JP2518241Y2 - コンバータトランス - Google Patents

コンバータトランス

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JP2518241Y2
JP2518241Y2 JP9527990U JP9527990U JP2518241Y2 JP 2518241 Y2 JP2518241 Y2 JP 2518241Y2 JP 9527990 U JP9527990 U JP 9527990U JP 9527990 U JP9527990 U JP 9527990U JP 2518241 Y2 JP2518241 Y2 JP 2518241Y2
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JP
Japan
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short ring
ring
converter transformer
winding
fixing
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JP9527990U
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JPH0452719U (ja
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元伸 前川
浜三 萩野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は各種の映像機器,産業機器などに使用するコ
ンバータトランスに関するものである。
従来の技術 近年、各種の映像機器,産業機器などに使用するコン
バータトランスについては、その生産性の向上や品質の
安定に対する要望が強くなっている。また従来、この種
のトランスは第4図および第5図に示すような構成が一
般的であった。以下、その構成について図面を参照しな
がら説明する。図に示すように巻線3を旋したコイルボ
ビン2に磁心1を組み込み、銅またはアルミ箔等で構成
されるシート状の非磁性金属板4を、巻線3の外周部お
よびコイルボビン2に組み込んだ磁心1の一部の外周部
に1周以上巻回し、非磁性金属板4と巻終り部端面5
を、半田6で固定することにより輪状のショートリング
7を構成していた。また、この種のショートリング7の
位置決めおよび固定は、非磁性金属板4の内面に粘着剤
8を塗布し、この粘着剤8の付着している部分を、巻線
3の外周部および磁心1の外周部に密着させるような構
成としていた。
考案が解決しようとする課題 このような従来のコンバータトランスにおいては、シ
ート状の非磁性金属板4を1周以上巻回し、巻終り部端
面5と巻始めの端面9の重なり部を半田6で固定を行い
ショートリング7を構成しているため、ショートリング
7を巻回する作業や半田6による固定作業の機械による
自動化が困難であり、また、その作業が手作業で行うた
め時間を要し、コストアップになるという問題点を有し
ていた。また、ショートリング7の位置決めおよび固定
を、非磁性金属板4の内面に塗布した粘着剤8により行
っているため、ショートリング7の取付け位置精度のバ
ラツキやショートリング7の剥れ等が発生し、品質が低
下するという問題点も有していた。
本考案は上記従来の課題を解決するもので、ショート
リングを機械により自動的に簡単に取付けができ、ま
た、取付け位置が安定し、品質の安定化およびコストの
安くすることのできるコンバータトランスを提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本考案のコンバータトラン
スは、閉磁路磁心に装着するコイルを巻回したコイルボ
ビンの鍔に、リング状の線材よりなるショートリングを
圧入して固定するショートリング固定部を設けた構成と
したものである。
作用 この構成により、あらかじめコイルボビンの鍔に、リ
ング状の線材よりなるショートリングを圧入して固定す
るショートリング固定部を設けたことにより、ショート
リングの巻回や半田による固定などの手作業を要しな
く、挿入作業になることから、所要の位置に固定でき、
機械により自動的に作業することが可能となる。
実施例 以下、本考案の一実施例について第1図および第2図
を参照しながら説明する。
図に示すように、コイルボビン12は上端に鍔14、下端
には端子ピン15を植設した端子台16を有しており、その
鍔14と端子台16の間に巻線13を施し、中心部およびコイ
ルボビン12のピン端子側の両端には、貫通穴17を有して
いる。そしてコイルボビン12の鍔14には、リング状の線
材よりなり相対向する2辺の中間部に上方への突出部20
を設けたショートリング19の突出部20を固定するための
凹溝状または有溝状のショートリング固定部18を設けて
いる。
ショートリング19は漏洩磁束を少なくするため非磁性
金属体からなり、非磁性金属体を絞り加工および打ち抜
き加工など塑性加工によって成形されており、凹溝状ま
たは有溝状のショートリング固定部18に容易に嵌合でき
る形状や大きさに成形され、フェライトなどからなるEE
型の磁心11の一部の周囲を包むように、上から挿入のみ
作業でショートリング19を取付けするようになってい
る。
また、磁心11はその中央の脚部が前記コイルボビン12
の貫通穴17に上下から挿入して装着され、二液性の接着
剤等により固着している。
上記構成により、ショートリング19の巻回する作業や
半田での固定作業などが不要になり、機械により自動的
に取付けでき、取付け精度が向上するという効果があ
る。なお、第3図(a)〜(c)に示すように、コイル
ボビン12の鍔14に設けるショートリング固定部18の形状
は種々のものが考えられる。
考案の効果 以上の実施例から明らかなように、本考案のコンバー
タトランスは、閉磁路磁心に装着するコイルを巻回した
コイルボビンの鍔に、リング状の線材よりなるショート
リングを圧入して固定するショートリング固定部を設け
たことにより、ショートリングの巻回や半田によるショ
ートリング固定の手作業が不要になり、しかも固定状態
が安定し、信頼性,品質,生産性などが向上し、よって
コストの面においても経済的にすることができる優れた
コンバータトランスを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のコンバータトランスの斜視
図、第2図は同分解斜視図、第3図(a)〜(c)はシ
ョートリング固定部のその他の形状のコイルボビンの鍔
部の斜視図、第4図は従来のコンバータトランスの斜視
図、第5図は同内部構成を示す分解斜視図である。 11……磁心、12……コイルボビン、13……巻線、14……
鍔、15……端子ピン、16……端子台、17……貫通穴、18
……ショートリング固定部、19……リング状の線材より
なるショートリング。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉磁路磁心に装着するコイルを巻回したコ
    イルボビンの鍔に、リング状の線材よりなるショートリ
    ングを圧入して固定するショートリング固定部を設けた
    コンバータトランス。
JP9527990U 1990-09-10 1990-09-10 コンバータトランス Expired - Lifetime JP2518241Y2 (ja)

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JPH0452719U JPH0452719U (ja) 1992-05-06
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