JPS61290199A - トンネル用保護カバ− - Google Patents

トンネル用保護カバ−

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Publication number
JPS61290199A
JPS61290199A JP60129959A JP12995985A JPS61290199A JP S61290199 A JPS61290199 A JP S61290199A JP 60129959 A JP60129959 A JP 60129959A JP 12995985 A JP12995985 A JP 12995985A JP S61290199 A JPS61290199 A JP S61290199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
protective cover
wall
fibers
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60129959A
Other languages
English (en)
Inventor
伊藤 捷洋
伊世 和幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainihon Glass Industry Co Ltd
Original Assignee
Dainihon Glass Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainihon Glass Industry Co Ltd filed Critical Dainihon Glass Industry Co Ltd
Priority to JP60129959A priority Critical patent/JPS61290199A/ja
Publication of JPS61290199A publication Critical patent/JPS61290199A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は隨道、洞道等のトンネル内壁を落石、剥落、漏
水等から保護するための繊維強化合成樹脂製の保護カバ
ーに関するものである。
[従来の技術及びその問題点] 落石、剥落、漏水等の事故は特に老朽化した隨道、洞道
等において発生しやすい、これの対策としては(1)表
面をノミ等で荒らし、モルタル等を吹きつける。(2)
金属製ゴム製モめ他のシート材をアンカー等で表層に固
定する、等の方法がある。しかし、(1)は一時的には
効果が見られるが、新しい表層が古い層との境界面で剥
離起しやすく、また・、止水の効果も疑わしい、従って
、鉄道用隨道のように振動の加わる所では耐久性に問題
がある。(2)はアンカー自身の抜は落ちも考えられ、
又、アンカ一部からの漏水も発生しやすい6以上いずれ
も万全の対策とは言いがたく、工期も長期に亘り1.鉄
道。
道路の隨道では交通の遮断期間も長くなり、不都合であ
った。     − [問題点を解決するための手段] 本発明は、従来技術が有していた前述の各種欠点を同時
に解決し得る、トンネル用繊維強化合成樹脂製保護カバ
ーを提供するものである。
すなわち1本発明は繊維強化合成樹脂製板状小単位体の
少なくとも2個が連設結合され2 トンネル内壁に近接
又は接するように彎曲せる湾曲状自律構造体を構成し、
鉛直方向に平行又は平行に近い面を形成せるトンネル内
壁部又はトンネル内壁両下端部に対向する前記構造体部
分を支持固定し、自立形成してなることを特徴とするト
ンネル用保護カバーに関するものである。
本発明の保護カバーの典型的な例を示す一部切欠き斜視
図を添付第1図に示す、第1図は、本発明の板状小単位
体(1)2個をトンネル幅方向に結合した保護カバーで
ある。このようなトンネル内壁に近接又は接するように
彎曲せる湾曲状自立構造体をトンネルに付設することに
より、落石、剥落、漏水等を防ぐことができる。
トンネルの大きさに応じて、単位体(1)を長さ方向及
び幅方向にさらに継ぎ足すことにより。
自由に保護カバーを拡大することができる。鉄道や道路
等に用いるトンネルの場合は特に保護カフ<−の付設に
より既存の断面積を縮少することは好ましくない、しか
しながら、本発明の保護カバーは、湾曲又は湾曲しない
板状小単位体の組合せによりなるものであるため、単位
体の長さや幅あるいは湾曲の度合を変えることにより、
トンネル内壁面に沿った。又は接した既存の断面積を縮
少しないような付設が可能である。
単位体の長さ方向に垂直な断面、すなわち第1図ではA
−A線による断面は、第2図の矩形波状、第3図の正弦
波状あるいは線状であり、強度や剛性が確保できること
から矩形波状断面が好ましい、又、漏水により落下する
水の通路となり、水が保護カバーの上部中央付近からト
ンネル通路上へ落下することが防げるため、波状断面が
好ましい。
単位体同志の結合は、ゴムパツキン等を介し、又コーキ
ング材を併用して、結合部からの漏水を防ぐことが好ま
しい、単位体トンネル幅方向の結合は、第1図(2)の
ように結合端部付近のみ断面を封鎖し、封鎖した平面同
志でボルトや接着剤により結合すればよい、又、単位体
トンネル長さ方向の結合は、第1図(3)や第2図(5
)で示される垂直な平面同志でボルトや接着剤により結
合すればよい、第3図のような正弦波状断面であれば、
単位体トンネル長さ方向の端部すなわち第3図(6)付
***面での葺き合せにより結合すればよい。
板状小単位体の組み合せになる本発明の保護カバーは、
単位体の湾曲度合を調整することにより、外部からの荷
重に対して強い、アーチ状体とすることが好ましい、保
護カバーの湾曲長手方向の両端部(第1図(0)をトン
ネル内の地面又はトンネル内壁両下端部に対し、又は鉛
直方向に平行又は平行に近い面を形成せるトンネル内壁
部に対して固定することにより、保護カバー全体を自立
構造とすることがでくる。
従って、保護カバーを、トンネル内壁上層部の水平方向
に近い傾斜面に対しては固定しなくともよく・、既存壁
面上層部を傷付けないため、二次的な破損による落石や
