JPS6132100Y2 - - Google Patents

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JPS6132100Y2
JPS6132100Y2 JP14977081U JP14977081U JPS6132100Y2 JP S6132100 Y2 JPS6132100 Y2 JP S6132100Y2 JP 14977081 U JP14977081 U JP 14977081U JP 14977081 U JP14977081 U JP 14977081U JP S6132100 Y2 JPS6132100 Y2 JP S6132100Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling air
engine
bottom plate
main frame
oil pan
Prior art date
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Application number
JP14977081U
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English (en)
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JPS5853817U (ja
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Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、旋回台の後部に設けたエンジンボン
ネツトの横一側面にエンジン冷却風吸入口を、か
つ、横他側面にエンジン冷却風排出口を夫々設
け、前記旋回台の左右メインフレームに取付けた
エンジン本体、及び、その下方に連設のオイルパ
ンを、前記左右メインフレームの下方に位置する
底板に対して上方に離れて配置した旋回作業車の
原動部に関する。
上記原動部を構成するに、従来一般に、第4図
に示すように、底板10を左右メインフレーム1
7a,17bの下面に接触させていた。しかし、
旋回作業車では旋回台の回転半径を極力小さくす
ることが望ましく、そのために、上記原動部にお
いて、エンジン本体11とエンジン冷却風吸入口
15との間隔が小さくなり、したがつて、上述の
ような構成では、吸入口15から排出口16に至
る冷却風に対する流動抵抗が、エンジン本体11
下方を通過する場合において排出口16側のメイ
ンフレーム17aの悪影響により他の部分を通過
する場合よりも著しく大きくなり、その結果、オ
イルパン12が高温になつて、オイル寿命が短く
なる欠点があつた。
そこで、第5図に示すように、底板10の一部
を切欠いてオイルパン12の冷却を十分に行える
ようにしたものも在るが、強い騒音を発生するオ
イルパン12の近傍に開口24が存在すると共
に、開口24縁部が振動しやすくなるために、騒
音防止面で劣つていた。
本考案は、上記実情に鑑みて、原動部で発生す
る騒音のエンジンボンネツト外への伝播を抑制し
ながら、オイルパンの冷却を十分に行えるように
することを目的とする。
次に、例示図により本考案の実施態様を説明す
る。
第1図に示すように、バツクホウ装置1、搭乗
運転部2及び原動部3等を備えた旋回台4を、ド
ーガ装置5を備えたクローラ式車体6に取付け
て、掘削作業や排土作業を行うための旋回作業車
を構成してある。
前記原動部3は第2図ないし第4図に示すよう
に構成してあり、次にその構成について説明す
る。
旋回台4の後部にその全巾にわたる状態でかつ
ヒンジ7周りで上下揺動自在に開閉蓋8を設け、
開閉蓋8と旋回台4に固定した側板9及び底板1
0によつてエンジンボンネツト8,9,10を構
成し、エンジン本体11、その下方に連設のオイ
ルパン12、エンジン冷却用のラジエーター13
及びフアン14等をエンジンボンネツト8,9,
10で囲ませてある。
そして、エンジンボンネツト8,9,10の横
一側面にエンジン冷却風吸入口15を、かつ横他
側面にエンジン冷却風排出口16を夫々設けて、
フアン14の作用により吸入口15からの冷却風
をラジエーター13、エンジン本体11及びオイ
ルパン12に供給した後排出口16から放出する
ように構成してある。また、旋回台4の左右メイ
ンフレーム17a,17bに、ブラケツト18や
ゴムマウント19等を介してエンジン本体11を
取付けて、エンジン本体11及びオイルパン12
を底板10に対して上方に離して配置すると共
に、底板10をその屈曲構成により排出口16側
のメインフレーム17aに対して下方に離して配
置すると共に、排出口16をメインフレーム17
aに臨ませて配置し、かつ、排出口16とメイン
フレーム17aの間において冷却風路を上下に区
画する状態で整流用板状体20を設けて、上下風
路部分21a,21bからの冷却風をほぼ同方向
に向かわせる事によつて、上方の風路部分21a
からの冷却風によるエゼクト作用で下方の風路部
分21bからの冷却風を吸引させるように構成
し、もつて、フアン14からの冷却風が、エンジ
ン本体11の下方からメインフレーム17aと底
板10の間を径て、排出口16に十分流れるよう
に構成してある。
また、底板10を左右メインフレーム17a,
