JPS61265136A - 穿刺針 - Google Patents
穿刺針Info
- Publication number
- JPS61265136A JPS61265136A JP60110011A JP11001185A JPS61265136A JP S61265136 A JPS61265136 A JP S61265136A JP 60110011 A JP60110011 A JP 60110011A JP 11001185 A JP11001185 A JP 11001185A JP S61265136 A JPS61265136 A JP S61265136A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- cutting edge
- frequency vibration
- puncture needle
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Endoscopes (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は穿刺針の改良に関する。
［従来の技術］
近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、体
腔内臓器等を観察したり、必要に応じ鉗子チャンネル内
を挿通した鉗子を用いて生体内組織を採取して患部を詳
しく診断したりすることのできる医療用内視鏡が広く用
いられる状況にある。
腔内臓器等を観察したり、必要に応じ鉗子チャンネル内
を挿通した鉗子を用いて生体内組織を採取して患部を詳
しく診断したりすることのできる医療用内視鏡が広く用
いられる状況にある。
上記内視鏡には口腔等から挿脱できるように、挿入部が
軟性で、湾曲できる構造の軟性内視鏡と、挿入部が硬性
で略直線状の硬性内視鏡がある。
軟性で、湾曲できる構造の軟性内視鏡と、挿入部が硬性
で略直線状の硬性内視鏡がある。
上記硬性内視鏡は、光学像伝送手段としてリレーレンズ
系等を用いることができ、軟性内視鏡におけるイメージ
ガイドファイバを用いる場合よりも解像度の高い観察像
が得られ、より的確に診断し易いという利点を有する。
系等を用いることができ、軟性内視鏡におけるイメージ
ガイドファイバを用いる場合よりも解像度の高い観察像
が得られ、より的確に診断し易いという利点を有する。
又、観察部位への狙撃性が良好であるという特徴を有す
る。
る。
上記硬性内視鏡は一般的にはトラカールの刺入に案内さ
れて体腔内等に挿入される。
れて体腔内等に挿入される。
つまり、トラカール外套管にトラカール内針又は中側を
装着した状態で、患者の体壁を貫通するように刺入し、
その後トラカール内針を扱去して硬性内視鏡の挿入部を
挿入して例えば腹腔内の肝臓等の臓器を観察したり治療
処置等をするものである。
装着した状態で、患者の体壁を貫通するように刺入し、
その後トラカール内針を扱去して硬性内視鏡の挿入部を
挿入して例えば腹腔内の肝臓等の臓器を観察したり治療
処置等をするものである。
上記穿刺針の従来例として、例えば実開昭５９−２６６
０１号公報に開示されたものがある。この従来例は、穿
刺針の先端の刃先部を軸方向に対して適宜角度に設定し
たもので穿刺機能をあまり損わないで安全性を向上させ
ている。
０１号公報に開示されたものがある。この従来例は、穿
刺針の先端の刃先部を軸方向に対して適宜角度に設定し
たもので穿刺機能をあまり損わないで安全性を向上させ
ている。
［発明が解決しようとする問題点］
上記従来例は穿刺針の先端の尖かり具合をより適切な値
に設定しているが、依然として穿刺針の刺入の際の押圧
力としてかなりの力を必要するため、微妙な力のコント
ロールをすることが難しくなる。つまり、適切な力加減
にすることが、難しく、過度の力で刺入した場合には、
腹腔内臓器を傷つけてしまう危険性を有するものであっ
た。このため、術者の訓練の中で特に、人体での経験が
必要とされるものであり、場合によってはその訓練の過
程で人命まで奪う危険もあった。
に設定しているが、依然として穿刺針の刺入の際の押圧
力としてかなりの力を必要するため、微妙な力のコント
ロールをすることが難しくなる。つまり、適切な力加減
にすることが、難しく、過度の力で刺入した場合には、
腹腔内臓器を傷つけてしまう危険性を有するものであっ
た。このため、術者の訓練の中で特に、人体での経験が
必要とされるものであり、場合によってはその訓練の過
程で人命まで奪う危険もあった。
