JPS6181305A - 自動倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ 産１−ヒＷ責一 本発明は、中に回転ラックを配備した自動倉庫に関する
ものである。

従遂！ｌ支菫− 近年、物流の近代化に伴って材料や製品を効率良く格納
すると共に能率的に出し入゛れすることの出来る自動倉
庫が広く利用されるようになってきた。

また最近、小さくて軽く片手でつかめる程度のパッケー
ジ食品を各メーカーから搬入して仕分は整理し、コンビ
ニエンス・ストア等の各店舗に配送するための配送セン
ターが建設されるようｉこなってきで、ここでも上記自
動倉庫が採用されるようになってきた。

明が　　しようとする、Ｉｒ：ｆ しかしながら、上記のような配送センターが扱うパッケ
ージ食品は、その種類が非常に多いだけでなく、例えば
冷凍食品とかチルド食品とか高温食品等のようにその保
存温度の異なるものが多く、従来の配送センターにある
自動倉庫では処理出来ない欠点があった。

本発明は、上記従来の自動倉庫の欠点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、投入装置や
ピッキングステージタン等の処理システムを変更するこ
となく、保存温度の異なる多くのパッケージ食品を同時
に格納して平行処理することのできる自動倉庫を提供す
るにある。

［発明の構成］ σを　−するための一 本発明の回転ラック倉庫は、壁により外部と隔てられた
倉庫内を隔壁により複数の室に区画し、各々の室内に回
転ラックを配備すると共に各室内の温度を各々別々に設
定維持するようにしたことを特徴とするものである。

艮１匠 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は、パッケージ食品中の例えば冷凍食品、チルド
（冷温）食品、常温食品、高温食品等を各メーカーや問
屋から底の浅いプラスティック容器（以下）−）１と称
する）に入れて入荷し、これを各店舗の注文別に仕分け
て各配送方面別に整理し、配送するための配送センター
を示すもので、１は倉庫であって、第２図に示すように
隔壁１ａにより４つの室ＩＡ〜ＩＤに区画されている。

各室ＩＡ〜ＩＤ内には例えば１８４個のラックから成る
３段の回転ラック２が設置されていて、左右両方向に回
転できるようになっており、それぞれの回転ラック２は
独立して回転駆動されるようになっている。

上記４つの室１Ａ〜１Ｄのうち、例えば最上段の室ＩＡ
にある回転ラック２には５０〜９０°Ｃで保温されるト
ンカッやコロッケ等の高温食品が、２段目の室１Ｂにあ
る回転ラック２には常温食品が、３段目の室１Ｃにある
回転ラック２には０〜４℃程度で保温されるハンペンや
生めん等のチルド食品が、最下段の室ＩＤにある回転ラ
ック２には冷凍食品が、それぞれ投入されるようになっ
ている。

上記倉庫１の左端側には入庫口１１〕が開設されていて
、その外側にスクッキングマシーン３が設置されている
。該スクッキングマシーン３は、第３図（Ａ）に示すよ
うに、３段に山積みしたトートｔの各段を各々独立的に
上昇せしめ、各段のトートｔを同じ室に配備されている
３段の回転ラック２の各段に対応させて位置合わせをし
、第３図（Ｂ）に示すように一度に投入するようにした
装置である。尚、上記）−）１の投入は、１２段分を一
度に行っても良い。

上記スクッキングマシーン３と搬入用デートＡ及びＢの
間にはローラコンベヤ４が設置されてしする。

一方、上記倉庫１の右方部−側にはピッキング間口ＩＣ
が開設されている。該ピッキング間口ＩＣは、第４図に
示すように、同じ高さに２箇所ずつ４Ｆｉの合計８箇所
に開設されていて、第５Ｂ図から明らかなように各々の
ピッキング間口ＩＣには、３段分の回転ラック２が臨む
ようになって（する。

該ピッキング間口ＩＣの外側にはピッキングステージ５
ン５が設けられていて、その上でピッカーＰと称する作
業具が仕分は作業をするようになっている。従って、−
人のピッカーＰは３段分の回転ラック２を受は持つこと
になる。

第５Ｂ図からも明らかなように、上記ピッカーＰを間に
して上記ピッキング間口ＩＣの反対側には上から食品詰
め合せトートの送出用ローラコンベヤ６、詰め合せ電空
トートの供給用ローラコンベヤ７及び使用済み空トート
の回収用ローラコンベヤ８が配置されている。

