JPS6182223A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPS6182223A
JPS6182223A JP59204482A JP20448284A JPS6182223A JP S6182223 A JPS6182223 A JP S6182223A JP 59204482 A JP59204482 A JP 59204482A JP 20448284 A JP20448284 A JP 20448284A JP S6182223 A JPS6182223 A JP S6182223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
transfer
bank
main control
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP59204482A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Morito
明 森戸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6182223A publication Critical patent/JPS6182223A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、たとえば液晶表示部の表面にタッチパネル
を設けた入力装置に関する。
[発明の技術的背景] 従来のタッチパネルと液晶表示部とからなる入力装置に
あっては、液晶表示部として表面ガラスと裏面ガラスと
の間に液晶が14人されており、この液晶表示部の上面
に透明電極の印刷された表面フィルムと裏面ガラス去か
らなるタッチパネルが設けられている。これにより、表
面フィルムと裏面ガラスの透明電極による接触抵抗が表
面フィルムの押下げにより低下したことを検知すること
により、押下げ位置を検知するようになっている。
[背狽技術の問題点] しかしながら、上記のような装置では、案内文字の表示
位置である液晶とスイッチ入力位置である透明電極との
間には、液晶表示部の表面ガラスとタッチパネルの裏面
ガラスとの2枚のガラスがあるため、液晶表示部とタッ
チパネルのスイッチ部とのずれが生じ、誤入力が発生ず
る可能性があった。
[発明の目的] この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、利用者の視線がずれていても誤入力を
防止することができる入力装置を提供することにある。
[発明の概要] この発明は上記目的を達成するために、操作入力の指示
を表示する表示部の表面に、その表示より広い範囲を許
容範囲とするタッチパネルを配設するようにしたもので
ある。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図はこの発明に係わる自動取引装置を示すものであ
る。すなわち、筺体1の前面には接客操作部203が形
成されている。この接客操作部203の垂直面2には、
暗証番号および口座情報が記憶されている取引媒体とし
ての磁気カード、通帳、振込カードを挿入する通帳・カ
ード挿入口(媒体受入口)3、利用客に対して取扱い中
を表示するための取扱い中表示器4、取扱える入金、支
払、振込などの各種目を表示して案内するための種目表
示器5、利用客が操作方法が不明な場合等に係員を呼出
すための呼出しボタン6、利用客が硬貨を入金するため
の硬貨投入ロア、利用客に釣銭硬貨を放出する釣銭放出
口8が設けられている。
また、接客操作部203の水平面9には、振替、振込す
べき紙幣を多数枚一括して投入し得るとともに、紙幣の
釣銭を受取る紙幣挿入口10が設(プられていて、この
紙幣挿入口10には開閉自在な扉10−が設けられてい
る。
また、接客操作部203の垂直面2と水平面9との間に
は、斜め操作面11が形成されている。
この斜め操作面11には、液晶表示部12の上面に透明
なタッチパネル(タッチセンサ)13が重ねて形成され
ている表示部が設けられている。この液晶表示部12は
操作手順、その他の情報をイラス1〜、文字あるいは文
言によって画面に表示し、利用者を誘導するとともに、
その表示によって暗証番号、金額、口座番号、取引の承
認、確認あるいは取消などに応じた表示部分を押圧する
ことによりタッチパネル13がそれを検知し、後述する
主制御部200への対応する信号を出力するいわ、F’
、y、;るキー操作が行われるものである。すなわち、
たとえば第2図に示すように、「取引を指定してくださ
い」という文言を表示するとともに、入金、支払、照会
、振込を指示するキーの表示を行うようになっている。
そして、機械の操作やステップの状態が変化するごとに
内容と表示を変化させていくようになっている。ここで
、上記したように液晶表示部12とタッチパネル13を
斜め操作面11に配置しているため、液晶表示部12と
タッチパネル13との高さの違いにより発生する視差に
よる誤入力を防止することができる。すなわち、斜め操
作面11に対して利用客の視線がほぼ垂直に入射するこ
とにより、液晶表示部12とタッチパネル13とはその
位置を合せて取付ければ良く、位置合せが簡単であり、
視差による誤入力も防止することができる。
上記液晶表示部12およびタッチパネル13とは、第3
図および第4図に示すように構成されている。すなわち
、液晶表示部12は、表面ガラス12aと裏面ガラス1
2bとの間に液晶12Cがネル13は、表面フィルム1
3aと裏面ガラス13bとによって構成されており、裏
面ガラス13bの表面に印刷されているX方向の透明電
極d1と、表面フィルム13aの裏面に印刷されている
Y方向の透明電極d2との接触抵抗が、表面フィルム1
3aの押下げにより低下することを検出して、押下げ位
置を検出するようになっている。
したがって、案内文字の表示位置である液晶12Cとス
イッチ入力位置である透明電極d1、d2との間には、
液晶表示部12の表面ガラス12aとタッチパネル13
の裏面ガラス13bの2枚のガラスがあるため、液晶表
示部12とタッチパネル13との取付は位置あるいは利
用者の視線の位置により表示とスイッチ部とのずれが生
じることがある。そのため、斜めの操作面11に上記液
晶表示部12とタッチパネル13とを利用者の視線に対
して垂直に取付けている。これにより、利用客の視線を
ほぼ垂直に入射させることができ、表示とスイッチ部と
のずれが生じないようにできる。
たとえば、利用者が押下げる「入金」という表示に対応
する透明電極d1は第n番目から第n+5番目、透明電
極d2は第m番目から第m+3番目が対応づけられてお
り、これらの透明電極d1、透明電極d2の相のうちい
ずれか1つが押下けられたことにより、「入金」が押下
げられたと判断するようになっている。すなわち、1入
金」の表示により対応するタッチパネル13上の透明電
極d1、透明電極d2の範囲を広くすることにより、視
線の位置が万一ずれても、所望の入力が正しくできるよ
うになっている。
さらに、「入金」と「支払」という表示との間には、不
感帯つまりキーとしては有効であるが押下げとしては無
効である第n+6番目の透明電極d2が設けられており
、「入金」と1支払」の表示の間を押下げてしまった場
合でも、誤って入力されないようになっている。
第5図はこの発明に係わる取引媒体としてのいわゆる磁
気通帳Pを示すものである。この通帳Pの表紙101に
は支店番号、口座番号、利用客氏名などを印字するため
の欄が設けられている。また、上記通帳Pには表紙10
1と裏表紙102との間に複数枚の印字ページ104が
冊子状に綴り込まれていて、これら各印字ページ1(I
Iの印字面には複数行の印字欄が印刷されている。上記
印字欄には各取引ごとの取引日付、預金額、支払額、残
高などが印字されるようになっている。そして、裏表紙
102の所定部位には磁気ストライプ103が貼着され
ており、この磁気ス1〜ライプ103には口座番号およ
び預金残高等の口座情報が記憶されている。また、各印
字ページ10/Iの余白部には真数を表わす光学的なバ
ーマークつまり頁マーク105が黒色で印刷されている
。上記通帳Pの挿入時の幅はL2となっている。
第6図はこの発明に係わる取引媒体としてのいわゆる磁
気ストライプカードCを示すものである。
この磁気カードCの表面には磁気ストライプ110が貼
着されており、この磁気ストライプ110には口座番号
および預金残高等の口座情報が記憶されている。上記磁
気カードCの表面にはエンボスエリア111が設けられ
ており、このエンボスエリア111には支店番号、口座
番号、利用客氏名などが表面に対して凸状となるように
エンボツシングされている。上記磁気カードCの挿入時
の幅はLlとなっている。
第7図はこの発明に係わる取引媒体としてのいわゆる振
込カードTであり、この振込カード丁はこの装置から発
行され、必要に応じて利用客により挿入されるものであ
る。上記振込カードTの表面には挿入方向を指示するた
