JPS6184326A - 鉄損の優れた薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
鉄損の優れた薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法Info
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- JPS6184326A JPS6184326A JP20292884A JP20292884A JPS6184326A JP S6184326 A JPS6184326 A JP S6184326A JP 20292884 A JP20292884 A JP 20292884A JP 20292884 A JP20292884 A JP 20292884A JP S6184326 A JPS6184326 A JP S6184326A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、変圧器等の電気機器の鉄心材料に用いられる
いわゆる(110)(001)ゴス組織をもった一方向
性電磁鋼板の製造方法に関するものである。
いわゆる(110)(001)ゴス組織をもった一方向
性電磁鋼板の製造方法に関するものである。
(従来の技術)
かかる電気機器には、近年の厳しいエネルギー事情から
、鉄損値のよシ少ない電磁鋼板を用いようとする動きが
活発である。他方、機器の小型化など忙関連して磁束密
度の高い材料の改善努力もなされている。低鉄損を得る
一つの方法として、渦電流損を軽減させるため製品板厚
を薄くすることが知られている。また、高磁束密度材を
得□る手段として、AtNやsbなどを利用することも
公知である。
、鉄損値のよシ少ない電磁鋼板を用いようとする動きが
活発である。他方、機器の小型化など忙関連して磁束密
度の高い材料の改善努力もなされている。低鉄損を得る
一つの方法として、渦電流損を軽減させるため製品板厚
を薄くすることが知られている。また、高磁束密度材を
得□る手段として、AtNやsbなどを利用することも
公知である。
しかしながら、AtNのような窒化物をインヒビターと
して使った場合、最終仕上焼鈍での二次再結晶過程中、
表面よシ窒素の侵入又は脱窒により表面層窒化物の形態
変化が起きやすい。このため、インヒビターとして有効
な微細性が著るしくそこなわれ、結果として二次再結晶
が不安定となシやすい問題がある。一方、一般的に二次
再結晶核となるゴス方位粒は、表面層近傍(約1/7厚
層)にある。薄手材はとくに、このゴス方位粒と表面と
の距離が、厚手材にくらべ短かくなるため、前述の窒化
物形態変化の影響を受けやすく、このため最終品質特性
の高位安定が達成されない。
して使った場合、最終仕上焼鈍での二次再結晶過程中、
表面よシ窒素の侵入又は脱窒により表面層窒化物の形態
変化が起きやすい。このため、インヒビターとして有効
な微細性が著るしくそこなわれ、結果として二次再結晶
が不安定となシやすい問題がある。一方、一般的に二次
再結晶核となるゴス方位粒は、表面層近傍(約1/7厚
層)にある。薄手材はとくに、このゴス方位粒と表面と
の距離が、厚手材にくらべ短かくなるため、前述の窒化
物形態変化の影響を受けやすく、このため最終品質特性
の高位安定が達成されない。
この対策として、インヒビターそのものを強化する方法
としてのSn添加(%開田58−217630号公報)
が提案され、又本出願人は先に板厚方向の集合組織の改
善としての予備冷間圧延法(特願昭58−001693
号)を出願したが、薄手材の表面層集合組織コントロー
ルに着眼できなかった点で、その品質特性に限界があっ
た。
としてのSn添加(%開田58−217630号公報)
が提案され、又本出願人は先に板厚方向の集合組織の改
善としての予備冷間圧延法(特願昭58−001693
号)を出願したが、薄手材の表面層集合組織コントロー
ルに着眼できなかった点で、その品質特性に限界があっ
た。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、AtNを利用した高磁束密度電磁鋼板を製造
