JPS6163337A - 空隙部を有する鋳型の垂直割造型・接着機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は垂直割鋳型造型・接着機、特に中抜鋳型、即ち
、内部空隙部分が袋状に形成された鋳型の半割造型・一
体接着装置に関する０ 従来の技術 固定減と可動屋及びマンドレル又は中間型とを備えた割
型造型装置は従来から知られており、この種割型造型装
置では中間温の開閉に煩雑な機構を使用し、人力で操作
するため故障が多発する欠点があり、しかも内部中空部
分を有する袋状になった中空鋳型を造型することは知ら
れていない。

前記の割型造型装置の改良装置としては実公昭５８−５
３１５５号公報に記載されているが、中抜き鋳型の造型
については記載されるところがない。

また、鋳型の接着は通常半割鋳型（中子を含む）を別々
の造型機で造型し、各半割鋳型を取出し。

別個の接着機により接着しているのが現状である。

発明が解決しようとする問題点 別個の接着機を設けて別サイクルの接着工程を行なうこ
となく、しかも内部に空隙部分を有する、袋状の中空湯
部（中子を含む）を芯金型及びのり付け機構を付設する
ことにより造型サイクルにおいてバイスの開閉を１回多
くするのみで半割造型し、のり付けにより一体に接着さ
れた中空鋳型を造型することができる垂直割造型・接着
機を提供するものである。

本発明装置の構成は前記特許請求の範囲各項に記載した
とおりであるが１本発明をコールド・ボックス法の造型
・接着装置に適用した中抜中子の造型・接着の一例を示
す添付図面について説明す　。

るＯ 第１図は本発明装置の正面図であり、１は左金型、２は
右金型、３は２面の割面を有する芯金型、４はのり付け
機構、５はアンローダ−１６はブローへツキ、７はガツ
シングヘッドであり、その他図示の部材は特記しない限
り１通常の垂直割造型装置に具備している部材である。

左金型１はシリンダー１１の作動によりガイド１棒１０
に沿って摺動し１図面において左右に移動する。右金凰
２も同様にシリンダー１２の作動により左右に摺動する
。芯金型３はシリンダー１３の作動により左右金型の割
面間の定位置に昇降する。のり付け機構４は内蔵するシ
ＩＪンダー等の駆動機構により昇降し、後述する如く造
麓中子の割面（接着面）Ｋ接着剤を噴射（又は塗布）す
る機構を備えている。アンローダ−５も内蔵するシ１】
ンダーにより昇降し、後述する操作により造型・接着さ
れた完成中抜中子を、反転シＩＪンダー１４の作動によ
り下向きに反転した右金凰２カ・ら受取る作動をする。

以上の如き構成からなる本発明装置の造型・接　１情操
作を順次図示した第２図〜第９図により説明するが、こ
れらの説明図は作動に関連ある主要部材である左右金捜
１及び２、芯金型３、のり付けｄ構４．７ンローダー５
．ｆローヘッド６、ガツシングヘッド７のみが図示しで
ある。

第２図は造型・接着サイクルの開始時の各部材の配置関
係を図示し、第１図のそれらと同様である。

第３図は吹込み工程を示し、芯金型３が上昇し所定位［
置に停止し、左右金ｍ１及び２が該芯金型３の両側に移
動してサンドウィッチ状に型合せし、ブローヘッド６を
下降して型合せした金型組立体上に圧着し、造型砂２０
を造型空所内に吹込む。

第４図はガツシング工程を示し、吹込完了後ブローヘッ
トを所定位置に復帰させ、がツシングヘッド７を金量組
立体上面に圧着し、ガツシングを行なう。

第５図はのり付け工ａ（この例では噴射）を示し、硬化
したｇ：ｎ２１及び２２を夫々保持した左右金属１及び
２を割型し、同時に芯金型３を定位置に下降・復帰させ
１次いで接着剤噴射ノズルを作動させ、この例の場合鋳
型２２の接着面に接着剤２３を噴射・塗布する。

