JPS61262308A - 電力合成回路 - Google Patents

電力合成回路

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JPS61262308A
JPS61262308A JP10445685A JP10445685A JPS61262308A JP S61262308 A JPS61262308 A JP S61262308A JP 10445685 A JP10445685 A JP 10445685A JP 10445685 A JP10445685 A JP 10445685A JP S61262308 A JPS61262308 A JP S61262308A
Authority
JP
Japan
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power
phase
output
circuit
variable
Prior art date
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Pending
Application number
JP10445685A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Kashu
狩集 敬一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS61262308A publication Critical patent/JPS61262308A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明1t、例えばPSK (PhaseShift 
 KeyinQ)方式を適用した送信機の送信電力増幅
部に使用される電力合成回路の改良に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に、準ミリ波帯を利用した衛星通信方式では、降雨
による電波の減衰を地球局の送信電力を可変することで
補償する送信電力制御方式が採用されているが、その一
つに複数の電力増幅系を設けてこれらの電力増幅系の出
力電力を選択的に合成することにより送信電力を可変す
るものがある。
第2図はこの方式を適用した電力合成回路の構成の一例
を示すもので、第1および第2の電力増幅器1a、1b
と、これらの増幅器1a、1bに入力信号を分配する分
配器2と、上記第1および第2の電力増幅器1a、1b
の出力電力を合成する合成器3と、上記各増幅器1a、
1bの出力電力を合成器3に供給するかまたはいずれか
一方を選択して送出するかを設定するスイッチ4a〜4
dとから構成されている。この様な構成において、スイ
ッチ4a〜4dをそれぞれ破線に示す側に切替えておく
と電力増幅器1bの出力電力のみが選択されて送出され
、一方各スイッチ4a〜4dを実線側に切替えておくと
各電力増幅器1a、1bの出力電力が合成器3で合成さ
れてこの合成後の出力電力が送出される。したがって、
例えば晴天時に各スイッチ4a〜4dを破線側に設定し
、一方雨天の時に各スイッチ4a〜4dを実線側に切替
えれば、晴天時には必要十分な比較的小さな電力で信号
を送信することができ、また降雨時には大電力で信号を
送信することができるので、常にその時の天候状態に応
じた最適な送信を行なうことができる。
〔背景技術の問題点〕
ところがこの様な従来の回路は、信号の通路をスイッチ
4a〜4dにより切替えるものであるため、これらのス
イッチ4a〜4dの切替え動作中に送信出力が瞬断を起
こしてこれにより受信局で同期外れを生じる欠点があっ
た。また、たとえスイッチに切替え速度の極めて高速な
電子スイッチを使用して送信出力の瞬断を防止できたと
しても、切替え前後で信号の′通路長が変化するため、
その通路長の差によって送信出力に位相ステップが生じ
、これにより受信局で位相同期が取れなくなって同期外
れを起こす欠点があった。この同期外れを起こすと、送
受信の各局間では再度位相同期を取直さなければならな
いため、その間信号の伝送は途絶えることになって回線
の使用効率の低下を招き、非常に好ましくなかった。
〔発明の目的〕
本発明は、送信出力の瞬断を防止することは勿論のこと
、線路長の差があっても位相の不連続が発生しないよう
にして同期外れを防止し、これにより回線の使用効率の
向上を図り得る電力合成回路を提供することを目的とす
る。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を達成するために、複数の電力増幅
系にそれぞれ出力電力のレベル可変回路および位相可変
回路を設けるとともに、合成後の    □電力の出力
レベルを検出する電力検出回路を設け、上記各電力増幅
系の出力電力の選択切替時に、切替対象の電力増幅系に
設けられたレベル可変回路を制御して電力の出力レベル
を徐々に変化させ、かつこの出力レベルの可変動作と並
行して前記電力検出回路のレベルが常に最大になるよう
に上記切替対象となる電力増幅系の位相可変回路により
電力の位相を可変制御するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明の一実施例における電力合成回路の構
成を示すものである。尚、同図において前記第2図と同
一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
分配器2と第1の電力増幅器1aおよび第2の電力増幅
器1bとの間には、そ−れぞれ可変減衰器5aと移相器
6aとの直列回路および可変減衰回路5bと位相器6b
との直列回路が介在配設されている。尚、上記各可変減
衰器5a、5bおよび移相器6a、6bは、それぞれレ
ベル可変回路および位相可変回路として機能するもので
ある。また、°合成器3の出力端には、方向性結合器7
を介して電力検出回路としての検波器8が接続されてい
る。この検波器8は、送信出力の直流レベルを検出する
もので、検出値を制御部9に供給する。
制御部9は、例えば操作卓から天候の状態に応じて到来
する動作モード指定情報に従って動作し、上記天候の状
態に応じて予め設定された制御信号を発生して前記各可
変減衰器5a、5bの減衰量および移相器6a、6bの
移相量を制御するものである。
このような構成において、晴天または曇天時に制御部9
は、例えば可変減衰器5aの減衰量および移相器6aの
移相量を所定値に固定し、かつ可変減衰器5bの減衰量
を最大値に設定する。そうすると、入力信号は第1の電
力増幅器1aのみに供給されるため、通信回線へはこの
第1の増幅器1aで増幅された送信出力が送出される。
つまりこの状態では、第1の電力増幅器1aの系のみが
運転状態となり、第2の電力増幅器1bの系はスタンバ
イ状態となっている。
さて、この状態で降雨があり、図示しない操作卓から送
信電力の切替え指示が到来すると、制御部9は可変減衰
