JPS622722Y2 - - Google Patents

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JPS622722Y2
JPS622722Y2 JP1251782U JP1251782U JPS622722Y2 JP S622722 Y2 JPS622722 Y2 JP S622722Y2 JP 1251782 U JP1251782 U JP 1251782U JP 1251782 U JP1251782 U JP 1251782U JP S622722 Y2 JPS622722 Y2 JP S622722Y2
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glow plug
resistor
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terminal
detection resistor
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  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はグロープラグの電流検出用抵抗器に関
し、更に詳細に述べると、デイーゼル機関用始動
補助装置に使用するグロープラグ電流検出用の抵
抗器の構造に関する。
グロープラグの温度上昇に伴なつて生じる加熱
電流の変化を、検出することによりグロープラグ
の予熱制御を行なうため、デイーゼル機関用始動
補助装置等においては温度係数の小さい抵抗材料
から成りグロープラグとバツテリとの間に接続さ
れる電流検出用抵抗器が設けられている。従来の
この種の電流検出用抵抗器として、例えば実開昭
55−67360号公報に開示されているものを挙げる
ことができる。この電流検出用抵抗器は、第1図
に示されるように、板状に形成された抵抗板1か
ら成り、その中間部には抵抗値を設定するための
抵抗値設定部2が形成されている。そして、抵抗
板1の一端にはグロープラグとの接続を行なうた
めの切欠3が形成され、一方、他端には、バツテ
リに接続するための配線をボルトで固定するため
のナツト4が溶接等により固着されている。切欠
3とナツト4との間には、グロープラグの予熱の
制御回路と接続するための配線をボルトで固定す
ることができるように、ナツト5,6が溶接等適
宜の手段で固着されており、これにより、ナツト
5,6の間の抵抗板部分に生じる電圧をナツト
5,6を介して取出すことができる。更に、ナツ
ト4と6との間には絶縁ワツシヤ7が設けられて
おり、抵抗板1の他端は、この絶縁ワツシヤ7を
介してエンジンのケースにボルト止めされ、エン
ジンに直接固定することができる。
しかしながら、従来のこのような構成による
と、抵抗器が板状であるため、絶縁ワツシヤ7に
対応した取付孔をエンジン側に設けなければなら
ないが、この取付孔の位置はエンジンの大きさ、
寸法、型式等によりその都度適宜に定められるの
で、汎用性のある電流検出用抵抗器を作製するこ
とができず、コストダウンを図ることが難かしい
という問題点を有している。更に、板状の抵抗器
をエンジンの外表面に沿うようにして配設するた
め、エンジンからの熱の影響を受けやすく、この
ため、抵抗器に接続する配線を耐熱性の特殊なワ
イヤハーネスとし、このワイヤハーネスを他の電
気回路に接続するためのコネクタが必要となりこ
の点においても価格が高くなるという欠点を有し
ている。このほか、細長い板状であるためエンジ
ンの振動による機械疲労が生じやすい上に、抵抗
板が露出しているので錆びが出やすく、寿命が短
縮する等の欠点も有している。
本考案の目的は、従つて、エンジンケースにね
じ止めすることなしにグロープラグに簡単且つ堅
固に装着でき、従つていかなる形式、種類のエン
ジンにも簡単に取付けることができる、耐震性、
耐腐食性に優れたグロープラグ用電流検出抵抗器
を提供することにある。
本考案は、デイーゼル機関用グロープラグに流
れる電流の大きさを検出するためのグロープラグ
用電流検出抵抗器において、抵抗素子と、抵抗素
子の一端に接続されておりグロープラグの接続端
子に螺着される第1ターミナル部材と、抵抗素子
の他端に接続されており電源側の配線と接続され
る第2ターミナル部材と、抵抗素子に予め接続さ
れた検出信号取出し用の一対の信号取出端子と、
第1、第2ターミナル部材の各基端部と抵抗素子
とを電気的絶縁材料によりモールド成形して成り
第1、第2ターミナル部材と抵抗素子とを一体に
支持する支持部とを備えている。抵抗素子は、例
えば温度係数の小さいFeCr系の合金を用いた線
材を用いることができるほか、セラミツク基板に
抵抗体を印刷又は蒸着したものを用いることがで
きる。また、支持部は、耐熱性の絶縁性樹脂を用
い、抵抗素子及び第1、第2ターミナル部材をモ
ールドすることにより、抵抗素子及び第1、第2
ターミナル部材が機械的に一体に支持される。従
つて、第1ターミナル部材を所定のグロープラグ
