磁界は、強磁性体から成る部材１
１により外部磁界から遮蔽された状態でＬ字形の内側に
形成ネれ、パチンコ球通過部ｌにパチンコ球２が存在し
ない場合には、磁石１２のＮ８ｉから出た磁力線は、第
３図（Ａ）に示すように右下から左」二方に向かってホ
ールＩＣｌ３を横切る。換言すれば、Ｌ字状ＲＲ材１１
に対するホールＩＣｌ３の位置は、パチンコ球がない場
合に右下から左−ヒ方に向かう磁力線と交差するように
定められる。従って、この場合ホールＩＣｌ３が発生す
る起電力は僅かであり、コンパレータ回路１６は出力し
ない。

これに対し、パチンコ球通過部ｌに磁性体であるパチン
コ球２が位置した場合には、磁力線は第３図（Ｂ）に示
すように変化し、ホールＩＣｌ３を通る磁力線の向きは
下側からヒ方に向かって垂直に近くなる。このため、ホ
ールＩＣｌ３は前述の基準値以上の起電力を発生し、コ
ンパレータ回路１６が出力する。従って、パチンコ球２
が通過する毎にそれを検出することができる。

上記のパチンコ球検出装詔ｌＯは、例えば第４図に示す
ようなパチンコ機２０の球払い出し部２■やセーフ球カ
ウント部２２等に設置される。球払い出し部２１は、１
回毎に所定の個数（例えば１３個）のパチンコ球を払い
出すため、第５図に示すように円周上に所定の数のパチ
ンコ球保持部２３を形成した回転ドラム２４を備えてお
り、その球送り出し位置にパチンコ球検出装置１０を取
り付けることで、ドラム２４の回転により送り出された
パチンコ球２を検出する毎にカウントし。

所定の個数に達した後ドラム２４を停止トさせるように
する。その他、パチンコ球を検出すべき任意の位置に上
記の検出装置１０を取り付けることができる。

以−１−１実施例としてパチンコ機に用いるパチンコ球
検出装置を説明したが、本発明はパチンコ機に限らず、
ピンボールゲーム機や球貸出機等における球体検出にも
同様に用いることができる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明の球体検出装置は、略り字状に形
成した強磁性体の角部付近に磁石を配置すると共に、こ
の磁石による磁界内に磁性体で作られた球体が位１６シ
た時に生ずる磁束密度の変化で起電力を発生する位置に
ホール素子を配置したものであるから、フ！１町接触方
式による優れた耐久性およびほこりやごみ等の影響を受
けないという利点に加えて、Ｌ字状の強磁＋１体が磁気
シールドとして作用して静電気や外部磁界の影響を遮断
することができ、しかもＬ字状の強磁性体に磁石とホー
ル素子が結合されることで全体をコンパクトに構成し且
つユニッＩ・化することができ、スペースが限られてい
る場所であっても所望の検出位置に容易に取り不１ける
ことができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例をボす斜視図、第２図はホール
素子に接続した検出回路を示す図、第３図は第１図の実
施例の１１１−　ＩＩＩ線断面図で、同図（Ａ）　（Ｂ
）は夫々検出すべき球体がない場合と球体がある場合の
磁界の状１ハ；を示し、第４図はｔ５１図の実施例を使
用するパチンコ機を裏側から見た図、第５図は第４図の
パチンコ機における球払い出し部の説明図である。 ｌ−一一一球通過部、 ２−一一一パチンコ球、 １０−−−一検出装置、 １１−−−−Ｌ字状部材、 １２−−−一磁石、 １３−−−一基板、 １４−−−一支持部材、 １５−−−一ホールＩＣ１ １６−−−−コンパレータ回路、 ２０−−ｍ−パチンコ機、 ２１−−−一球払い出し部、 ２２−−−−セーフ球カウント部、 ２３−−−−パチンコ球保持部、 ２４−−−−ドラム。 特許出願人　株式会社ユニバーサル 代　理　人　弁理士　堀　　　進 同　　　弁理士　堀　　和子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁性体で作られた球体が磁界を通ることによって生ずる
   磁束密度の変化から該球体を検出する装置において、略
   Ｌ字状に形成された強磁性体と、該強磁性体の角部付近
   に配置された磁石と、該磁石による磁界内に前記球体が
   位置したとき起電力を生ずるように配置されたホール素
   子とを備えたことを特徴とする球体検出装置。