JPH0545524Y2 - - Google Patents

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JPH0545524Y2
JPH0545524Y2 JP1987172793U JP17279387U JPH0545524Y2 JP H0545524 Y2 JPH0545524 Y2 JP H0545524Y2 JP 1987172793 U JP1987172793 U JP 1987172793U JP 17279387 U JP17279387 U JP 17279387U JP H0545524 Y2 JPH0545524 Y2 JP H0545524Y2
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JP
Japan
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radiator
frame
prevention plate
muffler
engine
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JP1987172793U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフオークリフトトラツクのような産業
車両のラジエータ取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第5図、第6図に示すようにラジエータ
1はフレーム2にボルト3で固着してあつた。
そして、エンジンフアン4を通過した風はラジ
エータ1を冷却しながらフレーム2およびカウン
タウエイト5の空洞部6を通つて車体の外へ流れ
て行く。
〔考案が解決しようとする問題点〕
産業車両の大半は車体のスペース上マフラー7
をフレーム2とカウンタウエイト5の中間に置く
のが通常であり、エンジンフアン4の風はこの障
害物(マフラー7)に当つてエンジンルーム7に
戻つてくることもあるので、エンジンフアン4の
風量をいかに効率よくカウンターウエイト5を通
過させて車体の外へ出すことが必要となつた。
又、ラジエータ1の取付はボルト3でフレーム
2にリジツドに取付けられているためフレーム3
のわずかな変形でもクラツクが入ることがあつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところはエンジンフアンから
の風を効率よく車体外に出すことができるばかり
かフレームの変形によるラジエータのクラツク発
生をも防止することができる産業車両のラジエー
タ取付構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
空洞部16を有するカウンタウエイト17とエ
ンジンフアン15を有するエンジンルーム19と
の間にフレーム10を配設し、このフレーム10
にマフラー18を取付けると共に、そのフレーム
10におけるエンジンルーム19側のマフラー1
8より下方部分に巻返し防止板11を取付け、こ
の巻返し防止板11にラジエータ13を弾性部材
14を介して取付け、このラジエータ13を前記
エンジンフアン15と前記マフラー18との間に
位置させた産業車両のラジエータ取付構造。
〔作用〕
エンジンフアン15の回転により生じた風はラ
ジエータ13を通過してマフラ18の周囲を経て
カウンタウエイト17の空洞部16より車体側に
流通する際にマフラー18に当つた風はエンジン
ルーム19に戻つてこようとするが、巻返し防止
板11に阻止されてエンジンルーム19側へは流
れないから、エンジンフアン15からの風を効率
よく車体外に出すことができてラジエータ13の
冷却効率を向上でき、しかもラジエータ13は、
フレーム10に取付けた巻返し防止板11に弾性
部材14を介して支持されているので、フレーム
10の変形が弾性部材14で吸収されてラジエー
タ13のクラツク発生を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。
フレーム10の前部に巻返し防止板11が固着
してある。
そして、この巻返し防止板11の上縁部には平
坦な座部12が形成してあり、この座部12にラ
ジエータ13がゴムのような弾性部材14を介し
て支持されている。
ラジエータ13の前方にはエンジンフアン15
が配置してあり、ラジエータ13の後方には、空
洞部16を備えたカウンタウエイト17が配置し
てあり、ラジエータ13とカウンタウエイト17
との間にはマフラー18が配置してある。
次に作動を説明する。
エンジンフアン15により生じた風はラジエー
タ13及びマフラー18を冷却しながらカウンタ
ウエイト17の空洞部16を通つて車体の外へ流
れて行く。
このとき、障害物であるマフラー18に当つた
風はエンジンルーム19に戻つてこようとする
が、巻返し防止板11に阻止されてエンジンルー
ム19側へは流れない。
このためにエンジンフアン15の風は効率よく
車体外に出る。
また、ラジエータ13は、巻返し防止板11の
座部12に弾性部材14を介して支持されている
ので、フレーム10の変形によるラジエータ13
のクラツク発生はなくなる。
〔考案の効果〕
エンジンフアン15の回転により生じた風はラ
ジエータ13で通過してマフラ18の周囲を経て
カウンタウエイト17の空洞部16より車体側に
流通する際にマフラー18に当つた風はエンジン
ルーム19に戻つてこようとするが、巻返し防止
板11に阻止されてエンジンルーム19側へは流
れない。
このためにエンジンフアン15からの風を効率
よく車体外に出すことができてラジエータ13の
冷却効率を向上できる。
また、ラジエータ13は、フレーム10に取付
けた巻返し防止板11に弾性部材14を介して支
持されているので、フレーム10の変形が弾性部
材14で吸収されてラジエータ13のクラツク発
生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
同要部の側面図、第3図は第2図方向からの矢
視図、第4図は巻返し防止板の斜視図、第5図は
従来の産業車両のラジエータ取付構造の側面図、
第6図は第5図方向からの矢視図である。 10はフレーム、11は巻返し防止板、13は
ラジエータ、14は弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空洞部16を有するカウンタウエイト17とエ
    ンジンフアン15を有するエンジンフレーム19
    との間にフレーム10を配設し、このフレーム1
    0にマフラー18を取付けると共に、そのフレー
    ム10におけるエンジンルーム19側でマフラ1
    8より下方部分に巻返し防止板11を取付け、こ
    の巻返し防止板11にラジエータ13を弾性部材
    14を介して取付け、このラジエータ13を前記
    エンジンフアン15と前記マフラー18との間に
    位置させたことを特徴とする産業車両のラジエー
    タ取付構造。
JP1987172793U 1987-11-13 1987-11-13 Expired - Lifetime JPH0545524Y2 (ja)

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JP1987172793U JPH0545524Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

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JPH0177517U JPH0177517U (ja) 1989-05-25
JPH0545524Y2 true JPH0545524Y2 (ja) 1993-11-22

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JP2001164599A (ja) * 1999-12-07 2001-06-19 Hitachi Constr Mach Co Ltd 旋回式建設機械
JP5473816B2 (ja) * 2010-07-23 2014-04-16 株式会社クボタ 作業車

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Publication number Publication date
JPH0177517U (ja) 1989-05-25

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