JP2865254B1 - 板状外装材の取付装置 - Google Patents

板状外装材の取付装置

Info

Publication number
JP2865254B1
JP2865254B1 JP10240498A JP10240498A JP2865254B1 JP 2865254 B1 JP2865254 B1 JP 2865254B1 JP 10240498 A JP10240498 A JP 10240498A JP 10240498 A JP10240498 A JP 10240498A JP 2865254 B1 JP2865254 B1 JP 2865254B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
exterior material
mounting device
suspension beam
lower frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10240498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11293927A (ja
Inventor
川 泰一朗 吉
幸 男 澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP10240498A priority Critical patent/JP2865254B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2865254B1 publication Critical patent/JP2865254B1/ja
Publication of JPH11293927A publication Critical patent/JPH11293927A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 複数の板状外装材、例えば、カーテンウォー
ルを一度に吊り上げる事により、建物への取付時間の短
縮を図ることの出来る板状外装材の取付装置を提供す
る。 【解決手段】 各面に板状外装材C・Wを吊り下げる2
台の電動チェーンブロック(12)を設けた上部多角形
吊りビーム(1)と、四隅・4本の自立脚(21)と踊
場(22)とからなり踊場(22)に前記電動チェーン
ブロック(12)を制御する中央制御盤(23)を設け
た中間フレーム(2)と、四隅・4本の自立脚31から
なり姿勢制御装置(36)を設けた下部フレーム(3)
とからなり、前記上部多角形吊りビーム(1)、中間フ
レーム(2)、下部フレーム(3)は相互に着脱可能に
連結されていることを特徴とする板状外装材の取付装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設業等に於い
て、PC板、アルミカーテンウォール等の板状外装材を
取り付ける際に使用する板状外装材の取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】PC板やアルミカーテンウォール等の板
状外装材を建物に取り付けるに際しジャイロや送風機を
使って姿勢を制御する装置は、従来は単板吊りに用いら
れてきた。
【0003】しかし、単板吊りの場合は、タワークレー
ンで地上から取付位置まで上げ下げするのに全体として
時間がかかり、またタワークレーンの利用効率が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、姿勢制御装
置を備えた板状外装材の取付装置に於いて、板状外装
材、特に、アルミカーテンウォールの様に軽量な物を吊
り上げる際、設置段まで1枚1枚吊り上げると、吊り上
げ、吊り降ろしに時間かかるため、複数の板状外装材、
例えば、アルミカーテンウォールを一度に吊り上げる事
により、取付時間の短縮を図ることの出来る板状外装材
の取付装置を提供する事を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、板状外
装材の取付装置、各面に板状外装材を吊り下げる2台の
電動チェーンブロックを設けた上部多角形吊りビーム
と、四隅・4本の自立脚と踊場とからなり踊場に前記電
動チェーンブロックを制御する中央制御盤を設けた中間
フレームと、四隅・4本の自立脚からなり姿勢制御装置
を設けた下部フレームとからなり、前記上部多角形吊り
ビーム、中間フレーム、下部フレームは相互に着脱可能
に連結されている。
【0006】また、本発明の実施に際しては、上部多角
形吊りビームを、4枚の板状外装材を同時に吊り下げる
様に4角形吊りビームとすると好適である。
【0007】また、上部多角形吊りビームを中央部で2
分割されるものとすることにより、普通のトラックで搬
送可能となる。
【0008】また、本発明の実施に際しては、下部フレ
ームは、板状外装材に当接して板状外装材をガイドする
スライド式ガイドバーと荷締具とを備えているものとす
る。また、スライド式ガイドバーの先端に緩衝材を取り
付けることにより、板状外装材をキズ付けなくて好適で
る。
【0009】一度に複数の板状外装材を揚重し、設置場
所で外装材を取り付けた後、姿勢制御装置を用いて取付
装置を回転して、次の設置場所で外装材を取り付けるこ
とで、外装材の取付の際、タワークレーンの上げ下げに
かかる時間を短縮し、施工時間の短縮及びタワークレー
ンの利用効果の向上が図られる。
【0010】また、姿勢制御装置により、風やワイヤー
ロープの戻りによる吊荷の回転やぶれを抑制し、安全に
板状外装材を取り付けることが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に於いて、板状外装