従来より安全な穿刺針の工夫がされてきているが、使用
する人によって差が出たり、腹腔壁を貫通する直前に術
者に知らせる（警告音）手段を設けたもの等があるが、
どれも、不用意に力を入れれば危険を伴うもので、十分
に安全性を確保できるものでなかった。
する人によって差が出たり、腹腔壁を貫通する直前に術
者に知らせる（警告音）手段を設けたもの等があるが、
どれも、不用意に力を入れれば危険を伴うもので、十分
に安全性を確保できるものでなかった。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、熟練
をあまり必要とすることなく、安全性を十分確保できる
穿刺針を提供することを目的とする。
をあまり必要とすることなく、安全性を十分確保できる
穿刺針を提供することを目的とする。
［問題点を解決するための手段］
この穿刺針１は中空の外套管３と、この外套管３に挿通
され、先端に穿刺用刃先２Ａを有し、旧つ後端頂部側に
カバー４６．４９で密封室を設けて、コネクタ７を介し
て供給される高周波電力により、外套管３に対し、軸方
向に高周波振動する高周波振動発生装置６を収納した中
針２とから構成されている。
され、先端に穿刺用刃先２Ａを有し、旧つ後端頂部側に
カバー４６．４９で密封室を設けて、コネクタ７を介し
て供給される高周波電力により、外套管３に対し、軸方
向に高周波振動する高周波振動発生装置６を収納した中
針２とから構成されている。
［作用］
コネクタ７を装着して高周波発生装置９から高周波ミノ
〕を供給することによって、高周波振動発生装置６は中
！ｔ ２をその軸方向に高速度で前後動し、中１１２先
端の刃先２Ａが当接する部位に穿刺孔が形成され、次第
に刺入されていく。
〕を供給することによって、高周波振動発生装置６は中
！ｔ ２をその軸方向に高速度で前後動し、中１１２先
端の刃先２Ａが当接する部位に穿刺孔が形成され、次第
に刺入されていく。
［実施例］
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明まする。
第１図ないし第６図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の正面図、第２図は第１実施例の縦断面
図、第３図はリング状コネクタを示す平面図、第４図は
第２図におけるＡ−Ａ線にてコックの回転角度規制部分
を示すための断面図、第５図は第２図の矢印Ｂ方向から
見たコック部分を示す側面図、第６図は第１実施例の使
用例を示す説明図である。
図は第１実施例の正面図、第２図は第１実施例の縦断面
図、第３図はリング状コネクタを示す平面図、第４図は
第２図におけるＡ−Ａ線にてコックの回転角度規制部分
を示すための断面図、第５図は第２図の矢印Ｂ方向から
見たコック部分を示す側面図、第６図は第１実施例の使
用例を示す説明図である。
これらの図において、第１実施例の穿刺針１は先端部に
穿刺、刺入用刃先２Ａが設けられた細長の中針２と、こ
の中針２を挿通する外套管３とから構成される。
穿刺、刺入用刃先２Ａが設けられた細長の中針２と、こ
の中針２を挿通する外套管３とから構成される。
上記外套管３には、刺入後に装着された中針２を抜去し
た際の気膜ガス漏れを防止するコック４を手元寄りの側
部に形成すると共に、前記中針２を抜去して装着される
硬性内視鏡（図示せず）観察時の気膜ガス補給を行うコ
ック５が、例えば前記コック４と直交する方向に突設し
である。
た際の気膜ガス漏れを防止するコック４を手元寄りの側
部に形成すると共に、前記中針２を抜去して装着される
硬性内視鏡（図示せず）観察時の気膜ガス補給を行うコ
ック５が、例えば前記コック４と直交する方向に突設し
である。
上記外套管３に挿通される中針２の頭部には中針内部の
高周波振動発生装置６に電力を供給するためのリング状
コネクタ７が着脱自在に装着できるようにしである。こ
のリング状コネクタ７はケーブル８の一端に数句けられ
、このケーブル８の他端は高周波発生装置９に接続され
る。
高周波振動発生装置６に電力を供給するためのリング状
コネクタ７が着脱自在に装着できるようにしである。こ
のリング状コネクタ７はケーブル８の一端に数句けられ
、このケーブル８の他端は高周波発生装置９に接続され
る。
このリング状コネクタ７は中針２と別体に分離できるよ
うにすることによって消毒、洗浄し易くしである。この
リング状コネクタ７は、第３図に示すように中針２に設
けた位置決めリブ１１ａ。
うにすることによって消毒、洗浄し易くしである。この