めの矢印が印刷されており、さらに振込先印字エリア1
21と有効期限印字エリア122が設けられている。上
記振込カードTの挿入時の幅は、前記磁気カードCの幅
と同じLlとなっている。上記振込先印字エリア121
には、利用客により入力された振込先の銀行名、支店名
、口座番号、振込先名などが漢字で印字されるようにな
っている。また、有効期限印字エリア122には、その
振込カードTを発行した日付から算出した有効期限の日
付たとえば83−8−21に発行し、有効期間が1年の
場合には、84−8−20が印字されるようになってい
る。
また、上記振込カードTの裏面には磁気ス1〜ライプ1
23が貼着されており、この磁気ストライプ123には
利用客により入)jされた振込先の銀行名、支店名、口
座番号、振込先名有効期限などと、振込人の氏名、電話
番号などが記憶されている。このとき、銀行名、支店名
は、各銀行、支店ごとに割当てられたコード番号により
コード化して記憶されている。さらに、上記振込カード
Tの端部には、誤挿入防止用の穴12 /l ′h′X
設けられている。この誤挿入防止用の穴124は、振込
カードTを誤って磁気カードCと同じ方向、すなわち裏
面を上にし振込カードTの後端を先頭にして、つまり磁
気ストライプ123が磁気カードCと同じ位置となるよ
うにして挿入した場合に、誤挿入防止用の穴124が図
示しないカード挿入検知器に対応する位置になるように
設定されている。これにより、振込カードCが誤って磁
気カードCと同一方向で挿入されて受入れられてしまう
ことを防止できる。すなわち、振込カードTを磁気カー
ドCと同じ方向で誤って挿入した場合、誤挿入防止用の
穴124によりカード挿入検知器は、カードが挿入され
たことを検知することができず、カードを受入れること
はない。このように、振込ノJ−ドTに誤挿入防止用の
穴124を設けたことにより、従来の振込カードTを取
扱わず磁気カードCのみを取扱う装置においても、カー
ド挿入検知器の位置があっていれば誤挿入を防止するこ
とができ、従来の装置を特別に改造する必要がない。
また、振込カードTの裏面に磁気ストライプ123を配
置したため、表面の全域に渡って必要な記録情報を印字
し、目視可能としたため、必要な情報を大量に非常に読
み易く印字することができる。
第8図および第9図は通帳・カード部20を示すもので
、これは第1図における通帳・カード挿入口3に挿入さ
れた通帳P1磁気カードC1振込カードTを受入れ、そ
れらに対して所定の処理を行うものであるとともに、通
帳Pを持参しない利用客のために取引記録を印字し発行
するための単票(レシート)Rと一連の取引の記録を印
字し、磁気カードCのエンボスを写し取るためのジャー
ナル用紙Jを内蔵している。上記通帳・カード部20は
筺体1内の通帳・カード挿入口3と対応する部位に設け
られている。すなわち、本体80の前面には通帳・カー
ド挿入口3が連通されており、この通帳・カード挿入口
3には、選択シャッタ(第1のシャッタ)21が設けら
れている。この選択シャッタ21は利用客がその開閉状
態を目視可能な位置に設置され、通帳Pを挿入する場合
には第10図に示すように、開いた状態となり、通帳・
カード挿入口3の開口部を広くし、磁気カードC1振込
カードTを挿入する場合には第11図に示すように、閉
じた状態となり、通帳・カード挿入口3の開口部を狭く
している。これにより、利用客は幅の広い通帳Pの挿入
口に対して、幅の狭い磁気カードC1振込カードTの場
合の挿入位置を明確に知ることができ、それらを通帳・
カード部20の内部の搬送路に合せて挿入することが可
能となる。上記選択シャッタ21はソレノイド30の励
磁によって開閉動作が行われるようになっている。
上記通帳・カード挿入口3の近傍つまり選択シャッタ2
1の内側には、通帳P、磁気ノ1−ドC1振込カードT
の挿入あるいは取去りを光学的に検知する検知器27a
、27bが設けられているとともに、磁気カードC1振
込カードTの磁気ストライプ110.123の有無を磁
気的に検知する検知器27C127dが通帳・カード挿
入口3の上下に対向して設けられている。上記検知器2
7a、27bは発光素子と受光素子とからなる周知のも
のであり、検知器27c、27dは磁気ヘッド等により
構成されるものである。上記検知器27a、・・・から
本体80の後方に向って搬送路(第1の搬送路)81が
略水平状態に設けられている。
この搬送路81は、ドライブローラ82、・・・、これ
らドライブローラ82、・・・にそれぞれ転接するピン
チローラ83、・・・およびガイド用の底板26などか
ら構成されており、図示しないベルトを介してパルスモ
ータによって駆動される。また、上妃搬送路81は通帳
Pの幅L2に対応する位置に側板22a、22bが設け
られ、磁気カードC1振込カード下の幅L1に対応する
側板22aからの位置に可動側板23が設けられている
。これにより、側板22a、22bにより通帳Pの搬送
位置を規制し、側板22a、可動側板23により形成さ
れるカード搬送路(第2の搬送路)81′により、磁気
カードC1振込カードTの搬送位置を規制するようにな
っている。
上記可動側板23は、第12図に示すように(第8図の
Y−Y−の断面)、底板26の下部に設けられた駆動機
構84によって、底板26の隙間から突没するようにな
っている。上記駆動機構84は、可動側板23が固定さ
れている取付はアーム85、支持アーム86.87、ス
プリング88およびソレノイド25によって構成されて
いる。
上記取付はアーム85の一端は回動自在にソレノイド2
5のプランジャーと接続しており、取付はアーム85つ
まり可動側板23はソレノイド25の励磁により下方へ
移動されるようになっている。
上記取付はアーム85の一端と中途部には、支持アーム
86.87の一端が回動自在に接続されている。上記支
持アーム86.87はそれぞれ支軸86a、87aを支
点として、それらが平行維持されるように設けられてい
る。上記支点と取付はアーム85との接続点の4点で平
行四辺形が形成されている。上記支持アーム87の他端
にはスプリング88が接続されている。これにより、ソ
レノイド25が励磁されている場合、取付はアーム85
は下方へ移動し、可動側板23が底板26の下に退避し
た状態となる(通帳Pの搬送時)。また、ソレノイド2
5が励磁されていない場合、取付はアーム85はスプリ
ング88の弾性力により上方へ移動し、可動側板23が
底板26の上に突出した状態となる(磁気カードC1振
込カードTの搬送時)。したがって、通帳Pの搬送時、
搬送路81は通帳Pの幅L2と同じ幅になり、通帳Pを
搬送することができ、磁気カードC1振込カードTの搬
送時、搬送路81はカード搬送路81′となり、カード
の幅[1と同じ幅になり、カード類を搬送することがで
きる。上記可動側板23は、上記互いに平行な支持アー
ム86.87で支持されて移動するようになっているた
め、常にカード類と直角に当るように、つまり底板26
に対して垂直状態を維持したまま移動するようになって
いる。さらに、上記可動側板23は、スプリング88の
弾性力により常にカード類を側板22 aの方向に押付
け、側板22aを搬送基準としている。
上記のように、幅の広い通帳Pに合ぜた側板22a、2
2bの間に可動側板23を設けることにより、幅の異な
る媒体を搬送することを可能どじ、更に可動側板23に
よりカード類の搬送基準位置を一定に保つことができる
。また、上記ドライブローラ82、・・・、ピンチロー
ラ83、・・・は少なくとも第12図に示すように、可
動側板23と側板22aとの間で媒体を挟持する構造と
したため、幅の異なる媒体に対してそれぞれ別々に搬送
用のローラを準備する必要がない。また、上記ドライブ
ローラ82、・・・、ピンチローラ83、・・・は、側
板22aと可動側板23との中央と、側板2’ 2 a
、22bとの中央線に対して対称な位置とに配置しても
良い。
また、搬送路81の始端部には前記検知器27a1・・
・の検知結果に応じて、開閉する本シャッタ(第2のシ
ャッタ)28が設けられている。この本シャッタ28は
ソレノイド29の励磁によって開閉駆動されるようにな
っている。すなわち、通帳P、1気カードC1振込カー
ドTの挿入が検知された場合、ソレノイド29を励磁し
て本シャッタ28を開くようになっている。上記本シャ
ッタ28の後方には、振込カードT用の磁気ヘッド60
、通帳P用の磁気ヘッド31、磁気カードC用の磁気ヘ
ッド5oが順次設けられている。上記磁気ヘッド60は
、受入れた振込カードTの磁気ストライプ123に対し
て情報の読取りあるいは記憶を行うようになっている。
上記磁気ヘッド31は、受入れた通帳Pの磁気ストライ
プ103に対して情報の読取りあるいは記憶を行うよう
になっている。上記磁気ヘッド50は、受入れた磁気カ
ードCの磁気ストライプ110に対して情報の読取りあ
るいは記憶を行うようになっている。上記各磁気ヘッド
31.50,60の対向部には、それぞれ対応する磁気
ストライプを所定の圧力で接触させるための押圧ローラ
