JP2879859B2 - ホットスタンドバイ通信方式による多重無線装置 - Google Patents

ホットスタンドバイ通信方式による多重無線装置

Info

Publication number
JP2879859B2
JP2879859B2 JP15303791A JP15303791A JP2879859B2 JP 2879859 B2 JP2879859 B2 JP 2879859B2 JP 15303791 A JP15303791 A JP 15303791A JP 15303791 A JP15303791 A JP 15303791A JP 2879859 B2 JP2879859 B2 JP 2879859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
receiver
hot standby
receivers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15303791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH053465A (ja
Inventor
明 西村
日出記 中村
聡 阿部
貴之 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP15303791A priority Critical patent/JP2879859B2/ja
Publication of JPH053465A publication Critical patent/JPH053465A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2879859B2 publication Critical patent/JP2879859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ディジタル多重無線装
置に関するものであり,特に通信系統を2系統有して,
両系統とも常時電源を投入しておき,いずれか一方の系
を選択して現用系とし,他系を予備系として待機させ,
現用系に障害が発生したとき現用系と予備系とを動的に
切替え使用するホットスタンドバイ通信方式の多重無線
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送信周波数割り当てが一周波の多重無線
方式では送端局での機器故障を救済する目的で送信器と
受信器を2系統有し,2系統を常時電源を入れた状態で
待機させるホットスタンドバイ通信方式が一般に採用さ
れている。
【0003】図21は,このような従来のホットスタン
ドバイ通信方式の説明図である。図中,1,1’はそれ
ぞれ送信器(TX1,TX2で表す),2は切替スイッ
チ,3は送信アンテナ,4は受信アンテナ,5,5’は
ハイブリッド,6,6’はそれぞれ受信器(RX1,R
X2で表す),7は切替スイッチ,7aは切替制御部で
ある。
【0004】どちらか切替スイッチ2で選択された一方
の送信器(図示の例ではTX1)から送信された信号
は,2系統の受信器(RX1,RX2)で受信され,切
替スイッチ7で選択されている系の受信器(図示の例で
はRX1)の出力が受信信号として出力される。
【0005】切替制御部7aは,受端のヒットレス切替
えを行い,受信信号のビットエラー率を監視して,ビッ
トエラー率が予め定められた一定の値を超えたときに切
替スイッチ7を高速に切替え,他系の受信器(図示の例
ではRX2)の出力を選択して,常に回線品質の良い通
信パスで通信運用が行われるようにする。
【0006】このような受端局でのヒットレス切替え
は,切替スイッチ7に電子論理スイッチを用いることに
よって高速同期切替えが可能であるため,搬端の同期は
ずれを引き起こすことがなく任意の系の受信器を随時切
替え選択できるため,受信系の機器の保守時にも利用で
きる特徴がある。
【0007】しかし送端局での送信系の切替えの場合に
は,図示のように切替スイッチ2が送信器終段(高周波
電力増幅器)の出力を切替えるように設けられ,通常は
機械的スイッチが使用されることから高速の切替えがで
きず,無線区間での搬送波再生回路の同期はずれ,クロ
ック再生回路の同期はずれ,フレーム同期回路の同期は
ずれなどを引き起こし,搬端の同期をはずす結果とな
る。このため送端側の切替スイッチを切替えて行う保守
については,通常の運用に悪影響を与えるため,夜間に
保守を行うなど,容易に実行できない欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,ホットスタ
ンドバイ通信方式の多重通信装置において,同期はずれ
なしに送信器および受信器のヒットレス切替えを可能に
し,通信運用中の保守を容易にすることを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために,それぞれ送信器,送信アンテナ,受信アン