リング状コネクタ７は、第３図に示すように中針２に設
けた位置決めリブ１１ａ。
１１ｂに、コネクタ７の位置決め溝１２ａ、１２ｂを合
わぜて、該コネクタ７をスライドさせてストッパ１３ａ
、１３ｂに当接する位置まで押し下げることによって装
着される。尚、図示の例では、リングコネクタ７を１８
０°反対側に装着してしまわないように、一方のリブ１
１ｂに近接する部分と、このリブ１１ｂに対応する溝１
２ｂ近傍にそれぞれ指標１４．１５が設けである。また
、この装着の誤りは、段違いのストッパ１３ａ、１３ｂ
によっても防止できるようにしである。このようにして
」ネクタ７を介して接続される高周波発生装置９から高
周波振動発生装置６に印加される際の極性が逆にならな
いようにしたり、アース側と非アース側との接続が逆に
ならないようにしである。尚、指標１４．１５によらな
いで、位置決めリブ及び溝を一方にのみ設ける等して所
定の装着状態でのみ誤りなく装着できるようにすること
もできる。
わぜて、該コネクタ７をスライドさせてストッパ１３ａ
、１３ｂに当接する位置まで押し下げることによって装
着される。尚、図示の例では、リングコネクタ７を１８
０°反対側に装着してしまわないように、一方のリブ１
１ｂに近接する部分と、このリブ１１ｂに対応する溝１
２ｂ近傍にそれぞれ指標１４．１５が設けである。また
、この装着の誤りは、段違いのストッパ１３ａ、１３ｂ
によっても防止できるようにしである。このようにして
」ネクタ７を介して接続される高周波発生装置９から高
周波振動発生装置６に印加される際の極性が逆にならな
いようにしたり、アース側と非アース側との接続が逆に
ならないようにしである。尚、指標１４．１５によらな
いで、位置決めリブ及び溝を一方にのみ設ける等して所
定の装着状態でのみ誤りなく装着できるようにすること
もできる。
ところで、外套管３は、中針挿入口となる頭部側端部に
は第２図に示すように中空円盤状のシール１６を設け、
ナツト１７で押え付けてシール１６を固定し、このシー
ル１６の内周面に装着される中針２外周面が圧接して中
針２との隙間からガスが漏れない気密構造にしである。
は第２図に示すように中空円盤状のシール１６を設け、
ナツト１７で押え付けてシール１６を固定し、このシー
ル１６の内周面に装着される中針２外周面が圧接して中
針２との隙間からガスが漏れない気密構造にしである。
上記コック４は、中針挿入時とか硬性内視鏡挿入時に、
外套管３の管中心軸に一致するような貫通孔（連通用孔
）１８を設けた略円柱状形状をしていてｌ奪ｖ３に形成
した収納用筒体部１９に嵌装された状態で、コックハン
ドル２１の操作で回転できるようにしである。この筒体
部１９と、この内側で回転される部分は高精度で加工さ
れ、隙間からガスが漏れるのを極めて少なくできるよう
にしである。尚、コック４は、筒体部１９に嵌装された
後、両端をナツト２２ａ、２２ｂにより回転自在な状態
で、且つ筒体部１９の軸方向への移動が規制された状態
で取付けである。
外套管３の管中心軸に一致するような貫通孔（連通用孔
）１８を設けた略円柱状形状をしていてｌ奪ｖ３に形成
した収納用筒体部１９に嵌装された状態で、コックハン
ドル２１の操作で回転できるようにしである。この筒体
部１９と、この内側で回転される部分は高精度で加工さ
れ、隙間からガスが漏れるのを極めて少なくできるよう
にしである。尚、コック４は、筒体部１９に嵌装された
後、両端をナツト２２ａ、２２ｂにより回転自在な状態
で、且つ筒体部１９の軸方向への移動が規制された状態
で取付けである。
上記コックハンドル２１は、例えばその回転角が９０゛
となるように、例えば筒体部１９側に第２図又は第４図
に示すように切欠部２４を設け、一方コツク側にはこの
切欠部２４に収納されるピン２５が設けてあり、この切
欠部２４の範囲内でピン２５を回転できるように規制し
である。（コックハンドル２１の回転可能な角度を第５
図で符号Ｃで示す。） 同様に気膜ガス補給側のコック５にも、コックハンドル
２６の９０’の回転ににって、ガス管路２７をｍ１ｆｉ
ｌできるようにしである。又、このガス管路２７は、コ
ック４によって貫通孔１８を外套管３の管路３Ａと連通
させた場合に、上記コックハンドル２６の操作によって
ガス管路２７を管路３Ａに連通可能とする孔２８（第４
図参照）が設けである。尚、気膜ガスは、ルアロック口
金２９に接続される（図示しない）チューブを介して気
膜装置から供給される。また、この気膜装置側から供給
されるガスは挿通された中針２外周と、外套管３の管路