剥落を防止することができる。
本発明の保護カバーは、繊維強化合成樹脂製であるため
、地下水や酸性湧水等によっても腐食を受けに<<、長
期間使用することができる。さらに、軽量であるから、
板状小単位体の長さや幅を2s前後としても、人手で設
置が可能であり、施工能率が良く、さらに運搬も容易で
あることから、設置に要する時間を大幅に縮少すること
がでくる。耐蝕性や軽量の長所を犠牲にすることなく、
保護カバ一単位重量当りの剛性や強度を大幅に改善でき
ることから、繊維強化合成樹脂製とすることが好ましい
が、単なる合成樹脂製としてもよい、耐熱性や難燃性の
樹脂を選定したり、難燃剤を樹脂中に充填すれば、容易
に難燃化することもできる。
板状小単位体の成形方法は何ら限定されず、圧縮成形、
射出圧縮成形、レジンインジェクション成形、ハンドレ
イアップ成形1曲り引抜成形等各種方法を採用し得る0
合成樹脂とじては、不飽和ポリエステル、フェノール、
フラン、アルキッド、アリル、メラミン、シリコン、ポ
リウレタン、ビニルエステル、ユリ7等の各種熱硬化性
樹脂、又は、ポリスチレン。
As、ABS、ポリアミド、PBT、フッ素樹脂、ケイ
素樹脂、PPS、Pro、全芳香族ポリエステル、ポリ
イミド、ポリカーボネート、ポリスルフォン、ポリアセ
タール、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、セルロース、アクリル、メタクリル、スチロール、
ポリウレタン等の各種熱可塑性樹脂単独で又は組み合せ
て使用し得る。これらの合成樹脂に充填する補強繊維と
しては、ガラス繊維やカーボン繊維が好適であるが、こ
れに限らず、ボロン繊維、溶融石英繊維、シリカ繊維、
アルミナ繊維、ジルコニア繊維、窒化ホウ素繊維、窒化
ケイ素繊維、炭化ホウ素繊維、炭化ケイ素繊維、アスベ
スト繊維、金属繊維等の無機繊維、あるいは麻、ビニロ
ン、ポリアミド、ポリエステル等の天然若しくは合成繊
維を単独で又は組み合せて使用し得る。補強amの形態
は、チョツプドストランドマット、コンティニュアスス
トランドマット、サーフェシングマット、不織布、クロ
ス、ロービング等の各種形態を単独で又は組み合せて使
用可能である。
[発明の効果] 本発明の保護カバーは、トンネル内又は片側が開放され
た切り通し内に付設することにより以下のごとき著しい
効果を有している。まず。
落石、剥落、漏水等が起こりやすいトンネル内壁面を傷
付けることなく自立的に付設可能であるため、鉄道用間
道等のように振動が加わる場合にも、二次的な破損の心
配がない、又トンネル内壁面、上層部より落下する漏水
は本発明の保護カバーを伝わってトンネル側面下部に流
下するため、トンネル中央通路部を濡らすことがなく、
例えば鉄道や道路用のトンネルにおいては、交通の妨げ
となることもない、さらに、本発明の保護カバーは、繊
維強化合成樹脂性板状小単位体の組み合せからなるもの
であるため。
運搬、施工が容易で工期を短縮することができ、又耐蝕
性が良く、湿気の多いトンネル内に付設しても長期間使
用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明保護カバーの典型例を示す一部切り欠
き斜視図、第2図は、第1図A−A線による断面図、第
3図は、板状小単位体のトンネル幅方向に垂直な断面図
。 1・・・・矩形波状断面からなる板状小単位体。 2・・・・板状小単位体トンネル幅方向の結合用端部 第 1 図 第2図 □ ”

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維強化合成樹脂製板状小単位体の少なくとも2個
    が連設結合され、トンネル内壁に近接又は接するように
    湾曲せる湾曲状自立構造体を構成し、鉛直方向に平行又
    は平行に近い面を形成せるトンネル内壁部又はトンネル
    内壁両下端部に対向する前記構造体部分を支持固定し、
    自立形成してなることを特徴とするトンネル用保護カバ
    ー。 2、板状小単位体のトンネル長さ方向の断面が矩形波状
    である特許請求の範囲第1項記載のトンネル用保護カバ
    ー。
JP60129959A 1985-06-17 1985-06-17 トンネル用保護カバ− Pending JPS61290199A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60129959A JPS61290199A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 トンネル用保護カバ−

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JP60129959A JPS61290199A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 トンネル用保護カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS61290199A true JPS61290199A (ja) 1986-12-20

Family

ID=15022664

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60129959A Pending JPS61290199A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 トンネル用保護カバ−

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JP (1) JPS61290199A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016094772A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 新日鉄住金マテリアルズ株式会社 トンネルの剥落防止工法

Cited By (1)

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