JPS6132647B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6132647B2
JPS6132647B2 JP55115374A JP11537480A JPS6132647B2 JP S6132647 B2 JPS6132647 B2 JP S6132647B2 JP 55115374 A JP55115374 A JP 55115374A JP 11537480 A JP11537480 A JP 11537480A JP S6132647 B2 JPS6132647 B2 JP S6132647B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
group
positive
refractive power
negative
Prior art date
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Expired
Application number
JP55115374A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5740218A (en
Inventor
Daijiro Fuje
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
Priority to JP55115374A priority Critical patent/JPS5740218A/ja
Priority to US06/291,710 priority patent/US4396256A/en
Priority to DE19813132091 priority patent/DE3132091A1/de
Publication of JPS5740218A publication Critical patent/JPS5740218A/ja
Publication of JPS6132647B2 publication Critical patent/JPS6132647B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/02Telephoto objectives, i.e. systems of the type + - in which the distance from the front vertex to the image plane is less than the equivalent focal length
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/60Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having five components only

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は画角28.5゜、口径比1.4を有し、全長
の短いコンパクトな大口径比長焦点レンズの改良
に関するものである。 この種のレンズとしては、いわゆる変形ガウス
型レンズを用いた特開昭50−8527号公報のものが
知られている。このレンズは、長い焦点距離の割
りにはバツクフオーカスが短くコンパクトである
が、バツクフオーカスを短くするために絞りより
前側に配置された前方レンズ群の屈折力を後側に
配された後方レンズ群の屈折力に比してかなり強
くされており、Fナンバー1.4とかなりの大口径
比を有しているものの、結像性能は未だ不十分で
あつた。すなわち、前群を構成する正レンズ群の
収差負担が大きくなつているため、輪帯球面収差
の補正が不充分であり、また前群を構成する負レ
ンズ群の屈折力の増大により、球面収差、特にg
線(436mm)近辺の短波長光に対する球面収差が
極度に補正過剰になつてしまうなど、開放での性
能が充分なものは得られていなかつた。 本発明はこれらの欠点を解決し、諸収差、特に
輪帯球面収差及び球面収差の色収差が良好に補正
された、全長の短いコンパクトな大口径比長焦点
レンズを得ることを目的とする。 本発明は第1図または第5図に示される如く、
物界側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第1
群L1、物界側に凸面を向けた正メニスカスレン
ズの第2群L2、両凸レンズ及びこれと接合され
た両凹レンズから成り物界側に凸面を向けた負メ
ニスカスレンズの第3群L3、負レンズ及びこれ
と接合された正レンズから成り像界側に凸面を向
けたメニスカスレンズの第4群L4、および正レ
ンズの第5群L5からなる5群7枚のレンズ構成
である。 そして、第3群L3中の接合面の曲率半径をr6
両凸レンズ及び両凹レンズの屈折率をそれぞれ
n3、n4、アツベ数をそれぞれν、νとし、第
1群L1の正メニスカスレンズ及び第2群L2の正
メニスカスレンズの屈折力をそれぞれφ、φ
、第2群L2と第3群L3との間に形成される空
気レンズの屈折力をφa、全系の屈折力をφとす
るとき、 (1) 0.75φ<φ<0.85φ (2) 0.9φ<φ<1.1φ (3) 0<−φa<0.3φ (4) 0<(n4−n3)/r6<0.04φ (5) ν>ν (6) (n3+n4)/2>1.7 の諸条件を満足するようになつている。 以下、各条件式について説明する。 バツクフオーカスの短いコンパクトなガウス型