材の取付装置は、全体を1で示す上部多角形吊りビーム
と、全体を2で示す中間フレームと、全体を3で示す下
部フレームとからなり、相互に着脱可能に連結されて板
状外装材の取付装置を構成する。各構成部材について説
明する。
【0012】上部多角形吊りビームについて、主材11
はH鋼等の型鋼を井桁状に組んで構成されており、吊り
込み面は前後左右の4面である。また中央部11aで2
分割され、普通のトラックで搬送できる構造となってい
る。
【0013】各面の先端部には、電動チェーンブロック
12が間隔をあけて2台吊り下げられる様に吊りピース
が設けられている。電動チェーンブロック12としては
0.5ton程度のものを用いる。13はショックアブ
ソーバーを示す。
【0014】中間フレームについて、四隅・4本の自立
脚21と、1面の昇降タラップ付き踊場22とにより構
成されており、踊場22はエキスパンドメタルが用いら
れている。
【0015】踊場22には集中制御盤23が設置されて
いる。また、踊場22は上部多角形吊りビーム1を連結
する際の作業足場として利用でき、高所作業車等の仮設
足場が不要となる。24は踊場に至る梯子である。
【0016】下部フレームについて、四隅・4本の自立
脚31と、それを連結する繋ぎ材32、及び板状外装
材、例えば、アルミカーテンウォール(C・W)の揺れ
を抑えるためのスライド式ガイドバー33とナイロン製
荷締具34で構成されている。
【0017】ガイドバー33は、例えば、ピッチ100
mmきざみで最長600mmまで伸び、その先端にはC
・Wをキズ付けない様に緩衝材35が取り付けられてい
る。また、先端部は内側に45度程度可変する様にし、
コーナーパネルの様な90度屈曲した物まで面当たりで
押さえる事ができ、パネル形状を選ばない構造となって
いる。
【0018】この下部フレーム3には姿勢制御装置であ
るジャイロ36が取り付けられており、このジャイロ3
6は、低重心化と共に、転倒防止用ウェイトの役目も兼
ねている。
【0019】次に操作及び制御について説明する。電動
チェーンブロックの操作について、1枚のC・Wは2台
の電動チェーンブロック12で吊り下げられているた
め、合計8台のチェーンブロック12を操作する必要が
ある。
【0020】取付装置へのC・Wの取り付け時は1面2
台のチェーンブロック12のみを作動させる制御盤を設
け、操作及び給電はこの制御盤より垂下されているペン
ダント式押釦スイッチと給電用のキャプタイアとで行
う。また2本の操作線及びキャプタイアは巻取リールを
介して、適当な長さに調整できる構造とする。
【0021】地上においてC・Wを建物にセットする時
は、中間フレーム2の踊場22上に設置されている集中
制御盤23へ給電を行う事により、各面に垂下されてい
る押釦スイッチの操作で、各々四面のチェーンブロック
12を同時に動作させる事が出来る。押釦スイッチはチ
ェーンブロック12の同時上昇・同時下降・右上・右下
・左下・左上の6点式で同時運転・単独運転とも可能で
ある。
【0022】下部フレーム3に搭載されている姿勢制御
装置36は、装置内に積載されているバッテリで作動
し、操作は無線により送信機で行う。
【0023】送信機は電源入・切・右回転・左回転の4
点式で、通信範囲は100M、動作は90度を20秒の
速度で回転し回転制御の応答性が早く、高精度の位置決
めを可能とする様にする。
【0024】バッテリの充電装置を内蔵し夜間充電によ
り連日8時間の使用を可能とする様にする。ジャイロが
正常作動するために、40分程度の暖機運転が必要であ
る。図4及び図5は、図示されていないクレーンKによ
り前述の取付装置Tを吊り上げている状態を示し、図4
はC・Wを1枚取り付けた時を、また図5はC・Wを3
枚取り付けた時を示し、C・Wを1枚取り付けた時の取
付装置Tの傾きθ1は1、2゜であり、またC・Wを3
枚取り付けた時の取付装置Tの傾きθ2は1、5゜であ
り、3枚取り付けた時の方が大きく取付装置Tが傾いて
いる。またこの傾きθは、吊り高さが小さい程大きくな
る。
【0025】
【発明の効果】本発明は、一度に複数の板状外装材を揚
重し、設置場所で外装材を取り付けた後、姿勢制御装置
を用いて取付装置を回転して、次の設置場所ですぐに外
装材を取り付けることが出来ので、外装材の取付の際、
タワークレーンの上げ下げにかかる時間が短縮され、施
工時間の短縮及びタワークレーンの利用効果の向上が図
られる。また、姿勢制御装置により、風やワイヤーロー
プの戻りによる吊り荷の回転やぶれを抑制し、安全に板
状外装材を取り付けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る板状外装材の取付装置の
平面図。
【図2】図1の板状外装材の取付装置の正面図。
【図3】図1の板状外装材の取付装置の側面図。
【図4】C・Wを1枚取付けたときの取付装置の傾きを
示す図。
【図5】C・Wを3枚取付けたときの取付装置の傾きを
示す図。
【符号の説明】
1・・・上部多角形吊りビーム 11・・・主材 12・・・電動チェーンブロック 13・・・ショックアブソーバー 2・・・中間フレーム 21・・・自立脚 22・・・踊場 23・・・集中制御盤 24・・・梯子 3・・・下部フレーム 31・・・自立脚 32・・・つなぎ材 33・・・ガイドバー 34・・・ナイロン製荷締具 35・・・緩衝材 36・・・姿勢制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 21/14 - 21/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各面に板状外装材を吊り下げる2台の電
    動チェーンブロックを設けた上部多角形吊りビームと、
