JPS61264043A - 架橋されたオレフイン系ブロツク共重合体 - Google Patents

架橋されたオレフイン系ブロツク共重合体

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JPS61264043A
JPS61264043A JP10471485A JP10471485A JPS61264043A JP S61264043 A JPS61264043 A JP S61264043A JP 10471485 A JP10471485 A JP 10471485A JP 10471485 A JP10471485 A JP 10471485A JP S61264043 A JPS61264043 A JP S61264043A
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propylene
ethylene
copolymer
block copolymer
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JP10471485A
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Masayuki Fujii
藤井 眞幸
Shiro Goto
後藤 志朗
Masahiro Goto
正広 後藤
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
    • C08F297/06Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the coordination type
    • C08F297/08Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the coordination type polymerising mono-olefins
    • C08F297/083Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the coordination type polymerising mono-olefins the monomers being ethylene or propylene
    • C08F297/086Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the coordination type polymerising mono-olefins the monomers being ethylene or propylene the block polymer contains at least three blocks

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、強度、耐熱性及び低温耐衝撃性が良好である
と共に外観、加工性に優れたオレフィン系ブロック共重
合体に関する。
近年、自動車内、外装部品、家庭電機製品部品、電気ケ
ーブル、パイプ、各種シート等の分野においては、強度
、耐熱性ならびに特に低温時における耐衝撃性に優れた
柔軟性材料に対する期待が高まりつつある。
軟質材料としては可塑剤入りポリ塩化ビニル、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−α−オレフィン共重
合体、加硫ゴム等があるが、これ等は、低温時の耐衝撃
性には優れているが耐熱性が劣ったり、あるものは耐寒
性が乏しかったりして用途が限定されている。
プロピレンと他のオレフィン類とのランダム共重合体は
それらに較べて一般に耐熱性に優れた材料ではあるが、
柔軟性が不足している上に、低温における耐衝撃性が乏
しい。
したがって、この様な特性を同時に満足する材料として
、例えばポリプロピレンとエチレンープロピレンゴム等
とを溶融混練し、場合によっては溶融混練時にゴム部分
を部分的に架橋する方法により実用化されている。しか
しながら、ブレンド工程に伴うコスト増のために妙味の
少ない材料になっている。
なお、本発明でいうところの柔軟性材料とはJIs−A
硬度が98以下、より狭義にはA硬度が96以下のもの
をいう。
従来の技術および問題点 特開昭49−53938号、特公昭53−34210号
公報などに見られる材料は、両成分の溶融混練という付
加的な工程を要しこれによるコストの大巾な上昇が需要
