JPS6132876B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6132876B2
JPS6132876B2 JP54118958A JP11895879A JPS6132876B2 JP S6132876 B2 JPS6132876 B2 JP S6132876B2 JP 54118958 A JP54118958 A JP 54118958A JP 11895879 A JP11895879 A JP 11895879A JP S6132876 B2 JPS6132876 B2 JP S6132876B2
Authority
JP
Japan
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signal
video signal
output
ntsc
pal
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Expired
Application number
JP54118958A
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JPS5643891A (en
Inventor
Hisaaki Narahara
Kazuo Yamagiwa
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5643891A publication Critical patent/JPS5643891A/ja
Publication of JPS6132876B2 publication Critical patent/JPS6132876B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/642Multi-standard receivers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくともPAL映像信号及びNTSC
映像信号を再生し得る映像信号再生装置に関す
る。
PAL方式(またはCCIR方式)の映像信号を記
録再生し得るヘリカル走査形VTRにおいては、
隣接トラツク間のクロストークを軽減するため
に、Aトラツクではクロマ信号を例えば(44―
1/8)fHに、またBトラツクでは(44+1/
8)fHに周波数低減変換し(fH:水平周波
数)、隣接トラツク間の記録クロマ信号を互に周
波数インターリーブさせて、スペクトラムを分離
した状態で記録するようにしたものが知られてい
る。再生時には、1/2fH間隔の通過帯域を有す
るくし歯フイルタを用いて、1/4fHの周波数差
を有する隣接トラツクからのクロストーク成分を
除去して良質な再生画像を得るようにしている。
このようなくし歯フイルタは、2水平区間
(2H)の遅延量の遅延線と、この遅延線の入力と
出力とを加算する加算回路とから成つている。ま
たSECAM映像信号を記録再生するVTRでも、同
様に2H遅延線を用いたくし歯フイルタでもつて
クロストークを除去するようにしている。
一方、NTSC映像信号を記録再生するVTRで
は、Aトラツクではクロマ信号の位相を1Hごと
に反転して記録、Bトラツクでは連続位相のまま
記録し、これによつて隣接トラツク間の記録クロ
マ信号を互に周波数インターリーブさせて、スペ
クトラムを分離している。そして再生時には、
1H遅延線を用いたくし歯フイルタでもつてクロ
ストークを除去している。
ところで、PAL映像信号を受信するためのテ
レビジヨン受像機において、NTSC信号をも受信
し得るようにしたいわゆるデユアルTVが知られ
ている。この受像機では、色副搬送波周波数とし
てPAL用の4.43MHzを使用している。また
PAL,NTSC,SECAMの何れ方式のカラー映像
信号でも動作するいわゆるトライデントTVも知
られている。
これらのデユアルTV或はトライデントTVをモ
ニター装置として使用することができるVTR
(PAL用或しくはSECAM用VTRを基本構成要素
とし、付加機能としてNTSC信号を少なくとも再
生し得るVTR)を構成する場合、再生系にPAL
用の2H遅延線を用いたくし歯フイルタの他に
NTSC用の1H遅延線を用いたくし歯フイルタを
設ける必要があり、また各再生モードに応じてこ
れらのくし歯フイルタを切換える回路システムが
必要であつて、コスト高となる。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたも
のであつて、PAL用(またはSECAM用)のくし
歯フイルタの2H遅延線の一部を用いて、NTSC
