JP3229369B2 - 車両のコンソールボックス - Google Patents

車両のコンソールボックス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に設備されるコ
ンソールボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコンソールボックス構造と
して図1に示す如き構造のものがある。すなわち、1は
コンソールボックスであって、このコンソールボックス
1は、上側開口部に被着される蓋体3を開閉自在に設け
られている容部2と、その蓋体3の閉塞状態を保持せし
めるための係止機構4,5と、サイドブレーキレバー6
を位置させる凹部7とが樹脂成形により一体に成形され
ているものであり、さらにそのコンソールボックス1に
はブーツ8を有するシフトレバー9が挿通される構造と
なっている。
【0003】また、最近では乗員の安全保護を高めるた
めの装置としてのエアバッグ装置を設備する車両(自動
車)の要求が次第に増大しているが、かかるエアバッグ
装置を装備する車両においては、エアバッグ装置のコン
トローラが必要となり、このコントローラの設備は、前
記コンソールボックス1における容部2の深さを浅くし
て、その容部2の下側に、コントローラ10を搭載する
ためのスペースを確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同一車
種の車両においても、エアバッグ装置を装備しない車両
もあって、このようなエアバッグ無装備の車両に取付ら
れるコンソールボックスにおいて容部2の深さを浅くす
ることは、スペースの利用効率が悪いことから鎖線で示
すように、深さが深い容部2のコンソールボックスを得
たい。
【0005】このようなことから、同一の車種に設備さ
れるコンソールボックス1において、エアバッグ装置を
装着するに適したものと、非装着時に適したものとの2
種のコンソールボックスを作成しなければならず、これ
が原因で、2種のコンソールボックスを夫々作成するた
めに、2種の成形型を用意しなければならず、2倍の費
用がかかるという問題点があった。
【0006】さらには、同一の車両でありながら、容部
2に蓋体3を設けるものと、設けないものとが有ること
から、4種類形状のコンソールボックスを予め用意しな
ければならない等のことから製品コストが高くなるとい
う問題点があった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題点に着目して
なされたもので、コンソールボックスを、インストルメ
ントパネルと連結される側の前半部材と、容部を有する
後半部材とを夫々別個に形成すると共に、その前半部材
と後半部材とに双方部材を一体に連結するため連結部を
構成し、さらに前記後半部材は、エアバック装置のコン
トローラを設備するもの、非設備のもの、さらには、容
部の蓋体の有るもの、無いものの各種を構成して、上記
前半部材を共用することができるようにして、経済性を
高めることができる車両用コンソールボックスを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1では、前半部材及び後半部材からな
り、前記前半部材の後端縁に主連結部構造又は副連結部
構造の一方を、前記後半部材の前端縁に主連結部構造又
は副連結部構造の他方をそれぞれ設け、前記主連結部構
造と前記副連結部構造を連結して前記前半部材と前記後
半部材を一体に組み付けてなる車両のコンソールボック
スにおいて、前記主連結部構造は、その連結端面から張
出し形成された左右一対の角形支柱状の張出し突起を有
し、該張り出し突起の両外側面に上下方向に延びて上下
方向に沿った間隙を形成する突条を設けると共に、該張
出し突起の上端に左右方向に沿った間隙を形成する角錐
形状の突起を設け、前記突条と前記連結端面との間の前
記間隙に前記副連結部構造の鍔部が嵌入すると共に、前
記突起と前記連結端面との間の前記間隙に前記副連結部
構造のリブが嵌入するようにした車両のコンソールボッ
クスであることを特徴としている。
【実施例】以下に本発明を図2乃至図10に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
【0009】図2において、11は本実施例のコンソー
ルボックスであって、該コンソールボックス11は、連
結線12を境として2分割される前半部材13と後半部
材14とにより組合わせられるものであって、その前半
部材13にはシフトレバー(図示せず)を挿通せしめる
ための窓15が形成されている。また後半部材14に
は、サイドブレーキレバー(図示せず)を挿通せしめる
ための長孔16、容部17、該容部17の上側開口部を
閉塞する蓋体18が設けられている。
【0010】次に上記前半部材13に設けた主連結部構
造19と後半部材14の副連結部構造20について説明
する。
【0011】前半部材13の連結端に形成されている主
連結部構造19は、図3、図5、図6、図7、図8に示
すように、間隔(A)を保って左右一対に設けられてい
ると共に垂直方向に軸心を有する角形の支柱に形成され
た張出し突起22と、この張出し突起22の上端に突設
されている角錐形状の突起23と張出し突起22の横側
面に形成されると共に、前半部材13の連結端面24と
の間に、後述する後半部材14の辺縁が嵌入するガイド
溝25を形成するための上下方向の突条26と、その張
出し突起22の後方側面より後方向へ突設されて、図1
0に示すばね座金27を嵌合保持せしめるための嵌合孔
28を設けた突出部29とによって一体に構成されてい
るものである。なお21は長孔16に被着されるサイド
ブレーキレバーのスカート部材を示す。
【0012】次に後半部材14の連結端に形成されてい
る副連結部構造20につてい述べると、図4、図9に示
すように、その連結端の左右両側端面には前記のガイド
溝25内に上方から挿入される鍔部30と、その鍔部3
0の上部において形成され、かつ前記前半部材13の連
結端面24と突起23とによって形成される間隙内に嵌
入されるリブ31が形成されており、さらに後半部材1
4の左右両側壁面32の連結端近傍には、前記ばね座金