17bに対してボルト22やカラー23で固定し
て、底板10の振動を抑制するように構成してあ
る。
尚、底板10を、フラツトに構成して左右メイ
ンフレーム17a,17bに対して下方に離して
もよく、また、左右メインフレーム17a,17
bの一方にのみ連結してもよく、あるいは両方に
対して連結しなくてもよい。
本考案は、バツクホウ専用車、クレーン車、そ
の他の各種の旋回作業車に適用できる。
以上要するに、本考案は、冒記旋回作業車の原
動部において、前記左右メインフレーム17a,
17bのうち前記排出口16側に位置するもの1
7aに対して、前記底板10を下方に離れて配置
し、前記排出口16とそれに近い前記メインフレ
ーム17aの間において冷却風路を上下に区画す
る状態で、その上下風路部分21a,21bから
の冷却風をほぼ同方向に向かわせる整流用板状体
20を設けてある事を特徴とする。
すなわち、メインフレーム17aと底板10の
間に冷却風路を形成することによつて、底板10
に開口を設けることなく、オイルパン12に十分
な量の冷却風を供給できるようになり、その上、
排出口16の配置に改良を加えると共に、上述の
ような整流用板状体20を付加してあるから、板
状体20の上方から流出する大量の冷却風のエゼ
クト作用でオイルパン12への冷却風供給量を増
大でき、全体として、騒音の外部伝播を十分に抑
制しながら、オイルパン12内のオイルの寿命を
極めて効果的に増長できたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る旋回作業車の原動部の実施
の態様を例示し、第1図は作業車の側面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は第2図の
−線断面図、第4図及び第5図は各別の原動
部従来構造を示す断面図である。 4……旋回台、8,9,10……エンジンボン
ネツト、10……底板、11……エンジン本体、
12……オイルパン、15……吸入口、16……
排出口、17a,17b……メインフレーム、2
0……板状体、21a,21b……風路部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋回台4の後部に設けたエンジンボンネツト
    8,9,10の横一側面にエンジン冷却風吸入口
    15を、かつ、横他端面にエンジン冷却風排出口
    16を夫々設け、前記旋回台4の左右メインフレ
    ーム17a,17bに取付けたエンジン本体1
    1、及び、その下方に連設のオイルパン12を、
    前記左右メインフレーム17a,17bの下方に
    位置する底板10に対して上方に離れて配置した
    旋回作業車の原動部であつて、前記左右メインフ
    レーム17a,17bのうち前記排出口16側に
    位置するもの17aに対して、前記底板10を下
    方に離れて配置し、前記排出口16をそれに近い
    前記メインフレーム17aに臨ませて配置し、前
    記排出口16とそれに近い前記メインフレーム1
    7aの間において冷却風路を上下に区画する状態
    で、その上下風路部分21a,21bからの冷却
    風をほぼ同方向に向かわせる整流用板状体20を
    設けてある事を特徴とする旋回作業車の原動部。
JP14977081U 1981-10-07 1981-10-07 施回作業車の原動部 Granted JPS5853817U (ja)

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JP14977081U JPS5853817U (ja) 1981-10-07 1981-10-07 施回作業車の原動部

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JP14977081U JPS5853817U (ja) 1981-10-07 1981-10-07 施回作業車の原動部

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Publication Number Publication Date
JPS5853817U JPS5853817U (ja) 1983-04-12
JPS6132100Y2 true JPS6132100Y2 (ja) 1986-09-18

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ID=29942527

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JP14977081U Granted JPS5853817U (ja) 1981-10-07 1981-10-07 施回作業車の原動部

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JP5960024B2 (ja) * 2012-10-23 2016-08-02 住友建機株式会社 建設機械の排気装置

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JPS5853817U (ja) 1983-04-12

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