JPS61271203A - 歯科用変色性セメント組成物 - Google Patents
歯科用変色性セメント組成物Info
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- JPS61271203A JPS61271203A JP60113581A JP11358185A JPS61271203A JP S61271203 A JPS61271203 A JP S61271203A JP 60113581 A JP60113581 A JP 60113581A JP 11358185 A JP11358185 A JP 11358185A JP S61271203 A JPS61271203 A JP S61271203A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は歯科用変色性セメント組成物に関し、更に詳述
するとセメントの硬化時にセメントの色調が変わり硬化
の判定が容易に目視出来る歯科用変色性セメント組成物
に関するものである。
するとセメントの硬化時にセメントの色調が変わり硬化
の判定が容易に目視出来る歯科用変色性セメント組成物
に関するものである。
現在、歯科用セメントは歯科の臨床において広範に使用
されている材料の1つであり、その用途は多岐に渉って
いる。例えば補綴物や矯正用バンドの合着、う蝕窩洞の
充填、支台築造、11装9間接yii、隔壁、予防填塞
などに用いられている。 処で現在多く使用されている歯科用セメントはリン酸亜
鉛セメント、ポリカルボキシレートセメント、グラスア
イオノマーセメント、酸化亜鉛ユージノールセメントな
どであるが、通常、之等は粉末と液など2成分を練和し
て使用されている。之等のセメントは練和後、数分以内
で初期硬化する様に調整されており、セメント練和物に
流動性がある所謂操作余裕のある状態で操作を完了する
必要がある。
されている材料の1つであり、その用途は多岐に渉って
いる。例えば補綴物や矯正用バンドの合着、う蝕窩洞の
充填、支台築造、11装9間接yii、隔壁、予防填塞
などに用いられている。 処で現在多く使用されている歯科用セメントはリン酸亜
鉛セメント、ポリカルボキシレートセメント、グラスア
イオノマーセメント、酸化亜鉛ユージノールセメントな
どであるが、通常、之等は粉末と液など2成分を練和し
て使用されている。之等のセメントは練和後、数分以内
で初期硬化する様に調整されており、セメント練和物に
流動性がある所謂操作余裕のある状態で操作を完了する
必要がある。
【発明が解決しようとする問題点1
しかしながら、臨床操作が出来るかどうかを目視のみに
よって判定(ることは実際は難しい。 更に、近年広く用層る様になった歯科用グラスアイオノ
マーセメントは歯冠色であるため非常に審美性に優れて
いるが、N装や予防填塞に適応された場合、何処迄塗布
されているかを判定することは実際には困難なことがあ
る。即ちグラスアイオノマーセメントは半透明性を有し
、歯牙の色調に近いため使用時歯質との判別がし難く必
要部位を完全に覆っているかどうかを見極めることが難
しく、必要以上の範囲に塗り過ぎて了うことがある。 またクラウン、インレー、ブリッジなどの補綴物の合着
に用いた場合、はみ出したセメント泥を除去する必要が
あり、この時もグラスアイオノマーセメントは何処には
み出ているか見出すことが難しい。 【問題点を解決するための手段1 本発明者等は之等の点に着目し歯科用セメントの初期硬
化を容易に目視により判別出来る方法や、特にグラスア