用のくし歯フイルタとして利用できるようにした
ものである。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明を適用したVTRのクロマ信号
記録再生系のブロツク図である。このVTRは、
PAL信号、NTSC信号及びSECAM信号を夫々記
録再生し得るように構成されている。第1図の各
スイツチの固定接点端子につけられた記号REC
は記録を示し、PBは再生を示している。また
PAL、SECAM、NTSCの記号がつけられた固定
接点端子を備えるスイツチは、各映像信号の記録
再生モードに応じて切換えられる。
PAL信号の記録時には、端子T1からPAL信
号がバンドパスフイルタ1に供給され、ここで
4.43MHz帯域のクロマ信号が分離される。分離
されたクロマ信号は、スイツチ2のREC接点、
ACC回路3に供給される。ACC回路3の出力
は、スイツチ7のREC接点を通つて、バースト
ゲート8に供給され、ここでカラーバーースト信
号が抜き出される。バースト信号は、バースト検
波器9でピーク検波され、その検波出力に応じて
ACC電圧発生器10においてACC電圧が形成さ
れる。このACC電圧はACC回路3に供給され、
クロマレベルの自動補正が行われる。
上記バーストゲート8の出力は、スイツチ12
及びスイツチ13のREC接点を通つて、1H遅延
線14,15(1H=1/fHPAL:fHPALはPAL
信号の水平周波数)を備えるくし歯フイルタ16
に供給される。1H遅延線14の入力と出力とは
加算器17において加算されるので、ラインごと
に位相が90゜変化しているPALカラーバースト
信号のほぼ中間の位相の信号が加算器17から得
られる。加算器17の出力は、スイツチ18を通
つて4.43MHzの水晶振動子19を備えるインジ
エクシヨンオシレータ20に供給され、その出力
から4.43MHzのカラーサブキヤリアfSCPALが得
られる。カラーサブキヤリアは、水平同期信号H
―SYNCごとにオンとなる疑似バーストゲート2
2によつて疑似バースト信号に変形され、スイツ
チ23を通つて加算器4に供給される。従つて
PALクロマ信号の水平同期信号区間に疑似バー
スト信号が挿入される。加算器4の出力は周波数
変換器5に供給される。
周波数変換器5においては、4.43MHz帯域の
クロマ信号が低域周波数に変換される。変換キヤ
リアは可変周波数発振器VCO24を備えるAFC
ループによつて形成される。即ち、VCO24の
出力は4/175分周器25によつて水平周波数に
分周され、位相比較器26において記録PAL信
号の水平周波数fHPAL=15.625KHzと比較され
る。比較出力はローパスフイルタ27、スイツチ
28のREC接点を通つてVCO24に供給される
ので、VCO24の出力周波数は(44―1/4)fHPAL =683.59KHzに固定される。VCO24の出力は
周波変換器29に供給され、ここでインジエクシ
ヨンオシレータ20の出力のサブキヤリアfSCPA
L(4.43MHz)と加算されるので、変換器29の
出力はfSCPAL+(44−1/4)fHPALとなる。
周波数変換器29の出力は、NTSCモードのと
き動作する位相反転器30を通つて位相シフト回
路32に供給される。この位相シフト回路32に
は、制御回路33からスイツチ34を通つてシフ
ト信号が供給される。このシフト信号は水平同期
信号H―SYNC及び回転ヘツドドラムの回転位相
を示すPGパルスに基いて形成され、第1図に示
すような1H周期の三角波であり、これによつて
変換器29の出力がフイールドごとに交互に1/8fH PAL 及び3/8fHPALだけ位相シフトされる。この結 果、位相シフト回路32の出力からは、 Nトラツク:fSCPAL+(44―1/8)fHPAL N+1トラツク:fSCPAL+(44+1/8)fHPAL で表わされる周波数の変換キヤリアが得られる。
従つて、周波数変換器5においては、4.43MHz
帯域のPALクロマ信号がフイールドごとに(44
―1/8)fHPAL(=685.54KHz)及び(44+1/8)
HP AL (=689.45KHz)の低域周波数帯域に変換され
る。低減クロマ信号はローパスフイルタ6を経
て、FM輝度信号と加算された後回転ビデオヘツ
ドでもつて磁気テープに記録される。従つて隣接
トラツク間ではクロマ信号は互に周波数インター
リーブされ、帯域分離されている。
次にPAL信号の再生時には、再生信号が、端
子T2からローパスフイルタ36、スイツチ2の
PB接点を通つてACC回路3に供給される。ACC
回路3の出力は加算器4を通つて周波数変換器5
において、4.43MHz帯域に逆変換される。元の
周波数に戻されたクロマ信号は、バンドパスフイ
