JPS6198660A - 洗車場システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高圧水を散布する洗車ノズルを顧客が任意に
操作して洗車を行う方式のセルフ洗車場システムに関す
る。

この種の洗車場は、近年自宅に洗車スペースを持たない
ドライバー等の洗車ニーズに対応して開発され人気を集
めているが、これまでのものはそのスペースに応じた台
数の公知の散水式洗車機を配置しただけの構成であるた
め、洗剤等の消費材の補充、機構部の保守点検、洗１１
料金・回数等の集計と云った管理作業を設置した洗車機
の台数一台ごとに行わなければならず、面倒であるため
、より効果的な管理のできる洗車場システムが望まれて
いた。

この発明は上記問題に対処して成され、ポンプ等を＠１
える本体装置にその洗車スペースに応じた数の端末装置
を接続するものとし、前記管理作業をこの本体装置にお
いで集中しで行えるよう構成したもので、以下、図に示
す実施例を基に詳説する。

第１図は、本システムの基本構成を示す説明図、第２図
は、本システムの一実施例の外観図である。

１は本体装置、２は該本体装置と送水管路３及び電線４
を介して接続する端末装置で、本体装置１の能力に応じ
て適宜複数台の端末装置２が配設される。端末装置２に
は、前記送水管路３と接続し先端に洗車７ズル５を有す
るノズルユニット６と、電線４と接続し洗車信号の授受
を行う端末ユニット７とを設けている。

第３図は、本体装置１の構成を示す説明図で、８は本体
装置１の外装体、９は温水へ、１２はポンプ、１３は中
央制御ユニットである。温水１ｆｉ９は、その内部をＥ
つに支切って水槽１４・１５・１６を形成する貯水部と
、ボイラー１０・１１を有する加熱′ト段とから成り、
」−配水槽１４・１６はそれぞれポールタップ１７・１
８を介して給水管路１９にり給水を受けており、水槽１
４にはすすぎ用水、水槽１５には洗剤液、水槽１６には
水槽１５の洗剤液の水溶液をそれぞれ貯えている。この
ノχ槽１６内の洗剤溶液は給水側に傾１える混合器２０
においで給水流内に洗剤液を吸入して得でいる。−力、
ボイラー１０は、前記水槽１４とポンプ２２を備えた循
環管路２１を介して接続し、該水槽内の用水をボイラー
内へ強制循環させて適宜温度にまで加熱する。ボイラー
１１は、前記水槽１６と同しくポンプ２４を備えた循環
管路２コ（を介して接続し、循環する洗剤液を適宜温度
にまで・加熱する。

ポンプ１２は、接続する端末装置２の数に応じて適宜台
数配設され前記水槽１４・１６とそれぞれ電磁弁２５・
２６を介して接続され、該電磁弁２５・２６により選択
的に開閉される送水路２７１り吸液して、端末のノズル
ユニット６へすすぎ用水又は洗剤用水を圧送する。中央
制御ユニット１３は、内蔵プログラムに従って１〕記各
部を通電制御するもので、前記各端末ユニット２と電線
４を介して接続し端末との信号の授受により洗車動作の
ＯＮ、ＯＦＦ及び集中管理を行っており詳細は後述する
。２９は０１ｆ記循環管路２１と送水路２７とを電磁弁
；（０を介して連絡する凍結間１に用バイパス管路で、
冬期に至り適所に内蔵する温度センサー（図示しない）
により凍結間１１−措置を要するような一定以Ｆの気温
に達したのを制御ユニットで検知すると、循環ポンプ２
２を駆動すると共に電磁弁２５・３０を開成して水槽１
４内の水を該バイパス管路を介してノズルユニット６よ
り放水させるよう構成されている。

第４図は端末装置２の拡大説明図である。ノズルユニッ
ト６は、適宜高さのスタンド３１と、該スタンド３１に
回動自在に支持される〃イドポール３２と、該〃イドポ
ール３２の先端より延出するフレキシブルホース３３と
、該ホース３３の先端に［（傾１される洗車ノズルとか
ら成り、スタンド３１及び〃イドボール３２でホース３
３を高位置で支持すると共に〃イドボール３２が回動し
て７ズル５の移動に従動してガイドするものとして、ホ
ース３３を地面−１−にはわせるのを最小限に留めて、
ノズルの移動が軽便に行なえるよう構成されでいる。ま
た洗車ノズルには散水の開始・停止１−を任意に切芥可
能な手Ｊｅスイッチ３８が具備されでおり、そのスイッ
チ繰作による信号は、ホース３３と一体に配設される信
号線３９を介して端末ユニット７に至り、端末ユニット
７ではこの信号を電線４に釆せて制御ユニツ［３へ送り
その端末に対応するポンプ１２の通電繰作を得ている。

