JPS62111884A - エレベ−タ−の防犯運転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、エレベータ−の防犯運転装置の改良に関する
もである。

〔発明の背景〕

近年、エレベータ−のかご内で乗客（特に女性）に乱暴
を働く犯罪が発生している。その対策として例えば特開
５８−９５０８７号に示される様に暴漢とおぼしき人が
いる階床ではエレベータ−の戸開きをしない方法が知ら
れている。しかし、特開５８−９５０８７号では、暴漢
とおぼしき人か否かを判定する条件として乗場呼びが登
録されない階の乗場に人がいる場合、その人を暴漢であ
ると判断するようにしている。

しかし、この方法によると暴漢が乗場呼びボタンを押し
待伏せしていた場合にはなんらその防犯機能を発しない
という欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は」二連した不具合点を改良するもので金
属性の凶器を所有した暴漢がエレベータ−のかご内に乗
り込む機会を少なくし、かご内犯罪の発生を防止するエ
レベータ−の防犯運転装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴はエレベータ−の乗場にいる人が金属物性
の凶器等を有しているときは、乗場呼びを登録せず、ま
たかごがその階に停止しても自動的には戸を開かないよ
うにすることにより、暴漢がかご内に乗り込む機会を少
くするようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、第１−図および第２図によって本発明の一実施例
を説明する。第１図において、十、−は直流電源、Ｉ　
Ａ　ａ　〜３　Ａ　ａおよびＩＡｂ　〜３Ａｂは１〜３
階の乗場に設けられた周知の金属検出装置の接点であり
金属検出装置が動作するとＩ　Ａ　ａ〜３ハａは開放、
ＩＡｂ−３Ａｂは閉成する。ＩＢａ〜３　Ｂ　ｂは乗場
呼びボタン、ＩＣａ〜３　Ｃｂは乗場呼び登録リレー、
ＩＤ−３Ｄは乗場表示灯である。１〜３階の乗場に設け
られた金属検出装置が不動作の場合はｉ　Ａ　ａ〜３　
Ａ　ａは閉成しているので乗場の乗客はＩＢａ〜３Ｂｂ
の乗場呼びボタンのいずれかを押すことにより乗場呼び
を登録することができる。

しかし、例えば３階の乗場に犯行を意図した暴漢が金属
性の凶器を持ち待伏せしていた場合においては金属検出
装置が動作し、接点３Ａａは開放しているので乗場呼登
録リレー３Ｃｂは付勢されず、エレベータ−のかごは３
階に行かないため暴漢はかご内に乗り込むことはできな
い。また金属検出装置が動作した場合、接点３　Ａ　ｂ
が閉成し、乗場表示灯３Ｄを点灯させ、例えば［このエ
レベータ−は金属探知器付防犯エレベータ−です。あな
たは金属物をもつでいるので乗ることができません。」
と表示して凶器以外の金属物を持って乗ろうとしている
乗客に対して注意をうながすという実施例である。

第２図に示す実施例は、十、−は直流電源、Ｉ　Ａ　ｃ
　−３Ａ　ｃ　、　１−　Ａ、　ｄ　−３Ａ　ｄは１〜
３階の乗場に設けられた金属検出装置の接点であり、金
属検出装置が動作した場合に閉成する。１Ｆ〜３Ｆはか
ご内の１〜３階の行先ボタン（図示しない）によってか
ご呼びが登録されると閉成するかご呼び登録リレー接点
、１Ｅ〜３Ｅはかごが１〜３階にあるときかごの位置に
応じて閉成するかご位置接点、５はかごの走行中は開放
し、かごが停止して戸開完了後一定時間経過すると閉成
する時限リレー接点、６はかごが停止している階の乗場
ボタンが操作されると開放し、戸が開くと閉成する１階
戸開指令リレー接点、７はかご内に設けられた戸開ボタ
ン、８は人が触れると開放する戸安全スイッチである。

９はかごの走行中閉成し停止すると開放する走行リレー
接点、１０は付勢されると戸閉指令を発し消勢されると
戸開指令を発する戸制御リレーで１．　Ｏａはその開放
接点であり、１１はかご内表示灯である。

