JPS6154990A - 感熱転写記録方法及び受像要素 - Google Patents

感熱転写記録方法及び受像要素

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JPS6154990A
JPS6154990A JP59177700A JP17770084A JPS6154990A JP S6154990 A JPS6154990 A JP S6154990A JP 59177700 A JP59177700 A JP 59177700A JP 17770084 A JP17770084 A JP 17770084A JP S6154990 A JPS6154990 A JP S6154990A
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JP
Japan
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heat
image
receiving element
dye
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Prior art date
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Pending
Application number
JP59177700A
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English (en)
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Masaru Iwagaki
賢 岩垣
Yutaka Kaneko
豊 金子
Takashi Sasaki
佐々木 喬
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPS6154990A publication Critical patent/JPS6154990A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野) 本発明は感熱転写記録方法及び受像要素に関する。詳し
くは、色調が調整された色素転写像を与える感熱転写記
録方法及び該方法の実施に用いて好適な受像要素に関す
る。
[従来の技術] 感熱転写記録媒体は従来からサーマルプリンターやサー
マルファクシミリ等によって記録シートの如き受像要素
上に画像を転写し形成するための記録媒体として使用さ
れている。この感熱転写記録媒体としては、支持体上に
1例えば顔料等の色素と熱溶融性物質とを含有するもの
が知られている。
これらの感熱転写記録媒体を用い、減色法によりカラー
画像を得る場合、三原色はイエロー、マゼンタ、シアン
である。このうちイエローは、ブルー(青)の補色であ
り、澄んだ黄色でその極大吸収波長が420〜480n
mであることが要求される。またマゼンタはグリーン(
緑)の補色であり、澄んだ赤紫色でその極大吸収波長が
530〜580nmであることが要求される。シアンは
、レッド(赤)の補色であり、澄んだ青緑色でその極大
吸収波長が620〜720r+mであることが要求され
る。しかしながら、一般に存在する染料はイエロー、オ
レンジ、レッド、/へイオレット、ブルー、グリーンで
あり、減色法により色再現性のすぐれたカラー画像を得
るために、極大吸収波長をイエロー、マゼンタ、シアン
の領域に移動させるべく、数多くの色素分子構造の設計
が行われているが、それは繁雑、困難であるのが現状で
ある。
そこで、非昇華性色素及び熱溶融性物質を有する感熱転
写記録媒体を用いて、色調が調整された色素転写像を得
る技術の開発が要望される。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記事情に鑑みて成されたもので、非昇華性色
素を用いると共に、該非昇華性色素の極大吸収波長を大
巾に移動させるか、又は吸収波形を変化させることがで
きる感熱転写記録方法及び受像要素を提供すること、す
なわち、非昇華性色素を用いて熱転写させ、受像要素上
においてイエロー、マゼンタもしくはシアンの色調領域
に極大吸収波長を移動させて、および/又は吸収波形を
変化させて1色再現性のすぐれたカラー画像を得ること
ができるようにすることを技術的課題とする。
[問題を解決するだめの手段] 上記技術的課題を解決するための本発明の感熱転写記録
方法は、支持体上に非昇華性色素及び熱溶融性物質を有
する感熱転写記録媒体と、色調調整剤を含む受像層を有
する受像要素とを重ね合わせ、記録すべき画像情報に応
じて熱エネルギーを与えることによって、前記非昇華性
色素及び熱溶融性物質の一部又は全部を前記受像要素に
転写させ、該転写した非昇華性色素の極大吸収波長を移
動させ及び/又は吸収波形を変化させて色素転写像を得
ることを特徴とする。
以下、本発明について更に詳述する。
本発明において、色調調整剤とは、感熱転写記録媒体に