レンズを得るためには、絞りより前側に配置され
たレンズ群の屈折力を、後側に配置されたレンズ
群の屈折力に比してかなり強くすることが必要で
ある。従つてコンパクト化をはかりながら諸収差
の良好に補正された大口径比レンズを得るために
は、前群を構成する各レンズ群の間の屈折力の適
切な配分が重要である。(1)〜(4)はこのための条件
式である。 条件(1)は最も幅広い光束の通過する第1群L1
の屈折力を規定するもので、この上限を超えると
輪帯球面収差が増大し大口径比が達成できない。
一方、下限を超えると収差補正上は有利である
が、光束の収斂作用が不充分でバツクフオーカス
を短縮してコンパクト化することが困難になる。 また、コンパクト化には前群を構成する二枚の
正レンズ群L1、L2の屈折力を強めることが有効
であるが、幅広い光束が通過するこれらのレンズ
による高次収差の発生を最小限に抑えることが肝
要である。そのためには、その直後に発散作用を
もつ空気レンズを伴なう第2群L2においてより
多く屈折力を分担することが有利である。すなわ
ちφ>φであることが望ましい。条件(2)はこ
のようにより強い屈折力をもつべき第2群L2
屈折力の範囲を具体的に規定したものである。こ
の上限を超えると、高次の球面収差が過大に発生
し、条件(3)で規定される空気レンズの発散作用を
はじめとする他の要素の働きをもつてしても打ち
消すことができなくなる。下限を超えると第2群
L2の屈折力が小さくなり過ぎコンパクト化が困
難になる。 第1群L1及び第2群L2において発生した高次
の負の球面収差、非点収差を緩和し、コンパクト
化と良好な収差バランスを実現するために第2群
L2と第3群L3との間に形成される空気レンズの
働きが重要であり、その屈折力範囲の最適値が条
件(3)である。即ちこの空気レンズは負の収差を打
ち消すために発散性のレンズである必要があり、
その屈折力を強めればそれだけ正の屈折力をもつ
第1群L1、第2群L2の屈折力を強めることがで
き、コンパクト化には有利である。しかし条件(3)
の上限を超えると、軸外光束の瞳の上方を通る光
線によるコマ収差が増大する。コンパクト化のた
めに前群の正の屈折力の増大に伴ない(3)の条件を
もつていても負の屈折力をもつ第3レンズ群L3
を強める必要が生じ、g線近辺での短波長光に対
する球面収差が補正過剰になつてしまい、開放で
の性能の劣化を招く。 条件(4)〜(6)は諸収差を悪化させることなくg線
近辺での短波長光に対する球面収差を補正するた
めの条件である。すなわち、第3群L2を両凸レ
ンズと両凹レンズの2枚により構成し、(4)の条件
下で負の屈折力をもつ貼合せ面r6の作用により高
次の負の球面収差を発生させる。そしてこのとき
(5)の条件のように負レンズの分散より正レンズの
分散が大であれば、基準波長(d線)より短波長
のg線の負の球面収差を大きく発生させ、g線の
球面収差の補正過剰を軽減するのである。これに
よつて、球面収差の影響を比較的強く受ける小画
角で瞳の下方を通る光線のコマ収差も改善され
る。貼合せ面r6の屈折力が条件(4)の上限を超えて
正に大きくなると負の像面湾曲、及び下方コマ収
差が大になり、他の要素で打ち消すことが困難に
なる。また、ν>νの条件(5)のもとで短波長
光の負の球面収差をより増加させることによりg
線の球面収差の補正過剰の軽減ができる。また
各々のアツベ数の差が大なるほどその効果が大で
あるが、全系の色収差の補正を考慮した上で(6)の
条件下では、現存の硝子の組み合わせとしては0
<ν−ν<3が望ましい。また第3群L3
の正レンズ及び負レンズの屈折率n3、n4が(6)の条
件範囲を外れると、第3群L3の前面r5の曲率がよ
り小さくなりg線の球面収差補正上好ましくな
い。ないしは第4群L4のr7面の曲率が大きくな
り、球面収差、コマ収差および軸外のサジツタル
フレアが増大する。 更に周辺光量を豊富に保ちつつコンパクト化を
達成するためには、0.4<〓〓/〓〓di〓〓/〓〓di<0
.5であ ることが望ましい。この比の値が上限を超える
と、第3群L3の後面にr7に至るまでにそれ以前の
レンズ系で十分な収斂が得られ、バツクフオーカ
スを短小化させ、コンパクト化には有利である
が、入射瞳位置が第1面r1より後方に入り込み、
前玉径の増大を招くか、ないしは同じフイルター
サイズを使用する時には周辺光量の低下を招き好
ましくない。下限を超えるとコンパクト化が達成
難しくなる。 本発明による実施例1、実施例2および実施例
3のレンズ断面形状を第1図に示し、無限遠物体
に対する各収差を各々第2図、第3図及び第4図
に示した。また、実施例4のレンズ断面形状を第
5図に、無限遠物体に対する各収差を第6図に示
した。 これら各実施例の諸元を以下に示す。 但し、r1、r2、……は物体側から順次の各レン
ズ面の曲率半径、d1、d2、……は各レンズの中心
厚及び空気間隔、n1、n2、……及びν、ν
……はそれぞれ各レンズの屈折率及びアツベ数を
表わす。 実施例 1
【表】
【表】 実施例 2
【表】 実施例 3
【表】 実施例 4
【表】 なお、上記各実施例1〜4における第1群L1
の正メニスカスレンズの屈折力φ、第2群L2
の正メニスカスレンズの屈折力φ、及び正メニ
スカスレンズの第2群L2と負メニスカスレンズ
の第3群L3に形成される空気レンズの屈折力φ
aは以下の表に示す通りである。
【表】 以上のように、本発明によれば、大口径比でし