拡大の障害になっている製造プロセス上の問題、並びに
、該両成分の分子設計が必ずしも充分に検討されなかっ
たことによる強度、耐熱性、引張伸び、加工性などの品
質上の問題を抱えている。
一方、ポリプロピレンとエチレンープロピレンゴムを機
械的にブレンドする代りに、両成分を二段重合法で重合
容器内において段階的に製造する方法も提案されており
、この方法によって得られるブロック共重合体は前記の
機械的ブレンド物に較べてコスト上の難点が回避される
利点がある。
本発明者らの知る限り、プロピレンとエチレンとから成
るブロック共重合体であって本発明の主旨に合致する柔
軟性を有するものは、特開昭56−70014号公報に
於て開示されている。このブロック共重合体は2つのブ
ロックから構成される。
しかしながら、本発明者らの追試によれば、該共重合体
は、常温における物性はともかく、高温における物性が
劣悪であり、用途分野が限定される。
更に、射出成形品に賦形した場合には表面にフローマー
ク(樹脂の流れ方向の直角方向に周期的に表われる縞模
47f発生し成形品の商品価値を損うという問題点があ
った。
問題点を解決するだめの手段 従来の技術の特徴である柔軟性を損うことなく上述の問
題点を解決すべく研究を重ねた結果、特定の組成を有す
る共重合本ブロック(4)、(B)およびΩを特定の割
合で繋ぐことにより得られるブロック共重合体から誘導
される架橋物が、強度、耐熱性、引張伸び、加工性、外
観などのバランスが優れていることを見出し、本発明が
為された。
したがって、本発明による架橋されたオレフィン系ブロ
ック共重合体は、エチレン含量0〜4重量%のプロピレ
ン単独重合体ブロックおよびプロピレン/エチレン二元
ランダム共重合体ブロックより選ばれるブロック(4)
の1〜60重量部と、エチレン含量4重量%を超え25
5重量未滴のプロピレン/エチレン二元ランダム共重合
体ブロックの)の5〜70重量部と、エチレン含量25
〜85重量%のプロピレン/エチレン二元ランダム共重
合体ブロック(0の25〜50重量部と、を含むオレフ
ィン系ブロック共重合体から誘導され、(1)熱キシレ
ン不溶性成分の含有曖が0.2〜40重着%であり、か
つ、+21MFR(ASTM  D−1238(L))
が0.01〜100であることを特徴とする架橋物であ
る。
発明の詳細な説明 1、 ブロック共重合体 l)組成 本発明によるブロック共重合体は、エチレン含喰0〜4
重敗%のプロピレン単独重合体ブロックおヨヒプロピレ
ン/エチレン二元ランダム共重合体ブロックより選ばれ
るブロック(4)の1〜60重量部と、エチレン含量4
重量%を超え255重量未満のプロピレン/エチレン二
元ランダム共重合体ブロックCB)の5〜70重量部と
、エチレン含量25〜85重量k部のプロピレン/エチ
レン二元ランダム共重合本ブロック0の25〜50重址
部と重量含む。
本発明によるブロック共重合体は(4)、(B)および
Ωのブロックをそれぞれ一つずつしか含まないのではな
く、いずれかのブロックを一つまたは二り以上含む場合
もある。また、各ブロックの配列のしかたに制約はない
。しかし通常は(A−(功−(Oの順序で生成して配列
する。
この様なブロック共重合体は、成る組成の単独重合体な
いしは共重合体ブロックと異なる組成の共重合体ブロッ
クとが一本の重合体分子鎖に共存しているもの、両者の
分子鎖の物理的混合物、或いはこれらの混合物、のいず
れかであろう。
本発明のブロック共重合体の各ブロックの含有鎗は、次
表の通りである。
ブロック(4)は高結晶性要素であって、ブロック共重
合体に強度および耐熱性を与えるのに寄与し、前記範囲
を下廻るとこれらの物性が損われる。前記範囲を下廻る
場合はブロック(B)、(C)に起因スる物性上の特長
を損うこととなる。
ブロック(B)はブロック(4)とブロック(Oの中間
的組成を有していて両ブロックの相容性向上に寄与する
(A)−[F])−C)三段ブロック共重合体はモルフ
ォロジーの均質性が高められるためか、浸れた外観の成
形品が得られ、かつ良好な引張特性を有する。
したがって、前記含量範囲を下廻る場合には外観不良を
招く。前記範囲を下廻る場合には、ブロック(A)、(
C)に起因する物性上の特長を損うこととなる。
ブロック0は非品性ないし低結晶性で、しかも耐熱性の
要素であって、ブロック共重合体に柔軟性ならびに低温
耐衝撃性を付与するのに寄与し、前記範囲を下廻るとこ
れら物性が損われる。前記範囲を下廻る場合は、ブロッ
ク(4)、(B)に起因する物性上の特徴が失われる結
果となる。