に螺着せしめるだけで、抵抗器の取付を確実に行
なうことができ、同時にグロープラグとの電気的
接続も行なうことができる。このため、エンジン
のケースに固着する必要がなく、いかなるエンジ
ンに対しても取付が可能となる。抵抗素子は、上
述の如く、支持部によりモールドされるので、耐
震性が著しく向上し、また、抵抗素子が外気から
遮断されるので、抵抗素子の表面をエンジンルー
ム内の劣悪な環境から保護し、その寿命を長くす
ることができる。支持部は、また、セラミツク等
の材料により構成してもよい。
以下、図示の実施例により、本考案を詳細に説
明する。
第2図は本考案による電流検出抵抗器の一実施
例を示し、電流検出抵抗器11は、比較的抵抗温
度係数の小さい材料であるFeCr合金線から成り
蛇行状に折曲げられている抵抗素子12と、抵抗
素子12の両端に溶接等適宜の手段により夫々接
続された接続端子13,14とを備えている。接
続端子13には、グロープラグのボルト端子15
のねじ溝に相応したねじ溝16が刻設されている
ねじ穴17が形成されており、一方、接続端子1
4には、バツテリに接続されている配線の端部
(図示せず)をねじ止めするために供されるボル
ト端子18が一体に形成されている。
グロープラグに流れる電流をこの電流検出抵抗
器11に流したとき抵抗素子12において生ずる
電位降下を取出すため、抵抗素子12の各接続端
子13,14の近傍には、電圧検出用端子19,
20が接続されており、これらの電圧検出用端子
は後述する制御回路に配線される。電圧検出用端
子19,20の自由端部は爪付端子として構成さ
れており、リード線の端部を差込むだけで配線の
接続が行なえるようになつている。
第3図では、一方の電圧検出用端子20のみが
見えており、他方の電圧検出用端子19は端子2
0の下にあつて第3図には現われていない。
上述の抵抗素子12及び接続端子13,14を
機械的に一体に支持するため、抵抗素子12及び
接続端子13,14の各基部13a,14aは耐
熱性の絶縁性樹脂によりモールドされており、機
械的支持部21を構成している。図示の実施例で
は、第2図、第3図から判るように、支持部21
は円筒状に形成されているが、その形状は任意に
定めることができる。更に、支持部21は樹脂モ
ールドによるほか、セラミツクにより構成しても
よい。
次に、この電流検出抵抗器を使用する始動補助
装置30の作動を第4図により説明する。ここ
で、第4図中のA,B,C,Dの各点は、第2図
中における抵抗素子12のa,b,c,dの各点
に相当している。イグニツシヨンスイツチ31を
ONすると、コンデンサ32の充電時間トランジ
スタ33が導通し、リレー34の常開接点34a
を閉じ、予熱表示ランプ35を点灯し、同時にリ
レー36の常開接点36aを閉じ電流検出抵抗器
11を介しグロープラグ37に通電する。グロー
プラグ37の温度が低くグロープラグの抵抗が小
さい間はコンパレータ38の出力は低レベルとな
りトランジスタ33は導通状態を続ける。
グロープラグ37の温度が上昇し、設定した温
度となり抵抗が増加してくると、抵抗器39,4
0,41,42の設定によりコンパレータ38の
出力は高レベルとなりトランジスタ33の導通を
遮断し、リレー34,36の各接点34a,36
aを開きグロープラグ37への通電を遮断する。
更にコンパレータ38の+入力には、コンパレ
ータ38の出力が高レベルとなりリレー34,3
6の接点34a,36aが開いたあと、電流検出
抵抗器11を介してのコンパレータ38への入力
が遮断されてもコンパレータ38の出力が高レベ
ルを維持するように、電流検出抵抗器11を介し
ての入力電圧より低い電圧が入力されるように、
抵抗器43,44による分圧電圧がダイオード4
5を介して加えられている。
このような構成によると、抵抗素子12及び接
続端子13,14が支持部21により一体に堅固
に支持されるので、接続端子13をグロープラグ
に螺着せしめるだけで、電流検出抵抗器11を機
械的にしつかりと取付けることができ、従来のよ
うに、エンジンのケース等にねじ止めする必要が
ない。従つて、グロープラグとの適合性だけを考
えればよいので、エンジンの型式、種類を選ばな
い汎用の電流検出用抵抗器を実現することができ
る。また、抵抗素子12それ自身もモールドされ
ているので、耐震性に優れ、エンジン等の震動に
より抵抗素子が機械的疲労を起すのを有効に防止
することができ、寿命も長くなる等の利点を有し
ている。尚、第4図に示すようにグロープラグが
複数ある場合は、各グロープラグを銅板等で共通
に接続した上で、所定のグロープラグに電流検出
抵抗器を螺着するようにすればよい。
更に、電圧検出用端子を設けその先端部に相手
方のハーネスを延長して差し込むようにしたの
で、従来使用していた耐熱性の特殊ハーネス及び
コネクタが不要となり、コストの低減を期待する
ことができる。更に、電圧検出用端子を予め抵抗
素子に接続、固定するので、従来問題とされてい
た配線の接続時の締付トルクの管理の問題を解消
することができる。