するに際し、とくに薄手材の品質特性を高位安定化させ
る方法を提供することを目的とするものである。
するに際し、とくに薄手材の品質特性を高位安定化させ
る方法を提供することを目的とするものである。
本発明は薄手材製造のメタラジ−を考察し、とくに表面
層近傍にしか存在しないゴス方位粒そのものの改質すな
わち表面層集合組織のコントロールを狙っておシ、冷間
圧延での結晶回転に着眼したものである。
層近傍にしか存在しないゴス方位粒そのものの改質すな
わち表面層集合組織のコントロールを狙っておシ、冷間
圧延での結晶回転に着眼したものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の要旨とするところは下記のとおシである。
(1) S12〜4%、SoA入t O,02〜0.0
4 qbを含有する熱延板を15〜40係の冷延率で予
備冷間圧延を行なった後、焼鈍し、次いで80〜90係
の冷延率で最終冷間圧延を行々い、0.15〜0.25
諺の板厚とした後、脱炭焼鈍及び高温仕上焼鈍する製造
工程において、上記予備冷間圧延を熱延板スケール付着
のまま行なうことを特徴とする鉄損の優れた薄手高磁束
密度一方向性電磁鋼板の製造方法。
4 qbを含有する熱延板を15〜40係の冷延率で予
備冷間圧延を行なった後、焼鈍し、次いで80〜90係
の冷延率で最終冷間圧延を行々い、0.15〜0.25
諺の板厚とした後、脱炭焼鈍及び高温仕上焼鈍する製造
工程において、上記予備冷間圧延を熱延板スケール付着
のまま行なうことを特徴とする鉄損の優れた薄手高磁束
密度一方向性電磁鋼板の製造方法。
(2) 上記予備冷間圧延の圧延方向を熱間圧延での
圧延方向と逆の方向とする前項記載の方法。
圧延方向と逆の方向とする前項記載の方法。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の出発素材は公知の方法によって製鋼、熱間圧延
され、以下の成分を含む。
され、以下の成分を含む。
すなわち、812〜4チを含有し、ビス方位の選択成長
を積極的に行なわせるため、紅及びNを含む。又その他
のインヒビターとして公知の析出分散型元素(Mn +
Cu + S )や粒界偏析型元素(Sn)を含んで
も良い。かかる化学成分からなる熱延板を、熱間圧延中
の2次スケールがついたまま、15〜40%の冷延率で
の予備冷間圧延(以下、黒皮圧延)を施し、次いでAA
N微細析出のためと再結晶集合組織を得るために800
〜1200℃の焼鈍処理を行なう。次いで、酸洗を行な
い表面スケールを除去し、80〜90%冷延率で最終冷
間圧延を施し、0.15〜0.25 amの板厚に仕上
げる。
を積極的に行なわせるため、紅及びNを含む。又その他
のインヒビターとして公知の析出分散型元素(Mn +
Cu + S )や粒界偏析型元素(Sn)を含んで
も良い。かかる化学成分からなる熱延板を、熱間圧延中
の2次スケールがついたまま、15〜40%の冷延率で
の予備冷間圧延(以下、黒皮圧延)を施し、次いでAA
N微細析出のためと再結晶集合組織を得るために800
〜1200℃の焼鈍処理を行なう。次いで、酸洗を行な
い表面スケールを除去し、80〜90%冷延率で最終冷
間圧延を施し、0.15〜0.25 amの板厚に仕上
げる。
なお、最終冷間圧延前の酸洗は、鋼板形状をフラットに
仕上げるために不可欠である。このとき、複数・やス間
に100〜400℃のC,N時効処理をすることが好ま
しい。続いて、通常の脱炭焼鈍を700〜1000℃で
行ない、最終仕上焼鈍をパッチ炉で実施した後、張力コ
ーティングを塗布し製品となす。
仕上げるために不可欠である。このとき、複数・やス間
に100〜400℃のC,N時効処理をすることが好ま
しい。続いて、通常の脱炭焼鈍を700〜1000℃で
行ない、最終仕上焼鈍をパッチ炉で実施した後、張力コ
ーティングを塗布し製品となす。
黒皮圧延時の圧延方向としては、熱間圧延での仕上圧延
中の圧延方向と逆方向に圧延した方が、よシ好ましい。
中の圧延方向と逆方向に圧延した方が、よシ好ましい。
以下、本発明者達の行なった実験結果について、説明す