イオノマーセメンI・については硬化後は審美性に優れ
た歯冠色であるという性質を活かし、その上便化する迄
は容易にセメントの存在が判定出来る方法を鋭意検討し
た結果、意外にもpHによって色調が変化する物質を歯
科用セメント組成物中に含有させるごとにより容易に目
視によって硬化が判定出来るだけでなく、他の物性を悪
化させないことを見出し本発明を完成した。特に歯科用
グラスアイオノマーセメントにおいてはI)Hによって
色調が変化する物質を添加しても硬化後の色調に影響を
与えず、審美性を損なわないことを見出したものである
。 即ち本発明は、金属酸化物を主成分とする第1成分と、
第1成分と反応して硬化体を形成し得る第2成分とから
成る歯科用セメント組成物において、該組成物中にDI
+によって色調が変化する物質が含有されており、セメ
ントの初期硬化時に色調が変化することを特徴とする歯
科用変色性セメント組成物に関するものである。 以下、本発明の詳細な説明する。 一般に歯科用セメント組成物は金属酸化物を主成分とす
る第1成分と、第1成分と反応して硬化体を形成し得る
第2成分とから構成されているのが基本となっている。 通常、第1成分は粉末まI:はペーストの形態であり、
第2成分は液、ペーストまたは粉末の形態で第1成分と
組み合わされて使用される。そして両成分が粉末の場合
は予め両成分を混合しておき、練和に際して水のみを加
えるだけでよい様にすることも出来る。 他の形態の組み合わせの場合は通常は練和に際して両成
分を混合するのであるが、場合によっては第2成分の一
部を第1成分に含ませておくことも出来る。この様に歯
科用セメント組成物の形態は種々あるが、本発明におい
ては特に限定するものではなく、 粉末:液、粉末二ペ
ースト、ペースト:ペースト、ペースト:液 など各種
の組み合わせが可能であるが、更に第1成分の粉末と第
2成分の粉末との混合粉末と水との組み合わせも可能で
ある。本発明では色々′な形態の歯科用セメント組成物
に11Hによって色調が変化する物質を混合するのであ
るが、第1成分或いは第2成分の何れにも混合すること
が出来る。第1成分の主成分である金属酸化物とは、例
えば酸化亜鉛、M化カルシウムの様な11純な金属酸化
物や、酸化亜鉛を主成分とし他の酸化物ヤフッ化物と共
に焼成して粉砕したものなど2種以上の酸化物を焼成し
たものであってもよく、更には酸化物を溶融しガラス化
したガラス状酸化物であってもよい。ガラス状酸化物と
は歯科用グラスアイオノマーセメントに使用されている
フルオロアルミノシリケートガラスなどのことである。 第1成分と反応して硬化体を形成し得る第2成分は特に
限定するものではないが例えばリン酸、ポリカルボン酸
、などの酸性物質ヤニ−シノールなどのキレート剤が挙
げられる。 以上の様な歯科用セメント組成物に加えるpHによって
色調が変化する物質の割合は歯科用変色性セメント組成
物全体のLOf11%以下で充分であり、通常はo、
oooi〜0.5重量%の範囲であるが、好ましくは0
.0001重量%〜0.05重」%の範囲である。0.
0001重量%未満ではセメントの色調の変化に顕著な
影響を与えず、また0、5重量%を超えると色が着き過
ぎ、特にグラスアイオノマーセメントでは審美性を損な
う。またpHによって色調が変化する物質は、第1成分
と第2成分の何れか一方または両方に加えることが出来
、この点に関しても特に限定するものではない。 次に加えるpHによって色調が変化する物質について言
及する。加えるpHによって色調が変化する物質の選定