ブロック(Aはプロピレンの単独型合本ないしプロピレ
ンとエチレンとから成る二元ランダム共重合体であり、
その七ツマー組成は次表の通りである。
ブロック共重合体の耐熱性を重視する場合にはエチレン
含量は前記範囲中低い量を採用し、柔軟性をより重視す
る場合には前記範囲中高い直を採用することができる。
しかし、エチレン含量が前記範囲を下廻ると耐熱性およ
び強度は維持できない。
ブロック(珪はプロピレンとエチレンとから成る二元ラ
ンダム共重合体であり、そのモノマー組成は次表の通り
である。
ブロック(9)はブロック(Aとブロック0の相溶性を
高める作用を持ち、その為に成形品の外観を良好にし、
引張特性を改善するものと考えられるが、組成が前記範
囲を何れの側に外れても外観及び引張特性を悪化する。
ブロック0はプロピレンとエチレンとから成る二元ラン
ダム共重合体であり、そのモノマー組成は次表の通りで
ある。
ブロックC)は柔軟性ならびに耐寒性の要素であるが、
エチレン含量が前記範囲を下廻るとアイソタクチックポ
リプロピレン連鎖が増加して柔軟性ならびに低温耐衝撃
性が失なわれる。逆に、エチレン含量が前記範囲を下廻
る場合には、低温耐衝撃性は問題ないものの、ポリエチ
レン連鎖の増加のだめに柔軟性が損なわれる。
2)分子量 ブロック共重合体の分子量は、MFR(ASTM−D−
1238(L))が0.01〜too(r/10分間〕
に相当する範囲に入る必要がある。
この範囲を起えると、分子量は低下しすぎて共重合体の
機械的強度が実用レベルに達しなかつたり、成形自体が
不可能になる。MFRが上記範囲を下廻ると、分子量は
高すぎて溶融状態での粘弾性特性が悪化してやはり成形
しえなくなる。
λ ブロック共重合体の製造 本発明のブロック共重合体は、立体特異性重合触媒の存
在下、(イ)エチレン含10〜4(好ましくは0〜3、
更に好ましくはθ〜2)型破%のプロピレンの単独重合
体ブロックまたはプロピレンとエチレンより成る二元ラ
ンダム共重合体ブロックを1〜60(好ましくは3〜5
5、更に好ましくは5〜50)重量部生成させる工程、
(ロ)エチレン含量4を超え25未f4(好ましくは5
〜20.更に好ましくは6〜18)重量%のプロピレン
とエチレンより成る二元ランダム共重合体ブロックを5
〜70(好ましくは7〜65、更に好ましくはlO〜6
0)重量部生成させる王権および(ハ)エチレン含量2
5〜85(好ましくは25〜70.更に好ましくは30
〜60)重液%のプロピレンとエチレンより成る二元ラ
ンダム共重合体ブロックを25〜50(好ましくは27
〜50X更に好ましくは30〜45)重量部生成さする
工程、の結合によって製造することができる。
工程(イ)、←)、(ハ)は何れの順序で実施してもよ
いが、通常は(イ)−(ロ)=(ハ)の順序で実施され
る。また上記各工程のいずれかが二つ以上の小工程より
成るようにして、各小工程で組成の異なるポリマーブロ
ックを製造することができる。
本発明に用いられる立体特異性重合触媒に適当なものは
、例えばチタン成分と有機アルミニウム化合物とを主体
とするものである。チタン成分としてはα、β、γまた
はδ型の三塩化チタン、塩化マグネシウムなどの担体に
担持されたチタン化合物などが用いられる。三塩化チタ
ンの中では特に、四塩化チタンを有機アルミニウムで還
元して得られる三塩化チタン(主成分は三塩化チタンと
塩化アルミニウムとの共晶複合物と考えられる)から、
錯化剤を用いて塩化アルミニウムを抽出除去して成る三
塩化チタンを適当な方法で活性化処理したものを触媒の
チタン成分として用いる場合に、他の三塩化チタンを用
いる場合に較べてブロック(B)をよりゴム的にするこ
とができる。
ブロック共重合体の対触媒収率を高く得たい場合には、
塩化マグネシウム等に担持させた三塩化チタンや四塩化
チタンを使用するのがよい。
有機アルミニウム化合物としては、一般式AffRaY
a−aで表わされる化合物を用いるのがよい。
aは0≦aく3の任意の数、Yはハロゲン原子、RはC
1〜18程度の炭化水素残基であって、好ましくはアル
キル基、アリール基である。具体的にはトリエチルアル
ミニウム、ジエチルアルミニウムクロライド等が好まし
い。
これ等必須二成分の組合せからなる触媒には、第三成分
として少量の電子供与体が組合せられてもよい。電子供
与体としては、有機酸エステル、エーテル、アミン、ア
ルコール、ケトン、アルデヒド、フェノール類等が用い
られる。
重合は連続法ないしバッチ式のいずれの方法によっても
実施可能である。連続式で行なう場合には、前記(イ)
、←l、Hの工程に対してそれぞれ一つ以上の重合槽を