３Ａとの小さな隙間を通り、外套管３の先端近傍に設け
た流出孔（又は溝）３０から穿刺された腹腔内等に流出
される。
となるように、例えば筒体部１９側に第２図又は第４図
に示すように切欠部２４を設け、一方コツク側にはこの
切欠部２４に収納されるピン２５が設けてあり、この切
欠部２４の範囲内でピン２５を回転できるように規制し
である。（コックハンドル２１の回転可能な角度を第５
図で符号Ｃで示す。） 同様に気膜ガス補給側のコック５にも、コックハンドル
２６の９０’の回転ににって、ガス管路２７をｍ１ｆｉ
ｌできるようにしである。又、このガス管路２７は、コ
ック４によって貫通孔１８を外套管３の管路３Ａと連通
させた場合に、上記コックハンドル２６の操作によって
ガス管路２７を管路３Ａに連通可能とする孔２８（第４
図参照）が設けである。尚、気膜ガスは、ルアロック口
金２９に接続される（図示しない）チューブを介して気
膜装置から供給される。また、この気膜装置側から供給
されるガスは挿通された中針２外周と、外套管３の管路
３Ａとの小さな隙間を通り、外套管３の先端近傍に設け
た流出孔（又は溝）３０から穿刺された腹腔内等に流出
される。
ところで、上記中針２はその頂部側に高周波振動発生手
段を形成する圧電ランジュバン型振動子を内蔵して高周
波電力の供給により中針２の長手方向に高周波振動し、
この高周波振動をホーン３２及び中針２を形成する中空
管状高周波振動の伝達管３３を通り、先端部の刃先２Ａ
に伝えられ、この刃先２Ａを軸方向に高周波振動させる
ことができるようにしである。しかしてこの高周波振動
によって、中針２の先端部の尖鋭な刃先２Ａが押し当て
られた部分の腹壁等への刺入抵抗を減らし、容易に刺入
できるようにしである。
段を形成する圧電ランジュバン型振動子を内蔵して高周
波電力の供給により中針２の長手方向に高周波振動し、
この高周波振動をホーン３２及び中針２を形成する中空
管状高周波振動の伝達管３３を通り、先端部の刃先２Ａ
に伝えられ、この刃先２Ａを軸方向に高周波振動させる
ことができるようにしである。しかしてこの高周波振動
によって、中針２の先端部の尖鋭な刃先２Ａが押し当て
られた部分の腹壁等への刺入抵抗を減らし、容易に刺入
できるようにしである。
上記圧電ランジュバン型振動子は、ジルコンチタンｉ１
鉛等の圧電体３５．３６を間に電極板３７を介装し、中
央に形成した孔に絶縁チューブ３８を介したボルト３９
によって、ホーン３２と電極板４１を取付けた金属ブロ
ック４２との間で締め付けるようにして固定されている
。尚、この締め付けは、例えばホーン３２に螺着又はろ
う付は等で固定されたボルト３９における金属ブロック
４２から上部に突出する端部を皿座金４３を介装し、ナ
ツト４４で締め付は固定される。
鉛等の圧電体３５．３６を間に電極板３７を介装し、中
央に形成した孔に絶縁チューブ３８を介したボルト３９
によって、ホーン３２と電極板４１を取付けた金属ブロ
ック４２との間で締め付けるようにして固定されている
。尚、この締め付けは、例えばホーン３２に螺着又はろ
う付は等で固定されたボルト３９における金属ブロック
４２から上部に突出する端部を皿座金４３を介装し、ナ
ツト４４で締め付は固定される。
一方、圧電体３６と圧接するホーン３２は、励振された
高周波振動を拡大するためのもので、円錐形状又は段付
形状、指数関数形状等の形状のもの等、伝達管３３側に
行くに従って細径化するものであれば良い。このボーン
３２の細径側の端部は中針２の頭部に螺着され、このホ
ーン３２の端面にシール４５を介装して前カバー／Ｉ６
で覆われ、ホーン側は密封されている。またこの前カバ
ー４６の周囲から止めねじ４７によって、ボーン３２及
び該ホーン３２に緊定された圧電体３５，３６゜金属ブ
ロック４２等は固定されている。
高周波振動を拡大するためのもので、円錐形状又は段付
形状、指数関数形状等の形状のもの等、伝達管３３側に
行くに従って細径化するものであれば良い。このボーン
３２の細径側の端部は中針２の頭部に螺着され、このホ
ーン３２の端面にシール４５を介装して前カバー／Ｉ６
で覆われ、ホーン側は密封されている。またこの前カバ
ー４６の周囲から止めねじ４７によって、ボーン３２及
び該ホーン３２に緊定された圧電体３５，３６゜金属ブ
ロック４２等は固定されている。
上記前カバー４６は上方に開口し、シール４８を介して
頭部カバー４９と螺着し、これらカバー４６．４９内側
を密封構造の室が形成されるようにしである。
頭部カバー４９と螺着し、これらカバー４６．４９内側
を密封構造の室が形成されるようにしである。