第４図に示すように、上段の送出用ローラコンベヤ６（
合計４本）は左端に配置されたスラットエレベータ９に
接続されていて、各ピッキングステーション５から搬送
されてくる食品詰め合せトートｔを該スラットエレベー
タ９によりその下端部に順次降ろすようになっている。

第６図に示すように、上記六ラットエレベータ９の下端
部にはローラコンベヤ１０が接続されていて、降ろされ
た）−）１を順次左方のスラットエレベータ１１の下部
に送込むようになっている。

該スラットエレベータ１１にはローラーコンベヤから成
る４ｙ、のソーターコンベヤ１２ａ〜１２ｄが並列に接
続されており、それらの他端側は別のスラットエレベー
タ１３に接続されている。該スラットエレベータ１３の
下端部には出荷デー）Ｃ及びＤに連絡するローラコンベ
ヤ１４が接続されてい−で、その途中にパレタイザ−１
５が配置されている。該パレタイザ−１５は１トートず
つ流れてきたトートを１２段に山積みして流す装置であ
る。

また、第５＾及び５Ｂ図に示す下段の回収用ローラコン
ベヤ８（合計４本）は、第４図から明らかなように右端
に配置されているスラットエレベータ１６に接続されて
いて、各ピッキングステーション５で前記回転ラック２
がら回収されて搬送されてくる使用済み空）　−）　１
．を、該スラットエレベータ１６によりその下端に降ろ
すようになっている。該スラットエレベータ１６の下端
部にはローラコンベヤ１７が接続されていて、降ろされ
たト−）１を洗浄８２１８並びに乾燥機１９に送るよう
になっている。

上記乾燥機１９の出口にはローラコンベヤ２０が接続さ
れていて、スラットエレベータ２１の下端部に洗浄乾燥
された新しい空）−）１を供給するようになっている。

該スラットエレベータ２１は供給された空）−）１を上
昇せしめて、第４図に示すように各中段の空トート供給
用ローラコンベヤ７に分配するようになっている。

２２は空）−）１を保管しておくストックヤードであっ
て、双方向移動が可能な５条のローラコンベヤ２３が敷
設されている。該ストックヤード２２の補給口２２ａに
はデパレタイザ−２４が配置されていて、ストックヤー
ド２２内で山積みされている空）−）１を１個ずつロー
ラーコンベヤ２０に送り出すようになっている。尚、該
ストックヤード２２からの空）−）１は、洗浄機１８（
乾燥機１つ）から優先的に供給される空トート１が節句
れた時にのみ上記スラットエレベータ２１に補給される
ようになっている。

第１図において、Ｅ及びＦは各店舗から持ち帰った空）
−Ｈを搬入するゲートである。該デートＥ、Ｆから搬入
された空）−）１はローラコンベヤ２５を通って洗浄機
１８に移送される。また、ピッキング作業を休止してい
る場合には、洗浄機１８からの空）−）１はスラットエ
レベータ２１方向へ流れないで、ストックヤード２２内
に送られる。

上記ストックヤード２２の反対側にはトート送出口２２
Ｊが設けられ、ローラーコンベヤ２６を通って前記ロー
ラコンベヤ１４に連絡されている。

第７図はコンピュータ制御によるシステム構成を示す図
であって、２７は配送センターの事務所に設置されてい
るミニコンピユータであり、ＣＲＴディスプレイ、キー
ボード、プリンタ、フロッピィディスク、固定デスク等
の周辺機器を備えている。

２８はマークリーグであって入荷用デートＡ。

Ｂ位置に備えられ、入荷情報を上記ミニコンピユータ２
７に入力するようになっている。

２９はバーコードリーグであって、上記スタッキングマ
シン３、ピッキングステーション位置のローラコンベヤ
６及びスラットエレベータ１１　％に備えられていて、
移送中の）−）１のバーコードＮｏ、を読み取り、ミニ
コンピユータ２７による制御のためのトート情報を入力
するようになっている。

３０はピッキングガイダンス用のＣＲＴディスプレイ、
３１は出荷伝票打出し用のプリンタ及び３２は７ツトス
イツチであって各ピッキングステーション位置に１台ず
つ備えられており、リンク３３を介して上記ミニコンピ
ユータ２７に接続されている。　　゛ ３４はマイクロコントローラであって、１２段の各ロー
タリーラック２、スラットエレベータ１１及び１３等の
各アクチュエーターに接続され、ミニコンピユータ２７
からの指令により上記各アクチュエータを駆動制御する
ようになっている。

