JPS6166292A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS6166292A
JPS6166292A JP59187905A JP18790584A JPS6166292A JP S6166292 A JPS6166292 A JP S6166292A JP 59187905 A JP59187905 A JP 59187905A JP 18790584 A JP18790584 A JP 18790584A JP S6166292 A JPS6166292 A JP S6166292A
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JP
Japan
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transistor
memory cell
circuit
word line
voltage
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Pending
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JP59187905A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nakano
哲夫 中野
Yukio Kato
行男 加藤
Kazuyasu Akimoto
秋元 一泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、半導体集積回路技術さらには半導体記憶装
置に適用して特に有効な技術に関し1例えば半導体記憶
装置におけるデータの書込み方式に利用して有効な技術
に関する。
[背景技術] 例えばバイポーラトランジスタからなるフリップフロッ
プ回路をメモリセルとするスタティックRAM (ラン
ダム・アクセス・メモリ)におけるデータの書込み回路
として1本出願人は先に第1図に示すような回路を提案
した(特願昭58−151551号)。
同図には、書込み回路WAとともに、読出し回路SAお
よびメモリセルMCの一例が示されている。すなわち、
この回路においては、ワード線Wおよびデータ線り、D
の非選択状態では、定電流源工、によってメモリセルM
Cを引いてスタンバイ電流Istを流してやることによ
り、データを保持している。このとき、メモリセルMC
内゛のノードn1もしくはn2の一方は、高いレベルV
c、に、また他方は低いレベルVcmにされている。
そして、読出し時には外部から書込み回路WAに入力さ
れるライトイネーブル信号W1がハイレベルにされるこ
とにより、書込み回路WRのカレントスイッチ回路を構
成するトランジスタQ w 1がオンされて、エミッタ
フォロワ用トランジスタQ W 41 Q w Bのベ
ース電位が抵抗R3における電圧降下によって決まるよ
うなレベルにされる。
これによって、トランジスタQ W 4とQ W sの
エミッタからメモリセルMC内のノードnl+n2のレ
ベルVCユとV c □の中間の電位の電圧が基準電圧
V r e fとして、メモリセルを構成するトランジ
スタQl、Q2とECL回路を構成するように接続され
たトランジスタQ3とQ4のベースに供給される。
そのため、ワード線の駆動トランジスタQxによって、
ワード線WがV c 1よりも高い電位に立゛ち上げら
れ、かつYデコーダの出力信号YによりYスイッチYS
がオンされると、定電流源I2を工3によってデータ線
り、Dが引かれて、メモリセルMC内からは基sg圧V
 r e fよりも電位の高い側のノードn、からデー
タ、iDへ電流が流れ、他方のデータ線百には、読出し
回路SA内からトランジスタQ3を通って電流が流され
る。
このとき、トランジスタQ4はカットオフされているた
め、データ線り、Dのいずれに向かって読出し回路SA
内から電流が流れ出すかを読出し回路SAが検出して、
トランジスタQs1.Qs2のエミッタから相補読出し
データD O* D Oを出力して、図示しない出力バ
ッファ回路へ供給する6 一方、データ書込み時には、先ずワード線駆動トランジ
スタQxによって、ワード線Wの電位VXが、第2図に
示すようにVXLからvXRに向かって上昇される。す
ると、これに応じてスタンバイ電流Istが増加され、
メモリセルMC内のノードn1yn2の電位Vc1 、
Vcmも上昇され、Vclは読出し基準電圧V r e