る。供試材は、第1表に示すAt含有一方向性電磁鋼板
である。
る。供試材は、第1表に示すAt含有一方向性電磁鋼板
である。
これを、第2表に示す工程で製品とした。
第2表
かくして得られた製品の磁気特性の結果を、第1図(a
) 、 (b)に示す。なお、1点のプロットは、6測
定点の平均を示す。予備冷延を黒皮圧延したものの磁性
が優れており、その中でも予備冷間圧延を熱間圧延の方
向と逆方向に圧延した方が最も良いことが分る。本発明
者らはこの原因として以下の様に考える。
) 、 (b)に示す。なお、1点のプロットは、6測
定点の平均を示す。予備冷延を黒皮圧延したものの磁性
が優れており、その中でも予備冷間圧延を熱間圧延の方
向と逆方向に圧延した方が最も良いことが分る。本発明
者らはこの原因として以下の様に考える。
まず、黒皮圧延の効果として、表面スケールの影響によ
シ冷間圧延時の摩擦係数が増加したため相当応力歪分布
が変化し、塑性変形における結晶方位回転が変わり、と
くに表面層集合組織が改善されることである。
シ冷間圧延時の摩擦係数が増加したため相当応力歪分布
が変化し、塑性変形における結晶方位回転が変わり、と
くに表面層集合組織が改善されることである。
これを、第2図に示す。図中、酸洗材、黒皮材の意味は
、各々酸洗後、予備冷間圧延した材料及び黒皮材の−t
−i予備冷間圧延した材料であることを示す。なお何れ
も予備冷間圧延は、熱間圧延と逆方向に行々った。この
図で見る如く、酸洗材の差として、表面から測定上の第
1層と第2Nに着目しなければならガい。すなわち、黒
皮材では(111) (100) 、 (112) 、
(110)面の全てにわたって第1層よシ第2層の方
が面強度増加していることで酸洗材ではこの傾向が見ら
れない。なおX線(Mo−Ka)の浸透深さは約10〜
20μm(95%浸透)あるため、図中第2層は全厚の
1/6 tで測定していることになる。このため、第2
層は二次再結晶発生核と考えられ、この層で(110)
と(111)面粗が黒皮材で増加していることは、二次
再結晶発達過程で極めて重要である。すなわち、(11
0)面粗の増加による二次再結晶核数の確保とコ9ス粒
に喰われやすい(111)面粗((110)〈OOl〉
と(111)〈112〉は、(110>軸まわシに35
°回転の関係にあシ、(111) (112’)方位粒
が(110) <001>方位粒の周囲にあった場合、
(110) <001>方位粒が成長しやすい条件にあ
ると考えられる。)の増加は、二次再結晶の安定化に寄
与したものと推察される。
、各々酸洗後、予備冷間圧延した材料及び黒皮材の−t
−i予備冷間圧延した材料であることを示す。なお何れ
も予備冷間圧延は、熱間圧延と逆方向に行々った。この
図で見る如く、酸洗材の差として、表面から測定上の第
1層と第2Nに着目しなければならガい。すなわち、黒
皮材では(111) (100) 、 (112) 、
(110)面の全てにわたって第1層よシ第2層の方
が面強度増加していることで酸洗材ではこの傾向が見ら
れない。なおX線(Mo−Ka)の浸透深さは約10〜
20μm(95%浸透)あるため、図中第2層は全厚の
1/6 tで測定していることになる。このため、第2
層は二次再結晶発生核と考えられ、この層で(110)
と(111)面粗が黒皮材で増加していることは、二次
再結晶発達過程で極めて重要である。すなわち、(11
0)面粗の増加による二次再結晶核数の確保とコ9ス粒
に喰われやすい(111)面粗((110)〈OOl〉
と(111)〈112〉は、(110>軸まわシに35
°回転の関係にあシ、(111) (112’)方位粒
が(110) <001>方位粒の周囲にあった場合、
(110) <001>方位粒が成長しやすい条件にあ
ると考えられる。)の増加は、二次再結晶の安定化に寄
与したものと推察される。
また、予備冷間圧延の圧延方向の影響に関して以下に考
察する。熱延板の集合組織を観察すると1/7厚層にお
いて、ゴス方位が主方位であるが、TD/ <110>
を回転軸として約10°傾斜していることが分る。この
とき、熱間圧延方向に向かつて材料の頭、すなわちRD
/<100>方位先端が中心層へ10°傾いている。こ