端末ユニット７は、スタンド３４によりユニット本体３
５を適宜高さまで立ち一］二げ、操作し易く且つ７ズル
５よりの飛沫がかかり難いよう構成されており、ユニッ
ト本体３５には洗車入力を行なう繰作パネル３６と実行
する洗車作業及び進行過程を表示するディスプレイパネ
ル３７とを備えている。

第５図は電気信号の授受を示すブロック図で、中央ユニ
ット１３と端末ユニット２とは信号線１対・電源線１対
の合計２対から成る電線４により接続されており、特に
上記信号線において時分割多重伝送方式を採用すること
により、中火ユニット１３と複数の端末ユニット２とを
一対の信号線で接続するだけで、各間の信号の授受を可
能としている。４０は中央ユニット１３からの制御信号
により前記ポンプ・ボイラー・電磁弁等の電動機器４１
の回路を開閉するりレーボードである。

第６図は、中央ユニット１３の構成及び接続を示す説明
図で、図示の通りメインボード４２を中心として、キー
ボード４３、ディスプレイ４４、プリンター４５、アラ
ーム４６、メモリー装置４７等をそれぞれ接続して中央
ユニット１３を構成している。メインボード４２は、Ｃ
Ｐ　ＩＴ・カレンダ一時計及びプログラム内蔵のＲＯＭ
及び作業用ＲＡ　Ｍを搭載し、内蔵プログラムに沿って
各接続装置との信号の授受を行っている。キーボード４
３は、洗申場管理者が主に設定データの入力を行うもの
で、テンキー等より成るデータ人カキ−４８及び作業項
［１を指示人力するファンクションキー４９より成って
おり、ファンクションキー４９ではキー毎に洗ｒｌｊ利
金設定、会員の登録、洗車に係るタイマー設定、時刻設
定、データのプリントアウト、点検動作等の種々処理動
作を行うよう設定されている。ディスプレイ４４は主に
キーボード４３における入力作業をガイドするべく入力
するべきデータの形態・手順等を表示すると共に、本中
央ユニット１３において処理・記憶されたデータを必要
に応じて表示するものである。プリンター４５は日計・
月計・年計と云った指定期間内の洗車回数・入金額等の
集計データ、及び会員登録者のリスト等を打ち出す。ア
ラーム４６はメインボード４２において何等かの異常を
検知した場合等に警報出力する。メモリー装置４７はキ
ーボード４３におけるキー人力及び電線４の信号線５０
を介しての端末よりの入力信号をメインボード４２で処
理された後、該メモリー４７内に書き込まれこれを保持
するもので、主に会員登録データ・洗車’Ｊ　ｒｉｌデ
ータを貯えている。５１は各部に設けられるセンザ一群
を示すブロックで、前記温水８！９における水槽１４・
１５・１６における水位・温度がそれぞれ設定内にある
が否か等を検知し、中央ユニット１：（へ信号出力する
。５２はバックアップ電源で、電源叶１７時にメモリー
装置５０及びメインボード４２内のカレンダ一時計等が
リセットされでしまうのを防雨し、データ保存を計って
いる。５３は電源である。

第７図は端末ユニット７の構成及び接続を示す説明図て
・、サブボード５５を中心として操作ボード５６、端末
ディスプレイ５７等を接続して端末ユニット７を描成し
でいる。サブボード５５はＣＰ　ｔＪとプログラム内蔵
のＲＯＭ及び作業用ＲＡＭを搭載し、信号線５０を介し
て中央ユニット１３と接続している。

操作ボード５６はコイン投入［Ｊを備えたコインカウン
ター５８、洗剤の要否・時間の長短等によって異なる洗
車コース選択キー５９、会Ｈの１暗証コードを入力する
データキー６０、入金不足・暗証ミス等を表示する表示
ランプ６１をそれぞれ備えている。端末ディスプレイ５
７は操作ボード５６における入力案内及び指示・洗車受
付の可否・洗Ｉ′ｌｔ中の時間経過状態の表示等を行う
もので詳しくは後述する。６１は警報出力するアラーム
である。また、この端末ユニット７は前記信号線３９を
介してノズル５の手元スイッチ３８と接続し、該手元ス
イッチにおける操作入力により本体１へ洗車開始命令及
び一時停止命令を出力する。

第８図は中央ユニット１３における制御動作を示すフロ
ーチャート図で、以下この図を基にその動作を説明する
。図中（、）は通常時に実行されるメイン７０−で、（
ａ）実行中に−・定時間毎にタイマー割り込みをかけて
（ａ）から（ｂ）ヘジャンプさせるようプログラム構成
している。

（ａ）においで； （１）電源ＯＮされると、初期設定のルーチンを実行し
、メインボード４２ではＲＯＭよりプロゲラムを読み込
むと共にメモリー装置４７に書き込まれた各洗車コース
の設定料金・タイマー設定等の初期データを端末ユニッ
ト７へ出力する。

