JPS6136457A

JPS6136457A - 足場装置

Info

Publication number: JPS6136457A
Application number: JP15951784A
Authority: JP
Inventors: 晃増田; 勉佐野; 浜崎　逸郎
Original assignee: Nisso Sangyo Co Ltd
Current assignee: Nisso Sangyo Co Ltd
Priority date: 1984-07-30
Filing date: 1984-07-30
Publication date: 1986-02-21
Also published as: JPH037779B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、足場ステージの昇降定着方法に関し、特に、
建築物の垂直面あるいは船舶の船腹等の構築物の壁面の
任意位置に位置決められる足場ステージの昇降定着方法
に関する。　　。

〔従来の技術〕

構築物の壁面の任意位置に当該壁面に沿って水平方向に
延設されて、資材置場あるいは作業者の歩廊さらには作
業足場等として利用される足場ステージは、構築物の壁
面に適宜の高さ間隔で複数段配設されていることが望ま
しいが、複数段の足場ステージを配設することは、仮設
資材の員数を増大させ不経済であるばかりでなく、構築
物の構築費用を高騰させることとなる不都合がある。

そこで、従来から、所望の高さ位置に定着させると共に
、別の高さ位置に盛替することができる足場ステージが
提案され、その昇降定着方法として、足場ステージに装
備されたウィンチ機構によって足場ステージの吊り部材
としてのワイヤを巻き取る等して昇降するとする方法が
提案されている。

しかしながら、１人または２人種度の少人数の作業者が
構築物壁面の短時間の諸作業を異なった高さ位置で行な
う場合に、都度都度足場ステージを昇降させるとすると
、一般に足場ステージが長大で重量も大きいことに鑑み
ると、移動の際の資材の落下防止のための段取り等移動
の為の種々の段取りを頻繁に要すことや、移動中に周辺
の保安管理を度々要すこと等、極めて不都合な点が多く
なる。

そこで近年では１足場ステージは、比較的長時間所定位
置に定着させて資材置場あるいは作業者の歩廊として利
用することとし、少人数による短時間の作業には、足場
ステージ上方に単独でかつ自刃で昇降できるように配設
される作業足場としてのゴンドラを利用して所望の諸作
業を行なうこととしている。そして、このゴンドラの移
動方法は、ゴンドラに装備されたウィンチ機構によって
ゴンドラの吊り部材としてのワイヤを巻き取る等して昇
降する方法とされている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記の様な提案によるときは、特に、足
場ステ―゛ジの゛昇降に際して、足場ステージに装備さ
れたウィンチ機構を利用することとなるが、前述した。

ように、足場ステージは比較的長時間所定位置に定着さ
れるものであるから、その昇降時にのみ利用されるウィ
ンチ機構を足場ステージに装備しておくことは、足場ス
テージの重量を増大させ、資材や作業者等の積載重量の
許容範囲を小さくしたり、歩廊等の有効スペースを少な
くする不都合が招来され、また、長時間不使用状態を継
続することによってウィンチ機構が正常に作動しなくな
る等の不都合が招来される危惧もある。

そこで本発明は、前記した事情に鑑み、足場ステージに
ウィンチ機構を装備させることなく、当該足場ステージ
を構築物の壁面の任意位置に位置決めることができる足
場ステージの昇降定着方法を新たに提供することを目的
とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記した問題点を解決するために本発明の構成を、構築
物の壁面に沿って水平方向に延設される足場ステージの
昇降時には当該足場ステージ上方に移動自在に配設され
たゴンドラと連結されて上下方向に移動すると共に、上
記足場ステージの定着時には構築物の天端部に上端が連
結された適宜吊り部材に連結具をもって吊持され、かり
、上記ゴンドラとは分離されてなることを特徴とすると
したものである。

〔実施例〕

以下、本発明に係る方法を、その具体化した図示する最
適な実施例に基づいて、説明する。

矛１図は、本発明の方法によって構築物たる建築物Ａの
壁面たる外壁面ＢＫ沿って足場ステージ１が水平方向に
延設されている状況を示す斜視図であって１．？２図は
その縦断面図である。

そして、この、？１図および矛２図に示すように、足場
ステージ１は、建築物Ａの天端部Ｃに固着された支持ア
ーム２に上端が締結されたワイヤ３，４の下方部に連結
具５，６をもって連結されて吊持されている。また、上
記足場ステージ１の上方には、ゴンドラ７が建築物Ａの
天端部Ｃに固着された他の支持アーム８に上端が締結さ
れたワイヤ９の下方部にウィンチ機構１０をもって連結
されて吊持されている。