は練和したセメント泥のpH変化を測定し用いるべきp
Hによって色調が変化する物質を適宜選べばよい。例え
ばpHによって色調が変化する物質としてはpH指示薬
などが挙げられる。一般に歯科用セメントは硬化の進行
に伴い通常、練和泥のpH値は酸性から中性へと変化す
る。従って加えるpHによって色調が変化する物質はp
H7以下に変色性を有するものが好ましい。例えばpH
指示薬としてはメチルバイオレット、クリスタルバイオ
レット、エチルバイオレット、シュウ酸マラカイトグリ
ーン、メチルグリーン、2−(バラ−ジメチルアミノフ
ェニルアゾ)ピリジン、クレゾールレッド、キナルジン
レッド、パラメチルレッド、メタニルイエロー、4−フ
ェニルアゾジ−フェニルアミン、チモールブルー、メタ
クレゾールパープル。 オレンジIV、4−オルトートリルアゾ−オルト−トル
イジン、エリトロシンジナトリウム塩、ベンゾパープリ
ン4B、N、N−ジメチル−パラ−(メタ−トリルアゾ
)アニリン、2.4−ジニトロフェノール、N、N−ジ
メチル−パラ−フェニルアゾ−7ニリン、4.4”−ビ
ス(2−アミノ−1−ナフチルアゾ)−2,2′−スチ
ルベンジスルホン酸、テトラブロモフェノールフタレイ
ンエチルエステルカリウム塩、ブロモフェノール。 コンゴーレッド、メチルオレンジ−キシレンシアツール
溶液、メチルオレンジ、エチルオレンジ。 4−(4−ジメチルアミノ−1−ナフチルアゾ)−3−
メトキシベンゼンスルホン酸、ブロモクレゾールグリー
ン、レゾアズリン、七ノハイドロクロライド、ラクモイ
ド、アリザリンレッドS、メチルレッド、プロピルレッ
ド、ブロモクレゾールパープル、クロロフェノールレッ
ド、バラ−ニトロフェノール、アリザリン、2−(2,
4−ジニトロフェニルアゾ)−1−ナフトール−3,6
−ジスルホン酸ジナトリウム塩などである。 この様なpH指示薬のセメント組成物への混合方法は公
知の混合方法で可能である。例えば、そのまま粉末成分
と均一になる迄混ぜたり、或いはアルコール、水などの
溶媒に溶かし、その溶液で金属酸化物の表面を処理して
後、溶媒を除去する方法やセメントの硬化液に溶解する
ものは該液に溶かしておいてもよい。 なお本発明に係る歯科用セメント組成物を調整するため
の第1成分と第2成分とから成る歯科用セメント組成物
としては例えばリン酸亜鉛セメント。 シリケートセメント、′R化亜鉛ユージノールセメント
、グラスアイオノマーセメント、ポリカルボキシレート
セメントなどが挙げられ、それ等にpHによって色調が
変化する物質を添加する方法によることが出来る。 【実施例1 以下、具体例を挙げ本発明を更に詳細に説明する。 実施例1 而至歯科工業株式会社製、商品名GOリブセネラの粉末
100Qに対しメタクレゾールパープル0.03Qを乳
鉢で完全に混合した。この様にして得られた混合粉末2
.OQとGCリブセーネラの液1.OQを練和してセメ
ント泥の変色を観察した処、赤色から黄色に変化した。 黄色に変化した時間と初期硬化時間は一致し、目視によ
り容易に硬化の具合が判った。 実施例2 而至歯科工業株式会社製、商品名GCフジアイオノマー
タイプIの粉末100Qに対しクレゾールレッドの0.
01%メタノール溶液を20Q加え、乳鉢で混合した後
、メタノールを乾燥除去した。得られた混合粉末1.4
0とGCフジアイオノマータイプlの液1.Oqとを練
和してセメント泥の変色を観察した処、赤色から黄色に
変化した。黄色に変化した時間と硬化時間は一致し、目
視により容易に硬化の具合が判った。 実施例3 而至歯科工業株式会社製、商品名GCライニングセメン
