JPS6138321B2 - - Google Patents
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- JPS6138321B2 JPS6138321B2 JP11457379A JP11457379A JPS6138321B2 JP S6138321 B2 JPS6138321 B2 JP S6138321B2 JP 11457379 A JP11457379 A JP 11457379A JP 11457379 A JP11457379 A JP 11457379A JP S6138321 B2 JPS6138321 B2 JP S6138321B2
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- JP
- Japan
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- intake
- exhaust
- exhaust valve
- cylinder
- combustion chamber
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- Expired
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 30
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シリンダブロツクに形成されるシリ
ンダ孔、そこに摺動自在に嵌合されるピストン、
およびピストン上においてシリンダヘツドに形成
される燃焼室が何れも横断面小判形もしくは楕円
形をなす四サイクル内燃機関(以下楕円機関と云
う)に関するものである。
ンダ孔、そこに摺動自在に嵌合されるピストン、
およびピストン上においてシリンダヘツドに形成
される燃焼室が何れも横断面小判形もしくは楕円
形をなす四サイクル内燃機関(以下楕円機関と云
う)に関するものである。
ところでかゝる楕円機関では、横断面小判形も
しくは楕円形の燃焼室に開口される吸、排気弁口
を開閉する吸、排気弁の数を増すことができ、吸
気および排気効率を高めて、コンパクトでしかも
高出力が得られる利点を有するがこのようなもの
では当然にそれらの吸、排気弁を開閉作動する
吸、排弁カム軸の数も多くなるが、本発明はそれ
らの吸、排弁カム軸を駆動し得る構成簡単な、四
サイクル内燃機関の吸、排弁カム軸駆動装置を提
供することを目的とするものである。
しくは楕円形の燃焼室に開口される吸、排気弁口
を開閉する吸、排気弁の数を増すことができ、吸
気および排気効率を高めて、コンパクトでしかも
高出力が得られる利点を有するがこのようなもの
では当然にそれらの吸、排気弁を開閉作動する
吸、排弁カム軸の数も多くなるが、本発明はそれ
らの吸、排弁カム軸を駆動し得る構成簡単な、四
サイクル内燃機関の吸、排弁カム軸駆動装置を提
供することを目的とするものである。
以下、図面により本発明の第一実施例について
説明する。本実施例は四気筒四サイクル内燃機関
の場合であつて、その機関本体は、シリンダブロ
ツク1の上部にシリンダヘツド2を重合し、また
その下部にクランクケース3を重合し、それら三
者を締付ボルト等の連結ボルトにより一体に結着
して構成される。
説明する。本実施例は四気筒四サイクル内燃機関
の場合であつて、その機関本体は、シリンダブロ
ツク1の上部にシリンダヘツド2を重合し、また
その下部にクランクケース3を重合し、それら三
者を締付ボルト等の連結ボルトにより一体に結着
して構成される。
第3図に明瞭に示すように前記シリンダブロツ
ク1には、横断面小判形もしくは楕円形の四つの
シリンダ孔4,4………が、並設され、それらシ
リンダ孔4,4………の小判形もしくは楕円形の
長軸l−lは互いに平行であつて、シリンダブロ
ツク1の長手方向に対して横列される。前記四つ
のシリンダ孔4,4………内には、それぞれ横断
面小判形もしくは楕円形のピストン5が摺動自在
に嵌合され、これらのピストン5には、それぞれ
コネクテイングロツド6の小端部7がピストンピ
ン9を介して連結され、またそれらのコネクテイ
ングロツド6の大端部8は、前記クランクケース
3に回転自在に軸架されるクランク軸10のクラ
ンクピン11に連結されている。而して前記クラ
ンク軸10の回転軸線は、前記四つのシリンダ孔
4,4………の横断面小判形もしくは楕円形の長
軸l−lと直交している。