32.32.32が設けられている。また、搬送路81
の中途部には、通帳P上の日付欄を読取り印字の有無を
検出するとともに、頁マーク105の有無を検出する光
学式読取装置8つが設けられている。この光学式読取装
置8っけCODイメージセンサ34ど、通帳P上の印字
データを縮小してCODイメージセンサ34上に結像す
るレンズ33とによって構成されている。上記CODイ
メージセンサ34は、たとえば多数の固体撮像素子を平
面上に配列してなる自己操作形の面アレーである。
また、搬送路81の光学式読取装置8つの前方にはター
ンページ機構90が設けられている。このターンページ
機構90は通帳Pの頁を自動的に捲るものであり、たと
えば通帳Pの捲り時に図示しないソレノイドによって上
方へ持上げられることにより通帳Pを押し上げる通帳バ
ックアップ板37、第9図において、矢印a方向へ回転
することによりオー1〜ターンページを行い、矢印す方
向へ回転することにより逆方向のオートターンページを
行う捲りローラ36によって構成されている。
上記ターンページ機構90の下方にはレシートRを発行
するレシート発行機構91が設けられており、たとえば
レシートRは押圧機構92により一定の圧力が加えられ
、取出しローラ92で1枚ずつ取出され搬送路81に導
かれるようになっている。また、搬送路81のターンペ
ージ機構90の前方には印字機構93が設けられている
。この印字機構93は通帳P1ジャーナル用紙Jルシー
トRに対して所定の情報を印字するものであり、ワイヤ
ドツト式プリントヘッドで構成され、英数字、カタカナ
、漢字等の印字を行う印字ヘッド35、この印字ヘッド
35を搬送路81の搬送方向と直交する方向に移動する
キャリッジ94、スライドロッド95からなる移動機構
、およびプラテンとしての台96によって構成されてい
る。また、搬送路81の印字機構93の前方にはエンボ
ス台51が設けられている。このエンボス台51は磁気
カードCが載置された場合に回転軸53を支点として9
0度回転することにより、ジャーナル用紙Jの下側(エ
ンボス部99)に入り込み、このときジャーナル用紙J
の上側に設けられているエンボスローラ54がローラ移
動路55に沿って移動することにより磁気カードCのエ
ンボスがジャーナル用紙J上に転写されるようになって
いる。
上記エンボス台51には、第13図(a)(b)(C)
に示すように、その端部に磁気カードCを保持するため
の凸部56a、56b、56cおよび磁気カードC検知
用の切欠部56dが設けられている。上記エンボス台5
1がカード待機状態にあるとき、その切欠部56dに対
向してカード位置検知器52が設けられている。このカ
ード位置検知器52は発光ダイオード52aと受光器5
2bとからなる周知のものである。上記台96およびエ
ンボス部9つ(エンボス時のエンボス台51)の上方に
はジャーナル用紙Jが対応している。このジャーナル用
紙Jは送出軸97に巻回保持されていて、台96および
エンボス部99を介して巻取軸98に巻取られるもので
ある。
さらに、搬送路81の終端部近傍には、搬送されてきた
通帳P1磁気カードC1振込カードTをゲート42を介
して回収する回収庫40が設けられている。さらに、回
収庫40の上方には取出し用の爪58を有し、新規の振
込カードTを収納している振込カード収納庫41が設け
られている。
さらに、振込カード収納庫41の上方には、取出し用の
爪45とその爪45を駆動するモータ44を有し、複数
の新油MP−が表紙101を上にし、閉じた状態で収納
されている新通帳収納庫3つが設けられている。たとえ
ば、振込カードTの発行が指示された際、振込カード収
納庫41に納められている振込カードTは、図示しない
モータによって駆動される爪58によって1枚ずつ取出
されゲート42.46の間を介して搬送路81に送り込
まれるようになっている。また、新通帳P−の発行が指
示された際、新通帳収納庫39に納められている新通帳
P′は、モータ44によって駆動=21− される爪45によって1通ずつ取出されゲート46を介
して搬送路81に送り込まれるようになっている。上記
ゲー1〜42はソレノイド43の励磁により回動するも
のであり、上記通帳P等の回収時、ソレノイド43の励
磁により上方(第9図に実線で示す)に位置し、振込カ
ード下、通帳Pの発行時、下方(第9図に破線で示す)
に位置するようになっている。
ところで、筐体1内には、第15図に示すように、全体
を制御するものであり、マイクロコンピュータ、プログ
ラムメモリおよび各種データを処理するためのデータメ
モリ等から構成されている主制御部200、前記通帳・
カード部20、上記紙幣挿入口10に挿入された紙幣を
受入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口10に
払出す紙幣入出金部202、上記硬貨・投入ロアに投入
された硬貨を受入れ、指定された金額の硬貨を上記釣銭
放出口8に払出す硬貨人出金部201、前記タッチパネ
ル13等によって構成される接客操作部203、係員用
の係員操作部204、振込取引に必要な振込可能な金融
機関の情報つまり銀行名、その支店名およびそれらのコ
ード番号が記録されており、たとえばフロッピーディス
クで構成される銀行支店名ファイル207、上記主制御
部11と図示しないホストコンピュータ(センタ)との
間のデータ伝送を制御する伝送制御部206、およびす
べての取引に関する各種類ごとの累計情報を記憶する累
計メモリ208が設けられている。
また、上記主制御部11には、外部に設けられた係員用
のリモートモニタ部205に接続されている。
次に、上記銀行支店名ファイル207内に記憶されてい
る金融機関のデータファイル、いわゆる金銀データファ
イルについて、第16図および第17図を参照しつつ説
明する。すなわち、このデータファイルは専用ファイル
210と汎用ファイル211の2つの大きなファイルに
別れている。
専用ファイル210には、個々の自動取引装置ごとに特
別に作成されるファイルであり、その内容は自動取引装
置が設置されている店舗と同一の銀行のファイル212
およびその店舗と同一地域の主な他銀行のファイル21
3が記憶されている。
上記ファイル212、ファイル213には、対応する銀
行のデータつまり銀行名のカナコード、漢字コード、銀
行コードとともに、その銀行に対応する汎用ファイル2
11内の銀行ファイル216・・・の先頭番地が記憶さ
れている。すなわち、利用客が振込先を指定する場合、
同一銀行内の他支店の口座、あるいは他銀行の場合には
同一地域内にある主要な支店を選択する場合がほとんど
である。
したがって、その自動取引装置において指定される頻度
が高い振込先を専用ファイル210に記憶しておくこと
により、指定した振込先のコード番号を検索する処理時
間を短縮することができ、装置の利用効率を向上させる
ことができる。また、汎用ファイル211は、振込取引
が可能な全ての振込先が記憶されており、銀行ファイル
214、協同組合ファイル、クレジツh会社ファイル等
の業態別のファイルに分類されている。さらに、銀行フ
ァイル214は、都市銀行ファイル215、地方銀行フ
ァイル215、相互銀行ファイル215、信託銀行ファ
イル215、信用金庫ファイル215等の種類別のファ
イルに分類されている。
さらに、都市銀行ファイル215は各部市銀行ごとのデ
ータつまり銀行名のカナコード、漢字コード、銀行コー
ドが50音順に格納されており、その中の1つの銀行フ
ァイル216・・・ごとに銀行支店ごとのデータつまり
支店名のカナコード、漢字コード、支店コードが50音
順に格納されている。
上記各ファイルには下位のファイルに対応する先頭番地
が記憶されている。
上記のような構成において、銀行支店ファイル207の
検索の手順について第18図に示すフローチャートを参
照しつつ説明する。まず、汎用ファイル211の都市銀
行における第1の銀行、第1の支店を指定する場合につ
いて説明する。すなわち、まず利用者の指定により汎用
ファイル211が選択される。これにより、主制御部2
00は汎用ファイル211から銀行ファイル214の先
頭番地を読出し記憶する。ついで、銀行の種類が25一 部市銀行と指定される。すると、主制御部200は、銀
行ファイル214から都市銀行ファイル215の先頭番
地を読出し記憶する。ついで、銀行名を第1の銀行と指
定する。すると、主制御部200は、都市銀行ファイル
215から第1の銀行に対応するエリアから銀行名のカ
ナコード、漢字コード、銀行コードを読出すとともに、
第1の銀行ファイル216の先頭番地を読出し記憶する
ついで、支店名を第1の支店と指定する。すると、主制
御部200は第1の銀行ファイル216の先頭番地から
検索し、第1の支店に対応するエリアから支店名のカナ
コード、漢字コード、支店コードを読出して検索を終了
する。
ところで、銀行名支店名を指定する場合、利用客はその
名前をすべて指定しなくても良くなっている。すなわち
、都市銀行ファイル215あるいは第1の銀行ファイル
216にはそれぞれ銀行名、支店名が50音順に記憶さ