27にねじ込まれる締着ねじ33の挿通孔34が穿設さ
れているものである。なお上記左右両側壁32の相互内
壁間隔(B)は、前記間隔(A)と略等しい間隔に設定
されている。
【0013】以上が本実施例の構造であって、次にその
前半部材13と後半部材14との結合について述べる
と、前半部材13の主連結部構造19と、後半部材14
の副連結部構造20とを接近させ、後半部材14に形成
されている鍔部30及びリブ31を、前半部材13の上
方より、その連結端面24と突条26との間に形成され
ているガイド溝25及び連結端面24と突起23との間
に形成されている間隙内に嵌入する。この嵌入によって
図10に示すように前半部材13の嵌合孔28内に嵌着
されているばね座金27と、後半部材14に設けられて
いる挿通孔34とが一致されるので、その挿通孔34を
貫通し、ばね座金27に螺着される締着ねじ33を締付
けることで、前半部材14と後半部材13とは前後上下
左右方向に完全位置決めされて連結固定されるものであ
る。
【0014】このように本実施例にあっては、コンソー
ルボックスを、2分割される前半部材13と後半部材1
4とによって組合せ構成することができる構造となした
ものであるから、例えばその後半部材14のみを、各種
の車種に対応する複数種の構造(例えば図4における波
線で示すように、エアバッグコントローラを設備しない
ため深さの深い容部17を形成する後半部材、あるいは
エアバッグコントローラを設備するために、深さを浅く
した容部17を形成した後半部材、あるいは該容部17
の開口部に蓋体を備え、又は備えない後半部材等)を予
め用意し、これらの後半部材14に前半部材13を共用
せしめることで、経済性に優れたコンソールボックスが
得られる。
【0015】なお上記実施例においては、前半部材13
に主連結部構造19を設け、後半部材14に副連結部構
造20を設けているが、これに限られるものではなく、
例えば上記主連結部構造19を後半部材14に、副連結
部構造20を前半部材13に設けるようにしても同等の
作用効果が得られる。
【0016】また前記実施例の主連結部構造19におい
ては張出し突起22を左右に一対設けたものであるが、
この張出し突起22は前半部材13の連結端面24の略
全面から後方へ突出する1個の張出し突起22に形成し
てもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によるコンソール
ボックス構造によれば、主連結部構造を有する前半部材
又は後半部材の一方に対し、副連結部構造を有する前半
部材又は後半部材の他方を連結端面に沿って上方から押
し込むだけで、前半部材と後半部材の組み付けができる
ため、狭い車室内でもコンソールボックスの取付け作業
が簡単である。また、前半部材と後半部材との組み付け
状態では、前後左右の位置決めができるため、前半部材
と後半部材との締着ねじによる接合が容易かつ確実にで
きる。また、張出し突起が角形支柱状に形成され、その
結果高剛性に構成されていることから、前半部材と後半
部材との連結が強固にでき、しかもこの張出し突起が高
剛性化されているために、多少肉厚に成形してその外観
性多少悪くなっても、出張し突起は副連結部構造の鍔部
によって覆われることからコンソールボックス自体の外
観性を悪化させることはない。更に、角錐形状に形成し
た突起を設けていることから、該突起と連結端面との間
の間隙にリブが嵌入する際に、該リブが角錐形状の突起
の傾斜面に沿って案内されるため、前半部材と後半部材
との組み付け作業が良好にでき、しかも前半部材と後半
部材とを隙間なく接合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のコンソールボックスを示した斜視図。
【図2】本発明実施例のコンソールボックスを示した斜
視図。
【図3】本発明実施例の前半部材の斜視図。
【図4】本発明実施例の後半部材の斜視図。
【図5】本発明実施例の前半部材の要部平面図。
【図6】本発明実施例の図5におけるI−I線断面図。
【図7】本発明実施例の前半部材に設けた主連結部構造
の斜視図。
【図8】本発明実施例の主連結部構造の側面図。
【図9】本発明実施例の主連結部と副連結部との連結状
態を示した説明図。
【図10】本発明実施例の主連結部と副連結部とのねじ
締部を示した説明図。
【符号の説明】
11…コンソールボックス 12…連結線 13…前半部材 14…後半部材 15…窓 16…長孔 17…容部 18…蓋体 19…主連結部構造 20…副連結部構造 21…スカート部材 22…張出し突起 23…突起 24…連結端面 25…ガイド溝 26…突条 27…ばね座金 28…嵌合孔 29…突出部 30…鍔部 31…リブ 32…側壁面 33…締着ねじ 34…挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前半部材及び後半部材からなり、前記前
    半部材の後端縁に主連結部構造又は副連結部構造の一方
    を、前記後半部材の前端縁に主連結部構造又は副連結部
    構造の他方をそれぞれ設け、前記主連結部構造と前記副
    連結部構造を連結して前記前半部材と前記後半部材を一
    体に組み付けてなる車両のコンソールボックスにおい
    て、前記主連結部構造は、その連結端面から張出し形成
    された左右一対の角形支柱状の張出し突起を有し、該張
    り出し突起の両外側面に上下方向に延びて上下方向に沿
    った間隙を形成する突条を設けると共に、該張出し突起
    の上端に左右方向に沿った間隙を形成する角錐形状の突
    起を設け、前記突条と前記連結端面との間の前記間隙に
    前記副連結部構造の鍔部が嵌入すると共に、前記突起と
    前記連結端面との間の前記間隙に前記副連結部構造のリ
    ブが嵌入するようにしたことを特徴とする車両のコンソ
    ールボックス。
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JP7043975B2 (ja) * 2018-05-30 2022-03-30 マツダ株式会社 センタコンソール構造
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