尚、図中接続端子14の基部14aに形成され
ている溝14bは、電流検出用抵抗器11をグロ
ープラグにねじ止めする際に用いる特殊締付具の
刃を係止させるための溝であり、これにより締付
トルクの管理を行なうことができる。
上記実施例では、抵抗素子12としてFeCr系
の線材を用いた場合を示したが、例えばセラミツ
ク基板に抵抗体を印刷又は蒸着して成る抵抗素子
を用いてもよく、本考案は抵抗素子の形状、材質
等を問わず使用することができる。従つて、例え
ば第5図に示すように、第2図に示した抵抗素子
12を全体的に略L字状に折曲げ、接続端子13
と14との各軸線のなす角度を90゜としてもよ
い。第5図の実施例においては、接続端子13の
外形が六角になつており、この六角形状を利用し
てレンチ等で接続端子13をボルト端子15に締
付ることができる。この締付時のトルク管理は、
トルクレンチを用いることにより容易に行なえ
る。このような電流検出抵抗器11′によると、
電流検出用抵抗器の背が高くなるのを防止でき、
取付け場所のスペースの有効利用を図ることがで
きる。
本考案によれば、上述の如く、電流検出抵抗器
がモールド成形により一体に支持されているの
で、取付けがグロープラグへの螺着だけで済み、
従つて汎用性を備えており、耐震性、耐腐食性に
も優れ、寿命を著しく長くすることができる。更
に、電圧検出用端子を予め固着したので、耐熱性
ワイヤハーネスが不要となるほか、コネクタも不
要となり、コストの低減に大いに役立つほか、従
来問題とされていた抵抗素子への配線を行なう場
合の締付トルクの管理の問題が軽減される等の利
点も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電流検出抵抗器の一例を示す平
面図、第2図は本考案による電流検出抵抗器の一
実施例の断面図、第3図は第2図に示す電流検出
抵抗器の平面図、第4図は第2図に示した電流検
出抵抗器を用いたデイーゼル機関用始動補助装置
の制御回路の一例を示す回路図、第5図は第2図
に示した実施例の変形例を示す断面図である。 11,11′……電流検出抵抗器、12……抵
抗素子、13,14……接続端子、13a,14
a……基部、19,20……電圧検出用端子、2
1……支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイーゼル機関用グロープラグに流れる電流の
    大きさを検出するためのグロープラグ用電流検出
    抵抗器において、抵抗素子と、前記抵抗素子の一
    端に接続されておりグロープラグの接続端子に螺
    着される第1ターミナル部材と、前記抵抗素子の
    他端に接続されており電源側の配線と接続される
    第2ターミナル部材と、前記抵抗素子に予め接続
    された検出信号取出し用の一対の信号取出端子
    と、前記第1、第2ターミナル部材の各基端部と
    前記抵抗素子とを電気的絶縁材料によりモールド
    成形して成り前記第1、第2ターミナル部材と前
    記抵抗素子とを一体に支持する支持部とを備えた
    ことを特徴とするグロープラグ用電流検出抵抗
    器。
JP1251782U 1982-02-02 1982-02-02 グロ−プラグ用電流検出抵抗器 Granted JPS58116202U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251782U JPS58116202U (ja) 1982-02-02 1982-02-02 グロ−プラグ用電流検出抵抗器

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JP1251782U JPS58116202U (ja) 1982-02-02 1982-02-02 グロ−プラグ用電流検出抵抗器

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JPS58116202U JPS58116202U (ja) 1983-08-08
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JP2012117948A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Aisin Seiki Co Ltd 電流検出装置および電流検出方法
JP5859814B2 (ja) * 2011-11-02 2016-02-16 株式会社デンソー 電流検出装置
DE102015000301B4 (de) * 2015-01-12 2021-12-09 Isabellenhütte Heusler Gmbh & Co. Kg Kupplung der Mittelspannungstechnik oder der Hochspannungstechnik

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