の傾斜角を、次工程以下の冷延−再結晶過程でコントロ
ールし、よりシャープなゴス方位にすることh″−出来
れば、製品磁束密度の向上をはかれる。この考え方に立
って実験したのが冷間圧延での圧延方向試験であるが、
結果的に予備冷間圧延を熱間圧延方向と逆に行なったこ
とが、ゴス方位のTD/ (110>軸回転をコントロ
ールし、よりシャープカゴス方位を形成したものと考え
られる。
察する。熱延板の集合組織を観察すると1/7厚層にお
いて、ゴス方位が主方位であるが、TD/ <110>
を回転軸として約10°傾斜していることが分る。この
とき、熱間圧延方向に向かつて材料の頭、すなわちRD
/<100>方位先端が中心層へ10°傾いている。こ
の傾斜角を、次工程以下の冷延−再結晶過程でコントロ
ールし、よりシャープなゴス方位にすることh″−出来
れば、製品磁束密度の向上をはかれる。この考え方に立
って実験したのが冷間圧延での圧延方向試験であるが、
結果的に予備冷間圧延を熱間圧延方向と逆に行なったこ
とが、ゴス方位のTD/ (110>軸回転をコントロ
ールし、よりシャープカゴス方位を形成したものと考え
られる。
なお、本発明者らは薄手材の表面層集合組織コントロー
ルの目的で、冷間圧延ロール性状、す々わちダル、スム
ースロール々どの影響も調査したが、この予備圧延をス
ムースロール(0,9μm以下)で行なう方が、ダルロ
ール(1μm以上)で圧延するよシも若干磁性が安定化
する方向であることが確められた。
ルの目的で、冷間圧延ロール性状、す々わちダル、スム
ースロール々どの影響も調査したが、この予備圧延をス
ムースロール(0,9μm以下)で行なう方が、ダルロ
ール(1μm以上)で圧延するよシも若干磁性が安定化
する方向であることが確められた。
また、黒皮圧延に関しての公知例として特開昭58−5
2425号公報記載の方法がある。この目的は、電磁鋼
熱延板への予備冷延による結晶組織の調整と次の焼鈍で
の脱炭の容易化であるが、黒皮圧延の意味は、表面5i
02スケールの破壊にょる脱炭性向上であシ、製造品種
としては実施例にある如く無方向性電磁鋼板である。之
に対して本発明は、薄手一方向性電磁鋼板を対象として
、二次再結晶の安定化を狙って、表面層集合組織をコン
トロールしたものであシ、対象も目的も前者とは相違す
る。
2425号公報記載の方法がある。この目的は、電磁鋼
熱延板への予備冷延による結晶組織の調整と次の焼鈍で
の脱炭の容易化であるが、黒皮圧延の意味は、表面5i
02スケールの破壊にょる脱炭性向上であシ、製造品種
としては実施例にある如く無方向性電磁鋼板である。之
に対して本発明は、薄手一方向性電磁鋼板を対象として
、二次再結晶の安定化を狙って、表面層集合組織をコン
トロールしたものであシ、対象も目的も前者とは相違す
る。
次に、本発明における構成要件の限定理由について述べ
る。
る。
Stは2チ未満では良好々鉄損が得られず4チを超える
と冷間圧延性が著るしく劣化する。
と冷間圧延性が著るしく劣化する。
At及びNはインヒビターAtNを形成するため必要で
ある。SoL、ALの適量は0.02〜0.04%が良
い。SoL、ALが、低過ぎると磁束密度が低く、高過
ぎると二次再結晶が不安定と々る。Nの適量は、0.0
04〜0.0121である。低過ぎるとAtNが不足し
、高過ぎると製品にブリスターが発生する。
ある。SoL、ALの適量は0.02〜0.04%が良
い。SoL、ALが、低過ぎると磁束密度が低く、高過
ぎると二次再結晶が不安定と々る。Nの適量は、0.0
04〜0.0121である。低過ぎるとAtNが不足し
、高過ぎると製品にブリスターが発生する。
Mn及びSけMnSを形成させるために必要な元素であ
ジインヒビターの作用を奏させるためK Mn0.03
〜0.15係、80.01〜0.05係が適量である。
ジインヒビターの作用を奏させるためK Mn0.03
〜0.15係、80.01〜0.05係が適量である。
その他、Sn + Cuを複合添加することによシ、イ
ンヒビターの強化とグラスフィルムの向上カ達成され、
各々の適量範囲は0.02〜0,3%である。