テナ,受信器からなる独立した2つの通信系統を並列に
設けて,それぞれ単一周波のV偏波とH偏波で使用され
るようにし,受端側で一方の系を任意に選択可能にする
とともに,2つの系間で受信信号同士が同期しているよ
うにするものである。
【0010】そしてそのため各系の送信器から受信器ま
でのパスの信号到着時間を一致させ,またいずれか一系
のレベルが低下した時に生ずる系間の異偏波間干渉の悪
影響を避けるために,各系の受信アンテナに入力される
他系の送信アンテナからの異偏波信号が少なくとも逆相
にならないようにし,さらに周波数選択性フェージング
による信号周波数特性の劣化時には,他系からの異偏波
の漏れ信号がこのフェージングの影響を受けていなけれ
ばむしろこれを積極的に使用するよう制御するものであ
る。これにより受信端での送信器と受信器のヒットレス
切替えが,位相はずれを生じることなく容易に実行可能
となる。
【0011】図1は,本発明の原理説明図である。図
中,1,1’は送信部(TX1,TX2),3,3’は
送信アンテナ,4,4’は受信アンテナ,5はハイブリ
ッド,6,6’は受信部(RX1,RX2),7は切替
スイッチ,8,8’,9,9’はそれぞれ同期調整手段
である。
【0012】図1において第1の系統では送信部1(T
X1)から出力された送信信号は,送信アンテナ3から
V偏波の電波により送信され,受信アンテナ4で受信さ
れて,受信部6(RX1)で受信処理される。同様に第
2の系統では,送信部1’(TX2)から出力された送
信信号は送信アンテナ3’からH偏波の電波により送信
され,受信アンテナ4’で受信されて,受信器6’(R
X2)で受信処理される。
【0013】送信器側の同期調整手段8,8’と受信器
側の同期調整手段9,9’は,受信器側で両系統の受信
信号の搬送波位相やクロックあるいはフレームが同期し
ているように,必要な箇所に設けられる。例えば図2の
(a) のように,各系統の送信器から受信器までのパスに
ついて,それぞれの絶対遅延時間DAD1とDAD2と
が等しくなり,各受信信号の到着時間が一致するよう
に,遅延時間の短いところを長いところに合わせる形
で,絶対遅延時間補正回路が挿入される。
【0014】またフェージング等による信号レベル低下
時の異偏波受信信号間の干渉対策として,図2(b) のよ
うに,各系統の送信器と受信器との間に存在する4つの
パス上の信号S1 ,Si’,S2 ,Sβ’について,S
1 とSβ’の間,およびS2 とSi’の間の相対位相差
Φ1 ,Φ2 がそれぞれ逆相とならないように送端位相制
御を行う方法がとられ,送信器側に位相可変手段を設
け,また受信器側に位相検出手段を設けて位相制御を行
うようにする。
【0015】さらに周波数選択性フェージングにより信
号の周波数特性が劣化した場合に対しては,図2(c) の
ように,受信器側で信号の周波数特性を検出して,送信
器側の電力レベルを制御し,状況により異偏波の受信信
号を使用できるようにする。このため送信器側に信号レ
ベル可変手段を設け,受信器側に振幅周波数特性検出手
段が設けられる。
【0016】
【作用】図1に示す本発明のホットスタンドバイ通信方
式の多重無線装置では,切替スイッチ7を制御して送信
器および受信器を含む系統を単位にヒットレス切替えが
行われる。系統間での信号の搬送波位相,クロック,フ
レームについて常に,同期がとれているため,切替スイ
ッチ7に高速スイッチを用いることにより同期はずれの
ないヒットレス切替えが可能となる。
【0017】また同じ理由で任意の系統の送信器あるい
は受信器を保守したい場合も,送信器あるいは受信器単
独に切り離すことが可能となり,保守対象機器を含む系
統を,通信運用中であっても常に安全に非選択側に切替
えることができ,保守を可能にする。
【0018】さらに回線状態の悪化により現用系の信号
レベルが低下しても,他系からの異偏波信号の干渉が少
なく,また品質のよい方の偏波信号を採用して同期はず
れのない良好な通信品質の維持が可能となる。
【0019】
【実施例】次に,本発明の実施例を説明する。以下の実
施例の説明で使用される各図中の記号は次の通りである
(アルファベット順で示す)。
【0020】 ATT : 減衰器 B/U :バイポーラ・ユニポーラ変換回路 CONT :制御回路 EPS :無限移相器 F特DET:周波数特性検出器 H :ハイブリッド IFLo :IFローカル信号 MIX :ミキサ MOD :変調器 OSC :発振器 PDET :位相検出回路 RFLo :RFローカル信号 RX :受信部 SW :切替スイッチ SYS1 :系統1 SYS2 :系統2 TX :送信部 U/B :ユニポーラ・バイポーラ変換回路 Vco :再生搬送波 (1) 受信器への信号到着時間を同じにする絶対遅延時間
補正の実施例 偏波の異なる2系統の送信器および受信器において,各
系統の受信器への信号到着時間,つまり絶対遅延時間
は,主の偏波の信号間,主と漏れの偏波の信号間でとも
に等しくするため,第3図に示すように,V偏波の系の
主の信号S1 とH偏波の系の主の信号S2 の変調器MO
Dおよび復調器DEM間の各絶対遅延時間DAD1とD
AD2とが一致するように,またV偏波の系からH偏波
の系への漏れ信号S1 ’の絶対遅延時間DAD1’とH
偏波の系からV偏波の系への漏れ信号Sβ’の絶対遅延
時間DAD2’とがそれぞれDAD2とDAD1とに一
致するように,送信側と受信側のそれぞれにおいて,い
ずれか一方の系に絶対遅延時間補正回路DADEが挿入
される。
【0021】図3は,DADEを送信側と受信側のIF
帯区間に挿入した例であるが,図4のようにRF区間に
挿入してもよい。送信側のDADEと受信側のDADE
は,次のような機能をもつ。 送信側DADE 図5はV偏波の系の受信について示したもので,パス1
はV偏波の系の主の信号S1 のパスであり,パス2はH
偏波の系からV偏波の系へ漏れ信号Sβ’のパスであ
る。通常時,パス2側の信号Sβ’の受信レベルは受信
アンテナの異偏波識別度XPD分低いレベルになるが,
パス1側の信号S1 のレベルがフェージング等の影響に
より低下した場合には異偏波間干渉の影響が大きくな
る。これを避けるために,パス1とパス2の絶対遅延時
間DAD1とDAD1’のうちいずれか短い方にDAD
Eを挿入する(図3および図4はDAD1が短い場合の
例である)。H偏波の系の受信についても同様にして送
信側へのDADEの挿入が行われる。 受信側DADE 送信側DADEと同じ理由で,図6に示すように,例え
ばH偏波の系の受信側において信号レベルが低下した場
合の干渉を避けるために,DAD1とDAD2’とが同
一になるよう,絶対遅延時間が短い方の受信側にDAD
Eを挿入する。図3はDADEをRF区間に挿入した場
合の例,そして図4はIF区間に挿入した場合の例であ
る。 (2) 送端位相制御の実施例 異偏波の信号間で,フェージング等により妨害波比D/
Uが低下したとき,前記のDADEに加えて,受信入力
において,受信した異偏波の関係にある2波の信号波
が,少なくとも逆位相とならないように,2系統の送信
器側の位相を維持しなくてはならない。
【0022】図7〜14は,受信側2系統の受信器の位
相差を検出し,送信側の信号位相を制御することによ
り,2系統の受信器の位相差を最小とするものである。
図7〜14は,2系統の受信器のIF信号を乗算器等に
よる位相検出回路PDETに導入し,位相情報を逆方向
回線のサービスチャネル等で転送し,送信側の信号位相
を制御する方法である。
【0023】図7は,送信信号位相を可変にする手段と
して,SYS1の送信系におけるIFローカル信号IF
Lo の位相を,無限移相器EPSを用いて変化させる実
施例を示す。
【0024】図8は,図7のIFローカル信号IFLo
の代わりにRFローカル信号RFLo を変化させる実施
例を示す。図9は,IF信号をEPSに導入して,その
位相を直接変化させる実施例を示す。
【0025】図10は,RF信号をEPSに導入して,
その位相を直接変化させる実施例を示す。図11〜図1
4は,受信器における位相誤差情報を得る手段として,
DEMの再生搬送波Vcoの位相差をPDETにより検出
する方法をとる実施例である。PDETには,論理回路
またはアナログ乗算器などが用いられ,その他の構成は
図7〜図10の実施例と同様である。 (3) 送信電力制御の実施例 以上述べた実施例は,周波数特性に対して均一に作用す
るフェージングに対しては効果的であるが,周波数選択
性フェージングの場合には,振幅周波数特性の劣化が生
じるため,周波数選択性フェージングの影響を被った現
用系のチャネルにおいては,正規の受信偏波信号を捨
て,待機系の異偏波信号を積極的に受信する方が有利で
ある。図15および図16は,その方法をとる実施例で
ある。
【0026】図15の実施例では,減衰器ATTが送信
器のIF区間(MOD出力)に挿入されており,図16
の実施例ではATTが送信器のRF区間(TX出力)に
挿入されている。周波数特性の検出は,両実施例とも受
信器のIF信号(RX出力)について行っており,それ
ぞれF特DETを用いて各系のIF信号の周波数特性を
検出し,受信器側のCONTで両系の周波数特性につい
て劣化の有無を調べ受信に適した系を決定し,逆方向回
線を用いて送信器側のCONTにその情報を通知する。
送信器側のCONTは,通知された情報に基づいてAT
Tを制御する。すなわち正規に受信している側の偏波信
号の周波数特性が劣化した場合には強制的にその送信レ
ベルを下げ,異偏波側の信号が主に受信されるようにす
る。この場合,送信レベルを下げる程度は,F特DET
のレベル検出能力によって識別できる範囲内でなければ
ならない。また異偏波側のレベルを同時に上げてやるこ
とも可能であり,効果的である。なお,ATTの代わり
に可変利得増幅器を用いてもよい。
【0027】以上述べた(1),(2),(3) の実施例は任意に
組み合わせることができる。例えば図17は,絶対遅延
時間補正の図3の実施例と送端位相制御の図7の実施例
とを組み合わせた実施例,図18は図3の実施例と図1
2の実施例とを組み合わせた実施例,図19は図3と図
7と図15の各実施例を組み合わせた実施例,図20は
図3と図10と図14の各実施例を組み合わせた実施例
である。
【0028】
【発明の効果】本発明により,V,H両偏波の系統の受
信信号間に位相差がなくなるため,系統の切替えを常に
位相はずれを生じることなく行うことができるため,通
信品質が改善されるとともに,送信器あるいは受信器の
保守を目的とする系統の切替えを随時行うことが可能と
なることによって,従来のように通信運用中の保守を避
けて夜間にのみ保守を行っていたような制約も不要とな
り,保守性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明構成の説明図である。
【図3】DADEをIF区間に挿入した実施例の構成図
である。
【図4】DADEをRF区間に挿入した実施例の構成図
である。
【図5】送信側DADEの説明図である。
【図6】受信側DADEの説明図である。
【図7】IF信号位相検出−IFL。位相制御の実施例
の構成図である。
【図8】IF信号位相検出−RFL。位相制御の実施例
の構成図である。
【図9】IF信号位相検出−IF信号位相制御の実施例
の構成図である。
【図10】IF信号位相検出−RF信号位相制御の実施
例の構成図である。
【図11】再生搬送波Vcoにより位相検出−IFLo 位
相制御の実施例の構成図である。
【図12】再生搬送波Vcoにより位相検出−RFLo 位
相制御の実施例の構成図である。
【図13】再生搬送波Vcoにより位相検出−IF信号位
相制御の実施例の構成図である。
【図14】再生搬送波Vcoによる位相検出−RF信号位
相制御の実施例の構成図である。
【図15】IF段による送信電力制御の実施例の構成図
である。
【図16】RF段による送信電力制御の実施例の構成図
である。
【図17】組み合わせによる実施例(その1)の構成図
である。
【図18】組み合わせによる実施例(その2)の構成図
である。
【図19】組み合わせによる実施例(その3)の構成図
である。
【図20】組み合わせによる実施例(その4)の構成図
である。
【図21】従来のホットスタンドバイ通信方式の説明図
である。
【符号の説明】 1,1’:送信器(TX1,TX2) 3,3’:送信アンテナ 4,4’:受信アンテナ 6,6’:受信器(RX1,RX2) 8,8’,9,9’:同期調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 貴之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−274534(JP,A) 特開 平1−288115(JP,A) 特開 平2−177736(JP,A) 特開 昭60−204138(JP,A) 特開 昭61−242429(JP,A) 特開 平1−198834(JP,A) 特開 平2−104029(JP,A) 特開 平3−26122(JP,A) 特開 昭57−97749(JP,A) 特開 昭60−93832(JP,A) 特開 昭63−79430(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 11/00 H04J 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信器と,送信アンテナと,受信アンテ
    ナと,受信器とからなる通信系統を2系統そなえ,各系
    統には単一周波の直交するV偏波とH偏波の各一方の電
    波が用いられ,受端側で前記各系統の受信器の受信信号
    出力の一方が随時切替え選択されるホットスタンドバイ
    通信方式による多重無線装置において, 前記2系統の通信系統の各々における受信器の受信信号
    間を同期させる同期調整手段と,各系統の送信器に設け
    た信号レベル可変手段と,各系統の受信器に設けた振幅
    周波数特性検出手段とをそなえ,各系統の受信器におけ
    る受信信号の振幅周波数特性から周波数選択性フェージ
    ングを検出して,当該フェージングが発生している系統
    の送信電力レベルを低下させ,他系統の異偏波信号によ
    る受信を行うことを特徴とするホットスタンドバイ通信
    方式による多重無線装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,各系統の受信器の受
    信信号同士を同期させる同期調整手段は,各系統の送信
    器から各系統の受信器への全てのパスについて,信号到
    着時間が等しくなるように設けられた絶対遅延時間補正
    回路であることを特徴とするホットスタンドバイ通信方
    式による多重無線装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において,各系統の受信器の受
    信信号同士を同期させる同期調整手段は,各系統の送信
    器の少なくとも1つに設けた位相可変手段と,各系統の