使用して、各種ではそれぞれ定常的な条件下で反応を行
なわせる。バッチ方式においては各工程における所定量
のモノマーが全駿或いは予定量反応し終えてから次の工
程に移行するか、所定量の七ツマ−が反応したところで
、未反応モノマーの一部またはすべてを槽外に出してし
まってから次の工程を実施することになる。
重合は、通常、重合温度は0〜200℃、重合圧力は0
〜100 kg/crA (ゲージ圧)の範囲で実施さ
れる。若干の負圧(ゲージ圧)になることは貯容される
。共重合体の分子縫制御には水素を用いることができる
。また各工程間で水素濃度全変化させ、そこで生じる共
重合体ブロックの分子量に差を生じさせることも許され
る。
通常は、重合はn−へブタン、n−へキサン等の不活性
炭化水素中で懸濁重合方式或いはm液重合方式で実施さ
れる。
λ ブロック共重合体の架橋物 本発明のオレフィン系ブロック共重合体から誘導される
架橋物は、該共重合体の主としてブロックC)に相当す
る部分が架橋に関与し、ブロック囚およびブロック(B
)に相当する部分は架橋にほとんど関与せず、溶融時の
流動性を架橋物に付与するのに寄与すると考えられる。
本架橋物が架橋しており、しかも成形性に慶れることは
、熱キシレン不溶性成分として測定されるゲル分率と、
MFHによって認識される(測定法は後述する。)。
すなわち、本架橋物のゲル分率は0.2〜40重敗%、
好ましくは0.5〜35重綾%、更に好ましくは1.0
〜30重欧%である。ゲル分率が前記範囲を下廻る場合
には本発明の目的である耐熱性の向上が達成できない。
また前記範囲金上廻る場合には成形性が損われる。
ASTM  D−1238(L)に準拠して測定される
、本架橋物の溶融流れ性は、0.01〜100、好まし
くは0.03〜50、更に好ましくは0.05〜30で
ある。流れ曲が前記範囲をF廻る場合には成形が困難と
なる。前記範囲を下廻る場合には、通常はゲル分率の低
下を伴なうので耐熱性の向上が達成できず好ましくない
先 架橋物の製造方法 架橋物を得る方法としては任意の公知技術が適用可能で
ある。
代表的な一例は機械的溶融混線法であって、単軸押出機
、二軸押出機、バンバリーミキサ−、ニーダ−等の一般
的d融混線機を用い、溶融混線の段階で部分架橋させる
ことができる。
架橋剤を含浸させ、熱によね架橋させることも、放射線
によって架橋させることもまた=T能である。
架橋剤としては、芳香族系もしくは脂肪族系のパーオキ
サイドまたはアゾ化合物が用いられる。
これらは単独で使用しても良いし、混合して使用しても
よい。また、効率的に架橋するために架橋助剤を用いる
のが好ましい。架橋助剤としては、イオウや二官能性化
合物、例えばジビニル化合物(ジビニルベンゼン等)や
ジアリル化合物(ジアリルフタV−1”等)、I)−キ
ノンジオキシム、p。
p′−ジベンゾイルキノンジオキシムなどのオキシム化
合物が用いられる。また、液状1,2−ポリブタジェン
などの主鎖および側鎖に二重結合を有するオリゴマー、
シンジオタクチック−1,2−ポリブタジェンなどの主
鎖および側鎖に二重結合を有するポリマーも架橋助剤と
して有効である。
具体的な架橋剤としては、2,5−ジメチル−2゜5(
ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキ
シパーベンゾエート、ジクミルパーオキサイド、2,5
−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
サン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジイソプロピ
ルベンゼンハイトロパーオキサイド、1,3−ビス−t
−ブチルパーオキシイソプロビルベンゼン等がアル。
機械的溶融混線時の架橋において、混線温度は160〜
300℃、好ましくは160〜250℃、特に好ましく
は160〜210℃である。混線温度が前記範囲を下廻
る場合にはブロック共重合体の溶融が困難となる。前記
範囲を下廻る場合は、ポリマーの劣化あるいは異常な架
橋が進行し、物性が著しく低下するので好ましくない。
機械的溶融混線時の架橋にpいて、架橋の均一化および
架橋反応のコントロールの為、必吠に応じて架橋反応遅
延剤を併用することもできる。この様な遅延剤としては
、ハイドロキノン、2.6−ジーt−ブチル−p−クレ
ゾール、t−ブチルカテコール、4.4’−ブチリデン
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2.