れているので、利用客がその名前の第1文字を指定した
だけで、検索の結果、該当する名前が1つしかない場合
、その銀′行あるいは支店を利用客が指定したものと判
断することができる。また、第1文字だけで1つの名前
を限定できない場合、第2、第3の文字を指定すること
により、1つの名前に限定されればその時点で、その銀
行あるいは支店を利用客が指定したものと判断すること
ができる。
また、第1文字だけで1つの名前を限定できない場合、
たとえば第1文字により限定できる名前が少数である場
合は、利用者が第2文字を指定することを中止し、該当
する名前をすべて表示させ、その中から利用者に選択さ
せるようにしても良い。
この場合、簡単に名前の指定を行うことができる。
また、第1文字だけで少数の名前に限定できない場合、
第2、第3文字で少数に限定された時点で上記のように
表示して選択せしめるようにしても良い。
つぎに、振込先として専用ファイル210の本装置が設
定されている店舗における同一銀行(第2の銀行)の他
の支店(第2の支店)を指定する場合について説明する
。この場合、業種、銀行の種類等を指定せずに、直接銀
行名を指定することができる。すなわち、振込先検索開
始時に、まず業態の指定が指示されると同時に、専用フ
ァイル210にある銀行名が表示され、指定できるよう
になっている。このとき、利用者が業態を指定すれば主
制御部200は汎用ファイル211からの検索であると
判断し、銀行名を指定すれば専用ファイル210からの
検索であると判断するようになっている。そこで、利用
客が専用ファイル210にある銀行名を指定する。する
と、主制御部200は、専用ファイル210に記憶され
ている同一銀行のファイル212から銀行名のカナコー
ド、漢字コード、銀行コードを読出すとともに、その第
2の銀行に対応する汎用ファイル211内の第2の銀行
ファイル217の先頭番地を読出し記憶する。ついで、
支店名を第2の支店と指定する。
すると、主制御部200は第2の銀行ファイル217の
先頭番地から検索し、第2の支店に対応するエリアから
支店名のカナコード、漢字コード、支店コードを読出し
て検索を終了する。
次に、第8図および第9図を参照しつつ、通帳Pの処理
動作を説明する。たとえば通帳Pを受入れる場合、主制
御部2QOはソレノイド30を励磁し、選択シャッタ2
1を開く。このとき、主制御部200はソレノイド25
を励磁しており、こめ励磁力により可動側板23は底板
26の下に退避した状態となっている。これにより、搬
送路81は側板22a、22bで規定される幅L2の搬
送路が形成されている。そして、利用客により通帳・カ
ード挿入口3に通帳Pが投入されると、その挿入が検知
器27a、27bを暗にすることにより検知され、主制
御部200はソレノイド29を励磁し、本シャッタ21
を開(。すると通帳Pは、ドライブローラ82・・・、
ピンチローラ83・・・により挟持されて通帳・カード
部20の内部に取込まれる。これにより、取込まれた通
帳Pは搬送されながら磁気ヘッド31により磁気ストラ
イプ103に記憶されている口座情報が読取られる。
ついで、光学式読取装置89のCODイメージセンサ3
4により通帳Pの日付欄の印字の有無、および頁マーク
105を検知する。この印字の有無の検知により印字す
べき行を決定し、通帳Pを印字ヘッド35の位置まで搬
送し、この印字ヘッド35により所定の印字内容を印字
する。
この印字の途中で印字行がなくなった場合、通帳Pの頁
をターンページ機構90で捲り、印字を続行する。すな
わち、第9図に示すように、通帳バックアツプ板37を
図示しないソレノイドにより、通帳P側に押し上げ、捲
りローラ36と通帳バックアツプ板37とにより通帳P
を挟む。ついで、捲りローラ36をa方向に回転し、通
帳Pの頁を1頁分だけ捲る。このようにして、改頁動作
を行った後、CODイメージセンサ34により、通帳P
の頁マーク105を検出し、主制御部200で正しく1
頁分だけ捲られたか否かを判別する。
もしここで、正しく頁捲りが行われていない場合、通帳
Pの前半置部の中はどが捲り位置36bの下に位置する
ように移動し、通帳バックアツプ板37を図示しないソ
レノイドにより、通帳P側に押し上げ、捲りローラ36
と通帳バックアップ板37とにより通帳Pを挟む。つい
で、捲りローラ36をb方向に回転し、通帳Pの頁を1
頁分だけ元の頁1こ捲る。このようにして、改頁動作を
行った後、CCDイメージセンサ34により、通帳Pの
頁マーク105を検出し、主制御部200で印字すべき
頁か否かを判別する。頁が正しく捲られたと判別した場
合、再度通帳Pを印字ヘッド35の位置まで搬送して印
字を続行する。ここでこの頁捲りの動作を所定回行って
も、正しい頁が捲られなかった場合、主制御部200は
頁捲り動作不能と判断し取引を中断する。
一方、通帳Pに印字する頁が無くなった場合、印字済み
の通帳Pを回収庫40に回収し、別の新規の通帳P−を
新通帳収納庫39から発行する。
すなわち、主制御部200は新道IN P−の発行時、
モータ44を回転することにより、ツメ45を移動する
。このツメ45の移動により、新通帳P−のとじ口部が
押され、1通ずつ取出され、ゲート46を介して搬送路
81に送り込まれる。このようにして発行された新通帳
P′はそのまま通帳・カード挿入口3の方向に搬送され
る。この搬送される新通帳P−は、搬送されながら磁気
ヘッド31により磁気ストライプ103に口座情報が記
憶される。この口座情報は、前記したホストコンピュー
タから供給されているこれまでの取引状況、および銀行
にお【プる通帳管理のための情報となっている。この記
憶終了後、新通帳P”を印字ヘッド35の位置まで搬送
する。
そして、印字ヘッド35により新通帳P′の表紙101
に支店番号、口座番号、利用客氏名などを印字する。こ
の場合、新通帳収納庫39では通帳P′の表紙101が
上としてIIY納されそのまま取出されているため、そ
のまま表紙101に印字を行うことができる。上記印字
情報は、回収する通帳Pより読取った口座情報に対して
ホストコンピュータから供給されるようになっている。
すなわち、通帳Pの磁気ス1〜ライプ103に記憶され
ている口座情報は支店番号、口座番号がコード化されて
記憶されており、利用客氏名等は記憶されていない。そ
こで、主制御部200は小ストコンピュータに支店番号
、口座番号を送出する。すると、ホストコンピュータは
その支店番号、口座番号に対応して記憶されている利用
客氏名の漢字コードを主制御部200に送出する。これ
により、主制御部200は供給される漢字コードに基づ
き利用客氏名を印字する。ついで、新通帳P′の表紙1
01に対する印字が終了すると、新通帳P−はターンペ
ージ機構90の位置まで搬送され、第14図(a)(b
)(c)に示すように、表紙101の頁捲りが行われる
。このようにして、表紙101を捲った後、中紙のター
ンページを行い、取引情報を印字すべきページを開く。
次に、新通帳P′の開いた頁の頁マーク105が正しい
か否か、すなわち正しい頁か否かが、前述した光学式読
取装置89を用いてチェックされる。このようにして、
新通帳P′の頁が正しく開かれたことが検出されると、
取引情報の印字が新通帳P′の所定の頁の第1行目から
再開され、すべての印字が行われる。
以上のようにして、新通帳P′の発行を行う場合、磁気
ストライプ103への口座情報の記憶を行ってから表紙
の印字、取引情報を印字すべき真の改頁を行っているた
め、磁気ストライプ103への口座情報の記憶を再優先
で行い、何らかのエラーが発生しても装置が読取る(扱
う)ことができる情報が必ず記憶されているようにでき
る。また、磁気ストライプ103への口座情報の記憶、
表紙の印字を行ってから、取引情報を印字すべき頁の改
頁を行っているため、磁気ストライプ103への口座情
報の記憶、表紙の印字により通帳として必要な口座情報
を再優先で行い、万一、頁捲り等でトラブルが発生し、
取引が中断した場合でも、通帳として必要な情報を必ず
記憶、記録しておくことができる。したがって、新通帳
P−の■気103に何も記憶されていない状態で、発行
が行われることを防止することができる。
次に、第8図および第9図を参照しつつ、磁気カードC
の処理動作を説明する。たとえば磁気カードCを受入れ
る場合、選択シャッタ21は第11図に示すように、閉
状態となっている。このとき、主制御部200はソレノ
イド25を励磁していないため、スプリング88の弾性
力により可動側板23は底板26から突出した状態とな
っている。これにより、搬送路81は可動側板23と側
板22aとで規定される幅L1のカード搬送路81−が
形成されている。そして、利用客により通帳・カード挿
入口3に磁気カードCが投入されると、その挿入が検知
器27bだけを暗にするとともに、検知器27Cで磁気
ストライプ110を検知することにより検知され、主制
御部200はソレノイド29を励磁し、本シャッタ21
を開く。
すると磁気カードCは、ドライブローラ82・・・、ピ
ンチローラ83・・・により挟持されて通帳・カード部