３５は案内表示である。

赴−胆 次に、上記実施例の設備を使って保存温度の異なるパッ
ケージ食品を仕分けし、その詰め合せトートを各店舗配
送方面別に整理する作業について説明する。

まず、センターは各店舗から注文を受ける。注文の内容
としては、店舗名並びに例えばトンカッ、ハンヘン、冷
凍魚等のパッケージ食品のコードＮｏ、及びそれらの数
量を電話で受け、直ちにミニコンピユータ２７に入力す
る。総ての注文データの入力が完了すると、各パッケー
ジ食品を納品する各問屋やメーカー別に分類、集計して
電話にて発注すると同時に注文伝票をプリントアウトす
る。

注文を受けた各問屋やメーカーは、必要なパッケージ食
品の種類とその数量を取揃え或いは製造して、１つの１
−トｔには同一種類のパッケージ食品を詰めて納品する
。この際、納品伝票はマークシートを用い、これに問屋
又はメーカーのコードＮｏ、））ｔのコードＮｏ、　に
対応させたパッケージ食品のコードＮｏ、　とその数量
、及び出荷年月日等を手で記入する。）−）１は１２段
を１山車位としてトラックに積み込まれセンターへ出荷
される。尚、上記マークシートは運転手が持参する。

センターに到着したトラックは、受付開始時間になった
ら案内表示３５に従って入荷用デートＡ。

Ｂに横付けされ、その運転手が持参してきたマークシー
トをマークリーダ２８に挿入すると共に、それに対応し
たトートシを３段単位にしてローラコンベヤ４からスタ
ッキングマシン３へ送る。該スタッキングマシン３は第
３図（Ａ）に示すように各）−１−ｔを垂直に持ち上げ
て、各室１Ａ〜ＩＤの３段の回転ラック２の高さ位置に
それぞれ一致させ、第３図（Ｂ）に示すように一度に投
入する。

該スタッキングマシン３にはバーコードリーグ２９が配
置されていて、各）−１−１のコードＮｏ。

が読み取られ回転ラック２のどの位置に投入されたかを
ミニコンピユータ２７に記憶させる。尚、この）−）１
の投入時には回転ラック２のラックは総て垂直方向に一
致させて同期的に回転されるようになっている。

このようにして、総ての実画）−）１の投入が完了する
と、コンビーユータ２７には、どのラック２にどのトー
ト【が載置されていて、そのトートｔの中にはどのよう
な種類のパッケージ食品が何個入っでいるかがミニコン
ピユータ２７に総テメモリーされる。尚、荷降ろしたト
ラックはデー）　Ｃ，Ｄに移り、納入した実画）−）１
の数と同じ数だけの空）−）１を搭載して問屋あるいは
メーカーに帰る。

回転ラック３への投入が完了すると、次にピッキング作
業に移る。前述のように各ピッキング間口１ｃには３段
分のロータリーラック２が臨んでいて、ここを−人のピ
ッカーＰが受は持つようになっている。まず、ローラコ
ンベヤ７により供給されてくる洗浄済みの空）−）１を
ピッカーＰがローラコンベヤ６上に移載すると、該）−
１−ｔの側面にあるバーコードがバーコードリーグ２９
に読取られてミニコンピユータ２７に記憶される。

一方、ミニコンピユータ２７及びマイクロコントローラ
３４からの指令により回転ラック２が回転駆動されて、
ピッキングすべきパッケージ食品の入った実画）−）１
がピッキング間口１ｃまで移送されて来ると同時に、ピ
ッキング指示用ＣＲＴディスプレイ３０によりピッキン
グすべきパッケージ食品の種類とその数が表示されるの
で、ピッカーＰはこの指示に従って必要なパッケージ食
品を指示された数だけピッキングしてローラコンベヤ６
上の上記中）−）１に詰み込み、終ったら７ツトスイツ
チ３２を押して次の指示を待つ。このピッキング作業の
間にも、ミニコンピユータ２７は既に別の段の回転ラッ
ク２を回転させていて、次にピッキングすべきパッケー
ジ食品の入った実画ト−）１を予めピッキング間口１ｃ
にまで移動させておくようになっていて、作業の効率化
が図られている。従って、ピッカーＰは７ツトスイツチ
３２を押すと同時に又はそれほど待機することなく、Ｃ
ＲＴディスプレイ３０により続いてピッキングすべき食
品の種類とその数の指示を受け、速やかにピッキングす
ることができる。このように、ＣＲＴディスプレイ３０
からの指示に従って最初の）−）１への詰め合せ作業が
完了したら、プリンタ３１で出荷伝票が打ち出され、ピ
ッカーＰはこれをちぎって上記詰め合せ）−）１に入れ
てローラコンベヤ６により送り出す。