    受信器における受信信号間の位相を検出する位相検出手
    段とからなり,前記受信信号間の位相が逆相とならない
    ように位相可変手段を制御することを特徴とするホット
    スタンドバイ通信方式による多重無線装置。
JP15303791A 1991-06-25 1991-06-25 ホットスタンドバイ通信方式による多重無線装置 Expired - Lifetime JP2879859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15303791A JP2879859B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 ホットスタンドバイ通信方式による多重無線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15303791A JP2879859B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 ホットスタンドバイ通信方式による多重無線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH053465A JPH053465A (ja) 1993-01-08
JP2879859B2 true JP2879859B2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=15553598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15303791A Expired - Lifetime JP2879859B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 ホットスタンドバイ通信方式による多重無線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2879859B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614005A (ja) * 1992-06-24 1994-01-21 Nec Corp 現用予備切替え装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH053465A (ja) 1993-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8811924B2 (en) Diversity receiver and method performed by a diversity receiver
US6281840B1 (en) Radio communication apparatus and transmission antenna changing method
EP0744841A2 (en) Method and apparatus for transmission and reception of burst signals using time diversity and antenna switching
CA1311802C (en) Diversity antenna communication system
JP2879859B2 (ja) ホットスタンドバイ通信方式による多重無線装置
JP4345280B2 (ja) 無線通信装置及びそれを用いた無線通信システム
JP3175867B2 (ja) 移動無線基地局のダイバーシチ装置
JPH0613947A (ja) マルチパス通信用無線装置
JP3456405B2 (ja) 2偏波スペースダイバーシティ無線装置
JP2581424B2 (ja) ホットスタンバイ送受信装置
JP2560617B2 (ja) ホットスタンバイ送受信システム
JP4067607B2 (ja) 監視機能付きダイバシティ無線通信装置
JP2000353998A (ja) ダイバーシティ受信機およびダイバーシティ送信機
JPH07245577A (ja) ダイバーシチ通信装置
JP2000151543A (ja) 両偏波伝送装置
JPS61101134A (ja) ダイバ−シテイ受信方法
JP2682514B2 (ja) 受信ホットスタンバイ方式
JPH098774A (ja) デジタル無線通信装置
JP3222690B2 (ja) 交差偏波間干渉補償装置および無線受信装置
JPH066275A (ja) ダイバーシチ無線機
JPH09307491A (ja) ダイバーシティ受信回路
JP2513324B2 (ja) 両偏波伝送装置
JP2787905B2 (ja) 送信出力制御方式
JP2843033B2 (ja) ディジタル通信方式
JPH0425223A (ja) 送信電力制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990112