20の内部に取込まれる。これにより、取込まれた磁気
カードCは搬送されながら磁気ヘッド50により磁気ス
トライプ110に記憶されている口座情報が読取られる
。この磁気カードCはさらに搬送され、エンボス台51
まで搬送され、一旦停止する。すなわち、磁気カードC
の先端がカード位置検知器52に到達するまで搬送され
、到OOは回転軸53を回転することにより、回転軸5
3を中心にエンボス台51を90度回転せしめ、その磁
気カードCがジャーナル用紙Jの下側に入り込む。この
ジャーナル用紙Jには感圧発色性のインクが染み込ませ
てあり、磁気カードCの上側のジャーナル用紙J上をエ
ンボスローラ54でローラ移動路55に沿って移動して
加圧することにより、ジャーナル用紙Jに磁気カードC
のエンボスを写しとることができる。
また、エンボス台51が回転してジャーナル用紙Jの下
側に入り込んだ位置にあるとき、カード搬送路81″に
は搬送路の底を形成する為の底板が出てくるようになっ
ている。すなわち、第13図(a)のように、磁気カー
ドCがエンボス台51上まで搬送された状態を示し、そ
の端部が位置検知器52の位置で停止している。同図(
b)は、磁気カードCをエンボス台51が保持したまま
(反時計方向に)90度回転した場合の状態を示してい
る。このとき、エンボス台51が回転したあとには、エ
ンボス台51がなくともカード搬送が可能なカード搬送
台57が残る。さらに、エンボス台51の一部がカード
搬送路81−上に出る。
この結果、エンボス台51上の磁気カードCとは別のカ
ードをエンボス台51とカード搬送台57とで支えて搬
送することができる。これにより、磁気カードCを受付
けている処理中に、別の磁気カードC1振込カードTの
処理を行う場合等、磁気カードCをエンボス台51上に
退避させることによりカード搬送路81−を他のカード
のために使用、処理することが可能である。
以上のようにして、磁気カードCを受付け、磁気ストラ
イプ110からの口座情報を読出し、エンボスが写しと
られる。また、磁気カードCを返却する場合には、これ
までの動作とは逆にエンボス台51が磁気カードCを乗
せたまま逆方向(時計方向)に90度回転され、磁気カ
ードCがカード搬送路81′上に出る。その後、磁気カ
ードCは、通帳・カード挿入口3の方向に搬送され、返
却されるか、逆に受入れ方向に搬送され、媒体回服属4
0に回収される。
次に、第8図および第9図を参照しつつ、振込カードT
の処理動作を説明する。この振込カードTは振込カード
収納庫41に収納されており、必要に応じて1枚ずつ取
出され、振込先印字エリア123に磁気情報を記憶して
発行される。一方、利用客が再度振込カードTに記憶さ
れている振込先に振込取引を行う場合には発行された振
込カードTを通帳・カード挿入口3から挿入することに
より、振込先を指定するようになっている。
まず、振込カードTの発行について説明する。
このとき、新覗発行用の未使用の振込カードTは振込先
印字エリア121を上にして振込カード収納庫41に重
ねて収納されている。すなわち、主制御部200は振込
カードTの発行時、モータ(図示しない)を回転するこ
とにより、ツメ58を移動する。このツメ58の移動に
より、振込カードTの端部が押されるとともに可動ロー
ラ38により1通ずつ取出され、ゲート42.46の間
を介して搬送路81に送り込まれる。このとき、たとえ
ば利用者が磁気カードCを利用し、磁気カードCの口座
から振込取引を行っている場合、振込カードTを発行す
る前に磁気カードCを取込み処理を行い、前述したよう
に磁気カードCをジャーナル用IJの下部に退避させて
おく。
上記のようにして発行された振込カードTは、そのまま
通帳・カード挿入口3の方向に搬送される。そして、振
込カードTの後端がカード位置検知器52で検知された
位置を基準として印字ヘラスプリング88の弾性力によ
り可動側板23は底板26から突出した状態となってい
る。これにより、搬送路81は可動側板23と側板22
aとで規定される幅L1のカード搬送路81−が形成さ
れている。そして、振込カードTが印字位置まで搬送さ
れると、印字ヘッド35により振込先情報が記録される
。この振込先情報としては、第7図に示すように、振込
先の銀行名、支店名、口座番号、振込先名、有効期限等
が記録される。この印字が終了すると、振込カードTは
さらに通帳・カード挿入口3の方向に搬送される。する
と、振込ノJ−ドTは搬送されながら磁気ヘッド60に
より磁気ス1−ライプ123に振込情報が記憶される。
この振込先情報としては、振込先の銀行名、支店名、口
座番号、振込先名、有効期限、電話番号等のコード化情
報が記憶される。この場合、記憶する情報量が多いため
、複数のトラックに渡って記憶されている。
上記したように、振込カードTへの印字、磁気記憶が終
了すると、振込カードTは通帳・カード挿入口3から排
出され、利用者に発行される。
次に、上記のようにして発行された振込カードTを用い
て、振込取引を行う場合について説明する。たとえば振
込カードTを受入れる場合、選択シャッタ21は第11
図に示すように、閉状態となっている。このとき、主制
御部200はソレノイド25を励磁していないため、ス
プリング88の弾性力により可動側板23は底板26か
ら突出した状態となっている。これにより、搬送路81
は可動側板23と側板22aとで規定される幅L1のカ
ード搬送路81′が形成されている。そして、利用客に
より通帳・カード挿入口3に振込カードTが投入される
と、その挿入が検知器27bだけを暗にするとともに、
検知器27dで磁気ストライプ110を検知することに
より検知され、主制御部200はソレノオド29を励磁
し、本シャッタ21を開く。すると振込カードTは、ド
ライブローラ82・・・、ピンチローラ83・・・によ
り挟持されて通帳・カード部20の内部に取込まれる。
これにより、取込まれた振込カードTは搬送されながら
磁気ヘッド60により磁気ストライプ123に記憶され
ている振込情報が読取られる。その後、振込カードTは
、通帳・カード挿入口3の方向に搬送され、返却される
か、逆に受入れ方向に搬送され、回収庫40に回収され
る。
上記振込カードTが受付けられると、主制御部200は
磁気123から読取った振込情報内の有効期限が期限内
であるか否かを判断する。このとき、有効期限が期限外
つまり期限切れとして判断した場合、振込カードTは印
字ヘッド35に搬送され、期限切れが印字される。この
印字は、印字ヘッド35のインクリボンを黒から赤に切
換えて印字するようにしても良い。この期限切れの印字
が終了すると、振込カードTはさらに取込み方向に搬送
され、ゲート42を介して回収庫40に回収される。こ
の回収は、振込カードTを発行した時、あるいは有効期
限内の振込カードTを返却した時、利用者による取り忘
れが生じた時も同様に行われる。このような場合、回収
庫40には、利用者が取り忘れた振込カードTと、期限
切れの振込カードTとが混在して回収されるが、取り忘
れた振込カードTは利用者に返却する必要があり、期限
切れの振込カードTは廃棄されるものである。
しかし、期限切れの振込カード下には期限切れが印字さ
れているため、利用者が取り忘れた振込カードTと、期
限切れの振込カートTとが混在して回収されていても、
振込カードTを容易に分類することができる。
次に、このような構成において、第19図(a)〜(h
)に示す、フローチャートを参照しつつ振込動作につい
て説明する。たとえば今、利用客がこの装置の前に立つ
。この時、液晶表示部12には「いらつしゃいませ、お
取扱いをご指定下さい」と表示されるとともに、「出金
、入金、残高照会、通帳記入、振込」の選択キーが表示
されている。
この案内に応じて利用客は「振込」と表示されたタッチ
パネル13の部分を押下げる。これにより、主制御部2
00は次の処理ステップに進むことを。
判断し、液晶表示部12で「カードを入れてください。
現金の場合は、現金キーを押してください」と表示せし
めるとともに、「現金」の選択キーを表示せしめる(S
TI)。ついで、利用客は案内にしたがって、振込する
金額を引き落す口座の銀行カードを持参した場合、通帳
・カード挿入口3に磁気カードCを挿入する。また、カ
ードを持参しない場合は現金による振込として「現金」
と表示されたタッチパネル13の部分を押下げる(S7
2>。これにより、主制御部11は磁気カードCの挿入
を判断しく5T3)、磁気カードCのデータを読取る(
Sr1)。すなわち、磁気カードCは通帳・カード部2
0に取り込まれ、前述した磁気ヘッド50によって磁気
ストライプ110に記憶されている暗証番号、口座番号
などの口座情報が読取られる(Sr1)。上記口座情報
は主制御部200によってチェックされ、カードが正し
くないと判断した場合(Sr5)、主制御部200はエ
ラー処理を行う(Sr6)。また、主制御部200は磁
気カードCが正しいと判断した場合(Sr5)、液晶表
示部12で「あなたの暗証番号を押してください」と表
示せしめるとともに、テンキーと訂正キーとを表示せし