かもコンパクトな長焦点レンズでありながら、本
実施例の収差図にみる如くg線での球面収差をは
じめとして諸収差を良好に補正することができ
た。更に本発明において、近距離物体に対する非
点収差、コマ収差等の収差特性の劣化は、全系を
繰り出すと同時に繰り出し量と連動させて、第1
群L1から第4群L4を一体として第5群L5との間
隔d10を拡げるように移動させる方法により良好
に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1、実施例2及び実施
例3のレンズ構成を示す断面図、第2図、第3図
及び第4図はそれぞれ実施例1〜3の球面収差、
正弦条件、非点収差及び歪曲収差を示す収差図
で、各収差図はf=1mmとしたときの値である。
第5図は実施例4のレンズ構成を示す断面図、第
6図は実施例4の球面収差、正弦条件、非点収差
及び歪曲収差をf=1mmとしたときの収差図であ
る。 〔主要部分の符号の説明〕、L1……正メニスカ
スレンズの第1群、L2……正メニスカスレンズ
の第2群、L3……負メニスカスレンズの第3
群、L4……メニスカスレンズの第4群、L5……
正レンズの第5群。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 物界側から順に、物界側に凸面を向けた正メ
    ニスカスレンズの第1群L1、物界側に凸面を向
    けた正メニスカスレンズの第2群L2、両凸レン
    ズ及びこれと接合された両凸レンズから成り物界
    側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第3群
    L3、負レンズ及びこれと接合された正レンズか
    ら成り像界側に凸面を向けたメニスカスレンズの
    第4群L4、および正レンズの第5群L5から成る
    5群構成のレンズ系において、 第3群中の接合面の曲率半径をr6、第3群L3
    の両凸レンズ及び両凹レンズの屈折率をそれぞれ
    n3、n4、アツベ数をそれぞれν、νとし、第
    1群L1の正メニスカスレンズ及び第2群L2の正
    メニスカスレンズの屈折力をそれぞれφ、φ
    、また第2群L2と第3群L3との間に形成され
    る空気レンズの屈折力をφa、全系の屈折力をφ
    とするとき、 (1) 0.75φ<φ<0.85φ (2) 0.9φ<φ<1.1φ (3) 0<−φa<0.3φ (4) 0<(n4−n3)/r6<0.04φ (5) ν>ν (6) (n3+n4)/2>1.7 の各条件を満足することを特徴とする大口径比長
    焦点レンズ。
JP55115374A 1980-08-22 1980-08-22 Large-aperture ratio long-focus lens Granted JPS5740218A (en)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55115374A JPS5740218A (en) 1980-08-22 1980-08-22 Large-aperture ratio long-focus lens
US06/291,710 US4396256A (en) 1980-08-22 1981-08-10 Large aperture ratio, long focus lens
DE19813132091 DE3132091A1 (de) 1980-08-22 1981-08-13 Hochgeoeffnetes langbrennweitiges objektiv

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55115374A JPS5740218A (en) 1980-08-22 1980-08-22 Large-aperture ratio long-focus lens

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5740218A JPS5740218A (en) 1982-03-05
JPS6132647B2 true JPS6132647B2 (ja) 1986-07-28

Family

ID=14660939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55115374A Granted JPS5740218A (en) 1980-08-22 1980-08-22 Large-aperture ratio long-focus lens

Country Status (3)

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US (1) US4396256A (ja)
JP (1) JPS5740218A (ja)
DE (1) DE3132091A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Also Published As

Publication number Publication date
DE3132091A1 (de) 1982-03-25
JPS5740218A (en) 1982-03-05
US4396256A (en) 1983-08-02

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