    四隅・4本の自立脚と踊場とからなり踊場に前記電動チ
    ェーンブロックを制御する中央制御盤を設けた中間フレ
    ームと、四隅・4本の自立脚からなり姿勢制御装置を設
    けた下部フレームとからなり、前記上部多角形吊りビー
    ム、中間フレーム、下部フレームは相互に着脱可能に連
    結されていることを特徴とする板状外装材の取付装置。
  2. 【請求項2】 上部多角形吊りビームは、4枚の板状外
    装材を同時に吊り下げる様に4角形吊りビームであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の板状外装材の取付装
    置。
  3. 【請求項3】 上部多角形吊りビームは、中央部で2分
    割されるものであることを特徴とする請求項1又は2の
    いずれかに記載の板状外装材の取付装置。
  4. 【請求項4】 下部フレームは、板状外装材に当接して
    板状外装材をガイドするスライド式ガイドバーと荷締具
    とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の板状
    外装材の取付装置。
  5. 【請求項5】 スライド式ガイドバーの先端には、板状
    外装材をキズ付けない様に緩衝材が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の板状外装材の取付装
    置。
JP10240498A 1998-04-14 1998-04-14 板状外装材の取付装置 Expired - Fee Related JP2865254B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10240498A JP2865254B1 (ja) 1998-04-14 1998-04-14 板状外装材の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10240498A JP2865254B1 (ja) 1998-04-14 1998-04-14 板状外装材の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2865254B1 true JP2865254B1 (ja) 1999-03-08
JPH11293927A JPH11293927A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14326514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10240498A Expired - Fee Related JP2865254B1 (ja) 1998-04-14 1998-04-14 板状外装材の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2865254B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0707970B1 (pt) * 2007-08-03 2019-05-07 Yantai Raffles Shipyard Limited Guindaste de pórtico com múlitplos guinchos

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11293927A (ja) 1999-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9701520B2 (en) Hoisting platform system
JPH03264482A (ja) エレベータの据付工法
CN113428811A (zh) 一种连廊吊顶安装板吊装结构及其施工方法
JP2865254B1 (ja) 板状外装材の取付装置
US3850309A (en) Apparatus for assembling hull modules
JP2021095760A (ja) 荷揚げ装置
JP3811419B2 (ja) 建材吊り上げ装置及び建材吊り上げ方法
RU2116413C1 (ru) Навесная площадка для работ на фасадах зданий
JPH0328066Y2 (ja)
CN216807780U (zh) 一种建筑瓷砖搬运用吊机
JPH08120936A (ja) 高層建築構造物の構築工法とその構築用装置
JPH0411162A (ja) 工事用エレベータのマスト脱着装置
CN212507302U (zh) 一种全钢型附着式升降脚手架
JPH10167668A (ja) 垂直・水平搬送装置およびその運転方法
EP2911971B1 (en) Hoisting platform system
JPH06286881A (ja) 荷役設備における防風雨装置
KR102621157B1 (ko) 곤도라 확장용 발판
JPH1087268A (ja) 垂直揚重装置の吊荷旋回防止装置
JPH05106336A (ja) 高所作業用組立足場
JP2505380B2 (ja) 移動家屋の吊り上げ機構
JPS59118965A (ja) 資材の搬入・搬出方法
JPH09328289A (ja) 天井クレーンの垂直揚重装置およびその垂直揚重装置を用いた搬送方法
JPH0769577A (ja) クレーンによる鉄骨梁部材の据付方法
JPH037779B2 (ja)
JPH1181682A (ja) 大型パネルの建込み方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees