JPS6130508A - スクワラン類化合物含有の粉末状組成物及びその製造法 - Google Patents

スクワラン類化合物含有の粉末状組成物及びその製造法

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JPS6130508A
JPS6130508A JP15105384A JP15105384A JPS6130508A JP S6130508 A JPS6130508 A JP S6130508A JP 15105384 A JP15105384 A JP 15105384A JP 15105384 A JP15105384 A JP 15105384A JP S6130508 A JPS6130508 A JP S6130508A
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JP
Japan
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squalene
liquid
coating
squalane
powder composition
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Pending
Application number
JP15105384A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Shimizu
照夫 清水
Masaji Ito
伊藤 正次
Hironobu Tamai
洋進 玉井
Fumito Yamamoto
山本 文人
Fumio Nakahara
文夫 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
NOF Corp
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd, Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
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Publication of JPS6130508A publication Critical patent/JPS6130508A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はスクワレン類の粉末組成物、さらに詳しくはス
クワラン、スクワレン、流動パラフィン、液状ポリブテ
ン、液状ラノリン、ミリスチン酸2−オクチルドデシル
、ミリスチン酸イソトリデシル、2−エチルヘキサン酸
ヘキサデシルからなる群より選ばれた一種以上のスクワ
レン類化合物含有の粉末組成物に関する。
〈従来の技術〉 スクワレンはアイサメ、キクサメなどの深鉤産のサメ肝
油に多く含まれる液状の炭化水素であり、近年健康食品
の一つとして注目されてきた。しかし、スクワレンは分
子内に不飽和結合を有し、これに由来する安定性が悪く
保存上問題となったり、かつ、水に不溶のため飲みにく
い等の欠点があった。しかし、これを他成分と混じて粉
末状組成物に加工することにより被膜の効果で酸化に対
し−極めて安定となり、水にも分散可能となり健康食品
としての使用が楽に、かつ、容易になる。
また、スクワランはスクワレンを水素添加して得られる
物質である。このスクワランは安定性が良好で、無味無
臭、低凝固点であるために精密機械の潤滑油に用いられ
るばか化粧品原料の基剤として使用されている。
流動パラフィン、液状ポリブテン、液状ラノリン、ミリ
スチン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸イソトリ
デシル及び2−エチルヘキサン酸は液状炭化水素であり
、皮膚を保護する特性を有するので化粧品原料の基剤と
して用いられる。
従来これら基剤成分は液状又は乳化状態として化粧品へ
使用されていたが、常温で液体であり、クリーム状又は
固型状の化粧料に通常用いられる他の基剤成分との混和
性が乏しく、又水との相溶性が悪いためそれらの使用に
は限度があり、これらの粉末状組成物の開発が望まれて
いた。
従来、カゼイン、カゼインナトリウム等の蛋白質を被膜
剤として使用したものがスクワレン、スクワランの粉末
状組成物はあるが、これらは耐菌性に乏しく腐敗、カビ
発生等を生じやすく、しかも化粧品原料として認可され
てはいない。(特開昭58−216670号公報) 〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は耐菌性に強く、腐敗、カビ発生等を生じないス
クワレン類化合物含有の粉末組成物を提供するものであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は化粧品原料規準にそった材料のうちアラビアゴ
ム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、カルボキシ
メチルセルロースよりを選び、(以下被膜成分と称す)
を水に溶解し、この溶液に界面活性剤を溶解したスクワ
レン類化合物の基剤成分とを溶液とを混じて撹拌混合乳
化した生成物を常法により噴霧乾燥して得られる粉末状
組成物は耐菌性に強く、腐敗カビ発生等を生ぜず、がっ