27−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、4.4′−チオビス(6−t−ブチル−3−
メチルフェノール)、メルカプトベンゾチアゾール、ジ
ベンジチアゾールジスルファイド、2,2.4−トリメ
チル−1,2−シハイドロキノン重合物、フェニル−β
−ナフチルアミン、N、N′−ジ−β−ナフチル−p−
フェニレンジアミン、N−ニトロソジフェニルアミン等
の有機過酸化物架橋スコーチ防止剤がある。
本発明の架橋物は、一般に使用されるカーボン、白色顔
料等のフィラー、パラフィン系またはナフテン系のプロ
セスオイル、ワックス、ジオクチルフタレート等の可塑
剤および染料等をブレンドして使用することができる。
また必要に広じて熱安定剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤等
の添加剤を加えることもOT能である。
また、機械的浴融混線時の架橋に2いて、少なくとも架
橋剤の非存在下で、事前に溶融混練することが成形品の
外観改良に効果がある場合もめる。
実験例 下記の実施例および比較例において、特に示さない限り
、各生成物の計画に用いた試験法は以下の通りである。
(11MFR(230℃、2.16館)AS TM−D
 −12a s (L) Ct/x o分)(2)硬度 JI S−に−630l−AC−) (3)引張り強さ JIS−に−6301(#/CIA) (4)引張り伸び JIS−に−6301C%〕 (5)圧縮永久歪 JIS−に−6301 (6)  ゲル分率(熱キシレン不溶性成分の含有率架
橋度の尺度) 〔%〕 試料tf&soメツシュのステンレスms金網に包み、
ソックスレ一式抽出器に入れ、pAp−キンレンを30
分間に1回程度の頻度で還流さ拷つつ、10時間にわた
り抽出したあと、抽出されずに残った部分の仕込み試料
に対する割合を求める。
実施例−1 攪拌属を備えた内容vK200リットルのステンレス鋼
製反応器内をプロピレンガスで充分置換したのち、重合
溶媒としてヘプタンSOtを入れ、器内温度全55℃に
保ちつつDEAC30fおよび三塩化チタン8.Ofを
加えた。続いてプロピレンと水素をそれぞれ9.1AV
/時および2.5体積%の濃度で供給を開始すると同時
に器内温度を60℃に昇温した。プロピレンの供給開始
後0.4時間後に、0.63kg/時の速度でエチレン
の供給を開始した。プロピレンの供給量が12.1#に
達した時点でプロピレン、水素およびエチレンの供給を
停止し、器内圧力が2.0j4/l−dになる迄反応を
継続させ、その後器内の未反応ガスを器内圧力がo、2
H/−になる迄放出した(以上ブロック(4)及び出)
)。
次いで器内温度を65℃に上げると共にプロピレンおよ
びエチレンをそれぞれ2.aoB/時、1.18#/時
の速度で3時間にわたって供給した。
この時の水素m度を9.0本積%に制御した(以上ブロ
ック(0)。
得られたブロック共重合体スラリーにブタノール2,1
tを加え、60℃にて3時間処理し、更に水と充分接触
させてから水層を分離することによって触媒残渣を除去
した。このスラリーをスチームストリッピングした後乾
燥して製品とした。
得られたブロック共重合体およびそれを構成する各ブロ
ックの割合、組成を表−1に示す。
重合により得られたブロック共重合体100重量部に、
下記に示す量の添加剤を加えた後、−軸押出機にてベレ
ットとした。
配合添加剤 チバ・ガイギー社製、イルガノックス1010: 0.
25型破部 吉富製薬社製、アンテージBHT:0.Os重鎗日東化
成工業社製、−BK : 0.1重量部化薬ヌーリー社
製、カヤヘキサAD : o、15重量部 和光紬薬社製、ジビニルベンゼン: 0.20重敏部 得られた架橋されたブロック共重合体のペレットを次の
方法にてンート状に成形した。
成形機 Tダイ押出成形機 口径=45■ スクリュー:フルフライトタイプ L/D=25 成形条件 設定温度:220℃ シート厚さ:1.5m このシートの物性を表1に示す。
実施例−2 実施例−1において、カヤへキサADの使用歇を0.1
0重量部にかえた以外は、全く同様の方法でシートを成
形した。このシートの物性を表1に示す。
比III!2し1」−1 実#ii+リ−1において、カヤヘキサA11j?よび
ジビニルベンゼンを使用(ツなかったこと以外は全く同
様の方法でソー トを成形した。この/−トの物性を表
1に示す。
実施例−3 攪拌翼を備えた内容績2001Jツトルのステンレス鋼
製反LFi器内をプロピレンガスで光分置換したのち、
重合溶媒としてヘプタン807を入れ、器内温度を55
℃に保ちつつDEAC5(lりおよび三塩化チタン9.
01を加えた。続いてプロピレンと水素をそれぞれ8.