上記足場ステージ１は、上記のようにワイヤ３．４によ
って建築物Ａの外壁面Ｂの任意の高さ位置に、当該外壁
面已に沿って水平方向に延設されることによって、その
上面を資材置場や作業者の歩廊として利用することを可
とし、その下面下を当該建築物Ａに出入りする者や当該
足場ステージ１の下方を通行する者等の保安用屋根とし
て利用されることを可とするものである。

また、上記ゴンドラ７は、上記のようにワイヤ９によっ
て建築物Ａの天端部Ｃから吊持され、かつ、当該ゴンド
ラ７に装備されたウィンチ機構１０を作動し上記ワイヤ
９を巻き取る等して、建築物Ａの外壁面已に沿って上下
方向に移動自在とされることにより、その上面に作業者
が立ち入り外壁面Ｂの諸作業を行なうことを可とする作
業足場を提供するものである。

なお、上記支持アーム２は、下方の足場ステージ１を吊
持し、所定位置に定着することな町とするように形成さ
れていれば足りるが、本実施例にあっては、牙３図に示
すように、建築物Ａの天端部Ｃに当該支持アーム２を固
着する取り付は部１１と、当該取り付は部１１から水平
方向に突出するアーム部１２とからなり、上記取り付は
部１１は、建築物Ａの天端部Ｃの所望位置に着脱自在に
取り付けられるように形成されており、当該取り付は部
１１の先端部分、即ち、アーム部１２０基端部分に前記
一方のワイヤ３を締結させ、アーム部１２の先端部分に
前記他方のワイヤ４を締結させるように形成されている
ものである。

上記のように、建築物Ａの天端部Ｃからワイヤ３，４で
吊持された足場ステージ１の昇降を図るときは、先ず、
上記ゴンドラ７を当該足場ステージ１の上面あるいは上
面近傍まで下降させる。そして、ゴンドラ７が所望の高
さ位置まで降下した後は、一旦その高さ位置でゴンドラ
７の昇降を停止させると共に、当該ゴンドラ７に足場ス
テージ、１を連結する。このゴンドラ７と足場ステージ
１の連結は、任意に行なえるものであるが、本実施例に
あっては、牙２図中下半部に示すよ５ｋ、ゴンドラ７の
手摺部分に上端が連結されたワイヤあるいはチェーン等
の吊り材１３の下端を足場ステージ１の適宜位置に連結
することによって行なうこととしている。

上記のようＫして、下降されたゴンドラ７と足場ステー
ジ１とを連結した後は、足場ステージ１と各ワイヤ３．
４とを連結する連結具５゜６の連結動作を解除し、足場
ステージ１をゴンドラ７に吊持せしめることとすると共
に、ゴンドラ７に装備されているウィンチ機構１０を作
動してゴンドラ７を吊持するワイヤ９０巻き取り等をさ
せ、足場ステージ１の昇降を図ることとする。

そして、足場ステージ１を新たな高さ位置に延設するこ
ととする場合には、当該所望の高さ位置に足場ステージ
１が到達したことを確認した後、建築物Ａの天端部Ｃか
も垂下されているワイヤ３，４に連結具５，６をもって
足場ステージ１を連結すると共に、上記ゴンドラ７との
連結を解除する。これによって、足場ステージ１は新た
な高さ位置での資材置場あるいは作業者の歩廊として利
用されることとなる。また、ゴンドラ７は、足場ステー
ジ１と分離されて、独立で、かつ自刃で昇降し、所望の
諸作業のための作業足場として利用されることとなる。

また、ゴンドラ７に連結された足場ステージ１を当該建
築物Ａの外壁面Ｂから撤去することとする場合には、上
記ゴンドラ７を下降させ、足場ステージ１が地表面り等
に載置されたことを確認して、ゴンドラ７の下降を停止
すると共ｋ、足場ステージ１とゴンドラ７の連結を解除
する。これによって足場ステージ１は建築物Ａの外壁面
Ｂから撤去され、他の目的地等への搬送が可とされる。

また、足場ステージ１から分離されたゴンドラ７は、要
すれば、建築物Ａの外壁面Ｂの諸作業の作業足場として
提供されることとなる。

以上のようにして、建築物への外壁面Ｂに延設される足
場ステージ１は、その昇降および定着が図られることと
なるが、本発明の方法によって建築物Ａの外壁面Ｂに延
設されるに最適な足場ステージ１の一実施例について少
しく説明する。

