JPS6210473Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6210473Y2
JPS6210473Y2 JP1978150134U JP15013478U JPS6210473Y2 JP S6210473 Y2 JPS6210473 Y2 JP S6210473Y2 JP 1978150134 U JP1978150134 U JP 1978150134U JP 15013478 U JP15013478 U JP 15013478U JP S6210473 Y2 JPS6210473 Y2 JP S6210473Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glow plug
resistor
engine
control resistor
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978150134U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5567360U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978150134U priority Critical patent/JPS6210473Y2/ja
Publication of JPS5567360U publication Critical patent/JPS5567360U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6210473Y2 publication Critical patent/JPS6210473Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデイーゼル機関用始動補助装置の改
良、特にグロープラグを用いた始動補助装置に使
用する制御抵抗の改良に関する。
第1図に示す始動補助装置1に使用される制御
抵抗2は従来、第2図に示すように、エンジンへ
の取付用ボルト穴3を形成した基板4に、絶縁体
5を介しボルト6,7、ナツト8,9によりコイ
ル状抵抗10を取付けることにより組立てられ、
図示しないエンジンに図示しないボルトで基板4
を固定することにより装着されている。
該制御抵抗2のコイル状抵抗10はボルト6、
ナツト8側を図示しない電源及び始動補助装置の
制御回路に、ボルト7、ナツト9側を図示しない
グロープラグ及び制御回路に接続することによ
り、第1図に示す始動補助回路に組込まれ、グロ
ープラグの温度をコイル状抵抗10による電圧降
下として検出している。
以上のように制御抵抗2は直接エンジンに固定
されており、抵抗はコイル状抵抗10であり共振
周波数が低いため、エンジンの振動によりコイル
状抵抗10は共振し、ボルト6,7の固定端から
破損するという欠点があつた。
更に、電圧検出用端子と電流供給用端子とを共
用しているため、ナツト8,9の締付トルクの相
異、変動あるいは錆の発生等による接触抵抗の変
化により、コイル状抵抗9の電圧降下、すなわ
ち、グロープラグ温度を正確に検出することがで
きなくなる恐れがあつた。
本考案の目的は、上述の従来装置の欠点を除去
し、共振周波数を高くしエンジンの振動では共振
しないようにして制御抵抗の破損を防止すると共
に、制御抵抗の抵抗値の調整が容易にでき、更
に、制御抵抗の電圧降下、すなわち、グロープラ
グの温度を正確に検出することができるデイーゼ
ル機関用始動補助装置の制御抵抗を提供すること
にある。
本考案は、抵抗体を板状に形成し、抵抗体の一
端にグロープラグ接続部を形成し、他端にエンジ
ンへの固定部とグロープラグに電流を供給するた
めの配線固定部とを形成し、前記両端のグロープ
ラグ接続部及びエンジンへの固定部又は配線固定
部より内側に電圧検出用の一対の配線固定部を形
成し、該電圧検出用の一対の配線固定部より内側
に抵抗値設定部を形成することにより達成でき
る。
以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。第3図において、制御抵抗11は抵抗体から
作られた板状とされ、抵抗値を設定するために中
間部に抵抗値設定部12が形成され、一端に第1
図においてD点に相当する位置にグロープラグと
接続するための切欠13が形成されている。
制御抵抗11には更に第1図のC,B点に相当
する位置に電圧検出用の配線をボルトで固定する
ためにナツト14,15が溶接等により固定さ
れ、端部A点に相当する位置に電流を供給する配
線をボルトで固定するためにナツト16が溶接等
により固定され、ナツト15と16との間には制
御抵抗11をエンジンに取付けるために、絶縁体
からできたワツシヤ17が取付けられている。
次に本考案の制御抵抗11のエンジンへの取付
状態を第4図により説明する。第4図において、
グロープラグ18には導線となる金属板19をナ
ツト20で取付け並列接続としてある。
制御抵抗11はグロープラグ18の一本にナツ
ト20で金属板19と共に固定され、エンジン本
体には絶縁体のワツシヤ17を介し図示しないボ
ルトで装着固定される。ナツト14,15には図
示しないボルトにより制御回路からの電圧検出用
の配線が固定され、ナツト16には図示しないボ
ルトにより電源から電流を供給する配線が固定さ
れる。
次に制御抵抗を使用する始動補助装置の作動を
第1図により説明する。イグニツシヨンスイツチ
21をONすると、コンデンサ22の充電時間ト
ランジスタ23が導通し、リレー24の常開接点
24aを閉じ、予熱表示ランプ25を点灯し、同
時にリレー26の常開接点26aを閉じ制御抵抗
11を介しグロープラグ18に通電する。グロー
プラグ18の発熱体は正の抵抗温度係数を有する
材料でつくられているため、グロープラグ18の
温度が低いときはグロープラグ18の抵抗が小さ
く、したがつて電流が大きいため、制御抵抗11
による電圧降下が大きくコンパレータ31の出力
はLOWレベルとなりトランジスタ23の導通状
態を続ける。
グロープラグ18の温度が上昇し、設定した温
度となり抵抗が増加してくると、抵抗27,2
8,29,30の設定によりコンパレータ31の
出力はHIGHレベルとなりトランジスタ23の導
通を遮断し、リレー24,26の接点を開きグロ
ープラグ18への通電を遮断する。
更にコンパレータ31の+入力には、コンパレ
ータ31の出力がHIGHレベルとなりリレー2
4,26の接点が開いたあと、制御抵抗11を介
してのコンパレータ31への入力が遮断されても
コンパレータ31の出力がHIGHレベルを続ける
ように、制御低抗11を介しての入力電圧より低
い電圧が入力されるように、抵抗32,33によ
る分圧電圧がダイオード34を介して加えられて
いる。
尚前述の実施例では、制御抵抗11をエンジン
に固定するために絶縁体のワツシヤ17を制御抵