含有せしめられ受像要素へ転写されてきた色素と接触、
混合もしくは溶解することによって1色素の極大吸収波
長を移動させるもの、および/又は吸収波形を変化させ
るものであって、目視において色調が変わるように作用
するものをいう0本発明においては、色調調整剤を含ま
ない受像要素へ転写させた場合の色素の極大吸収波長に
対して、好ましくは221111以上、より好ましくは
5nm以上移動させるもの及び/又は色素の極大吸収波
長の移動は認められないが吸収波形の変化を生ずるもの
をいう、極大吸収波長の移動は、短波長側への移動であ
っても、長波長側への移動であってもよいが長波長側へ
の移動の方が好ましい。
本発明において好ましい色調調整剤とは、リン欣アミド
化合物、フェノール化合物である。
リン酸アミド化合物としては、下記一般式[II 、 
[11]又は[III]で示されるものが好ましく用い
られるが、特に一般式[IIで示されるものが好ましい
一般式[II 一般式[II ] 一般式[ml 式中、R1,R2、R3、R4、R6、R2はそれぞれ
水素、アルキル基、アリール基を表わす。アルキル基と
しては直鎖でも分岐でも環状でもよく、炭素数1〜36
のものが好ましく、特に1〜8のものが好ましい、また
アルキル基はハロゲン原子やアリール基、他のへテロ原
子を含有する基(例えばアセトアミド基、ヒドロキシ基
、メタンスルホンアミド基等)で置換されていてもよい
、アリール基としてはフェニル基が好ましい。
またアリール基はハロゲン原子やアルキル基、他のへテ
ロ原子を含有する基(例えばアセトアミド基、ヒドロキ
シ基、メタンスルホンアミド基等)で1電換されていて
もよい。R5、Ra  Rsはアルキル基、アルコキシ
基、アリール基、アリールオキシ基を表わし、アルキル
基、アルコキシ基としては、炭素hx−14のものが好
ましく、直鎖でも分岐でもよい。アリール基、アリール
オキシ基としては、フェニル基、フェノキシ基が特に好
ましい、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリ
ールオキシノ、(はハロゲン原子やヘテロ原子を含有す
る基で置換されていてもよい。
リン酸アミド化合物の具体例を以下に示す。
以下余白 [色、、1.lJ 調整1〜11列] (P−1) (P −2) (P−3) (P −4) (p−s) (p−J) (P−7) (P−1) れらの化合物は、パアンナーレン・デア・ヘミ−(An
nalen der chemie)第326巻、17
702ページ”9に示される方法によって合成さもので
ある。
発明において用いられる色調調整剤の一例でフェノール
化合物とは、フェノール類、カテコール類、レゾルシン
類を言い、例えば米国特許第2.835.579号、同
4,124,398号、英国特許?:fSl、ool、
j+7号、同1.07E!、054号に示されるものが
有ある。
発明において、フェノール化合物として好まのは下記一
般式で示されるものである。
一般式 中、Rは一価の原子又は基を表わし、見はlの整数であ
る。又、文が2以上の場合、各R−でも異なっていても
よい、該−価の原子とは水素原子、ハロゲン原子が好ま
しい、該−基としてはヒドロキシ基、アルキル基、アリ
ール基、シクロアルキル基、アルケニル基、ニトロ基、
シアノ基が好ましいものとして挙げられる。
該アルキル基及び、アルケシ1m基は直鎖でも分岐でも
よく、炭素数1〜36のものが好ましい。該アリール基
としてはフェニル基がまた該シクロアルキル基としては
、5〜7員のものが好ましい。
又、 Rで表わされるアルキル基、アリール基、シクロ
アルキル基及びアルケニル基は置換されていてもよく、
置換するものの例として、は、ハロゲン原子、アリール
基、アルキル基、ニドo基、シアノ基等が挙げられる。
玉がヒドロキシ基の場合は一般式中のOHに関して〇−
位又はm−位に結合していることが好ましい。
フェノール化合物の具体例を以下4こ示す。
1や士!r−] (F−2) (F−3) (F−4) (F−5) (F=6) (F−7) (F−8) (F−9) (F−10) (F−11) (F−12) (F−13) (F−14) 本発明の受体要素わイC1イL6^也輌シq意制めE4
?*x−’t ’ *、+7. ol J−/#” y
 /” l/nt”−p Of 11゜<1り0105
’ l/J 〜50 yA2z”F) ’3゜触性色材
層を有する感熱転写記録媒体と重ね合せ、熱エネルギー
を与えた゛場合に非昇華性色素及び熱溶融性物質の少な
くとも一部を転写するものであればよく、その材料とし
ては、  [A1紙、天然又は合成高分子等が挙げられ
る。高分子としては、例えばポリアクリレート類(例え
ばポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル)、ポ
リアクリロニトリル、アクリロニトリル−スチレン共重
合物、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合
物、塩化ポリエーテル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化
ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリスチレン、スチ
レン−ブタジェン共重合物、酢酸セルロース類、ポリア
セタール類(例えばポリビニルブチラール、ポリビニル
ホルマール)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロ
ロトリフルオロエチレン、ポリエチレン、Ii化ポリエ
チレン、ポリカーボネート、ポリ酢酸どニル、ポリビニ
ルアルコール、ポリプロピレン、ポリビニルピロリドン
、ポリメタクリレ−)IR(例えばポリメチルメタクリ
レート、ポリエチルメタクリレート、ポリプロピルメタ
クリレート、ポリイソプロピルメタクリレート、ポリー
七−プチルメタクリレート、ポリシクロへキシルメタク
リレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート。
ポリ−2−シアノ−エチルジメタクリレート等)、ポリ
エステル類(例えばポリエチレンテレフタレート等)、
ポリアミド、ポリイミド、ポリスルホン等があり、これ
らは支持体一体型(兼用型)受像要素の材料として用い
るのに適切である。また、 [B]カゼイン、植物タン
パク、トラガントゴム、アラビアゴム、デンプン、スタ
ーチ、デキストリン、ゼラチン、ニカワ、アルギン酸、
寒天、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ルエステル、フロピレンゲリコールエステル、ポリアク
リルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、水溶性ポリビニルブチラール、
メチルセルロー゛ス、エチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアセテート、油1
M性ポリビニルブチラール、アセチルセルロース、ポリ
メチルアクリレート、ポリブチルアクリレート、ポリブ
チルメタクリレート、ポリスチレン、ポリビニルピリジ
ン、ポリエチレンテレフタレート。
エポキシ樹脂等も受像要素の材料として用いるこ、 と
ができ、これらは支持体上に設けられる受像要素(受像
層)として用いるのに適切である。更に、[C]後述の
熱溶融性物質も受像要素の材料として用いることができ
る。
これらの材料は単独で用いてもよく、混合物として用い
てもよい。
これらの中でも特に好ましいものとしては、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエ
チレンテレフタレート、トリアセテート、ジアセテート
等の酢酸セルロース類、ヘプタメチレンジアミンとテレ
フタル酸、フルオレンジプロピルアミンとアジピン酸、
ヘキサメチレンジアミンとジフェン酸、ヘキサメチレン
ジアミンとイソフタル酸とから合成されるポリアミド類
、ジエチレングリコールとジフェニルカルボン酸、エチ
レングリコールとビス−p−カルボキシフェノキシブタ
ンとから合成されるポリエステルが挙げられる。
又、受像要素には各種の添加剤を添加できる。
例えばマット性 白地性、スベリ性、光沢性を付与する
ために、チタンホワイト、シリカ、タルク、クレー、滑
石、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、ガラス粉、カオリ
ン、耐化亜鉛等の無機添加剤が加えられてもよい、又画
像の堅牢性を向上させる目的やその他の目的で他の添加
剤を含んでもよい。
本発明の化合物を受像要素に含有させる方法は特に問わ
ないが、[A]受像要素を形成後、その表面に塗布ある
いは浸漬する方法、あるいは[B]受像要素を形成させ
る場合に本発明の化合物をあらかじめ添加しておく方法
などがある。前者[A]の場合、本発明の化合物を適当
な有機溶媒(例えば、アセトン、メタノール、エタノー
ル、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジブチルフタ
レート、トリクレジルホスフェート等)に溶解させた溶
液中に、前記受像要素を浸漬、またはこれら溶液を前記
受像要素に塗布することによって添添加することができ
る。一方、後者[BJの場合、天然あるいは合成パルプ
に紙力増強剤、サイズ剤、填材などと共に本発明の化合
物を加えた混合液(スラリー)を抄紙機で抄紙する方法
や、合成ポリマーの溶融物、又は溶液中にに本発明の化
合物を加えておいてフィルム状に形成させて本発明の受
像要素とする方法等がある。
受像要素の材料が前記[BJ及び[C]の如く形態性に
乏しい場合には、形態性の優れた材料を所望の形態に成
型し、これを支持体としてその上に本発明の化合物を含
有する層を形成させることができる。形態性の優れた材
料としては前述の受像要素材料[A]や、金属、木材、
ガラス等から適宜選択すればよい。
受像要素の形状は重ね合される感熱転写記録媒体の表面
に適合する表面を有していることが好ましい。
本発明の受像要素は少なくとも熱転写の際に感熱転写記
録媒体上積重のvA係におかれるものであり、非昇華性