める(Sr7)。
ついで、利用客は案内にしたがって、テンキーが表示さ
れた部分を押下げることにより暗証番号を投入する(S
r1)。この暗証番号の投入により、主制御部200は
暗証番号が一致するか否か判断しく5T9)、一致しな
い場合、暗証再投入処理を行う(ST10)。また、主
制御部200は暗証番号が一致した場合、あるいは上記
ステップ3で現金キーの投入を判断したとき、液晶表示
部1゛2で「お振込金額を押してください」とともに、
テンキーと金額キーとを表示せしめる (ST11)。
ついで、利用客は案内にしたがって、振込金額を投入す
る(ST12)。この投入により、主制御部200は液
晶表示部12で「振込カードを入れてください、または
送り先が登録済みか登録以外かに応じて登録キーあるい
は指定キーを押して下さい」と表示せしめる(ST13
)。ついで、利用客は案内にしたがって振込カードを持
参した場合、通帳・カード挿入口3に挿入し、振込先が
すでに登録されている場合、登録キーを投入し、振込カ
ードでも登録でもない今回新たな指定の場合、指定キー
を押下げる(ST13M。このとき、主制御部200が
振込カードTの挿入を判断した場合(ST14)、後述
するステップ50へ進み、登録キーの投入を判断した場
合 (STI5)、後述するステップ59へ進む。また
、主制御部200が指定キーの投入を判断した場合(S
T15)、主制御部200は液晶表示部12で[振込先
の業種を押してください]と表示せしめるとともに、こ
の時選択される業種としての銀行、クレジット会社、組
合等と、前述した銀行支店名ファイル207の専用ファ
イル212から読み出した特定の銀行名たとえば第2の
銀行名との選択キーを表示せしめる(ST16)。この
案内にしたがって利用客は業種あるいは銀行名を押上げ
る(ST17)。この押下げにより主制御部11が専用
ファイル212から読み出した特定の銀行名の選択を判
断した場合(ST18)、!述するステップ40へ進み
、クレジット会社を判断した場合(ST19)、後述す
るステップ35へ進み、さらに組合を判断した場合(S
T20)、後述するステップ28へ進む。
また、上記ステップ17による押下げにより、主制御部
200が銀行の投入を判断した場合(ST20> 、主
制御部200は液晶表示部12で「送り先の銀行の種類
を押してください」と表示せしめるとともに、都市銀行
、地方銀行相互銀行、信託銀行、信用金庫等の選択キー
を表示せしめる46一 (ST21)。この案内に応じて利用客は、銀行の種類
を押下げる(ST22)。この押下げにより、主制御部
200は液晶表示部12で「送り先の銀行名を押してく
ださい」と表示せしめるとともに、カタカナキー、訂正
キー、完了キーを表示せしめる(ST23)。またこの
とき、主制御部200は上記銀行の種別の選択により汎
用ファイル211の銀行ファイル214内における種類
別の銀行ファイル215の内容たとえば都市銀行の銀行
ごとのデータが読出される。そして、銀行名の1文字が
押下げられるたびに(ST24)、主制御部200は銀
行名をチェックし、それまで入力された文字で限定され
る銀行名が少数に限定され、利用客に一覧表示してもす
ぐに判断できる数(たとえば5件以下)であると判断し
た場合、つまり一覧表示が可と判断した場合(ST25
)、主制御部200は銀行名の次の文字の入力を中止し
、液晶表示部12で「送り先の銀行名を指定してくださ
い」と表示せしめるとともに、種類別の銀行ファイル2
15から読み出した各銀行ごとの銀行名データに基づき
該当する銀行名の選択キーを表示せしめる(ST26)
。すなわち、主制御部200は汎用ファイル211内の
銀行ファイル215から複数の銀行名データ(選択され
た銀行の種類に対応する銀行の一覧)を読み出し、銀行
名の頭文字が投入された場合、主制御部200は銀行フ
ァイル215からの銀行名データを検索し、その検索し
た銀行名を液晶表示部12で表示する。
この案内にしたがって利用客は送り先の銀行名を押下げ
る(ST27)。
また、上記ステップ20で主制御部200が協同組合の
投入を判断した′場合、上述した銀行名の指定と同様に
図示しない協同組合ファイルを用いて組合名が選択でき
るようになっている(ST28〜34)。
さらに、上記ステップ1つで主制御部200がクレジッ
ト会社の投入を判断した場合、上述した銀行名の指定と
同様に図示しないクレジッ1〜会社ファイルを用いてク
レジット会社が選択できるようになっている(ST35
〜3つ)。
−上記ステップ27で主制御部200が個別の銀行名が
投入されたと判断したとき、あるいは前記ステップ18
で専用ファイル212の特定銀行名が選択された場合、
主制御部200は液晶表示部12で「送り先の支店名を
投入してください」と表示せしめるとともに、カタカナ
キー、訂正キー、完了キーを表示せしめる(ST40)
。またこのとき、主制御部200は上記支店名の選択に
より、銀行ファイル215における銀行ファイル216
内の1つの銀行に対する支店ごとのデータが読出される
。そして、支店名の1文字が押下けられるたびに(ST
41)、主制御部200は支店名をチェックし、それま
で入力された文字で限定される支店名が少数に限定され
、利用客に一覧表示してもすぐに判断できる数(たとえ
ば5件以下)であると判断した場合、つまり一覧表示が
可と判断した場合(ST42)、主制御部200は支店
名の次の文字の入力を中止し、液晶表示部12で「送り
先の支店名を指定してください」と表示せしめるととも
に、1つの銀行ファイル216内の支店ごとのデータに
基づき該当する支店名の選択キーを表示せしめる(S’
T43)。すなわち、主制御部200は汎用ファイル2
11内における1つの銀行ファイル216から複数の支
店名データ(選択された銀行に対応する支店の一覧)を
読み出し、支店名の頭文字が投入された場合、主制御部
200は銀行ファイル216からの支店名データを検索
し、その検索した支店名を液晶表示部12で表示する。
この案内にしたがって利用客は送り先の支店名を押下げ
る(ST44)。
また、ステップ34.39でそれぞれ主制御部200が
個別の組合名、個別のクレジット会社名が投入されたと
判断したときも、上述した銀行支店名の選択と同様に協
同組合の支店、クレジット会社の支店が選択されるよう
になっている。
上記した支店名の押下げにより、主制御部200は液晶
表示部12で[送り先の口座番号と預金種目を押してく
ださい]と表示せしめるとともに、テンキー、訂正キー
、普通キー、当座キーを表示せしめる(ST45>。こ
の案内にしたがって、  。
利用客は口座番号、預金種目を投入する(ST46)。
この投入により、主制御部200は本支店でないと判断
した場合(ST47)、液晶表示部12で「受取人名を
押してください」と表示せしめるとともに、カタカナキ
ー、訂正キー、完了キーを表示せしめる(ST48)。
一方、上記ステップ13で利用客が振込カードTを挿入
した場合、主制御部200は振込カードTのデータを読
取るC3T50)。すなわち、振込カードTは通帳・カ
ード部20に取り込まれ、前・述した磁気ヘッド60に
よって磁気ストライプ123に記憶されている振込デー
タつまり振込先の銀行名、支店名、口座番号、振込先名
、有効期限等と振込人の氏名、電話番号が読取られる(
ST50)。上記振込データにエラーが発見されたり、
正しく読めない場合、あるいは有効期限以内か否か等が
主制御部200によってチェックされ、カードが正しく
ないと判断した場合(ST51)、主制御部200は液
晶表示部12で「振込カードを確めて入れ直してくださ
い」と表示するとともド挿入口3から排出〈返却)し、
ステップ13に戻る(ST51−2)。また、主制御1
部200は振込カードTが正しいと判断しく5T51)
、有効期限切れを判断した場合(ST52)、主制御部
200は液晶表示部12で「この振込カードは使用でき
ません」と表示するとともに (ST53)、振込ノJ
−ドTを回収庫40に回収し、ステップ16に戻る( 
S T 54. )。この場合、振込カードTは無効と
判断し、利用客に対して新たに振込先の指定を入ノ〕し
てもらうようになっている。
一方、振込カードTが有効期限以内であると判断された
場合でも(ST52)、その振込カードTの有効期限が
1ケ月以内に切れる場合には、その振込カードTを回収
し、ステップ59へ進む(ST58)。この場合、利用
客が希望すれば新規の振込カードTが再発行される。ま
た、振込カードTが有効期限以内で、有効期限も1ケ月
以上あると判断された場合(ST54)、主制御部20
0は液晶表示部12で[振込カードをお取りく冒μm 
 ・′ LF?’〆い」と表示するとともに(ST56)、振込
カードTを通帳・カード挿入口3から排出(返却)し、
ステップ59へ進む(ST57)。
ここで、振込カードTを回収するとき、振込カードTの
データは正しく読めたが、期限切れまたは1ケ月以内に
期限切れとなるために回収する場合、振込カードTに「
期限切れ」と印字して回収するが、振込カードTのデー