器5aの減衰量および移相器6aの移相量はそのまま固
定した状態で、可変減衰器5bに対し制−信号を出力し
てその減衰量を徐々に減少させ、これにより第2の電力
増幅器1bの出力電力を少しずつ増加させる。そうする
と、通信回線へ送出される電力も、この第2の電力増幅
器1bの出力電力の増加に応じて徐々に増加していく。
また制御部9は、上記動作と並行して例えば第2の可変
減衰器1bの減衰量を一定量減少させる毎に移相器6b
の移相器を所定の範囲で高速に変化させ、この時の検波
器8の検出出力値を監視する。そして、この検波器の検
出出力値が最大となる点を検出してこの位置で移相器6
bの移相量を停止させる。この結果、通信回線へ送出さ
れる送信出力の電力は、その増加過程において常に最大
となるように、つまり第1の電力増幅器1aの出力電力
の位相と第2の電力増幅器1bの出力電力の位相とが相
互に一致した状態となるように制御される。そうして制
御部9は、可変減衰器5bの減衰量の可変制御を続け、
送信電力が降雨時に適する所定レベルになった時点で可
変減衰器5bの減衰量を固定し、以後操作卓から新たな
切替え指示が到来するまでこの状態を保持する。かくし
て、晴天あるいは曇天時から雨天時への送信電力の切替
えを終了する。
このように本実施例であれば、送信電力の切替え時に、
スタンバイ状態にあった電力増幅器の出力電力を徐々に
増加させるようにしたので、従来のスイッチにより切替
える場合のような送信出力の瞬断は全く起こらず、この
瞬断に起因する受信局における同期外れは確実に防止さ
れる。また、一般に複数の異なる増幅系の出力を相互に
合成しようとすると、各系相互間にはたとえ構成が同一
であっても素子間のバラツキ等により必ず線路長に差が
あるため、位相のずれた出力が合成されることになる。
このように相互に位相の異なる信号を合成すると、合成
操作を行なう前と比較して位相差が生じ、これが位相の
不連続となって現われる。この位相の不連続は、本発明
のように位相の状態をそのまま変調情報として送信する
PSK方式にあって、非常に好ましくない。ところが、
本実施例であれば、送信電力の切替え過程において、増
幅系に移相器5a、6bを設けてこの移相器6a、6b
の移相量を制御することにより、送信電力の出力レベル
が常に最大になるようにしたので、合成器3に供給され
る各増幅系の出力電力間の位相は相互に一致することに
なり、これにより送出電力の位相の不連続は確実に防止
される。従って、受信局の搬送波再生回路の同期外れは
防止され、これにより信号の送信中断を招くことなく効
率良くデータ伝送を行なうことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、上記実施例では晴天あるいは曇天時から雨天時へ
切替を行なう場合について述べたが、その逆の切替を行
なう場合にも同様に行なってもよい。また、前記実施例
では可変減衰器を設けてその減衰量を制御するようにし
たが、電力増幅器を可変利得増幅回路としてその利得を
制御するようにしてもよい。その他、電力検出回路およ
び制御部の構成、増幅系の数等についても、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明は、複数の電力増幅系にそれ
ぞれ出力電力のレベル可変回路および位相可変回路を設
けるとともに、合成後の電力の出力レベルを検出する電
力検出回路を設け、上記各電力増幅系の出力電力の選羨
切替時に、切替対象の電力増幅系に設けられたレベル可
変回路を制御して電力の出力レベルを徐々に変化させ、
かつこの出力レベルの可変動作と並行して前記電力検出
回路のレベルが常に最大になるように上記切替対象とな
る電力増幅系の位相可変回路により電力の位相を可変制
御するようにしたものである。
従って本発明によれば、送信出力の瞬断を防止すること
は勿論のこと、線路長の差があっても位相の不連続が発
生しないようにして同期外れを防止し、これにより回線
の使用効率の向上を図り得る電力合成回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電力合成回路の回路
ブロック図、第2図は従来の電力合成回路の回路ブロッ
ク図である。 1a・・・第1の電力増幅器、1b・・・第2の電力増
幅器、2・・・分配器、3・・・合成器、5a、5b・
・・可変減衰器、6a、6b・・・移相器、7・・・方
向性結合器、8・・・検波器、9・・・制御部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 り 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の電力増幅系を有し、これらの電力増幅系の出力電
    力を選択的に合成して送出する電力合成回路において、
    前記各電力増幅系にそれぞれ設けられたレベル可変回路
    および位相可変回路と、前記合成後の電力の出力レベル
    を検出する電力検出回路と、前記各電力増幅系の出力電
    力の選択切替時に、切替対象の電力増幅系に設けられた
    レベル可変回路を制御して電力の出力レベルを徐々に変
    化させ、かつこの出力レベルの可変動作と並行して前記
    電力検出回路のレベルが常に最大になるように上記切替
    対象となる電力増幅系の位相可変回路により電力の位相
    を可変制御する制御部とを具備したことを特徴とする電
    力合成回路。
JP10445685A 1985-05-16 1985-05-16 電力合成回路 Pending JPS61262308A (ja)

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JP10445685A JPS61262308A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 電力合成回路

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0964673A (ja) * 1995-08-30 1997-03-07 Nec Corp 自動利得制御回路及びこれを用いた自動利得制御装置
JP2007532012A (ja) * 2003-07-15 2007-11-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線の音声およびデータの送信
JP2014007459A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Nec Corp 送信装置及び位相自動調整方法
JP2021034970A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 株式会社日立国際電気 送信装置及び送信方法

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