色素及び熱溶融性物質を有する感熱転写記録媒体であれ
ば、いずれのものとでも組合せて用いることができる。
本発明の感熱転写記録媒体の好ましい実施態様は支持体
上に非昇華性色素を含む熱溶融性色材層を有するもので
あり、該熱溶融性色材層は、熱によって受像要素にその
一部又は全部が転写される非昇華性色素含有層であれば
よく、該熱溶融性色材層における主成分は、熱溶融性物
質(低融点物質又は低軟化点物質)、非昇華性色素=会
輯磐である。
本発明に用いられる熱溶融性物質としては、融点(棟木
MPJ−2型による測定値)又は軟化点(環球法による
測定値)が、好ましくは40〜120°C1より好まし
くは60〜120″Cの固体または半固体状物質であり
、具体例7としては、例えばカルナバワックス、木ロウ
、オウリキュリーロウ、エスパルトロウ等の植物ロウ、
蜜ロウ、昆虫ロウ、セラックロウ、鯨ロウ等の動物ロウ
、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス
、エステルワックス、#化ワックス等の石油ロウ、モン
タンロウ、オシケライト、セレシン等の鉱物ロウ等のワ
ックス類の他に:パルミチン酸、ステアリン酸、マルガ
リン酸、ベヘン酩等の高級脂肪酸;バルミチルアルコー
ル、・ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、マ
ルガニルアルコール、ミリシルアルコール、エイコサノ
ール等の高級アルコール;パルミチン酸セチル、パルミ
チン酸ミリシル、ステアリン酸セチル、ステアリン酸ミ
リシル等の高級脂肪酸エステル;アセトアミド、プロピ
オン酸アミ阻パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド
、アミドワックス等のアミド類;エステルガム、ロジン
マレイン酸樹脂、ロジンフェノール樹脂、水添ロジン等
のロジン誘導体;フェノール樹脂、テルペン樹脂、シク
ロペンタジェン樹脂、芳香族系樹脂等の高分子化合物;
ステアリルアミン、ベヘニルアミン、パルミチンアミン
等の高級アミン類;ポリエチレングリコール4000、
ポリエチレングリコール6000等のポリエチレンオキ
サイド等が挙げられ、これらは単独で用いられてもよい
し、2種以上を併用してもよい、これらの中、パルミチ
ン酸アミド、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、
アミドワックス等の高級アミドが特に好ましい。また特
開昭54−68253号公報に記載されている「常温で
固体の熱可融性固体状成分」や、#開閉55−1055
79号公報に記載されている「ビヒクル」を用いてもよ
い。
本発明の熱溶融性色材層に用いられる熱溶融性物質のう
ち低融点物質は、特に硬質ワックスと軟質ワックスとの
併用(各18f又は2種以上)が好ましい、硬質ワック
ス(25℃(long)における針入度(JIS K 
2530による。)が8未満のワックス類〕の例として
は、■エステルワックス(カルナバワックス、モンタン
ワックス等の天然エステル系ワックスやヘキスト社製H
oechst Wax E、F 、 KP。
KPS 、BJ 、OP 、Oに、X22.Uオヨび0
等の合成エフ、チルワックス等)、Cか酸化ワックス(
パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等
のワー7クスを酸化して得られるワックス、日木精蝋社
製のNPS−9210,NFS−8115,東洋ペトロ
ライト社製PETR0NABA −C,CARDIS 
314等)、■低分子量ポリエチレンワックス(特に分
子量300〜1000のもので、東洋ペトロライト社製
POLYWAX 500および655等)、■酸ワック
ス(ヘキスト社製HoechstWax SおよびLP
等)、或いは■ダイヤカルナ30やダイヤカルナPA3
0L (三菱化成社製)等を挙げることができる。また
、軟質ワックス〔25℃(toog)における針入度(
JIS K、2530による。)が8以上のワックス類
〕の例としては、マイクロクリスタリンワックス(日石
マイクロワックス 115゜180(日本石油社製)、
旧−MIC−1080,Hl−MICニー2085゜旧
−MIG−2095,Hl−MIG−1070,)!!
−MIG−1045.H1−MIG−2045(日本石
油社製) 、 5TARWAX 100.BE 5QU
ARE175.185. VICTORY、ULTRA
FLEX(東洋ペトロライト社製)等)、ステアリン酸
、ベヘン酸、ステアリルアルコール、白ロウ、蜜ロウ、
ステアリン厳ドデシル、ステアロン、ソルビタンモノス
テアレート、ポリオキシエチレンモノステアレート等を
挙げることができる。なお、このような硬質ワックスと
軟質ワックスとを組合わせ使用する場合、その使用重量
比は、 l二〇〜3:l(より好ましくは2:8〜8:
2)が好ましい。
本発明の熱溶融性色材層に含有させる非昇華性色素は、
染料および顔料の中の非昇華性のものから適宜選択すれ
ばよく、染料としては例えば塩基性染料、油溶性染料(