タが正しく読めなかった場合は、その振込カードTを利
用客に返却する。これは、利用客が間違えて振込カード
Tでないカードを挿入した場合、あるいは振込カードT
の挿入方向を間違えて挿入した場合に、再度振込カード
Tの受付ができるようにしたものである。
そして、上記ステップ4.8の案内に応じて完了キーが
押し下げられたとき(ST49)、ステップ47で本支
店と判断した場合、あるいはステップ57.58で振込
カードTが排出、回収された場合、主制御部200は液
晶表示部12で「ただいま、コンピュータ処理中です、
しばらくお待ちください」と表示せしめる(ST59)
。このとき、ホストコンビコータ(図示しない)からの
電文には受取人の店番、口座番号、氏名、住所、電話番
号と複数の振込先情報 (銀行名(カタカナコード)、
支店名(カタカナコード)、口座番号および預金種目な
どからなる)が含まれている。また、主制御部200は
照会電文を送受信し、その結果をジャーナル用紙Jに印
字せしめる(ST60)。
上記照会電文における振込人情報としての金融機関名、
銀行名、支店名は、カタカナコードで送受信されるよう
になっている。ついで、主制御部200は登録を判断し
た場合(ST61 )、液晶表示部12で「受取人を指
定してください」と表示せしめるとともに、表示可能な
複数の氏名を一覧表示せしめる(ST62)。この案内
にしたがって利用客はその一覧表示により振込先を選択
する( S T 63 )。そして、主制御部200が
次の登録キーの投入を判断したどき(ST63−1 )
、次の氏名の一覧の表示が判断され、ステップ62に戻
り次の氏名の一覧に変更して表示を行う(ST62)。
また、ステップ61で主制御部200が登録でないと判
断した場合、あるいはステップ63−1で受取人が選択
された場合、主制御部200は液晶表示部12で「受取
人を確認してください」と表示せしめるとともに、受取
人情報を漢字表示し、さらに確認キー、取消キーを表示
せしめる(Sr64)。この案内にしたがって、利用客
は確認キーあるいは取消キーを押下ける(Sr65)。
そして、主制御部11が取消キーの投入を判断したとき
、取消処理を行う。
ついで、この確認キーが投入されると主制御部200は
磁気カードC1振込カードTの利用を判断し、磁気カー
ドC1振込カードTの利用でないと判断したとき(Sr
66)、主制御部200は液晶表示部12で「お振込人
名を押してください」と表示せしめるとともに、カタカ
ナと振込先の事業所形態を支持するキーとを表示せしめ
る(Sr70)。この案内にしたがって、振込人名と完
了キーを押し下げる(ST7’l)。つぎに、主制御部
200は液晶表示部12で「電話番号を押してください
」と表示せしめるとともに、テンキーを表示ぜしめる(
Sr72)。この案内にしたがつ3)。
また、ステップ66で主制御部200が磁気カードC1
振込カードTの利用を判断した場合、主制御部200は
液晶表示部12で「お振込の内容がよろしければ確認を
押してください」と表示せしめるとともに、振込内容、
取消キー、確認キーを表示せしめる(Sr67)。この
案内にしたがって、利用客は確認キーあるいは取消キー
を押下げる(Sr68)。そして、主制御部200が取
消キーの投入を判断したとき(Sr69)、ステップ7
0へ進み、確認キーの投入を判断したとき(Sr69)
、ステップ73−1に進む。ここで、利用客が磁気カー
ドC1振込カードTを使用した場合、振込人(利用客)
に関する口座情報、氏名が磁気情報どして記憶されてい
るため、利用客は新めて入力する必要がない。すなわち
、磁気カードCを使用した場合は、磁気カードCの磁気
ストライプ110に記憶されている口座情報をセンタに
送信し、その口座番号に対応して記憶されている利用客
の氏名を受信することができる。また、振込カードTを
使用した場合、振込カードTの磁気ストライプ123に
直接利用客の氏名が磁気情報として記憶されているため
、これを読出すことにより、利用客の氏名を入力するこ
とができる。
また、磁気カードCあるいは振込カードTに記憶されて
いる氏名が振込人とは限らないため、ステップ67〜6
9の処理が行われるようになっている。すなわち、たと
えば給与振込が行われている口座の磁気カードCを使っ
て振込を行う場合、磁気カードCの氏名は当然給与を受
ける者となっている。そこで、給与を受取る者の家族の
名前で振込を行う必要が生じた場合等、磁気カードCの
氏名から家族の氏名に変更することができるようになっ
ている。
上記振込内容の確認が行われたところで、主制御部20
0は振込手数料の計算を行う(Sr73−1)。これは
、振込金額、振込先が同一銀行内か、他銀行か等により
手数料が算出される。以上で、振込取引に必要な情報の
入力をすべて完了する。ここで、主制御部200は液晶
表示部12で[お振込の内容がよろしければ確認を押し
てください」と表示せしめるとともに、振込内容、振込
手数料、取消キー、確認キーを表示せしめる(Sr74
)。この案内にしたがって、利用客は確認キーあるいは
取消キーを押下げる(Sr75)。
そして、主制御部200が確認キーの投入を判断し、カ
ードの利用でないと判断した場合(Sr1しければ確認
キーを押してください」と表示せしめるとともに、確認
キーと取消キーとを表示せしめる(Sr81 )。この
案内にしたがって、利用客は紙幣を紙幣挿入口10に挿
入し、硬貨を硬貨投入ロアに投入する(Sr82)。す
ると、紙幣は紙幣人出金部202に受入れられ、鑑査計
数され、硬貨は硬貨人出金部201に受入れられ、鑑査
計数される(Sr83)。このとき主制御部200は入
金額と、振込金額、手数料を加えたものとを比較し、入
金額が振込金額と手数料との和より大きくなった場合(
ST84)、主制御部200はその過剰分の紙幣のりジ
エクトを判断する(ST81−1)。入金額が振込金額
と手数料との和より小さい場合つまり過剰が生じていな
い場合(ST84)、主制御部200は紙幣を順次受入
れる(SR812)。そして、主制御部200は紙幣の
取込みが終了したか否かをチェックしく5R84−3)
 、この取込みが完了していない場合、ステップ83に
戻り、取込みが完了した場合、投入金額が不足している
か否かをチェックする(ST85)。このチェックの結
果、主制御部200が不足金額を算出した場合 (ST
85−1)、主制御部200は液晶表示部12で「入金
額が不足です追加してください」と表示せしめ、ステッ
プ82に房る(ST85−2)。また、ステップ85で
投入金額に不足が生じていない場合、主制御部200は
過剰が生じているか否かをチェックしく5T86)、過
剰が生じている場合、主制御部200は液晶表示部12
で[過剰分を返却します」と表示せしめるとともに、過
剰分の紙幣を紙幣挿入口10に返却する(ST86−1
)。
この案内に応じて利用客は返却された紙幣を受取る(S
T86−2)。
上記ステップ86で紙幣の過剰が生じなかった際、ある
いはステップ86−2の紙幣の取出しが行われた場合、
主制御部200は液晶表示部12で「入金額を確認して
ください」と表示せしめるとともに、入金額、取消キー
、確認キーを表示せしめる(ST87)。この案内にし
たがって、利用客は確認キーを押下げる(ST87−1
>。そして、主制御部200が確認キーの投入を判断し
た場合、ステップ88へ進む。
上記したように、通常の入金取引時の入金制限金額とと
もに、今回の振込金額と手数11との和を振込取引の入
金制限金額以内であることをチェックするとともに、入
金額が振込金額と手数料との和より大きくなった場合、
その過剰分は自動的に返却されるようになっている。こ
れは、偽造紙幣を振込取引に用いて大量の釣銭を引出す
ことにより、真紙幣との交換が行われるのを防止できる
ものである。すなわち、従来の自動取引装置による取引
では、銀行口座を持っている必要があり、銀行カードの
発行するときには、利用者の身元確認のため、銀行カー
ドを郵送するなど行っている。
、 したがって、自動取引装置を利用した犯罪が発生し
た場合は、すぐに利用者の身元が判明してしまう。しか
し、本自動取引装置を利用した振込取引では、不特定の
利用者でも利用することができ、また他の自動販売機等
に比べて取扱う金額が高額となっている。そこで、たと
え小額の振込取引で高額の入金を行い、大量の釣銭を受
けることにより、偽造紙幣を即座に真紙幣に交換するこ
とができてしまう。したがって、これを防止するために
、鑑別計数の途中でも、入金金額が振込金額と手数料と
の和より大きくなった時点から、以降の入金分について
は入金紙幣がそのまま自動的に返却されるようになって
いる。これにより、万一偽装紙幣が入金された場合でも
、被害額を最小限にすることができる。ただし、紙幣と
硬貨の併用の場合には、硬貨に対しては千円以下の端数
分が入金制限類として与えられ、紙幣に対しては振込額
と手数料との和が入金制限類として与えられるようにな
っている。
また、上記ステップ76でカードの利用と判断した場合
、主制御部200は液晶表示部12で[通帳をお入れく
