JPS6127808A - 回転式収納棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物品を収納するラックを旋回走行させて、ラ
ック内の物品の検索及び取出しを、自動的に行えるよう
にした一段式の回転式収納棚に関する。

〔従来技術〕

この種の一段式の回転式収納棚の一例が、特公昭５１−
２６７０７号公報に示されている。

これは、第６図に示すように、上方に設けられたエンド
レスの案内レール（ａ）と、下方に設けられた断面が円
形の管状レール（ｂ）との間に、ラック（Ｃ）を走行自
在として設け、各ラック（Ｃ）の連結リンク（ｄ）の軸
となる駆動ピン（ｅ）と、駆動手段に連係されたスプロ
ケット（ｆ）とが、噛合しながら回転することによって
、無端状に連結されたラック（ｃ）を走行させるように
なっている。　　・ また、各ラック（Ｃ）は、その下部板に、左右１対の車
輪Ｑ）を有し、この車輪（ロ））の溝（ｈ）が、管状レ
ール（ｔｌ）に跨乗することによって、内外方向へのラ
ック（ｃ）の移動が規制されている。

しかしながら、上述した構造の回転式収納棚においては
、長円状をなす軌道のうち、その両端部すなわち半円状
の反転部における走行時に、ラックＣＱ）の回転軌跡と
、車輪（ロ））の走行軌跡との間にずれが生じ、特に回
転半径が小さくなる程、このずれは大きくなる。

そのため、ラック（Ｃ）を駆動するスズロケット（ｆ）
とランク（Ｃ）の駆動ビン（ｅ）の噛合い部に、過大な
負荷を生じたシ、あるいは集中力等によってスズロケッ
トの破損等の事故も生じる恐れがあった。

また、車輪（ｇ）を管状レール（ｂ）に無理に沿わせて
走行させるだめに、きしみ音等が発生する不具合もおっ
た。

〔発明の目的〕

本発明は、長円状をなすラックの走行軌跡の半円部にお
いて、ラックを載置しうる回転受台を設けることによシ
、円滑なラックの移送が行えるようにした、回転式収納
棚を提供しようとするものである。

〔発明の構成〕

本発明による回転式収納棚は、下面に車輪を有する複数
のラックを、連結リンクを介して、直列に無端状に連結
すると゛ともに、駆動手段をもって、これらのラックを
枠体の外周に沿い、直線部と半円部からなる長円状に旋
回走行させるようにした回転式収納棚において、 前記枠体の半円部に、前記ラックを受支して、半円状の
軌跡をもって反転しうる回転受台を設けてなるものであ
る。

〔実施例〕

以下、本発明を図示の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。

（１）は左右方向に間隔をおいて並置された固定板、こ
の固定板（１）上には、矩形立方体状をなす枠体（２）
が立設されている。

枠体（２）は、前後方向を向き、かつ左右方向に間隔を
おいて並置された複数の床杆（３）と、各床杆（３）の
前後端部に立設された支柱（４）と、前後に並ぶ支柱＋
４１　＋４１の上面に支持され、かつ所要の長さだけ、
支柱（４）の前後に突出する天井杆（５）と、天井杆ｉ
５１の前後端の下面に、左右方向に取付けられた互いに
平行をなす下向きコ字形のチャンネル材からなる案内レ
ール＋６１１６１とからなっている。

この案内レール＋６１１６１と対向して、上向きコ字形
のチャンネル材からなる前後１対の案内部、すなわちロ
ーラガイド（力（７）が、前記支柱（４）の外側下端部
間に、取付板（８）を介して取付けられている。

床杆（３）の前後端面間には、それぞれ角管からなる軌
道＋９１ｔ９１が敷設されている。

第５図に示すように、枠体（２）の右端における天井杆
（５）の中央部には、垂直の軸受叫が装着され、かつこ
の軸受口〔と対向する基板１１）上には、垂直のスラス
ト軸受Ｕυが設けられ、この両者に、回転軸（１ｚが、
垂直軸回りに回転自在に立設されている。

この回転軸ｔｔａの上端部外周には、円板状をなし、か
つその外周面に間隔をおいて６箇所、それぞれ６０度の
開角度をなす嵌合凹部（１５ａ）が切設された回転板α
Ｊが固着されている。

回転軸住ｚの上端部外周には、上記回転板（１３１と対
向してこれと同形をなす嵌合凹部（１４ａ）を有する回
転板（１４］と、この回転板（１４１の下面に、斜下に
それぞれ放射状に延出された複数のリブ（１５ａ）と、
これら各リプ（１５ａ）の先端に支持された水平リング
部（１５１））とからなる回転受台（１つが連設されて
いる。

回転台−の上方における回転軸ｔ１２１の外周には、小
径のチェーン用スプロケツ）［１６）が固着され、この
スズロケット（１０と、枠体（２）に設けられた駆動手
段、すなわちモータ（１ηのスズロケットとの間には、
無端チェーン（１８１が巻装されている。