ク1には、横断面小判形もしくは楕円形の四つの
シリンダ孔4,4………が、並設され、それらシ
リンダ孔4,4………の小判形もしくは楕円形の
長軸l−lは互いに平行であつて、シリンダブロ
ツク1の長手方向に対して横列される。前記四つ
のシリンダ孔4,4………内には、それぞれ横断
面小判形もしくは楕円形のピストン5が摺動自在
に嵌合され、これらのピストン5には、それぞれ
コネクテイングロツド6の小端部7がピストンピ
ン9を介して連結され、またそれらのコネクテイ
ングロツド6の大端部8は、前記クランクケース
3に回転自在に軸架されるクランク軸10のクラ
ンクピン11に連結されている。而して前記クラ
ンク軸10の回転軸線は、前記四つのシリンダ孔
4,4………の横断面小判形もしくは楕円形の長
軸l−lと直交している。
前記シリンダヘツド2には、横断面小判形もし
くは楕円形をなし、かつクランク軸10の回転軸
線と直角な垂直断面が略円弧状をなす燃焼室12
が形成される。横断面小判形もしくは楕円形の燃
焼室12の、短軸s−sで分けられる一方の半部
(第1図右半部)の燃焼室12壁には、四つの吸
気弁口13,13………が互いに直交する2本の
平行線の各交点上において開口され、また他方の
半部(第1図左半部)の燃焼室12壁には、四つ
の排気弁口14,14………が同じく互いに直交
する2本の平行線の各交点上において開口され、
前記四つの吸気弁口13,13………と排気弁口
14,14………とは、燃焼室12の短軸s−s
に関して対称的に配置される。
くは楕円形をなし、かつクランク軸10の回転軸
線と直角な垂直断面が略円弧状をなす燃焼室12
が形成される。横断面小判形もしくは楕円形の燃
焼室12の、短軸s−sで分けられる一方の半部
(第1図右半部)の燃焼室12壁には、四つの吸
気弁口13,13………が互いに直交する2本の
平行線の各交点上において開口され、また他方の
半部(第1図左半部)の燃焼室12壁には、四つ
の排気弁口14,14………が同じく互いに直交
する2本の平行線の各交点上において開口され、
前記四つの吸気弁口13,13………と排気弁口
14,14………とは、燃焼室12の短軸s−s
に関して対称的に配置される。
前記四つの吸気弁口13,13………は、シリ
ンダベツド2に形成した4本の吸気ポート15
1,152,153,154に連結され、これら
の吸気ポート151,152,153,154
は、略等しい長さで、それらの中央に配置される
1本の主吸気ポート16に集合、連通されてい
る。
ンダベツド2に形成した4本の吸気ポート15
1,152,153,154に連結され、これら
の吸気ポート151,152,153,154
は、略等しい長さで、それらの中央に配置される
1本の主吸気ポート16に集合、連通されてい
る。
また、同じように前記四つの排気弁口14,1
4………は、4本の排気ポート171,172,
173,174に連通され、これらの排気ポート
171,172,173,174は、略等しい長
さで、それらの中央に配置される1本の主排気ポ
ート18に集合、連通される。そして1本の主吸
気ポート16と主排気ポート18は、シリンダ孔
4の縦中心線L−Lに対して燃焼室12の長手方
向外側方に傾斜しており、互いにV字状に配置さ
れる。
4………は、4本の排気ポート171,172,
173,174に連通され、これらの排気ポート
171,172,173,174は、略等しい長
さで、それらの中央に配置される1本の主排気ポ
ート18に集合、連通される。そして1本の主吸
気ポート16と主排気ポート18は、シリンダ孔
4の縦中心線L−Lに対して燃焼室12の長手方
向外側方に傾斜しており、互いにV字状に配置さ
れる。
前記主吸気ポート16の外端は気化器19に連
通され、また前記主排気ポート18の外端は排気
管20に連通される。
通され、また前記主排気ポート18の外端は排気
管20に連通される。
シリンダヘツド2には、前記四つの吸気弁口1
3,13………を開閉する4本の吸気弁211,
212,213,214が昇降自在に嵌挿され、
これらの吸気弁211〜214は、前記主吸気ポ
ート16を取囲むようにシリンダ孔4の縦中心線
L−Lに対して燃焼室12の長手方向外側方に傾
斜しており、そのうち燃焼室12の中央寄りにあ
る内側列の2本の吸気弁211,212は、主吸
気ポート16よりも内側に、また燃焼室12の外
側にある外側列の2本の吸気弁213,214は
主吸気ポート16よりも外側にあり、吸気弁21
1,212、主吸気ポート16および吸気弁21
