JPS6139440Y2 - - Google Patents

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JPS6139440Y2
JPS6139440Y2 JP1979103665U JP10366579U JPS6139440Y2 JP S6139440 Y2 JPS6139440 Y2 JP S6139440Y2 JP 1979103665 U JP1979103665 U JP 1979103665U JP 10366579 U JP10366579 U JP 10366579U JP S6139440 Y2 JPS6139440 Y2 JP S6139440Y2
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JP
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damper
cap
coil
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coil spring
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JP1979103665U
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JPS5622600U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は残響装置の改良に関するもので、組
立てを容易にすると共に、組立精度を向上させた
ものである。
残響装置には、電気式のものと機械式のものが
ある。このうち機械式のものの一般的な構造は、
コイルスプリングの両端にマグネツトを取り付
け、このマグネツトを磁気回路の中で回動させる
ことにより入出力信号間に遅延を与えるようにし
ている。このような構造の残響装置は、各構成部
品の取付け位置、特にマグネツトとダンパーおよ
び磁気回路の相対位置を正確に保つ必要がある。
また各部品の取付けが容易に行なわれ、配線も簡
単に行なえることが必要となる。
この考案はこれらの位置決め方法と作業の簡素
化に鑑みてなされたもので、その一実施例を図に
ついて説明すると、第1図ないし第3図において
1は本体であつて、合成樹脂で製作され、コ字状
部2とボス部3とから成つているものである。な
お、コ字状部2は右方に延びて、その先に図示し
たのと同様のボス部3が設けられている。これら
2個のボス部3の一方は入力側、他方が出力側と
なる。
ボス部3には、複数個の段部4,5,6,7,
8,9,10と、孔11,12が設けられており
(第4図ないし第10図参照)、後述する機械振動
部13(第12図参照)や端子金具14(第14
図、第15図参照)を固定するようになつてい
る。機械振動部13は、コイル15およびヨーク
16(第13図参照)で形成される磁気回路中で
回動するマグネツト17(第11図、第12図お
よび第13図参照)と、このマグネツト17の一
端から引出されたワイヤー18に貫通させたダン
パー19と、このワイヤー18を係止するオクタ
ルピン20等から成つている。
ワイヤー18の先端は円形に屈曲しており(第
11図ないし第13図参照)、ここはコイルスプ
リング21の一端が引掛けられる。このコイルス
プリング21の他端は、図示しない他の側の機械
振動部のワイヤーの先端に引掛けられることにな
る。またワイヤー18の後端(第11図ないし第
13図における左端)は前述のオクタルピン20
から突出させたのちU字状に折り曲げられ、ここ
にキヤツプ23を嵌着してワイヤー18を押さえ
ることになる。このためワイヤー18を固定する
ために他の部材に巻き付けたり溶着したりする必
要がないので、組み付け作業が容易となる上に、
長さの管理が容易に行なえることになり、寸法に
バラツキのない、高精度の製品が得られることに
なる。
端子金具14は第14図および第15図に示す
ように段付形状を有するもので、そのほぼ中央部
に爪22が切り起されているものである。ボス部
3の孔12には端子金具14を上方から差し込ん
で固定する。このとき爪22は、抜止めの作用を
する(第17図参照)。
前述のようにオクタルピン20にはキヤツプ2
3が嵌められ(第12図および第13図参照)、
その状態でボス部3の段部4,5,6,7,8に
第2図の上方から嵌められて取り付けられる。こ
のときダンパー19は段部9に嵌合させ、キヤツ
プ23は段部4,5に嵌合させることになる。こ
の状態においてオクタルピン20に嵌めたキヤツ
プ23はボス部3に対して回動可能であるので、
キヤツプ23をボス部3の段部4,5に対する摩
擦力より大きな力で回動させれば機械振動部13
が回動し、したがマグネツト17の着磁方向をヨ
ーク16に対して直角方向に向けることがきる。
ワイヤー18の長手方向の位置規制は、ダンパー
19を段部9に嵌合させることによつて行なわれ
る。これによつて機械振動部13はボス部3に正
しい位置で固定されることとなる(第13図、第
16図参照)。
ボス部3の段部10には、コイル15を嵌挿し
たヨーク16が挿し込まれる。そして端子金具1
4には、コイル15の両端を接続する。なお、こ
の装置の使用状態や使用方法によつては、この端
子金具を使用せず、コイルの両端リードを直接他
の機器に接続してもよい。その一例としては、プ
リント基板の上面にコイルボビンを取り付け、コ
イルの両端リードをそのままプリント基板の孔に
挿通して、プリント回路に直接接続することが考
えられる。
この考案は上述のように構成したものであるか
ら、ボス部に設けた段部と孔とを利用して、機械
振動部や磁気回路を形成するためのヨーク、コイ
ルあるいは端子金具を取り付けることができるの
で、組立てが非常に容易になる上に、組立精度を
向上させることができることになる利点がある。
そしてワイヤーの固定を他の部材に巻き付けたり
溶着したりしないで行なえるので、組み付け作業
が容易となる上に、寸法精度を高く維持すること
ができ、したがつて寸法にバラツキのない高精度
の製品を得ることができる。またダンパーと段部
との嵌合によりワイヤーの長手方向の位置規制が
できることから、組立精度を高めることができ、
さらにキヤツプを回動させることによつて、マグ
ネツトの着磁方向をヨークに対して直角方向に合
わせることができる。
またこの端子金具を、使用する電気回路のプリ
ント基板に直接取り付けてもよく、このようにし
た場合には、端子金具をプリント基板上の所定孔
に挿入して、半田付けすることが可能であり、配
線が簡略化できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のボス部とコ字状
部の一部とを示す平面図、第2図は第1図の−
断面図、第3図は第1図のものの底面図、第4
図は第1図の方向矢視図、第5図は第1図の
−断面図、第6図は第1図の−断面図、第
7図は第1図の−断面図、第8図は第1図の
−断面図、第9図は第1図の−断面図、
第10図は第1図の−断面図、第11図は第
1図のものに機械振動部を取り付けた状態を示す
平面図、第12図は機械振動部の平面図、第13
図は第11図のものに、更にコイル、ヨーク、お
よび端子金具を取り付けた状態を示す側面図、第
14図は端子金具の正面図、第15図は第14図
のものの右側面図、第16図はコイル、ヨークと
スプリングの位置関係を示す一部断面図、第17
図はボス部に端子金具を取り付けた状態を示す断
面図である。 1……本体、2……コ字状部、3……ボス部、
4,5,6,7,8,9,10……段部、11,
12……孔、13……機械振動部、14……端子
金具、15……コイル、16……ヨーク、17…
…マグネツト、18……ワイヤー、19……ダン
パー、20……オクタルピン、21……コイルス
プリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルスプリングの両端に取り付けたマグネツ
    トを磁気回路の中で回動させることにより入出力
    信号間に遅延を与える残響装置において、マグネ
    ツトのコイルスプリングとは反対側部分にダンパ
    ーとオクタルピンとを1本のワイヤーに結合する
    と共に、該オクタルピンにはキヤツプを嵌合し、
    一方、これとは別に、中央部をコ字状部にし、両
    端部には前記ダンパーとキヤツプとをそれぞれ嵌
    合する部分を含む複数個の段部と孔とを有するボ
    ス部を設けた本体を設け、該本体の前記コ字状部
    には前記コイルスプリングを収納し、前記ボス部
    には段部と孔とを利用して、磁気回路を形成する
    ためのヨーク、コイルと、前記ダンパーおよびキ
    ヤツプを含む機械振動部および端子金具を取り付
    けたことを特徴とする残響装置。
JP1979103665U 1979-07-27 1979-07-27 Expired JPS6139440Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979103665U JPS6139440Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27

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JP1979103665U JPS6139440Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27

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Publication Number Publication Date
JPS5622600U JPS5622600U (ja) 1981-02-28
JPS6139440Y2 true JPS6139440Y2 (ja) 1986-11-12

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ID=29336373

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JP1979103665U Expired JPS6139440Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27

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JPS438323Y1 (ja) * 1965-11-30 1968-04-13
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JPS5622600U (ja) 1981-02-28

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