次にこの実施例の動作を説明する。かごが走行中は、走
行リレー接点９は閉成し１戸制御リレー１０は付勢され
、戸閉指令が発せられ戸は閉まっている。また接点１０
ａは閉成しているが接点１、　Ａ　ｃ〜３　Ａ　ｃは開
放しており、時限リレー接点５は開放しているので、か
ごが停止して走行リレー接点９が開放すると、戸制御リ
レー１０は消勢され、戸開指令が発せられて戸は開く。

戸開完了後一定時間経過すると時限りＩノー接点５は閉
成し、＋　−５−６−７−８−１０−−の径路で戸制御
リレー１０は付勢され、戸は閉まる。この時、呼びが登
録されていれば、かごは走行を開始する。戸が閉まりつ
つあるとき、その階の乗場ボタンが操作されて１階戸開
指令リレー接点６が開放するか、戸開ボタン７が操作さ
れるか、又は戸安全スイッチ８に人が触れるかすれば、
戸制御リレー１０は消勢され、戸は反転再開する。以上
通常の動作の説明である。

次に例えば３階の乗場に犯行を意図した暴漢が金属性の
凶器を持ち待伏せしていた場合においては金属検出装置
が動作し接点３　Ａ　ｃおよび３　Ａ−ｄは閉成する。

この時、かご内では３階のかご呼が登録されていたとす
ると、かご呼９．＠リレー接点３Ｆは閉成しているので
、かご内表示灯１］−は点灯し、例えば［安全を確認し
てから戸開ボタンを押して戸を開いて下さい。」と表示
する。そしてかごが３階に到着するとかご位置接点３Ｅ
が開成するので十−７３丁＞　−３Ａ　ｃ　−１，Ｏａ
　−７−８−１，０−一の径路で戸制御リレー１０は付
勢状態を保持し、走行リレー接点９および時限リレー接
点５が開放しても戸は開かない。また、その時３階の乗
場ボタンが操作されて接点６が開放しても戸は開かない
。住宅用エレベータ−においてはかとおよび乗場戸に窓
を設けることが多いので乗客はかご内から乗場に不審な
待客がいるかどうかを注視し、その不審な待客が立去る
のを待つか、他階の行先ボタンを操作して他階に行くこ
とができる。

また、乗場に不安がなければ戸開ボタン７を操作して戸
を開き降りればよい。

他階についても全く同様である。

また、上述の構成の他に下記の如く構成してもよい。

（イ）表示灯１．　Ｉ）〜３Ｄ、１１の点灯と共にブザ
ー等の警報音を発する様にする。

（ロ）戸開きボタン７を操作している間だけ戸開き動作
を続け、戸開きボタン７から手を離すと直ちに反転して
戸閉動作となる様にする。

（シ）金属検出装置が動作して戸開のまま一定時間が経
過すると、自動的に最寄り階または所定階に走行させる
様にする。

（ニ）　上述した運転方式は例えば深夜のみ適用させる
等、時間帯により適用の可否を切換える様にする。

〔発明の効果〕

以」二説明した様に本発明によれば金属性の物体を有す
る不審な待客がエレベータ−のかごに乗り込む機会を少
なくし、エレベータ−かご内犯罪の発生を未然に防止す
ることができるので乗客に与える本皮が少くなるという
効果がある。また、不審な待客％１いる場合にはかご内
乗客に注意を促す□□ノ ことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞオし本発明によるエレベー
タ−の防犯運転装置の実施例を示す回路図である。 ■Ａ〜３Ａ・・・１〜３階の金属検出″ｌＡｌ１′′７
接点、１．１３〜３Ｂ・・・乗場呼びボタン、１．０−
３　Ｃ・・乗場呼び登録リレー、１Ｄ〜３Ｄ・・・乗場
表示灯。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数階床をサービスするエレベーター、このエレベ
   ーターの乗場にいる人が金属物を有していることを検出
   する金属検出装置よりなるエレベーターの運転装置にお
   いて、前記金属検出装置が動作した階の乗場呼びを登録
   しない構成としたことを特徴とするエレベーターの防犯
   運転装置。 ２、複数階床をサービスするエレベーター、このエレベ
   ーターの乗場にいる人が金属物を有していることを検出
   する金属検出装置よりなるエレベーターの運転装置にお
   いて、前記金属検出装置が動作した階にかごが停止して
   も戸開を阻止しかご内の戸開ボタンが操作されたとき戸
   開させる構成としたことを特徴とするエレベーターの防
   犯運転装置。