3,214の各軸線は横断面小判形もしくは祭円
形の燃焼室12の長軸方向に放射状に配置されて
いる。前記吸気弁211,212,213,21
4上には、シリンダヘツド2に回転自在に軸架さ
れる2本の吸弁カム軸22,23がクランク軸1
0と同方向に配設され、それらの吸弁カム軸2
2,23上のカム24,24………がタペツト2
5,25………を介して吸気弁211,212,
213,214に連接されている。また吸気弁2
11,212,213,214の上端には、それ
ぞれコツタ26を介して弁座27が嵌着され、こ
の弁座27とシリンダヘツド2に形成した弁座面
間28には、弁ばね29,30が介在されてい
る。
3,13………を開閉する4本の吸気弁211,
212,213,214が昇降自在に嵌挿され、
これらの吸気弁211〜214は、前記主吸気ポ
ート16を取囲むようにシリンダ孔4の縦中心線
L−Lに対して燃焼室12の長手方向外側方に傾
斜しており、そのうち燃焼室12の中央寄りにあ
る内側列の2本の吸気弁211,212は、主吸
気ポート16よりも内側に、また燃焼室12の外
側にある外側列の2本の吸気弁213,214は
主吸気ポート16よりも外側にあり、吸気弁21
1,212、主吸気ポート16および吸気弁21
3,214の各軸線は横断面小判形もしくは祭円
形の燃焼室12の長軸方向に放射状に配置されて
いる。前記吸気弁211,212,213,21
4上には、シリンダヘツド2に回転自在に軸架さ
れる2本の吸弁カム軸22,23がクランク軸1
0と同方向に配設され、それらの吸弁カム軸2
2,23上のカム24,24………がタペツト2
5,25………を介して吸気弁211,212,
213,214に連接されている。また吸気弁2
11,212,213,214の上端には、それ
ぞれコツタ26を介して弁座27が嵌着され、こ
の弁座27とシリンダヘツド2に形成した弁座面
間28には、弁ばね29,30が介在されてい
る。
またシリンダヘツド2には、前記四つの排気弁
口14,14………を開閉する4本の排気弁31
1,312,313,314が昇降自在に嵌挿さ
れ、これらの排気弁311,312,313,3
14は前記主排気ポート18を取囲むようにシリ
ンダ孔4の縦中心線L−Lに対して燃焼室12の
横断面長軸方向外側方に傾斜しており、そのうち
燃焼室12の中央寄りにある内側列の2本の排気
弁311,312は主排気ポート18よりも内側
に、また燃焼室12の外側にある外側列の2本の
排気弁313,314は、主排気ポート18より
も外側にあり、排気弁311,312、主排気ポ
ート18、および排気弁313,314の各軸線
は燃焼室12の横断面長軸方向に放射状に配置さ
れる。前記内側および各側列の排気弁311,3
12および313,314上には、それぞれシリ
ンダヘツド2に回転自在に軸架される排弁カム軸
32,33がクランク軸10と同方向に配設さ
れ、それら排弁カム軸32,33上のカム34,
34………はタペツト35を介して内側列および
外側列の排気弁311,312および313,3
14に連接されている。また前記排気弁311,
312,313,314の上端には、それぞれコ
ツタ36を介して弁座37が嵌着され、この弁座
37とシリンダヘツド2に形成した弁座面38間
には、弁ばね39,40が介在される。
口14,14………を開閉する4本の排気弁31
1,312,313,314が昇降自在に嵌挿さ
れ、これらの排気弁311,312,313,3
14は前記主排気ポート18を取囲むようにシリ
ンダ孔4の縦中心線L−Lに対して燃焼室12の
横断面長軸方向外側方に傾斜しており、そのうち
燃焼室12の中央寄りにある内側列の2本の排気
弁311,312は主排気ポート18よりも内側
に、また燃焼室12の外側にある外側列の2本の
排気弁313,314は、主排気ポート18より
も外側にあり、排気弁311,312、主排気ポ
ート18、および排気弁313,314の各軸線
は燃焼室12の横断面長軸方向に放射状に配置さ
れる。前記内側および各側列の排気弁311,3
12および313,314上には、それぞれシリ
ンダヘツド2に回転自在に軸架される排弁カム軸
32,33がクランク軸10と同方向に配設さ
れ、それら排弁カム軸32,33上のカム34,
34………はタペツト35を介して内側列および
外側列の排気弁311,312および313,3
14に連接されている。また前記排気弁311,
312,313,314の上端には、それぞれコ
ツタ36を介して弁座37が嵌着され、この弁座
37とシリンダヘツド2に形成した弁座面38間