ルタ37、スイツチ13のPB接点を通つてくし
歯フイルタ16に供給される。くし歯フイルタ1
6では、1H遅延線14,15を夫々通つて2H遅
延された信号と元の信号とが加算器38で加算さ
れるので、フイルタ16は第2図Aに示すように
1/2fHPALごとの通過帯域を有している。このため (44+1/8)fHPAL―(44―1/8)fHPAL=1/4
HPALの周 波数差を有する隣接トラツクからのクロストーク
成分Sは、くし歯特性の谷部に位置するので、く
し歯フイルタ16において除去される。
加算器38の出力(くし歯フイルタ16の出
力)は端子T3に導出され、再生PALクロマ信
号PB―PALとして再生輝度信号と混合された後
再生モニタ受像機に供給される。なお記録時に挿
入された疑似バースト信号は輝度信号と混合され
る前に抜き取られる。くし歯フイルタ16の出力
は、スイツチ39のPAL接点、スイツチ7のPB
接点を通つてバーストゲート8にも供給され、こ
こで疑似バースト信号が取り出される。疑似バー
スト信号はAPC回路を構成している位相比較器
40に供給される。位相比較器40の別の入力に
は再生時に4.43MHzの基準オシレータとして動
作するインジエクシヨンオシレータ20の出力が
加えられている。従つて位相比較器40の出力か
らは再生信号のジツター分を含む誤差出力が得ら
れ、この出力はローパスフイルタ42を通つて加
算器43に供給される。
加算器43においては、VCO24がミスロツ
クしたときに動作するAFCID回路44の出力が
上記誤差出力に加算され、その加算出力はスイツ
チ28のPB接点を通つてVCO24に制御信号と
して供給される。従つて、VCO24の出力から
は、再生クロマ信号のジツター分に追従したほぼ
(44―1/4)fHPALの周波数の出力が得られる。この 出力は周波数変換器29において基準オシレータ
20の出力(4.43MHz)と加算され、更に位相
シフト回路32に供給されて、記録時と同じ変換
キヤリアが形成される。この変換キヤリアに基い
て周波数変換器5において低減クロマ信号がジツ
ター分を抑圧した状態で元のPALクロマ信号に
変換される。
なお再生時には4.43MHzの基準オシレータ2
0の出力がスイツチ45のPAL接点を通じてカ
ウンタ46に供給され、ここで適当な周波数まで
分周された後テープ速度基準信号としてキヤプス
タンサーボ回路に供給される。
次に本実施例のVTRを用いてNTSC信号を記録
した磁気テープを再生する場合について説明す
る。但し再生モニター機としては、PALまたは
SECAM方式の受像機の付加機能としてサブキヤ
リアがPAL方式のNTSC信号を受信し得るいわゆ
るデユアルTVまたはトライデントTVが用いられ
る。従つて再生されるNTSC信号のクロマ中心周
波数はPALと同一の4.43MHzである。また再生
系のくし歯フイルタ16の1H遅延線14または
15を用いてNTSC信号のくし歯フイルタを構成
し得るように、再生されるNTSC信号の水平周期
または垂直周期は、本来のNTSCのそれでなく
PAL(CCIR)に周期にしている。このため
NTSC信号を再生するときのキヤプスタンサーボ
系は、通常のNTSC信号再生時のサーボ系と同一
でなく、テープスピードを変化させてPALの水
平周波数fHPAL=15.625KHzが得られるようにな
つている。
なおNTSC信号が記録されたテープにおいて
は、隣接トラツク間で低減変換クロマ信号が互に
1/2fHNTSCの周波数差でインターリーブするように スペクトラム分離記録が行われている。即ち、N
トラツクではクロマ信号が連続位相で記録され、
またN+1トラツクではクロマ信号が1Hごとに
位相反転されて記録されている。
第1図において、再生NTSC信号はローパスフ
イルタ36、スイツチ2のPB接点、ACC回路
3、加算器4を通つて周波数変換器5に供給され
る。この変換器5では、入力の低域クロマ信号が
SCPAL(4.43MHz)帯域のクロマ信号に変換さ
れる。周波数変換器5の出力はバンドパスフイル
タ37、スイツチ13のPB接点を通つて1H遅延
線14に供給される。この遅延線14の入力と出
力とは加算器17で加算されるので、遅延線14
と加算器17でもつて第2図Bに示すようなfHP
ALごとの通過帯域を有するNTSC用くし歯フイル
タ47が構成されている。
くし歯フイルタ47においては、本信号と1/2fH PAL の周波数差を有する隣接トラツクからのクロ
ストーク成分が除去される。加算器17の出力
(くし歯フイルタ47の出力)は、再生NTSC信
号PB―NTSCとして端子T5から外部に導出さ
れると共に、スイツチ39のNTSC接点、スイツ
チ7のPB接点を通つてバーストゲート8に供給
