JPS6142163Y2 - - Google Patents

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JPS6142163Y2
JPS6142163Y2 JP9154282U JP9154282U JPS6142163Y2 JP S6142163 Y2 JPS6142163 Y2 JP S6142163Y2 JP 9154282 U JP9154282 U JP 9154282U JP 9154282 U JP9154282 U JP 9154282U JP S6142163 Y2 JPS6142163 Y2 JP S6142163Y2
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JP
Japan
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weight
centrifugal force
governor
connecting rod
valve
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JP9154282U
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JPS58195308U (ja
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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として車両用自動変速機において
車速に応じたガバナ圧を得るために用いる油圧ガ
バナに関する。
従来この種ガバナとして、回転自在のガバナハ
ウジングにバルブボアとウエイトボアとを形成
し、該バルブボアにガバナバルブを嵌挿すると共
に、該ウエイトボアにウエイトを収容して、該ウ
エイトに作用される遠心力を連杆を介して該バル
ブに作用させ、該バルブにより該遠心力即ち該ハ
ウジングの回転数に応じたガバナ圧を得られるよ
うにしたものは知られ、この場合3個のウエイト
を用いて3段のガバナ圧特性を得られるようにす
ることも考えられるが、設定通りの特性を得るに
は、3個のウエイトの遠心力の作用方向への動き
を確実にガイドし得るようにすることが望まれ
る。
本考案は、かかる要望を満すガバナを得供する
ことをその目的とするもので、図面に例示する如
く、回転自在のガバナハウジング1にバルブボア
2とウエイトボア3とを形成し、該バルブボア2
にガバナバルブ4を嵌挿すると共に、該ウエイト
ボア3にウエイトを収容して、該ウエイトに作用
される遠心力を連杆6を介して該バルブ4に作用
させ、該バルブ4により該遠心力に応じたガバナ
圧を得られるようにした油圧ガバナにおいて、該
ウエイトを第1乃至第3の3個に用意し第1のウ
エイト5aを該ウエイトボア3の内周面に嵌挿さ
れる環状に形成してその内周空間に該連杆6を挿
通し、該連杆6と該第1ウエイト5aとの間に遠
心力の作用方向内方の第2ウエイト5bと外方の
第3ウエイト5cとを嵌挿し、第3ウエイト5c
を該連杆6に対し遠心力の作用方向外方に抜止め
して、該第3ウエイト5cに該第1ウエイト5a
と該第2ウエイト5bとに作用される遠心力を
夫々スプリング7,8を介して受けさせ、更に該
第1ウエイト5aの遠心力の作用方向外方への移
動を該ウエイトボア3に備える第1ストツパ9に
より一定ストロークで規制すると共に、該第2ウ
エイト5bの遠心力の作用方向外方への移動を該
第2ウエイト5bに備える第2ストツパ10の該
第1ウエイト5aへの当接により一定ストローク
で規制するようにしたことを特徴とする。
図示のもので該ハウジング1は、これを一体的
に組付けたガバナシヤフト11においてガバナホ
ルダ12に回転自在に軸支されるものとし、該シ
ヤフト11の端部にキー13係合させたギア14
に例えば変速機の出力軸に連動するギアを咬合さ
せて、該ハウジング1に連速に応じた回転を与え
るようにした。
該ガバナバルブ4は、該連杆6と一体で遠心力
の作用方向と逆方向即ち図面で左方にのびるスプ
ールバルブで構成されるものとし、これを嵌挿す
る該バルブボア2に、該ガバナシヤフト11の軸
孔15を介して該ガバナホルダ12に形成した給
油口16に至る右側の流入ポート2aと、該軸孔
15内に挿設されるパイプ17を介して該ガバナ
シヤフト11の軸端の油圧取出口18に至る中間
の流出ポート2bと、左側のドレンポート2cと
を形成すると共に、該バルブ4に、その右動で該
流入ポート2aを開く第1ランド4aと、その左
動で該ドレンポート2cを開く第2ランド4bと
を形成し、更に該第2ランド4bに該流出ポート
2b内の油圧を受ける右側の受圧面を形成して、
前記ウエイト5a,5b,5cの遠心力による図
面で右方への押圧力と、該受圧面を介しての該油
圧による左方への押圧力とのバランスで、該遠心
力に応じたガバナ圧が該流出ポート2bに得られ
るようにした。
前記スプリング7,8は、該連杆6の外周の環
状間隙に前記第1第2の各ウエイト5a,5bと
前記第3ウエイト5cとの間に介在させて径方向
に内外2重に設けられるもので、該両ばね7,8
の位置決めと干渉防止のため、第1図乃至第3図
に示す如くこれらウエイト5a,5b,5cの何
れかにスプリングガイド19を一体に突設するも
のとした。
又、前記第1ストツパ9は該ウエイトボア3に
嵌着したサークリツプで構成されるものとし、前
記第2ストツパ10は該第1ウエイト5aの遠心
力の作用方向内方の端面即ち左端面に当接する該
第2ウエイト5bの左端部外周のフランジで構成
されるものとし、又該第3ウエイト5cは該連杆