には、弁ばね39,40が介在される。
そして前記内側列の吸気211,212主吸気
ポート16および外側列の吸気弁213,214
と、前記内側弁の排気弁311,312、主排気
ポート18および外側列の排気弁313,314
は、シリンダ孔4の縦軸線L−Lに対して対称的
に配置される。
ポート16および外側列の吸気弁213,214
と、前記内側弁の排気弁311,312、主排気
ポート18および外側列の排気弁313,314
は、シリンダ孔4の縦軸線L−Lに対して対称的
に配置される。
前記内側および外側列の吸気弁211,212
および213,214の縦中心線Ii−Ii、および
Io−Ioと、前記内側および外側列の排気弁31
1,312および313,314の縦中心線Ei
−EiおよびEo−Eoは、何れもシリンダ孔4の縦
中心線L−L上の一点Oより、等間隔を存して放
射状にのびており、そして2本の吸弁カム軸2
2,23および2本の排弁カム軸32,33の回
転中心a,b,c,dは、前記吸気弁211〜2
14および排気弁311〜314の縦中心線Ii−
Ii,Io−Io、およびEi−Ei,Eo−Eoと前記一点O
を中心として描く円弧C−Cの各交点上にあり、
前記回転中心a,b,c,dの、円弧C−C上の
間隔は何れも等しくなつている。前記吸弁カム軸
22,23および排弁カム軸32,33の端部に
は、第6図に示すように同一径の歯車41,4
2,43,44が固着され、これらの歯車41〜
44は順次に噛合され、そのうち一側端の歯車4
4は、アイドル歯車45,46を介してクランク
軸10上の駆動歯車47に連動され、吸弁カム軸
22,23および排弁カム軸32,33は、クラ
ンク軸10の回転数の1/2の回転数で回転駆動さ
れる。
および213,214の縦中心線Ii−Ii、および
Io−Ioと、前記内側および外側列の排気弁31
1,312および313,314の縦中心線Ei
−EiおよびEo−Eoは、何れもシリンダ孔4の縦
中心線L−L上の一点Oより、等間隔を存して放
射状にのびており、そして2本の吸弁カム軸2
2,23および2本の排弁カム軸32,33の回
転中心a,b,c,dは、前記吸気弁211〜2
14および排気弁311〜314の縦中心線Ii−
Ii,Io−Io、およびEi−Ei,Eo−Eoと前記一点O
を中心として描く円弧C−Cの各交点上にあり、
前記回転中心a,b,c,dの、円弧C−C上の
間隔は何れも等しくなつている。前記吸弁カム軸
22,23および排弁カム軸32,33の端部に
は、第6図に示すように同一径の歯車41,4
2,43,44が固着され、これらの歯車41〜
44は順次に噛合され、そのうち一側端の歯車4
4は、アイドル歯車45,46を介してクランク
軸10上の駆動歯車47に連動され、吸弁カム軸
22,23および排弁カム軸32,33は、クラ
ンク軸10の回転数の1/2の回転数で回転駆動さ
れる。
小判型もしくは楕円形の燃焼室12の中央、す
なわちその横断面長軸l−lと短軸s−sとの交
点上には、点火栓48が設けられている。
なわちその横断面長軸l−lと短軸s−sとの交
点上には、点火栓48が設けられている。
次に本発明の第一実施例の作用について説明す
ると、いま機関が運転され、クランク軸10が回
転されると、駆動歯車47、アイドル歯車46,
45および歯車44〜41を介して2本の、吸弁
カム軸22,23および排弁カム軸32,33を
同時にクランク軸10の回転数の1/2の回転数で
回転駆動し、ピストン5の下降する吸気行程では
吸気弁211〜214が開弁して混合気を燃焼室
12内に吸入し、またピストン5の上昇する排気
行程では燃焼室12内の燃焼ガスが排出される。
ると、いま機関が運転され、クランク軸10が回
転されると、駆動歯車47、アイドル歯車46,
45および歯車44〜41を介して2本の、吸弁
カム軸22,23および排弁カム軸32,33を
同時にクランク軸10の回転数の1/2の回転数で
回転駆動し、ピストン5の下降する吸気行程では
吸気弁211〜214が開弁して混合気を燃焼室
12内に吸入し、またピストン5の上昇する排気
行程では燃焼室12内の燃焼ガスが排出される。
第7,8図には本発明の第二実施例が示されて
いる。この第二実施例では、横断面小判形もしく
は楕円形の燃焼室12の長軸l−l上にそれぞれ
2個宛吸気弁口13,13と排気弁口14,14
とを開口した場合で、吸気弁口13,13に連通
される2本の吸気ポート15′1,15′3は等し
い長さで、1本の主吸気ポート16に連通され、