即ち、矛４図に示すように足場ステージ１は、主歩廊２
０の両端に副歩廊２１が出入自在に附設されており、副
歩廊２１を主歩廊２０から出し入れすることによって歩
廊全体の長さを伸縮できるようにしている。そして、主
歩廊２０は一対の密部材２２間に足場板２３を有し、副
歩廊２１は一対の密部材２４間に足場板２５を有し、そ
の密部材２４が主歩廊２０の術部材２２内に出入自在に
挿通されているものである。また、主歩廊２０および副
歩廊２１にはそれぞれ手摺２６および手摺２７が附設さ
れている。手摺２６は、下端が密部材２２に折り畳み自
在に附設された支柱２８に横材２９を一体的に連設して
枠体を形成するように構成されてなり、支柱２８の下端
は、密部材２２に固着されたソケット３０内に介装され
ているものである。そして、支柱２８の下端を上昇させ
るように手摺２６を上方に持ち上げると、これを主歩廊
２００足場板２３上に載置するようにすなわち足場ステ
ージ１の短手方向に折り畳むことが可能となるように支
柱２８下端およびソケット３０が形成されているもので
ある。また、副歩廊２１の手摺２７は、下端が桁部材２
４に折り畳み自在に附設された支柱３１にチェーン等の
伸縮自在な横材３２を保持させてなるものであり、支柱
３１の下端は桁部材２４に固着されたソケット３３内に
介装されている。そして横材３２は、一端が支注３１に
係止されるとともに他端が主歩廊２０の手摺２６端部に
連結されている。

従って、副歩廊２１を主歩廊２０の端部から出入すれば
、歩廊全体の長さを伸縮できることとなり、手摺２６を
引き上げるようにすれば、主歩廊２０の足場板２３上に
積み重ねるようにこれを折り畳むことができることとな
る。また、副歩廊２１における手摺２７にあってもその
折り畳みが可能であり、従って、当該足場ステージ１は
、所謂コンパクトに構成されることとなって、その運搬
等の取り扱いに便利であると共に、建築物Ａの外壁面Ｂ
に延設するときに、隣接する他の足場ステージ１との間
に隙間を生じることがないように副歩廊２１を主歩廊２
０から延長することができ、作業者の歩廊としてその安
全性が向上されると共に上面に載置される資材等の下方
への落下等の危険発生を予め防止できることとなる効果
が得られる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、足場ステージにウィンチ
等の装備を要することなく、その昇降および定着が図れ
るので、当該足場ステージを資材置場や作業者の歩廊と
して利用する場合にその全体重量が増大されて積載荷重
の許容範囲に大巾な制限を生じたり、あるいは、置場ス
ペースヤ、歩廊スペースとしての有効スペースの減少を
招来する不都合のない足場ステージが得られることとな
る。

そしてさらに、足場ステージが伸縮自在かつ折り量み自
在に形成されているものとすれば、その昇降時に隣する
足場ステージに何らの障害を与えることなく、その昇降
を図ることができると共に、隣接する他の足場ステージ
との間に４生じる間隙等を覆い、作業者や、資材等の下
方への落下の危険を予め防止できることとなる利点もあ
る。

【図面の簡単な説明】

矛１図は本発明に係る方法によって昇降および定着され
る足場ステージの使用状況を示す斜視図、矛２図はその
縦断面図、矛３図は足場ステージをワイヤをもって建築
物の天端部から吊持するための支持アームを示す側面図
、矛４図は本発明の実施の際に使用される足場ステージ
の最適な一実施例を示す斜視図である。Ａ・・・建築物、Ｂ・・・外壁面、Ｃ・・・天端部、Ｄ
・・・地表面、１・・・足場ステージ、２゜８＠１１・
支持アーム、３，４，９・・ψワイヤ、５゜６・・・連
結具、７・・・ゴンドラ、１０・・愉ウィンチ機構、１
３・・・吊り材。

Claims

【特許請求の範囲】

構築物の壁面に沿って水平方向に延設される足場ステー
ジの昇降時には当該足場ステージ上方に移動自在に配設
されたゴンドラと連結されて上下方向に移動すると共に
、上記足場ステージの定着時には構築物の天端部に上端
が連結された適宜吊り部材に連結具をもって吊持され、
かつ、上記ゴンドラとは分離されてなることを特徴とす
る足場ステージの昇降定着方法。