 fよりも高く。
Vc(、はこれよりも低いレベルに持ち上げられる。
続いて、Yデコーダによって相補データ線り、Dが選択
されると、データ線り、Dの電位がハイレベルからロウ
レベルに立ち下がり、これに伴なってメモリセルMC内
のノードn1tn2の電位も多少下がるが、基準電圧V
 r e fが両者の電位の中間になるような読出し状
態にされる。
また、書込み時には、外部から書込み回路WAに供給さ
れるライトイネーブル信号WEがロウレベルにされるこ
とにより、トランジスタQ W 1がカットオフされて
いる。そのため、上記のごとくワード線Wが選択レベル
V X Rにされて、ノードn1wn2の電位が持ち上
げられている状態で、外部から入力されたデータに基づ
いて形成された相補入力データDi、Di°が、書込み
回路WA内のトランジスタQw1とエミッタカップル接
続されたトランジスタQW2 + 0w3のベースに供
給される。すると、ベース電位の高い側のトランジスタ
にのみ電流が流され、他方には流されないことによって
、エミッタフォロワ用トランジスタQw4 y Q w
 6の一方のベース電位のみが読出し時よりも低くされ
る。こ九によって、トランジスタQw4とQw6のエミ
ッタ電圧は、一方が基準電圧Vrefと同じ電圧(VW
R)で、他方はメモリセル内の低い側の電位Vcmより
も低い電圧■WLになる。
従って、例えばノードn1の電位がノードn2の電位よ
りも高い状態で、トランジスタQ w 6のベース電位
が低くなるような入力データDi、Diが供給されたと
仮定すると、データ線りに接続されたトランジスタQ4
のベースには、データ線りに接続されたメモリセル内の
トランジスタQ1のベース電位を与えるノードn2の電
位Vcmよりも低い電圧VWLが印加される。そのため
、トランジスタQ、にコレクタ電流が流れ始めてノード
n、の電位が下がるので、トランジスタQ2のベース電
位が低くなってカットオフの方向へ移る。
すると、トランジスタQ2のコレクタ電流が減少してノ
ードn2の電位が高くなる。ノードn2の電位が高くな
るとトランジスタQ2のコレクタ電流が更に増加してフ
リップフロップ回路の反転が起きる。
以上のようにして、第1図のバイポーラ型スタティック
RAMでは、メモリセル内の低い側のノードのレベルよ
りもさらに低い電圧VWLを、相補データ線り、Dに接
続されメモリセル内のトランジスタQl、Q2とECL
回路を構成するトランジスタQ3.Q4の一方のベース
に供給することにより、フリッププロップを反転させて
メモリセルヘの書込みを行なうようにされていた。従っ
て、上記のような専込み方式では、トランジスタQ3.
Q4のベースに印加される低い書込み電圧vwLを、メ
モリセル内の低い側のノー、ドの電位vcoよりも下げ
てやる。つまり、ワード線の選択レベル(ハイレベル)
をVXRとすると、VxR−VWL>ΔV c □  
(= V x RV c □ )なる条件を満たす必要
がある。
また、上記書込み動作の場合、トランジスタQ3、Q4
の一方のベースに印加される書込み電圧VvLが、上記
メモリセルMCと同一のデータ線り、D上に接続されワ
ード線が非選択レベル(ロウレベル)VXLにされるこ
とにより、非選択状態にされているメモリセル内のノー
ドの電位よりも低くなると、非選択のメモリセルにも反
転が生じ誤書込みされるおそれがある。これを防止する
には、トランジスタQ3.Q4のベースに印加される電
圧VWLがワード線の非選択レベルV X Lよりも高
いこと、すなわちV W L −V x L、) 0な
る条件を満足しなければならない。
上記2つの条件式、V x H−V W L、>ΔVc
とV w L −V X L、> Oを加えることによ
り、ワード線の振幅ΔVxに関する条件式、ΔV x 
== V xR−V X L>ΔV c □が得られる
この条件式からも分かるように、従来の書込み方式を適
用したバイポーラ型スタティックRAMでは、非常に大
きなワード線の振幅を必要とする。
また、ワード線の振幅が大きいと、データ線の振幅も大
きくなければならない。その結果、ワード線の立上がり
時間が長くなってメモリの高速化が妨げられているとと
もに、メモリセルの駆動振幅が大きいためセルのノイズ
マージンが減少すると・いう問題点があることが本発明
者によって明らかにされた。
[発明の目的] この発明は、高速化可能なバイポーラ型のスタティック
RAMを提供することにある。
この発明の他の目的は、メモリセルのノイズマージンの