（２）中央ユニット１３と端末ユニット７とは常時サイ
クリックに信号の送受信を繰り返しており、この送受信
される信号を自己チェックし異常の有無を検知する。こ
こで万一異常があれば、その前記アラーム４６より警報
出力をし点検を促すと共に、異常のあった端末を前記デ
ィスプレイ４４へ伝送異常として表示する。

（３）前記各センサー５１がら送られる信号を読み込み
、センサーの検出値が設定内にあるが否かを検知し、万
一設定外の異常状態にあれば、洗車受付禁１１−を端末
へ宣言すると共に、ディスプレイ４４へ受付禁止を表示
する。一方、センサー異常がなければ洗車受付可能であ
ることを端末へ信号出力する。

（４）メインボード４２の内蔵時計より現時刻を読み込
み、時刻が設定された営業時刻以内にあるが否かを検知
し、老・支時間外になったことを検知すれば受付票１１
−を端末・＼′Ｉ）′汀し、　・定の準備時間をおいで
終業時間に至ると端末の電源を叶Ｆする。

（５）　ｎｉｉ記キーボード４：（において、いずれか
のファンクションキー４９が押されたか否かを検知１２
、押されていればその押されたキーに設定された作業を
行うルーチンを実行し、一方押されていなければ上記（
２）より動作を繰り返す。ここで各ファンクションキー
４９に設定された作業を説明すると、（第７図参照） イ）料金キー；端末ユニット７の操作ボード５６に設定
された洗車コースごとに、料金を設定登録する。

口）会員キー；会員中込のあった顧客に対し、会員の暗
証番号を割り当てると共に契約内容（洗車回数等）を登
録する。

ハ）タイマーキー；各洗車コースにおけるすすぎ工程、
洗剤二［程等の時間設定、手元スイッチ３８の繰作に係
る作業中断可能時間の設定、洗ｔｌｉ場の開店時間及び
閉店時間の設定と云ったタイマー設定作業を行う。

二）時刻キー；　メインボード４２内のカレンダ一時計
の月１−１及び時刻の設定５ｒｆ、録を行う。

ホ）プリントキー；［１計・１計・集計と云った集計デ
ータ、会員登録者の暗証番号・残り契約数等を表示する
会員データをそれぞれ選択的にプリントアウトする。

へ）点検キー；各端末を洗車スタンバイ状態とし、コイ
ン投入や暗証入力なしに洗車動作をイ：ｔられるものと
し、洗車動作の点検作業を可能とする。

次に割り込みルーチン（ｂ）において、（６）端末にお
けるコイン投入又は会員暗証コードの人力繰作による洗
車人力があったか否かを、端末からの伝送信号により検
知し、洗車入力があればその人力が会員に係るものか又
は現金客に係るかを検知し、会員であれば端末で人力さ
れた暗証を証介し、証今結果を端末へ伝送する。

１ｌ− （７）前記７ズル５におけるト元スイッチ３８の操作に
伴い端末より洗車開始命令があれば、端末からの送信デ
ータに基づき、前記選択キー５９において選択された洗
車コースの工程に応じた電磁弁２５又は２６を選択的に
開成するとノいこ、命令のあった端末に該１シ［るポン
プ１２を駆動する。

（８）同じく手元スイッチ３８の繰作に伴い、端末より
洗車中断命令があれば開成中の電磁弁を閉成すると共に
駆動中のポンプ１２を叶Ｆする。

（９）選択された洗車コース実行に伴い、洗車−［程の
移行命令があれば、電磁弁２５・２６のうち開成してい
る方を閉成し、他方を開成する。即ち水によるすすぎと
洗剤水による洗浄との切換えを行う。

（１０）端末より実行しでいた洗車コースが終了したこ
とを示す信号が人力されると、電磁弁を閉成し、ポンプ
駆動を停止にすると共にメモリー装置４７内よりその場
合に応じた集計データ・会員データ等を読み込み、実行
した洗車の回数・金額等を加算し、また会員データには
会員の契約回数の減算を行うと云ったデータ処理を行）
。

従って、上記のような動作により洗ｑｔ受付に係るルー
チン（Ｉ〕）を、メイン７０−（ａ）の実行中に、−・
定タイミング（＋ｎｓオーダー）で割り込みをかけるた
め、メイン７　ｒｊ−（ａ）で各種処理に時間がかかっ
ても洗車受付に支障をトなす事がなく、またこれにより
複数の端末で同時に洗車するような場合にも十分に対応
できるよう構成されている。