され、ここでバースト信号が抜き出される。ゲー
ト8の出力はAPC回路の位相比較器40に供給
される。この比較器40においては、基準オシレ
ータ20からの4.43MHzの基準信号と上記バー
スト信号との位相が比較され、比較出力はローパ
スフイルタ42、加算器43、スイツチ28の
PB接点を通つてVCO24に供給される。この結
果、VCO24の出力周波数が再生周波数に応じ
て(44―1/4)fHPALになるように制御される。
VCO24の出力は周波数変換器29におい
て、fSCPAL+(44―1/4)fHPALに周波数変換され てから位相反転器30に供給される。この位相反
転器30にはスイツチ48,49を夫々介して
PGパルス及び水平同期信号H―SYNCが供給さ
れ、これらの信号に基いて記録時と同様なフイー
ルドごとに周波数インターリーブされた変換キヤ
リアが形成される。即ち、位相反転器30の出力
からは、 Nトラツク:fSCPAL+(44―1/4)fHPAL N+1トラツク:〔fSCPAL+(44―1/4)fHPA L-1 で表わされる変換キヤリアが得られる。但し、
〔 〕-1はキヤリアが1Hごとに反転されているこ
とを示す。この変換キヤリアは周波数変換器5に
供給されるので、再生低減クロマ信号が正しくf
SCPAL=4.43MHz帯域のクロマ信号に変換され
る。
第1図のシステムにおいて、NTSCテープの再
生時にテープスピードを記録時と同一にすると、
水平周波数はfHNTSC=15.734KHzとなり、従つ
て、1H周期は1/fHNTSCである。ところがくし
歯フイルタ16の1H遅延線の遅延量は、サブキ
ヤリアを4.43MHzとするとき1/fHPALに設定
されているので、再生信号の水平周期1/fHNTS
は遅延線14における1H遅延量と等しくならな
い。このため第2図Bに示すように、スペクトル
がfSCPAL+nfHNTSCだけ離れたクロマ信号のサイ
ドバンドJがくし歯フイルタ47の通過帯域から
外れて、良好な分離ができなくなる。またクロス
トーク成分の位置もフイルタ特性の谷部から外れ
るので、フイルタ出力にクロストーク成分が除去
されずに残ることがある。
このため本実施例では、NTSC再生信号の水平
周波数がfHPAL=15.625KHzになるようにテープ
スピードを変化させている。即ち、fHPALが正し
く再生されるためには、テープスピードを、 fHPAL/fHNTSC≒15.625/15.73
4≒0.993=99.3% だけ変化させればよい。このためキヤプスタンサ
ーボ系の基準信号は、基準オシレータ50の出力
をスイツチ45で切換えて用いている。カウンタ
46の分周比は、公知のNTSC用VTRの3.58NHz
(サブキヤリア)の基準発振器を用いたキヤプス
タンサーボ系の分周比と同一にするならば、基準
オシレータ50の水晶振動子51として、 3.579545×15.625/15.734≒3.5547(MH
z) のものを使用すれば、再生水平周波数がfHPAL
なるようにテープスピードが変更される。なお基
準オシレータ50を用いずに、PAL用の
4.43MHzの基準オシレータ20の出力を分周す
るカウンタ46の分周比をNTSC再生のときに切
換えるように構成してもよい。
なお第1図において、SECAM信号を記録再生
する場合には、VCO24の制御入力として固定
バイアス源52の電圧がスイツチ28のSECAM
接点を介して供給される。また再生クロマ信号は
くし歯フイルタ16を通さずに端子T4に直接導
出される。
次に第3図は本発明の別の実施例を示すクロマ
再生系の部分ブロツク図である。この実施例で
は、NTSCテープを再生するときモニター受像機
として通常のNTSC用受像機を使用し得るように
している。従つて再生信号のサブキヤリア周波数
はfSC=3.58MHzであり、またテープ速度も
NTSCのそれであつて、水平周波数もfHNTSC
15.734KHzである。
第3図において、PAL信号の再生のときに
は、第1図と同様に、低域クロマ信号が端子T2
からACC回路3を通り、周波数変換器5で元の
クロマ信号に変換された後、バンドパスフイルタ
37を通つて2Hくし歯フイルタ16に供給され
る。くし歯フイルタ16は、遅延量が夫々τ1,
τ2の遅延線14,15と加算器38とから成
り、加算器38の出力のクロストーク成分が除去
されたクロマ信号は、スイツチ53のPAL接点
を経て端子T6から外部に導出される。
遅延線14,15の遅延時間は、 τ1+τ2=2/fHPAL に設定され、また遅延線14をNTSC再生時のく
し歯フイルタとして使用し得るように、τ1=
1/fHNTSCとしている。従つて、τ2は、 τ2=2/fHPAL―1/fHNTSC となつている。
くし歯フイルタ16の出力はバーストゲートに