、皮膚にこする等の衝撃で容易に粉末状組成物の被膜を
破壊させ芯物質の基剤成分を滲出させ、皮膚等に対して
、保護効果を高めるとの知見を得て本発明を完成した。
〈作用〉 本発明の要旨はスクワレン類化合物(基剤成分)の一種
以上の個々の粒子をアラビアゴム、カラギーナン、アル
ギン酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースから
なる群から選ばれる一種以上の被膜成分を被覆してなる
スクワレン含有粉末状組成物である。
このスクワレン含有粉末状組成物を製造するにはアラビ
アゴム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、及びカ
ルボキシメチルセルロースからなる群より選んだ被膜成
分を水に溶解し、得た溶液に、界面活性剤をスクワレン
類化合物の一種以」二の混合物を混じて、得られた生成
混合物を撹拌して予備乳化させ、さらにホモジナイザー
により均質乳化し、ついで得た乳化液を高速回転しなが
ら噴霧乾燥させて粉末にするものである。 。
界面活性剤にはプロピレングリコール脂肪酸工ステル又
はグリセリン脂肪酸エステルが用いられる。
この被膜成分の配合量は被膜成分の種類によって異なる
がアラビアゴムの場合には該被膜成分と基剤成分との合
計量に対して2%に満たない場合には粉末状組成物が形
成されにくい。
粉末状組成物の被膜強度は被膜成分の配合量が多くなる
につれて向上する。被膜の強度が低すぎると、弱い?#
撃で被膜の破壊が起こり基剤成分が滲出し、粉末状組成
物がべたつき気味となり粉末状である利点が損われるた
め好ましくない。
また、被膜成分の配合量が該被膜成分と基剤成分との合
計量に対して95%を超える場合には被膜の強度が高く
なりすぎ、被膜の破壊が起らず。
その内に含まれる基剤成分が全く滲出しないことから該
基剤成分の有する皮膚などに対する保護作用を発揮され
にくい。好ましい配合量は被膜成分と基剤成分との合計
量の約10〜80%重景%を占める範囲内が好ましい。
また、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム及びカルボ
キシメチルセルロースを使用する場合には約5〜50%
の範囲内が好ましい。
カラギナン、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチル
セルロースは水に溶解するとその水溶液の粘度が増加し
均質な乳化を行うことが容易でなくなるため被膜成分の
配合量を少なくし、微結晶セルロースなどのバインダー
を併用することが好ましく、さらに水相部の水量を増量
し粘度を低下させ、均質な乳化をしやすくすることが好
ましい。
本発明の粉末状組成物を作成するには、まず基剤成分に
プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸エステル等の界面活性剤を適当量添加し、撹拌を続け
ながら65〜75℃にし界面活性剤を完全に溶解し油相
部とする。これとは別に被膜成分の添加量及び種類によ
って、被膜成分の固型分に対して等量〜10倍量の水量
に被膜成分、又はこれと微結晶セルロースを添加し撹拌
を続けながら65〜75℃昇温し完全に溶解し、これを
水相部とする。次いで油相部を水相部に撹拌を続けなが
ら少量ずつ添加し、約30分間撹拌を続は予備乳化を行
う。
その後、ホモジナイザーを用いて圧力150〜200k
g/c+n2にて均質化を行いその乳化液を熱風式噴霧
乾燥機によって噴霧乾燥し粉末状組成物を得る。
く効果〉 本発明のスクワレン類化合物含有粉末状組成物は耐菌性
に強く、腐敗、カビ発生することがなく、被膜が適度の
強度を有しているので、皮膚上における適度のショック
、例えばこする等の力で容易に化粧品中の基剤成分(ス
クワレン類化合物)が滲出し、皮膚を保護するほか基剤
成分と被膜成分、特にアラビアゴムの場合相互補充によ
り皮膚感覚がすぐれている。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を示す。
実施例1〜12)比較例1〜4 第1表(その1)、(その2)及び(その3)に示すそ
れぞれの配合組成の水相成分を表1(そのl)。
(その2)及び(その3)に示されるそれぞれの量の水
に溶解し65℃に加熱し撹拌を続けた。得られた混合組
成物のそれぞれにあらかじめ65°Cに加熱溶解してあ
った表1に示される配合組成の油相成分を少量ずつ添加
し30分間撹拌を継続し予備乳化をさせた。
それぞれの乳化液を加式ホモジナイザーを使用し圧力1
50kg/cm2にて均質乳化させた。それぞれの乳化
液を高速回転式噴霧乾燥機を用いて粉末組成物を得た。
粉末組成物の粉末状態を観察し、その手触りと外観から
サラサラしたもの、少しベタつくものと油が滲みだすも
のの三段階に分ち、これらをO1Δ、x印で表示した。
また、皮膚上で粉末組成物を軽くこすり、使用感の具合
の良し悪しでO1Δ、Xの三段階に分けた。即ち、0印
は皮膚上で軽くこすると油分が滲みだすもの、Δ印は強
くこすると油分が滲みだすもの、x印は油分が滲みださ
ずざらざらしたものである。
表1(その1)、表1(その2)及び表1(その3)か
ら明らかなように本発明のスクワレン類化合物含有粉末
状組成物はいずれもサラサラとした粉末状態を示し、か
つ、皮膚上でこすると僅かのこすりで皮膚が破壊されす
ぐに基剤成分が滲み出るのが認められた。
昭和59年 9月13  日

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スクワレン類化合物の一種以上をアラビアゴム、
    カラギーナン、アルギン酸ナトリウム及びカルボキシメ
    チルセルロースからなる群から選ばれる一種以上の被膜
    成分を被覆しているスクワレン含有粉末状組成物
  2. (2)特許請求の範囲第1項においてスクワレン類化合
    物がスクワレン、スクワラン、流動パラフィン、液状ポ
    リブテン、液状ラノリン、ミリスチン酸2−オクチルド
    デシル、ミリスチン酸イソトリデシル、2−エチルヘキ
    サン酸ヘキサデシルのいずれかである。スクワレン類化
    合物含有粉末状組成物
  3. (3)アラビアゴム、カラギーナン、アルギン酸ナトリ
    ウム及びカルボキシメチルセルロースからなる群から選
    ばれた一種以上の被膜成分又はこれに微結晶セルロース
    を加えた被膜成分を水に溶解し得た溶液に、界面活性剤
    とスクワラン類化合物の一種以上を添加して得た溶液を
    混じ、得られた混合生成液を撹拌して乳化し、得た乳化
    液を高速回転しながら噴霧乾燥させて粉末にすることを
    特徴とするスクワレン類化合物含有の粉末状の製造法
  4. (4)特許請求の範囲第3項において界面活性剤がプロ
    ピレングリコール脂肪酸エステル又はグリセリン脂肪酸
    エステルであるスクワレン類化合物含有の粉末状組成物
    の製造法
  5. (5)特許請求の範囲第3項から第4項において被膜成
    分をその等量から10倍量の水に溶解することを特徴と
    するスクワレン類化合物含有粉末状組成物の製造法
  6. (6)特許請求の範囲第3項から第5項においてスクワ
    レン類化合物がスクワレン、スクワラン、流動パラフィ
    ン、液状ポリブテン、液状ラノリン、ミリスチン酸2−
    オクチルドデシル、ミリスチン酸イソトリデシル、2−
    エチルヘキサン酸ヘキサデシルのいずれかである。スク
    ワレン類化合物含有粉末状組成物
JP15105384A 1984-07-20 1984-07-20 スクワラン類化合物含有の粉末状組成物及びその製造法 Pending JPS6130508A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0775486A1 (de) * 1995-11-23 1997-05-28 Beiersdorf Aktiengesellschaft Gegen Bakterien, Mycota und Viren wirksame Zusammensetzungen auf der Basis von alpha-Hydroxyalkansäuren und Squalen

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115811A (ja) * 1984-06-29 1986-01-23 Kuraray Co Ltd 化粧料

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