3館/時および2.5体積%の濃度で供給を開始すると
同時に器内温度を60℃に昇rM Lだ。プロピレンの
供給開始鏝1.2時間後に、1.、asb/時の速度で
エチレンの供給を開始シタ。プロピレンの供給1けが1
4.4A11’に達した時点でプロピレン、水素および
エチレンの供給を停止Eシ、器内圧力が2.0 # /
 al V′Cなる迄反応を継続させ、そのfk cf
r内の未反応ガスを器内圧力が0.2Ay/c#!にな
る迄・放出した(以上ブロック(A)及び(1311)
次いで器内?MIf(r65℃に上げると共にプロピレ
ンおよびエチレンをそれぞれ1.50 ky1時、x、
54H/時の速度で2.2時間にわたって供給した。こ
の時の水素濃度を20体体積にltj制御した(以上ブ
ロック(0)。
得られたブロック共重合体スラリーは実施例−1と同様
にして製品とした。
得られたブロック共重合体およびそれを構成する各ブロ
ックの割合、組成を表1に示す。
実施同一1において、カヤヘキサADの便用址を0.0
5重量部に、ジビニルベンゼンの使用鎗を0.05重縫
部にかえた以外は、全く同様の方法で部分架橋し、シー
トを成形した。このシートの物性を表1に示す。
実力子18ンリー4 攪拌翼を1jtiFえた内容積200リツトルのステン
レス鋼製反応器内をプロピレンガスで充分置換したのち
、重合溶媒としてヘプタンSatを入れ器内隠匿を55
℃に保ちつつI)EAC50fおよび三塩化チタン9.
02を加えた。続いてプロピレンと水素をそれぞれ8.
3〜/時および2.3本積%の濃度で供給を開始すると
同時に器内温度を60℃に昇温した。プロピレンの供給
開始後1.3時間後に、3.7#/時の速度でエチレン
の供給を開始し0.15時間エチレンの供給をつづけた
。プロピレンの供給計が10.8AVに達した時点でプ
ロピレンおよび水素の供給を停止し、器内圧力が2.0
#/−になる迄反応を継続させ、その後器内の未反応ガ
スを器内圧力が0.2Ai’/cJになる迄放出した(
以上ブロック囚及び(B))。
次いで、器内温度を65℃に上げると共にプロピレンお
よびエチレンをそれぞれ1.98 kV/時、1.02
A9./時の速度で2.3時間にわたって供給した。こ
の時の水素aeを9.0体積%に制御した。
(以上ブロック(0) 得られたブロック共重合体スラリーは実施同一1と同様
にして製品とした。
得られたブロック共重合体およびそれを構成する各ブロ
ックの割合、組成を表1に示す。
25一 実施例−1において、カヤヘキサADの1吏用歇を0.
10 重針部に、ジビニルベンゼンの使用緻を0.20
重肩“部にかえた以外は、全く同様の方法で部分架橋し
、シートを成形した。このシートの物性を表1に示す。
比較列−2 実施例−1において、0.63辞/時のエチレン供給速
度を0岬/時に変更する以外は全く同様の方法でシート
を成形した。このシートの物性を表1に示す。
比4!!2例−3 実施例−3において、エチレンの供給開始時期をプロピ
レンの供給開始と同時とし、その供給速diを1..3
5#/時から0.42#/時に変更する以外は全く同様
の方法でシートを成形した。このシートの物性を表1に
示す。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレン含量0〜4重量%のプロピレン単独重合体ブロ
    ックおよびプロピレン/エチレン二元ランダム共重合体
    ブロックより選ばれるブロック(A)の1〜60重量部
    と、エチレン含量4重量%を超え25重量%未満のプロ
    ピレン/エチレン二元ランダム共重合体ブロック(B)
    の5〜70重量部と、エチレン含量25〜85重量%の
    プロピレン/エチレン二元ランダム共重合体ブロック(
    C)の25〜50重量部と、を含むオレフィン系ブロッ
    ク共重合体から誘導され、(1)熱キシレン不溶性成分
    の含有量が0.2〜40重量%であり、かつ、(2)M
    FR(ASTM D−1238(L))が0.01〜1
    00であることを特徴とする架橋されたオレフィン系ブ
    ロック共重合体。
JP10471485A 1985-05-16 1985-05-16 架橋されたオレフイン系ブロツク共重合体 Pending JPS61264043A (ja)

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JP10471485A JPS61264043A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 架橋されたオレフイン系ブロツク共重合体
EP19860106520 EP0202588B1 (en) 1985-05-16 1986-05-14 Crosslinked olefinic block copolymers
DE8686106520T DE3682702D1 (de) 1985-05-16 1986-05-14 Olefinische blockmischpolymere.

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EP0202588B1 (en) 1991-12-04
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EP0202588A2 (en) 1986-11-26

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