第６図は接着工程を示し、前記噴射ノズルを復帰し、左
右金捜をを合せすることによりｎ型２１及び２２が接着
されて、完成した中抜き中子２４となる。

第７図〜第９図は離型工程を示し、第７図では左金型１
の押出機構を作動させて、完成中抜き中子２４を右金型
２に保持させたま〜右金型２を所定位置に復帰させる。

第８図は右金型２の反転工程を示し、第１図に示す反転
シリンダー１４の作動により、完成中抜き中子２４を保
持した右金型２を９０°下向きに反転し、同時にアンロ
ーダ−５を所定位置に上昇させ、右金型２に内蔵する押
出機構を作動させて完成した鋳型（この例では中抜き中
子）をアンローダ−５上に離型・載置する。

第９図は右金型２を反転シリンダー１４の作動により所
定位置に復帰させ、次の造型・接着サイクルに移りうる
状態を示す＠ 以上が図示の例の一造型・接着サイクルであるが、前述
の例に限定されることなく、各部材の機構、作帽■１は
公知の手段に基づき若干変更、改変し得るものである。

例えば次のような変更が可能である： （１）　　左右金型の何れか一方を固定金型とし、芯金
型を上下・左右に移動可能の機構とする。

（２）　　のり付け機構は噴射に限らず、塗布その他の
公知手段としてもよく、かつ左右にも移動可能とする。

（３）　　アンローダ−も図示の型式に限らず、公知の
搬出機構を用いることができる。

造型方式にも適用しうろことは当業者に容易に理解しう
るどころである。

（５）　　中子造型に限定されず、すべての鋳型の造型
に適用することができる。

発明の効果 （１）２面の割面を有する芯金型を用いることにより、
従来のマンドレルを備えた造型方式に比べて抜き勾配に
関係なく造型を可能とした。

（２）　　のり付け機構を装置内に組み入れかつ造型サ
イクルにおいて左右金型の開く工程を一回余分とするの
みで、一体に接着したしかも出口のない空隙部を内包す
る鋳型の造型を可能とし、造型サイクルを簡素化した。

従って、半割の片方造型のみのサイクルよりも長くはな
るが、造型・接着のトータルサイクルは別個の造型機に
より半割造型して後接着する場合よりはるかに短縮され
る◇ （３）　　半割鋳型を同時造型するので、個々に造型す
る従来方式よりの２倍の製品を得ることができる。換言
すれば造型機の台数を半減することができる。

（４）　　造凰機と接着機間のハンドリングが不要とな
り、従ってイニシャル・コストも安価となる。

（５）　　単一の造型・接着機内で造型及び接着を行な
うので１寸法精度の極めて高い製品が得られる。

（６）　　コールドボックス造型及びニー４縁」造型の
両方式に適用ができる。

（７）　　左・右金型の側面方向から挿入していた従来
の入子、ブス針等を本発明装置では省略することができ
、また従来金型内部に手作業で配設していた「オイテコ
」等も省略することができる。

【図面の簡単な説明】

＠１図は本発明装置の一例を示す正面図、第２図〜第９
図は本発明装置の造型、接着操作を順次説明するための
主要部材のみを図示した概略図であり１図中： １は左金型、　　２は右金型、　３は芯金型。 ４はのり付ゆ機構、　５はアンローダ−１６ハ７”　ａ
−ヘッド、　　７はｆツシングヘッド、１０はガイトメ
−１１１及び１２は左・右金型用シリンダー、　　１３
は芯金型昇降用シリンｆ＋、１４は右金型反転用シリン
ダー、　　２０は造型砂、　２１及び２２は硬化した半
割鋳型、２３は接着剤、　２４は完成鋳型を夫々示す。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）左右金量、該左右金量の割面間の定位置に移動、
   停止する芯金型及び前記左右金型の割面間に挿入される
   機構を具備するのり付け機構とを有する空隙部を有する
   鋳型の垂直割造型・接着機。
2. （２）前記左右金型の少なくとも一方が開閉し得る特許
   請求の範囲第１項記載の空隙部を有する鋳型の垂直割造
   型・接着機。
3. （３）前記芯金型が上下、左右に移動可能の機構である
   特許請求の範囲第１項記載の空隙部を有する鋳型の垂直
   割造型・接着機。
4. （４）前記のり付け機構が上下・左右に移動可能であり
   かつ接着剤塗布又は噴射機構を有する特許請求の範囲第
   １項記載の空隙部を有する鋳型の垂直割造型・接着機。