良好なバイポーラ型スタティックRAMを提供すること
にある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては1本明#l書の記述および添附図面から明かに
なるであろう。
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、バイポーラ型スタティックRAMにおいて、
例えばメモリセルとして、ショットキ・バリヤ・ダイオ
ードとこれに直列接続された抵抗を有するフリップフロ
ップ回路を用いるとともに。
相補データ線に接続され、読出し時に読出し基準電圧が
印加されるようにされたトランジスタと別個に設けられ
た同じようなトランジスタのベースに、読出し基準電圧
よりも高い電圧を印加させることで、選択されたメモリ
セルを反転させてデータの書込みを行なえるようにする
ことによって。
ワード線の振幅を小さくできるようにして、アクセスタ
イムおよびメモリセルのノイズマージンを向上させると
いう上記目的を達成するものである。
以下この発明を実施例とともに詳細に説明する。
[実施例] 第3図は、本発明をバイポーラ型スタティックRAMに
適用した場合の要部の回路構成の一実施例を示す、同図
のRAMは、公知の半導体集積回路技術によって、単結
晶シリコンのような一つの半導体基板上において形成さ
れる。
メモリセルMCは、その一つが具体的回路として示され
ているように、ワード線Wに負荷抵抗R4、R5と、こ
れを介してコレクタが接続され、かつそのベース、コレ
クタ間が互いに交差的に結線された駆動トランジスタQ
1.Q2と、E記負荷抵抗R4,R5と並列に接続され
たショットキ・バリヤ・ダイオード5BD1,5BD2
およびこれと直列接続された抵抗R6,R7とによって
、フリッププロップ回路に構成されている。
上記駆動トランジスタQl、Q2は、特に制限されない
が、マルチ・エミッタ構造とされ、一方のエミッタは共
通化されてスタンバイ電流1stを流す定電流源■1に
接続されている。上記トランジスタQl、Q2の他方の
エミッタは、それぞれ一対のデータ線(もしくはディジ
ット線)D。
Dに接続されている。
上記トランジスタQ1.Q2のコレクタに、負荷抵抗R
4,R5と並列にショットキ・バリヤ・ダイオード5B
D1−3BD2および抵抗R6゜R7を接続してなるメ
モリセル構造については、本出願人によって既に提案さ
れている。このようなメモリセル構造を採ることによっ
て、スタンバイ時(保持状態)における保持電流1st
の微小化と読出しの高速化が可能にされている。
すなわち、第1図に示されているような構造のメモリセ
ルでは、読出し速度を速くするため、読出し電流Irを
増加させると、トランジスタQ2(Ql)のベース電流
が増加して高い側のノードnz  (R2)の電位が下
がって行き、ある程度まで下がるとショットキ・バリヤ
・ダイオードSBD 1  (S B D 2 )によ
って電位がクランプされるため充分な読出しレベル差が
得られなくなる。これに対し、上記実施例のような構造
のメモセル(第3図)では、ショットキ・バリヤ・ダイ
オードS B D 1  (S B D 2 )と直列
に抵抗R6(R))が接続されているため、大きな読出
し電流丁「を流したときでも充分な読出しレベル差が得
られるようになる。これによって、スタンバイ電流Is
tを低減して低消費電力化を図るとともに、読出し電流
Irとスタンバイ電流Istとの比を大きくして、読出
しの高速化ができるようになっている。
上記代表として示されているメモリセルMCを中心とし
て、複数個の同様なメモリセルが、上記ワード線Wを共
通として横方向に配列され、また。
縦方向にも複数個の同様なメモリセルが、データ線り、
Dを共通として配列されている。このような列2行にm
Xn個のメモリセルがマトリックス状に配置されること
により、メモリアレイM−ARYが構成されている。
代表として示された上記ワード線Wは、Xアドレスデコ
ード信号Xを受けて動作されるワード線駆動トランジス
タQxによってその選択/非選択が行なわれる。このX
アドレスデコード信号Xは、図示しない適当な回路装置
から供給されるアドレス信号AxをデコードするXデコ
ーダX−DECによって形成される。
一対のデータ@D、Dは、カラムスイッチとしてのトラ
ンジスタQ y e Q yを介して、他のデータ線に
対しても共通に設けられた定電流源I2+13に接続さ
れている。上記定電流源I2* I3は、ベースに定電
圧V B 2が印加され、エミッタ抵抗Re2.Re3
が設けられたトランジスタQiztQi3により構成さ
れている。
上記トランジスタQ y r Q yのベースには1図
示しない上記適当な回路装置から供給されるアドレス信
号AyをデコードするYデコーダY−DECで形成され
たデコード信号Yが印加されている。
この実施例では、特に制限されないが、非選択時のデー
タ線に所定のバイアス電圧を与えるために5次の回路が
設けられている。
すなわち、コレクタが接地されたトランジスタQIOの
ベース、コレクタ間には、直列形態とされたダイオード
[)toと抵抗R1゜が設けられる。
そして、上記直列ダイオードD1oと抵抗R1゜は、上
記カラムスイッチトランジスタQ y + Q yと同
様なトランジスタQ20を介して、定電流源■4に接続
されている。上記トランジスタQ10のエミッタは、そ
れぞれ上記相補データ線り、Dに接続されている。
従って、トランジスタQzoは、マルチエミッタ構造又
はベース及びコレクタがそれぞれ共通化された2つのト
ランジスタで構成されている。
一方、上記一対のデータ線の一端(図面では上端うには
、微小定電流源l6yI6が設けられている。すなわち
、定電圧V a 4を受けるトランジスタQ3o y 
Q31とそのエミッタ抵抗Re4゜Re5とにより、常
時微小定電流の吸い込みを行なっている。これにより、
非選択時のデータ線電位は、約ダイオードDIOの順方
向電圧VfとトランジスタQIOのベース、エミッタ電
圧vEとを加えた電圧でバイアスされる。
また、上記定電流源■4には、ベースに所定のバイアス
電圧vB5が印加されたトランジスタQ22ないしQ2
4がそれぞれ設けられている。このバイアス電圧V o
 5は、Yアドレスデコード信号Yの選択レベルに対し
て、少し低く設定されている。
従って、カラムスイッチの切り換え時において、相補デ
ータI!D、Dが図示しない他のデータ線に切り換えら
れたとき、デコード信号Yが上記電圧V e 5よりも
低くなると、トランジスタQ y + Q7およびQI
Oがオフし、トランジスタQ2□ないしQ24がオンす
ることにより、まず前に選択されていたデータ線り、D
の電流1rが遮断される。次に、デコード(i号Yが上
記電圧Vs5より高くなると、トランジスタQ2□ない
しQ24がオフし、次に選択されたデータ線のカラムス
イッチQ V t Q )’がオンされる。
これによって、2つのデータ線間で、定電流■rがアド
レスデコード信号レベルに従った電流分配比の下に双方
に流れるのを防止している。従って、この実施例では、
データ線の半選択状態が生じない。
メモリセルに保持されたデータの読出しのために、上記
一対のデータ線り、Dには、そのエミッタが結合された
電流切換スイッチトランジスタQ3、Q4が設けられて
いる。これらのトランジスタQ3.Q4のコレクタ出力
信号は、センスアンプSAの入力に伝えられる。
特に制限されないが、センスアンプSAは次の各回路素
子により構成されている。
定電流1s1が流れる抵抗Rs 3で形成された定電圧
−1s1 ・Rs 3を受けるトランジスタQS11Q
S2のエミッタには、それぞれ定電流源Is2が設けら
れている。そして、それぞれの二ルクタには抵抗Rs1
.Rs2が設けられている。
上記トランジスタQ3.Q4のコレクタが、上記トラン
ジスタQSIIQSZのエミッタにそれぞれ接続されて
いる。上記トランジスタQSzrQS2のコレクタ出力
は、トランジスタQ s s +Q S 4のベースに
伝えられ、これらのトランジスタQS3t Qs4のエ
ミッタにはレベルシフト用ダイオードDS 1 e D
 s 2及び定電流源Is3が直列に設けられている。
上記ダイオードDs1.Ds2を通した出力レベルが、
ECL回路で構成されたデータ出カバソファ(図示省略
)の入力レベルに合致するように、上記定電流Isl、
Is2及び抵抗Rs□ないしRe3が設定さ九ている。
なお、上記1〜ランジスタQ3.Q4のベースには、基
準電圧発生回路VRGにおいて形成された読出し時のメ
モリセル内のノードn1とn2のレベルVcmとVcm
の中間の電圧V r e fが印加されている。
そして、この実施例では、上記トランジスタQ3、Q4
と同じように、エミッタが相補データ線り、Dに接続さ
れ、メモリセル内のトランジスタQl、Q2とECL回
路を構成するような電流切換スイッチトランジスタQ5
とQ6が設けられている。トランジスタQ5とQ6のベ
ースには、書込み回路WAから供給される書込み基P!
定電圧wが印加されるようにされている。また、この書
込み回路WAは、外部入力データDi、Diに対応して
、読出し基((1!電圧V r e fよりも低いレベ
ルの書込み電圧V W Lとこれよりも高い書込み電圧
vwHを形成して、上記トランジスタQsとQeのベー
スに供給できるようにされている。
書込み回路WAは、例えば第5図に示すように。
構成されている。
すなわち、この書込み回路では、外部がら供給されるラ
イトイネーブル信号WEのノイズをカットして安定した
信号を発生するシュリンク回路4が設けられ、このシュ
リンク回路4から出力されるライトイネーブル信号と同
相の信号WEIがマルチエミッタ・トランジスタQ30
に供給されている。このトランジスタQ3゜の一対の臣
ミッタには、差動増幅段DA0とエミッタフォロワEF
11EF2とからなるデータ入力バッファ回路DIBの
OR側とNOR側のエミッタフォロワEF1*EF2の
出力ノードが接続され、シュリンク回路4とデータ入力
バッファ回路DIRの各々の出力のワイアード・オアが
とられている。この場合、エミッタフォロワEF1の出
力信号は、入力データDiと同相の信号となり、エミッ
タフォロワEF2の出力信号は入力データD+の反転信
号となる。
従って、ライトイネーブル信号WEがハイレベルにされ
るデータ読出し時には、マルチエミッタ・トランジスタ
Q30のエミッタ電圧がともに高いレベルにされるため
、次段のアンプAPI 、Ar1の入力信号がハイレベ
ルに固定される。アンプAP、、AP2は、ともに差動
増幅段とエミッタフォロワとからなり、差動増幅段のN
OR側のノードにエミッタフォロワが接続されているた
め、アンプAP’1.AP2の出力信号は読出し時には
、それぞれ強制的にロウレベルに固定される。このロウ
レベルの信号が前記トランジスタQ5とQeのベースに
それぞれ供給されるため、トランジスタQ5とQeはと
もにカットオフされ、データ線り、Dに向って電流が流
れ出すことはない。
一方、ライトイネーブル信号WEがロウレベルにされる
書込み時には、シュリンク回路4の出力信号WEIがロ
ウレベルになって、マルチエミッタトランジスタQso
がカットオフ状態にされる。
そのため、データ人力バッファDIHのエミッタフォロ
ワEF1e EF2の出力信号が、そのまま次段のアン
プAP1 s A P 2に供給される。その結果、入
力データDiに応じて、アンプAP1とAr1のいずれ
か一方の出力信号が上記読出し時よりも高いレベルにさ
れる。他方の出力信号は読出し時と同じレベルである。
この2つの信号が書込み電圧VWHとVWLとして、デ
ータfiD、五に接続されたトランジスタQs 、Qe
にそれぞれ供給されるため、そのとき選択されているメ
モリセルの反転が行なわれることになる。
上記シュリンク回路4は、エミッタが共通に接続されて
なる一対のトランジスタQ41t Q4□と、これらの
トランジスタQ41 e Q4 zの共通エミッタと電
源電圧V工との間に接続された定電流[4aと、上記ト
ランジスタQ41 t Q42のコレクタと電源電圧V
cc(グランドレベル)との間にそれぞれ接続された抵
抗R41、R42、およびR44とからなるカレントス
イッチ回路C5Oを有している。そして、上記トランジ
スタQ41のコレクタと抵抗R41との接続ノードn1
と、電源電圧Vやとの間に、抵抗R43とダイオードD
41 #D42とが接続されており、v2Eよりもダイ
オードD41 nD42のしきい値電圧2段分高い電位
と電源電圧Vccとの電位差を抵抗R41とR43との
抵抗比で分割したような電圧がノードn、に発生される
ようにされている。このノードn1の電位が、コレクタ
接地されたトランジスタQ43のベースに印加され、こ
のトランジスタQ43のエミッタ電圧が基準電圧V e
 aとして上記カレントスイッチ回路C8oの一方のト
ランジスタQ4□のベースに印加されている。上記トラ
ンジスタQ43のエミッタは、定電流源4bによってV
工に引かれている。そして、上記抵抗R4,。
R43、およびR44,ダイオードD4□+D42およ
びトランジスタQ43と定電流源4bとによって基準電
圧発生回路が構成されている。一方。
上記カレントスイッチ回路C80の他方のトランジスタ
Q41のベースには、IC外部から供給されるライトイ
ネーブル信号WEが印加されている。
そのため、カレントスイッチ回路CSOは、トランジス
タQ4□のベースに印加された基準電圧VBBをしきい
値として電流経路が切り換わるようにされる。すなわち
、ライトイネーブル信号WEが基準電圧VIIBよりも
高いときは、トランジスタQ41に電流が流され、ライ
トイネーブル信号W下が基準電圧Vaaよりも低くなる
とトランジスタQ41の電流がカットオフされ、トラン
ジスタQ42に電流が流されるようになる。
しかも、上記シュリンク回路では、抵抗R41を流され
る電流が、トランジスタQ41と基準電圧発生回路とに
分割されるようにされているため、トランジスタQ41
がオンされている場合とカットオフされている場合とで
、発生される基準電圧VaBが変化させられる。
さらに、この実施例では、上記基準電圧発生回路内のノ
ードn1と電源電圧Vcc(グランドレベル)との間に
遅延用のコンデンサC1が設けられている。これによっ
て、トランジスタQ42のコレクタ電圧によって駆動さ
れるトランジスタQ42と定電流源4Cとからなるエミ
ッタフォロワからは、ライトイネーブル信号WEと同相
で、かつノイズ成分がカットされた信号WE1が出力さ
れるようになっている。
なお、第5図に示されている上記書込み回路は、−例で
あって、書込み時にライトイネーブル信号W1と外部入
力データDi、、Dxに基づいて読出し基準電圧V r
 e fよりも高い書込み電圧VWHを発生するような
回路は、その他にも色々な回路形式が容易に考えられる
従って、上記実施例においては、第4図に示すように、
データ保持状態からワード線駆動トランジスタQxによ
って、ワード線Wを非選択レベルVXLから選択レベル
VXHに持ち上げると、第1図のものと同様にメモリセ
ル内のノードn1とn2の電位が上昇して、12出し基
準電圧V r e fよりも高くなる6次に、Yデコー
ダからのデコード信号YによってYスイッチトランジス
タQ V +0丁をオンさせてやると1選択されたデー
タ線り。
丁の電位が下がり、メモリセル内のノードn1とn2の
電位Vc1.Vcmも少し下がって基準電圧V r e
 fがvClとV c Oのほぼ中間のレベルになるよ
うにされる。このとき、トランジスタQ3とQ4のベー
スに読出し基準電圧V r e fが印加されていると
、トランジスタQ3またはQ4のいずれか一方がオンさ
れて読出し回路SA内から電流が流れ出すので、これを
増幅することにより。
相補データ出力Do、Doが得られる。
しかして、書込み時には、一本のワード線と一対のデー
タ線が選択されて一旦上記のような読出し可能な状態に
されてから、入力データDi、D〒に応じて例えばトラ
ンジスタQ6のベース電圧は、読出し基準電圧V r 
e fよりも低いレベルの電位VWLにされたまま、こ
れと対の他方のトランジスタQ5のベースの電圧が、ワ
ード線の選択レベルV X Hよりも高い電位V w 
Hに持ち上げられる。すると、それまで、メモリセル内
の高い画のノードn、の電位V c 1がベースに印加
されていたトランジスタQ2がカットオフして、メモリ
セルMC内からデータ線りに向かって電流が流れ出なく
なる。これによって、メモリセル内のノードn1とn2
の電位が上昇して、ワード線Wのみが選択されている状
態Tと同じ状jltが一時的に再現される。
ところが、この状態では、メモリセル内の低い側のノー
ドn2の電位Vcmが、トランジスタQ6のベースに印
加されている基準電圧Vrafに近いレベルまで上昇さ
れるため、メモリセル内のトランジスタQ1からデータ
線りに向かって電流が少し流れ出す、そのため、ノード
n1の電位が下がり、トランジスタQ2のベース電位が
下がってノードn2の電位が上がる。これによって、フ
リップフロップが自動的に反転され、前と異なるデータ
が書き込まれるようになる。
このように上記実施例の書込み方式の回路では。
ワード線選択状態(データ線は非選択)でデータの書込
みが行なわれるようにされている。一方、第1回に示す
従来の書込み方式の回路では、読出し状fi(ワード線
もデータ線も選択されている状態)でα込みが行なわれ
るようにされている。したがって、第4図からも明らか
なように、ワード線選択状態の方が、読出し状態よりも
メモリセル内のノードn1+n2の電位が高くなる。そ
のため、ワード線の振幅の条件を示す前式V X H−
VxL)ΔVcm  (=Vxo−Vcm)における電
位差ΔVcmは本実施例のものの方が、第1図のものに
比べて小さくなる。
その結果1本実施例によれば、ワード線の振幅を小さく
することができ、そのためワード線の立上がり時間が短
くなって、読出し速度が向上される。また、ワード線の
振幅が小さくなればデータ線の振幅も小さくできるので
、さらに読出し速度が向上される。しかもこのようにし
てメモリセルの駆動振幅が小さくなると、セルのノイズ
マージンが向上されるようになる。
しかも、上記実施例では、読出し基準電圧Vrofが印
加され、読出し回路SAに接続されたトランジスタQ3
.Q4とは別個に、書込み電圧VW L t V W 
Hが印加される電流切換スイッチQs+Q6が設けられ
ているため、書込み電圧V W Hを読出し基準電圧V
 r e fよりも高くしても何ら支障はない。つまり
、第3図に示すような回路溝成の読出し回路を備えたも
のにおいて、書込み時に書込み回路WAからの電圧VW
L、VWHをトランジスタQ3.Q4のベースに供給し
て書込みを行なうとともに、書込み電圧VWHを読出し
基準電圧Vrefよりも高くさせるようにすると、トラ
ンジスタQ3とQ4が飽和するおそれがあるが、上記実
施例では、読出し基4+電圧Vrefが印加されるトラ
ンジスタと書込み電圧VWL、VWHが印加されるトラ
ンジスタを分けたので、読出し回路SA内のトランジス
タQ3とQ4が飽和するおそれはない。
なお、上記実施例において、非選択時にデータ線のバイ
アス電圧を与えるトランジスタQ1゜のベース電位は、
書込み時にワード線の非選択レベルVXLよりも低くな
ればよいので、第4図に示すように、メモリセル内の低
い側のノードの電位V c □よりも高くすることがで
きる。
なお、上記実施例では、読出し基準電圧V r efが
印加されるトランジスタQ3.Q4と別個に、新たに書
込み回路WAから供給される書込み電圧VWH,VWL
、が印加されるトランジスタQ5とQ6を設けているが
、これに限定されるものでなく、例えば、Yデコーダか
らのデコード信号Yによって制御されるマルチエミッタ
トランジスタQ1oを別々に構成して、このトランジス
タのベースに書込み回路WAから出力される書込み電圧
VWHとVWLをそれぞれ印加して書込みを行なうよう
にしてもよい。
[効果] (1)フリップフロップ型のメモリセルと、このメモリ
セルが接続された一対の選択線に接続され、上記メモリ
セル内のトランジスタとエミッタを共通に接続されてな
る一対の電流切換スイッチトランジス外を有し、この電
流切換スイッチトランジスタのベースに印加される電圧
を制御することにより、メモリセルに保持されたデータ
を読み出しあるいは書き込むようにされた半導体記憶装
置において、上記電流切換スイッチトランジスタの一方
のベース電圧を、読出し時の基準電圧よりも高くするこ
とにより、ワード線のみの選択状態でメモリセルヘのデ
ータの書込みを行なうように構成してなるので、ワード
線のみの選択状態で書込みが行なわれるようになるため
、ワード線の振幅を小さくすることができるという作用
により、ワード線選択時の立上がり時間が短縮され、ア
クセスタイムが向上されるという効果がある。
(2)フリップフロップ型のメモリセルと、このメモリ
セルが接続された一対の選択線に接続され。
上記メモリセル内のトランジスタとエミッタを共通に接
続さ九でなる一対の電流切換スイッチトランジスタを有
し、この電流切換スイッチトランジスタのベースに印加
される電圧を制御することにより、メモリセルに保持さ
れたデータを読み出しあるいは書き込むよやにされた半
導体記憶装置において、上記電流切換スイッチトランジ
スタの一方のベース電圧を、読出し時の基準電圧よりも
高くすることにより、ワード線のみの選択状態でメモリ
セルヘのデータの書込みを行なうように構成してなるの
で、ワード線選択状態で書込みが行なわれるようになる
ため、ワード線の振幅を小さくすることができるという
作用により、ワード線の立上がり時のメモリ暑ル振幅(
Vcl−Vo)の減少が小さくなって、メモリセルのノ
イズマージンが向上されるれという効果がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが1本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、メモリセルの構