枠体（２）の左端部における天井杆（５）に装着された
垂直の軸受α値と、床杆（３）に載置された垂直のスラ
スト軸受■との間に、回転軸しυが回転自在に立設され
ている。

この回転軸−の上方には、前述した回転板Ｕと同形の従
動用の回転板（２２１が、まだ下方には従動用の回転板
（至）を上面に連設した回転受台（２４Ｊが一体回転可
能に装着されている。

（２粉はラックで、第３図に示すように、前面を除く三
方の縁部より垂下片（２！＋ａ）が連設された天板（２
６）と、前面を除く三方に立上り壁（２７ａ）が連設さ
れた底板（２７）と、これら天板（２０と底板（２′？
）と後端間に、垂直をなすように挿入された矩形箱状の
棚ユニットｆ２８１とからなっている。

天板Ｉ２６１の後部上面には、所定のピッチ（ト）の間
隔をもって、１対の駆動用ピンを兼用する軸（至）が、
まだ底板■にも同様に、所定のピッチ（Ｐ）をなす１対
の軸■が垂下されている。

第４図に示すように、隣接するラック（２５１（２ωの
対向する上方の前記軸（ハ）及び軸側の相互は、それぞ
れ両端部に貫通孔を有する連結リンク０１Ｊをもって、
所定のピッチ（Ｐ）の間隔で連結されこれら各ラック（
２つ及び各連結リンクＯｉ）を、無端状に連結して、無
端回転棚０のが形成されている。

また、上方の各軸部の中間部外周には、前記嵌合凹部（
１６ａ）　（１４ａ）と係脱自在に係合する円筒状のロ
ーラ０３が回転自在に嵌挿され、かつ同じく上端部外周
には、案内部、すなわち水平ロー２０４が装着されてい
る。

下方の各軸（至）の外周には、円筒状の案内部、すなわ
ちローラ６５）が回転自在に嵌挿されている。

底板Ｃ１！ηの前記軸備よシ若干前方寄シの下面には、
下向きコ字形のプラタン）　（３６ａ）と、このプラタ
ン）　（３６ａ）の開口部の両側壁を貫通する車軸ｅ６
ｂ）と、この車軸（３６ｂ）に枢着された垂直ローラ（
３６０）からなる１対の車輪（ト）が固着されている。

枠体（２）の前後の直線部においては、外ランク（２５
）の各車輪（３）は、軌道（９）上に走行自在に載置さ
れ、下方の各ローラ０艶が、ローラガイド（７）内に転
勤自在に挿入され、かつ上方の各水平ローラ（ロ）が、
案内レール（６）内に挿入されることによって、垂直に
支持されている。

枠体（２）の左右の端部においては、第５図に示すよう
に、各車輪間は回転受台１１５１（２４）の水平リング
部（１５ｂ）　（２４ｂ）上に載置され、下方のローラ
Ｇ３５１は、回転板のａ４Ｊの各嵌合凹部（１４１Ｌ）
とそれぞれ係合し、上方のロー２６３は上方の回転板α
３）の各嵌合凹部（１５ａ）とそれぞれ係合している。

このようにして、無端回転棚６２は、上方から見ると、
第１図に示すように、前後の直線部と左右の半円部から
なる長円状をなして、枠体（２）の周囲に巻装されてい
る。

次に、ピッキング位置すなわち枠体（２）の右側に所望
のラックを停止させるラック位置決め装置゛について説
明する。

第４図に示すように、回転受台１１９の水平リング部（
ｉ　ｓｂ）上には、所要の開角度（実施例では１２０度
）をもって、断面り字形をなす突片（３ηが、５枚配置
されている。

回転軸１２１の内方寄シにおける、前記突片１３ηの回
“転軌跡°となる円の内外を挾むように、下向きコ字形
をなす前後１対の透光型の光電管（至）（２）が、取付
板Ｇ！Ｊをもって、床杆（３）の中心に立設された支柱
ＩＡＩに取付けられている。

これら光電管（３８（２）の光が、１つの舌片Ｃ３ηに
よって共に遮断されたときに、この舌片６ηと対応する
ラック（ハ）が枠体（２）の右側、すなわちピッキング
位置にくるように設定されている。

なお、第１図の備は、枠体（２）の右側部に、枠体（２
）とは別個に設けられた制御盤で、モータ（ｌηの回転
速度及び検索、すなわち停止位置の決定を、コンピュー
タ制御で行なえるようになっている。

〔実施例の作用〕

次に以上のように構成された回転式収納棚の作動につい
て説明する。

枠体（２）の右側面に、所要のラック（ハ）の列が来る
ように、予め制御盤０Ｄに現在ビンキングゲートニある
ラックの列番５号を入力し、次に、所望のラックを呼び
出す。