上記前カバー４６には、リング状コネクタ７が装着され
て、そのコネクタ７内側の端子に導通するための端子５
１．５２が設りてあり、これら端子５１．５２は円圧電
体３５．３６の間の電極板３７と、例えば金属ブロック
４２側電極板４１と、リード線を介してそれぞれ接続さ
れている。圧電体３５の外側電極板はホーン３２がその
機能を有し、ボルト３つを経て他方の圧電体３６の外側
電極板４１と導通させである。
て、そのコネクタ７内側の端子に導通するための端子５
１．５２が設りてあり、これら端子５１．５２は円圧電
体３５．３６の間の電極板３７と、例えば金属ブロック
４２側電極板４１と、リード線を介してそれぞれ接続さ
れている。圧電体３５の外側電極板はホーン３２がその
機能を有し、ボルト３つを経て他方の圧電体３６の外側
電極板４１と導通させである。
尚、上記円圧電体３５．３６は、例えば内側電極板３７
に向かう方向に分極が揃うように分極処理してあり、内
側電極板３７と外側電極板４１（及びホーン）どの間に
高周波電圧を印加することによって、中針２の軸方向、
つまり第１図又は第２図において上下方向に厚みが伸縮
する圧電振動が生じ、この振動によって中釦２の先端部
の尖鋭な刃先２Ａに当接する腹壁等に刺入できるように
しである。
に向かう方向に分極が揃うように分極処理してあり、内
側電極板３７と外側電極板４１（及びホーン）どの間に
高周波電圧を印加することによって、中針２の軸方向、
つまり第１図又は第２図において上下方向に厚みが伸縮
する圧電振動が生じ、この振動によって中釦２の先端部
の尖鋭な刃先２Ａに当接する腹壁等に刺入できるように
しである。
尚、刃先２Ａの形状は上記従来例と同様であっても良い
し、他の公知例のものであっても良い。
し、他の公知例のものであっても良い。
このように構成された第１実施例を例えば膝関節に刺入
して使用する様子を第６図に示す。
して使用する様子を第６図に示す。
同図に示すように、膝関節は大腿骨５５．脛骨５６の対
向する部分表面等に軟骨５７が形成された関節で、関節
ｌ！５８の前面（図示では左部側）に大腿四頭筋の終綻
が関与し、その中に膝蓋骨５９がある。
向する部分表面等に軟骨５７が形成された関節で、関節
ｌ！５８の前面（図示では左部側）に大腿四頭筋の終綻
が関与し、その中に膝蓋骨５９がある。
又、膝蓋骨５９の外側部位に膝蓋靭帯がある。
このような関節腔５８に上記第１実施例の穿刺側１を外
套管３に中針２を装着した状態で、且つコネクタ７を所
定位置に装着する。しかして例えば矢印りあるいはＦに
示す適当な刺入位置にその先端側を設定し、高周波発生
装置９の電源をオンすると、この高周波発生装置９の高
周波電力によって、中針２の頭部のカバー４６．４９内
に密封された高周波振動発生装嵌６は高周波振動し、中
針２はその軸方向に高速度で前後に往復振動する。
套管３に中針２を装着した状態で、且つコネクタ７を所
定位置に装着する。しかして例えば矢印りあるいはＦに
示す適当な刺入位置にその先端側を設定し、高周波発生
装置９の電源をオンすると、この高周波発生装置９の高
周波電力によって、中針２の頭部のカバー４６．４９内
に密封された高周波振動発生装嵌６は高周波振動し、中
針２はその軸方向に高速度で前後に往復振動する。
従って、中針２の刃先２Ａが軽く押し当てられている腹
壁等の部位は、先端部の刃先２Ａが突き刺さり、次第に
刺入されていくことになる。この刺入された状態を第６
図に示し、中針２の刃先２Ａを当てた部分はその中針２
の軸方向、第６図では例えばＤ方向とかＥ方向に刺入さ
れることになる。
壁等の部位は、先端部の刃先２Ａが突き刺さり、次第に
刺入されていくことになる。この刺入された状態を第６
図に示し、中針２の刃先２Ａを当てた部分はその中針２
の軸方向、第６図では例えばＤ方向とかＥ方向に刺入さ
れることになる。
このように第１実施例によれば、従来例において必要と
なる刺入のための力加減を適切な保持しなければ、刺入
できなかったり、刺入しすぎてしまうことが殆んどなく
、単に挿入方向に軽く押し当てる操作のみで挿入できる
ので、力が余ってコントロールできずに靭帯等を損傷し
てしまうことを防止できる。従って安全性を確保できる
。
なる刺入のための力加減を適切な保持しなければ、刺入
できなかったり、刺入しすぎてしまうことが殆んどなく
、単に挿入方向に軽く押し当てる操作のみで挿入できる
ので、力が余ってコントロールできずに靭帯等を損傷し
てしまうことを防止できる。従って安全性を確保できる
。
上述のようにして所定の深さの刺入孔を形成したならば
、中針２を抜去し、硬性内視鏡を挿入すれば目的部位を
観察あるいは診断したり、処置具を挿入して治療処置等
を行うことができる。
、中針２を抜去し、硬性内視鏡を挿入すれば目的部位を
観察あるいは診断したり、処置具を挿入して治療処置等
を行うことができる。
第７図は本発明の第２実施例を示す。
この第２実施例は、高周波振動発生装＠６が発熱した場
合、その熱が先端部の刃先２Ａに伝わると、腹壁に火傷
を起こす虞れがあるので、刃先２Ａを冷却する手段を設
けたものである。
合、その熱が先端部の刃先２Ａに伝わると、腹壁に火傷
を起こす虞れがあるので、刃先２Ａを冷却する手段を設
けたものである。
即ち、第１実施例において、中針２を形成する伝達管３
３の中空部（６１で示す。）の頭部をホーン３２で閉塞
しないで、ホーン３２及びボルト３９にはこの中空部６
１に連通ずる貫通孔６２が形成されている。しかしてボ
ルト３９の頭部側には送水チューブ６３の接続部６４と
なる円管状部分が形成され、頭部カバー４９の頂部の孔
を通す部分にはゴムシール６５を被せてあり、このゴム
シール６５によって、頭部カバー４９は弾性的に密封さ
れて薬液、消毒等をシールすると共に、振動を吸収して
そのシール機能を十分保持できるようにしである。その
他は上記第１実施例と同様のＩ造である。
３の中空部（６１で示す。）の頭部をホーン３２で閉塞
しないで、ホーン３２及びボルト３９にはこの中空部６
１に連通ずる貫通孔６２が形成されている。しかしてボ
ルト３９の頭部側には送水チューブ６３の接続部６４と
なる円管状部分が形成され、頭部カバー４９の頂部の孔
を通す部分にはゴムシール６５を被せてあり、このゴム
シール６５によって、頭部カバー４９は弾性的に密封さ
れて薬液、消毒等をシールすると共に、振動を吸収して
そのシール機能を十分保持できるようにしである。その
他は上記第１実施例と同様のＩ造である。
このように構成された第２実施例によれば、送水チュー
ブ６３を接続することによって、中針２の中空部６１を
通って、刃先２Ａ近くまで冷却水を送水できるので、高
周波振動発生装置６に供給した高周波電力が高周波振動
に変換される他に、熱になって発熱しても刃先２Ａ側の
温度を冷却できるので、火傷を起こすことを防止できる
。
ブ６３を接続することによって、中針２の中空部６１を
通って、刃先２Ａ近くまで冷却水を送水できるので、高
周波振動発生装置６に供給した高周波電力が高周波振動
に変換される他に、熱になって発熱しても刃先２Ａ側の
温度を冷却できるので、火傷を起こすことを防止できる
。
尚、この第２実施例においては中空部６１及びこれに連
通ずる貫通孔６２は１つであるが、中空部１貫通孔をそ
れぞれ連通させた中空路を２つ設け、一方によって先端
部（近傍）まで送水し、他方でこの先端部まで送水した
冷却水を戻す構造にすればより冷却作用を大きくできる
。
通ずる貫通孔６２は１つであるが、中空部１貫通孔をそ
れぞれ連通させた中空路を２つ設け、一方によって先端
部（近傍）まで送水し、他方でこの先端部まで送水した
冷却水を戻す構造にすればより冷却作用を大きくできる
。
尚、高周波振動発生手段としては圧電体（雷歪拐料を含
む）を用いて形成したものに限らず磁歪等磁気的な方法
で発生させても良い。
む）を用いて形成したものに限らず磁歪等磁気的な方法
で発生させても良い。
［発明の効果］
中針を高速度で前後に振動させることによって、従来例
における熟練を要する押し込める力加減の調整を殆んど
必要とすることなく、軽く当てる操作のみで簡単に刺入
することができる。従って初心者でも容易且つ完全に刺
入できる。
における熟練を要する押し込める力加減の調整を殆んど
必要とすることなく、軽く当てる操作のみで簡単に刺入
することができる。従って初心者でも容易且つ完全に刺
入できる。
第１図ないし第６図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の正面図、第２図は第１実施例の縦断面
図、第３図はコネクタを示す平面図、第４図は第２図に
お（プるＡ−Ａ線断面図、第図は本発明の第２実施例を
示す縦断面図である。 １・・・穿刺針 ２・・・中針２Ａ・・・刃先
３・・・外套管４．５・・・］ツク ６・・
・高周波振動発生装置７・・・コネクタ ９・・・
高周波発生装置１６．４５・・・シール ３２・・・ホーン ３５．３６・・・圧電体４．６
．４９・・・カバー 第７図 手紅ごネｍ正書（自発） 昭和６０年１２月１６日 ２、発明の名称 穿 刺 針 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者 下 山 敏 部 図面（第３図） ７、補正の内容 別紙の通り １、明細書第５ページ第２行〜第３行に１説明まする。 」とあるを「説明する。」と補正しまず。 以 上 第３図
図は第１実施例の正面図、第２図は第１実施例の縦断面
図、第３図はコネクタを示す平面図、第４図は第２図に
お（プるＡ−Ａ線断面図、第図は本発明の第２実施例を
示す縦断面図である。 １・・・穿刺針 ２・・・中針２Ａ・・・刃先
３・・・外套管４．５・・・］ツク ６・・
・高周波振動発生装置７・・・コネクタ ９・・・
高周波発生装置１６．４５・・・シール ３２・・・ホーン ３５．３６・・・圧電体４．６
．４９・・・カバー 第７図 手紅ごネｍ正書（自発） 昭和６０年１２月１６日 ２、発明の名称 穿 刺 針 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者 下 山 敏 部 図面（第３図） ７、補正の内容 別紙の通り １、明細書第５ページ第２行〜第３行に１説明まする。 」とあるを「説明する。」と補正しまず。 以 上 第３図
Claims (2)
- （１）細長の高周波振動の伝達部材の先端側に穿刺用の
刃先を設け、且つこの伝達部材の後端側頭部に形成した
カバー内の密封室内に高周波振動発生手段を収納し、こ
の高周波振動発生手段に外部の高周波発生装置からコネ
クタによる電気的接続手段を介して高周波電力を供給可
能とした中針を形成したことを特徴とする穿刺針。 - （２）前記中針は、その先端側の刃先近くに至る管路が
設けられ、冷却水で冷却可能としたことを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の穿刺針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60110011A JPS61265136A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 穿刺針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60110011A JPS61265136A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 穿刺針 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61265136A true JPS61265136A (ja) | 1986-11-22 |
| JPH0557863B2 JPH0557863B2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=14524852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60110011A Granted JPS61265136A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 穿刺針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61265136A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0217105U (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-05 | ||
| JPH04500619A (ja) * | 1989-03-20 | 1992-02-06 | バンス・プロダクツ・インコーポレーテッド・ディー・ビー・エイ・クック・ユラロジカル・インコーポレーテッド | 遠隔光伝送用繊維束による医療検出法とその装置 |
| JPH0619709U (ja) * | 1992-04-28 | 1994-03-15 | 富士システムズ株式会社 | 套管針 |
| US5449370A (en) * | 1993-05-12 | 1995-09-12 | Ethicon, Inc. | Blunt tipped ultrasonic trocar |
| JPH1014858A (ja) * | 1996-07-01 | 1998-01-20 | Asahi Optical Co Ltd | 医療用プローブ誘導装置 |