油溶性金属錯塩染料を含む)、酸性染料、直接染料、分
散染料等の中の非昇華性のものから選べばよい、又、こ
れらの染料はバラスト化染料であってもよい、一方、顔
料としてはフタロシアニン系顔料の如き有機顔料等を用
いることができる。
本発明の熱溶融性色材層に含有させる色素は、特に非昇
華性であり、非昇華性色素としては、加熱記録に際し、
受像要素に熱溶融性物質と共に転写することが可能であ
って、色を有する非昇華性物質であればよい0本発明に
好ましく用いられる非昇華性色素は、媒染染料等に用い
られる昇華性(溶融ないし溶解を伴って気化するものを
含む)色素を除外したものである。
本発明の非昇華性色素として好ましく用いられる塩基性
染料は1例えば、クリスタルバイオレット(C,1,4
2555)、マラカイトグリーン(c、r、 4200
0)、メチルバイオレット(C,1,42535) 、
  ビクトリアブルー(C,1,44045) 、マジ
エンタCC,1,42510)等のトリフェニルメタン
系染料類、オーラミン(C,1゜655)等のジフェニ
ルメタン系染料、アストラフロキシンFF(C,1,4
8070) 、アイゼンカチロンイエロー3GLH(保
土谷化学工業社製品、(:、1.48055)、アイゼ
ン力チロンレッド8BH(C,1,48020)アスト
ラソンコールデンイエローGL (バイエル社製品、C
,1,48054)、等のメチン系及びアザメチン系染
料。
ローダミンB (C,1,45170) 、  ローダ
ミン8G(C,1゜45180)等のキサンチン系染料
類、アストラゾンブル−GL(C,1,11052) 
、アストラゾンレツドF3BL(C:、1.11055
)等のチアゾールアゾ系及びトリアゾールアゾ系染料、
アイゼン力チロンブル−5GH(C,1,11085)
 、  メチレンブルー(C,1,52015)等のキ
ノンイミン系染料、アイゼン力チロンレツドGTL)1
(C,1,11085) 、セブロンイエロー3RL(
デュポン社製品、 G、1.1IQ87)、アストラゾ
ンブルーFGL(G、1.81512)等の構造末端に
オニウム基をもつ絶縁型アゾ染料及びアントラキノン系
染料が挙げられる。
油溶性金属錯塩染料は、例えば、対称l:2型アゾ系金
屈錯塩染料、非対称の1=2型アゾ系金属錯塩染料、l
:1型アゾ系金属錯塩染料、アゾメチン系金属錯塩染料
、ホルマザン系金属錯塩染料、金Bフタロシアニン系染
料およびこれらの染料の有機塩基塩を挙げることができ
る。具体的には、アイゼンスピロンイエロー3RH(保
土谷化学社製品、C9!、ソルベントイエロー25)、
ザポンファストイエローR(BASF社製品、C,1,
181390)、アイゼンスビロンオレンジ2RH(C
,1,ソルベントオレンジ40)、ザボンファストスカ
ーレットB(C,1,12783)、アイゼンスピロン
レッドGEH(C,1,ソルベントレッド84)、ザポ
ンファストレッドBE(C,1,12715) 、ザボ
ンフ1ストバイオレットBE(C,1,1219B) 
、シアニンプルー88(住友化学社製品、C,1,74
1130)、バリファストブラック113804(オリ
エント化学社製量、G、 1. +2195)、アイセ
ンスピロンイエロー3RHスペシヤル(G、1.ソルベ
ントイエロー25:1) 、アイセンスピロンオレンジ
2RHスペシヤル(C,I 、ソルベントオレンジ40
:l)、アイゼンスピロンブルー28NH(G、 I 
、ソルベントブルー117)、ザポンファストブルー)
IF[、(G、 1.?4350)、アイゼンスピロン
ブラックBHスペシャル(C,1,ソルベントブラック
22:1)等を挙げることができる。
酸性染料は、例えば、C,X、アシッドイエロー19、
C,1,アシッドレッド37. C,1,アシッドブル
ー62、G、 1.アシッドオレンジ1O1c、r、ア
シッドブルー83、C,lアシッドブラックO1等が挙
げられる。
直接染料は、(:、1.ダイレクトイエロー44. C
,I。
ダイレクトイエロー 142、C,1,ダイレクトイエ
ロー12、C,1,ダイレクトブルー15、C,1,ダ
イレクトブルー25. G、1.ダイレクトブルー24
8、C,1,ダイレクトレッド81. C,1,ダイレ
クトレッド8、C,1,ダイレクトレッド31. C,
1,ダイレクトブランク 154、C,1,ダイレクト
ブラック17等が挙げられる。
分散染料は、C,1,ディスボーズイエロー5、C,1
,ディスボーズイエロー51. G、1.ディスボーズ
イエロー64、C,1,ディスボーズレッド43、C,
1,ディスボーズレッド54、C,1,ディスボーズレ
ッド]35、C,1,ディスボーズブルー58. C,
1,ディスボーズブルーフ3、G、1.ディスボーズ9
1等が挙げられる。
本発明に用いられるバラスト化色素とは、アゾ色素、ア
ゾメチン色素、インドアニリン色素、アントラキノン色
素、ナフトキノン色素、ステリン色素、キノフタロ色素
、フタロシアニン色素等の色素母核に、少なくとも1つ
のバラスト基を有する色素である。バラスト基は、例え
ば、熱溶融性物質に溶解性の高い基でアルキル基、シク
ロアルキル基、アラルキル基、アルコキシ基、アルキル
スルホニルアミノ基、アルキルスルホニル基、ヒドロキ
シルアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシカルボ
ニルアルキル基、アルコキシアルキル基、アルキレン基
等の炭素数6以上のアルキル基又はアルキレン基を有す
る基等である。特に分子中に炭素数6以上のアルキル基
を少なくとも1個有するバラスト基が好ましい、本発明
に好ましく用いられるバラスト化色素の構造例としては
1本出願人による特願昭59−81688号に記載のも
の等が挙げられるが、本発明はこれらに限定されない。
本発明の熱溶融性色材層には柔軟剤を含有せしめること
が好ましい。本発明に用いる柔軟剤としては軟化点(環
球法による測定値)が40〜200℃のものが好ましく
、親水性ポリマー、疎水性ポリマーのいずれでも用いる
ことができる。親水性ポリマーとしては、例えばゼラチ
ン、ゼラチン誘導体、セルロース誘導体、カゼイン等の
蛋白質、デンプン等の多糖類等の天然物および天然物誘
導体、水溶性ナイロン、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、アクリルアミド重合体等の水溶性ポリ
ビニル化合物のような合成水溶性ポリマー、さらに、ビ
ニル系、ポリウレタン系のポリマーラテックスが挙げら
れる。疎水性ポリマーとしては、米国特許第3,142
,586号、同3,143.38111号、同3,08
2,874号、同3,220,844号、同3,287
.288号、同3,411.Jl1号に記載の合成ポリ
マーを例として挙げることができる。好ましいポリマー
としては、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマー
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、エチ
ルセルロース、セルロースアセテート等のセルロース誘
導体、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−エチルアクリレート
、エチレン−酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニルコポ
リマー、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸−ターボ
リマー、ポリメチルメタクリレートのようなアクリル樹
脂、ポリイソブチレン、エステルガムのようなロジン誘
導体1万油樹脂、クマロンインデン樹脂、環状ゴム、塩
化ゴム等が挙げられる0本発明では、これらの柔軟剤の
中から、1種又は2種以上M1合せて用いられる。
本発明の熱溶融性色材層の組成比は限定的ではないが、
熱溶融性色材層の固形分総量100部(重量部、以下同
じ、)に対し、熱溶融性物質が50〜95部(より好ま
しくは70〜85部)、非昇華性色素が5〜20部、柔
軟剤が0〜30部(より好ましくは1〜10部)である
本発明の熱溶融性色材層には上記成分の他、各種添加剤
が含有せしめられてもよい0例えば、ひまし油、アマニ
油、オリーブ油の如き植物油、鯨油の如き動物油および
鉱油が好適に使用されてよい、但し、本発明においては
、前記主成分以外の添加量の含有量は50重量%未満と
されるのがよい。
本発明法を適用する感熱転写記録媒体は、2以上の熱溶
融性色材層を有していてもよい0例えば、■本山願人に
よる特願昭58−204708号に示す如く、実質的に
色素を含有しない上層色材層と、実質的に色素を含有す
る下層色材層とから熱溶融性色材層が構成されているこ
と、即ち、該上下層の熱溶融性色材層全体に含有される
非昇華性色素全量を1’00%として、上層色材層に含
有される非昇華性色素が30%以下、好ましくはLO%
以下、より好ましくは0〜5%の範囲でb&J’、はと
んどの非昇華性色素が下層色材層に含有される層構成を
有すること、■特願昭58−192544−号、同5B
−192545号に示される如く。
熱溶融性物質含有の上層色材層と、樹脂含有の下層色材
層とから熱溶融性色材層が構成されていること、等の2
以上の熱溶融性色材層を有する感熱転写記録媒体も本発
明法を適用できる。
本発明の感熱転写記録媒体の別の好ましい態様としては
、支持体上に必須層として順に非昇華性色素を含有する
層(以下、非昇華性色素層と称す)及び熱溶融性物質か
らなる層(以下、熱溶融性物質層と称す)を設けたもの
が挙げられる。
ここに非昇華性色素層は、非昇華性色素を例えば粒子状
、分子状態で保持し得るもので、その中を非昇華性色素
が加熱時に移行し得る結着剤によって形成され、この加
熱時に受像要素上に転写されないものである。この層中
1−存在する非昇華性色素が加熱時に移行するのを補助
する物質を含有していてもよい、この層を形成する結着
剤としては例えば、カゼイン、ゼラチン、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルブチラール、メチルセルロース、
アラビアゴム、ポリエステル、ポリビニルホルマール、
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルクロライド
等、一般的に知られる結着剤で熱的に安定なものが好ま
しい。
この層に含まれる非昇華性色素としては45℃以上に加
熱したとき、それ自体が溶融及び/又は前述の移行補助
物質の作用によって熱溶融性物質層へ移行することがで
きる物質であればよく、例えば前述のものが挙げられる
。その中でも融点が45℃〜 120℃にあるものが好
適に用いられる。#に好ましいものにアゾトルエン、ア
ゾベンゼン、アゾフェネトール、N、N−ジメチル−田
−二トロアニリン、P−ニトロアニソール、m−アミノ
ベンゾフェノン、p−ニトロソ−N、N−ジメチルアニ
リド、4−二トロー2−アミノアニソール、ニトロフェ
ニルヒドラジン、p−ニトロベンジルアセテートが挙げ
られる。
又、熱溶融性物質としては前述のものが用いられる。
非昇華性色素層の組成は、結着剤5〜70%(重量比)
、非昇華性色素at〜90%(重量比)の範囲が好まし
く、特に好ましくは、結着剤30〜60%(重量比)、
非昇華性色素プ40〜70%(重量比)の割合が、有利
である。これに必要に応じて非昇華性色素の移行を補助
する移行補助物質を添加することができる。
又非昇華性色素層と熱溶融性物質層との間に中間層を設
けることができる。中間層は加熱された際溶融してもよ
く、また溶融しなくてもよい。
前者の場合は熱溶融物質と共に受像要素に転写し得る。
本発明の感熱転写記録媒体に用いられる支持体は、耐熱
強度を有し1寸法安定性および表面平滑性の高い支持体
が望ましい、材料としては、例えば、普通紙、コンデン
サー紙、ラミネート紙、コート紙等の紙類、あるいはポ
リエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリイミド等の樹脂フィルム類お
よび紙−樹脂フィルム複合体、アルミ箔等の金属シート
等がいずれも好適に使用される。支持体の厚さは良好な
熱伝導性をうる上で通常約80gm以下、特に 1.5
〜15ALmであるのが好ましい、なおまた、本発明の
感熱転写記録媒体は、その支持体裏面側の構成は任意で
あり、スティッキング防止層等のバッキング層を設けて
もよい。
本発明の感熱転写記録媒体において、非昇華性色素及び
/又は熱溶融性物質を含む構成層を重合体フィルム等の
支持体に塗布するのに適した技術は、当業界において公
知であり、これらの公知技術は本発明にも適用できる0
例えば、熱溶融性色材層を含む構成層はその組成物をホ
ットメルトコーティングするか、または該組成物を適宜
の溶媒に溶解または分散せしめてなる塗布液をソルベン
トコーティングして形成せしめた層である0本発明の各
構成層の塗布方法としては、リバースロールコータ−法
、押出コーター法、グラビアコーター法やワイヤバー塗
布法等、任意の技術を採用できる。熱溶融性色材層は2
01LII+以下が好ましく、より好ましくは1〜15
4mとされればよい、又、非昇華性色素及び熱溶融性物
質層は各々0.5〜5牌mが好ましい。
本発明の感熱転写記録媒体は、下塗層(例えば1g付き
向上のための層、)、中間層、オーバーコートW等の他
の構成層を有していてもよい。
本発明の受像要素と前記感熱転写記録媒体を用いて熱転
写記録する方法について以下に述べる。
感熱転写記録媒体の熱溶融性物質を含有する構成層側と
受像要素とを重ねて、画像の情報に応じてサーマルヘッ
ドやサーマルペン或いはレーザー等を用いる熱記録装置
によって感熱転写記録媒体側から及び/又は受像要素側
からエネルギーを与えると、熱溶融性物質は一定値以上
のエネルギーを与えられることによって、非昇華性色素
等と共に受像要素に転写される。そして該受像要素上に
は色調調整剤の作用により改良された色調を有する色素
による画像が熱溶融性物質に溶は込んだ又は分散した形
態で得られる。
[発明の効果] 本発明によって得られた画像は色調的に改良されている
だけでなく転写濃度も高く、かつ色素の選択範囲が広い
ため□、高鮮鋭性を有し、耐熱、耐光等に対する感熱転
写記録媒体の生保存性、及び色素転写像の保存安定性に
おいても優れている色素画像を得ることができる。なお
、本発明の色調調整剤を受像要素に入れることなく、感
熱転写記録媒体の熱溶融性色材層又はその転写性構成層
に含有せしめることが考えられるが、色調改良等の技術
的効果の点において本発明よりは優れないので、本発明
法による方がよい。
C実施例1 以下実施例を挙げるが、本発明の実施態様がこれらに限
定されることはない。
実施例 1 5.3pm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムの
上に、カルナバワックス35gとビーズワックス 15
g及び二酢酸セルロース4ge混合し、これに、下記非
昇華性色素(Y −1) 4.2gを添加したもの、下
記非昇華性色素(M−1) 4.0gを添加したもの、
下記非昇華性色素(C−1)3.8g添加したもの、そ
れぞれを塗布して感熱転写記録媒体試料■、■及び■を
作成した。
