JPS6210360Y2 - - Google Patents

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JPS6210360Y2
JPS6210360Y2 JP1982069333U JP6933382U JPS6210360Y2 JP S6210360 Y2 JPS6210360 Y2 JP S6210360Y2 JP 1982069333 U JP1982069333 U JP 1982069333U JP 6933382 U JP6933382 U JP 6933382U JP S6210360 Y2 JPS6210360 Y2 JP S6210360Y2
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JP
Japan
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sheet
core
masking sheet
masking
adhesive tape
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JP1982069333U
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JPS58171445U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築工事において窓ガラス等を一時的
に覆うのに用いる養生用粘着テープ付マスキング
シートの巻体に関するものである。
養生用マスキングシートは、従前は紙製が一般
的であつたが、最近では安価であるところから非
常に柔軟な合成樹脂薄膜製のものが多く用いられ
る傾向にある。本考案は、そのような合成樹脂薄
膜等からなる柔軟なマスキングシートの一側縁に
粘着テープを付設して巻体の形態にしたものにつ
き、これを実用上非常に便利にして有利な構造の
ものとして提供することを目的とするものであつ
て、その構成要旨は、合成樹脂薄膜等からなる柔
軟な長尺の養生用マスキングシートの一端側に、
該マスキングシートよりも柔軟性に劣る適度の強
直性のあるハトロン紙等からなる適当長さの芯用
シートを接続して延設し、前記マスキングシート
と芯用シートとにかけてそれらの長手一側縁にそ
つて粘着テープを付設し、前記粘着テープの部分
をその巻付リングに対して前記芯用シートの側か
ら前記マスキングシートの側に向つて連続重層的
に巻付けることにより、内側に前記芯用シートの
巻層が存在し、その外側に前記マスキングシート
の巻層が存在する形態に筒状に巻いたことにあ
る。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図において、1は合成樹脂薄膜等からなる
柔軟な養生用マスキングシートであつて、適当幅
(たとえば45cm幅程度)で長尺のものである。こ
のマスキングシート1の一端側には、それと同幅
で適当長さの芯用シート2を接続して延設する。
芯用シート2は柔軟性があり、しかもマスキング
シート1よりも柔軟性に劣る適度の強直性のある
もので、好適にはハトロン紙である。そのように
接続したマスキングシート1と芯用シート2とに
かけては、それらの全長の長手一側縁にそつて適
当細幅(たとえば1〜3cm程度の幅)の紙、クロ
ス、合成樹脂等からなるベーステープシートの片
面に粘着性接着剤層を有してなる粘着テープ3を
付設する。ここでマスキングシート1と芯用シー
ト2との接続は、それらの一端側を互いに適当幅
で重ね合わせるだけで粘着テープ3によつて連結
されることによるものとしてもよいし、粘着テー
プ3とは別に接着剤や接着テープ等の接結手段を
用いて接結することによるものとしてもよい。
しかして如上のように接続したマスキングシー
ト1と芯用シート2の長手一側縁に付設の粘着テ
ープ3の部分を、その粘着面側を内側にして、そ
の巻付け用リング4の外周に対し、芯用シート2
の側からマスキングシート1の側に向つて連続重
層的に巻付けることにより、第2図及び第3図に
示されるように、内側に芯用シート2の巻層が存
在し、その外側にマスキングシート1の巻層が存
在する形態に筒状に巻き、このようにして細長い
筒状の巻体5とするものである。
上記巻付け用リング4は、丈夫な紙等からなる
長さのごく短い円筒状のリングであつて、その寸
法は、たとえば外周直径3〜4cm、肉厚2〜4
mm、長さ1.5〜2cm程度とし、その寸法において
指先を挿入して引掛けるに適したものとする。ま
た芯用シート2は、ハトロン紙の場合で、巻層数
をたとえば10〜20程度とし、この程度の巻層数が
得られる長さとすればよい。
本考案の養生用粘着テープ付マスキングシート
巻体は以上の如き構造のものであつて、この巻体
5によれば、粘着テープ3の部分を巻付けた一端
側の開口部にリング4が存在するのみで、これ以
外に巻芯がなく、芯用シート2とマスキングシー
ト1とが巻芯なしに筒状に巻かれているものであ
り、次のような利点がある。
すなわち、この巻体5によれば、マスキングシ
ート1を繰り出しながら、その一側縁に付設の粘
着テープ3で窓ガラス面等に貼付していくことが
できるものであつて、この貼付作業においては、
第3図に示されるように、粘着テープ3が巻付け
られた一端側の開口部に存在するリング4に指先
を挿入して引掛けることで、該部を軽く片手で保
持することができ、もう片方の手で繰り出してい
くマスキングシート1の粘着テープ3の部分を持
つて所望面に貼付しながら、上記のように巻体5
を保持した手を移動せしめていけば、指先がリン
グ4に引掛つたままで、この指を軸にして巻体5
が回転していつてマスキングシート1が繰り出さ
れていくこととなり、このようにして非常に容易
に能率的にマスキングシートを繰り出しながら貼
付していく作業を行うことができる。
この場合、巻体5は、マスキングシート1が合
成樹脂薄膜等からなる柔軟なものであるために、
この柔軟なマスキングシート1だけが巻芯なしに
筒状に巻かれているようなものであるとすると、