も供給され、ここで分離された疑似バースト信号
は、位相比較器40に供給される。位相比較器4
0には、4.43MHzの水晶振動子54を備える基
準オシレータ55の出力がスイツチ60のPAL
接点を通つて基準信号として供給される。この位
相比較器40の出力でもつてVCO56が制御さ
れるので、VCO56から再生疑似バースト信号
でもつてAPCがかかつた4.43MHzのサブキヤリ
アが得られる。このサブキヤリアは、加算器57
においてAFC回路(図示せず)の出力(44±1/8) fHPALと加算されてから、変換キヤリアとして周
波数変換器5に供給される。
NTSC信号を再生するときには、遅延線14
(τ1=1/fHNTSC)と加算器17とでもつてく
し歯フイルタが構成され、ここでクロストークが
除去される。またAPC回路の位相比較器40に
は基準信号として3.58MHzの水晶振動子58を
備える基準オシレータ59の出力がスイツチ60
のNTSC接点を通つて供給される。なおNTSC再
生のときのキヤプスタンサーボ系の基準信号は基
準オシレータ59の出力を分周したものであつて
よい。
次に第4図は更に別の実施例を示している。こ
の実施例では第2の実施例と同様にNTSC受像機
をモニター機として使用できるようにしている。
くし歯フイルタ16としては第1図と同一のもの
を用い、遅延線14,15の遅延量は夫々1/f
HPALである。従つてキヤプスタンサーボ系は速度
基準信号として第1図の3.5547MHzの基準オシ
レータ50を使用し、再生水平周波数はfHPAL
15.625KHzである。また遅延線14と加算器17
とからなるくし歯フイルタ47に供給される
NTSC再生クロマ信号の中心周波数はfSCPAL
4.43MHzとなつている。くし歯フイルタ47の
出力は、fSCPAL+fSCNTSCなる周波数を変換キ
ヤリアとする周波数変換器61に供給され、ここ
から中心周波数がfSCNTSC=3.58MHzのNTSC用
クロマ信号が得られる。変換器61の出力はバン
ドパスフイルタ62を通つて端子T7からNTSC
受像機に供給される。
本発明は上述の如く、合計遅延量がPAL映像
信号の水平走査周期の2倍の2本の遅延線を備え
るクロストーク除去用のくし歯フイルタを設け、
NTSC信号を再生するとき、上記遅延線の一方を
用いてクロストーク除去用のくし歯フイルタを構
成した。故にNTSC用のくし歯フイルタとして別
に遅延線を用いることなく、PAL用のくし歯フ
イルタの一部を共用しているので、構成が簡単と
なり、より低コストである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したVTRのクロマ信号
記録再生系のブロツク図、第2図は第1図のくし
歯フイルタの通過特性を示すスペクトラム図、第
3図は本発明の別の実施例を示すクロマ再生系の
部分ブロツク図、第4図は更に別の実施例を示す
クロマ再生系のブロツク図である。 なお図面に用いられている符号において、 14,15…遅延線、16,47…くし歯フイ
ルタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 隣接する平行トラツク間でクロマ信号が互に
    周波数インターリーブされてNTSC映像信号又は
    PAL映像信号が記録されている何れの記録媒体
    からも再生信号が得られるように構成された映像
    信号再生装置において、合計遅延量がPAL映像
    信号の水平走査周期の2倍となるように直列接続
    された第1及び第2の遅延線を備える隣接トラツ
    クからのクロストーク除去用のくし歯フイルタを
    具備し、上記NTSC映像信号を再生するときは、
    上記第1の遅延線の入力と出力とで上記くし歯フ
    イルタを構成し、上記PAL映像信号を再生する
    ときは、上記第1の遅延線の入力と上記第2の遅
    延線の出力とで上記くし歯フイルタを構成し、隣
    接トラツクよりのクロストークを除去するように
    構成した映像信号再生装置。 2 上記第1及び第2の遅延線の遅延量を共に
    PAL映像信号の水平走査周期と等しくし、また
    NTSC映像信号を再生するとき、再生信号の水平
    走査周期がPAL映像信号の水平走査周期とほぼ
    等しくなるように上記記録媒体の走行速度を変更
    した特許請求の範囲第1項の映像信号再生装置。 3 上記第1の遅延線の遅延量をNTSC映像信号
    の水平走査周期と等しくした特許請求の範囲第1
    項の映像信号再生装置。
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