また排気弁口14,14に連通される2本の排気
ポート17′1,17′3は1本の主排気ポート1
8に等しい長さで連通される。また点火栓48は
燃焼室12の短軸s−s上において一側に偏して
設けられる。また2本の吸弁カム軸22には、そ
れぞれ吸気弁211,213を作動するためのカ
ム24が設けられ、また2本の排弁カム軸32に
は、それぞれ排気弁311,313を作動するた
めのカム34が設けられる。而してこの第二実施
例も前記第一実施例と同じ作用を奏するが、この
第二実施例では燃焼室12を、よりコンパクトに
形成できる。
いる。この第二実施例では、横断面小判形もしく
は楕円形の燃焼室12の長軸l−l上にそれぞれ
2個宛吸気弁口13,13と排気弁口14,14
とを開口した場合で、吸気弁口13,13に連通
される2本の吸気ポート15′1,15′3は等し
い長さで、1本の主吸気ポート16に連通され、
また排気弁口14,14に連通される2本の排気
ポート17′1,17′3は1本の主排気ポート1
8に等しい長さで連通される。また点火栓48は
燃焼室12の短軸s−s上において一側に偏して
設けられる。また2本の吸弁カム軸22には、そ
れぞれ吸気弁211,213を作動するためのカ
ム24が設けられ、また2本の排弁カム軸32に
は、それぞれ排気弁311,313を作動するた
めのカム34が設けられる。而してこの第二実施
例も前記第一実施例と同じ作用を奏するが、この
第二実施例では燃焼室12を、よりコンパクトに
形成できる。
以上のように本発明によれば、シリンダヘツド
に横断面小判形もしくは楕円形の燃焼室に開口さ
れる複数個の吸、排気弁口を開閉する複数個の
吸、排気弁を放射状に配設するとゝもに吸、排気
弁を開閉作動する複数個の吸、排弁カム軸を、ク
ランク軸と平行で、かつ円弧上に等間隔を存して
軸架し、それら吸、排弁カム軸をそれらに固着さ
れる同径の伝動輪を介してクランク軸に連動させ
たので、吸弁カム軸、および排弁カム軸がそれぞ
れ複数本あるにもかゝわらず、それらを一面上に
配列される平歯車、鎖車等の通常の伝動機構で駆
動することが可能であり、特に複数本の吸、排弁
カム軸を、互いに噛合される同径の、歯車等の伝
動輪によつて駆動できるので、伝動輪の数および
種類を最小にすることができ、吸、排弁カム軸
の、構造の簡素化、コンパクト化を可能にする
とゝもに組立性を高め、大巾なコストダウンを図
ることができる。
に横断面小判形もしくは楕円形の燃焼室に開口さ
れる複数個の吸、排気弁口を開閉する複数個の
吸、排気弁を放射状に配設するとゝもに吸、排気
弁を開閉作動する複数個の吸、排弁カム軸を、ク
ランク軸と平行で、かつ円弧上に等間隔を存して
軸架し、それら吸、排弁カム軸をそれらに固着さ
れる同径の伝動輪を介してクランク軸に連動させ
たので、吸弁カム軸、および排弁カム軸がそれぞ
れ複数本あるにもかゝわらず、それらを一面上に
配列される平歯車、鎖車等の通常の伝動機構で駆
動することが可能であり、特に複数本の吸、排弁
カム軸を、互いに噛合される同径の、歯車等の伝
動輪によつて駆動できるので、伝動輪の数および
種類を最小にすることができ、吸、排弁カム軸
の、構造の簡素化、コンパクト化を可能にする
とゝもに組立性を高め、大巾なコストダウンを図
ることができる。
第1〜6図は本発明の第一実施例を示し、第1
図は第2図−線に沿う縦断面図、第2図は第
3図−線横断面図、第3図は第2図−線
縦断面図、第4図は第1図−線に沿う部分縦
断面図、第5図は第1図−線に沿う部分横断
面図、第6図は吸気カム軸および排気カム軸の伝
動歯車系を示す正面図、第7,8図は本発明の第
二実施例を示し、第7図は第8図−線に沿う
横断面図、第8図は第7図−線に沿う部分断
面図である。 l−l……長軸、s−s……短軸、1……シリ
ンダブロツク、2……シリンダヘツド、3……ク
ランクケース、4……シリンダ孔、5……ピスト
ン、6……コネクテイングロツド、10……クラ
ンク軸、12……燃焼室、13……吸気弁口、1
4……排気弁口、211〜214……吸気弁、2
2……吸弁カム軸、23……吸弁カム軸、311
〜314……排気弁、32……排弁カム軸、33
……排弁カム軸、41,42,43,44……歯
車。
図は第2図−線に沿う縦断面図、第2図は第
3図−線横断面図、第3図は第2図−線
縦断面図、第4図は第1図−線に沿う部分縦
断面図、第5図は第1図−線に沿う部分横断
面図、第6図は吸気カム軸および排気カム軸の伝
動歯車系を示す正面図、第7,8図は本発明の第
二実施例を示し、第7図は第8図−線に沿う
横断面図、第8図は第7図−線に沿う部分断
面図である。 l−l……長軸、s−s……短軸、1……シリ
ンダブロツク、2……シリンダヘツド、3……ク
ランクケース、4……シリンダ孔、5……ピスト
ン、6……コネクテイングロツド、10……クラ
ンク軸、12……燃焼室、13……吸気弁口、1
4……排気弁口、211〜214……吸気弁、2
2……吸弁カム軸、23……吸弁カム軸、311
〜314……排気弁、32……排弁カム軸、33
……排弁カム軸、41,42,43,44……歯
車。
Claims (1)
- 1 ピストンを摺動自在に嵌合するシリンダ孔を
有するシリンダブロツクと、このシリンダブロツ
クに重合結着され前記ピストン上に燃焼室を形成
するシリンダヘツドと、前記シリンダブロツク下
に重合結着され前記ピストンにコネクテイングロ
ツドを介して連結されるクランク軸を回転自在に
軸架するクランクケースとを備えた四サイクル内
燃機関において、前記シリンダ孔、ピストン、お
よび燃焼室の横断面形状を何れも小判形もしくは
楕円形に形成し、前記シリンダヘツドには、前記
燃焼室に開口される、複数個の吸、排気弁口を開
閉する複数個の吸、排気弁を放射状に配設する
とゝもにこれらの吸、排気弁を開閉作動する複数
個の吸、排弁カム軸を、前記クランク軸と平行で
かつ円弧上に等間隔を存して軸架し、それら吸、
排弁カム軸を、それらに固着される同径の歯車等
の伝動輪を介してクランク軸に連動させてなる、
四サイクル内燃機関の吸、排弁カム軸駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11457379A JPS5638509A (en) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | Driving device for suction and exhaust valve cam shaft of four-cycle internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11457379A JPS5638509A (en) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | Driving device for suction and exhaust valve cam shaft of four-cycle internal combustion engine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638509A JPS5638509A (en) | 1981-04-13 |
JPS6138321B2 true JPS6138321B2 (ja) | 1986-08-28 |
Family
ID=14641209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11457379A Granted JPS5638509A (en) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | Driving device for suction and exhaust valve cam shaft of four-cycle internal combustion engine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5638509A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57183553A (en) * | 1981-05-08 | 1982-11-11 | Yamaha Motor Co Ltd | Intake device of 4-cycle engine |
JP2809437B2 (ja) * | 1989-08-01 | 1998-10-08 | ヤマハ発動機株式会社 | 多弁式4サイクルエンジン |
-
1979
- 1979-09-06 JP JP11457379A patent/JPS5638509A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638509A (en) | 1981-04-13 |
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