抗11に取付けたが、絶縁体のワツシヤ17を制
御抵抗11には取付けないで、エンジンの制御抵
抗11の取付け部を絶縁しても同様である。
また、エンジンへの固定部、すなわち、ワツシ
ヤ17をナツト15,16との間に設けたが、本
考案はナツト16とワツシヤ17との位置関係は
限定せず、ワツシヤ17を先端に設け、ナツト1
6をワツシヤ17とナツト15との間に設けても
良い。
更にまた、前述の実施例では電流供給用及び電
圧検出用の配線を固定するためにナツト16及び
ナツト14,15を設け、配線をボルトで固定し
たが、本考案はこれに限定されず、例えば、第3
図のそれぞれのナツトの位置にナツトを溶接する
かわりに端子を溶接し、その端子に配線を適宜な
方法で接続しても良いし、また、前記端子にリー
ド線を溶接等で接続し、コネクタを介して電流供
給用の配線及び電圧検出用の配線と接続しても良
い。
以上説明したように、制御抵抗11は板状であ
り共振周波数が高いためエンジンの振動により共
振することもなく、固定部分に無理な力が加わら
ず破損することがなくなる。
また、制御抵抗11を板状として、中間部に抵
抗値設定部を設けたので、容易に抵抗値を精度良
く設定できる。
更に各々の配線接続部、グロープラグへの接続
部が独立しているため、各々の配線を確実に固定
することができ、ナツトの締付トルクの相異、変
動あるいは錆の発生等による接触抵抗の変化の影
響を受けることがなくなり制御抵抗の電圧降下、
すなわち、グロープラグ温度を正確に検出するこ
とができる。
以上のように本考案は実用上有効な制御抵抗を
得ることができ有効な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図はデイーゼル機関用始動補助装置の制御
回路の一実施例、第2図は従来のデイーゼル機関
用始動補助装置の制御抵抗の一実施例、第3図は
本考案のデイーゼル機関用始動補助装置の制御抵
抗の一実施例、第4図は制御抵抗のエンジンへの
取付状態を示す一実施例。 12:抵抗値設定部、13:グロープラグ接続
用切欠き、14,15,16:配線設定用ナツ
ト、17:絶縁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. グロープラグの温度をグロープラグに流れる電
    流により検出するため、グロープラグとバツテリ
    との間に直列に挿入したデイーゼル機関用始動補
    助装置の制御抵抗において、板状の抵抗体の一端
    にグロープラグ接続部を形成し、他端にエンジン
    への固定部とグロープラグに電流を供給するため
    の配線固定部とを形成し、前記両端のグロープラ
    グ接続部及びエンジンへの固定部又は配線固定部
    より内側に電圧検出用の一対の配線固定部を形成
    し、該電圧検出用の一対の配線固定部より内側に
    抵抗値設定部を形成したことを特徴とするデイー
    ゼル機関用始動補助装置の制御抵抗。
JP1978150134U 1978-10-31 1978-10-31 Expired JPS6210473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978150134U JPS6210473Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978150134U JPS6210473Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5567360U JPS5567360U (ja) 1980-05-09
JPS6210473Y2 true JPS6210473Y2 (ja) 1987-03-11

Family

ID=29134116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978150134U Expired JPS6210473Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6210473Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6226621Y2 (ja) * 1981-04-04 1987-07-08
JPS59184381U (ja) * 1983-05-26 1984-12-07 三菱自動車工業株式会社 グロ−プラグ電流供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5567360U (ja) 1980-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4348583A (en) Rapidly-heated periodically-maintained heater for motor vehicle apparatus
JPS624700Y2 (ja)
US4606306A (en) Glow plug control circuit
US4350876A (en) Control circuit for a glow plug assembly serving as an engine preheating means
JPS61283767A (ja) 制御装置および制御方法
JP2000146180A (ja) 棒状点火プラグ
JPS6210473Y2 (ja)
US4634834A (en) Temperature controlled electric engine block
WO1985003108A1 (en) Glow plug control circuit
US4360765A (en) Control circuit for a glow plug assembly serving as an engine preheating means
JPS622722Y2 (ja)
JPS6327551B2 (ja)
JPS6228709Y2 (ja)
JPH1164116A (ja) 油温センサ
CA1236888A (en) Glow plug control circuit
JPS6329880Y2 (ja)
JPH0343425Y2 (ja)
JP3296418B2 (ja) 自動車の電気回路用配線材を追加する事による性能改善方法
JPS6038068Y2 (ja) デイ−ゼル機関用始動補助装置
JP2004322918A (ja) 車両用エアヒータユニット及び車両用エアヒータシステム
JP2790628B2 (ja) 内燃機関の点火装置
US5199406A (en) Igniter for an internal combustion engine
JPS6226621Y2 (ja)
JPS5856386Y2 (ja) デイ−ゼル機関用始動補助装置
JPH0636305Y2 (ja) 内燃機関用点火コイル