6に嵌着したサークリツプ20で遠心力の作用方
向外方即ち右方に抜止めされるようにした。
尚、図示のものでは該第1ウエイト5aの右端
部内周に嵌着したサークリツプから成る第3スト
ツパ21を備えて、該第3ウエイト5cの遠心力
による右動も一定ストロークで規制するようにし
た。
次いでその作動を説明するに、該ハウジング1
の低速回転時において、遠心力により該第1ウエ
イト5aが右方に移動して該第1ストツパ9に当
接する迄は、該第1ウエイト5aと該第2ウエイ
ト5bとに作用する遠心力が夫々スプリング7,
8を介して該第3ウエイト5cに作用され、該第
3ウエイト5c自体に作用される遠心力を含めて
これら3個のウエイト5a,5b,5cの遠心力
が総て該ガバナバルブ4に作用され、第4図に示
すガバナ圧特性のaの部分の特性が作られる。中
速回転時においては、該第1ウエイト5aの該第
1ストツパ9への当接によりそれ以上の遠心力の
作用が断たれ、回転数の増加に伴い増加する該第
2ウエイト5bと該第3ウエイト5cとの遠心力
で第4図のbの部分の特性が作られる。
そして、該第2ウエイト5bが回転数の増加に
伴い右動して該第2ストツパ10の該第1ウエイ
ト5aへの当接を生ずると、それ以上の高速回転
では回転数の増加に伴い増加するのは該第3ウエ
イト5cの遠心力だけとなり、第4図のcの部分
の特性が作られる。
この様に本考案によときは、3個の第1乃至第
3ウエイト5a,5b,5cにより3段特性のガ
バナ圧特性が得られると共に、これらウエイト5
a,5b,5cはウエイトボア3と連杆6との間
で互に確実支承されて、遠心力の作用方向への動
きが確実にガイドされ、設定通りのガバナ圧特性
が得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ガバナの1例の截断側面図、第2
図及び第3図は夫々その変形例の要部の截断側面
図、第4図は本案ガバナのガバナ圧特性を示す線
図である。 1……ガバナハウジング、2……バルブボア、
3……ウエイトボア、4……ガバナバルブ、5a
……第1ウエイト、5b……第2ウエイト、5c
……第3ウエイト、6……連杆、7,8……スプ
リング、9……第1ストツパ、10……第2スト
ツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在のガバナハウジング1にバルブボア2
    とウエイトボア3とを形成し、該バルブボア2に
    ガバナバルブ4を嵌挿すると共に、該ウエイトボ
    ア3にウエイトを収容して、該ウエイトに作用さ
    れる遠心力を連杆6を介して該バルブ4に作用さ
    せ、該バルブ4により該遠心力に応じたガバナ圧
    を得られるようにした油圧ガバナにおいて、該ウ
    エイトを第1乃至第3の3個に用意し、第1ウエ
    イト5aを該ウエイトボア3の内周面に嵌挿させ
    る環状に形成してその内周空間に該連杆6を挿通
    し、該連杆6と該第1ウエイト5aとの間に遠心
    力の作用方向内方の第2ウエイト5bと外方の第
    3ウエイト5cとを嵌挿し、該第3ウエイト5c
    を該連杆6に対し遠心力の作用方向外方に抜止め
    して、該第3ウエイト5cに該第1ウエイト5a
    と該第2ウエイト5bとに作用される遠心力を
    夫々スプリング7,8を介して受けさせ、更に該
    第1ウエイト5aの遠心力の作用方向外方への移
    動を該ウエイトボア3に備える第1ストツパ9に
    より一定ストロークで規制すると共に、該第2ウ
    エイト5bの遠心力の作用方向外方への移動を該
    第2ウエイト5bに備える第2ストツパ10の該
    第1ウエイト5aへの当接により一定ストローク
    で規制するようにしたことを特徴とする油圧ガバ
    ナ。
JP9154282U 1982-06-21 1982-06-21 油圧ガバナ Granted JPS58195308U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9154282U JPS58195308U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 油圧ガバナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9154282U JPS58195308U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 油圧ガバナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58195308U JPS58195308U (ja) 1983-12-26
JPS6142163Y2 true JPS6142163Y2 (ja) 1986-12-01

Family

ID=30221548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9154282U Granted JPS58195308U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 油圧ガバナ

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JP (1) JPS58195308U (ja)

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JPS58195308U (ja) 1983-12-26

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