成および読出し回路や書込み回路の構成は、前記実施例
のものに限らず種々の変形例が考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に先立って提案されたバイポーラ型ス
タティックRAMの要部構成例を示す回路図。 第2図は、その回路の動作を説明するための各信号およ
びノードの電位関係の一例を示すタイミングチャート、 第3図は1本発明をバイポーラ型スタティックRAMに
適用した場合の要部の一実施例を示す回路図。 第4図は、その動作を説明するためのタイミングチャー
ト。 第5図は、書込み回路の一例を示す回路図である。 X−DEC・・・・Xデコーダ、Y−DEC・・・・Y
デコーダ、M−ARY・・・・メモリアレイ、MC・・
・・メモリセル、W・・・・ワード線、D、D・・・・
選択線(データ線)、SA・・・・読出し回路、WA・
・・・書込み回路。 第  1  図 しCAVEと           V二に第  2 
 図 第  4  図 作問−4ででIワー¥i条  1 $乏2乙し  : 
  そ込2す   1ずゴて

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フリップフロップ型のメモリセルと、このメモリセ
    ルが接続された一対の選択線に接続され、上記メモリセ
    ル内のトランジスタとエミッタを共通に接続されてなる
    一対の電流切換スイッチトランジスタを有し、この電流
    切換スイッチトランジスタのベースに印加される電圧を
    制御することにより、メモリセルに保持されたデータを
    読み出しあるいは書き込むようにされた半導体記憶装置
    であって、上記電流切換スイッチトランジスタの一方の
    ベース電圧を、読出し時の基準電圧よりも高くすること
    により、ワード線のみの選択状態でメモリセルヘのデー
    タの書込みを行なうように構成されてなることを特徴と
    する半導体記憶装置。 2、上記メモリセルは、一対の駆動トランジスタと、こ
    の駆動トランジスタのコレクタ側に接続された負荷抵抗
    と、この負荷抵抗と並列に設けられ互いに直列接続され
    たショットキ・バリヤ・ダイオードおよび抵抗とから構
    成されてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の半導体記憶装置。 3、上記電流切換スイッチトランジスタが、このトラン
    ジスタと同様にメモリセル内の駆動トランジスタとエミ
    ッタを共通に接続されてベースに読出し基準電圧を受け
    るようにされた読出し用の電流切換スイッチトランジス
    タと別個に設けられてなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項もしくは第2項記載の半導体記憶装置。
JP59187905A 1984-09-10 1984-09-10 半導体記憶装置 Pending JPS6166292A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370996A (ja) * 1986-09-11 1988-03-31 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPS6488662A (en) * 1987-09-29 1989-04-03 Fujitsu Ltd Semiconductor memory
JP2007107581A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Nissan Motor Co Ltd 二重管分岐構造およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370996A (ja) * 1986-09-11 1988-03-31 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPS6488662A (en) * 1987-09-29 1989-04-03 Fujitsu Ltd Semiconductor memory
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