ンヒビターの強化とグラスフィルムの向上カ達成され、
各々の適量範囲は0.02〜0,3%である。
少なすぎると効果がなく、多すぎるとコスト高となる。
スラブの鋳造まで公知の方法で行なわれ、熱間圧延も公
知手法である。熱延板の厚みは、1.6〜3.5mが好
ましい。薄すぎると熱延中の冷却が早く、インヒビター
のコントロールカ難かしり、厚すぎると熱延板処理工程
での曲げ変形時制れる。
知手法である。熱延板の厚みは、1.6〜3.5mが好
ましい。薄すぎると熱延中の冷却が早く、インヒビター
のコントロールカ難かしり、厚すぎると熱延板処理工程
での曲げ変形時制れる。
予備冷間圧延率は15〜40係が好ましく、15係未満
では線混異常が発生しやすく、40係を超えると磁束密
度が劣化する。最終冷間圧延率は80〜90%であシ、
80係未満で磁束密度の劣化、90チを超えると細粒異
常が発生する。
では線混異常が発生しやすく、40係を超えると磁束密
度が劣化する。最終冷間圧延率は80〜90%であシ、
80係未満で磁束密度の劣化、90チを超えると細粒異
常が発生する。
斎終板厚を0.15−〜0.25++sとした理由は、
0.15mm未満では180°磁区幅が拡大し鉄損劣化
が起きること、0.25閣を超えると予備冷間圧延をす
る必要が々いことからである。
0.15mm未満では180°磁区幅が拡大し鉄損劣化
が起きること、0.25閣を超えると予備冷間圧延をす
る必要が々いことからである。
脱炭焼鈍は、800〜1000℃、湿水素中で連続焼鈍
し脱炭させる。
し脱炭させる。
(実施例)
以下本発明の実施例について説明する。
C0,05%、813.0%、Mn0.08%、SO,
025% 、 5oLkL 0.033% 、 N O
,006%を含む溶鋼を、連続鋳造し、熱延した。熱延
板2.2 mm厚を酸洗したものと酸洗し々いものの2
種類をつくり、熱延方向を確認しつつ予備冷間圧延方向
を選択し、1.6 mi (27’I=冷延率)に仕上
げ、次いで1100℃で2分均熱し急冷した。その後、
酸洗し0.22w+m(86%冷延率)までレバース圧
延した。
025% 、 5oLkL 0.033% 、 N O
,006%を含む溶鋼を、連続鋳造し、熱延した。熱延
板2.2 mm厚を酸洗したものと酸洗し々いものの2
種類をつくり、熱延方向を確認しつつ予備冷間圧延方向
を選択し、1.6 mi (27’I=冷延率)に仕上
げ、次いで1100℃で2分均熱し急冷した。その後、
酸洗し0.22w+m(86%冷延率)までレバース圧
延した。
以下、MgO塗布後、1200℃で仕上焼鈍した。かく
して得られた鋼板に、コロイダルシリカ、無水クロム酸
、リン酸アルミニウムを主成分とするコーテイング液を
塗布(張力コーティング)上平板化焼鈍を行って、磁気
特性を測定したところ、以下のとおシであった。
して得られた鋼板に、コロイダルシリカ、無水クロム酸
、リン酸アルミニウムを主成分とするコーテイング液を
塗布(張力コーティング)上平板化焼鈍を行って、磁気
特性を測定したところ、以下のとおシであった。
酸洗後、予備冷間圧延し、圧延方向を熱延と順方向とし
たもの W17Ao= 0.98 W/klil 、 B、。=
1.91 T黒皮性きのまま予備冷延し、圧延方向を
熱延と順方向としたもの Wl、15o=0.91w/に9.13.。=1.93
T黒皮付きのまま予備冷延し、圧延方向を熱延と逆方向
としたもの W17A、 =0.88 w、49 、 B、o= 1
.94 T以上の如く、黒皮圧延材の磁性向上が著るし
く、また圧延方向を熱延方向と逆にすることによって、
−そうの改善が達成された。
たもの W17Ao= 0.98 W/klil 、 B、。=
1.91 T黒皮性きのまま予備冷延し、圧延方向を
熱延と順方向としたもの Wl、15o=0.91w/に9.13.。=1.93
T黒皮付きのまま予備冷延し、圧延方向を熱延と逆方向
としたもの W17A、 =0.88 w、49 、 B、o= 1
.94 T以上の如く、黒皮圧延材の磁性向上が著るし
く、また圧延方向を熱延方向と逆にすることによって、
−そうの改善が達成された。
第1図(a) (b)は予備冷間圧延条件をパラメータ