トの粉末100gに対しチモールブルーの0.02%エ
タノール溶液を200加え乳鉢で混合した債、エタノー
ルを乾燥除去した。得られた混合粉末1.29とGCラ
イニングセメントの液1.Oqを練和し、窩洞形成をし
た抜去歯牙に裏装を行ないセメント泥の変色を観察した
処、赤色から黄色に変化した。黄色に変化した時間と硬
化時間は一致し、目視により容易に硬化の具合が判った
。また硬化する迄は歯質と異なる色調を示すため容易に
セメントの存在が判定出来塗り残しや塗り過ぎを防ぐこ
とが出来た。 実施例4 而至歯科工業株式会社製、商品名GCエリートセメント
100の粉末100Qに対しメタクレゾールパープルの
0.05%エタノール溶液を20Q加え乳鉢で混合した
後、エタノールを乾燥除去した。得られた粉末1.45
gとGCエリートセメント100の液0.5tagを練
和してセメント泥の変色を観察した処、赤色から黄色に
変化した。黄色に変化した時間と硬化時間は一致し、目
視により容易に硬化の具合が判った。 実施例5 而至歯科工業株式会社製、商品名GCユージノールセメ
ントの液100gに対しエチルオレンジを0.004に
l加え撹拌して溶解させた。得られた液0.350とG
Cユージノールセメントの粉末1.0gを練和してセメ
ント泥の変色を観察した処赤色から黄色に変化した。黄
色に変化した時間と硬化時間は一致し、目視により容易
に硬化の具合が判った。 比較例1 而至歯科工業株式会社製、商品名GOリブセネラの粉末
2.OQとGCリブセネラの液1.OQとを練和し実施
例1と同様に硬化状態を観察した結果、変色性を有しな
いために硬化状態を目視により容易に判定することが出
来なかった。 比較例2 ゛ 而至歯科工業株式会社製、商品名GCフジフイオノマー
タイブIの粉末1.4gとGOフジアイオノマータイプ
■の液1.0gとを練和し実施例2と同様に硬化状態を
観察した結果、変色性を有しないために、硬化状態を目
視により容易に判定することは出来なかった。 比較例3 而至歯科工業株式会社製、商品名GCライニングセメン
トの粉末1.2gとGCライニングセメトの液1.0g
とを練和し実施例3と同様に硬化状態を観察した結果、
変色性を有しないために硬化状態を目視により容易に判
定することは出来なかった。また硬化前のセメント泥の
色調が歯質の色調に近いため塗布したセメントの存在を
判定することが困難であった。 比較例4 而至歯科工業株式会社製、商品名GCエリートセメント
100の粉末1.45gとGCエリートセメント100
の液0.5mlを練和し実施例4と同様に硬化状態を観
察した結果、変色性を有しないために硬化状態を目視に
より容易に判定することは出来なかった。 比較例5 而至歯科工業株式会社製、商品名GCユージノールセメ
ントの粉末1.0にlとGCユージノールセメントの液
0.35Qを練和し、実施例5と同様に硬化状態を観察
した結果、変色性を有しないために硬化状態を目視によ
り容易に判定することは出来なかった。 【効果】 以上の結果より本発明に係る歯科用変色性セメント組成
物は実施例1〜5から明らかな如く比較例1〜5に比べ
て歯科用変色性セメント組成物として優れたものである
ことが確認出来た。
よって判定(ることは実際は難しい。 更に、近年広く用層る様になった歯科用グラスアイオノ
マーセメントは歯冠色であるため非常に審美性に優れて
いるが、N装や予防填塞に適応された場合、何処迄塗布
されているかを判定することは実際には困難なことがあ
る。即ちグラスアイオノマーセメントは半透明性を有し
、歯牙の色調に近いため使用時歯質との判別がし難く必
要部位を完全に覆っているかどうかを見極めることが難
しく、必要以上の範囲に塗り過ぎて了うことがある。 またクラウン、インレー、ブリッジなどの補綴物の合着
に用いた場合、はみ出したセメント泥を除去する必要が
あり、この時もグラスアイオノマーセメントは何処には
み出ているか見出すことが難しい。 【問題点を解決するための手段1 本発明者等は之等の点に着目し歯科用セメントの初期硬
化を容易に目視により判別出来る方法や、特にグラスア
イオノマーセメンI・については硬化後は審美性に優れ
た歯冠色であるという性質を活かし、その上便化する迄
は容易にセメントの存在が判定出来る方法を鋭意検討し
た結果、意外にもpHによって色調が変化する物質を歯
科用セメント組成物中に含有させるごとにより容易に目
視によって硬化が判定出来るだけでなく、他の物性を悪
化させないことを見出し本発明を完成した。特に歯科用
グラスアイオノマーセメントにおいてはI)Hによって
色調が変化する物質を添加しても硬化後の色調に影響を
与えず、審美性を損なわないことを見出したものである
。 即ち本発明は、金属酸化物を主成分とする第1成分と、
第1成分と反応して硬化体を形成し得る第2成分とから
成る歯科用セメント組成物において、該組成物中にDI
+によって色調が変化する物質が含有されており、セメ
ントの初期硬化時に色調が変化することを特徴とする歯
科用変色性セメント組成物に関するものである。 以下、本発明の詳細な説明する。 一般に歯科用セメント組成物は金属酸化物を主成分とす
る第1成分と、第1成分と反応して硬化体を形成し得る
第2成分とから構成されているのが基本となっている。 通常、第1成分は粉末まI:はペーストの形態であり、
第2成分は液、ペーストまたは粉末の形態で第1成分と
組み合わされて使用される。そして両成分が粉末の場合
は予め両成分を混合しておき、練和に際して水のみを加
えるだけでよい様にすることも出来る。 他の形態の組み合わせの場合は通常は練和に際して両成
分を混合するのであるが、場合によっては第2成分の一
部を第1成分に含ませておくことも出来る。この様に歯
科用セメント組成物の形態は種々あるが、本発明におい
ては特に限定するものではなく、 粉末:液、粉末二ペ
ースト、ペースト:ペースト、ペースト:液 など各種
の組み合わせが可能であるが、更に第1成分の粉末と第
2成分の粉末との混合粉末と水との組み合わせも可能で
ある。本発明では色々′な形態の歯科用セメント組成物
に11Hによって色調が変化する物質を混合するのであ
るが、第1成分或いは第2成分の何れにも混合すること
が出来る。第1成分の主成分である金属酸化物とは、例
えば酸化亜鉛、M化カルシウムの様な11純な金属酸化
物や、酸化亜鉛を主成分とし他の酸化物ヤフッ化物と共
に焼成して粉砕したものなど2種以上の酸化物を焼成し
たものであってもよく、更には酸化物を溶融しガラス化
したガラス状酸化物であってもよい。ガラス状酸化物と
は歯科用グラスアイオノマーセメントに使用されている
フルオロアルミノシリケートガラスなどのことである。 第1成分と反応して硬化体を形成し得る第2成分は特に
限定するものではないが例えばリン酸、ポリカルボン酸
、などの酸性物質ヤニ−シノールなどのキレート剤が挙
げられる。 以上の様な歯科用セメント組成物に加えるpHによって
色調が変化する物質の割合は歯科用変色性セメント組成
物全体のLOf11%以下で充分であり、通常はo、
oooi〜0.5重量%の範囲であるが、好ましくは0
.0001重量%〜0.05重」%の範囲である。0.
0001重量%未満ではセメントの色調の変化に顕著な
影響を与えず、また0、5重量%を超えると色が着き過
ぎ、特にグラスアイオノマーセメントでは審美性を損な
う。またpHによって色調が変化する物質は、第1成分
と第2成分の何れか一方または両方に加えることが出来
、この点に関しても特に限定するものではない。 次に加えるpHによって色調が変化する物質について言
及する。加えるpHによって色調が変化する物質の選定
は練和したセメント泥のpH変化を測定し用いるべきp
Hによって色調が変化する物質を適宜選べばよい。例え
ばpHによって色調が変化する物質としてはpH指示薬
などが挙げられる。一般に歯科用セメントは硬化の進行
に伴い通常、練和泥のpH値は酸性から中性へと変化す
る。従って加えるpHによって色調が変化する物質はp
H7以下に変色性を有するものが好ましい。例えばpH
指示薬としてはメチルバイオレット、クリスタルバイオ
レット、エチルバイオレット、シュウ酸マラカイトグリ
ーン、メチルグリーン、2−(バラ−ジメチルアミノフ
ェニルアゾ)ピリジン、クレゾールレッド、キナルジン
レッド、パラメチルレッド、メタニルイエロー、4−フ
ェニルアゾジ−フェニルアミン、チモールブルー、メタ
クレゾールパープル。 オレンジIV、4−オルトートリルアゾ−オルト−トル
イジン、エリトロシンジナトリウム塩、ベンゾパープリ
ン4B、N、N−ジメチル−パラ−(メタ−トリルアゾ
)アニリン、2.4−ジニトロフェノール、N、N−ジ
メチル−パラ−フェニルアゾ−7ニリン、4.4”−ビ
ス(2−アミノ−1−ナフチルアゾ)−2,2′−スチ
ルベンジスルホン酸、テトラブロモフェノールフタレイ
ンエチルエステルカリウム塩、ブロモフェノール。 コンゴーレッド、メチルオレンジ−キシレンシアツール
溶液、メチルオレンジ、エチルオレンジ。 4−(4−ジメチルアミノ−1−ナフチルアゾ)−3−
メトキシベンゼンスルホン酸、ブロモクレゾールグリー
ン、レゾアズリン、七ノハイドロクロライド、ラクモイ
ド、アリザリンレッドS、メチルレッド、プロピルレッ
ド、ブロモクレゾールパープル、クロロフェノールレッ
ド、バラ−ニトロフェノール、アリザリン、2−(2,
4−ジニトロフェニルアゾ)−1−ナフトール−3,6
−ジスルホン酸ジナトリウム塩などである。 この様なpH指示薬のセメント組成物への混合方法は公
知の混合方法で可能である。例えば、そのまま粉末成分
と均一になる迄混ぜたり、或いはアルコール、水などの
溶媒に溶かし、その溶液で金属酸化物の表面を処理して
後、溶媒を除去する方法やセメントの硬化液に溶解する
ものは該液に溶かしておいてもよい。 なお本発明に係る歯科用セメント組成物を調整するため
の第1成分と第2成分とから成る歯科用セメント組成物
としては例えばリン酸亜鉛セメント。 シリケートセメント、′R化亜鉛ユージノールセメント
、グラスアイオノマーセメント、ポリカルボキシレート
セメントなどが挙げられ、それ等にpHによって色調が
変化する物質を添加する方法によることが出来る。 【実施例1 以下、具体例を挙げ本発明を更に詳細に説明する。 実施例1 而至歯科工業株式会社製、商品名GOリブセネラの粉末
100Qに対しメタクレゾールパープル0.03Qを乳
鉢で完全に混合した。この様にして得られた混合粉末2
.OQとGCリブセーネラの液1.OQを練和してセメ
ント泥の変色を観察した処、赤色から黄色に変化した。 黄色に変化した時間と初期硬化時間は一致し、目視によ
り容易に硬化の具合が判った。 実施例2 而至歯科工業株式会社製、商品名GCフジアイオノマー
タイプIの粉末100Qに対しクレゾールレッドの0.
01%メタノール溶液を20Q加え、乳鉢で混合した後
、メタノールを乾燥除去した。得られた混合粉末1.4
0とGCフジアイオノマータイプlの液1.Oqとを練
和してセメント泥の変色を観察した処、赤色から黄色に
変化した。黄色に変化した時間と硬化時間は一致し、目
視により容易に硬化の具合が判った。 実施例3 而至歯科工業株式会社製、商品名GCライニングセメン
トの粉末100gに対しチモールブルーの0.02%エ
タノール溶液を200加え乳鉢で混合した債、エタノー
ルを乾燥除去した。得られた混合粉末1.29とGCラ
イニングセメントの液1.Oqを練和し、窩洞形成をし
た抜去歯牙に裏装を行ないセメント泥の変色を観察した
処、赤色から黄色に変化した。黄色に変化した時間と硬
化時間は一致し、目視により容易に硬化の具合が判った
。また硬化する迄は歯質と異なる色調を示すため容易に
セメントの存在が判定出来塗り残しや塗り過ぎを防ぐこ
とが出来た。 実施例4 而至歯科工業株式会社製、商品名GCエリートセメント
100の粉末100Qに対しメタクレゾールパープルの
0.05%エタノール溶液を20Q加え乳鉢で混合した
後、エタノールを乾燥除去した。得られた粉末1.45
gとGCエリートセメント100の液0.5tagを練
和してセメント泥の変色を観察した処、赤色から黄色に
変化した。黄色に変化した時間と硬化時間は一致し、目
視により容易に硬化の具合が判った。 実施例5 而至歯科工業株式会社製、商品名GCユージノールセメ
ントの液100gに対しエチルオレンジを0.004に
l加え撹拌して溶解させた。得られた液0.350とG
Cユージノールセメントの粉末1.0gを練和してセメ
ント泥の変色を観察した処赤色から黄色に変化した。黄
色に変化した時間と硬化時間は一致し、目視により容易
に硬化の具合が判った。 比較例1 而至歯科工業株式会社製、商品名GOリブセネラの粉末
2.OQとGCリブセネラの液1.OQとを練和し実施
例1と同様に硬化状態を観察した結果、変色性を有しな
いために硬化状態を目視により容易に判定することが出
来なかった。 比較例2 ゛ 而至歯科工業株式会社製、商品名GCフジフイオノマー
タイブIの粉末1.4gとGOフジアイオノマータイプ
■の液1.0gとを練和し実施例2と同様に硬化状態を
観察した結果、変色性を有しないために、硬化状態を目
視により容易に判定することは出来なかった。 比較例3 而至歯科工業株式会社製、商品名GCライニングセメン
トの粉末1.2gとGCライニングセメトの液1.0g
とを練和し実施例3と同様に硬化状態を観察した結果、
変色性を有しないために硬化状態を目視により容易に判
定することは出来なかった。また硬化前のセメント泥の
色調が歯質の色調に近いため塗布したセメントの存在を
判定することが困難であった。 比較例4 而至歯科工業株式会社製、商品名GCエリートセメント
100の粉末1.45gとGCエリートセメント100
の液0.5mlを練和し実施例4と同様に硬化状態を観
察した結果、変色性を有しないために硬化状態を目視に
より容易に判定することは出来なかった。 比較例5 而至歯科工業株式会社製、商品名GCユージノールセメ
ントの粉末1.0にlとGCユージノールセメントの液
0.35Qを練和し、実施例5と同様に硬化状態を観察
した結果、変色性を有しないために硬化状態を目視によ
り容易に判定することは出来なかった。 【効果】 以上の結果より本発明に係る歯科用変色性セメント組成
物は実施例1〜5から明らかな如く比較例1〜5に比べ
て歯科用変色性セメント組成物として優れたものである
ことが確認出来た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属酸化物を主成分とする第1成分と、第1成分と
反応して硬化体を形成し得る第2成分とから成る歯科用
セメント組成物において、該組成物中にpHによって色
調が変化する物質が含有されていてセメントの初期硬化
時に色調が変化することを特徴とする歯科用変色性セメ
ント組成物。 2 歯科用セメント組成物が歯科用リン酸亜鉛セメント
、歯科用ポリカルボキシレートセメント、歯科用グラス
アイオノマーセメント。 歯科用酸化亜鉛ユージノールセメント、及び之等に準じ
た歯科用セメント中から選ばれた1種である特許請求の
範囲第1項記載の歯科用変色性セメント組成物。 3 pHによって色調が変化する物質が歯科用変色性セ
メント組成物全体の0.0001〜0.5重量%である
特許請求の範囲第1項または第2項に記載の歯科用変色
性セメント組成物。
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JP60113581A JPS61271203A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 歯科用変色性セメント組成物 |
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