軟弱で折れ曲つてしまつて上記の貼付作業を非常
にし難くするものであるが、とくにこの巻体5に
よれば、内側に芯用シート2の巻層が存在し、こ
の芯用シート2がマスキングシート1よりも柔軟
性に劣つて適度の強直性のあるハトロン紙等から
なることにより、この芯用シート2の巻層が巻体
5に強直性を付与する役割を果すものであり、こ
のために巻体5を横や斜め等のどの方向に向けて
持つても巻体5が容易に折れ曲ることなく、上記
の貼付作業を難なくなし得るものである。
そしてこの巻体5によれば、巻芯がないので、
必要に応じて第2図に仮想線で示されるように長
さ方向に2つ折り或は3つ折り等々に適当に折り
曲げて折り畳むことが可能であり、このように一
旦折り畳んでも、これを伸ばして長さ方向に手で
しごくようにすると、芯用シート2の巻層が展伸
して長さ方向の強直性が再び得られることとな
り、このようにして上述のような折れ曲らない状
態での貼付作業が可能となる。従つて、巻芯のあ
るものでは不可能な折畳んでコンパクトにした状
態での搬送や保管が可能であるという有利性があ
り、しかも巻芯のあるものでは不注意で踏みつけ
てしまつたり高所から落下させてしまつたりした
場合に巻芯が圧潰したり折損してしまつたりして
使用できなくなつてしまうおそれが多分にある
が、このようなおそれは殆どないという有利性が
ある。
加えてこの巻体5によれば、横向きにして置面
上に置いた場合には、巻芯がないことにより、第
2図に示されるように一端側のリング4が存在す
る部分を除いて巻層が自然に惰円形の如くに扁平
化し得るものであり、これによつて巻芯のあるも
のにみられるような転がりが防止され、高所での
貼付作業に際して巻体5を一時的に傾斜面等に置
いたりした場合等において転がつていつてしまう
ようなことがなくなり、貼付作業にとつて非常に
有利である。
しかもこの巻体5によれば、芯用シート2がマ
スキングシート1に接続して内側の巻層を形成し
ているので、マスキングシート1に連続して最終
的に芯用シート2をも全て繰り出してマスキング
シートとして使用することができ、使用しつくせ
ば残り不要部は極く小さな1つのリング4だけと
なるので、巻芯があるもののように使用済の巻芯
が多量にたまつて廃棄処理に困るというようなこ
とがなくて無駄がなく非常に合理的にして有利で
あり、巻芯がない分だけ巻体5を軽くできて貼付
作業に有利であるし、安価に製造できて経済的で
あるという利点をも有する。
以上のようにして本考案になる養生用粘着テー
プ付マスキングシート巻体は、実用上非常に便利
にして有利な構造のものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
巻体の巻開始端側部分を展開した状態で示す斜視
図、第2図は巻体の斜視図、第3図は巻体の一端
側部分の縦断面図である。 1……マスキングシート、2……芯用シート、
3……粘着テープ、4……リング、5……巻体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂薄膜等からなる柔軟な長尺の養生用マ
    スキングシートの一端側に、該マスキングシート
    よりも柔軟性に劣る適度の強直性のあるハトロン
    紙等からなる適当長さの芯用シートを接続して延
    設し、前記マスキングシートと前記芯用シートと
    にかけてそれらの長手一側縁にそつて粘着テープ
    を付設し、前記粘着テープの部分をその巻付け用
    リングに対して前記芯用シートの側から前記マス
    キングシートの側に向つて連続重層的に巻付ける
    ことにより、内側に前記芯用シートの巻層が存在
    し、その外側に前記マスキングシートの巻層が存
    在する形態に筒状に巻いたことを特徴とする養生
    用粘着テープ付マスキングシート巻体。
JP1982069333U 1982-05-10 1982-05-10 養生用粘着テ−プ付マスキングシ−ト巻体 Granted JPS58171445U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982069333U JPS58171445U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 養生用粘着テ−プ付マスキングシ−ト巻体

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JP1982069333U JPS58171445U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 養生用粘着テ−プ付マスキングシ−ト巻体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58171445U JPS58171445U (ja) 1983-11-16
JPS6210360Y2 true JPS6210360Y2 (ja) 1987-03-11

Family

ID=30079065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982069333U Granted JPS58171445U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 養生用粘着テ−プ付マスキングシ−ト巻体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015117025A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 日進医療器株式会社 包装用紙ロール体

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Publication number Publication date
JPS58171445U (ja) 1983-11-16

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