| US5746756A (en) * | 1996-06-03 | 1998-05-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Internal ultrasonic tip amplifier |
| US5776155A (en) * | 1996-12-23 | 1998-07-07 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for attaching and detaching transmission components |
| US5938633A (en) * | 1997-07-09 | 1999-08-17 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical devices |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10617402B2 (en) * | 2015-07-22 | 2020-04-14 | Cameron Health, Inc. | Minimally invasive method to implant a subcutaneous electrode |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP60110011A patent/JPS61265136A/ja active Granted
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0217105U (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-05 | ||
| JPH0546406Y2 (ja) * | 1988-07-20 | 1993-12-06 | ||
| JPH04500619A (ja) * | 1989-03-20 | 1992-02-06 | バンス・プロダクツ・インコーポレーテッド・ディー・ビー・エイ・クック・ユラロジカル・インコーポレーテッド | 遠隔光伝送用繊維束による医療検出法とその装置 |
| JPH0737102U (ja) * | 1989-03-20 | 1995-07-11 | バンス・プロダクツ・インコーポレーテッド・ディー／ビー／エイ・クック・ユラロジカル・インコーポレーテッド | 光ファイバ型医療装置 |
| JPH0619709U (ja) * | 1992-04-28 | 1994-03-15 | 富士システムズ株式会社 | 套管針 |
| US5449370A (en) * | 1993-05-12 | 1995-09-12 | Ethicon, Inc. | Blunt tipped ultrasonic trocar |
| US5746756A (en) * | 1996-06-03 | 1998-05-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Internal ultrasonic tip amplifier |
| US5879364A (en) * | 1996-06-03 | 1999-03-09 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Internal ultrasonic tip amplifier |
| JPH1014858A (ja) * | 1996-07-01 | 1998-01-20 | Asahi Optical Co Ltd | 医療用プローブ誘導装置 |
| US5776155A (en) * | 1996-12-23 | 1998-07-07 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for attaching and detaching transmission components |
| US5938633A (en) * | 1997-07-09 | 1999-08-17 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical devices |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0557863B2 (ja) | 1993-08-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |