JPS61266788A - 錠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動可能な鍵シリンダ、押し脚片、戻り止め
爪および回転はねかんぬきをもっている、特に自動車の
揺動可能なボンネット、はね蓋等の錠に関する。

〔従来の技術〕

このような錠の組立ての際における調整は困難である。

なぜならば、隣接する車体部分の精確な継目幅を守らね
ばならず、他方ボンネットを開いたときにだけ錠に接近
可能だからである。

したがって精確な錠の位置を見出すまでに、しばしば数
回の調節の試みが必要である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

したがって本発明の基礎になっている課題は、こ−れら
の欠点を回避し、精確かつ速やかな組立てを保証する錠
を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

この課題は、最初にあげた種類の錠において本発明によ
れば、錠シリンダおよび押し脚片と戻り止め爪および回
転はねかんぬきとが別々のケース内に設けられ、両ケー
スが案内部をもち、これらの案内部において両ケースが
摩擦力に打勝って互いに移動可能であることによって解
決される。

本発明の特に有利な構成は特許請求の範囲の実施態様項
かられかる。

〔実施例〕

乗用車の後部蓋錠を示す図面について本発明を以下に説
明する。

図示した錠は、第１のケースｌ内に押込み可能な錠シリ
ンダ２と押し脚片３をもち、第２のケース内に戻り止め
爪５とｉ転はねかんぬき６をもっている。ケース１と４
の相互案内のため、ケースｌから案内ビン７が突出して
、例えば突出するブラケット８のようなケース４の部分
にある穴の形の案内溝と共同作用する。所定の摩擦力を
得るために、案内ピン７はスリットをもつように構成で
きる。

本発明による錠の組立ては次のように行なわれる。

まず錠シリンダ２のケースｌが、結合ボルト９により車
両の後部中央片】０の後に取付けられる。

後部蓋１１には、わずかなトルクでのみ締められる結合
ボルトを介してＵ形締め金１２があらかじめ取付けられ
て、回転はねかんぬき６と共同作用する。

それから後部蓋１１が閉じられ、Ｕ形締め金１２が回転
はねかんぬき６との共同作用によりその所望の位置に調
節される。他方後部蓋１】を引上げるか押下げることに
よりこの後部蓋を調節する際、どろよけの側方接続個所
でケース４が調整される。後部蓋１１を開いた後、１３
で示す結合ボルトを介してケース４を後部中央片ｌＯの
内側に取付け、同様にＵ形締め金１２の結合ボルトをａ
Ｘ的にきつく締めることができる。

案内ピンの形成の際注意すべきことは、移動力を後部蓋
密封片の反抗圧力により太きくせね゛ばならないことで
ある。なぜならば、そうしないと錠の精確な調節が不可
能だからである。

【図面の簡単な説明】

図は乗用車の後部蓋錠の垂直断面図である。 １．４・・・ケース、２・・・錠シリンダ、５＃・・戻
り止め爪、６・・・回転はねかんぬき、７・・・案内ビ
ン。 特許出願人　　ダイムラー−ベンツ・アクチェンゲゼル
シャフト

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　移動可能な錠シリンダ、押し脚片、戻り止め爪およ
   び回転ばねかんぬきをもっているものにおいて、錠シリ
   ンダ（２）および押し脚片（３）と戻り止め爪（５）お
   よび回転ばねかんぬき（６）とが別々のケース（１、４
   ）内に設けられ、両ケース（１、４）が案内部をもち、
   これらの案内部において両ケースが摩擦力に打勝って互
   いに移動可能であることを特徴とする、錠。 ２　移動が錠シリンダ（２）の中心軸線に対して直角に
   行なわれることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に
   記載の錠。 ３　摩擦力がボンネットまたはばね蓋の弾性密封片の反
   抗圧力より大きいことを特徴とする、特許請求の範囲第
   １項に記載の錠。 ４　一方のケース（１）が案内ピン（７）をもち、他方
   のケース（４）がこれに付属する案内溝をもっているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の錠。