JPS6188318A - マイクロコンピユ−タの時計機能 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマイクロコンビエータの時計機能に関するもの
であり、電源遮断時に時計機能を停止させずに連続して
動作させる手段に係わるものである。

従来の技術 従来時計機能をマイクロコンピュータに設けるには、基
準周波数を持ったパルス信号をマイクロコンピュータに
入力しこれをカウントすることによって時計動作を行な
っており２通常この信号として周波数の非常に安定して
いる商用電源よりこれに同期した５０Ｈｚ、または６０
Ｈｚのパルス信号（位相信号）を作りこれを用いている
。この手段は従来周知の手段であり、特に文献として示
すものはない。

発明が解決しようとする問題点 停電等によって電源が遮断した場合、電源からの基準信
号が得られないため時計機能が停止してし貰い、電源の
回復後時計機能を再設定しなければならない点である。

問題点を解決するための手段 位相信号回路または発振回路のいずれかの信号を１選択
回路においてバックアップ電源を含む電源回路からの信
号により選択し、これをマイクロコンピュータに転送す
るものである。

作　　用 時計機能を電源遮断時に動作させるために９通常時に商
用電源を用いてパルス信号を発生させる位相信号回路と
同一の発振周期を有する同じく電源の周波数を発振周波
数とする発振回路を設けており、電源遮断時にはこの発
振回路の発振信号をマイクロコンピュータに入力するも
のであるが。

このためにはマイクロコンピュータへの入力信号を位相
信号回路の位相信号とするか、または発振回路の発振信
号とするかの選択を、電源の状態に応じてバックアップ
電源を含む電源回路からの信号により選択回路において
行うものである。

実施例 以下本考案の一実施例を図面に従って説明する。

第１図は本発明の原理図である。この第１図において２
は発振回路であり、その発振信号×は位相信号回路４よ
り商用電源８に同期して出力される位相信号ｐｓと同様
に電源周波数と同一の発振周波数を有している。３は選
択回路であり、信号ｐｓおよび同Ｘのいずれをマイクロ
コンピュータ５に入力するかの判断を電源回路１からの
信号Ｄ１および同Ｄ２により行ない１選択された信号を
時計機能を動作させるための基準信号Ｓととしてマイク
ロコンピュータに転送するものである。信号ＤＩ、Ｄ２
は電源の遮断を検知するためのもので遮断時の電圧変化
を両者を比較することによりとらえる。電源が正常の電
圧を保っている場合、基準信号Ｓとして位相信号回路４
からの位相信号ｐｓを転送しているが、電源が遮断する
と位相信号回路が正常の動作を行なうことが不可能とな
る以前に１選択回路６は信号ＤＩ　、　Ｄ２によって電
源遮断を検知し、信号ｐｓの代わりに発振回路２の発振
信号Ｘを新たに基準信号Ｓとする。その後電源が回復し
た場合は以上の動作によって、再び位相信号ｐｓを基準
信号Ｓとしてマイクロコンピュータに転送スる。

第２図は本発明の具体的一実施例を示したものである。

３は選択回路であり、４つのＮＯＲゲートで構成されて
いる。また３３は遮断検知回路であシ。

電源回路１において安定化電源１１の前後の電圧Ｖｉ。

Ｖ、をモニターしており、遮断後位相信号回路４が正常
動作できなくなる状態を安定化前の電圧Ｖｉの減少によ
って検知し、直前にコンパレータ７を反転させて選択回
路乙の状態を変える。それらの構成は公知のものである
ので詳記しない。

電源正常時には、コンパレータ７の入力電圧ｖ＋。

■＝は Ｖ＋）Ｖ−（：Ｖｏ） でありコンパレータ７の出力は常にＨｉｇｈとなってお
り２発振回路２の有無に係わらず位相信号ｐｓが選択回
路６によってマイクロコンピュータに入力されている。

電源遮断が発生して電圧が減少していき１位相信号回路
４が正常に動作できなくなる直前に、電圧Ｖｉの減少に
よってこれを検知し、コンパレータ７の入力電圧ｖ＋、
■−を Ｖ＋（Ｖ−（＝Ｖ０） として、コンパレータ出力をＨｉｇｈからＬｏｗに反転
させる。今度は逆に位相信号回路４には全く関係なく発
振回路２の発振信号×が基準信号としてマイクロコンピ
ュータに転送される。商用電源が回復した場合はコンパ
レータ出力は再度Ｈｉｇｂに反転し再び位相信号ｐｓが
転送される。

発明の効果 以上の説明から明らかなように２本発明により従来に比
較して停電ならびに電源瞬断等の異常時に時計の再設定
を行なう必要がないという使い勝手の面で優れた効果が
ある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理図、第２図は本発明の一実施例に
よる配線図を示したものである。 １・・・電源回路、　　　　　２・・・発振回路。 ６・・・選択回路、６３・・・遮断検知回路。 ４・・・位相信号回路、　　　５・・・マイクロコンピ
ュータ。 ６０１．バックアップ電源、８・・・商用電源。 ＤＩ＋Ｄ２・・・信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商用電源（８）の周波数に同期したパルス信号を発生さ
   せるための位相信号回路（４）を有し、それから入力さ
   れる位相信号をカウントする時計機能をもったマイクロ
   コンピュータの時計機能において、位相信号回路（４）
   または電源周波数の発振回路（２）の信号のいずれかを
   、選択回路（３）においてバックアップ電源（６）を含
   む電源回路（１）からの信号（Ｄ＿１）（Ｄ＿２）によ
   り選択してこれをマイクロコンピュータ（５）に転送し
   、電源遮断時もバックアップ電源（６）ならびに発振回
   路（２）を用いることによって時計機能を連続動作させ
   ることを特徴とするマイクロコンピュータの時計機能。