一方、リン酸アミド化合物(P−1)と二酢酸セルロー
スを酢酸エステルに溶融し、アート紙上に塗設して、リ
ン酸アミド化合物(P−1)が1.5g/m”となるよ
うな、本発明の受像要素試料■を作成した。
前記感熱転写記録媒体試料■、■及び■各々と、この受
像要素試料■とを各々重ね合せ、サーマルプリンター(
発熱素子密度8dot/mmの薄膜型ラインサーマルヘ
ッドを搭載した試作機、)を用いて1加熱素子当りの印
加電力が0.9Wで印加時間が2ミリSecのエネルギ
ーを与えて記録を行った。その結果、受像要素上には、
イエロー、マゼンタ及びシアンの各色素転写像が得られ
た。得られた転写画像の極大吸収波長を下記表−1に示
す。
また、前記本発明の受像要素試料■からリン酸アミド化
合物(P−1)を除去した比較の受像要素試料■を用い
たとき得られた転写画像の極大吸収波長を下記表−1に
示す。
更に、前記感熱転写記録媒体試料■、■及び■における
非昇華性色素のかわりに下記昇華性色素(Y −2) 
2.8gを添加したもの、下記昇華性色素(M −2)
 2.7gを添加したもの、下記昇華性色素(c −2
) 2.4gを添加したものを作成し、感熱転写記録媒
体試料■、■及び■とした。
これら比較の感熱転写記録媒体試料■、■及び・■を用
いたとき得られた転写画像の極大吸収波長を下記表−1
に示す。
また更に、受像要素試料■におけるリン酸アミド化合物
の前記(P−1)のかわりにフェノール化合物の前記(
F−5・)を含有する本発明の受像要素試料■を用いて
同様の操作を行った。その結果も表−1に示す。
なお、表−1中の生保存性(木1)は、感熱転写記録媒
体を作成後25℃、40%RH下に1ケ月間放置した後
に熱転写した場合、作成直後に熱転写した場合に比べ、
濃度低下が1%未満のとき0印。
1%以以上l形未満のときO印、10%以上のとき×印
、の三段階法によった。
また表−1中の保存安定性(R2)は、感熱転写像を得
た後、該受像要素を25°C140%RH下に1ケ月間
放置した場合、感熱転写像を得た直後に比へ、目視i察
において、転写像のにじみが全く見られない場合が■印
、僅かなにじみが見られる場合がO印、にじみが顕著で
ある場合が×印、の三段階法によった。
以下余白 非昇華性色素(rl−1)。
非昇華性色素(C−1) 昇華性色素(Y−2ン O 昇華性色素(R1−2) 昇華性色素(c−z+ 表−1からも明らかなように、本発明の受像要素(試料
No、■および■)は非昇華性色素を含む熱溶融性色材
層を有する感熱転写記録媒体(試料No、■、!りおよ
び■)と組合せて用いたときに、色調が改良され、かつ
記録媒体の生保存性及び転写像の保存安定性に優れるこ
とがわかる。
実施例 2 本発明のフェノール化合物(F−7)を0.8g/m″
用いた他は実施例1と同様にして受像要素試料を作成し
、実施例1の感熱転写記録媒体試料■を用いて色素転写
像を得たところ、実施例1と同様に良好な結果が得られ
た。
実施例 3 ゼラチン1gを20m1の水に溶解した液を80℃でミ
ルで2時間分散し、塗布液1を得た。ミツロウ2gを特
開昭56−120393号公報に記載されている分散方
法に従って20++JLの水に分散されたものを塗布液
2とした。
厚す6 p−mのポリエチレンテレフタレートフィルム
上にワイヤーバーを用いて塗布液lを塗布し、乾燥後厚
さ3.OILmの非昇華性色素層を設けた。その上にワ
イヤーバーで塗布液2を塗布し、乾燥して厚さ2.8p
mの熱溶融性物質を得て、感熱転写記録媒体を得た。
これを用いて実施例1の試験No、3と同様にして色素
転写像を得たところ、同様に良好な結果が得られた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に非昇華性色素及び熱溶融性物質を有す
    る感熱転写記録媒体と、色調調整剤を含む受像層を有す
    る受像要素とを重ね合わせ、記録すべき画像情報に応じ
    て熱エネルギーを与えることによって、前記非昇華性色
    素及び熱溶融性物質の一部又は全部を前記受像要素に転
    写させ、該転写した非昇華性色素の極大吸収波長を移動
    させ及び/又は吸収波形を変化させて色素転写像を得る
    感熱転写記録方法。
  2. (2)非昇華性色素及び熱溶融性物質を有する感熱転写
    記録媒体と組合せて用いられる受像要素において、色調
    調整剤を含むことを特徴とする受像要素。
JP59177700A 1984-08-27 1984-08-27 感熱転写記録方法及び受像要素 Pending JPS6154990A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06155943A (ja) * 1992-11-24 1994-06-03 New Oji Paper Co Ltd 溶融転写型インク受像シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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