ださい、無い場合は通帳忘れを押してください」と表示
せしめるとともに、通帳忘れキーを表示せしめる(ST
77)。この案内に応じて利用客は、通帳を通帳・カー
ド挿入口3に挿入するか、通帳忘れキーを押下げる(S
T78)。ついで、通帳の挿入が判断された場合(ST
79)、主制御部200は通帳を通帳・カード部20に
受入れ、ステップ88に進む (ST80)。また、ス
テップ7つで通帳忘れキーの押下げを判断した場合、ス
テップ88に進む。
そして、ステップ87−1の処理終了後、あるいはステ
ップ7つで通帳忘れキーの押下げを判断した場合、ある
いはステップ80で通帳の受入れが行われた後、主制御
部200は液晶表示部12で「ただいまコンピュータ処
理中です、しばらくお待ちください」と表示せしめる(
ST88)。
また、主制御部200は振込電文を送受信し、その結果
を前述した印字装@93を用いてジャーナル用紙Jに印
字せしめる(ST89)。この印字の終了に応じて主制
御部200は、釣銭があるか否かを判断する(ST90
)。そして、主制御部200が釣銭のありを判断した場
合、主制御部200は液晶表示部12で「紙幣、硬貨を
それぞれの受取口からお受取りください」と表示せしめ
るとともに、釣銭金額を表示せしめる(ST91)。
このとき、主制御部200は紙幣人出金部202を作動
して紙幣挿入口10に釣銭紙幣を放出せしめ、硬貨入出
金部201を作動して釣銭放出口8に釣銭硬貨を放出せ
しめる(ST92)。この放出により利用客は釣銭を受
取る(ST93)。この釣銭の受取りが終了したとき、
あるいはステップ9oで主制御部200が釣銭無しを判
断したとき、主制御部200は振込先が登録されていた
か、振込カードを使用していたか、振込カードが回収済
みかをそれぞれをヂエックする(ST9/I、95.9
6)。
ここで、振込先が登録でなく、振込カードTを使用しな
かった場合、あるいは振込カードTが回収済みの場合、
主制御部200は液晶表示部12で1振込カードを発行
しますか」と表示せしめるとともに、発行、不要キーを
表示せしめる(ST97)。この案内に応じて利用客は
発行キーあるいは不要キーを押下ける(ST98)。そ
して、主制御部200が発行キーの押下げを判断した場
合(ST99)、主制御部200は通帳・カード部20
によって振込カードTを発行ゼしめる(STl 00)
。これにより、前述したように通帳・カード部20が新
規の振込カードTを発行し、通帳・カード挿入口3から
排出せしめる。このとき、主制御部200は液晶表示部
12で「振込カードをお取りください」と表示せしめる
 (ST101)。この案内に応じて、利用客は振込カ
ードTを通報・カード挿入口3から取出して受取る(S
T102)。この取出しに応じて、上記ステップ94で
振込先が登録を判断した場合、上記ステップ96で振込
カードTが回収済みでないと判断した場合、あるいは上
記ステップ9つで不要キーの押下げを判断した場合、主
制御部200は液晶表示部12で′「通帳またはレシー
トをお取りください」と表示せしめるとともに(ST1
03)、通帳あるいはレシートRを通帳・カード挿入口
3から排出せしめる(ST104)。これにより、利用
客は通帳PあるいはレシートRを受取る(ST105)
。この受取りに応じて、主制御部200は磁気カードC
を用いたか否かを判断しく5T106)、磁気カードC
を使用しなかった場合、振込処理を終了する。また、主
制御部200は磁気カードCを使用した場合、液晶表示
部12で「カードをお受取ください」と表示せしめると
ともに(ST107)、通帳・カード挿入口3から磁気
カードCを放出せしめる(ST108)。これにより、
利用客は放出された磁気カードCを受取り(ST109
)、振込処理を終了する。
なお、前記実施例では、表示部として液晶表示65一 部を用いたが、これに限らずCRTディスプレイを用い
るJ:うにしても良い。また、金融(入間として郵便局
を用いるようにしても良い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、利用者の視線が
ずれていても誤入力を防止することができる入力装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は自動
取引装置の外観斜視図、第2図は液晶表示部の表示例を
示す図、第3図はタッチパネルと液晶表示部の構成を説
明するための図、第4図はタッチパネルの透明電極を説
明するための図、第5図は通帳の構成を示す図、第6図
は磁気カードの構成を示す図、第7図は振込カードの構
成を示す図、第8図および第9図は通帳・カード部の構
成を説明するための図、第10図および第11図は選択
シャッタを説明するための図、第12図は可動側板と側
板との関係を説明するための図、第13図はエンボス台
の移動状態を説明するための=66− 図、第14図は表紙の頁捲りを説明するための図、第1
5図は全体の構成を説明するためのブロック図、第16
図および第17図はデータファイルの記憶例を説明する
ための図、第18図は銀行支店ファイルの検索手順を示
すフローチャート、第19図は振込動作を説明するため
のフローチャートである。 3・・・通帳・カード挿入口(媒体受入口)、11・・
・斜め操作部、12・・・液晶表示部、13・・・タッ
チパネル、P、P−・・・通帳、C・・・磁気カード、
T・・・振込カード、dl・・・透明電極、d2・・・
透明電極、21・・・選択シャッタ(第1のシャッタ)
、22a、22b・・・側板、23・・・可動側板、2
5.29.30・・・ソレノイド、26・・・底板、2
8・・・本シャッタ(第2のシャッタ>、27a、27
b、27C127d・・・検知器、31.50.60・
・・磁気ヘッド、39・・・新通帳収納庫、40・・・
回収庫、41・・・振込カード収納庫、81・・・搬送
路(第1の搬送路)、81a・・・カード搬送路(第2
の搬送路)、85・・・取付はアーム、86.87・・
・支持アーム、101−ず・表(紙、103.110.
123・・・磁気ストライプ、104・・・印字ページ
、105・・・頁マーク、200・・・主制御部、20
1・・・硬貨人出金部、202851紙幣人出金部、2
03・・・接客操作部、207・・・銀行支店名ファイ
ル、208・・・累計メモリ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図 第11 図 第12図 第14図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)操作入力の指示を表示する表示部と、この表示部
    の表面に配設され、その表示部の表示より広い範囲を許
    容入力範囲とするタッチパネルと、このタッチパネルの
    許容入力範囲による入力によりその範囲に対応する表示
    部の表示を指示したことを判別する判別手段とを具備し
    たことを特徴とする入力装置。
  2. (2)前記タッチパネルの隣同士の許容入力範囲の間に
    不感帯を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の入力装置。
JP59204482A 1984-09-29 1984-09-29 入力装置 Pending JPS6182223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59204482A JPS6182223A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59204482A JPS6182223A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6182223A true JPS6182223A (ja) 1986-04-25

Family

ID=16491252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59204482A Pending JPS6182223A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6182223A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63247819A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> タツチパネル入出力装置
JPH01131917A (ja) * 1987-11-18 1989-05-24 Hitachi Ltd タッチパネル入力装置
JPH0224855U (ja) * 1988-08-03 1990-02-19
US5189732A (en) * 1987-11-18 1993-02-23 Hitachi, Ltd. Touch panel input apparatus

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