ーとした板厚とW 、Hの関係図、第2図は黒皮圧
延効果を、板厚方向での集合組織でX線測定した図であ
る。 第1 (a) θ25 620 0./S 友高JliJ’+(ynvr) 図 θ25 θ2θ 0.15 凝あ核Aと1mm)
ーとした板厚とW 、Hの関係図、第2図は黒皮圧
延効果を、板厚方向での集合組織でX線測定した図であ
る。 第1 (a) θ25 620 0./S 友高JliJ’+(ynvr) 図 θ25 θ2θ 0.15 凝あ核Aと1mm)
Claims (2)
- (1)Si2〜4%、SolAl0.02〜0.04%
を含有する熱延板を15〜40%の冷延率で予備冷間圧
延を行なった後、焼鈍し、次いで80〜90%の冷延率
で最終冷間圧延を行ない、0.15〜0.25mmの板
厚とした後、脱炭焼鈍及び高温仕上焼鈍する製造工程に
おいて、上記予備冷間圧延を熱延板スケール付着のまま
行なうことを特徴とする鉄損の優れた薄手高磁束密度一
方向性電磁鋼板の製造方法。 - (2)上記予備冷間圧延の圧延方向を、熱間圧延での圧
延方向と逆の方向とする特許請求の範囲第1項記載の方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20292884A JPS6184326A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 鉄損の優れた薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20292884A JPS6184326A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 鉄損の優れた薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6184326A true JPS6184326A (ja) | 1986-04-28 |
Family
ID=16465476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20292884A Pending JPS6184326A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 鉄損の優れた薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6184326A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03130320A (ja) * | 1987-07-21 | 1991-06-04 | Kawasaki Steel Corp | 表面性状に優れた方向性けい素鋼板の製造方法 |
JPH05186832A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-07-27 | Kawasaki Steel Corp | 低鉄損方向性けい素鋼板の製造方法 |
WO2023157703A1 (ja) * | 2022-02-15 | 2023-08-24 | 新東工業株式会社 | モータコアの製造方法、発電機の製造方法、モータコア、及び発電機 |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP20292884A patent/JPS6184326A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH05186832A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-07-27 | Kawasaki Steel Corp | 低鉄損方向性けい素鋼板の製造方法 |
WO2023157703A1 (ja) * | 2022-02-15 | 2023-08-24 | 新東工業株式会社 | モータコアの製造方法、発電機の製造方法、モータコア、及び発電機 |
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