モータαｅが回転すると、回転板（１３１［１４］と噛
合する無端回転棚０２が第１図時計回りあるいは反時計
回シに回転させられる。

枠体（２）の前後の直線部においては、車輪（至）の垂
直ローラ（３６Ｃ）が、軌道（９）上を転動するととも
に、ラック（５）の上方は、案内レール（６）内を水平
ローラ（ロ）が転動し、同じく下方はローラガイド（７
）内をローラＣ１５＋がそれぞれ転動することによって
、ランク（ハ）は、垂直な状態で走行させられる。

第４図に示すように、右方の半円部においては、回転板
（１３１ｔ１４）嵌合凹部（１ろａ）　（１４ａ）に、
各ラツクシ９の各ロー２０９が順次係合され、回転軸［
２の回転に伴って、車輪（至）は軌道（９）の右端から
回転受台（１５）の水平リング部（１５ｂ）上に乗り移
る。

そのまま、回転受台１１５１上に静止状態で載置された
各ラックは、回転板α３ｉ（１４１の外周を半円を描い
て移送され、その後、車輪（至）が後側の軌道（９）に
乗シ上げた後は、再びこの軌道（９）上を転動して走行
していく。

枠体（２）の左端側の半円部においても同様に、回転受
台（２４Ｊの水平リング部（２４１））上に載置された
各ラック（２つは、半円を描いて移送した後、前方の軌
道（９）上に移って、再び、走行する。

所要のラック（２９がピッキングゲートに達したとき、
第４図に示すように、舌片ｃ３７）が光電管（至）（至
）の両者に掛かった状態で、モータαｎの回転は停まシ
、ラック（２５）の開口部は、正しくピッキングゲート
を向くようになっている。

〔変形例〕

上記実施例においては、ラックは、その車輪を介して、
回転台上に載置されているが、ラックの底板を回転受台
で支えるように構成してもよい。

また、回転受台は、回転板と一体的に形成したが、回転
軸上に回転板と回転受台を、上下に並設してもよい。

また、車輪は角管からなる軌道上を走行させるようにし
たが、従来例で示しだように枠体の直線部においては、
管状レールを設け、この管状レール上に溝付の車輪を走
行させてもよい。この場合、本実施例で示した、枠体下
方のローラガイドを省略することができる利点がある。

さらに、ラックの上下に突設した軸にローラを嵌挿し、
とのロニラを、回転板の嵌合凹部と噛合させるようにし
たが、ローラを省き、直接軸と回転板を噛合させるよう
にしてもよい。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したよ７うに、本発明の回転式収納棚
は、無端回転棚を巻装した１対の回転板と一体的に回転
し、かつ無端回転棚のラックを載置して半円状の軌跡を
移送する回転受台を、枠体の両端部に設けたことにより
、長円状の旅回軌跡をもって移送されるラックの半円状
の反転部において回転板に過大な負荷が掛かることはな
く、回転板を簡素化しうる利点がある。

また、ラックが、その下部に設けた車輪をもって軌道上
を走行するようにした場合にも、回転受台上においては
車輪は転動しないため、従来の半円状の軌道上を車輪が
転動する構造に比べて、車輪に無理な力が掛からず、車
輪の寿命が延び、しかも、きしみ音等が発生しないとい
う利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を一部切欠して示す平面図
、 第２図は、第１図の回転式収納棚よシ、大部分のランク
を取外して示す正面図、 第６図は、第１図の■−■線に沿う縦断面図、第４図は
、第２図のＩＶ−ＩＶ線に沿う横断面図、第５図は、第
１図のＶ−■線に沿う縦断面図、第６図は、従来の回転
式収納棚を一部切欠して示す縦断面図である。 （１）固定板　　（２）枠体　　（３）床杆　　（４）
支柱（５）天井杆　　　　　　　（６）案内レール（７
）ローラガイド　　　　（９）軌道ｎ２ｆ１転Ｍ　　　
　　　　ａ３１［１４Ｌ？２（２３１回転板（１３ａ）
　（１４ａ）嵌合凹部　ａ”ｓｉａ回転受台（１５ｂ）
　ｅ、２４ｂ）水平リング部ａηモータ　　　　　　　
ａ＆無端チェーン（ハ）２ツク　　　　　　　鰻棚ユニ
ット＠ω軸　　　　　　　　６〃連結す／り０の無端回
転棚　　　　　競Ｃ３５ｉローラ（ロ）水平ローラ　　
　　　圓車輪 １３７）舌片　　　　　　　　（至）光電管−υ制御盤 第６図 手続補正書（自発） 昭和６０年　７月′２日

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）下面に車輪を有する複数のラックを、連結リンク
   を介して直列に無端状に連結するとともに、駆動手段を
   もつて、これらのラックを枠体の外周に沿い、直線部と
   半円部からなる長円状に旋回走行させるようにした回転
   式収納棚において、前記枠体の半円部に、前記ラックを
   受支して、半円状の軌跡をもつて反転しうる回転受台を
   設けたことを特徴とする回転式収納棚。
2. （２）回転受台が、その一部にラックの車輪を受支する
   水平リング部を有することを特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項に記載の回転式収納棚。