第９図は端末ユニット７における動作を示す７０−チャ
ート図で、以下この図を基に端末における動作を説明す
る。

（１）電源ＯＮされると、まず中央ユニット１３より送
信される洗車動作に係るタイマー設定値・料金等のデー
タを読み込み、内蔵メモリ内へ保持する。

（２）中央ユニットより洗車受付可能であることが宣言
されているか否かを検知し、可能であれば前記ディスプ
レイ５７へ表示Ａ即ち「洗車受付中、コインを投入して
ください。１と云った洗車受付中であることを表示する
。−ノｊ、受ｆ・１禁止を宣言されでいれば表示［３即
ち［洗車停止１−中です。１と云った受付不可状態であ
ることを表示する。

（３）操作ボード５６において、コインの投入又は会員
暗証番号の入力か゛あれば、中央ユニット１：（へ洗車
入力があったことを送信し、ディスプレイ５７へは表示
Ｃ即ち投入された金額又は会員であれば残る契約回数等
を表示する。

（４）操作ボード５６の選択キー５９においで、洗車コ
ースが選択されるまで待機し、選択人力があればディス
プレイ５７へ表示り即ち［手元スイッチを押してくださ
い。１と云った洗車開始待ち状態であることを表示する
。

（５）ノズル５の手元スイッチ；（８において、開始人
力があるまで待ｆｆ１Ｌ、人力があれば中央ユニット１
３へ洗車開始命令を出力し表示Ｅ即ち第７図に示すよう
な棒グラフ状の表示をしてサブボード５５内のタイマー
カウントに伴う洗車時間の経過状態を表す。一方、入力
のない待機状態のまま、１１１ｆ記フアンクシヨンキー
４９におけるタイマー設定作業により設定された中断＋
ｊ（能時間を越えると、前記アラーム６１より警報出力
すると共に、自動的に中火ユニット１３・＼開始命令を
出力し、洗ｉｆを開始させる。

（６）Ｔ′−元スイッチ：（８において洗車天行中に押
圧されると、中断要求と判断して中央ユニット１３・＼
洗車中断命令を出力し、前記表示りを表示して洗車開始
待ちとなる。

（７）サブボード５５のタイマーカウンターにより洗車
終了時間が刻まれると、中火ユニット１３へ終了を宣言
すると共に表示Ｆ即ち［ありがどうございました。１と
云った洗車を終了したことを表示する。

従って上記のように端末では操作ボード５６への操作人
力に応じて中火ユニット１３へ信号出力すると共に、そ
の場合に応じた操作指示等をディスプレイ５７へ表示し
、顧客の操作をガイドするよう動作しており、洗ｑｉ場
の無人化促進に寄与している。

−１５＝ この発明は以にのように構成されるもので、温水機・ポ
ンプ・制御ユニット等をそれぞれ一台の本体装置に収め
、ここで集中制御して複数の各端末へ洗ｒｌｉ出力する
ため、洗剤等の消費材の管埋、水道配管及び電気配線等
の管理、保守管理等が一箇所で集中して行え、前記した
従米洗申場に較べ　、管理労力を大幅に削減できる。ま
た、端末には、洗車入力用の端末ユニットとノズルユニ
ットを形成するだけで良いため、その占める設置面積は
極めて少なくて済み、従来に比べ大幅な省スペースが実
現できる。

更に、本体装置に備える中央制御ユニットで各端末から
の信号を集計・記憶するため、従来のように各端末ごと
に精算管理する等の手間が省けると共に、中央ユニット
と端末との信号授受により中央ユニットにおいて洗車料
金・会員登録等の設定を行えば、このデータに基づいて
各端末を一括制御することができ端末ごとの設定をも不
要とできる等、極めて効率的な洗車場管理ができる。

＝１６−

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシステムの構成例を示す説明図 第２図は実施例システムの外観説明図 第！）図は実施例の本体装置の構成を示す説明図ｆｆ１
４図は実施例の端末装置の外観説明図第５図は電気信号
の授受を示すブロック図第６図は中火ユニット１３の構
成及び接続を示す説明図 第７図は端末ユニット７の構成及び接続を示す説明図 第８図は中央ユニット１３における制御動作を示すフロ
ーチャート図 第９図は端末ユニット７における動作を示すフローチャ
ート図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ポンプ、温水機等を備える本体装置に、それぞれ洗車用
   散水ノズルを備える複数の端末装置を接続し、各端末に
   おいて個別に洗車作業を行えるよう構成すると共に、本
   体装置には該本体各部を集中制御する中央制御ユニット
   、各端末装置には操作入力に応じて中央ユニットへ洗車
   信号を出力する端末ユニットをそれぞれ備えて信号の授
   受を行うものとし、中央ユニットでは内蔵又は接続する
   演算手段・記憶手段・表示手段により端末ユニットから
   の洗車信号を適宜集計・記憶し、任意にその集計データ
   を取り出せるよう構成したことを特徴とする洗車場シス
   テム。