ピッカーＰはローラコンベヤ７から次の空トートｔを取
出して再び上記ローラコンベヤ６上に置き、次の詰め込
みの用意をすると共に、ミニコンピユータ２７の指示に
従って上記と同様のピッキング作業を繰り返す。尚、ピ
ッキング作業中に回転ラック２の）−）１が空になった
ら、ピッカーＰが随時取り出してローラコンベヤ８上に
移載して、洗浄機１８に送る。

数種のパッケージ食品が詰合された）　−）　１（総て
同種のパッケージ食品が詰め合わされている場合もある
）は、スラットエレベータ９により一旦下に降ろされて
から、ローラコンベヤ１０を介してスラットエレベータ
１１に送られるが、該ローラコンベヤ１０上には８人の
ピッカーＰからのト−）１が随時送られで来るため、各
詰め合せトートｔは店舗別、配送方向別に整理されてい
ないランダムな状態で流されて米る。従って、スラット
エレベータ１１の下端部に）−）１のバーコードを読み
取るためのバーコードリーダ２つを備えておいて、送り
込まれて米る各）−）１のコードＮｏ。

を読み取り、マイクロコントローラ３３の指示により配
送すべき店舗別に４段のソーターコンベヤ１２ａ〜１２
ｄのいずれかに振り分けられる。

店舗別に分けられた）−）１は、続くスラットエレベー
タ１３により予め決められた配送ルートの店舗類に虫と
めて取り込まれて、ローラコンベヤ１４に送られるよう
になっている。該ローラコンベヤ１４の途中にはパレタ
イザ−１５が設けられていて店舗別、方面別に整理され
た）−Ｌｔを自動的に積み重ね、案内表示装置３５の指
示に従って出荷デー）　Ｃ，Ｄで待機しているトラック
に積み込まれる。

改１迂 上記実施例では保温別に分けた４種類のパッケージ食品
について説明したが、本発明はこれに限定するものでは
なく、保温の温度が異なるパッケージ食品を同時に扱う
倉庫であれば何種類でも良く、その保存温度もそれぞれ
の食品に適した温度であればよいが、低温の室は下方に
高温の室は上方に配置するのが好ましい。

上記回転ラックは縦型であってもよく、またそのラック
数や段数は配送センターの規模に応じて適宜設定すれば
よい。従って、１人のピッカーが受は持つ回転ラックの
段数も規模に応じて設定し得るものである。

また、上記実施例ではピッカーへの指示手段がＣＲＴデ
ィスプレイとなっているが、音声による指示やプリンＦ
アウトしたもの、あるいはこれらの組み合わせ等、要す
るにミニコンピユータからの指令によりピッカーに指示
内容を伝達し得るものであればよい。

更に、ソータコンベヤの数も上記実施例１こ限定するも
のではなく、配送先の店舗数や処理トートの量に応じて
設定すればよい。

［発明の効果］ （１）倉庫を隔壁により複数の室に区画したので、それ
ぞれの室の保存温度を独立して設定維持させることが出
来る。

（２）区画された各室にそれぞれ回転ラックを配備する
ようにしたので、パッケージ食品の入出庫口が一定して
おり、そのための荷投機械を倉庫内で移動させる必要が
なく、各室をコンパクトで完全に独立した保存室とする
ことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の自動倉庫を装備した配送セ
ンターの平面配置図、第２図は第１図■−ｎ線に沿った
断面図、第３図は第１図■−■線に沿った断面図、第４
図はピッキングステーション全体の正面図、第５八図は
ピッキングステーションの拡大正面図、第５Ｂ図は第５
八図のＶ−Ｖ＃Ｘに沿った断面図、第６図はソータシス
テムの側面図、第７図はコンピュータ制御によるシステ
ム構成を示す図である。 １・・・倉庫、１ａ・・・隔壁、１Ａ〜ＩＤ・・・室、
１１）・・・入庫口、１ｃ・・・ピッキング間口、２・
・・回転ラック、３・・・スクッキングマシン、５・・
・ピッキングステーション、Ｐ・・・ピッカー、ｔ・・
・トート。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 壁により外部と隔てられた倉庫内を隔壁により複数の室
   に区画し、各々の室内に回転ラックを配備すると共に各
   室内の温度を各々別々に設定維持するようにしたことを
   特徴とする自動倉庫。